JPH06189104A - 解像度自動選択ファクシミリ装置 - Google Patents

解像度自動選択ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH06189104A
JPH06189104A JP4336339A JP33633992A JPH06189104A JP H06189104 A JPH06189104 A JP H06189104A JP 4336339 A JP4336339 A JP 4336339A JP 33633992 A JP33633992 A JP 33633992A JP H06189104 A JPH06189104 A JP H06189104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
resolution
deterioration
degree
dpi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4336339A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Shiki
豊 信貴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4336339A priority Critical patent/JPH06189104A/ja
Publication of JPH06189104A publication Critical patent/JPH06189104A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信画像の画質を考慮して、各送信画像に最
適な解像度を自動選択するファクシミリ装置を提供す
る。 【構成】 本発明のファクシミリ装置は、複数の解像度
モードを有し、原稿を最高解像度で入力する入力手段
と、入力された最高解像度の画像(以下これを原画像と
いう)を縮小して上記解像度モードに対応する他の解像
度の画像を得る画像縮小手段と、縮小画像の原画像に対
する画質の劣化度を求める画質評価手段とを備え、画質
の劣化度があらかじめ設定した範囲内である解像度モー
ドのうち、最も低い解像度モードを選択する解像度モー
ド選択手段とを備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信画像の画質を考慮
して、各送信画像に対して最適な解像度を、自動的に選
択するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、送信原稿
をファクシミリ装置に入力する前に、送信者が各原稿毎
に送信時の解像度をあらかじめ設定する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置では、送信者が送信原稿毎に画質と送信時間(または
送信コスト)を考慮して最適な解像度を選択し、ファク
シミリ装置に入力しなければならないといった手間が必
要である。
【0004】本発明は、送信画像の画質を評価して、各
送信画像に最適な解像度を自動的に選択するファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、複数の解像度モードを有し、原稿を最高解像度で
入力する入力手段と、入力された最高解像度の画像(以
下これを原画像という)を縮小して上記解像度モードに
対応する他の解像度の画像を得る画像縮小手段と、縮小
画像の原画像に対する画質の劣化度を求める画質評価手
段とを備え、画質の劣化度があらかじめ設定した範囲内
である解像度モードのうち、最も低い解像度モードを選
択する解像度モード選択手段とを備えていることを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明の解像度自動選択ファクシミリ装置は、
複数の解像度モードを有しており、入力手段により、そ
のうちの最高解像度で原稿を入力する。入力された最高
解像度の画像(以下これを原画像という)は、画像縮小
手段により縮小され、上記解像度モードに対応する他の
解像度の画像が作成される。
【0007】次に、画質評価手段により、原画像に対す
る縮小画像の画質の劣化度が求められる。そして、解像
度モード選択手段により、原画像に対する画質の劣化度
があらかじめ設定された範囲内である画像の解像度モー
ドのうち、最も低い解像度モードが選択される。
【0008】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
説明する。
【0009】本実施例の解像度モード選択手段は、最高
解像度の画像から、順次解像度の低い画像を生成し、そ
の都度劣化度を求め、劣化度があらかじめ設定した範囲
内であればさらに縮小し、劣化度があらかじめ設定した
範囲外であれば、その解像度の画像を選択するという方
法で実施した。このようにすると、縮小の回数が少な
く、全体として処理時間が少なくなり、効率的である。
【0010】本実施例の解像度自動選択ファクシミリ装
置において、送信解像度は副走査方向に400DPI、
200DPI、100DPIの3種類であり、読み取り
の解像度は400DPIであるとする。
【0011】図2は、本実施例のブロック図である。同
図の1は送信原稿を読み取り2値化を行う入力部、2は
解像度自動選択装置全体の制御を行う制御部、3は送信
する2値画像の符号化を行う符号化部、4は符号化され
た画像信号を電話回線に送出する送信部、5は1で読み
取った2値画像や縮小画像などを記憶する画像メモリ、
6は5の画像メモリ内の画像を縮小する画像縮小部、7
は縮小画像の最高解像度画像に対する画質の劣化を評価
する画質評価部である。
【0012】解像度モード選択手段は、制御部内に、画
質評価部7の出力値により、画像メモリ5内の画像デー
タを符号化部へ送るか、画像縮小部6を起動させて画像
メモリ5内の画像データをさらに縮小するかを選択する
手段を設けることによって構成する。
【0013】画質の劣化度は例えば、原画像の副捜査方
向(縮小方向)の走査中に見られる画素の濃度(0/
1)の全反転回数に対する、縮小画像の副捜査方向(縮
小方向)の走査中に見られる画素の濃度の全反転回数の
割合(以下これを画素反転率という)を用いる。画素反
転率は、縮小による細線の消失や文字中のホールの消失
(いわゆるツブレ)が反映されるものであり、細線やホ
ールの消失が少ないほど画素反転率が大きくなる。
【0014】人間が画質が劣化したと感じるのは、この
ような細線の消失やホールの消失によるところが大き
い。したがって、画素反転率が小さいほど、縮小画像は
原画像に比べて劣化の度合いが大きく、逆にこの値が大
きいほど(1に近いほど)劣化の度合いが少ない。
【0015】図3は、画素反転率と、縮小画像の画質を
主観評価した結果との相関を示すグラフである。図3に
おいて、横軸は画素反転率をパーセンテージで表したも
の、縦軸は主観評価の結果である。このグラフより、画
素反転率と人間の主観評価との間には、強い相関がある
ことが分かる。
【0016】評価に用いた画像は、新聞、雑誌、学会論
文誌などからとった、19種類の文書(サイズはすべて
A4)を、主走査方向、副走査方向の解像度がそれぞ
れ、200DPI、400DPIのスキャナーで読み取
ったものである。これらの画像を副走査方向に1/2に
縮小した画像、1/4に縮小した画像を作成し、それぞ
れ、副走査方向の解像度が200DPI、100DPI
のプリンターで印刷した。
【0017】これらを副走査方向の解像度が400DP
Iのプリンターで印刷した原画像と比べた画質の劣化の
度合いを、図4の評価基準の表の中から最も近い評点を
選ぶという方法で主観評価を行った。このような方法で
10人により主観評価を行い、各画像について10人分
の評点を平均し、その画像の評点とした。図4の評価基
準の表より、評点4以上を画質の劣化が許容範囲内であ
るとし、このことと図3のグラフより、閾値を95に定
めて、画素反転率が95パーセント以上を画質の劣化度
が許容範囲内であるとする。
【0018】図1は、解像度モード選択手段の動作を示
すフローチャートである。
【0019】まず、送信原稿を1の入力部で最高解像度
である副走査方向400DPIで読み取って2値化を行
い、5の画像メモリに記録する。次に、6の画像縮小部
でこの400DPI画像に対し副走査方向に1/2の縮
小を行うことにより、副走査方向200DPIの画像を
作成し、5の画像メモリに記録する。
【0020】そして、7の画質評価部で200DPI画
像の400DPI画像に対する画質の劣化度を求める。
画質の劣化度は、上で説明したように、画素反転率を用
いる。もし、200DPI画像の画素反転率が95パー
セント未満であれば、200DPI画像の画質は400
DPI画像に比べて激しく劣化していると判断し、40
0DPI画像データを3の符号化部へ渡す。
【0021】画素反転率が95パーセント以上であれ
ば、200DPI画像の画質は400DPI画像に比べ
てほとんど劣化していないと判断し、200DPI画像
に対してさらに副走査方向に1/2の縮小を行い、副走
査方向100DPIの画像を作成し、画像メモリ5に記
録する。そして、画質評価部7で100DPI画像の4
00DPI画像に対する画質の劣化度(画素反転率)を
求める。
【0022】もし、100DPI画像の画素反転率が9
5パーセント未満であれば、100DPI画像の画質は
400DPI画像に比べて激しく劣化していると判断し
て200DPI画像データを符号化部3へ渡し、画素反
転率が95パーセント以上であれば、100DPI画像
の画質は400DPI画像に比べてほとんど劣化してい
ないと判断して100DPI画像データを符号化部3へ
渡す。このようにして、ファクシミリ送信時の最適な解
像度を自動選択することができる。
【0023】解像度モード選択手段は、上記のように構
成することもできるが、ファクシミリがもつ全ての解像
度の画像を生成してから、これらについて劣化度を求
め、劣化度があらかじめ設定した範囲内である画像の解
像度モードのうちから、最も低い解像度モードを選択す
るという方法で構成することも考えられる。
【0024】この解像度自動選択機能は、デジタルコピ
ーやスキャナーなど、CCDを用いて画像を入力する装
置での画像縮小処理に対しても応用できる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、送信原稿
毎に最適な解像度を自動的に選択できるので、送信者が
各原稿毎に解像度をあらかじめ設定するという手間がな
く、最高解像度で送信した場合とほとんど差のない高画
質の画像をできるだけ高速に送信できるといった効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のフローチャートである。
【図2】本発明の装置のブロック図である。
【図3】主観評価と画素反転率との相関を表すグラフで
ある。
【図4】主観評価の評価基準表である。
【符号の説明】
1 入力部 2 制御部 3 符号化部 4 送信部 5 画像メモリ 6 画像縮小部 7 画質評価部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の解像度モードを有するファクシミ
    リ装置において、原画像として原稿を最高解像度で入力
    する入力手段と、入力された原画像を縮小して上記解像
    度モードに対応する他の解像度の画像を得る画像縮小手
    段と、縮小画像の原画像に対する画質の劣化度を求める
    画質評価手段とを備え、画質の劣化度があらかじめ設定
    した範囲内である解像度モードのうち、最も低い解像度
    モードを選択する解像度モード選択手段とを備えている
    ことを特徴とする解像度自動選択ファクシミリ装置。
JP4336339A 1992-12-16 1992-12-16 解像度自動選択ファクシミリ装置 Pending JPH06189104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4336339A JPH06189104A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 解像度自動選択ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4336339A JPH06189104A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 解像度自動選択ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06189104A true JPH06189104A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18298103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4336339A Pending JPH06189104A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 解像度自動選択ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06189104A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034963A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Canon Inc 適応型自動レイアウト機能を持った画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034963A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Canon Inc 適応型自動レイアウト機能を持った画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4786976A (en) Image processing apparatus
US7633650B2 (en) Apparatus and method for processing binary image produced by error diffusion according to character or line drawing detection
JP3327617B2 (ja) 良好な印刷可能画像を得るためにハーフトーンの適応走査を用いる画像処理装置
JPH0683365B2 (ja) 画像処理装置
GB2262200A (en) Facsimile image resolution conversion by mapping pixel blocks
JPS60257660A (ja) 複写装置
US6674551B1 (en) Image processing device and image processing method
US7307758B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
US6621944B1 (en) Image reader
JP3310744B2 (ja) 解像度変換装置
JP5222409B2 (ja) プリンタ装置
JP2004357289A (ja) 画像形成装置および画像形成プログラム
JPH06189104A (ja) 解像度自動選択ファクシミリ装置
JP2839006B2 (ja) 画像出力装置
JP2003189099A (ja) 画像処理装置
US5745245A (en) Communication apparatus
JP3468966B2 (ja) 画像処理装置
US5274462A (en) Image input and output method
JP3220217B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2007194955A (ja) 画像処理装置
JPH10243237A (ja) 画像出力装置
JP3181905B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2003163797A (ja) 画像読取り装置
JPS6335071A (ja) 変倍方法
JPH11355574A (ja) 画像処理装置と画像処理方法