JP2006100883A - 受信装置および受信装置を内蔵する車載装置 - Google Patents

受信装置および受信装置を内蔵する車載装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 一台の受信機だけが動作している場合は、分配器による電圧ロスを回避して受信感度を向上させることができる受信装置およびこの受信装置を内蔵する車載装置を提供する。
【解決手段】 アンテナ60の受信電波に含まれる複数種類の放送波を受信する複数の受信機13、14と、アンテナ60の受信電波を複数の受信機13、14の台数分、分配する分配器12とを備えるチューナ部10において、受信電波を、分配器12を経由して複数の受信機13、14に供給する分配電波供給路BD1と、受信電波を、分配器12を経由せずに複数の受信機13、14に個別に供給する複数の個別電波供給路KD1、KD2とを備え、一台の受信機13又は14だけが動作する場合、その受信機だけに受信電波を供給すべく、1つの個別電波供給路KD1又はKD2だけを電波供給路にすると共に、受信機13、14が両方動作する場合、分配電波供給路BD1を電波供給路にするオーディオ制御部11を備えるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、アンテナの受信電波に含まれる複数種類の放送波を受信する複数の受信機と、アンテナの受信電波を複数の受信機の台数分、分配する分配器とを備えた受信装置および受信装置を内蔵する車載装置に関する。
従来より、FMラジオチューナ(FM放送受信機)とFM多重チューナ(FM多重放送受信機)とを備えた受信装置を内蔵する車載装置が知られている。この種の複数の受信機を有する受信装置においては、受信機毎にアンテナを設けると、アンテナおよびアンテナフィーダのコストが高くなるため、アンテナの受信電波を複数系統に分配する分配器を備えたものがある(例えば、特許文献1)。
特開平8−251057号公報
しかし、従来の受信装置は、一台の受信機だけが動作する場合でも、分配器で分配された受信電波を供給しているため、分配器で受信電波の電圧ロス(約6dB)が生じる分だけ、受信機毎にアンテナを設けた場合に比して、受信感度が下がってしまうという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、一台の受信機だけが動作している場合は、分配器による電圧ロスを回避して受信感度を向上させることができる受信装置およびこの受信装置を内蔵する車載装置を提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、アンテナの受信電波に含まれる複数種類の放送波を受信する複数の受信機と、前記アンテナの受信電波を前記複数の受信機の台数分、分配する分配器とを備える受信装置において、前記受信電波を、前記分配器を経由して前記複数の受信機に供給する分配電波供給路と、前記受信電波を、前記分配器を経由せずに前記複数の受信機に個別に供給する複数の個別電波供給路とを備え、一台の前記受信機だけが動作する場合、その受信機だけに受信電波を供給すべく、1つの前記個別電波供給路だけを電波供給路にすると共に、一台以上の前記受信機が動作する場合、前記分配電波供給路を電波供給路にする電波供給路制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明は、複数のアンテナからの受信電波に含まれる複数種類の放送波を受信する複数の受信機と、1つの前記アンテナからの受信電波を前記複数の受信機の台数分、分配する分配器とを備える受信装置において、前記分配器を経由して前記複数の受信手段に選択的に受信電波を供給する複数の分配電波供給路と、前記分配器により受信電波が分配される前記1つのアンテナ以外の他のアンテナからの受信電波を、前記複数の受信手段に個別に供給する複数の個別電波供給路とを備え、一台の前記受信機だけが動作する場合、その受信機だけに前記他のアンテナからの受信電波を供給すべく、1つの前記個別電波供給路だけを電波供給路にすると共に、一台以上の前記受信機が動作する場合、動作中の受信機全てに受信電波を供給すべく、前記複数の分配電波供給路を電波供給路にする電波供給路制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記受信機は、2つの受信電波を入力して1つの受信電波を選択可能な選択回路を備えた選択回路付き受信機を含み、
前記電波供給路制御手段は、前記選択回路付き受信機が一台だけ動作する場合、その受信機に受信電波を供給するための1つの前記個別電波供給路と前記分配電波供給路とを電波供給路にすることを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記複数の受信機は、2つの受信電波を同時受信可能な同時受信型受信機を含み、前記電波供給路制御手段は、前記同時受信型受信機が一台だけ動作する場合、その受信機に受信電波を供給するための1つの前記個別電波供給路と前記分配電波供給路とを電波供給路にすることを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記複数の受信機は、FM多重放送受信用のFM多重放送受信機と、FM放送受信用のFM放送受信機とを含み、前記FM多重放送受信機の受信情報から文字情報等をデコードするデコーダを有することを特徴とする。
また、本発明は、車載装置において、上記受信装置を内蔵し、この受信装置のデコーダによりデコードされた文字情報又は交通情報に基づいて情報を表示する情報表示部と、前記受信装置のFM放送受信機により受信されたFM放送の音声信号に基づいて音声を再生する音声再生部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、アンテナからの受信電波を、分配器を経由して複数の受信機に供給する分配電波供給路と、アンテナからの受信電波を、分配器を経由せずに複数の受信機に個別に供給する複数の個別電波供給路とを備え、一台の受信機だけが動作する場合、その受信機だけに受信電波を供給すべく、1つの個別電波供給路だけを電波供給路にすると共に、一台以上の受信機が動作する場合、分配電波供給路を電波供給路にするようにしたため、一方の受信機だけの受信動作時に分配器による電圧ロスが生じない分、受信感度を向上させることができる。
<第1実施形態>
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車載装置1の機能構成を示すブロック図である。この車載装置1は、車両に搭載され、ラジオ、CD(Compact Disc)或いはMD(Mini Disk)等の音楽ソースを再生する再生機能や、地図を表示して目的地までの経路案内等を行うナビゲーション機能を備え、チューナ部(受信装置)10、操作部20、記録媒体読取部30、音声再生部40および情報表示部50を備えている。
チューナ部10は、放送局から放送されたFM放送(FM多重放送を含む)やAM放送の電波を受信するものであり、オーディオ制御部11を備えている。このオーディオ制御部(電波供給路制御手段)11は、操作部20を介して入力されたユーザの指示に応じてチューナ部10全体の動作を制御すると共に、この車載装置1の動作モードの管理やオーディオ制御等を行う。
操作部20は、ユーザ(車両の運転手等)が操作する各種操作子とこれら操作子を照明するLED等の発光部とを有し、操作子の操作をオーディオ制御部11に通知すると共に、オーディオ制御部11の制御の下、発光部の点滅/点灯駆動を行う。
記録媒体読取部30は、CD、MD等のディスク状記録媒体の読取装置を備え、オーディオ制御部11の制御の下、この読取装置に装填されたディスク状記録媒体に記録された音声データを読み出し、音声再生部40に出力する。
音声再生部40は、オーディオ制御部11の制御の下、チューナ部10から出力されたラジオ放送の音声信号S1、記録媒体読取部30から出力された音声データS2、情報表示部50から出力された音声データS3を選択的に入力して、対応する音声を車両に配置されたスピーカ5から放音させるものである。
この音声再生部40は、音声制御部41とパワーアンプ42とから構成され、音声制御部41は、オーディオ制御部11の制御の下、チューナ部10から音声信号S1を入力した場合は、この音声信号S1をパワーアンプ42に供給すると共に、記録媒体読取部30から音声データS2を入力した場合又は情報表示部50からナビゲーション音声の音声データS3を入力した場合は、この音声データS2、S3から音声信号を生成し、この音声信号をパワーアンプ42に供給する。また、この音声制御部41は、オーディオ制御部11の制御の下、パワーアンプ42の増幅率を制御し、パワーアンプ42は、音声制御部41から供給された音声信号を増幅し、この音声信号によりスピーカ5を駆動する。これによって、車両に配置されたスピーカ5からラジオ音声、CDやMDの再生音声又はナビゲーション音声が選択的に放音される。
情報表示部50は、液晶表示装置(表示装置)51を備え、この液晶表示装置51に各種情報を表示するものであり、この表示制御を行うナビゲーション制御部52と液晶駆動部53とを備えている。ナビゲーション制御部52は、ナビゲーションプログラムや表示制御用の各種制御プログラムおよびナビゲーション用の地図データ等を格納するHDD装置を内蔵すると共に、GPS(Global Positioning System)ユニット6が接続されている。
このナビゲーション制御部52は、オーディオ制御部11により動作モードとしてナビゲーションモードへの移行が指示されると、ナビゲーションプログラムを実行し、液晶駆動部53を介して液晶表示装置51に地図等を表示する。より具体的には、ナビゲーション制御部52は、GPSユニット6により車両の位置情報を取得し、現在地周辺の地図を表示させると共に、目的地が設定された場合、目的地までの最適経路を計算して表示した地図中に表示し、さらに、ナビゲーション音声の音声データS3を適宜、音声再生部40に出力する。
また、このナビゲーションモード中、ナビゲーション制御部52は、チューナ部10からFM多重放送に重畳された交通情報(VICS(Vehicle Information and Communication System)情報)のデータD1を取得すると、そのデータD1に基づいて表示処理(例えば、渋滞情報等を文字表示、簡易図形表示或いは地図表示する処理)を行う。
さらに、このナビゲーション制御部52は、オーディオ制御部11により、ラジオモード、CD再生モード、MD再生モードのいずれかへの移行が指示されると、表示制御用の制御プログラムを実行し、液晶駆動部53を介して液晶表示装置51に各モードに対応する情報を表示させる。例えば、ラジオモード(文字情報表示を伴うラジオモード)の場合、ナビゲーション制御部52は、チューナ部10の受信周波数等を表示させると共に、チューナ部10からFM多重放送に重畳された文字情報(例えば、現在受信中の曲名等)のデータD1を取得すると、そのデータに基づき文字情報を液晶表示装置51に表示させる。
次に、チューナ部10の構成について詳述する。図2はチューナ部10の主要部の構成を示す図である。
チューナ部10は、車両に設けられた一本のアンテナ60に接続されるリレースイッチSW1を備え、このリレースイッチSW1は、アンテナ60からの受信電波をスイッチSW2、分配器12およびスイッチSW3のいずれかに選択的に供給する。具体的には、このリレースイッチSW1は、アンテナ60からの受信電波が供給される可動接点P1と、この可動接点P1が選択的に接触する3つの固定接点T1、T2、T3とを備え、オーディオ制御部11の制御の下、可動接点P1を介して固定接点T1〜T3のいずれかからアンテナ60の受信電波を出力する。
このリレースイッチSW1の固定接点T1は、リレースイッチSW2の固定接点T4に接続され、このリレースイッチSW2の可動接点P2が固定接点T4に接触した場合に、このリレースイッチSW1を介して固定接点T1がFM多重専用チューナ(FM多重放送受信機)13に接続されるようになっている。
また、リレースイッチSW1の固定接点T2は、2分配タイプの分配器12を介して、リレースイッチSW2の固定接点T5およびリレースイッチSW3の固定接点T6と接続される。この構成により、リレースイッチSW2の可動接点P2が固定接点T5に接触した場合に、このリレースイッチSW2を介して固定接点T2がFM多重専用チューナ(FM多重放送受信機)13に接続されると共に、リレースイッチSW3の可動接点P3が固定接点T6に接触した場合に、固定接点T2がFM多重専用チューナ(FM多重放送受信機)13に接続されるようになっている。
また、リレースイッチSW1の固定接点T3は、リレースイッチSW3の固定接点T7に接続され、このリレースイッチSW3の可動接点P3が固定接点T7に接触した場合に、このリレースイッチSW3を介して固定接点T3がFMラジオチューナ(FMラジオ受信機)14に接続されるようになっている。上記各リレースイッチSW1〜SW3のスイッチング制御は、オーディオ制御部11が行うようになっている。
FM多重専用チューナ13は、オーディオ制御部11の制御の下、FM多重放送波を受信する受信機であり、受信情報をデコーダ15に出力する。このデコーダ15は、受信情報に所定のデコード処理を施すことにより、受信情報を、FM放送の曲名等を示す放送情報や渋滞情報等の交通情報(VICS情報(文字情報や画像情報を含む))にデコードし、対応するデータD1をナビゲーション制御部52へ出力する。
また、FMラジオチューナ14は、オーディオ制御部11の制御の下、FM放送波を受信する受信機であり、FM放送波に重畳された音声信号S1を取得して、音声制御部41に出力する。なお、図示は省略したが、このチューナ部10は、AM放送受信用のアンテナと、このアンテナを介してAM放送波を受信するAMラジオチューナとを備え、オーディオ制御部11の制御部の下、AM放送波も受信可能となっている。
次に、チューナ部10の動作について説明する。図3は、チューナ部10の動作を説明する表である。この図に示すように、オーディオ制御部11は、FM放送およびFM多重放送の受信動作を行う場合、具体的には、FMラジオモードで、かつ、このモード中に放送情報(FM放送で放送中の曲名やニュース等)の表示を行う場合、図3に示すように、リレースイッチSW1の可動接点P1を固定接点T2に接続し、リレースイッチSW2の可動接点P2を固定接点T5に接続し、さらに、リレースイッチSW3の可動接点P3を固定接点T6に接続する。これによって、オーディオ制御部11は、図2に示すように、アンテナ60の受信電波を分配器12を経由してFM多重専用チューナ13とFMラジオチューナ14との両方に供給する分配電波供給路BD1を形成する。
この分配電波供給路BD1を形成することによって、FM放送とFM多重放送の両方が同時に受信可能となる。この場合、FMラジオチューナ14により受信されたFMラジオ音声の音声信号S1が音声再生部40に出力され、スピーカ5からFMラジオ音声が放音されると共に、FM多重専用チューナ13により受信されたFM多重放送に含まれるデータD1がデコーダ15を介して情報表示部50に出力され、対応する情報が液晶表示装置51に表示される。
一方、オーディオ制御部11は、FM多重放送だけの受信動作を行う場合、具体的には、ナビゲーションモードの場合、図3に示すように、リレースイッチSW1の可動接点P1を固定接点T1に接続し、リレースイッチSW2の可動接点P2を固定接点T4に接続し、これによって、図2に示すように、アンテナ60の受信電波を分配器12を経由せずに直接FM多重専用チューナ13に供給する個別電波供給路KD1を形成する。
この個別電波供給路KD1を形成することによって、アンテナ60の受信電波を分配器12を経由せずにFM多重専用チューナ13に供給することができ、分配器12で受信電波の電圧ロスが生じない分だけ、FM多重専用チューナ13の受信感度を向上させることができる。従って、車両が電波状況の悪いエリアを走行中であっても、FM多重専用チューナ13によりFM多重放送を受信することができ、FM多重放送に含まれる文字情報や交通情報等を液晶表示装置51に表示させることができる。
また、オーディオ制御部11は、FM放送だけの受信動作を行う場合、具体的には、FMラジオモードで、このモード中に放送情報を表示しない場合(放送情報非表示の場合)、図3に示すように、リレースイッチSW1の可動接点P1を固定接点T3に接続し、リレースイッチSW3の可動接点P3を固定接点T7に接続し、これによって、図2に示すように、アンテナ60の受信電波を分配器12を経由せずに直接FMラジオチューナ14に供給する個別電波供給路KD2を形成する。
この個別電波供給路KD2を形成することによって、アンテナ60の受信電波を分配器12を経由せずにFMラジオチューナ14に供給でき、分配器12で受信電波の電圧ロスが生じない分だけ、FMラジオチューナ14の受信感度を向上させることができる。従って、車両が電波状況の悪いエリアを走行中であっても、FMラジオチューナ14によりFM放送を受信することができ、このFM放送の音声をスピーカ5から放音させることができる。
また、本実施形態では、FM放送またはFM多重放送の両方の受信時だけ分配器12を使用するため、この場合だけ分配器12に動作電力Bを供給し、FM放送またはFM多重放送のいずれか一方の受信動作時は、分配器12への動作電力Bの供給を停止するようになっている。これにより、チューナ部10の消費電力を低減することも可能となっている。
以上説明したように、本実施形態によれば、FM多重放送だけの受信動作時、およびFM放送だけの受信動作時は、アンテナ60の受信電波を分配器12を経由せずにFM多重専用チューナ13またはFMラジオチューナ14の一方に供給するため、受信電波を分配器を経由してFM多重専用チューナおよびFMラジオチューナに供給する従来のものに比して、一方のチューナだけの受信動作時に分配器による電圧ロスが生じない分、受信感度を向上させることができる。
また、本実施形態では、FM放送またはFM多重放送の両方の受信動作時だけ分配器12に動作電力Bを供給し、一方の放送の受信動作時は分配器12への動作電力Bの供給を停止するため、チューナ部10の消費電力を低減し、車載装置1の省電力化を図ることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態に係る車載装置は、第1実施形態に係る車載装置1のリレースイッチSW1〜SW3に相当するスイッチ構成が異なる。それ以外の構成については、第1実施形態に係る車載装置1とほぼ同様であるため、同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を詳細に説明する。
図4は本実施形態に係るチューナ部10Aの主要部の構成を示す図である。
このチューナ部10Aにおいては、アンテナ60に接続された給電線(アンテナフィーダ)が3つに分岐され、第1の分岐線BN1が、ダイオードD2を介してFM多重専用チューナ13に接続され、第2の分岐線BN2が、分配器12に接続され、この分配器12からの2つの出力線L21、L22の一方がダイオードD1を介してFM多重専用チューナ13に接続され、他方がダイオードD3を介してFMラジオチューナ14に接続される。さらに、第3の分岐線BN3は、ダイオードD4を介してFMラジオチューナ14に接続される。
上記第1の分岐線BN1は、ダイオードD2の上流側にてコイルL2および抵抗R2を介して制御端子Vcc2に接続され、上記第2の分岐線BN2とつながる分配器12の一方の出力線L1は、ダイオードD1の上流側にてコイルL1および抵抗R1を介して制御端子Vcc1に接続され、さらに、分岐線BN1および出力線L21は、ダイオードD1およびD2の下流で合流し、この合流部分には、上記ダイオードD1、D2をONさせるためのインダクタンスであって、上記コイルL1、L2と同じく、FM周波数帯に十分なインダクタンスを持ったコイルL5が接続される。
上記構成により、制御端子Vcc2をHレベルにした場合、アンテナ60とFM多重専用チューナとが第1の分岐線BN1およびダイオードD2を介して導通する一方、制御端子Vcc2をLレベルにした場合、アンテナ60とFM多重専用チューナとが非導通となる。さらに、制御端子Vcc1をHレベルにした場合、アンテナ60とFM多重専用チューナ13とが第2の分岐線BN2およびダイオードD1を介して導通する一方、制御端子Vcc1をLレベルにした場合、アンテナ60とFM多重専用チューナ13とが非導通となる。すなわち、これらダイオードD1、D2、コイルL1、L2、L5、抵抗R1、R2によって、アンテナ60とFM多重専用チューナ13との間の導通線を、第1の分岐線BN1または第2の分岐線BN2の間で切り換えるダイオードスイッチDSW1が構成されている。
また、上記第2の分岐線BN2とつながる分配器12の他方の出力線L22は、ダイオードD3の上流側にてコイルL3および抵抗R3を介して制御端子Vcc3と接続され、上記第3の分岐線BN3は、ダイオードD4の上流側にてコイルL4および抵抗R4を介して制御端子Vcc4に接続され、さらに、出力線L22および分岐線BN4は、ダイオードD3およびD4の下流で合流し、この合流部分には、上記ダイオードD3、D4をONさせるためのインダクタンスであって、上記コイルL3、L4と同じく、FM周波数帯に十分なインダクタンスを持ったコイルL6が接続される。
上記構成により、制御端子Vcc3をHレベルにした場合、アンテナ60とFMラジオチューナ14とが第2の分岐線BN2およびダイオードD3を介して導通する一方、制御端子Vcc3をLレベルにした場合、アンテナ60とFMラジオチューナ14とが非導通となる。また、制御端子Vcc4をHレベルにした場合、アンテナ60とFMラジオチューナ14とが第3の分岐線BN3およびダイオードD4を介して導通する一方、制御端子Vcc4をLレベルにした場合、アンテナ60とFMラジオチューナ14とが非導通となる。すなわち、これらダイオードD3、D4、コイルL3、L4、L6、抵抗R3、R4によって、アンテナ60とFMラジオチューナ14との間の導通線を、第2の分岐線BN2または第3の分岐線BN3との間で切り換えるダイオードスイッチDSW2が構成されている。これらダイオードスイッチDSW1およびDSW2のスイッチング制御は、オーディオ制御部(電波供給路制御手段)11Aによって実行される。
図5は、チューナ部10Aの動作を説明する表である。この図に示すように、オーディオ制御部11Aは、FM放送およびFM多重放送の受信動作を行う場合、制御端子Vcc1をHレベル、制御端子Vcc2をLレベル、制御端子Vcc3をHレベルおよび制御端子Vcc4をLレベルに制御する。これによって、オーディオ制御部11は、ダイオードD1およびD2だけをONとし、図4に示すように、上記ダイオードスイッチDSW1およびDSW2により、アンテナ60の受信電波を分配器12を経由してFM多重専用チューナ13とFMラジオチューナ14との両方に供給する分配電波供給路BD1を形成する。
これによって、FM放送とFM多重放送の両方が同時に受信可能となり、FMラジオチューナ14により受信されたFMラジオ音声の音声信号S1が音声再生部40に出力され、スピーカ5からFMラジオ音声が再生されると共に、FM多重専用チューナ13により受信されたFM多重放送に含まれるデータD1がデコーダ15を介して情報表示部50に出力され、対応する情報が液晶表示装置51に表示される。
一方、オーディオ制御部11Aは、FM多重放送だけの受信動作を行う場合、図5に示すように、制御端子Vcc1をLレベル、制御端子Vcc2をHレベル、制御端子Vcc3をLレベルおよび制御端子Vcc4をLレベルに制御する。これによって、オーディオ制御部11は、ダイオードD2だけをオンとし、図4に示すように、アンテナ60の受信電波を分配器12を経由せずに直接FM多重専用チューナ13に供給する個別電波供給路KD1を形成する。したがって、分配器12で受信電波の電圧ロスが生じない分だけ、FM多重専用チューナ13の受信感度が向上する。
また、オーディオ制御部11は、FM放送だけの受信動作を行う場合、図5に示すように、制御端子Vcc1をLレベル、制御端子Vcc2をLレベル、制御端子Vcc3をLレベルおよび制御端子Vcc4をHレベルに制御する。これによって、オーディオ制御部11は、ダイオードD4だけをオンとし、図4に示すように、アンテナ60の受信電波を分配器12を経由せずに直接FMラジオチューナ14に供給する個別電波供給路KD2を形成することができる。したがって、分配器12で受信電波の電圧ロスが生じない分だけ、FMラジオチューナ14の受信感度が向上する。
このように、本実施形態では、ダイオードスイッチDSW1、DSW2によって、分配電波供給路BD1、個別電波供給路KD1、KD2のいずれかを選択的に形成することにより、第1実施形態の効果に加えて、第1実施形態に係るチューナ部10よりもチューナ部のコストを低減することができる。また、本実施形態では、ダイオードスイッチDSW1、DSW2のインピーダンスを、分配器12の入力インピーダンスに比して非常に小さくしておくことによって、第1実施形態に係るリレースイッチSW1に相当するスイッチを省略することができ、部品コストを低減することできる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態に係る車載装置は、FM用受信用アンテナを2本有する1系統FMダイバシティー方式を採用すると共に、FMラジオ非受信時は、一方のアンテナをFM多重放送の受信専用に切り替える点が、上記第1および第2実施形態に係る車載装置と相違する。それ以外の構成については、上記実施形態に係る車載装置とほぼ同様であるため、同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を詳細に説明する。
図6は、本実施形態に係るチューナ部10Bの主要部の構成を示す図である。このチューナ部10Bには、FM放送受信用アンテナとして、メインアンテナ60Aとサブアンテナ60Bの2本のアンテナが接続されている。
このチューナ部10Bは、メインアンテナ60Aに接続される分配器12を備え、この分配器12は、メインアンテナ60Aの受信電波をリレースイッチSW5とFMラジオチューナ部(選択回路付き受信機)140とに分配して出力する。
また、このチューナ部10Bは、サブアンテナ60Bに接続されるリレースイッチSW4を備え、このリレースイッチSW4は、サブアンテナ60Bに接続される可動接点P4と、この可動接点P4が選択的に接触する2つの固定接点T8、T9とを備え、一方の固定接点T8は、リレースイッチSW5に接続され、他方の固定接点T9は、FMラジオチューナ部140に接続される。この構成により、リレースイッチSW4は、オーディオ制御部11Cの制御の下、アンテナ60Bの受信電波を選択的にリレースイッチSW5或いはFMラジオチューナ部140に出力する。
リレースイッチSW5は、分配器12に接続される固定接点T10と、リレースイッチSW5の固定接点T8に接続される固定接点T11と、固定接点T10、T11に選択的に接触する可動接点P10とを備え、可動接点P10はFM多重専用チューナ13に接続される。この構成により、リレースイッチSW5は、オーディオ制御部11Cの制御の下、分配器12を介して供給されたメインアンテナ60Aの受信電波或いはリレースイッチSW4を介して供給されたサブアンテナ60Bの受信電波をFM多重専用チューナ13に選択的に出力する。これらリレースイッチSW4およびSW5は、オーディオ制御部(電波供給路制御手段)11Bによって制御される。
FMラジオチューナ部140は、複数の受信電波を入力し、所定のダイバーシティー方式で信頼性の高い受信電波を受信する受信機であり、本実施形態では、2つの受信電波の中から強度の高い電波を選択するアンテナ選択回路17と、このアンテナ選択回路17により選択された電波を受信するFMラジオチューナ14とから構成されている。
図7は、チューナ部10Bの動作を説明する表である。この図に示すように、オーディオ制御部11Cは、FM放送およびFM多重放送の受信動作を行う場合、リレースイッチSW4の可動接点P4を固定接点T9に接続すると共に、リレースイッチSW5の可動接点P5を固定接点T10に接続し、これによって、図6に示すように、メインアンテナ60Aの受信電波を分配器12を介してFM多重専用チューナ13とFMラジオチューナ部140に供給する分配電波供給路BD1を形成すると共に、サブアンテナ60Bの受信電波をFMラジオチューナ部140に供給する。
この場合、FM多重専用チューナ13には、メインアンテナ60Aからの受信電波が供給されるため、FM多重放送が受信可能となる。一方、FMラジオチューナ部140のアンテナ選択回路17には、メインアンテナ60Aとサブアンテナ60Bからの受信電波が供給されるため、FMラジオチューナ14には、これら受信電波のうち受信強度の高いアンテナからの受信電波が供給される。これによって、メインアンテナ60Aとサブアンテナ60Bとで受信状況が相違する環境下でも、FMラジオチューナ14の受信感度を良好に維持することができる。
一方、オーディオ制御部11Bは、FM多重放送だけの受信動作を行う場合、図7に示すように、リレースイッチSW4の可動接点P4を固定接点T8に接続すると共に、リレースイッチSW5の可動接点P5を固定接点T11に接続し、これによって、図6に示すように、サブアンテナ60Bの受信電波を分配器12を経由せずに直接FM多重専用チューナ13に供給する個別電波供給路KD1を形成する。したがって、分配器12で受信電波の電圧ロスが生じない分だけ、FM放送およびFM多重放送の受信動作を行う場合に比して、FM多重専用チューナ13の受信感度を向上させることができる。
また、オーディオ制御部11Bは、FM放送だけの受信動作を行う場合、図7に示すように、リレースイッチSW4の可動接点P4を固定接点T9に接続し、これによって、図6に示すように、サブアンテナ60Bの受信電波をアンテナ選択回路17を介してFMラジオチューナ部140に供給する個別電波供給路KD2を形成する。この場合、FMラジオチューナ部140には、サブアンテナ60Bの受信電波に加えて、分配器12を介してメインアンテナ60Aの受信電波が供給されるため、アンテナ選択回路17は、これら受信電波のうち良好な受信電波を選択的にFMラジオチューナ14に供給する。従って、FMラジオチューナ14の受信感度を良好に維持することができる。
このように、本実施形態では、FMラジオチューナ受信動作時は、サブアンテナ60Bの受信電波をFMラジオチューナ部140に供給する一方、FMラジオチューナ非受信動作時には、このサブアンテナ60Bの受信電波を直接FM多重専用チューナに供給するため、受信電波を分配器を経由してFM多重専用チューナに供給する従来のものに比して、分配器による電圧ロスが生じない分、FM多重専用チューナ13だけの受信動作時の受信感度を向上させることができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態に係る車載装置は、2系統FMダイバシティー方式を採用する点が、上記第3実施形態に係る車載装置と相違する。それ以外の構成については、第3実施形態に係る車載装置とほぼ同様であるため、同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を詳細に説明する。
図8は本実施形態に係るチューナ部10Cの主要部の構成を示す図である。
このチューナ部10Cは、複数の受信電波を入力し、所定のダイバーシティー方式で信頼性の高い受信電波を受信するFMラジオチューナ部141を有し、このFMラジオチューナ部(同時受信型受信機)141は、2つのFMラジオチューナを内蔵し、2つの受信電波を同時受信可能な2チューナタイプに構成されている。
オーディオ制御部11Bは、図7に示すように、FM放送およびFM多重放送の受信動作を行う場合、リレースイッチSW4の可動接点P4を固定接点T9に接続すると共に、リレースイッチSW5の可動接点P5を固定接点T10に接続し、これによって、図8に示すように、メインアンテナ60Aの受信電波を分配器12を介してFM多重専用チューナ13とFMラジオチューナ部141に供給する分配電波供給路BD1を形成すると共に、サブアンテナ60Bの受信電波をFMラジオチューナ部140に供給する。
この場合、FM多重専用チューナ13には、メインアンテナ60Aからの受信電波が供給されると共に、FMラジオチューナ部141には、メインアンテナ60Aとサブアンテナ60Bからの受信電波が供給される。これにより、FM多重専用チューナ13によりFM多重放送が受信可能になると共に、FMラジオチューナ部141により、メインアンテナ60Aとサブアンテナ60Bからの受信電波から目的のFM放送を夫々受信し、これら受信情報のうち、受信状況の良い受信情報を出力することが可能となる。従って、メインアンテナ60Aとサブアンテナ60Bとで受信状況が相違する環境下でも、FMラジオチューナ14の受信感度を良好に維持することができ、FMラジオ音声をスピーカ5から放音しつつ、FM多重放送に含まれる文字情報等を液晶表示装置51に表示させることができる。
一方、オーディオ制御部11Bは、FM多重放送だけの受信動作を行う場合、図7に示すように、リレースイッチSW4の可動接点P4を固定接点T8に接続すると共に、リレースイッチSW5の可動接点P5を固定接点T11に接続し、これによって、図8に示すように、サブアンテナ60Bの受信電波を分配器12を経由せずに直接FM多重専用チューナ13に供給する個別電波供給路KD1を形成する。したがって、分配器12で受信電波の電圧ロスが生じない分だけ、FM放送およびFM多重放送の受信動作を行う場合に比して、FM多重専用チューナ13の受信感度を向上させることができる。
また、オーディオ制御部11Bは、FM放送だけの受信動作を行う場合、図7に示すように、リレースイッチSW4の可動接点P4を固定接点T9に接続し、これによって、図8に示すように、サブアンテナ60Bの受信電波をアンテナ選択回路17を介してFMラジオチューナ部141に供給する個別電波供給路KD2を形成する。この場合、FMラジオチューナ部141には、サブアンテナ60Bの受信電波に加えて、分配器12を介してメインアンテナ60Aの受信電波が供給されるため、FMラジオチューナ部141は、各アンテナの受信電波から目的のFM放送を受信し、これら受信情報のうち、受信状況の良い受信情報を出力することが可能となる。従って、FMラジオチューナ14の受信感度を良好に維持することができる。
このように、本実施形態では、FMラジオチューナ受信動作時は、サブアンテナ60Bの受信電波をFMラジオチューナ部141に供給する一方、FMラジオチューナ非受信動作時には、このサブアンテナ60Bの受信電波を直接FM多重専用チューナに供給するため、受信電波を分配器を経由してFM多重専用チューナに供給する従来のものに比して、分配器による電圧ロスが生じない分、FM多重専用チューナ13だけの受信動作時の受信感度を向上させることができる。
以上、本発明による車載装置及びチューナ部(受信装置)の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、上述の第2および第3実施形態では、2本のアンテナ接続に対応したチューナ部(受信装置)に本発明を適用する場合について例示したが、2本以上のアンテナ接続に対応したチューナ部(受信装置)に本発明を適用してもよい。
本発明の実施形態に係る車載装置の機能構成を示すブロック図である。 車載装置のチューナ部の主要部の構成を示すブロック図である。 チューナ部の動作を説明する表である。 第2実施形態に係るチューナ部の主要部の構成を示すブロック図である。 車載装置のチューナ部の動作を説明する表である。 第3実施形態に係るチューナ部の主要部の構成を示すブロック図である。 チューナ部の動作を説明する表である。 第4実施形態に係るチューナ部の主要部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 車載装置
5 スピーカ
6 GPSユニット
10 チューナ部(受信装置)
11 オーディオ制御部(電波供給路制御手段)
13 FM多重専用チューナ(FM多重放送受信機)
14 FMラジオチューナ(FMラジオ受信機)
17 アンテナ選択回路
20 操作部
30 記録媒体読取部
40 音声再生部
50 情報表示部
51 液晶表示装置
60 アンテナ
60A メインアンテナ
60B サブアンテナ
140、141 FMラジオチューナ部
SW1〜SW5 リレースイッチ
DSW1、DSW2 ダイオードスイッチ

Claims (6)

  1. アンテナの受信電波に含まれる複数種類の放送波を受信する複数の受信機と、前記アンテナの受信電波を前記複数の受信機の台数分、分配する分配器とを備える受信装置において、
    前記受信電波を、前記分配器を経由して前記複数の受信機に供給する分配電波供給路と、
    前記受信電波を、前記分配器を経由せずに前記複数の受信機に個別に供給する複数の個別電波供給路とを備え、
    一台の前記受信機だけが動作する場合、その受信機だけに受信電波を供給すべく、1つの前記個別電波供給路だけを電波供給路にすると共に、一台以上の前記受信機が動作する場合、前記分配電波供給路を電波供給路にする電波供給路制御手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 複数のアンテナからの受信電波に含まれる複数種類の放送波を受信する複数の受信機と、1つの前記アンテナからの受信電波を前記複数の受信機の台数分、分配する分配器とを備える受信装置において、
    前記分配器を経由して前記複数の受信手段に選択的に受信電波を供給する複数の分配電波供給路と、
    前記分配器により受信電波が分配される前記1つのアンテナ以外の他のアンテナからの受信電波を、前記複数の受信手段に個別に供給する複数の個別電波供給路とを備え、
    一台の前記受信機だけが動作する場合、その受信機だけに前記他のアンテナからの受信電波を供給すべく、1つの前記個別電波供給路だけを電波供給路にすると共に、一台以上の前記受信機が動作する場合、動作中の受信機全てに受信電波を供給すべく、前記複数の分配電波供給路を電波供給路にする電波供給路制御手段を備えることを特徴とする受信装置。
  3. 前記受信機は、2つの受信電波を入力して1つの受信電波を選択可能な選択回路を備えた選択回路付き受信機を含み、
    前記電波供給路制御手段は、前記選択回路付き受信機が一台だけ動作する場合、その受信機に受信電波を供給するための1つの前記個別電波供給路と前記分配電波供給路とを電波供給路にすることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記複数の受信機は、2つの受信電波を同時受信可能な同時受信型受信機を含み、
    前記電波供給路制御手段は、前記同時受信型受信機が一台だけ動作する場合、その受信機に受信電波を供給するための1つの前記個別電波供給路と前記分配電波供給路とを電波供給路にすることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  5. 前記複数の受信機は、FM多重放送受信用のFM多重放送受信機と、FM放送受信用のFM放送受信機とを含み、
    前記FM多重放送受信機の受信情報から文字情報等をデコードするデコーダを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の受信装置。
  6. 請求項5に記載の受信装置を内蔵し、
    この受信装置のデコーダによりデコードされた文字情報又は交通情報に基づいて情報を表示する情報表示部と、
    前記受信装置のFM放送受信機により受信されたFM放送の音声信号に基づいて音声を再生する音声再生部とを備えることを特徴とする車載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06188846A (ja) * 1992-12-21 1994-07-08 Fujitsu Ten Ltd Fm多重放送受信機
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