JP3882681B2 - 車載ラジオ - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、FM放送及びサテライトラジオ放送のいずれの放送も受信可能な車載ラジオに関する。
【0002】
【背景技術】
サテライトラジオ放送は非常に高い周波数の電波を用いて放送が行われるため、例えばトンネル内や高架橋の下に車両が進入した場合などのように、放送衛星と車載された受信アンテナとの間に障害物が介在すると受信が不可能となり易い。
【0003】
このような問題に対して、FM放送及びサテライトラジオ放送において同時に同一の内容の放送が行われている場合に、FM放送及びサテライトラジオ放送のいずれも受信可能な車載用ラジオで、手動或いは自動でサテライトラジオ放送からFM放送に切り替えて同一内容の放送を追従することにより、常時同一の放送内容を受信することが考えられる。
【0004】
しかしながら、FM放送は、小音量時における音感特性の悪化を補償し、良好な音質を提供するために低音域が強調された状態で放送され、時には高音域も強調された状態で放送される場合がある。これに対して、サテライトラジオ放送では、特定の音域を強調した放送は行われないため、上述の切り替え時において、FM放送とサテライトラジオ放送との音質に差が生じ、聴取者に不自然さを感じさせることとなる。
【0005】
【発明の開示】
本発明は、FM放送及びサテライトラジオ放送のいずれの放送も受信可能な車載ラジオに関し、特にFM放送とサテライトラジオ放送との切替時に良好な音質を得ることが可能な車載ラジオを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本発明によれば、少なくとも2つ以上の周波数帯のラジオ放送が受信可能な車載ラジオであって、各周波数帯を受信する少なくとも2つ以上のチューナと、前記少なくとも2つ以上のチューナのいずれか一つを選択するためのチューナ選択手段と、前記チューナにより受信された音声信号の所定の音域を強調させるラウドネス手段と、選択された前記チューナに応じて、前記ラウドネス手段の制御を行う制御手段と、を有し、前記チューナ選択手段において、所定の音域が強調されずに放送される第2のラジオ放送から、所定の音域が強調されて放送される第1のラジオ放送への選択時に、前記制御手段は、前記第1のラジオ放送と前記第2のラジオ放送とが同一の内容を放送していることを判断した場合に、前記ラウドネス手段に前記所定の音域を強調させない第1の指令を出力し、前記ラウドネス手段が、前記第1の指令に従って、前記第1のチューナから出力される音声信号の前記所定の音域を強調させない車載ラジオが提供される。
【0007】
本発明では、少なくとも2つ以上の周波数帯のラジオ放送を受信することが可能な車載ラジオに、各周波数帯を受信する2つ以上のチューナと、当該複数のチューナのいずれか一つを選択するためのチューナ選択手段と、当該チューナにより受信される音声信号の所定の音域を強調させるラウドネス手段と、選択されたチューナに応じてラウドネス手段の制御を行う制御手段と、を具備させる。そして、所定の音域が強調されずに放送される第2のラジオ放送から、所定の音域が強調されて放送される第1のラジオ放送への選択時に、制御手段は、第1のラジオ放送と第2のラジオ放送とが同一の内容を放送していることを判断した場合に、ラウドネス手段に前記所定の音域を強調させない第1の指令を出力し、ラウドネス手段が、当該指令に従って、第1のチューナから出力される音声信号の所定の音域を強調させない。第1のラジオ放送としては、サテライトラジオ放送を例示することが出来、第2のラジオ放送としては、FM放送又はFM多重放送を例示することが出来る。
【0008】
これにより、サテライトラジオ受信中に例えばトンネル内や高架橋の下に車両が進入した場合等の放送衛星と車載された受信アンテナとの間に障害物が介在することにより受信が不可能となった際に、或いは、放送衛星と車載された受信アンテナとの間の障害物の介在がなくなりサテライトラジオ放送を受信可能に復帰した際に、操作者が手動で或いは自動でオーディオソースを選択する場合に、FM放送とサテライトラジオ放送との放送内容が同一性の判断により、自動的にラウドネス機能をオン/オフさせて音声出力することにより、FM放送とサテライトラジオ放送との音質に差が減少し、聴取者に不自然さを感じさせることがなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態における車載ラジオの構成を示すブロック図、図2は本発明の第1実施形態における車載ラジオオーディオソース切替時のラウドネス機能の制御のフローチャートである。
【0011】
図1に示すように、本発明の第1実施形態における車載ラジオ1は、FM放送用アンテナ11と、FM放送用チューナ12と、サテライトラジオ放送用アンテナ21と、サテライトラジオ放送用チューナ22と、セレクタ回路30と、電子ボリューム回路40と、パワーアンプ50と、スピーカ60と、制御装置70と、操作装置80とから構成されている。
【0012】
FM放送用チューナ12(第1のチューナ)は、特定の周波数に同調して、受信したFM放送(第1のラジオ放送)の音声信号を復調する手段である。当該チューナ12は、自動車の外部に設置されたFM放送用アンテナ11、及び制御装置70に接続されており、制御装置70からの指令に従って、特定の周波数に同調し、当該アンテナ11が受信したFM放送の主チャンネル及び副チャンネルの音声信号を復調し、セレクタ回路30に出力をする。
【0013】
サテライトラジオ放送用チューナ22(第2のチューナ)は、特定の周波数に同調して、受信したサテライトラジオ放送(第2のラジオ放送)の音声信号を復調する手段である。当該チューナ22は、自動車の外部に設置されたサテライトラジオ放送用アンテナ21、及び制御装置70に接続されており、制御装置70からの指令に従って、特定の周波数に同調し、当該アンテナ21が受信したサテライトラジオ放送の音声信号を復調し、セレクタ回路30に出力する。
【0014】
セレクタ回路30は、制御装置70からの指令に従って、FM放送用チューナ12から出力されるFM放送、又は、サテライトラジオ放送用チューナ21から出力されるサテライトラジオ放送の何れか一方の音声信号を電子ボリューム回路40に出力する。なお、当該セレクタ回路30に入力されるオーディオソースは、上記の2つのオーディオソースに限定されることなく、AM放送、CD(コンパクトディスク)プレイヤー等の2つ以上のオーディオソースを含めても良い。
【0015】
電子ボリューム回路40は、セレクタ回路30を介して出力されたいずれか一方のチューナ12、22からの音声信号を適当に音量調整するためのボリュームであり、また、低音域を強調させるラウドネス機能41を具備している。当該ラウドネス機能がオンとなっている場合には、当該ラウドネス機能41により低音域が強調されてパワーアンプ50に音声信号を出力する。なお、当該ラウドネス機能がオフとなっている場合は、低音域の強調を行わずに音声信号をパワーアンプ50に出力する。
【0016】
パワーアンプ50に出力された音声信号は、増幅されてスピーカ60に出力され、当該スピーカ60がアンプ出力で駆動されて音響出力を行う。
【0017】
制御装置70は、操作装置80に接続されており、車載用チューナ1を操作する操作者が操作装置80に行った所定の指示に基づいて、FM放送用チューナ12、サテライトラジオ放送用チューナ22、セレクタ回路30、電子ボリューム回路40のそれぞれに制御信号を送信して制御を行う手段である。当該制御装置70は、操作者が操作装置80により指示した周波数に同調させる指令を、FM放送用チューナ12及びサテライトラジオ放送用チューナ22に送信する。また、セレクタ回路30には、操作者が操作装置80により指示したオーディオソースの音声信号のみを電子ボリューム回路40に出力するような指令を送信する。さらに、電子ボリューム回路40には、オーディオソースの切り替えの際に、FM放送が選択された場合には、ラウドネス機能をオフにする指令(第1の指令)を自動的に送信し、またサテライトラジオ放送が選択された場合には、ラウドネス機能をオンにする指令(第2の指令)を自動的に送信する。なお、操作装置80には、図示しないオーディオソース選択用のスイッチ等が配置されている。
【0018】
次に作用について述べる。
【0019】
図2に従って、以下にオーディオソース切替時の制御装置によるラウドネス機能の制御について説明する。
【0020】
車載ラジオ1の図示しない電源が入った状態で、ステップS10において、操作者が操作装置80により何れかのオーディオソースの選択を行う。
【0021】
次に、ステップS20において、制御装置70は、当該選択されたオーディオソースが、FM放送かサテライトラジオ放送であるかの判断を行う。当該ステップS20において制御装置70が、FM放送を選択していることを判断した場合(ステップS20においてYES)、ステップS30に進み、制御装置70は、電子ボリューム回路40に対してラウドネス機能をオフにするように指令を送信し、当該指令に基づいて電子ボリューム回路40は、具備したラウドネス機能をオフにする。そして、制御装置70は、ステップS10で選択されたFM放送の音声信号のみを電子ボリューム回路40に出力するように、セレクタ回路30に指令を送信する。セレクタ回路30は、選択されたFM放送の音声信号のみを電子ボリューム回路40に出力する。そして、当該電子ボリューム回路40は、低音域を強調させずに音声信号をパワーアンプ50に出力し、スピーカ60がアンプ出力で駆動されて音響出力を行う。
【0022】
また、ステップS20において制御装置70が、サテライトラジオ放送を選択していると判断した場合(ステップS20においてNO)は、ステップS40に進み、制御装置70は、電子ボリューム回路40に対してラウドネス機能をオンにするように指令を送信し、当該指令に基づいて電子ボリューム回路40は、具備したラウドネス機能をオンにする。そして、制御装置70は、ステップS10で選択されたサテライトラジオ放送の音声信号のみを電子ボリューム回路40に出力する。さらに、当該電子ボリューム回路40は、ラウドネス機能41により当該音声信号の低音域を強調させて音声信号をパワーアンプ50に出力し、スピーカ60がアンプ出力で駆動されて音響出力を行う。
【0023】
操作者が操作装置80によりオーディオソースを選択する毎に、以上の制御を行う。
【0024】
なお、ステップS10におけるFM放送とサテライトラジオ放送との選択は、操作者の手動による選択に限定されることなく、例えば、サテライトラジオ放送を受信困難となった場合或いは受信可能な状態に復帰した場合に、自動的に切り替えても良い。
【0025】
以上により、例えばトンネル内や高架橋の下に車両が進入した場合等の放送衛星と車載された受信アンテナとの間に障害物が介在し受信が不可能となった際、或いは、放送衛星と車載された受信アンテナとの間の障害物の介在がなくなりサテライトラジオ放送を受信可能に復帰した際に、操作者が手動で或いは自動でFM放送とサテライトラジオ放送とを切り替える場合に、選択されたオーディオソースに応じて自動的にラウドネス機能をオン/オフさせて音声出力することにより、FM放送とサテライトラジオ放送との音質に差が減少し、聴取者に不自然さを感じさせることがなくなる。
【0026】
[第2実施形態]
図1は本発明の第2実施形態における車載ラジオの構成を示すブロック図、図3は本発明の第2実施形態の車載ラジオにおけるオーディオソース切替時のラウドネス機能の制御のフローチャートである。
【0027】
本発明の第2実施形態において車載ラジオ1は、第1実施形態と同様に、FM放送用チューナ12と、サテライトラジオ放送用チューナ22と、セレクタ回路30と、電子ボリューム回路40と、パワーアンプ50と、スピーカ60と、制御装置70と、操作装置80とから構成されている。
【0028】
上記の2つのチューナ12、22及び制御装置70以外の構成要素は、第1実施形態と同様の構造、機能である。
【0029】
FM放送用チューナ12は、FM音声信号に音声信号以外の信号を多重させて放送するFM多重放送を受信可能な手段であり、通常の音声を担う主チャンネル及び副チャンネルに加えて音声以外の、例えば選局情報や番組内容に関するラジオデータシステム(RDS:Radio Data System)を受信可能な手段である。当該FM放送用チューナ12は、受信したFM多重放送の音声信号の復調に加えて、当該FM多重放送に含まれるRDS情報から放送局名に関する情報(PSname:Program Service name)(第1の放送局名称情報)を復調し、当該PSnameを制御装置70に送信する。
【0030】
また、サテライトラジオ放送用チューナ22は、サテライトラジオ放送のデータに含まれる各種情報の中からチャンネル名称情報(第2の放送局名称情報)を受信可能であり、受信したサテライトラジオ放送の音声信号の復調に加えて、当該チャンネル名称情報を復調して、制御装置70に送信する。
【0031】
さらに、制御装置70は、記憶部71を有しており、当該記憶部71によりFM放送用チューナ12から送信されたPSnameを記憶し、サテライトラジオ放送用チューナ22から送信されたチャンネル名称情報を記憶することが可能となっている。
【0032】
次に作用について述べる。
【0033】
図3に従って、以下にオーディオソース切替時(サテライトラジオ放送→FM多重放送)の制御装置によるラウドネス機能の制御について説明する。
【0034】
車載ラジオ1の図示しない電源がオンとなっている状態で、ステップS100において、制御装置70は、操作者が操作装置80によりサテライトラジオ放送を選択したことを判断する。
【0035】
次に、ステップS200において、制御装置70は、サテライトラジオ放送の音声信号のみを電子ボリューム回路40に出力するように、セレクタ回路30に指令を送信すると共に、ラウドネス機能41をオンにするように指令を送信する。
【0036】
次に、ステップS300において、当該指令に基づいて電子ボリューム回路40は、具備したラウドネス機能41をオンにし、低音域を強調させて音声信号をパワーアンプ50に出力し、スピーカ60がアンプ出力で駆動されてサテライト放送の音響出力を行う。
【0037】
次に、ステップS400において、サテライトラジオ放送用チューナ22から制御装置70に送信されるサテライトラジオ放送のデータに含まれるチャンネル名称情報のテキスト情報のリストを制御装置70に具備された記憶部71に、P(1)〜P(x)として記憶する。
【0038】
次に、ステップS500において、操作者が操作装置80によりFM放送を選択すると、制御装置70は、FM放送が選択されたことを判断する。
【0039】
次に、ステップS600において、FM放送用チューナ12から制御装置70に送信されるFM放送のRDS情報のPSnameのテキスト情報を、制御装置70に具備された記憶部71に、P(0)として記憶する。
【0040】
次に、ステップS700において、制御装置70は、記憶部71に記憶されたサテライトラジオ放送のチャンネル名称情報のリストP(1)〜P(x)とFM多重放送のPSnameのP(0)とを比較する。当該比較において、P(1)〜P(x)のテキスト情報と、P(0)のテキスト情報とが等しい場合、即ち、サテライトラジオ放送とFM放送との放送内容が同一であることが確認出来た場合は、ステップS800に進む(ステップS700においてYES)。ステップS800において、制御装置70は、セレクタ回路30にラウドネス機能41をオフにするように指令を送信し、ステップS1000に進む。
【0041】
ステップS700の制御装置70の比較において、P(0)のテキスト情報が、P(1)〜P(x)のテキスト情報と等しくないと判断した場合、即ち、サテライトラジオ放送とFM放送との放送内容が同一でないと判断した場合には、ステップS900に進む(ステップS700においてNO)。ステップS900において、制御装置70は、セレクタ回路30にラウドネス機能41をオンにするように指令を送信し、ステップS1000に進む。
【0042】
このように、FM多重放送により放送される放送局名称情報であるRDS情報のPSnameのテキスト情報と、サテライトラジオ放送により放送される放送局名称情報であるチャンネル名称情報のテキスト情報とを比較することにより、FM多重放送とサテライトラジオ放送との放送内容の同一性の判断が容易に可能となる。
【0043】
ステップS1000において、制御装置70は、FM放送の音声信号のみを電子ボリューム回路40に出力するように、セレクタ回路30に指令を送信する。セレクタ回路30から出力されたFM放送の音声信号は、電子ボリューム回路40において、ラウドネス機能41がオンとなっている場合には低音域を強調されて、ラウドネス機能41がオフとなっている場合には低音域を強調されないでパワーアンプ50に出力される。そして、スピーカ60がアンプ出力で駆動されてFM放送の音響出力を行う。
【0044】
なお、上記に対して逆の切替時、即ちFM放送→サテライトラジオ放送の切替時においても、上述の方法と同様に、FM放送から受信されるRDS情報のPSnameと、サテライトラジオ放送のチャンネル名称情報とを比較し、これらのテキスト情報が同一と判断された場合には、FM放送とサテライトラジオ放送との放送内容が同一と判断して、ラウドネス機能をオンしても良い。
【0045】
また、サテライトラジオ放送とFM放送との切替は、操作者の手動による選択に限定されることなく、例えば、サテライトラジオ放送を受信困難となった場合或いは受信可能な状態に復帰した場合に、自動的に切り替えても良い。
【0046】
以上のように、サテライトラジオ受信中に例えばトンネル内や高架橋の下に車両が進入した場合等の放送衛星と車載された受信アンテナとの間に障害物が介在することにより受信が不可能となった際に、或いは、放送衛星と車載された受信アンテナとの間の障害物の介在がなくなりサテライトラジオ放送を受信可能に復帰した際に、操作者が手動で或いは自動でオーディオソースを選択する場合に、FM放送とサテライトラジオ放送との放送内容が同一性の判断により、自動的にラウドネス機能をオン/オフさせて音声出力することにより、FM放送とサテライトラジオ放送との音質に差が減少し、聴取者に不自然さを感じさせることがなくなる。
【0047】
なお、以上に述べた第1実施形態及び第2の実施形態において、FM放送において高音域も強調されて放送されている場合には、ラウドネス機能によりサテライトラジオ放送の高音域の強調を行っても良い。
【0048】
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態及び第2実施形態における車載ラジオの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態の車載ラジオにおけるオーディオソース切替時のラウドネス機能の制御のフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態の車載ラジオにおけるオーディオソース切替時のラウドネス機能の制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1…車載ラジオ
11…FM放送用アンテナ
12…FM放送用チューナ
21…サテライトラジオ放送用アンテナ
22…サテライトラジオ放送用チューナ
30…セレクタ回路
40…電子ボリューム回路
41…ラウドネス機能
50…パワーアンプ
60…スピーカ
70…制御装置
71…記憶部
80…操作装置
Claims (7)
- 少なくとも2つ以上の周波数帯のラジオ放送が受信可能な車載ラジオであって、
各周波数帯を受信する少なくとも2つ以上のチューナと、
前記少なくとも2つ以上のチューナのいずれか一つを選択するためのチューナ選択手段と、
前記チューナにより受信された音声信号の所定の音域を強調させるラウドネス手段と、
選択された前記チューナに応じて、前記ラウドネス手段の制御を行う制御手段と、を有し、
前記チューナ選択手段において、所定の音域が強調されずに放送される第2のラジオ放送から、所定の音域が強調されて放送される第1のラジオ放送への選択時に、
前記制御手段は、前記第1のラジオ放送と前記第2のラジオ放送とが同一の内容を放送していることを判断した場合に、前記ラウドネス手段に前記所定の音域を強調させない第1の指令を出力し、前記ラウドネス手段が、前記第1の指令に従って、前記第1のチューナから出力される音声信号の前記所定の音域を強調させない車載ラジオ。 - 前記チューナ選択手段における前記第1のラジオ放送から前記第2のラジオ放送への選択時に、
前記制御手段は、前記第1のラジオ放送と前記第2のラジオ放送とが同一の内容を放送していることを判断した場合に、前記ラウドネス手段に前記所定の音域を強調させる第2の指令を出力し、前記ラウドネス手段が、前記第2の指令に従って、前記第2のチューナから出力される音声信号の前記所定の音域を強調させる請求項1記載の車載ラジオ。 - 前記第1のチューナが、前記第1のラジオ放送から第1の放送局名称情報を取得し、
前記第2のチューナが、前記第2のラジオ放送から第2の放送局名称情報を取得し、
前記第1の放送局名称情報と前記第2の放送局名称情報とが同一である場合に、前記制御手段が、前記第1のラジオ放送と前記第2のラジオ放送とが同一内容を放送していると判断し、
前記第1の放送局名称情報と前記第2の放送局名称情報とが同一でない場合に、前記制御手段が、前記第1のラジオ放送と前記第2のラジオ放送とが同一内容を放送していないと判断する請求項1又は2記載の車載ラジオ。 - 前記第1のラジオ放送が、FM放送又はFM多重放送である請求項1〜3の何れかに記載の車載ラジオ。
- 前記第2のラジオ放送が、サテライトラジオ放送である請求項1〜4の何れかに記載の車載ラジオ。
- 前記チューナにより受信され、前記ラウドネス手段を経由した音声信号を音声として出力する音声出力手段を備えた請求項1〜5の何れかに記載の車載ラジオ。
- 前記第1の放送局名称情報が、FM多重放送により音声信号と共に送信されるRDS情報から取得される放送局名(PSname)である請求項4〜6の何れかに記載の車載ラジオ。
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