JPH06188846A - Fm多重放送受信機 - Google Patents

Fm多重放送受信機

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Publication number
JPH06188846A
JPH06188846A JP34025392A JP34025392A JPH06188846A JP H06188846 A JPH06188846 A JP H06188846A JP 34025392 A JP34025392 A JP 34025392A JP 34025392 A JP34025392 A JP 34025392A JP H06188846 A JPH06188846 A JP H06188846A
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JP
Japan
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display
character information
multiplex broadcast
broadcast receiver
multiplex
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Pending
Application number
JP34025392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Sasaki
三利 佐々木
Mitsuru Sasaki
満 佐々木
Kazuo Takayama
一男 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FMラジオ放送に多重させて放送局から送出
される交通情報等のデジタルデータ放送を受信するFM
多重放送受信機に関し、FM多重放送の受信を表示画面
に確認して、受信された種々の文字情報から必要な情報
を選択するまでの一連の操作が容易で、操作にあまり集
中を必要とせず、全体構成の小型化が実現できるFM多
重放送受信機を提供する。 【構成】 抽出された前記文字情報をその種類ごとに分
類して、該種類の指定に応じて呼び出し可能に記憶する
記憶手段14と、表示手段12の表示画面に画像出力し
たメニュー表示の中で文字情報の種類ごとに割り当てて
該当する種類名を付した表示区分のそれぞれに対応させ
て設けた選択スイッチ17と、選択スイッチ17による
指定に応じて記憶手段14から該当する種類の1単位の
文字情報を呼び出して表示手段12に送出し、表示画面
のメニュー表示に置き換える制御手段15と、を有する
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FMラジオ放送に多重
させて放送局から送出される交通情報等のデジタルデー
タ放送を受信するFM多重放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FMラジオ放送に多重させて放送局から
交通情報等のデジタルデータ放送を送出する提案がなさ
れている。このデジタルデータ放送は、FM多重放送と
呼ばれており、76〜90MHz帯の商業用FMラジオ放
送の1チャンネル帯域(100kHz)の中でFMラジオ
放送に使用されていない部分を利用して、文字情報を実
質的に10kbps 以下のデジタルデータとして放送す
る。
【0003】FM多重放送は、自動車の運転者に刻々の
交通情報を提供することを主な目的の1つとしており、
広い地域内の多数の地点の道路情報や渋滞情報、最新の
事故情報、規制情報、気象情報、駐車場の空き情報、特
定区間の通過所要時間、注意報、警報等を、放送プログ
ラムとは無関係に1チャンネル単独、または複数のチャ
ンネルに分散させて連続的に放送する。
【0004】そして、車輛に搭載されたFM多重放送受
信機をFM多重放送を含む特定のチャンネルに局選択し
ておけば、運転者は、局選択されたチャンネルの通常の
ステレオ放送を再生して聴取できることに加えて、放送
プログラムの間隔に挿入された従来型の交通情報を待っ
たり、必要な場所の交通情報を聞き逃がしたりすること
なく、任意の時刻に所望の場所の交通情報を表示画面上
の文字情報として視認できる。文字情報は刻々と最新の
情報に更新され、更新されるまでの期間は同じ内容で繰
り返し送信される。文字情報は、多数のジャンル(種
類)に属する多数の文字情報が時分割状態でシリアルに
連結されて繰り返し送信される。
【0005】FM多重放送受信機は、FMラジオ放送の
1チャンネルの帯域からFM多重放送による文字情報を
抽出する受信部と、文字情報の1単位を表示画面上に画
像出力する表示部とを備えており、例えば、FM多重放
送から文字情報のデジタルデータを次々に再生して内蔵
メモリに蓄積しておき、操作者(運転者)自身がFM多
重放送受信機を操作して内蔵メモリに蓄積されたデジタ
ルデータを検索して、必要な種類の文字情報(例えば1
km先の交差点の渋滞状況)を探し出し、これをテレビ
画面等に表示させる。
【0006】FM多重放送受信機の受信部の少なくない
部分は、従来のFMステレオ音声放送の再生回路(特
に、FMラジオ放送の1チャンネルを受信してベースバ
ンド信号を再生する部分)を共用できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】車載型のFM多重放送
受信機では、運転者が自動車を運転しながらFM多重放
送受信機を自ら操作して必要な文字情報を選択する場合
が多いから、操作が容易で必要な文字情報へのアクセス
に集中力を要求されないことが望ましい。
【0008】運転者が交通情報の受信を決意して、(1)
FM多重放送が送出されているFM放送チャンネルを局
選択し、(2) FM多重放送の受信を表示画面に確認して
種々の文字情報から交通情報を選択し、(3) 種々の地点
の交通情報の中から必要とする場所の交通情報を選択す
るまでの一連の操作が煩雑で、表示画面や操作スィッチ
に対する連続的な集中が必要なFM多重放送受信機は、
運転者の注意を周囲の交通状態や運転操作から遠ざけて
危険を増大し、運転者に煩雑な印象を与えるばかりか、
安全運転上も好ましくない。一方、FM多重放送の受信
のたびに路肩に車輛を停止して文字情報を検索すること
が必要なFM多重放送受信機は、運転者に受信の意欲を
失わせたり、停車した車輛が交通を妨害して新たな渋滞
を発生する可能性もある。
【0009】そして、FM多重放送受信機は、車室内の
空間に納まりの良い小型形状にデザインされ、操作およ
び画像表示の面積が小さいことが望ましい。しかし、操
作および画像表示の面積が小さくなると、一般的には、
必要な操作や文字情報の読み取りに高い集中力と長い時
間が必要となる。
【0010】本発明は、FM多重放送の受信を表示画面
に確認して、受信された種々の文字情報から必要な情報
を選択するまでの一連の操作が容易で、操作にあまり集
中を必要とせず、しかも、操作および画像表示の面積が
小さくても、必要な操作や文字情報の読み取りを容易に
実施できるFM多重放送受信機を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1の発明
の基本的な構成の説明図である。図1において、請求項
1のFM多重放送受信機は、FMラジオ放送チャンネル
からFM多重放送による文字情報を抽出する受信手段1
1と、該文字情報の1単位を表示画面上に画像出力する
表示手段12と、を有するFM多重放送受信機におい
て、抽出された前記文字情報をその種類ごとに分類し
て、該種類の指定に応じて呼び出し可能に記憶する記憶
手段14と、前記表示画面に画像出力したメニュー表示
の中で文字情報の種類ごとに割り当てて該当する種類名
を付した表示区分のそれぞれに対応させて設けた選択ス
イッチ17と、前記選択スイッチ17による指定に応じ
て前記記憶手段14から該当する種類の1単位の文字情
報を呼び出して前記表示手段12に送出し、前記表示画
面のメニュー表示に置き換える制御手段15と、を有す
るものである。
【0012】ここで、複数単位の文字情報が同一種類に
属している場合には、単位の文字情報を表示画面上で順
送りして、表示画面上に画像表示されている前後の1単
位の文字情報を指定するスクロールスィッチを設けても
よい。また、表示画面を1単位の文字情報から元のメニ
ュー表示に強制的に復帰させる切替えスィッチを設けて
もよい。
【0013】また、別の構成例のFM多重放送受信機
は、受信手段で抽出された文字情報を記憶する記憶手段
と、記憶手段に蓄積された文字情報を検索して、選択ス
ィッチによる指定に合致する種類のものを選び出し、表
示手段に送出して表示画面に画像表示させる制御手段
と、複数の選択スィッチの配列に適合させて種類名付き
の表示区分を配置したメニュー表示画面を前記表示手段
に画像表示させるメニュー表示手段と、を有し、メニュ
ー表示を置き換える形式で1単位の文字情報が表示され
るものである。
【0014】請求項2のFM多重放送受信機は、請求項
1のFM多重放送受信機において、前記選択スィッチ
は、前記表示区分のそれぞれに対する操作者の接触によ
って作動するタッチスィッチで構成されるものである。
【0015】請求項3のFM多重放送受信機は、請求項
1のFM多重放送受信機において、前記制御手段は、前
記記憶手段における種類ごとの文字情報の蓄積状態を識
別して、文字情報の蓄積の有無に応じて前記表示区分の
画像表示状態を異ならせる蓄積表示手段、を有するもの
である。
【0016】請求項4のFM多重放送受信機は、請求項
1のFM多重放送受信機において、前記制御手段は、前
記選択スイッチで指定された種類の文字情報が前記記憶
手段に未蓄積の場合、該種類の文字情報の蓄積を待って
該蓄積を操作者に通知する予約手段と、前記選択スイッ
チで指定された種類の文字情報が前記記憶手段に未蓄積
の場合、少なくとも前記選択スイッチが操作されて文字
情報が蓄積されるまでの期間、予約された表示区分の画
像表示状態を他の部分とは異ならせる予約表示手段と、
を有するものである。
【0017】請求項5のFM多重放送受信機は、請求項
1のFM多重放送受信機において、前記表示手段は、前
記選択スィッチの操作に従動して前記種類名の表示信号
を作成して、前記文字情報の1単位と一緒に前記表示画
面上に画像出力させるタイトル表示手段、を有するもの
である。
【0018】請求項6のFM多重放送受信機は、請求項
5のFM多重放送受信機において、前記タイトル表示手
段は、前記文字情報の種類ごとに異なる表示用文字フォ
ントパターンを記憶させた記憶素子と、前記選択スィッ
チの操作に従動して該当する表示用文字フォントパター
ンを呼び出す選択手段と、で構成されるものである。
【0019】請求項7のFM多重放送受信機は、請求項
1のFM多重放送受信機において、前記記憶手段は、前
記1単位の文字情報に含まれる情報番号を識別して、既
に蓄積された同一情報番号の文字情報が入力された場合
には、古い文字情報を消去する更新手段、を有するもの
である。
【0020】請求項8のFM多重放送受信機は、請求項
1のFM多重放送受信機において、複数のプリセット受
信周波数の表示区分を配置したチューニング表示を前記
表示画面上に画像出力するとともに、選択された1つの
表示区分の表示を他の指示部分とは異ならせるチューニ
ング表示手段と、前記表示画面上の画像出力を、前記メ
ニュー表示または1単位の文字情報の表示から前記チュ
ーニング表示に移行させるモード切替えスィッチと、前
記複数のプリセット受信周波数の指示部分のそれぞれに
対応させて設けたプリセット局選択スイッチと、前記プ
リセット局選択スイッチによる局選択に応じてそのとき
の受信周波数を調整するチューニング調整手段と、を有
し、かつ、前記モード切替えスィッチの操作に従動し
て、前記選択スィッチをプリセット局選択スィッチとし
て動作させるスィッチモード切替え手段、を設けたもの
である。
【0021】請求項9のFM多重放送受信機は、請求項
8のFM多重放送受信機において、そのときの受信周波
数を表示する周波数表示手段と、そのときの受信チャン
ネルにおけるFM多重放送の有無を識別するFM多重放
送識別手段と、該FM多重放送識別手段の出力に応じて
FM多重放送受信の可否を表示するFM多重放送表示手
段とを設けたものである。
【0022】
【作用】請求項1のFM多重放送受信機では、表示手段
12の表示画面にメニュー表示を画像表示でき、メニュ
ー表示に対応させて設けた選択スィッチを操作して操作
者が所望の種類を選択すると、この種類に属する文字情
報の1単位がメニュー表示を置き換える形式で画像出力
される。
【0023】図1において、受信手段11は、FMラジ
オ放送の1チャンネルの帯域からステレオ音声信号のベ
ースバンド帯域を除いた多重データ帯域を抽出し、FM
変調されたデジタルデータを復調し、誤り検出、符合訂
正を行って所定の文字コードで構成された文字情報を再
生する。
【0024】1単位の文字情報は、文字情報の種類や順
番(時刻、情報番号等)を区別するヘッダブロックとこ
れに続く正味のデータブロックとで構成される。記憶手
段14は、受信手段11から次々に送出される文字情報
からヘッダブロックを読み取って文字情報の種類を識別
し、種類ごとに分類して文字情報を記憶する。記憶手段
14は、制御手段15による種類や順番の指定に応じ
て、該当する種類の文字情報を1単位ずつ出力する。
【0025】表示手段12は、文字コード形式の文字情
報を複数行の漢字、かな、数字、アルファベットの画像
に変換して表示するもので、表示画面には、テレビ画
面、マルチドッド型の液晶表示素子、プラズマ表示素
子、LED表示素子等が採用される。
【0026】表示手段12の表示画面に画像表示される
メニュー表示は、例えば、表示手段12の内蔵メモリに
画像として予め記憶されており、選択スィッチ17は、
メニュー表示における種類ごとの表示区分に対応して直
観的に操作可能な状態に配置される。選択スイッチ17
と表示区分の対応は、(1) 番号を付したテンキースイッ
チを配置したリモコンを自動車のハンドルの中心に固定
して、メニュー表示における種類名を付した表示区分に
対応する0〜9の番号をテンキースィッチに付したり、
(2) メニュー表示における表示区分を横一列に配置し、
表示画面の枠上にそれぞれの表示区分の下に位置させて
押ボタンスィッチを配列することで確保してもよい。
【0027】メニュー表示は、選択スィッチ17を通じ
て文字情報の種類の指定操作がなされると、速やかに選
択された種類の文字情報に置き換えられる。このとき、
制御手段15は、選択スィッチ17からの入力に応じて
記憶手段14から1種類の文字情報を1単位だけ呼び出
して表示手段12に送出する。
【0028】ここで、交差点の交通情報という1種類に
属して東京23区内の数10の交差点の情報が記憶手段
14に蓄積されているような場合、1つの種類に属する
多数単位の文字情報の中から1単位(例えば桜橋1丁
目)を検索する必要が生じる。そこで、スクロールスィ
ッチを設けて、必要な文字情報に遭遇するまで、同一種
類に属する文字情報を表示画面上で情報番号の順番にペ
ージ送りすることができる。
【0029】また、1種類の文字情報を画像表示してい
て、別種類の文字情報を見たくなったときに直ちに表示
画面をメニュー表示に強制的に復帰できるように、切替
えスィッチを設けてもよい。しかし、表示画面に同一の
文字情報が一定時間以上画像表示され続けた場合に自動
的にメニュー表示に復帰させる自動復帰機能を表示手段
12に設けてもよい。
【0030】別の構成例のFM多重放送受信機では、制
御手段が記憶手段に蓄積された文字情報を順番に呼び出
してヘッダブロックを読み取り、選択スィッチによるヘ
ッダブロックの指定に合致すれば、この文字情報を表示
手段に送出して表示画面に画像表示させる。メニュー表
示画面では、複数の選択スィッチに1対1対応させた表
示区分のそれぞれに該当する種類(ジャンル)名を付し
ており、操作者は、表示画面上で種類名を一覧して、直
観的に複数の選択スィッチを操作して必要な種類の文字
情報にアクセスできる。
【0031】請求項2のFM多重放送受信機では、選択
スィッチがタッチスィッチで構成されており、操作者は
表示画面上のそれぞれの表示区分に直接タッチして文字
情報の種類を選択できる。タッチスィッチには、表示画
面上に貼付する透明電極型、遮光を検知する赤外線型、
振動の減衰を検知する超音波型等を利用できる。
【0032】請求項3のFM多重放送受信機では、メニ
ュー表示におけるそれぞれの表示区分の画像状態が一律
不変のものでなく、蓄積表示手段によって、記憶手段に
おける種類ごとの文字情報の蓄積状態を反映した画像状
態(色彩や輝度の変化、点灯点滅、表示区分の抹消、蓄
積/未蓄積の文字表示等)に自動調整される。このと
き、蓄積された種類(ジャンル)の表示区分を選択可能
な状態とし、未蓄積の種類(ジャンル)の表示区分は選
択不許可としてもよい。従って、操作者は、メニュー表
示を見るだけで、そのときまでに受信された文字情報の
蓄積状態を識別できる。
【0033】請求項4のFM多重放送受信機では、操作
者が受信を希望した時点で必要な種類の文字情報が記憶
手段に蓄積されていない場合に、予約表示手段を用いて
受信を予約できる。予約表示手段は、操作者に代わって
記憶手段における文字情報の蓄積状態を監視し、予約さ
れた種類の文字情報が蓄積されると直ちに蓄積完了を操
作者に通報する。このとき、予約された種類の文字情報
を表示手段の表示画面に直ちに表示してもよい。
【0034】そして、予約表示手段は、少なくとも予約
された種類の文字情報が蓄積されるまでの期間につい
て、予約にかかる表示区分の画像状態(色彩や輝度の変
化、点灯点滅、表示区分の抹消、蓄積/未蓄積の文字表
示等)を他の表示部分とは異ならせ、予約が行われた事
実を表示画面に表現する。
【0035】請求項5のFM多重放送受信機では、画像
表示のために記憶手段から呼び出した1単位の文字情報
からヘッダブロックのデータを読み取って、少なくとも
ヘッダブロックから文字表示する部分(種類等)を、ヘ
ッダブロックに指定されている以外の読み易い形式で画
像出力する。
【0036】ヘッダブロックに指定されている画像出力
形式は、ビット数節約のためにカタカナ略号表示(例え
ばジュウタイ)となっており、これを読み易い漢字カナ
混じり語(渋滞情報)に変更する。例えば、必要な数の
漢字カナ混じり語を表示手段の内蔵メモリに予め蓄積し
ておき、制御手段からヘッダブロックのデータの読み取
り内容に応じた指令信号を送出して、該当する漢字カナ
混じり語を表示画面の上部に画像表示する。
【0037】請求項6のFM多重放送受信機では、記憶
素子に文字情報の種類ごとに異なる表示用文字フォント
パターンを記憶させ、選択手段が、選択スィッチの操作
に従動して該当する表示用文字フォントパターンを呼び
出す。
【0038】請求項7のFM多重放送受信機では、1単
位の文字情報に含まれるヘッダブロックの時間情報や情
報番号を識別して、同一情報番号の文字情報が既に蓄積
されている場合には、古いほうを消去して新しいほうを
記憶する。これにより、不要になった情報が整理され
て、操作者は常に新しい情報の範囲だけで必要な検索を
実施できる。また、該当する文字情報がそのとき既に表
示画面に表示されている場合、表示を新しい文字情報で
直ちに置き換えてもよい。また、更新された文字情報を
ひとまとめに記憶しておいて、一定時間ごとに表示画面
に自動表示してもよい。これにより、常に最新の文字情
報を自動的に表示できる。
【0039】例えば、午後3時の桜橋1丁目交差点の渋
滞情報が、自動的に、午後4時の桜橋1丁目交差点の渋
滞情報に置き換えられる。しかし、同一情報番号の古い
文字情報も、例えば、時系列的に渋滞の長さを調べて将
来の渋滞状況(改善、悪化)を予想する場合に活用可能
である。従って、古い文字情報を直ちに消去するのでは
なく、必要に応じて一定時間を限度に呼び出せる状態で
記憶しておく別の記憶手段を設けてもよい。また、別の
記憶手段に蓄積する際に、保存して利用価値のある文字
情報を識別して不要なものを除去してもよい。
【0040】請求項8のFM多重放送受信機では、通常
のFM商業放送(ステレオ音声)の受信機の機能を兼ね
備えたFM多重放送受信機における操作部分の構成が簡
略化される。すなわち、モード切替えスィッチの操作に
よって、FM商業放送の受信調整可能な状態が、FM多
重放送を通じて必要な情報を検索可能な状態に転換さ
れ、同時に、(1) 画像表示がチューニング表示からメニ
ュー表示に切り替わり、(2) FM商業放送の受信調整を
行うスィッチ類が、FM多重放送を通じて必要な情報を
検索するスィッチ類にそのまま転用される。
【0041】請求項9のFM多重放送受信機では、プリ
セット局の1つを選択した場合でも手動で連続的に受信
周波数を変化させた場合でも、周波数表示手段を通じて
操作者がそのときの受信周波数を視認できる。そして、
FM多重放送表示手段を通じて操作者は、受信されたチ
ャンネルからFM多重放送が受信できることを視認でき
る。
【0042】FMラジオ放送のチャンネルのうち、FM
多重放送が受信できるチャンネルは少なく、FM多重放
送が受信できるチャンネルでも、時間帯によっては商業
放送のみでFM多重放送を送出していない場合もある。
従って、FM多重放送が実際に受信できるチャンネルを
探すだけでも苦労が多い。また、遠隔地では放送局の割
り当てチャンネルが近郊地のものと同一でないため、プ
リセット周波数が役に立たなくなり、マニュアル操作で
受信周波数を一々調整して、新たにプリセットをし直す
ことになる。このような場合において、周波数表示手段
とFM多重放送表示手段は、すみやかにFM多重放送を
含むチャンネルを捜し出し、文字情報データを受信する
までの時間を節約する。
【0043】
【実施例】図2は第1実施例のFM多重放送受信機の回
路構成の説明図、図3は図2のFM多重放送受信機の外
観図である。ここでは、FM商業放送の受信機を備えた
カーステレオにFM多重放送受信機を組み込んでいる
が、FM商業放送の受信部とは独立したFM多重放送の
受信部を備え、FM多重放送の受信と文字情報の蓄積を
行いながら別のチャンネルのFM商業放送を楽しむこと
ができる。
【0044】図2において、FM多重放送受信機は、任
意のチャンネルを選択して通常のステレオ放送を音声再
生するFMラジオ放送受信部21と、FM多重放送を実
施している特定のチャンネルを選択して文字情報を蓄積
し、運転者による検索に応じて特定の1単位の文字情報
を出力するFM多重放送受信部22と、FM多重放送受
信部22に蓄えた文字情報を運転者が検索して画像表示
させるインターフェース部23とで構成される。アンテ
ナ25で受信された電波は、FMラジオ放送受信部21
とFM多重放送受信部22に分岐24を通じて分配され
る。
【0045】FM多重放送受信部22は2つのメモリを
備え、一方のメモリは、受信された文字情報を種類ごと
に蓄積、更新し、他方のメモリは、FM多重放送が受信
できるFM放送チャンネルの受信周波数を記憶(プリセ
ット可能)して、複数ある場合には、必要な情報の分類
に応じて受信周波数を選択する。
【0046】FM多重放送受信部22は、FM放送の1
チャンネル100kHzの割り当て帯域のうち、キャリア
周波数76kHzを中心とする60〜92kHzの部分を抽
出してFM検波し、L−MSK(Minimumm Shift Keyin
g )変調されたデジタルデータを復調し、所定の誤り検
出、符合訂正を行った後に、1表示画面を作成する1単
位の文字情報ごとに種類分けして、分別状態でメモリに
格納する。
【0047】FM多重放送受信部22のデータ処理用の
マイコンは、搭載されたプログラムに従って種々の機能
(〜手段)を時分割的に処理する。例えば、メモリに記
憶された文字情報データの検索、分類、操作部のスィッ
チからの信号の処理、液晶モニターの画像表示の変更指
令等を担当している。
【0048】図3において、FM多重放送受信機は、操
作パネル32を前面に配置した筐体と、操作パネル32
の下部に蝶番接続された受信パネル33と、メニュー選
択用のテンキースィッチを備えたリモコン38とで構成
される。本体31は、カセットデッキ機構とアンプ装置
を備え、筐体側32から送出される商業放送のステレオ
音声信号を増幅して、車載されたスピーカを駆動する。
【0049】操作パネル32には、マルチドッド型の液
晶表示素子34と、運転者が必要な文字情報の検索を行
うための操作スィッチ35とが配置される。一方、受信
パネル33には、FM商業放送のチャンネルをプリセッ
トしたチューニングボタン36と、マニュアルチューニ
ングを行うための受信周波数の上下調整ボタン37とが
配置される。
【0050】図4は第1実施例のFM多重放送受信機の
操作パネルの説明図、図5は文字情報の蓄積状態の説明
図である。図4中、(a) はメニュー表示状態、(b) は文
字情報の表示状態を示す。ここでは、必要な文字情報の
種類を選択すると、メニュー画面が文字情報の表示に置
き換えられる。
【0051】図4(a) において、操作パネル32の液晶
表示素子34には、メニュー表示がなされており、6個
の表示区分44〜49が横1列に配置され、表示区分4
4〜49のそれぞれに該当する種類名(渋滞、積雪、事
故、…)と1〜6の番号が表示される。ここで、例え
ば、渋滞の表示区分44の番号1をリモコン38のテン
キースィッチで指定すれば、画面は図4(b) の具体的な
1単位の渋滞情報に置き替わる。
【0052】また、図4(b) の渋滞情報の状態でメニュ
ースィッチ43を操作すれば、液晶表示素子34の表示
内容は、図4(a) のメニュー表示に復帰し、図4(a) の
メニュー表示の状態でネクストスィッチ40を操作すれ
ば、7〜9の番号を付された別の種類の表示区分が表示
される。さらに、図4(b) の渋滞情報の状態でアップス
クロールスィッチ41、ダウンスクロールスィッチ42
を操作すれば、液晶表示素子34には、FM多重放送受
信機に同一種類のくくりで蓄積された別の文字情報が情
報番号の順に、または情報番号を順に遡って置き換え表
示される。
【0053】図5において、メモリ51には、図4(a)
の6個の表示区分に相当して分類された番地が準備さ
れ、データ復号部52から制御部53に送出される文字
情報は、制御部53でヘッダブロックの種類データを読
み取られ、種類に応じた番地に区分けされて蓄積され
る。また、既に記憶された文字情報と同一の情報番号を
付与された新しい文字情報は、古い文字情報を置き換え
る形式で記憶される。制御部53は、表示部54に表示
される文字情報を定期的に更新して、常に最新の文字情
報を表示させる。また、制御部53は、メモリ51にお
ける文字情報の蓄積状態を検知して、蓄積のある表示区
分、すなわち、表示部54における図4(a)のメニュー
表示の表示区分44、47をひときわ明るく表示させ
る。
【0054】また、運転者がメモリ51に未蓄積の種類
の表示区分を指定すると、メニュー表示のままで、指定
された種類の表示区分が点滅状態となり、予約状態にあ
ることを運転者に通知する。そして、指定された種類の
文字情報がメモリ51に蓄積され次第、この文字情報が
メニュー表示に置き替わり、同時に電子ブザーが作動し
て運転者に受信完了を通知する。
【0055】さらに、図4(b) の文字情報の表示画面の
上部の渋滞情報の文字は、FM多重放送として送信され
たデータのヘッダブロックに指定されたカタカナ略号表
示ではなく、表示部54に蓄積した複数の漢字カナ混じ
り語のフォントのうちの1つを制御部53からの指令に
応じて画像再生したものである。
【0056】図6は、第2実施例のFM多重放送受信機
の操作パネルの説明図である。図6中、(a) はFM放送
チャンネルをチューニングするモード、(b) はFM多重
放送を受信中のモードを示す。ここでは、図3の受信パ
ネルの機能を操作パネル上で実現して、操作パネル上の
操作だけでプリセット局のチューニングも実施可能にし
ている。
【0057】図6(a) において、操作パネル61には、
液晶表示素子62と、液晶表示素子62に表示される6
個の表示区分68のそれぞれに重ねて配置したタッチセ
ンサ69と、受信周波数の表示素子63と、アップスク
ロールスィッチ64と、ダウンスクロールスィッチ65
と、モード切替えスィッチ66と、メニュースィッチ6
7とが配置される。
【0058】ここで、FMラジオ放送を選局する場合に
は、モードスィッチ66を操作して液晶表示素子62の
表示を図6(a) の状態にすれば、アップスクロールスィ
ッチ64とダウンスクロールスィッチ65とを用いて、
FM受信機の受信周波数をマニュアルで変化させること
ができる。また、予めセットしたプリセットチャンネル
の周波数が6個の表示区分68に画像表示されており、
該当する表示区分68をタッチすれば、タッチセンサ6
9が作動して、そのプリセットチャンネルに受信周波数
が自動調整される。いずれの場合でも受信周波数は、表
示素子63にそのまま表示される。
【0059】さらに、実際に選局された(周波数が表示
素子63に表示された)チャンネルにFM多重放送が含
まれている場合には、インジケータ70が点灯して、F
M多重放送の受信可能な状態を表示する。運転者は、ア
ップスクロールスィッチ64とダウンスクロールスィッ
チ65を操作して、表示素子63およびインジケータ7
0の助けを借りて必要な選局とプリセット周波数の設定
を行う。
【0060】一方、図6(a) の状態でモードスィッチ6
6を操作すれば、そのときのFM再生状態を維持したま
ま、液晶表示素子62の表示が図6(b) の状態に移行
し、FM多重放送を通じて記憶された文字情報の検索が
可能となる。
【0061】図6(b) において、6個の表示区分68に
は文字情報の種類が表示され、該当する表示区分68に
接触してタッチセンサ69を動作させることによって、
必要な種類の文字情報を図4(b) のような形式で画像表
示できる。
【0062】
【発明の効果】請求項1のFM多重放送受信機によれ
ば、表示画面のメニュー表示の表示区分を選択して選択
スィッチを操作すれば、必要な種類の文字情報が同じ画
面に大きく画像出力されるから、操作が容易で、視認が
容易で、装置全体がコンパクトに構成され、配置するス
ィッチ類の必要数も削減される。
【0063】従って、運転者の注意を周囲の交通状態や
運転操作に集中させて、FM多重放送を受信している間
も安全運転を続けることができ、受信のたびの駐停車も
必要としない。そして、容易な操作は、運転者における
頻繁かつ詳細な文字情報の検索と利用を可能とし、文字
情報の利用に関する熟練を積み重ねて、交通の円滑化を
図るというFM多重放送の実施目的を速やかに実現させ
る。
【0064】さらに、FM多重放送受信機を車室内の空
間に納まりの良い小型形状にデザインした場合でも、操
作および画像表示の面積を大きく確保でき、操作や文字
情報の読み取りに苦労することもない。
【0065】請求項2のFM多重放送受信機によれば、
操作者は表示画面上のそれぞれの表示区分に直接タッチ
して文字情報の種類を選択できるから、文字情報の種類
(ジャンル)と選択スィッチの対応がより直観的なもの
となり、選択スィッチの操作性が向上し、誤操作も減
る。
【0066】請求項3のFM多重放送受信機によれば、
種類ごとの文字情報の蓄積状態をメニュー表示の段階で
視認できるから、操作者は、情報があるときにだけ検索
を実施するようになって無駄な検索を行わずに済み、誤
操作や動作状態の誤認による無理な操作も減る。
【0067】請求項4のFM多重放送受信機によれば、
必要な種類の文字情報の受信と表示を予約でき、受信完
了を自動的に認知できるから、必要な種類の文字情報を
最小限の時間と労力で獲得できる。また、検索前に文字
情報が蓄積されているかどうか確認する必要がなくな
る。さらに、予約が行われた事実を表示画面に表示する
から無駄な検索を行わずに済む。
【0068】請求項5、6のFM多重放送受信機によれ
ば、ヘッダブロックから文字表示する部分を読み易い形
式で画像出力するから、視認が容易になる。
【0069】請求項7のFM多重放送受信機によれば、
操作者は常に新しい情報の範囲だけで必要な検索を実施
できるから、検索に必要な時間と手間が節約される。
【0070】請求項8のFM多重放送受信機によれば、
FM商業放送(ステレオ音声)の受信機の操作に必要な
スィッチを、文字情報の検索のためのスィッチに転用す
るから、FM受信機の操作パネルの構造が簡略化され
て、操作が容易になり、操作性や視認性を損なうことな
く受信機全体の小型化が可能になる。
【0071】請求項9のFM多重放送受信機によれば、
周波数表示手段とFM多重放送表示手段を視認して、操
作者は、FM多重放送を受信できる放送チャンネルに容
易にアクセスでき、早期にFM多重放送の受信を開始し
て、必要な文字情報を短時間のうちに獲得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成の説明図である。
【図2】第1実施例のFM多重放送受信機の構成の説明
図である。
【図3】図2のFM多重放送受信機の外観の説明図であ
る。
【図4】図2のFM多重放送受信機の操作パネルの説明
図である。
【図5】図2のFM多重放送受信機における文字情報の
蓄積状態の説明図である。
【図6】第2実施例のFM多重放送受信機の操作パネル
の説明図である。
【符号の説明】
11 受信手段 12 表示手段 14 記憶手段 15 制御手段 17 選択スィッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FMラジオ放送チャンネルからFM多重
    放送による文字情報を抽出する受信手段(11)と、 該文字情報の1単位を表示画面上に画像出力する表示手
    段(12)と、を有するFM多重放送受信機において、 抽出された前記文字情報をその種類ごとに分類して、該
    種類の指定に応じて呼び出し可能に記憶する記憶手段
    (14)と、 前記表示画面に画像出力したメニュー表示の中で文字情
    報の種類ごとに割り当てて該当する種類名を付した表示
    区分のそれぞれに対応させて設けた選択スイッチ(1
    7)と、 前記選択スイッチ(17)による指定に応じて前記記憶
    手段(14)から該当する種類の1単位の文字情報を呼
    び出して表示手段(12)に送出し、前記表示画面のメ
    ニュー表示に置き換える制御手段(15)と、を有する
    ことを特徴とするFM多重放送受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1のFM多重放送受信機におい
    て、 前記選択スィッチは、前記表示区分のそれぞれに対する
    操作者の接触によって作動するタッチスィッチで構成さ
    れることを特徴とするFM多重放送受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1のFM多重放送受信機におい
    て、 前記制御手段は、前記記憶手段における種類ごとの文字
    情報の蓄積状態を識別して、文字情報の蓄積の有無に応
    じて前記表示区分の画像表示状態を異ならせる蓄積表示
    手段、を有することを特徴とするFM多重放送受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1のFM多重放送受信機におい
    て、前記制御手段は、 前記選択スイッチで指定された種類の文字情報が前記記
    憶手段に未蓄積の場合、該種類の文字情報の蓄積を待っ
    て該蓄積を操作者に通知する予約手段と、 前記選択スイッチで指定された種類の文字情報が前記記
    憶手段に未蓄積の場合、少なくとも前記選択スイッチが
    操作されて文字情報が蓄積されるまでの期間、予約され
    た表示区分の画像表示状態を他の部分とは異ならせる予
    約表示手段と、を有することを特徴とするFM多重放送
    受信機。
  5. 【請求項5】 請求項1のFM多重放送受信機におい
    て、 前記表示手段は、前記選択スィッチの操作に従動して前
    記種類名の表示信号を作成して、前記文字情報の1単位
    と一緒に前記表示画面上に画像出力させるタイトル表示
    手段、を有することを特徴とするFM多重放送受信機。
  6. 【請求項6】 請求項5のFM多重放送受信機におい
    て、前記タイトル表示手段は、 前記文字情報の種類ごとに異なる表示用文字フォントパ
    ターンを記憶させた記憶素子と、 前記選択スィッチの操作に従動して該当する表示用文字
    フォントパターンを呼び出す選択手段と、で構成される
    ことを特徴とするFM多重放送受信機。
  7. 【請求項7】 請求項1のFM多重放送受信機におい
    て、 前記記憶手段は、前記1単位の文字情報に含まれる情報
    番号を識別して、既に蓄積された同一情報番号の文字情
    報が入力された場合には、古い文字情報を消去する更新
    手段、を有することを特徴とするFM多重放送受信機。
  8. 【請求項8】 請求項1のFM多重放送受信機におい
    て、 複数のプリセット受信周波数の表示区分を配置したチュ
    ーニング表示を前記表示画面上に画像出力するととも
    に、選択された1つの表示区分の表示を他の指示部分と
    は異ならせるチューニング表示手段と、 前記表示画面上の画像出力を、前記メニュー表示または
    1単位の文字情報の表示から前記チューニング表示に移
    行させるモード切替えスィッチと、 前記複数のプリセット受信周波数の指示部分のそれぞれ
    に対応させて設けたプリセット局選択スイッチと、 前記プリセット局選択スイッチによる局選択に応じてそ
    のときの受信周波数を調整するチューニング調整手段
    と、を有し、かつ、 前記モード切替えスィッチの操作に従動して、前記選択
    スィッチをプリセット局選択スィッチとして動作させる
    スィッチモード切替え手段、を設けたことを特徴とする
    FM多重放送受信機。
  9. 【請求項9】 請求項8のFM多重放送受信機におい
    て、 そのときの受信周波数を表示する周波数表示手段と、そ
    のときの受信チャンネルにおけるFM多重放送の有無を
    識別するFM多重放送識別手段と、該FM多重放送識別
    手段の出力に応じてFM多重放送受信の可否を表示する
    FM多重放送表示手段とを設けたことを特徴とするFM
    多重放送受信機。
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Effective date: 20011002