JPH06188795A - アンテナ切換え装置 - Google Patents

アンテナ切換え装置

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Publication number
JPH06188795A
JPH06188795A JP4338688A JP33868892A JPH06188795A JP H06188795 A JPH06188795 A JP H06188795A JP 4338688 A JP4338688 A JP 4338688A JP 33868892 A JP33868892 A JP 33868892A JP H06188795 A JPH06188795 A JP H06188795A
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JP
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sample
hold
circuit
antenna
output
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Application number
JP4338688A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Kurosawa
和幸 黒沢
Takao Sugaya
孝夫 菅家
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、回路規模を小さくでき、不必要なア
ンテナ切換えを防止して安定した画質を得られるアンテ
ナ切換え装置を提供する。 【構成】複数のアンテナ31〜34のアンテナ入力が高
周波スイッチ2を介し与えられるサンプルホールド回路
8、9と、サンプルホールド回路8の出力と所定レベル
減衰されたサンプルホールド回路9の出力を比較する比
較回路12、サンプルホールド回路8、9の出力を比較
する比較回路11を有し、サンプルホールド回路8の出
力がサンプルホールド回路9の出力より大きいと比較回
路12で判断する時は、サンプルホールド回路8のアン
テナ入力を切換え、また、サンプルホールド回路8の出
力よりサンプルホールド回路9の出力が大きいと比較回
路12で判断する時は、サンプルホールド回路8、9に
ホールドされるアンテナ入力を切換え比較手段11で、
夫々最終的に入力レベルの大きなアンテナを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ受信機などにお
いて、複数のアンテナのうち最良の放送電波を受信する
アンテナを自動的に選択して切換えるアンテナ切換え装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、テレビ受信機は、自動車などに搭
載され使用されるものが多くなっているが、このように
テレビ受信機を自動車とともに移動すると、周囲の電界
状態により電波の受信条件が大きく変動することから、
安定してテレビ放送を受信できないことがある。
【0003】そこで、従来、複数のアンテナを用意し、
これら複数のアンテナのうち最良の放送電波を受信する
アンテナを選択するようなアンテナ自動切換え装置が考
えられている。
【0004】しかして、従来のアンテナ自動切換え装置
では、複数のアンテナの入力レベルを比較するため、ア
ンテナ入力レベルをホールドするサンプルホールド回路
をアンテナの本数分の組み合わせだけ設けるとともに、
これらサンプルホールド回路の出力レベルのうち最も大
きなレベルのものを比較選択する比較回路を設けるよう
にしていた。例えば、アンテナが4本の場合は、42
6組のサンプルホールド回路と、これに見合った比較回
路を必要としているため、それだけ回路規模が大きくな
り、価格的にも高価になる欠点があった。
【0005】また、各サンプルホールド回路の出力レベ
ルを比較する場合に、多少でも出力レベルに差があれ
ば、出力レベルの大きなものを選択するようになるの
で、仮にレベル差の小さい2つのアンテナ入力があった
ような場合、この時の多少のレベル差によりアンテナの
切換えが行われることになる。このことは、テレビ受信
機の画質の上では、ほとんど変わらないような多少の電
界変動でも、頻繁にアンテナの切換えを行うことであ
り、このことがテレビ受信機の画質に不安定要因を与え
る欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のアン
テナ切換え装置にあっては、アンテナ本数に応じてサン
プルホールド回路の数を必要とするため、回路規模が大
きくなって、価格的に高価となり、しかも、テレビ受信
機の画質の上では、ほとんど変わらないような多少の電
界変動でも、頻繁にアンテナの切換えを行うため、テレ
ビ受信機の画質が不安定になるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、回路規模を小さくでき、しかも不必要なアンテナ切
換えを防止して安定した画質を得られるアンテナ切換え
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のアンテ
ナと、これらアンテナから与えられるアンテナ入力を切
換える切換え手段と、この切換え手段での切換えにより
与えられるアンテナ入力をホールドする第1および第2
のサンプルホールド回路と、前記第1のサンプルホール
ド回路のホールド出力と所定レベル減衰された第2のサ
ンプルホールド回路のホールド出力を比較する第1の比
較手段と、前記第1のサンプルホールド回路のホールド
出力と第2のサンプルホールド回路のホールド出力を比
較する第2の比較手段とを具備し、前記第1の比較手段
で前記第1のサンプルホールド回路のホールド出力が前
記第2のサンプルホールド回路のホールド出力より大き
いと判断する時は、前記切換え手段により前記第2のサ
ンプルホールド回路にホールドされるアンテナ入力を切
換えながら最終的に入力レベルの大きなアンテナを選択
し、前記第1の比較手段で前記第1のサンプルホールド
回路のホールド出力より前記第2のサンプルホールド回
路のホールド出力が大きいと判断する時は、前記切換え
手段により前記第1および第2のサンプルホールド回路
にホールドされるアンテナ入力を切換えながら前記第2
の比較手段での比較結果により最終的に入力レベルの大
きなアンテナを選択するように構成されている。
【0009】また、本発明は、切換え手段より最初に与
えられたアンテナ入力と所定の動作レベル設定値を比較
する比較手段を具備し、この比較手段で前記最初に与え
られたアンテナ入力が前記動作レベル設定値より大きい
と判断する時は、アンテナ切換え動作を行わないように
構成されている。
【0010】
【作用】この結果、本発明によれば、複数のアンテナか
らのアンテナ入力が切換え手段を介して与えられる第1
および第2のサンプルホールド回路とともに、第1のサ
ンプルホールド回路のホールド出力と所定レベル減衰さ
れた第2のサンプルホールド回路のホールド出力を比較
する第1の比較手段および第1のサンプルホールド回路
のホールド出力と第2のサンプルホールド回路のホール
ド出力を比較する第2の比較手段を有していて、第1の
サンプルホールド回路でのホールド出力が第2のサンプ
ルホールド回路でのホールド出力より大きいと第1の比
較手段で判断する時は、第2のサンプルホールド回路に
ホールドされるアンテナ入力を切換えながら最終的に入
力レベルの大きなアンテナを選択し、第1のサンプルホ
ールド回路のホールド出力より第2のサンプルホールド
回路のホールド出力が大きいと第1の比較手段で判断す
る時は、第1および第2のサンプルホールド回路にホー
ルドされるアンテナ入力を切換えながら第2の比較手段
での比較結果により最終的に入力レベルの大きなアンテ
ナを選択するようになる。
【0011】これにより、アンテナ数に関係なく、第1
および第2のサンプルホールド回路と、第1および第2
の比較手段により構成できるので、回路規模を大幅に縮
小できる。また、レベル差の小さなアンテナについて切
換えを行わないようにできるので、テレビ受信機の画質
上で、ほとんど変わらないような多少の電界変動で、頻
繁にアンテナの切換えを行うことがなくなり、テレビ受
信機の画質の不安定要因を解消することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。図1は同実施例の概略構成を示している。この場
合、同実施例では、4本のアンテナを切換える例を示し
ている。
【0013】図において、1はテレビ受信機で、このテ
レビ受信機1のアンテナ入力端子ATには、高周波スイ
ッチ2を介して4本のアンテナ31、32、33、34
を接続している。高周波スイッチ2は、後述するアンテ
ナ切換え信号作成回路15から与えられるアンテナ選択
信号SL1〜SL4により各アンテナ31、32、3
3、34からのアンテナ入力を切換えるようにしてい
る。
【0014】テレビ受信機1のビデオ出力端子VTに
は、同期分離回路4を接続している。この同期分離回路
4は、ビデオ出力端子VTからの複合映像信号(ビデオ
信号)より複合同期信号を出力するもので、この複合同
期信号により基準信号作成回路5より各種の基準信号を
出力するようにしている。ここで、基準信号作成回路5
には、各種の基準信号の基本となるクロックを発生する
クロック発生回路6を接続している。
【0015】また、テレビ受信機1のビデオ出力端子V
Tには、比較回路7、サンプルホールド回路(SH1)
8、サンプルホールド回路(SH2)9をそれぞれ接続
している。
【0016】この比較回路7は、ビデオ出力端子VTか
らの複合映像信号のレベル(アンテナ入力)と予め動作
レベル設定器10に設定された動作レベル設定値とを比
較し、この比較結果R1を出力するようにしている。そ
して、この比較結果R1を後述する比較判定回路14に
与えるようにしている。
【0017】サンプルホールド回路8は、スイッチ8
1、アンプ82、スイッチ83、ホールド用コンデンサ
84およびアンプ85を有していて、スイッチ83の閉
じ動作でホールド用コンデンサ84の電荷を放電し、ス
イッチ81の閉じ動作で複合映像信号のレベルをサンプ
リングして、その電圧をコンデンサ84にホールドし、
ホールド出力SH1を発生するようにしている。
【0018】サンプルホールド回路9についても同様
で、スイッチ91、アンプ92、スイッチ93、ホール
ド用コンデンサ94およびアンプ95を有していて、ス
イッチ93の閉じ動作でホールド用コンデンサ94の電
荷を放電し、スイッチ91の閉じ動作で複合映像信号の
レベルをサンプリングして、その電圧をコンデンサ94
にホールドし、ホールド出力SH2を発生するようにし
ている。
【0019】そして、これらサンプルホールド回路8、
9のそれぞれのホールド出力SH1、SH2を比較回路
11に与え、また、サンプルホールド回路8のホールド
出力SH1と減衰器13を通したサンプルホールド回路
9のホールド出力SH2を比較回路12に与えるように
している。
【0020】比較回路11は、サンプルホールド回路
8、9のホールド出力SH1、SH2を比較し、この比
較結果R4を出力するようにしている。また、比較回路
12は、サンプルホールド回路8のホールド出力SH1
と減衰器13を通して所定レベル減衰されたサンプルホ
ールド回路9のホールド出力SH2を比較し、この比較
結果R3を出力するようにしている。ここで、減衰器1
3は、サンプルホールド回路9のホールド出力SH2を
所定レベル(−α)だけ減衰させるものである。
【0021】そして、これら比較結果R4、R3を比較
判定回路14に与えるようにしている。比較判定回路1
4は、比較回路7での比較結果R1、比較回路11、1
2での比較結果R4、R3から比較判定を行い、この判
定結果をアンテナ切換え信号作成回路15に与える。
【0022】アンテナ切換え信号作成回路15は、比較
判定回路14での判定結果に応じてアンテナ選択信号S
L1〜SL4を作成し、高周波スイッチ2によるアンテ
ナ31、32、33、34の選択を指示するようにして
いる。
【0023】また、比較判定回路14は、サンプリング
ホールド信号作成回路16に基準信号作成回路5からの
各種の基準信号を与えるようにしている。サンプリング
ホールド信号作成回路16は、各種の基準信号に基づい
てサンプルホールド回路8のスイッチ81に対する動作
信号AS1とスイッチ83に対する動作信号CLR1を
出力するとともに、サンプルホールド回路9のスイッチ
91に対する動作信号AS2とスイッチ93に対する動
作信号CLR2を出力するようにしている。次に、以上
のように構成した実施例の動作を説明する。
【0024】図2は、同実施例の動作を説明するフロー
チャートを示すもので、同フローチャートにおいて、ま
ず比較回路7の比較結果R1を調べる。この場合、ビデ
オ出力端子VTからアンテナN(アンテナ31、32、
33、34のいずれかのもの)より受信される複合映像
信号のレベル(アンテナ入力レベル)と予め動作レベル
設定器10に設定された動作レベルとを比較回路7で比
較する(ステップ201)。そして、この比較で複合映
像信号のレベルが動作レベルより大きければ、比較結果
R1=Hと判断する。この場合は、処理を終了してアン
テナの切換えは行わない。一方、複合映像信号のレベル
が動作レベルより小さければ、比較結果R1=Lと判断
し、この時のアンテナNを2ビットのレジスタNbase
(図示せず)に記憶して(ステップ203)、ステップ
204以降の処理に進む。
【0025】まず、ステップ204では、アンテナNか
らの複合映像信号をサンプルホールド回路8でサンプリ
ングする。次いで、ステップ204に進み、アンテナN
+1を選択し、その複合映像信号をサンプルホールド回
路9でサンプリングする。
【0026】そして、ステップ205に進み、サンプル
ホールド回路8のホールド出力SH1とサンプルホール
ド回路9のホールド出力SH2を比較回路12で比較す
る。この場合、サンプルホールド回路9のホールド出力
SH2は、減衰器13を通して(−α)レベルだけ減衰
したものとする。ここで、サンプルホールド回路8のホ
ールド出力SH1の方がサンプルホールド回路9のホー
ルド出力SH2より大きく、比較結果R3=Hとする
と、ステップ206に進む。
【0027】ステップ206では、次のアンテナN+2
を選択し、その複合映像信号をサンプルホールド回路9
でサンプリングする。そして、ステップ207に進み、
サンプルホールド回路8のホールド出力SH1とサンプ
ルホールド回路9のホールド出力SH2を比較回路12
で比較する。ここでもサンプルホールド回路8のホール
ド出力SH1の方がサンプルホールド回路9のホールド
出力SH2より大きく、比較結果R3=Hとすると、ス
テップ208に進む。
【0028】ステップ208では、次のアンテナN+3
を選択し、その複合映像信号をサンプルホールド回路9
でサンプリングする。そして、ステップ209に進み、
サンプルホールド回路8のホールド出力SH1とサンプ
ルホールド回路9のホールド出力SH2を比較回路12
で比較する。ここでもサンプルホールド回路8のホール
ド出力SH1の方がサンプルホールド回路9のホールド
出力SH2より大きく、比較結果R3=Hとすると、ス
テップ210に進む。
【0029】ステップ210では、最終的にレジスタN
baseに記憶されているアンテナNを選択し、ステップ2
11でレジスタNbaseの内容をNに書き替えて処理を終
了する。この場合は結果としてアンテナの切換えは行わ
れないことになる。
【0030】一方、上述のステップ205で、サンプル
ホールド回路8のホールド出力SH1よりサンプルホー
ルド回路9のホールド出力SH2の方が大きく、比較結
果R3=Lとすると、ステップ212に進む。
【0031】ステップ212では、アンテナN+1をレ
ジスタNbase(図示せず)に記憶し、ステップ213に
進む。ステップ213では、アンテナN+2を選択し、
その複合映像信号をサンプルホールド回路8でサンプリ
ングする。そして、ステップ214に進み、サンプルホ
ールド回路8のホールド出力SH1とサンプルホールド
回路9のホールド出力SH2を比較回路11で比較す
る。ここでサンプルホールド回路8のホールド出力SH
1よりサンプルホールド回路9のホールド出力SH2の
方が大きく、比較結果R4=Lとすると、ステップ21
5に進む。
【0032】ステップ215では、次のアンテナN+3
を選択し、その複合映像信号をサンプルホールド回路8
でサンプリングする。そして、ステップ216に進み、
サンプルホールド回路8のホールド出力SH1とサンプ
ルホールド回路9のホールド出力SH2を比較回路11
で比較する。ここでもサンプルホールド回路8のホール
ド出力SH1よりサンプルホールド回路9のホールド出
力SH2の方が大きく、比較結果R3=Lとすると、ス
テップ210に進み、最終的にレジスタNbaseに記憶さ
れているアンテナN+1を選択し、ステップ211でレ
ジスタNbaseの内容をNに書き替えて処理を終了する。
また、ステップ216でサンプルホールド回路8のホー
ルド出力SH1の方がサンプルホールド回路9のホール
ド出力SH2より大きく、比較結果R3=Hとすると、
ステップ217でアンテナN+3をレジスタNbase(図
示せず)に記憶し、ステップ210に進み、最終的にレ
ジスタNbaseに記憶されているアンテナN+3を選択
し、ステップ211でレジスタNbaseの内容をNに書き
替えて処理を終了する。
【0033】また、上述のステップ214で、サンプル
ホールド回路8のホールド出力SH1の方がサンプルホ
ールド回路9のホールド出力SH2より大きく、比較結
果R3=Hとすると、ステップ218に進む。
【0034】ステップ218では、アンテナN+2をレ
ジスタNbase(図示せず)に記憶し、ステップ219に
進む。ステップ219では、アンテナN+3を選択し、
その複合映像信号をサンプルホールド回路9でサンプリ
ングする。そして、ステップ220に進み、サンプルホ
ールド回路8のホールド出力SH1とサンプルホールド
回路9のホールド出力SH2を比較回路11で比較す
る。ここでサンプルホールド回路8のホールド出力SH
1の方がサンプルホールド回路9のホールド出力SH2
より大きく、比較結果R4=Hとすると、ステップ21
0に進み、最終的にレジスタNbaseに記憶されているア
ンテナN+2を選択し、ステップ211でレジスタNba
seの内容をNに書き替えて処理を終了する。また、ステ
ップ220でサンプルホールド回路8のホールド出力S
H1よりサンプルホールド回路9のホールド出力SH2
の方が大きく、比較結果R3=Lとすると、ステップ2
21でアンテナN+3をレジスタNbase(図示せず)に
記憶し、ステップ210に進み、最終的にレジスタNba
seに記憶されているアンテナN+3を選択し、ステップ
211でレジスタNbaseの内容をNに書き替えて処理を
終了する。
【0035】さらに、上述のステップ207で、サンプ
ルホールド回路8のホールド出力SH1よりサンプルホ
ールド回路9のホールド出力SH2の方が大きく、比較
結果R3=Lとすると、ステップ222に進む。
【0036】ステップ222では、アンテナN+2をレ
ジスタNbase(図示せず)に記憶し、ステップ223に
進む。ステップ223では、アンテナN+3を選択し、
その複合映像信号をサンプルホールド回路8でサンプリ
ングする。そして、ステップ224に進み、サンプルホ
ールド回路8のホールド出力SH1とサンプルホールド
回路9のホールド出力SH2を比較回路11で比較す
る。ここでサンプルホールド回路8のホールド出力SH
1よりサンプルホールド回路9のホールド出力SH2の
方が大きく、比較結果R4=Lとすると、ステップ21
0に進み、最終的にレジスタNbaseに記憶されているア
ンテナN+2を選択し、ステップ211でレジスタNba
seの内容をNに書き替えて処理を終了する。また、ステ
ップ224でサンプルホールド回路8のホールド出力S
H1の方がサンプルホールド回路9のホールド出力SH
2より大きく、比較結果R3=Hとすると、ステップ2
25でアンテナN+3をレジスタNbase(図示せず)に
記憶し、ステップ210に進み、最終的にレジスタNba
seに記憶されているアンテナN+3を選択し、ステップ
211でレジスタNbaseの内容をNに書き替えて処理を
終了する。
【0037】さらに、上述のステップ209で、サンプ
ルホールド回路8のホールド出力SH1よりサンプルホ
ールド回路9のホールド出力SH2の方が大きく、比較
結果R3=Lとすると、ステップ226でアンテナN+
3をレジスタNbase(図示せず)に記憶し、ステップ2
10に進み、最終的にレジスタNbaseに記憶されている
アンテナN+3を選択し、ステップ211でレジスタN
baseの内容をNに書き替えて処理を終了する。次に、具
体的な例を図3に示すタイムチャートを用いてさらに説
明する。
【0038】この場合、最初にアンテナ31が選択され
ているものとする。また、説明上でアンテナ31〜34
での受信レベルは、受信レベルの高い方から、アンテナ
33、アンテナ34、アンテナ33(−α)、アンテナ
32、アンテナ31、アンテナ32(−α)であるとす
る。ここで(−α)を付したものは減衰器13を通した
状態を示している。
【0039】最初に、比較回路7の比較結果R1を調べ
る。この比較でアンテナ31より得られる複合映像信号
レベルが動作レベルより大きく、比較結果R1=Hなら
ば、アンテナの切換えは行わない。
【0040】一方、複合映像信号のレベルが動作レベル
より小さく比較結果R1=Lならば、アンテナ31より
得られる複合映像信号をサンプルホールド回路8でサン
プリングする。この場合、図3に示すタイミングチャー
トに示すように、同期分離回路4からの複合同期信号に
基づいて基準信号作成回路5より作成される各種の基準
信号により、まず、期間T1でサンプリングホールド信
号作成回路16より動作信号CLR1を出力してサンプ
ルホールド回路8のスイッチ83を閉じ動作し、ホール
ド用コンデンサ84の電荷を放電し、次いで動作信号A
S1を出力してサンプルホールド回路8のスイッチ81
を閉じ動作して複合映像信号のレベルをサンプリング
し、その電圧をコンデンサ84にホールドする。
【0041】次に、アンテナ32を選択し、その複合映
像信号をサンプルホールド回路9でサンプリングする。
この場合、図3に示すタイミングチャートに示すよう
に、期間T2でアンテナ切換え信号作成回路15からの
アンテナ選択信号をSL1からSL2に切換え、アンテ
ナ32を選択する。そして、サンプリングホールド信号
作成回路16より動作信号CLR2を出力してサンプル
ホールド回路9のスイッチ93を閉じ動作し、ホールド
用コンデンサ94の電荷を放電し、次いで動作信号AS
2を出力してサンプルホールド回路9のスイッチ91を
閉じ動作して複合映像信号のレベルをサンプリングし、
その電圧をコンデンサ94にホールドするようになる。
【0042】そして、サンプルホールド回路8のホール
ド出力SH1とサンプルホールド回路9のホールド出力
SH2を比較回路12で比較する(図3の期間T3)。
この場合、サンプルホールド回路9のホールド出力SH
2は、減衰器13を通して(−α)レベルだけ減衰した
ものである。
【0043】ここでは、サンプルホールド回路8のホー
ルド出力SH1の方がサンプルホールド回路9のホール
ド出力SH2より大きいので、比較結果R3=Hとな
る。すると、サンプルホールド回路8でのホールド出力
SH1はそのままにして、次のアンテナアンテナ33を
選択し、その複合映像信号をサンプルホールド回路9で
サンプリングする。この場合、図3に示すタイミングチ
ャートに示すように、期間T4でアンテナ切換え信号作
成回路15からのアンテナ選択信号をSL3に切換え、
アンテナ33を選択する。そして、サンプリングホール
ド信号作成回路16より動作信号CLR2を出力してサ
ンプルホールド回路9のスイッチ93を閉じ動作し、ホ
ールド用コンデンサ94の電荷を放電し、次いで動作信
号AS2を出力してサンプルホールド回路9のスイッチ
91を閉じ動作して複合映像信号のレベルをサンプリン
グし、その電圧をコンデンサ94にホールドする。
【0044】そして、サンプルホールド回路8のホール
ド出力SH1とサンプルホールド回路9のホールド出力
SH2を比較回路12で比較する(図3の期間T5)。
この場合、サンプルホールド回路8のホールド出力SH
1よりサンプルホールド回路9のホールド出力SH2が
大きいので、比較結果R3=Lとなる。すると、今度は
サンプルホールド回路9のホールド出力SH2をそのま
まにして、次のアンテナアンテナ34を選択し、その複
合映像信号をサンプルホールド回路8でサンプリングす
る。この場合、図3に示すタイミングチャートに示すよ
うに、期間T6でアンテナ切換え信号作成回路15から
のアンテナ選択信号をSL4に切換え、アンテナ34を
選択する。そして、サンプリングホールド信号作成回路
16より動作信号CLR1を出力してサンプルホールド
回路8のスイッチ83を閉じ動作し、ホールド用コンデ
ンサ84の電荷を放電し、次いで動作信号AS1を出力
してサンプルホールド回路8のスイッチ81を閉じ動作
して複合映像信号のレベルをサンプリングし、その電圧
をコンデンサ84にホールドする。そして、サンプルホ
ールド回路8のホールド出力SH1とサンプルホールド
回路9のホールド出力SH2を比較回路11で比較する
(図3の期間T7)。
【0045】この場合、サンプルホールド回路8のホー
ルド出力SH1よりサンプルホールド回路9のホールド
出力SH2が大きいので、比較結果R3=Lとなる。こ
れにより、アンテナ切換え信号作成回路15よりアンテ
ナ選択信号SL3が出力され(図3の期間T8)、最終
的にアンテナ33が選択されることになる。
【0046】従って、このようにすればアンテナの数に
関係なく、2組のサンプルホールド回路8、9と、これ
らサンプルホールド回路8、9のホールド出力を比較す
る比較回路11、12により構成しているので、従来の
サンプルホールド回路をアンテナの本数分の組み合わせ
だけ設けるとともに、各サンプルホールド回路の出力の
うち最も大きなものを比較選択する比較回路を設けるも
のに比べ、回路規模を大幅に縮小でき、価格的にも安価
にできる。また、サンプルホールド回路9のホールド出
力について減衰器13を通し、これとサンプルホールド
回路8のホールド出力とを比較回路12で比較すること
により、レベル差の小さなアンテナについての切換えを
行わないようしているので、テレビ受信機の画質上で、
ほとんど変わらないような多少の電界変動で、頻繁にア
ンテナの切換えを行うことがなくなり、テレビ受信機の
画質の不安定要因を解消することができ、常に安定した
画質を得ることができる。
【0047】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述の実施例では、4本のアンテナの場合を述
べたが、4本以外の複数のフンテナの場合にも適用でき
る。また、上述では、一貫してテレビ受信機のアンテナ
について述べているが、ラジオ受信機など、他の受信機
のアンテナにも適用することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナ数に関係な
く、第1および第2のサンプルホールド回路と、第1お
よび第2のを比較手段により構成できるので、回路規模
を大幅に縮小でき、価格的に安価にできる。また、レベ
ル差の小さなアンテナについて切換えを行わないように
できるので、テレビ受信機の画質上で、ほとんど変わら
ないような多少の電界変動で、頻繁にアンテナの切換え
を行うことがなくなり、テレビ受信機などの画質の不安
定要因を解消することができ、常に安定した画質を確保
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示す図。
【図2】一実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図3】一実施例の動作を説明するためのタイミングチ
ャート。
【符号の説明】
1…テレビ受信機、2…高周波スイッチ、31、32、
33、34…アンテナ、4…同期分離回路、5…基準信
号作成回路、6…クロック発生回路、7…比較回路、
8、9…サンプルホールド回路、81、83、91、9
3…スイッチ、8285、92、95…アンプ、84、
94…ホールド用コンデンサ、10…動作レベル設定
器、11、12…比較回路、13…減衰器、14…比較
判定回路、15…アンテナ切換え信号作成回路、16…
サンプリングホールド信号作成回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナと、 これらアンテナから与えられるアンテナ入力を切換える
    切換え手段と、 この切換え手段での切換えにより与えられるアンテナ入
    力をホールドする第1および第2のサンプルホールド回
    路と、 前記第1のサンプルホールド回路のホールド出力と所定
    レベル減衰された第2のサンプルホールド回路のホール
    ド出力を比較する第1の比較手段と、 前記第1のサンプルホールド回路のホールド出力と第2
    のサンプルホールド回路のホールド出力を比較する第2
    の比較手段とを具備し、 前記第1の比較手段で前記第1のサンプルホールド回路
    のホールド出力が前記第2のサンプルホールド回路のホ
    ールド出力より大きいと判断する時は、前記切換え手段
    により前記第2のサンプルホールド回路にホールドされ
    るアンテナ入力を切換えながら最終的に入力レベルの大
    きなアンテナを選択し、 前記第1の比較手段で前記第1のサンプルホールド回路
    のホールド出力より前記第2のサンプルホールド回路の
    ホールド出力が大きいと判断する時は、前記切換え手段
    により前記第1および第2のサンプルホールド回路にホ
    ールドされるアンテナ入力を切換えながら前記第2の比
    較手段の比較結果により最終的に入力レベルの大きなア
    ンテナを選択するようにしたことを特徴とするアンテナ
    切換え装置。
  2. 【請求項2】 切換え手段より最初に与えられたアンテ
    ナ入力と所定の動作レベル設定値を比較する比較手段を
    具備し、 この比較手段で前記最初に与えられたアンテナ入力が前
    記動作レベル設定値より大きいと判断する時は、アンテ
    ナ切換え動作を行わないことを特徴とするアンテナ切換
    え装置。
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