JP2011166341A - トラヒック制御システムと方法およびプログラム - Google Patents

トラヒック制御システムと方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信中継装置の配下の通信装置が収容するユーザ端末のトラヒックの流量をもとに制限出力レートを算出し、ユーザ端末間の伝送品質の公平性を担保する。
【解決手段】多段接続された通信中継装置1〜3(SW)の1つを親、他は子とし、子SWでは配下からの低優先トラヒックに関してユーザごとに流量観測を行い、他SWからのトラヒックはユーザごとの振り分けや流量観測を行わず、親SWに観測された流量を通知し、親SWは子SWから通知された情報をもとに子SWごとに低優先トラヒックの制限レートを算出して各子SWに通知し、子SWは通知された制限レートに従って低優先トラヒックの出力制御を行う。さらに以上の制御を更新周期ごとに繰り返すことによって、輻輳等でトラヒック状況が変化した際にも追随してレート制限を行い、常にユーザ間の伝送品質の公平性を担保する。
【選択図】図1

Description

本発明は、1以上のユーザ端末を接続した通信装置を複数、配下として接続し、優先度に応じたトラヒック制御を行う複数の通信中継装置を多段接続してなるネットワークにおけるトラヒック制御技術に係り、特に、各通信中継装置に接続された配下の全通信装置間のスループットの公平性を担保するのに好適な技術に関するものである。
一般に、ONU(Optical Network Unit)やOLT(Optical Line Terminal)等の通信装置を介してパソコン等のユーザ端末が接続されるアクセスネットワークにおいて、データの転送制御を行う通信中継装置では、配下の複数の通信装置の集線を行い、各トラヒックを多重した上でコアネットワーク(通信事業者間を結ぶ大容量の基幹通信回線)に接続する。特にユーザ規模の小さい地域においては、大規模な通信中継装置を用いたネットワークを構成することは困難であり、小規模な通信中継装置を多段接続することで集線を行い、コアネットワークに接続する構成が必要となる。
しかし、通信中継装置を多段接続した際には、各通信中継装置に接続される通信装置に収容される各ユーザ端末間のトラヒックに関して、スループットや遅延などといった通信品質に不公平が生じる。これは、コアネットワークから遠い通信中継装置に接続された通信装置が収容するユーザ端末のトラヒックほど、キュー(Queue)での順番待ち回数遅延が増大し、スループットが減少するためである。このような不公平性を改善するためには、通信品質の公平性を実現するための装置構成やトラヒック制御が必要である。尚、キュー(Queue)とは、待ち行列のことであり、ここでは、通信中継装置により受信され振り分けられたフレームが、宛先通信ポートへの送信に備えて先入れ先出しのリスト構造で保持されたものである。
このような通信品質の公平性を実現するための従来技術として、例えば特許文献1に記載の技術がある。この技術は、通信中継装置としてのイーサネット(登録商標)スイッチやL3スイッチ(layer 3 switch)等のネットワークスイッチを直列にカスケード接続(多段接続)した通信ネットワークにおけるトラヒック制御技術に関するものであり、スレーブスイッチ側において、マスタスイッチからの接続段数と、配下に接続された送信ホストとのインタフェース速度とを取得し、これらの情報をマスタスイッチに通知し、マスタスイッチ側において、通知された情報を用いて、各スレーブスイッチのスケジューラに設定すべき重みを算出して各スレーブスイッチに通知し、各スレーブスイッチは通知された重み付けに従って制御を行うことで、各送信ホストのスループットを公平化する技術である。
この技術を用いることで、各通信中継装置に帯域を分配し、異なる通信中継装置に接続された通信装置のトラヒックの不公平性を改善することができる。
しかし、この技術では、スイッチ(通信中継装置)配下に接続された送信ホスト(通信装置)ごとの重み付けしかできないこと、また、キューの読出しの重み付けを変更するのみであるため、きめ細かな制御を行うことができない。
例えば、特許文献1の技術において、送信ホスト(通信装置)において既にユーザ(ユーザ端末)の多重がなされている場合には、各ユーザ(ユーザ端末)に対して公平な重み付けを行うことができない。
また、この特許文献1の技術においては、多段接続されたスイッチ(通信中継装置)の段数とインタフェース速度を基に重み付けを行うことで公平化を図っていることから、輻輳区間が一部区間に留まっている場合、非輻輳区間においては、重み付けに関わらず全てのトラヒックを転送するため、割当帯域は非制御時と同様となり、その後の輻輳区間においてどのような重み付けを行っても非輻輳区間のトラヒック内の割当帯域を公平化することができない。
特開2001−053797号公報
解決しようとする問題点は、従来の技術では、通信装置(送信ホスト)ごとの重み付けしかできない点と、キューの読出しの重み付けを変更するのみであるため、きめ細かな制御を行うことができない点である。例えば、通信装置(送信ホスト)において既にユーザ(ユーザ端末)多重がなされている場合には、各ユーザ(ユーザ端末)に対して公平な重み付けを行うことができず、また、輻輳区間が一部区間に留まっている場合には、非輻輳区間のトラヒック内の割当帯域を公平化することができない。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、各通信制御装置に接続された全ての通信装置に収容された各ユーザ(ユーザ端末)間のスループットの公平性を担保することを可能とすることである。
上記目的を達成するため、本発明では、1以上のユーザ端末を接続した通信装置を複数、配下として接続し、優先度に応じたトラヒック制御を行う複数の通信中継装置を多段接続してなるネットワークにおいて、各通信制御装置に接続された各通信装置に収容されたユーザ(ユーザ端末)における低優先トラヒックの流量をもとに、各ユーザ(ユーザ端末)毎に、制限出力レートを算出し、公平化を図る。具体的には、多段接続された通信中継装置(SW)の1つを親、他は子とし、子SWでは、配下のOLT(Optical Line Terminal等の通信装置からの、当該通信装置が収容する各ユーザ(ONU等を介して接続されるユーザ端末)の低優先トラヒックに関して、ユーザ(ユーザ端末)ごとに流量観測を行い、他SWからのトラヒックは、このようなユーザごとの振り分けや流量観測を行わず、親SWに観測された流量を通知し、親SWは子SWから通知された情報をもとに、子SWごとに、ユーザ端末からの低優先トラヒックの制限レートを算出し、各子SWに通知し、子SWは、通知された制限レートに従って、ユーザ端末からの低優先トラヒックに対する出力制御を行うことで、ユーザ端末(ユーザ)ごとの伝送品質を公平化する。さらに、以上の制御を更新周期ごとに繰り返すことによって、輻輳の発生等によりトラヒック状況が変化した際にも追随してレート制限を行い、常にユーザ(ユーザ端末)間の伝送品質の公平性を担保する。
本発明によれば、通信中継装置の配下の各通信装置が収容するユーザ端末(ユーザ)のトラヒック流量をもとに、予め定められた更新周期で、各通信中継装置毎に、配下の通信装置が収容するユーザ端末(ユーザ)の低優先度トラヒックの制限出力レートを算出し、各通信中継装置において、当該ユーザ端末(ユーザ)からの低優先トラヒックの出力レートを設定することができるので、輻輳の発生等によるトラヒック状況の変動に追随して各ユーザ端末(ユーザ)ごとの伝送品質の公平性を担保することができ、非輻輳区間においても、公平化が可能となる。
本発明の係る通信中継装置を用いたネットワークの構成例を示すブロック図である。 図1における通信中継装置の第1の構成例を示すブロック図である。 図2における通信中継装置による第1のトラヒック制御処理動作例を示すフローチャートである。 図2における通信中継装置による第2のトラヒック制御処理動作例を示すシーケンス図である。 図1における通信中継装置の第2の構成例を示すブロック図である。 図5における通信中継装置によるトラヒック制御処理動作例を示すフローチャートである。
以下、図を用いて本発明を実施するための形態例を説明する。尚、本発明は、以下の記述により限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
まず、図1〜図4を用いて本発明の第1の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1において、100はエッジルータであり、このエッジルータ100は、図示していないコアネットワークに接続している。また、1〜3は本発明に係るトラヒック制御を実行する通信中継装置(図中、通信中継装置1は「通信装置1」、通信中継装置2は「通信ノード(上流側)2」、通信中継装置3は「通信ノード(下流側)3」、と記載)であり、各通信中継装置1〜3には、配下(ユーザ)となる通信装置4a,4b,5a,5b,6a,6b(図中、通信装置4a,4bは「通信ノード(配下)4a,4b」、通信装置5a,5b,6a,6bは「N5a,5b,6a,6b」と記載)が接続されている。尚、エッジルータ100から遠い側の通信中継装置が上流側の通信中継装置、エッジルータ100に近い側の通信中継装置が下流側の通信中継装置である。
通信中継装置1〜3のそれぞれは、CPU(Central Processing Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶装置等を具備したコンピュータ構成からなり、光ディスク駆動装置等を介してCD−ROM等の記憶媒体に記録されたプログラムやデータを外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで処理することにより、図2に示すコントローラ(図中「Cont」と記載)11を含む各処理部の機能を実行する。
各通信装置4a,4b,5a,5b,6a,6bには、図示していない、ONU等を介してパソコン等のユーザ端末が接続され、各ユーザ端末から送信されるフレームには、当該ユーザ端末を識別するための情報(識別子)と当該フレームの優先度を示す情報が付与されており、通信中継装置1〜3は、このフレームの優先度に応じたトラヒック制御を行う。尚、各通信ノード4a,4b,5a,5b,6a,6bが1つのユーザ端末に相当する場合もある。
配下通信ノード4a,4b,5a,5b,6a,6bが送信した通信データ(トラヒック)は、通信中継装置1〜3のいずれかを1ないし複数経由し、エッジルータ100に到達し、コアネットワークに転送される。例えば、通信中継装置1に配下として接続された通信ノード4aが送信した通信データは、まず通信中継装置1に到着し、次に通信中継装置3を経由し、エッジルータ100に到達する。
通信中継装置1〜3は全て同様の構成であるが、以下、説明を容易にするため、通信中継装置1を中心として、通信中継装置2を上流側通信ノード、通信中継装置3を下流側通信ノードとして説明する。
尚、本例においては、通信中継装置は3台のみであるが、本発明は、通信中継装置の台数に制限されない。 また、図1においては、トポロジはバス型となっているが、本発明は、トポロジに制限されない。
図2において、特に通信中継装置1(通信装置1)の構成図を示す。通信中継装置1と通信中継装置2(通信ノード(上流側)2)および通信中継装置3(通信ノード(下流側)3)とは、それぞれ、通信ポート(図中「P」と記載)12,13を介して接続する。通信中継装置1と配下の通信ノード4a,4b(通信ノード(配下)4a,4b)とは、通信ポート(P)22a,22bを介してそれぞれ接続する。
通信中継装置1において、上流側の通信ポート12が通信ノード(上流側)2から受信したフレームは、振り分け部(図中「D」と記載)14により、優先度に応じて出力キュー16a,16bにキューイングされる。この上流側の出力キューの数は優先度数と同数であり、図2においては、2つ(出力キュー16a,16b)の場合を示している。
また、配下側の通信ポート22a,22bが通信ノード(配下)4a,4bから受信したフレームは、振り分け部(D)24において、フレームに付与された優先度に応じて出力キュー26a〜26cにキューイングされる。このとき、優先度が低いフレームは、ユーザ識別子に応じてユーザ(通信ノード4a,4bに接続された各ユーザ端末、もしくは、通信ノード4a,4bそのもの)ごとの出力キュー26b,26cにキューイングされる。尚、この配下側の出力キューの数は各ユーザ端末数分であり、図2では3つの場合を示す。
キュー読み出し部(図中「R」と記載)19a,19bは、優先度が高いキューにキューイングされたフレームを常に優先して読み出し、優先度が低い各ユーザ(ユーザ端末)別のキュー(16b,26b,26c)にキューイングされたフレームに関しては、スケジューラ(図中「S」と記載)18の読出しスケジュールに従って読み出し、読み出されたフレームは、出力側の通信ポート13から下流側の通信ノード3に送信される。
通信ノード(配下)4a,4bから受信したトラヒックの流量は、流量計31a〜31cにより測定される。具体的には、通信ノード(配下)4a,4bから受信した高優先トラヒックの合計流量を流量計31aにより測定し、また、低優先トラヒックのうち、出力キュー26bに入力される当該ユーザのトラヒックは流量計31bにより、出力キュー26cに入力される当該ユーザのトラヒックは流量計26cにより、それぞれ測定される。
また、同様に、キュー長測定部41a,41bにより、出力キュー26b,26cのキュー長がそれぞれ測定される。
コントローラ(Cont)11は、流量計31a〜31cにより測定されたそれぞれの流量と、キュー長測定部41a,41bにより測定されたそれぞれのキュー長とを取得する。
また、コントローラ11は、上流側の通信ポート12と接続されると共に、振り分け部14を通じて下流側通信ポート13に接続される。
また、コントローラ11は、取得したトラヒック流量に基づき、流量通知メッセージ(制御メッセージ)を生成し、他の通信中継装置に送信すると共に、他の通信中継装置からの制御メッセージを受信し、受信した制御メッセージに従ってスケジューラ18に対してフレーム読出しスケジュールを指示する。尚、制御メッセージによる制御が行われていない場合には、下流側の通信ポート13の速度に従って、上流側の出力キュー16a,16bにキューイングされたフレームを常に優先して読み出すよう制御する。
コントローラ11により、取得したトラヒック流量に基づき流量通知メッセージを生成して他の通信中継装置に送信する通信中継装置を、集約ノードとして、予め決めておく。この集約ノードの決定方法は、特に制限されない。本例では、便宜上、図1における通信中継装置3(通信ノード(下流側)3)が集約ノードを担当するものとする。
この場合、集約ノードを担当する通信中継装置3が備える前述のコントローラ11は、流量通知メッセージ(制御メッセージ)の受信と、上流側および配下の通信装置ごとの低優先制限レートの算出、および、制御メッセージ(流量通知メッセージ)の生成と送信も行う。
図4においては、本発明に係わるトラヒック制御を実現するための、各通信中継装置間でのメッセージの授受処理の様子を表しており、以下、その処理内容を説明する。
ネットワーク内の全ての通信中継装置1a,2aは、配下の通信装置(4a,4b,5a,5b)からのトラヒック(配下トラヒック)に関して、配下の通信装置が収容するユーザ(ユーザ端末)からの高優先トラヒック流量の合計と各ユーザ(ユーザ端末)毎の低優先トラヒック流量とキュー長を観測する(ステップS401,S402)。尚、低優先トラヒック流量が0の場合にはキュー長を低優先トラヒック流量に換算した値を低優先トラヒック流量に代入する。
そして、観測された各流量をもとに流量通知メッセージ(制御メッセージ)を生成し、集約ノード3aとして定めた通信中継装置に対して流量通知メッセージを送信する(ステップS403,S404)。
自装置を含めたネットワーク内の全ての通信中継装置1a,2a,3aから流量通知メッセージを受信した集約ノード3aは、全ての流量の合計が、エッジルータ100へ接続されるリンク(図1における通信ノード3とエッジノード100を接続するリンク)容量を上回り輻輳しているか否かを判断し、輻輳している場合、集約ノード3aは、図3に示すアルゴリズムを用いて、各通信中継装置1a,2a,3aの低優先制限レートを算出する(ステップS405)。
そして、算出した低優先制限レートをもとに、自装置を含めたネットワーク内の全ての通信中継装置1a,2a,3aに対する制御メッセージ(流量通知メッセージ)を生成して、送信する(ステップS406,S407)。
集約ノード3aからの制御メッセージを受信したネットワーク内の全ての通信中継装置1a,2a,3aは、制御メッセージに記載された低優先制限レートに従い、スケジューラ(18)に対してフレーム読出しスケジュールを指示することで、トラヒックの制御を行う。
以上のシーケンス開始からシーケンス終了までの処理を更新周期T毎に繰り返す(ステップS410〜S418)。
以下、ステップS401,S402における各通信中継装置1a,2aによる流量測定処理と流量通知処理の詳細を、図2を用いて説明する。
コントロ−ラ11は、予め定められた更新周期Tごとに、流量測定部31a〜31cを用いて、各配下側出力キュー26a〜26cへの流量を測定し、また、キュー長測定部41a,41bを用いて、各低優先の配下側出力キュー26b,26cのキュー長を測定する。尚、流量測定部31a〜31cで測定した低優先流量が0であるユーザに関しては、キュー長測定部41a,41bにおいて測定した、対応する低優先出力キューのキュー長を、出力側のリンク速度に応じた流量として換算する。
そして、コントロ−ラ11は、通信ポート13から集約ノード(を担当する通信中継装置3)へ流量通知メッセージ(制御メッセージ)を送り、配下の通信ノード4a,4bからの高優先流量の合計と各ユーザの低優先流量とを集約ノード3aに通知する。
次に、図3を用いて、図4のステップS405における集約ノード3aでの各通信中継装置1,2に指示する出力流量の計算処理について説明する。
集約ノード3aのコントローラ11は、出力リンク輻輳時に、ネットワーク内の全ての通信中継装置1,2,3から通知された情報をもとに、図3のフローチャートで示す処理を行い、トラヒック制御を実行する。
すなわち、集約ノード3aのコントローラ11は、まず、「RL=通信装置間のリンク容量−全ての装置の高優先トラヒック流量の合計」として、低優先利用可能帯域RLを求め、次に、Nを低優先トラヒック流量>0、すなわち通信中のユーザ(ユーザ端末)数として求め、「閾値tk=RL/N」を算出する(ステップS301)。
次に、低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ(ユーザ端末)の数nを求め(ステップS302)、低優先トラヒック流量が閾値tk以下のユーザ(ユーザ端末)の低優先トラヒック流量の合計を求めてΣrとする(ステップS303)。
その後、「RL−(n×tk+Σr)」を算出して、算出値と予め定められたループ判定閾値xを比較し(ステップS304)、算出値がループ判定閾値xより大きい場合には、閾値tkに、「((N−n)×tk−Σr)÷n」を加え(ステップS305)、また、「RL−(n×tk+Σr)」の値がループ判定閾値x以下である場合には、低優先流量がtkより大きいユーザ(ユーザ端末)の低優先トラヒック流量をtkに制限し、低優先トラヒック流量がtk以下のユーザ(ユーザ端末)の低優先トラヒック流量は制限しないものとして各ユーザ(ユーザ端末)の低優先トラヒックの制限流量を算出する(ステップS306)。
そして、各通信中継装置に関して、当該通信中継装置と上流通信中継装置に接続された全ユーザ(ユーザ端末)の低優先制限流量を合計することで、各通信中継装置の低優先制限レートを算出し(ステップS307)、算出した通信中継装置ごとの低優先制限レートをネットワーク内の全ての通信中継装置に対して、制御メッセージを用いて通知する(ステップS308)。
このようにして集約ノードから通知された制御メッセージを受信したネットワーク内の全ての通信中継装置において、コントローラ11は以下のトラヒック制御を行う。
すなわち、コントローラ11は、制御メッセージに記載された低優先制限レートに従い、スケジューラ18に対してフレーム読出しスケジュールを指示することで、トラヒックの制御を行う。この際、上流側出力キュー16a,16bに蓄積されたフレームに関しては全て出力させるが、配下側出力キュー26a〜26cに蓄積されたフレームに関しては全て出力させるとは限らない。
このようなトラヒック制御により、各通信中継装置に接続された全ユーザ(ユーザ端末)に関して、高優先トラヒックを遅延なく転送した上で、低優先トラヒックに関しては、利用可能帯域を通信中のユーザ(ユーザ端末)数で割った値を最低保証帯域として確保することで、スループットの公平性を担保することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
<第2の実施の形態>
本第2の実施の形態においては、上述の第1の実施の形態とほぼ同様の構成であるが、以下の点が異なる。
第1の実施の形態のように、各通信中継装置に関して、当該通信中継装置と上流通信中継装置に接続された配下の各通信装置が収容する全ユーザ(ユーザ端末)の低優先制限流量を合計することで、各通信中継装置の低優先制限レートを算出し、それをネットワーク内の全ての通信中継装置に対して制御メッセージを用いて通知する代わりに、本第2の実施の形態においては、各通信中継装置に関して、当該通信中継装置に接続された配下の各通信装置が収容する全ユーザ(ユーザ端末)と、上流通信中継装置に接続された配下の各通信装置が収容する全ユーザ(ユーザ端末)の低優先制限流量をそれぞれ合計することで、配下制限流量と上流制限流量を算出し、それらをネットワーク内の全ての通信中継装置に対して制御メッセージを用いて通知する。
そして、制御メッセージを受信したネットワーク内の全ての通信中継装置において、コントローラ11により以下のトラヒック制御を行う。すなわち、制御メッセージに記載された配下側と上流側それぞれの低優先制限レートに従い、スケジューラ18に対してフレーム読出しスケジュールを指示することで、トラヒックの制御を行う。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
<第3の実施の形態>
本第3の実施の形態においては、上述の第1の実施の形態とほぼ同様の構成であるが、以下の点が異なる。
第1の実施の形態においては、コントロ−ラ11は、更新周期Tごとに、流量測定部31を用いて各配下側出力キュー26への流量を測定し、また、キュー長測定部41を用いて各低優先の配下側出力キュー26のキュー長を測定する際、測定された低優先トラヒック流量が0であるユーザに関しては、対応する低優先出力キューのキュー長を出力側のリンク速度に応じたトラヒック流量として換算するのに対して、第3の実施の形態においては、測定された低優先トラヒック流量に関わらず、対応する低優先出力キューのキュー長を出力側のリンク速度に応じたトラヒック流量として換算して、各ユーザの低優先トラヒック流量に合算する。
この技術により、ユーザトラヒック流量の積算値を制御に反映させ、トラヒック流量がバースト的に大きく変動するような場合にも、公平化を図りやすくすることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
<第4の実施の形態>
図5を用いて、本発明の第4の実施の形態を説明する。本第4の実施の形態においては、上述の第1の実施の形態とほぼ同様の構成であるが、以下の点が異なる。
図5に示すように、本第4の実施の形態においては、通信中継装置(図中「通信装置」と記載)1bは、キュー読出し部(図中「R」と記載)19cを設け、このキュー読出し部19cにより出力キュー(上流側)16bからの読み出しを制御する構成としている。
このような構成とすることで、上流側ノードから流入する低優先トラヒックはスケジューラ18によって制御されず、配下側ノードから流入する低優先トラヒックより常に優先して転送される。
このように、本第4の実施の形態においては、上述の第1の実施の形態において、各通信中継装置に関して、当該通信中継装置と上流側の通信中継装置に接続された配下の各通信装置が収容する全ユーザ(ユーザ端末)の低優先制限流量を合計することで、各通信中継装置における低優先制限レートを算出する代わりに、当該通信中継装置に接続された配下の各通信装置が収容する全ユーザ(ユーザ端末)のみの低優先制限流量を合計することで低優先制限レートを算出する。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
<第5の実施の形態>
図6を用いて、本発明の第5の実施の形態を説明する。本第5の実施の形態においては、上述の第1の実施の形態とほぼ同様の構成であるが、以下の点が異なる。
上述の第1の実施の形態において、各通信中継装置に関して、当該通信中継装置と上流側の通信中継装置に接続された配下の各通信装置が収容する全ユーザ(ユーザ端末)の低優先制限流量を合計することで各通信中継装置の低優先制限レートを算出して通知するのに代えて、本第5の実施の形態においては、各ユーザ(ユーザ端末)の低優先制限流量を全て通知し、制御メッセージを受信したネットワーク内の全ての通信中継装置において、コントローラ11は、制御メッセージに記載された各ユーザの低優先制限レートに従い、スケジューラ18に対してフレーム読出しスケジュールを指示することで、トラヒックの制御を行う。
図6においては、図4のステップS405における集約ノード3aでの各通信中継装置1,2に指示する出力流量の計算処理に関しての他の実施形態について示しており、ステップS601〜S606における処理内容は、図3のステップS301〜S306における処理と同じであり、集約ノード3aのコントローラ11は、出力リンク輻輳時に、ネットワーク内の全ての通信中継装置1,2から通知された情報をもとに、以下の処理を行い、トラヒック制御を実行する。
すなわち、集約ノード3aのコントローラ11は、まず、「RL=通信装置間のリンク容量−全ての装置の高優先トラヒック流量の合計」として、低優先利用可能帯域RLを求め、次に、Nを低優先トラヒック流量>0、すなわち通信中のユーザ(ユーザ端末)数として求め、「閾値tk=RL/N」を算出する(ステップS601)。
次に、低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ(ユーザ端末)の数nを求め(ステップS602)、低優先トラヒック流量が閾値tk以下のユーザの低優先トラヒック流量の合計を求めてΣrとする(ステップS603)。
その後、「RL−(n×tk+Σr)」を算出して、算出値と予め定められたループ判定閾値xを比較し(ステップS604)、算出値がループ判定閾値xより大きい場合には、閾値tkに、「((N−n)×tk−Σr)÷n」を加え(ステップS605)、また、「RL−(n×tk+Σr)」の値がループ判定閾値x以下である場合には、低優先トラヒック流量がtkより大きいユーザの低優先トラヒック流量をtkに制限し、低優先トラヒック流量がtk以下のユーザの低優先トラヒック流量は制限しないものとして各ユーザの低優先制限流量を算出する(ステップS606)。
そして、算出した各ユーザの低優先制限流量をネットワーク内の全ての通信中継装置に対して、制御メッセージを用いて通知する(ステップS608)。
このようにして集約ノードから通知された制御メッセージを受信したネットワーク内の全ての通信中継装置において、コントローラ11は、上述の第1の実施の形態と同様にして、トラヒック制御を行う。
すなわち、コントローラ11は、制御メッセージに記載された低優先制限流量(低優先制限レート)に従い、スケジューラ18に対してフレーム読出しスケジュールを指示することで、トラヒックの制御を行う。
以上、図1〜図6を用いて説明したように、本例のトラヒック制御システムでは、1以上のユーザ端末を接続した通信装置を複数、配下として接続し、優先度に応じたトラヒック制御を行う複数の通信中継装置を多段接続してなるネットワークにおいて、各通信中継装置(1〜3)に接続された各配下の通信装置(4a,4b,5a,5b,6a,6b)が収容する各ユーザ(ユーザ端末)からの低優先トラヒックの流量をもとに、各ユーザ(ユーザ端末)毎に、制限出力レートを算出し、公平化を図る。例えば、多段接続された通信中継装置(SW)の1つを親(集約ノード)、他は子とし、子SWでは、配下(OLT等)からの低優先トラヒックに関してユーザごとに流量観測を行い、他SWからのトラヒックはユーザごとの振り分けや流量観測を行わず、親SWに観測された流量を通知し、親SWは子SWから通知された情報をもとに、子SWごとに低優先トラヒックの制限レートを算出して各子SWに通知し、子SWは、通知された制限レートに従って出力制御を行うことで、ユーザごとの伝送品質を公平化する。さらに、以上の制御を更新周期ごとに繰り返すことによって、輻輳の発生等でトラヒック状況が変化した際にも追随してレート制限を行い、常にユーザ間の伝送品質の公平性を担保する。
すなわち、本例のトラヒック制御システムは、1以上のユーザ端末を接続した通信装置を複数、配下として接続し、優先度に応じたトラヒック制御を行う複数の通信中継装置を多段接続してなるネットワークにおいて、伝送品質の公平性を担保するために、通信中継装置1a,2aは、第1の流量測定部(31a)により、配下の各通信装置が収容したユーザ端末(ユーザ)からの高優先トラヒックに関してその流量の合計を測定し、第2の流量測定部(31b)により、配下の各通信装置が収容したユーザ端末(ユーザ)からの低優先トラヒックに関してユーザ端末(ユーザ)ごとに流量を測定し、コントローラ(11)により、第1,第2の流量測定部(31b,31c)のそれぞれの測定結果を、予め集約装置として定められた通信中継装置(集約ノード3a)に送信する。
集約装置として定められた通信中継装置(集約ノード3a)は、コントローラ(11)により、各通信中継装置1a,2a,3aから送信されてきた測定結果と自装置の第1,第2の流量測定部(31b,31c)での測定結果とを用いて、全通信装置(4a,4b,5a,5b,6a,6b)に収容されたユーザ端末(ユーザ)間のスループットの公平性を担保するよう、各通信中継装置1a,2a,3a毎の低優先トラヒックの制限レートを算出し、算出した低優先トラヒックの制限レートを当該通信中継装置1a,2a,3aに通知する。
通知を受けた各通信中継装置1a,2a,3aは、コントローラ(11)によるスケジューラ18に対する制御により、通知された制限レートに従って、低優先トラヒックに対する出力制御を行う。
より詳細には、通信中継装置1は、入力側通信ポート12と、出力側通信ポート13、複数の配下側通信ポート22a,22b、複数の出力キュー16a,16b,26a〜26c、この出力キューにキューイングされたフレームの量を測定するキュー長測定部41a,41b、および、コントローラ11を備え、入力側通信ポート12と出力側通信ポート13を通じて他の通信中継装置2,3と接続され、配下側通信ポート22a,22bを通じて配下の通信装置4a,4bと接続され、入力側通信ポート12から受信したフレームを、当該フレームの優先度に予め対応付けられた出力キュー16a,16bにバッファし、配下側通信ポート22a,22bから受信したフレームで、高優先度のフレームは当該フレームの優先度に予め対応付けられた出力キュー26aにバッファし、低優先度のフレームは当該フレームの送信元であるユーザ端末と当該フレームの優先度に予め対応付けられた出力キュー26b,26cにバッファし、コントローラ11により、優先度が高い出力キュー16a,26aにバッファされたフレームから先に読み出して出力側通信ポート13から送信すると共に、第1の流量測定部31aにより、予め定められた周期ごとに、配下側通信ポート22a,22bから各出力キュー26aに入力する高優先度フレームの流量の合計を測定し、第2の流量測定手段31b,31cにより、予め定められた周期ごとに、配下側通信ポート22a,22bから各出力キュー26b,26cに入力する低優先度フレームの流量を測定し、キュー長測定部41a,41bにより、予め定められた周期ごとに、配下側通信ポート22a,22bから低優先度の出力キュー26b,26cにキューイングされたフレームの量を測定し、その際、第2の流量測定部31b,31cにより測定された低優先度の出力キュー31a,31bにおける流量が0であった場合、コントローラ11により、キュー長測定部41a,41bにより測定された当該低優先度の出力キュー26b,26cにおけるフレームの量を、出力側通信ポート13のリンク速度に応じて当該出力キュー31a,31bの流量に換算し、そして、測定した高優先トラヒック流量の合計と各ユーザ端末毎の低優先トラヒック流量とを、コントローラ11により、集約装置として定められた通信中継装置(集約ノード3a)に通知し、この集約装置として定められた通信中継装置(集約ノード3a)から通知された制限レートに基づいて、コントローラ11により、出力キュー16b,26b,26cからの読み出しスケジュールを変更する。
また、集約装置として定められた通信中継装置(集約ノード3a)が有する制限レートを算出するコントローラ11は、
他の全ての通信中継装置(1a,2a)から受信した、各通信中継装置ごとの高優先トラヒック流量の合計と低優先トラヒック流量とを読み出し、通信中継装置間のリンク速度から全ての通信中継装置の高優先トラヒック流量の合計を減算することで、低優先トラヒックで利用可能な帯域RLを算出し、低優先トラヒック流量が0ではないユーザ端末数Nを算出し、帯域RLをユーザ端末数Nで除した値を閾値tkとして算出し、各ユーザ端末ごとに低優先トラヒック流量と閾値tkの大小判定を行い、低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ端末数nと、低優先トラヒック流量がtk以下の各ユーザ端末の低優先トラヒック流量合計Σrを算出し、帯域RLから、閾値tkのn倍と低優先トラヒック流量合計Σrとの和を減算することで利用される帯域を求め、求めた利用される帯域とループ判定閾値xの大小判定を行い、利用される帯域が予め定められたループ判定閾値xより大きい間は、閾値tkに((N−n)tk−Σr)÷nを加算することで、低優先トラヒック流量が閾値tkより小さいユーザ端末が余らせた帯域を低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ端末に配分し直せるように改めて閾値tkを定め、利用される帯域がループ判定閾値x以下であれば、低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ端末の低優先トラヒック流量制限を閾値tkに設定し、各通信中継装置ごとに入力される全ての低優先トラヒック流量をユーザ端末ごとに制限を行った上で合計することで、各通信中継装置ごとの低優先トラヒックの出力制限レートを算出する。
このように、本例のトラヒック制御システムにおいては、アクセスネットワークにおいて、L3スイッチ等のネットワークスイッチ機能を有する通信中継装置を多段接続し、任意の通信中継装置を集約ノードとして設定する。この際、トポロジや集約ノードの決め方は制限しない。
そして、各通信中継装置は、ユーザノードからエッジルータへ向かうフレームを受信し、優先度別に振り分けてキューイングする。この際、エッジルータから遠い側の通信中継装置(上流側)からのフレームはユーザごとに振り分けずにキューイングする。
また、当該通信中継装置に収容されるOLT等の通信ノード(配下側通信装置)からのフレームに関して、特に低優先フレームに関して、当該通信ノード(配下側通信装置)が収容するユーザ(ユーザ端末)のユーザ識別子によりユーザごとに振り分けてキューイングすることで、配下側からのフレームに関しては、全てのユーザからの合計高優先トラヒック流量と、ユーザごとの低優先トラヒック流量、ユーザごとの低優先キューのキュー長を観測する。
そして、各通信中継装置は、予め設定された更新周期(T)ごとに、観測された合計高優先トラヒック流量とユーザごとの低優先トラヒック流量を記載した制御メッセージを生成する。尚、この際、低優先トラヒック流量が0であるユーザに関しては、観測されたキュー長を流量に換算して流量に代入する。
この処理によって、バースト性の大きいトラヒックに関して、キューに蓄積されているが流量が0であるという事態を回避できる。
さらに、各通信中継装置は、集約ノードに対して流量が記載された通知メッセージを送信し、集約ノードは、各通信中継装置からの通知メッセージを受信し、通知メッセージに記載された各ユーザ毎の低優先トラヒック流量と、高優先トラヒック流量を記憶し、エッジルータへ接続されるリンクが輻輳しているかを判定し、輻輳時に、以下の制限レート指定処理を行う。尚、非輻輳時には制限レートを指定しない。
集約ノードは、輻輳と判定した場合、出力リンク速度から高優先トラヒック流量を減じることで、低優先トラヒックで利用可能な帯域RLを算出すると共に、低優先トラヒック流量>0であるユーザ、すなわち通信中であるユーザの数Nを算出する。そして、低優先トラヒックで利用可能な帯域RLを通信中ユーザ数Nで割ることにより、各ユーザに帯域を公平配分した際の各ユーザの利用可能帯域の閾値tkを求める(tk=RL/N)。
また、低優先トラヒック流量が閾値より小さいユーザが余らせた帯域を、低優先トラヒック流量が閾値より大きいユーザに対して再分配するため、閾値を大きくすることでリンク利用効率の低下を防ぐ。
その後、各ユーザの低優先トラヒック流量を閾値に制限した場合の合計流量RLと、低優先トラヒックで利用可能な帯域(ntk+Σr)との差が、予め定められたループ判定閾値x以下であれば、閾値を確定し、ループ判定閾値より大きければ、再度、閾値を大きくする。
このようにして閾値が確定した後、低優先トラヒック流量が閾値より大きいユーザに関してレートを閾値に制限することで、各ユーザに対する低優先トラヒックの制限レートを決定する。
このようにして決定した低優先トラヒックの制限レートを記載した制御メッセージを各通信中継装置に対して生成して送信する。この際、集約ノードは、各ユーザに対して制限レートを指定しても良いが、通知処理に使用される時間と帯域を低減させるために、各通信中継装置に対して、通信中継装置全体としての低優先トラヒックの制限レートを指定しても良い。
集約ノードからの通知メッセージを受信した各通信中継装置は、受信した制御メッセージを読み取り、制限レートに従って低優先トラヒックを出力する。この際、上流側キューのフレームは全て読み出し、フレームが蓄積されないようにすることで、上流側から受信したトラヒックのスループットを低下させないようにする。
以上の制御処理を更新周期ごとに繰り返すことによって、輻輳の発生等によりトラヒック状況が変化した際にも追随してレート制限を行い、常にユーザ間の伝送品質の公平性を担保することができる。
このように、本例のトラヒック制御によれば、通信中継装置の配下の各通信装置が収容する各ユーザ(ユーザ端末)からのトラヒック流量をもとに、予め定められた更新周期で、各ユーザ(ユーザ端末)毎に、制限出力レートを算出して、低優先トラヒックの出力レートを設定することができるので、トラヒック状況の変動に追随して各ユーザ(ユーザ端末)ごとのスループット(伝送品質)の公平性を担保することができ、非輻輳区間においても、公平化が可能となる。
尚、本発明は、図1〜図6を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、上述したように、図1に示す例においては、通信中継装置は3台のみであるが、本発明は、通信中継装置の台数に制限されない。 また、図1においては、トポロジはバス型となっているが、本発明は、トポロジに制限されない。
また、図4において示した構成では、コアネットワークに最も近い通信中継装置(3)を集約ノードとして用いているが、例えば、アクセスネットワークを構成する全通信中継装置の中で、最もコンピュータ処理能力に余裕のある通信中継装置を、あるいは、各通信中継装置との通信距離(ホップ数)の平均が最も小さい通信中継装置を、集約ノードとして決定することでも良い。
また、本例の通信中継装置のコンピュータ構成に関しても、キーボードや光ディスクの駆動装置の無いコンピュータ構成としても良い。また、本例では、CDを記録媒体として用いているが、DVD等を記録媒体として用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。あるいは、本発明に係る処理手順をCPUに実行させるためのプログラムをROM(Read Only Memory)に記録させた構成としても良い。
1,1a,1b:通信中継装置(「通信装置」)、2:通信中継装置(「通信ノード(上流側)」)、3:通信中継装置(「通信ノード(下流側)」)、3a:集約ノード、4a,4b:通信装置(「通信ノード(配下)」)、5a,5b,6a,6b:通信装置(「N」)、11:コントローラ(「Cont」)、12,13,22a,22b:通信ポート(「P」)、14:振り分け部(「D」)、16a,16b,26a〜26c:出力キュー、18:スケジューラ(「S」)、19a,19b,19c:キュー読み出し部(「R」)、24:振り分け部(D)、31a〜31c:流量計、41a,41b:キュー長測定部、100:エッジルータ。

Claims (7)

  1. 1以上のユーザ端末を接続した通信装置を複数、配下として接続し、優先度に応じたトラヒック制御を行う複数の通信中継装置を多段接続してなるネットワークにおけるトラヒック制御システムであって、
    上記通信中継装置は、
    配下の各通信装置からの高優先トラヒックの流量の合計を測定する第1の流量測定手段と、
    配下の各通信装置からの低優先トラヒックに関して、各通信装置に接続された各ユーザ端末ごとに流量を測定する第2の流量測定手段と、
    該第2の流量測定手段と上記第1の流量測定手段のそれぞれの測定結果を、予め集約装置として定められた通信中継装置に送信する手段とを有し、
    上記集約装置として定められた通信中継装置は、
    各通信中継装置から送信されてきた測定結果と自装置の第1,第2の流量測定手段での測定結果とを用いて、全ユーザ端末間のスループットの公平性を担保するよう、各通信中継装置毎の低優先トラヒックの制限レートを算出する手段と、
    算出した低優先トラヒックの制限レートを当該通信中継装置に通知する手段とを有し、
    通知を受けた各通信中継装置は、通知された制限レートに従って、低優先トラヒックに対する出力制御を行う手段を有する
    ことを特徴とするトラヒック制御システム。
  2. 請求項1に記載のトラヒック制御システムであって、
    上記通信中継装置は、
    入力側通信ポートと、出力側通信ポート、複数の配下側通信ポート、複数の出力キュー、該出力キューにキューイングされたフレームの量を測定するキュー長測定手段、および、コントローラを備え、
    上記入力側通信ポートと上記出力側通信ポートを通じて他の通信中継装置と接続され、
    上記配下側通信ポートを通じて上記通信装置と接続され、
    上記入力側通信ポートから受信したフレームを、当該フレームの優先度に予め対応付けられた上記出力キューにバッファし、
    上記配下側通信ポートから受信したフレームで、高優先度のフレームは当該フレームの優先度に予め対応付けられた上記出力キューにバッファし、
    低優先度のフレームは当該フレームの送信元であるユーザ端末と当該フレームの優先度に予め対応付けられた上記出力キューにバッファし、
    上記コントローラにより、優先度が高い出力キューにバッファされたフレームから先に読み出して上記出力側通信ポートから送信すると共に、
    上記第1の流量測定手段により、予め定められた周期ごとに、上記配下側通信ポートから上記各出力キューに入力する高優先度フレームの流量の合計を測定し、
    上記第2の流量測定手段により、予め定められた周期ごとに、上記配下側通信ポートから上記各出力キューに入力する低優先度フレームの流量を測定し、
    上記キュー長測定手段により、上記予め定められた周期ごとに、上記配下側通信ポートから低優先度の出力キューにキューイングされたフレームの量を測定し、
    上記第2の流量測定手段により測定された低優先度の出力キューにおける流量が0であった場合、上記コントローラにより、上記キュー長測定手段により測定された当該低優先度の出力キューにおけるフレームの量を、上記出力側通信ポートのリンク速度に応じて当該出力キューの流量に換算し、
    測定した高優先トラヒック流量の合計と各ユーザ端末毎の低優先トラヒック流量とを、上記コントローラにより、上記集約装置として定められた通信中継装置に通知し、
    上記集約装置として定められた通信中継装置から通知された制限レートに基づいて、上記コントローラにより、上記出力キューからの読み出しスケジュールを変更する
    ことを特徴とするトラヒック制御システム。
  3. 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載のトラヒック制御システムであって、
    上記集約装置として定められた通信中継装置が有する上記制限レートを算出する手段は、
    他の全ての通信中継装置から受信した、各通信中継装置ごとの高優先トラヒック流量の合計と低優先トラヒック流量とを読み出し、
    通信中継装置間のリンク速度から全ての通信中継装置の高優先トラヒック流量の合計を減算することで、低優先トラヒックで利用可能な帯域RLを算出し、
    低優先トラヒック流量が0ではないユーザ端末数Nを算出し、帯域RLをユーザ端末数Nで除した値を閾値tkとして算出し、
    各ユーザ端末ごとに低優先トラヒック流量と閾値tkの大小判定を行い、
    低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ端末数nと、低優先トラヒック流量がtk以下の各ユーザ端末の低優先トラヒック流量合計Σrを算出し、
    帯域RLから、閾値tkのn倍と上記低優先トラヒック流量合計Σrとの和を減算することで利用される帯域を求め、
    求めた利用される帯域とループ判定閾値xの大小判定を行い、
    利用される帯域が予め定められたループ判定閾値xより大きい間は、閾値tkに((N−n)tk−Σr)÷nを加算することで、低優先トラヒック流量が閾値tkより小さいユーザ端末が余らせた帯域を低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ端末に配分し直せるように改めて閾値tkを定め、
    利用される帯域がループ判定閾値x以下であれば、低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ端末の低優先トラヒック流量制限を閾値tkに設定し、
    各通信中継装置ごとに入力される全ての低優先トラヒック流量をユーザ端末ごとに制限を行った上で合計することで、各通信中継装置ごとの低優先トラヒックの出力制限レートを算出する
    ことを特徴とするトラヒック制御システム。
  4. コンピュータを、請求項1から請求項3のいずれかに記載のトラヒック制御システムにおける各手段として機能させるためのプログラム。
  5. 1以上のユーザ端末を接続した通信装置を複数、配下として接続し、優先度に応じたトラヒック制御を行う複数の通信中継装置を多段接続してなるネットワークにおけるトラヒック制御方法であって、
    上記通信中継装置は、プログラムされたコンピュータ処理を実行する手段として、第1〜第7の手段を具備し、
    上記第1の手段により、配下の各通信装置からの高優先トラヒックの流量の合計を測定し
    上記第2の手段により、配下の各通信装置からの低優先トラヒックに関して、各通信装置に接続された各ユーザ端末ごとに流量を測定し、
    上記第3の手段により、上記第1,第2の手段のそれぞれの測定結果を、予め集約装置として定められた通信中継装置に送信し、
    上記集約装置として定められた通信中継装置は、
    上記第4の手段により、各通信中継装置から送信されてきた測定結果と自装置の第1,第2の手段での測定結果とを用いて、全ユーザ端末間のスループットの公平性を担保するよう、各通信中継装置毎の低優先トラヒックの制限レートを算出し、
    上記第5の手段により、上記第4の手段が算出した低優先トラヒックの制限レートを当該通信中継装置に通知し、
    通知を受けた各通信中継装置は、
    上記第6の手段により、通知された制限レートに従って、低優先トラヒックに対する出力制御を行う
    ことを特徴とするトラヒック制御方法。
  6. 請求項5に記載のトラヒック制御方法であって、
    上記通信中継装置は、
    入力側通信ポートと、出力側通信ポート、複数の配下側通信ポート、複数の出力キュー、該出力キューにキューイングされたフレームの量を測定するキュー長測定手段、および、コントローラを備え、
    上記入力側通信ポートと上記出力側通信ポートを通じて他の通信中継装置と接続され、
    上記配下側通信ポートを通じて上記通信装置と接続され、
    上記入力側通信ポートから受信したフレームを、当該フレームの優先度に予め対応付けられた上記出力キューにバッファし、
    上記配下側通信ポートから受信したフレームで、高優先度のフレームは当該フレームの優先度に予め対応付けられた上記出力キューにバッファし、
    低優先度のフレームは当該フレームの送信元であるユーザ端末と当該フレームの優先度に予め対応付けられた上記出力キューにバッファし、
    上記コントローラにより、優先度が高い出力キューにバッファされたフレームから先に読み出して上記出力側通信ポートから送信すると共に、

    上記第1の手段により、予め定められた周期ごとに、上記配下側通信ポートから上記各出力キューに入力する高優先度フレームの流量の合計を測定し、
    上記第2の手段により、予め定められた周期ごとに、上記配下側通信ポートから上記各出力キューに入力する低優先度フレームの流量を測定し、
    上記キュー長測定手段により、上記予め定められた周期ごとに、上記配下側通信ポートから低優先度の出力キューにキューイングされたフレームの量を測定し、
    上記第2の手段により測定された低優先度の出力キューにおける流量が0であった場合、上記コントローラにより、上記キュー長測定手段により測定された当該低優先度の出力キューにおけるフレームの量を、上記出力側通信ポートのリンク速度に応じて当該出力キューの流量に換算し、
    測定した高優先トラヒック流量の合計と各ユーザ端末毎の低優先トラヒック流量とを、上記コントローラにより、上記集約装置として定められた通信中継装置に通知し、
    上記集約装置として定められた通信中継装置から通知された制限レートに基づいて、上記コントローラにより、上記出力キューからの読み出しスケジュールを変更する
    ことを特徴とするトラヒック制御方法。
  7. 請求項5もしくは請求項6のいずれかに記載のトラヒック制御方法であって、
    上記集約装置として定められた通信中継装置が有する上記制限レートを算出する第4の手段は、
    他の全ての通信中継装置から受信した、各通信中継装置ごとの高優先トラヒック流量の合計と低優先トラヒック流量とを読み出し、
    通信中継装置間のリンク速度から全ての通信中継装置の高優先トラヒック流量の合計を減算することで、低優先トラヒックで利用可能な帯域RLを算出し、
    低優先トラヒック流量が0ではないユーザ端末数Nを算出し、帯域RLをユーザ端末数Nで除した値を閾値tkとして算出し、
    各ユーザ端末ごとに低優先トラヒック流量と閾値tkの大小判定を行い、
    低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ端末数nと、低優先トラヒック流量がtk以下の各ユーザ端末の低優先トラヒック流量合計Σrを算出し、
    帯域RLから、閾値tkのn倍と上記低優先トラヒック流量合計Σrとの和を減算することで利用される帯域を求め、
    求めた利用される帯域とループ判定閾値xの大小判定を行い、
    利用される帯域が予め定められたループ判定閾値xより大きい間は、閾値tkに((N−n)tk−Σr)÷nを加算することで、低優先トラヒック流量が閾値tkより小さいユーザ端末が余らせた帯域を低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ端末に配分し直せるように改めて閾値tkを定め、
    利用される帯域がループ判定閾値x以下であれば、低優先トラヒック流量が閾値tkより大きいユーザ端末の低優先トラヒック流量制限を閾値tkに設定し、
    各通信中継装置ごとに入力される全ての低優先トラヒック流量をユーザ端末ごとに制限を行った上で合計することで、各通信中継装置ごとの低優先トラヒックの出力制限レートを算出する
    ことを特徴とするトラヒック制御方法。
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