JPH06188393A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06188393A
JPH06188393A JP4340226A JP34022692A JPH06188393A JP H06188393 A JPH06188393 A JP H06188393A JP 4340226 A JP4340226 A JP 4340226A JP 34022692 A JP34022692 A JP 34022692A JP H06188393 A JPH06188393 A JP H06188393A
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cell
array region
dummy
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Application number
JP4340226A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hatakeyama
多生 畠山
Seiichi Aritome
誠一 有留
Tetsuo Endo
哲郎 遠藤
Riichiro Shirata
理一郎 白田
Hisahiro Matsukawa
尚弘 松川
Hitoshi Araki
仁 荒木
Ryohei Kirisawa
亮平 桐澤
Ryozo Nakayama
良三 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/10Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the top-view layout
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリセルアレイ領域の内部と周辺部とでメ
モリセルの特性を均一化することができ、信頼性の向上
をはかり得る半導体記憶装置を提供すること。 【構成】 半導体基板に浮遊ゲートと制御ゲートを積層
形成した電気的書き替え可能なメモリセルを配列形成
し、複数個のメモリセルをそれらのソース,ドレイン拡
散層を隣接するもの同士で接続したNANDセル構造の
半導体記憶装置において、セルアレイ領域外側のフィー
ルド領域端部に、セルアレイ領域中の素子と同じピッチ
(素子一つあたりの寸法)を持つダミー素子領域11を
形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のメモリセルが配
列形成された半導体記憶装置に係わり、特にNANDセ
ル型EEPROM等の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、浮遊ゲートと制御ゲートを有
する電気的書替え可能なメモリセルを用いたEEPRO
Mが知られている。なかでも、複数のメモリセルのソー
ス,ドレイン拡散層を隣接するもの同士で共用する形で
直列接続してNANDセルを構成したEEPROMは、
高集積化できるものとして注目されている。
【0003】しかしながら、この種のEEPROMにお
いては、メモリセルが配列形成されたセルアレイ領域の
周辺部のメモリセルが、内部のそれと形状や特性が異な
るという問題がある。これには、以下の3つの原因があ
る。
【0004】通常この種のメモリセルでは、浮遊ゲート
と制御ゲート間の結合容量を十分大きくするために、浮
遊ゲートは素子領域からフィールド領域上に一部延在す
るように配設される。ところが、セルアレイ領域内部に
素子領域と交互に形成されるフィールド領域に比べて、
セルアレイ領域外部のフィールド領域は広い面積を持
つ。従って、フィールド酸化膜を通常のLOCOS法で
形成した場合、セルアレイ領域内部でセル間を分離する
ための狭いフィールド酸化膜の盛り上がりに比べて、セ
ルアレイ領域外部の広いフィールド領域でのフィールド
酸化膜の盛り上がりが大きくなる。その結果、平坦性の
異なるセルアレイ領域内部とその周辺部とでは、加工さ
れる浮遊ゲート及び制御ゲートの形状が異なったものと
なる。これが、メモリセル特性のばらつきの原因とな
る。
【0005】2つ目の原因は、フィールド領域にイオン
注入により形成される反転防止層の不純物のしみ出し効
果が、セルアレイ領域内部に位置するフィールド領域と
セルアレイ周辺部とでは異なることである。これは、セ
ルアレイ領域内部の狭いフィールド領域に比べて、セル
アレイ領域外部の広いフィールド領域には十分多量の不
純物が導入されるためである。これも、メモリセルの特
性のばらつきとなって現れる。
【0006】3つ目の原因は、セルアレイ領域の内外
で、素子の生じるピッチが異なっているために生じる、
エッチング時のローディング効果である。このローディ
ング効果によるエッチング後の形状の不均一さは、メモ
リセルの特性を不均一にする原因となる。
【0007】なお、同様の問題は、NANDセル型EE
PROMに限らず、NOR型のEEPROMにもある
し、またEEPROMだけでなく、DRAMやSRAM
等の各種半導体記憶装置にもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の半導
体記憶装置では、メモリセルが配列形成されたメモリセ
ルアレイ領域の内部と周辺部とでメモリセルの形状が異
なったものとなり、これがメモリセルの特性を不均一に
する要因となっていた。
【0009】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、メモリセルアレイ領
域の内部と周辺部とでメモリセルの特性を均一化するこ
とができ、信頼性の向上をはかり得る半導体記憶装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は次のような構成を採用している。
【0011】即ち、本発明(請求項1)は、半導体基板
に複数のメモリセルが配列形成されたセルアレイ領域を
有する半導体記憶装置において、セルアレイ領域外側の
フィールド領域端部に、セルアレイ領域中の素子と同じ
ピッチ(素子一つあたりの寸法)を持つダミー素子領域
を形成したことを特徴とする。
【0012】また、本発明(請求項2)は、半導体基板
に複数のメモリセルが配列形成されたセルアレイ領域を
有する半導体記憶装置において、セルアレイ領域内に所
定ビット毎に配線コンタクトのために設けられた広いフ
ィールド領域に、セルアレイ領域中の素子と同じピッチ
(素子一つあたりの寸法)を持つダミー素子領域を形成
したことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、セルアレイ領域外部のフィー
ルド領域端部、又はセルアレイ領域内の所定ビット毎に
配線コンタクトのために設けられた広いフィールド領域
に、セルアレイ領域内部の素子と同じピッチを持つダミ
ー素子で形成されたダミー素子領域を設けることによっ
て、セルアレイ領域でのパターン加工条件や不純物のし
み出し効果がセルアレイ領域全体で均一になる。従っ
て、セルアレイ領域内全体のメモリセル特性の均一性が
向上し、信頼性の向上をはかることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係わるNAN
Dセル型EEPROMのNANDセルを示すレイアウト
であり、図2(a)(b)はそれぞれ図1のA−A′及
びB−B′断面図であり、図3はNANDセルアレイの
等価回路である。この実施例では、4個のメモリセルM
1 〜M4 と2個の選択ゲートS1 ,S2 を、それらのソ
ース,ドレイン拡散層を隣接するもの同士で共用する形
で直列接続してNANDセルが構成される。そして、こ
のようなNANDセルがマトリクス配列されてセルアレ
イが構成されている。
【0016】NANDセルのドレインは選択ゲートS1
を介してビット線BL1 に接続され、ソースは選択ゲー
トS2 を介してソース線SSに接続されている。各メモ
リセルの制御ゲートCG1 〜CG4 は、ビット線と交差
して連続的に配設されてワード線となる。この実施例で
は4個のメモリセルでNANDセルを構成しているが、
一般に2n 個のメモリセルで一つのNANDセルを構成
することができる。
【0017】具体的なメモリセル構造を、図2により説
明する。この実施例では、n型シリコン基板1にp型ウ
ェル2が形成され、このp型ウェル2にセルアレイが構
成されている。周辺回路は、セルアレイ領域とは別に形
成されたp型ウェルに形成される。p型ウェル2にはL
OCOS法によって素子分離酸化膜10が形成され、こ
の素子分離酸化膜10で囲まれた素子領域に第1ゲート
酸化膜3を介して浮遊ゲート4(41 〜44 )が形成さ
れ、この上に第2ゲート酸化膜5を介して制御ゲート6
(61 〜64 )が形成されている。
【0018】第1ゲート酸化膜3は、5〜20nmの熱
酸化膜であり、第2ゲート酸化膜5は15〜40nmの
熱酸化膜である。また、浮遊ゲート4は50〜400n
mの第1層多結晶シリコンにより形成され、制御ゲート
6は100〜400nmの第2層多結晶シリコンにより
形成される。各メモリセルのソース,ドレインとなるn
型拡散層9は隣接するもの同士で共用する形で接続さ
れ、それにより4個のメモリセルが直列接続される。そ
して、これらのゲート及び拡散層が形成された基板上は
CVD絶縁膜7で覆われ、この上にビット線8が配設さ
れる。
【0019】2つの選択ゲートS1 、S2 の部分は、ゲ
ート酸化膜32 の膜厚が25〜40nmで形成される。
ゲート電極45 ,46 は、浮遊ゲート4と同じ第1層多
結シリコン膜を用いて形成されている。そして、制御ゲ
ート6と同じ第2層多結晶シリコン膜により形成された
配線65 ,66 がゲート電極45 ,46 に重ねて形成さ
れ、所定間隔毎にスルーホールを介してゲート電極
5 ,46 に接続されている。
【0020】各メモリセルの浮遊ゲート4,制御ゲート
6,選択ゲートのゲート電極45 ,46 及び配線65
6 は、ゲート長方向には同じエッチングマスクを用い
て同時にパターニングされている。そして、ソース,ド
レイン拡散層となるn型層9は、これらのゲート電極及
び配線をマスクとして砒素又は燐をイオン注入して形成
されている。
【0021】メモリセルの浮遊ゲート4は、図2(a)
に示すように素子領域からフィールド酸化膜10上に乗
り上げる状態にパターン形成されており、これによりメ
モリセルの制御ゲート4と基板1間の容量C1 は、浮遊
ゲート4と制御ゲート6間の容量C2 に比べ小さく設定
されている。具体的な数値例をあげて説明する。1μm
ルールに従って浮遊ゲート4及び制御ゲート6を、幅1
μm,チャネル長1μmとする。また、浮遊ゲート4は
フィールド領域上に両側に1μmずつ延在させる。第1
ゲート酸化膜3は20nm、第2ゲート酸化膜5は35
nmとする。熱酸化膜の誘電率をεとすると、結合容量
C1 、C2 はそれぞれ、 C1 =ε/0.02 C2 =3ε/0.035 となる。即ち、C1 /C2 なる条件を満たしている。
【0022】図4は、セルアレイ領域周辺部とこれに接
するフィールド領域部分のレイアウトである。セルアレ
イの制御ゲート線が走る方向、即ちワード線方向の端部
のフィールド領域(セルアレイ領域外)には、斜線で示
したようにセルアレイ領域内の素子と同じピッチでダミ
ー素子が形成されたダミー素子領域11が設けられてい
る。
【0023】セルアレイ領域内の素子領域間隔をaとし
て、セルアレイ領域内の最も端にある素子領域とフィー
ルド領域内に形成されるダミー素子領域11との間隔を
aとしている。セルアレイ領域のp型ウェルはこのダミ
ー素子領域の下まで形成されており、このダミー素子領
域11上に配設されたAl配線13を高濃度p型拡散層
12を介してp型ウェルにコンタクトさせている。14
がそのコンタクト部である。また、Al配線13は第3
層多結晶シリコン膜により形成された接地線15にもコ
ンタクトさせている。16がそのコンタクト部である。
【0024】さらに、セルアレイ領域内において、各N
ANDセル毎の浮遊ゲート4を分離するための第1層多
結晶シリコン膜のスリット24を、ダミー素子の両側に
も形成し、そのスリット幅c及び両素子からの距離b
も、セルアレイ領域内のそれと同一とした。
【0025】一方、セルアレイ領域内部の素子と同じピ
ッチを持つダミー素子により形成されたダミー素子領域
は、セルアレイ領域外部のみならず、セルアレイ領域内
部の配線コンタクト等のために所定ビット毎に広いフィ
ールド領域となる部分に設けられる。図5及び図6はそ
れらの部分のレイアウトを示している。
【0026】図5は、選択ゲート線SG1 ,SG2 の第
2層多結晶シリコン膜を相互にコンタクトさせるコンタ
クト部17が設けられるセルアレイ領域内部のフィール
ド領域を示している。セルアレイ領域内部でも、このよ
うなコンタクト部17が設けられるフィールド領域は、
他のセルアレイ領域内のフィールド領域に比べて面積が
大きい。そこで、このようなフィールド領域に、斜線で
示すようなセルアレイ領域内部の素子と同じピッチを持
つダミー素子により形成されたダミー素子領域18が設
けられる。フィールド領域の面積の大きさに応じて、ダ
ミー素子領域18は複数個形成される。図5の例では、
ダミー素子領域18は3個形成されている。
【0027】図6は、セルアレイ領域内部で接地線15
とp型ウェルとをAl配線13によって接続する部分の
レイアウトである。この部分もAl配線13とそのコン
タクトのために広いフィールド領域となるので、ここに
も同様に斜線で示すようなセルアレイ領域内部の素子と
同じピッチを持つダミー素子により形成されたダミー素
子領域19が設けられる。Al配線13は、コンタクト
部22で高濃度p型層21を介してp型ウェルにコンタ
クトし、また第3層多結晶シリコン膜からなる接地線1
5に対してコンタクト部20でコンタクトする。
【0028】次に、ダミー素子を設けたことによる効果
について説明する。図7は、図4のA−A′断面に相当
するもので、(a)は本実施例、(b)はセルアレイ内
部領域の素子ピッチと周期の異なるダミー素子を持つ参
考例、(c)はダミー素子領域のない従来例である。
【0029】図7(c)に示すような、従来のダミー素
子領域のない構造では、セルアレイ領域端部ではフィー
ルド酸化膜10の段差がセルアレイ領域内部より大きく
なり、従って浮遊ゲート及び制御ゲートの加工の際の平
坦性がセルアレイ領域内部とは異なる。また、反転防止
層23の不純物のしみ出し効果はセルアレイ領域端部の
メモリセルについて大きい。これらが前述したように、
セルアレイ領域内のメモリセル特性のばらつきの原因と
なっている。
【0030】これに対して、セルアレイ内部領域の素子
ピッチと周期の異なるダミー素子を持つ構造では、図7
(b)に示すように、セルアレイ領域内の全てのメモリ
セルは、ゲート電極の加工条件や反転防止層の不純物の
しみ出し効果が等しくなり、ダミー素子領域を形成しな
い場合よりも、均一性の優れたメモリセル特性が得られ
る。しかしながら、メモリセルアレイ領域内とダミー素
子領域とで素子のピッチが異なっているため、エッチン
グ時のローディング効果によって、セルアレイ内部領域
とダミー素子領域とのエッチング後の形状が異なってし
まう。
【0031】ところが、図7(a)に示した本実施例の
ように、セルアレイ領域外のフィールド領域端部にセル
アレイ内部と同じピッチを持つダミー素子で形成された
ダミー素子領域が設けられていると、セルアレイ内外の
素子ピッチが同一のために、ローディング効果が緩和さ
れ、セルアレイ内外のエッチング後の形状が同一とな
る。従ってこの実施例によれば、より均一性の優れたメ
モリ特性が得られる。
【0032】このように本実施例によれば、セルアレイ
領域外部のフィールド領域端部及びセルアレイ領域内に
配線コンタクトのために設けられた広いフィールド領域
に、セルアレイ領域内部の素子と同じピッチを持つダミ
ー素子で形成されたダミー素子領域11,18,19を
設けることによって、セルアレイ領域でのパターン加工
条件や不純物のしみ出し効果がセルアレイ領域全体で均
一になる。従って、セルアレイ領域内全体のメモリセル
特性の均一性が向上し、信頼性の向上をはかることが可
能となる。
【0033】次に、本実施例のNANDセル型EEPR
OMの動作について説明しておく。以下の動作説明で
は、データ消去の場合の昇圧電位をVpp1 とし、データ
書き込みに用いる昇圧電位をVpp2 とする。例えば、V
pp1 =18V,Vpp2 =12〜20Vとするが、これら
を共通の昇圧電位としてもよい。まず、データ消去は選
択されたNANDセル内の全てのメモリセルに対して一
括して行われる。このとき、NANDセル内の全ての制
御ゲート線CG1 〜CG4 を0Vとし、n型シリコン基
板1,セルアレイ領域のp型ウェル2,ビット線BL,
選択ゲート線SG1 ,SG2 に昇圧電位Vpp1 を与え
る。これにより、全てのメモリセルで浮遊ゲートからp
型ウェルに電子がトンネル電流により放出される。この
電子放出によって、メモリセルのしきい値電圧は負方向
に移動して、“0”となる。
【0034】NANDセルへのデータ書き込みは、NA
NDセル内のビット線から遠い方のメモリセルM4 から
順に行われる。即ち、メモリセルM4 へのデータ書き込
み時は、ドレイン側の選択ゲート線SG1 に中間電位V
ppM として、例えば(1/2)Vpp1 を与え、ソース側
の選択ゲート線SG2 は0Vとし、メモリセルM4 の制
御ゲート線CG4 にVpp2 、残りの制御ゲート線CG1
〜CG3 に中間電位VppM が与えられる。p型ウェル2
及び基板1は0Vとする。ビット線BLには、データ
“0”,“1”に応じて、それぞれ0V,中間電位Vpp
M が与えられる。例えば、ビット線BLに0Vを与えた
ときは、これが非選択のメモリセルM1 〜M3 を通して
選択メモリセルM4 のドレインまで伝達され、制御ゲー
トに高電位が印加されたメモリセルM4 でドレインから
浮遊ゲートにトンネル電流によって電子が注入される。
これにより、しきい値は正方向に移動して、データ
“1”が書込まれる。ビット線に中間電位VppM を与え
たときは、選択メモリセルで状態変化はなくデータ
“0”のまま保たれる。以下、順次選択制御ゲート線を
Vppとして、メモリセルM3 ,M2 ,M1 とデータ書き
込みが行われる。
【0035】データ読出しは、メモリセルM4 の読出し
について説明すれば、選択ゲート線CG1 ,CG2 及び
非選択メモリセルにつながる制御ゲート線CG1 〜CG
3 に電源電位Vcc(例えば、5V)を与え、選択された
制御ゲート線CG4 に0Vを与え、ビット線BLにVcc
又はこれより小さい所定の読出し電位を与える。これに
より、ビット線BLに電流が流れるか否かによって、デ
ータ“0”,“1”の判定ができる。以上の各動作モー
ドでの各部の電位関係を表1にまとめて示す。
【0036】
【表1】
【0037】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例では、NANDセル型EEPR
OMについて説明したが、本発明はNOR型EEPRO
Mにも同様に適用することができ、さらにDRAMやS
RAM等の他の各種半導体記憶装置に適用することも可
能である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々変形して実施することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、セ
ルアレイ領域内外にセルアレイ領域内と同じピッチをも
ったダミー素子で形成されたダミー素子領域を設けるこ
とによって、メモリセル特性の均一化をはかり、特性を
向上させた半導体記憶装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係わるEEPROMのNANDセルの
レイアウトを示す平面図。
【図2】図1のA−A′及びB−B′断面図。
【図3】同実施例のセルアレイの等価回路図。
【図4】同実施例のセルアレイ領域周辺部の構造を示す
平面図。
【図5】同実施例のセルアレイ内部の選択ゲート線コン
タクト部の構造を示す平面図。
【図6】同実施例のセルアレイ内部の接地線コンタクト
部の構造を示す平面図。
【図7】図4のA−A′断面構造を従来例と比較して示
す断面図。
【符号の説明】
1…n型シリコン基板 2…p型ウェル 4…浮遊ゲート 6…制御ゲート 8…ビット線 9…n型拡散層 10…フィールド酸化膜 11,18,19…ダミー素子領域 12…p型拡散層 13…Al配線
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792 (72)発明者 白田 理一郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 松川 尚弘 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 荒木 仁 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 桐澤 亮平 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝多摩川工場内 (72)発明者 中山 良三 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に複数のメモリセルが配列形成
    されたセルアレイ領域を有する半導体記憶装置におい
    て、 前記セルアレイ領域外側のフィールド領域端部に、前記
    セルアレイ領域中の素子と同じピッチでダミー素子を形
    成したダミー素子領域を有することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】半導体基板に複数のメモリセルが配列形成
    されたセルアレイ領域を有する半導体記憶装置におい
    て、 前記セルアレイ領域内の所定ビット毎に配線コンタクト
    のために設けられたフィールド領域に、前記セルアレイ
    領域中の素子と同じピッチでダミー素子を形成したダミ
    ー素子領域を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記メモリセルは浮遊ゲートと制御ゲート
    が積層形成された電気的書き替え可能なメモリセルであ
    り、複数個のメモリセルがそれらのソース,ドレイン拡
    散層を隣接するもの同士で接続されてNANDセルを構
    成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の半
    導体記憶装置。
JP4340226A 1992-12-21 1992-12-21 半導体記憶装置 Pending JPH06188393A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6486558B2 (en) 2000-10-10 2002-11-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device having a dummy pattern
JP2007096301A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性半導体メモリ装置
JP2015149486A (ja) * 2010-10-08 2015-08-20 クアルコム,インコーポレイテッド 均一なパターンを有する磁気ランダムアクセスメモリ(mram)の配置

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JP2015149486A (ja) * 2010-10-08 2015-08-20 クアルコム,インコーポレイテッド 均一なパターンを有する磁気ランダムアクセスメモリ(mram)の配置

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