JPH06188880A - コネクションレスサーバ間帯域制御方式 - Google Patents

コネクションレスサーバ間帯域制御方式

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JPH06188880A
JPH06188880A JP34043392A JP34043392A JPH06188880A JP H06188880 A JPH06188880 A JP H06188880A JP 34043392 A JP34043392 A JP 34043392A JP 34043392 A JP34043392 A JP 34043392A JP H06188880 A JPH06188880 A JP H06188880A
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JP34043392A
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Takeshi Kawasaki
健 川崎
Masabumi Kato
正文 加藤
Edamasu Kamoi
條益 鴨井
Toshio Somiya
利夫 宗宮
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コネクションレスサーバ間帯域制
御方式に関し、網管理者の手によらずとも、サーバ間の
帯域を適切に設定できるようにすることを目的とする。 【構成】 コネクションレスサービスを実現するため
に、交換機を含むパス2を介して相互に接続された送信
サーバ3と受信サーバ6とをそなえ、送信サーバ3およ
び受信サーバ6において、それぞれ通信品質に関係する
自己の状態を測定し、測定した自己の状態に応じてパス
2の帯域を決定するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクションレスサー
バ間帯域制御方式に関する。一般的な情報交換網におい
ては、通信開始前に経路設定を行ない、通信路の帯域を
確保するコネクション型の通信を採用している。一方、
コネクションレス型通信では、発信端末においてデータ
発生と同時にデータに着信アドレスを付与して網に送出
する。網においては、コネクションレスサーバがデータ
に付与されたアドレスを判別し、順に中継しながら、着
信端末まで転送する。そして、端末とサーバ間およびサ
ーバ相互間は半固定パスによって予め接続して、送信サ
ーバにおいては、設定した帯域以上のデータをパス上に
送出しないように、到着したデータのバッファリングを
行なう。
【0002】
【従来の技術】現在のところコネクションレスサービス
自体は提供されていないが、従来の電話通信等において
は、パスの設定は網管理者の判断により行なわれてい
る。すなわち、網管理者が、過去のデータ等から、サー
ビス品質を保持するために必要帯域を推測し、設備等を
設定するという方式が採られているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来における網管理者の判断によるパス帯域設定方
式では、サーバが多い場合には、全てのパスの帯域を網
管理者が判断して設定するのは非常に難しく、また、網
管理者の判断だけでは即時の対応ができない等の課題が
ある。
【0004】さらに、上記のごとく、コネクションレス
サービス自体は現在使われておらず、従ってサービス自
体の特性が不明であるため、網管理者による必要帯域の
推測は困難である。本発明は、このような課題に鑑み創
案されたもので、網管理者の手によらずとも、サーバ間
の帯域を適切に設定できるようにした、コネクションレ
スサーバ間帯域制御方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1にかかる
本発明の原理ブロック図で、この図1において、1は交
換機スイッチ網である。2はパスであり、このパス2
は、送信サーバ3と受信サーバ6とを交換機スイッチ網
1を介して相互に接続するものである。ここで、送信サ
ーバ3は、送信端末または前段のサーバから到着するデ
ータを受信サーバ6へ送信するもので、品質監視部4と
送出制御部5を備えている。
【0006】そして、品質監視部4は、通信品質に関係
する送信サーバ3の状態を測定するものであり、送出制
御部5は、品質監視部4で測定した送信サーバ3の状態
に応じてパス2の帯域を決定するものである。受信サー
バ6は、送信サーバ3より受信したデータを次段のサー
バまたは受信端末へ送信するもので、品質監視部7と送
出制御部8とを備えている。
【0007】そして、この品質監視部7は、通信品質に
関する受信サーバ6の状態を測定するものであり、送出
制御部8は、品質監視部7で測定した受信サーバ6の状
態に応じてパス2の帯域を決定するものである。図2は
請求項2にかかる本発明の原理ブロック図であるが、こ
の図2に示すように、送信サーバ3は、バッファ9,流
量計測部10,廃棄計測部11,読出制御部12を備え
て構成されている。
【0008】ここで、バッファ9は、前段のサーバまた
は送信端末から到着するセルまたはメッセージを蓄える
ものである。流量計測部10は、前段のサーバまたは送
信端末から到着するデータ量またはメッセージの数を計
測するものであり、廃棄計測部11は、バッファ9から
溢れて廃棄されるデータ量またはメッセージの数を計測
するものであり、読出制御部12は、バッファ7からの
読み出しを制御するものである。
【0009】また、13は廃棄率計測部であり、この廃
棄率計測部13は、流量計測部10での計測値と廃棄計
測部11での計測値から、データ量またはメッセージの
廃棄率を計測するものである。さらに、この図2に示す
ように、受信サーバ6は、バッファ14,流量計測部1
5,廃棄計測部16,読出制御部17を備えて構成され
ている。
【0010】ここで、バッファ14は、送信サーバ3か
ら送られるデータ量またはメッセージを蓄えるものであ
る。流量計測部は15は、送信サーバ3から送られるデ
ータ量またはメッセージの数を計測するものであり、廃
棄計測部16は、バッファ14から溢れて廃棄されるデ
ータ量またはメッセージの数を計測するものであり、読
出制御部17は、バッファ14からの読み出しを制御す
るものである。
【0011】また、18は廃棄率計測部であり、この廃
棄率計測部18は、流量計測部15での計測値と廃棄計
測部16での計測値から、データ量またはメッセージの
廃棄率を計測するものである。図3は請求項3にかかる
本発明の原理ブロック図であるが、この図3に示すよう
に、送信サーバ3は、バッファ9,バッファ長監視部1
9,読出制御部12を備えて構成されるとともに、受信
サーバ6は、バッファ14,バッファ長監視部20,読
出制御部17を備えて構成されている。
【0012】ここで、バッファ長監視部19は、バッフ
ァ9のバッファ長を測定するものであり、バッファ長監
視部20は、バッファ14のバッファ長を測定するもの
である。なお、送信サーバ3におけるバッファ9,読出
制御部12および受信サーバ6におけるバッファ14,
読出制御部17は、前述の図2に示したものと同じであ
る。
【0013】図4は請求項4にかかる本発明の原理ブロ
ック図であるが、この図4に示すように、送信サーバ3
は、バッファ9,流量計測部10,品質監視部4,読出
制御部12を備えて構成されるとともに、受信サーバ6
は、バッファ14,品質監視部7,読出制御部17を備
えて構成されている。なお、送信サーバ3におけるバッ
ファ9,流量計測部10,品質監視部4,読出制御部1
2および受信サーバ6におけるバッファ14,品質監視
部7,読出制御部17は既述のものと同じである。
【0014】また、21は帯域基準判定部であり、この
帯域基準判定部21は全帯域に対するパス2の帯域の実
質利用効率を判別するものである。図5は請求項5にか
かる本発明の原理ブロック図であるが、この図5に示す
ように、送信サーバ3は、バッファ9,品質監視部4,
読出制御部12を備えて構成されるとともに、受信サー
バ6は、バッファ14,品質監視部7,読出制御部17
を備えて構成されている。この場合も、送信サーバ3の
バッファ9,品質監視部4,読出制御部12および受信
サーバ6のバッファ14,品質監視部7,読出制御部1
7は既述のものと同じである。
【0015】また、22は呼処理部であり、この呼処理
部22は、送信サーバ3と受信サーバ6をつなぐ交換機
に備わっているもので、帯域設定部23を持つ。ここ
で、帯域設定部23は、通信品質に関する送信サーバ3
の状態と通信品質に関する受信サーバ6の状態とからパ
ス2の帯域を決定するものである。図6は請求項6にか
かる本発明の原理ブロック図であるが、この図6に示す
ように、送信サーバ3は、バッファ9,品質監視部4,
読出制御部12,必要帯域判定部24を備えて構成され
るとともに、受信サーバ6は、バッファ14,品質監視
部7,読出制御部17を備えて構成されている。
【0016】ここで、必要帯域判定部24は、品質監視
部4が測定した送信サーバ3の状態と、品質監視部7が
測定した受信サーバ6の状態とに基づいて、パス2の帯
域を決定するものである。なお、送信サーバ3のバッフ
ァ9,品質監視部4,読出制御部12および受信サーバ
6のバッファ14,品質監視部7,読出制御部17は既
述のものと同じである。
【0017】図7は請求項7にかかる本発明の原理ブロ
ック図であるが、この図7に示すものでは、送信サーバ
3と受信サーバ6が、図6に示すものと同様に構成され
るとともに、呼処理部22が帯域設定部25を備えて構
成されている。ここで、帯域設定部25は、送信サーバ
3で決定されたパス2の帯域に基づいて、パス2の帯域
を制御をするものである。
【0018】図8は請求項8にかかる本発明の原理ブロ
ック図であるが、この図8に示すように、送信サーバ3
は、バッファ9,品質監視部4,読出制御部12,帯域
判定部26を備えて構成され、受信サーバ6は、バッフ
ァ14,品質監視部7,読出制御部17を備えて構成さ
れるとともに、呼処理部22は呼受付/解放制御部27
と使用可能帯域判定部28を備えて構成される。
【0019】ここで、帯域判定部26は、呼処理部22
から通知された内容と送信サーバ3および受信サーバ6
の状態からパス2の必要帯域を推定するものである。ま
た、呼受付/解放制御部27は、通話路上の各通信の帯
域を管理するものであり、使用可能帯域判定部28は、
通話路上の他の通信での利用状況から、パス2が最大限
利用できる容量を判定するものである。
【0020】なお、送信サーバ3のバッファ9,品質監
視部4,読出制御部12および受信サーバ6のバッファ
14,品質監視部7,読出制御部17は既述のものと同
じである。
【0021】
【作用】上述の本発明のコネクションレスサーバ間帯域
制御方式では、図1に示すように、送信サーバ3および
受信サーバ6において、それぞれ通信品質に関係する自
己の状態を測定し、測定した自己の状態に応じてパス2
の帯域を決定するが(請求項1)、図2に示すように、
送信サーバ3および受信サーバ6での自己の状態の測定
として、データ量またはメッセージの廃棄率を測定して
も良く(請求項2)、あるいは、図3に示すように、送
信サーバ3および受信サーバ6での自己の状態の測定と
して、バッファ長を測定しても良い(請求項3)。
【0022】また、図4に示すように、パス2の帯域を
全帯域に対する実質利用効率に基づいて決定するように
しても良い(請求項4)。なお、図5に示すように、送
信サーバ3および受信サーバ6においてそれぞれ測定し
た自己の状態を交換機の呼処理部22に通知し、この呼
処理部22において、パス2の帯域を決定しても良く
(請求項5)、あるいは、図6に示すように、受信サー
バ6が測定した自己の状態を送信サーバ3へ転送し、送
信サーバ3において、転送されてきた受信サーバ6が測
定した自己の状態と送信サーバ3が測定した自己の状態
とに基づいて、受信サーバ6へ送出するバス2の帯域を
決定しても良いが(請求項6)、後者(請求項6)の場
合、図7に示すように、送信サーバ3で決定されたパス
2の帯域を交換機の呼処理部22に通知し、この呼処理
部22において、パス2の帯域を制御するようにしても
良く(請求項7)、あるいは、図8に示すように、呼処
理部22がサーバ間パス2が経由する通話路上の他の通
信での利用状況からパス2が最大限利用できる容量を送
信サーバ3に通知し、送信サーバ3において、通知され
た内容と送信サーバ3および受信サーバ6の状態から必
要帯域を推定し、パス2を経由してデータの流量を制御
するようにしても良い(請求項8)。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (a)第1実施例の説明 図9は本発明の第1実施例を示すブロック図で、この図
9において、31はパスであり、このパス31は、交換
機を含んで送信サーバ32と受信サーバ37を相互に接
続するものである。
【0024】まず、送信サーバ32は、送信端末または
前段のサーバから到着するデータを受信サーバ37に送
信するものであり、バッファ33,流量計測部34,廃
棄計測部35,読出制御部36を備えて構成される。こ
こで、バッファ33は、送信端末または前段のサーバか
ら到着するデータを蓄えるものである。
【0025】流量計測部34は、送信端末または前段の
サーバから到着するデータ量を計測するものであり、廃
棄計測部35は、バッファ33から溢れて廃棄されるデ
ータ量を計測するものであり、読出制御部36は、バッ
ファ33からの読み出しを制御するものである。また、
受信サーバ37は、送信サーバ32より送られるデータ
を次段のサーバまたは受信端末へ送信するものであり、
バッファ38,流量計測部39,廃棄計測部40,読出
制御部41を備えて構成される。
【0026】ここで、バッファ38は、送信サーバ32
から到着するデータを蓄えるものである。流量計測部3
9は、送信サーバ32から到着するセル数を計測するも
のであり、廃棄計測部40は、バッファ38から溢れて
廃棄されるデータ量を計測するものであり、読出制御部
41は、バッファ38からの読み出しを制御するもので
ある。
【0027】さらに、42は呼処理部であり、この呼処
理部42は、交換機に備わっているものであり、基準帯
域設定部43,廃棄率判定部44,45,帯域設定部4
6を備えている。ここで、基準帯域設定部43は、送信
サーバ32に到着したデータ量から、パスの必要となる
基本帯域の計算を行なうものである。
【0028】また、一方の廃棄率判定部44は、流量計
測部34での計測値と廃棄計測部35での計測値とか
ら、データの廃棄率を算出しレベル化するものであり、
他方の廃棄率判定部45は、流量計測部39での計測値
と廃棄計測部40での計測値とから、データの廃棄率を
算出しレベル化するものである。帯域設定部46は、基
準帯域設定部43の出力する基本帯域に対して、廃棄率
判定部44の出力を正の要因、廃棄率判定部45の出力
を負の要因としてパス31の新たな帯域を決定するもの
である。
【0029】上述の構成により、以下のような動作を行
なう。すなわち、送信サーバ32および受信サーバ37
において、ある一定期間内(例えば15分間内)に入力
されたデータ量およびバッファフルにより廃棄されたデ
ータ量を、流量計測部34,39および廃棄計測部3
5,40で計測し、それぞれ呼処理部42へ定期通知す
る。
【0030】そして、呼処理部42においては、基準帯
域設定部43において、送信サーバ32に入力されたデ
ータ量からパス31の必要となる基本帯域の計算を行な
うとともに、送信サーバ32および受信サーバ37より
定期通知された入力データ量および廃棄データ量から、
廃棄率判定部44で送信サーバ32におけるデータの廃
棄率を、廃棄率判定部45で受信サーバ37におけるデ
ータの廃棄率をそれぞれ算出し、レベル化する。
【0031】さらに、帯域設定部46にて、基準帯域設
定部43の出力する基本帯域に対して廃棄率判定部44
の出力を正の要因、廃棄率判定部45の出力を負の要因
として、パス31の新たな帯域を決定し、この新たな帯
域がサーバ間のパスとして設定可能な場合、送信サーバ
32にこの新たな帯域を通知する。そして、送信サーバ
32では、呼処理部42から通知される帯域に従って、
読出制御部36がバッファ33の読み出し制御を行な
い、パス31へセルを送出する。
【0032】このようにこの第1実施例によれば、網管
理者の手によらずパス31の帯域の適切な設定が可能と
なる。 (b)第2実施例の説明 図10は本発明の第2実施例を示すブロック図である
が、この図10に示すように、送信サーバ32は、バッ
ファ33,バッファ長計測部47,読出制御部36,必
要帯域判定部49,MIN選択部50,復号化部48を
備えて構成されるとともに、受信サーバ37は、バッフ
ァ38,バッファ長計測部51,読出制御部41,符号
化部52を備えて構成されている。また、呼処理部42
は、呼受付/解放処理部53,使用可能帯域判定部54
を備えて構成されている。
【0033】ここで、送信サーバ32のバッファ長計測
部47は、バッファ33のバッファ長を計測するもので
あり、復号化部48は、符号化されて送られるバッファ
38のバッファ長の計測値を復号化するものである。ま
た、必要帯域判定部49は、バッファ33のバッファ長
とバッファ38のバッファ長およびパス31の現帯域か
らパス31に必要な帯域を算出するものである。MIN
選択部50は、必要帯域判定部49の算出する必要帯域
と呼処理部42から通知される使用可能帯域のうち、小
さい方をパス31の新たな帯域として選択するものであ
る。
【0034】さらに、受信サーバ37のバッファ長計測
部51は、バッファ38のバッファ長を計測するもので
あり、セル化部52は、バッファ長計測部51で計測し
たバッファ長データを送信可能なフォーマットに符号化
して送信サーバ32へ定期的に送信するものである。呼
処理部42の呼受付/解放処理部53は、通話路上のコ
ネクション型通信の帯域を管理するものであり、使用可
能帯域判定部54は、現設定呼の帯域と通話路の帯域か
ら、パス31が最大使用可能な帯域を判定するものであ
る。
【0035】なお、送信サーバ32のバッファ33,読
出制御部36および受信サーバ37のバッファ38につ
いては、前述の第1実施例のものと同様である。上述の
構成により以下のような動作を行なう。すなわち、呼処
理部42において、コネクション型通信の呼設定/解放
を契機として、現設定呼の帯域と通話路の帯域からパス
31が最大使用可能な帯域を使用可能帯域判定部54が
算出し、送信サーバ32へ通知する。
【0036】また、受信サーバでは、バッファ長計測部
51が入力されるデータ量と出力されるデータ量からバ
ッファ38のバッファ長を算出し、このバッファ長デー
タを符号化部52が符号化して定期的に送信サーバへ通
知する。そして、送信サーバ32においては、バッファ
長計測部47の計測したバッファ33のバッファ長と受
信サーバ37より送られるバッファ38のバッファ長お
よびパス31の現帯域とから、必要帯域判定部49がパ
ス31に必要な帯域を算出する。さらに、MIN選択部
50は、必要帯域判定部49が算出した必要帯域と呼処
理部42から通知される最大使用可能帯域のうち小さい
方をパス31の新たな帯域として選択し、この選択結果
に基づいて、読出制御部36がバッファ33の読出制御
を行ない、データをパス31へ送出する。
【0037】このようにしても、前述第1実施例とほぼ
同様の効果ないし利点が得られるほか、送信サーバ3
2、受信サーバ37のバッファ長を基にパス31の帯域
を決定しているので、送信サーバ32へセルが瞬時的に
集中するような場合でも、即時の対応をとることが可能
となる。 (c)第3実施例の説明 図11は本発明の第3実施例を示すブロック図である
が、この図11においては、送信サーバ32は、バッフ
ァ33,バッファ長計測部47,読出制御部36、必要
帯域判定部49,復号化部48を備えて構成されるとと
もに、受信サーバ37は、バッファ38,バッファ長計
測部51,読出制御部41,符号化部52を備えて構成
されている。また、呼処理部42は、帯域設定部55を
備えて構成されている。
【0038】ここで、帯域設定部55は、必要帯域判定
部49の出力に基づいて、パス31の新たな帯域設定を
行なうものである。なお、送信サーバ32のバッファ3
3,バッファ長計測部47,読出制御部36、必要帯域
判定部49,復号化部48および受信サーバ37のバッ
ファ38,バッファ長計測部51,読出制御部41,符
号化部52は、前述の第1,2実施例のものと同様のも
のである。
【0039】上述の構成により以下のような動作を行な
う。すなわち、受信サーバ37において、バッファ長計
測部51がバッファ38のバッファ長を算出し、このバ
ッファ長データを符号化部52が符号化し、定期的に送
信サーバ32へ通知する。そして、送信サーバ32にお
いては、必要帯域判定部49がバッファ長計測部47の
計測したバッファ33のバッファ長と、受信サーバ37
から送られるバッファ38のバッファ長、およびパス3
1の現帯域とから、パス31に必要な帯域を算出し、呼
処理部42へ通知する。
【0040】また、呼処理部42においては、帯域設定
部55が送信サーバ32から通知されるパス31の必要
帯域に基づいてパス31の帯域を設定し、この設定に基
づいて、送信サーバ32の読出制御部36がバッファ3
3の読み出し制御を行ない、セルをパス31へ送出す
る。このようにしても、前述第1,2実施例とほぼ同様
の効果ないし利点が得られるのである。
【0041】(d)その他 なお、上記の第1実施例では、データ廃棄率をレベル化
して帯域を決定したが、送信サーバ32、受信サーバ3
7から送られるデータ量をそのまま利用して帯域を決定
しても良い。また、上記の第1実施例では、現周期にお
ける送信サーバ32、受信サーバ37でのデータ量のみ
を用いたが、前周期までのセル数や設定した帯域を利用
してパス31の帯域を決定しても良く、また、送信サー
バ32、受信サーバ37での計測データとして、データ
量ではなくメッセージ数を用いても良い。
【0042】さらに、上述の第2実施例、第3実施例で
は、受信サーバ37のバッファ長データの送信サーバ3
2への通知を対向するパス上のデータを用いて行なうと
したが、例えば局間信号のような別の信号を利用しても
良い。また、受信サーバ37のバッファ長データの送信
サーバ32への通知を定期的に行なうとしたが、バッフ
ァ長をレベル化して、境界値を横切ったような場合を契
機として通知するようにしても良い。
【0043】さらに、パス31の必要帯域を送信サーバ
32、受信サーバ37のバッファ長とパス31の現帯域
とから算出するとしたが、過去のバッファ長の変化およ
び帯域設定履歴を記憶しておき、これらを利用するよう
にしても良い。なお、上述の各実施例では、セル廃棄率
とバッファ長のどちらかを利用してパス31の帯域を求
めたが、両者を混合した方式を用いても良い。例えば、
データ廃棄率を利用した方式で最低限のパス31の帯域
を確保しておき、パス31の瞬時的な必要帯域の変動に
対しては、バッファ長を利用した方式で対応するという
方式である。
【0044】また、上述の各実施例では、一対の送受信
サーバに関して示したが、送信サーバに対して受信サー
バが複数ある場合、またはその逆の場合にも、個々のパ
スに対して上述の実施例と同様の方式を用いれば良い。
さらに、多段に中継される場合にも、各一対の送受信サ
ーバ間で同様の方式を用いればよい。
【0045】また、廃棄率としてデータの廃棄率を用い
たが、ATM交換機に適用する場合、セルの廃棄率を用
いてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のコネクシ
ョンレスサーバ間帯域制御方式によれば、網管理者の手
によらずサーバ間のパス帯域が適切に設定できるので、
網管理者の処理負担を低減することができる。また、送
信サーバ、受信サーバでの自己の状態の測定として、バ
ッファ長を測定する方式を用いれば、あるサーバへのセ
ルの集中のような瞬時的な状態の変化に対して、即時の
対応が可能であるほか、サーバや端末の新規追加等のネ
ットワークの状態変化にも、柔軟に対応できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の原理ブロック図である。
【図4】本発明の原理ブロック図である。
【図5】本発明の原理ブロック図である。
【図6】本発明の原理ブロック図である。
【図7】本発明の原理ブロック図である。
【図8】本発明の原理ブロック図である。
【図9】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。
【図11】本発明の第3実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 交換機スイッチ網 2,31 パス 3,32 送信サーバ 4,7 品質監視部 5,8 送出制御部 6,37 受信サーバ 9,14,33,38 バッファ 10,15,34,39 流量計測部 11,16,35,40 廃棄計測部 12,17,36,41 読出制御部 13,18 廃棄率計測部 19,20 バッファ長監視部 21 帯域基準判定部 22,42 呼処理部 23,25,46,55 帯域設定部 24,49 必要帯域判定部 26 帯域判定部 27 呼受付/解放制御部 28,54 使用可能帯域判定部 43 基準帯域設定部 44,45 廃棄率判定部 47,51 バッファ長計測部 48 復号化部 50 MIN選択部 52 符号化部 53 呼受付/解放処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/00 D 8426−5K B 8426−5K (72)発明者 宗宮 利夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士 通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクションレスサービスを実現するた
    めに、交換機を含むパス(2)を介して相互に接続され
    た送信サーバ(3)と受信サーバ(6)とをそなえ、 該送信サーバ(3)および該受信サーバ(6)におい
    て、それぞれ通信品質に関係する自己の状態を測定し、
    測定した自己の状態に応じて該パス(2)の帯域を決定
    することを特徴とする、コネクションレスサーバ間帯域
    制御方式。
  2. 【請求項2】 該送信サーバ(3)および該受信サーバ
    (6)での自己の状態の測定として、データ量またはメ
    ッセージの廃棄率を測定することを特徴とする請求項1
    記載のコネクションレスサーバ間帯域制御方式。
  3. 【請求項3】 該送信サーバ(3)および該受信サーバ
    (6)での自己の状態の測定として、バッファ長を測定
    することを特徴とする請求項1記載のコネクションレス
    サーバ間帯域制御方式。
  4. 【請求項4】 該パス(2)の帯域が、全帯域に対する
    実質利用効率に基づいて決定されることを特徴とする請
    求項1記載のコネクションレスサーバ間帯域制御方式。
  5. 【請求項5】 該送信サーバ(3)および該受信サーバ
    (6)においてそれぞれ測定した自己の状態を該交換機
    の呼処理部(22)に通知し、該呼処理部(22)にお
    いて、該パス(2)の帯域を決定することを特徴とする
    請求項1記載のコネクションレスサーバ間帯域制御方
    式。
  6. 【請求項6】 該受信サーバ(6)が測定した自己の状
    態を該送信サーバ(3)へ転送し、該送信サーバ(3)
    において、転送されてきた該受信サーバ(6)が測定し
    た自己の状態と該送信サーバ(3)が測定した自己の状
    態とに基づいて、該受信サーバ(6)へ送出する該バス
    (2)の帯域を決定することを特徴とする請求項1記載
    のコネクションレスサーバ間帯域制御方式。
  7. 【請求項7】 該送信サーバ(3)で決定された該パス
    (2)の帯域を該交換機の呼処理部(22)に通知し、
    該呼処理部(22)において、該パス(2)の帯域を制
    御することを特徴とする請求項6記載のコネクションレ
    スサーバ間帯域制御方式。
  8. 【請求項8】 該呼処理部(22)がサーバ間パス
    (2)が経由する通話路上の他の通信での利用状況から
    該パス(2)が最大限利用できる容量を該送信サーバ
    (3)に通知し、該送信サーバ(3)において、通知さ
    れた内容と該送信サーバ(3)および該受信サーバ
    (6)の状態から必要帯域を推定し、該パス(2)を経
    由してデータの流量を制御することを特徴とする請求項
    6記載のコネクションレスサーバ間帯域制御方式。
JP34043392A 1992-12-21 1992-12-21 コネクションレスサーバ間帯域制御方式 Withdrawn JPH06188880A (ja)

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