JPH0618774A - 視線検知装置付きカメラ - Google Patents

視線検知装置付きカメラ

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JPH0618774A
JPH0618774A JP5058883A JP5888393A JPH0618774A JP H0618774 A JPH0618774 A JP H0618774A JP 5058883 A JP5058883 A JP 5058883A JP 5888393 A JP5888393 A JP 5888393A JP H0618774 A JPH0618774 A JP H0618774A
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JP
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photoelectric conversion
line
camera
detection device
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JP5058883A
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English (en)
Inventor
Shigemasa Sato
重正 佐藤
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Priority to US08/155,198 priority patent/US5573888A/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Landscapes

  • Viewfinders (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、撮影者の視線を検知して撮影対象
となる被写体を検出する機能を備えた視線検知装置付き
カメラに関し、従来よりも大幅に安定した視線検知を行
うことを目的とする。 【構成】 撮影者の眼を照明する照明手段と、前記照明
手段により照明される前記眼からの反射光を光電変換す
る光電変換手段と、前記光電変換手段の光電変換出力の
ピーク出力と、ピーク出力を除いた出力との出力差また
は出力比を求め、前記出力差または出力比に応じて前記
照明手段の照明光量を変更する照明光量変更手段(ステ
ップS211,213)と、前記光電変換手段からの出
力に基づいて前記撮影者の注視点方向を算出する演算手
段(ステップS208)とを備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影者の視線を検知し
て撮影対象となる被写体を検出する機能を備えた視線検
知装置付きカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影対象となる被写体を決める方
法として、ファインダー内の中心付近の枠内にあるもの
を撮影対象とする方法が一般的であり、この撮影対象ま
での距離を検出したり、その部分の明るさを検出したり
することが行われている。
【0003】しかし、この方法によると自由なフレーミ
ングが困難であるため、近年は撮影者の視線を検出し
て、視線の方向から撮影対象を決める方法が開発されて
おり、このような方法を使用したカメラとして、例え
ば、特開平1−241511号公報に開示されるものが
知られている。
【0004】このカメラは、赤外領域の光で撮影者の眼
球を照明し、その反射光を検出して視線を検出するもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、撮影者が裸眼で、かつ眼球から十
分な反射光が得られる位置に撮影者の眼球がくれば視線
を検知することが可能となるが、撮影者が眼鏡を使用し
ている場合、あるいは眼球位置がファインダーから離れ
た場合等には、眼球からの反射光量が不足し、視線検知
の精度が下がるという問題があった。
【0006】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、従来よりも大幅に安定した視線検
知を行うことができる視線検知装置付きカメラを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の視線検知装置付
きカメラは、撮影者の眼を照明する照明手段(例えば、
図2の符号21)と、前記照明手段により照明される前
記眼からの反射光を光電変換する光電変換手段(例え
ば、図2の符号28)と、前記光電変換手段の光電変換
出力のピーク出力と、ピーク出力を除いた出力との出力
差または出力比を求め、前記出力差または出力比に応じ
て前記照明手段の照明光量を変更する照明光量変更手段
(例えば、図13のステップS211,213、図14
のステップS309,311、図15のステップS41
1,416、図18のステップS211,213、図1
9のステップS309,311、図20のステップS4
11,416)と、前記光電変換手段からの出力に基づ
いて前記撮影者の注視点方向を算出する演算手段(例え
ば、図13のステップS208、図14のステップS3
07、図15のステップS409、図18のステップS
1208、図19のステップS1307、図20のステ
ップS1409)とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明の視線検知装置付きカメラでは、光電変
換手段で検出された眼からの反射光の状態が、確実性の
ある視線検知を行うために適していない時には、反射光
の状態が確実性のある視線検知を行える状態となるよう
に、照明手段からの照明光量が変化される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の視線検知装置付きカメラの第1の
実施例を示すブロック図であり、この視線検知装置付き
カメラは、制御装置10、視線検知装置11、ファイン
ダー12および警告装置13を有している。
【0010】制御装置10は、CPUからなり、視線検
知装置11の光電変換出力から注視点方向を算出する。
また、この制御装置10は、視線検知装置11の光電変
換出力から視線検知機能が使用可能な状態か否かを判断
し、この判断結果に応じて眼球照明光の強度を制御す
る。
【0011】さらに、この制御装置10は、視線検知が
不能と判断された場合に、検知不能処理の一例として、
撮影者に警告する警告装置13の制御を行う。視線検知
装置11は、後述するように、照明、集光、光電変換の
手段を有している。
【0012】警告装置13は、制御装置10により照明
光の強度を切り換えても視線検知情報の信頼度が低いと
判断された場合に、撮影者に検出不能を知らせる。この
撮影者に検知不能を知らせる一例として、撮影者に視線
検知が不能であることを知らせるためにブザーを鳴らし
たりファインダー内に警告灯を点滅または点灯させるな
どして警告を発する。
【0013】制御装置10には、レリーズ釦の半押しス
イッチS1および全押しスイッチS2が接続されてお
り、半押しスイッチS1のオンによりカメラが作動状態
になり、全押しスイッチS2のオンにより一連の露光動
作が行われる。
【0014】図2は視線検知装置11の詳細を示すもの
で、この視線検知装置11では、照明装置21からの赤
外光は、照明光学系22、ハーフミラー23、波長選択
ミラー24、接眼レンズ25を通り眼球26に導かれ
る。
【0015】一方、眼球26で反射した赤外光は、接眼
レンズ25、波長選択ミラー24、ハーフミラー23、
集光用光学系27を通り光電変換素子28に導かれる。
ここで、照明装置21には、撮影者が眩しくないように
赤外LEDが使用されている。
【0016】照明光学系22は、接眼レンズ25と相ま
って、眼球26全体を一様に照明するように構成されて
いる。波長選択ミラー24は、眼球26照明用の赤外光
を反射し、可視光を透過するように構成されている。
【0017】ハーフミラー23は、赤外光を透過および
反射するように構成されているが、赤外光に対する光電
変換素子28の利得を最大にするために、反射率、透過
率とも50%程度に設定されている。
【0018】集光用光学系27は、接眼レンズ25と相
まって、眼球26反射像を光電変換素子28上に再結像
させる。光電変換素子28は、眼球26からの反射光を
光電変換するもので、複数のCCDまたはSPD等を一
次元または2次元に並べた光電変換素子列が使用される
が、この実施例では一次元に並べられた光電変換素子列
を使用した場合について説明する。
【0019】この光電変換素子28からの光電変換出力
は、図示しないA/D変換器によりA/D変換され、制
御装置10に反射光の強度分布が入力される。図3は、
眼球26反射光の強弱による光電変換素子28の出力例
を示しており、(a)および(b)は、暗反射の状態
を、(c)は、明反射の状態を示している。
【0020】ここで、暗反射の状態とは、瞳孔部31か
らの反射が殆ど無く、瞳孔部31が黒く見える状態をい
い、明反射の状態とは、瞳孔部31が明るく反射し、例
えば、赤目のように見える状態をいう。
【0021】これ等の図において、縦軸は光電変換素子
28の出力を、横軸は光電変換素子28の位置を示して
いる。そして、Ph は光電変換素子28の飽和出力を、
Pl は視線情報として信頼性が得られる下限限界値を示
している。
【0022】PhBは、飽和出力Ph より所定値Bだけ出
力を下げた値であり、信頼性が得られる上限限界値であ
る。以下、図3の(b)により、図3の(a)の出力分
布について具体的に説明する。
【0023】ピーク出力Pで示されているのは、眼球2
6からの反射光のうち角膜で反射された光で、プルキン
エ像と呼ばれ、集光用光学系27により光電変換素子2
8上に輝点を結像する。
【0024】すなわち、公知技術に述べられているよう
に、この輝点の位置を知ることで眼球26の回転量、す
なわち注視点位置を知ることができる。そして、この輝
点の位置を特定するためには輝点を弁別し、かつ十分な
位置分解能が得られる輝点の出力を得る必要がある。
【0025】ピーク出力Pの両側には、瞳孔部31から
の反射光による瞳孔部出力Pp が得られる。そして、そ
の両側には虹彩部32および白目部分33からの反射光
によるバックグランド出力PBGが得られる。
【0026】図3の(c)は、明反射状態における眼球
26による反射光の出力分布の一例を示すもので、ピー
ク出力Pの両側には、網膜からの反射光による瞳孔部出
力Pp が得られるが、この明反射状態では、瞳孔部出力
Pp は、バックグランド出力PBGよりも大きくなってい
る。
【0027】以下、図4ないし図11により光電変換素
子28の種々の出力状態について詳細に説明する。図4
に示す出力状態は、ピーク出力Pとバックグランド出力
PBGとの出力差ΔPが所定値Aよりも大きい場合であ
り、ピーク出力Pの大きさにより図5ないし図7図の状
態に分類される。
【0028】すなわち、図5は、ピーク出力Pが上限限
界値PhBより大きくなっている飽和状態で、この場合に
は、得られる輝点の位置が不正確になる。図6は、ピー
ク出力Pが下限限界値Pl よりも小さくなっている状態
で、この場合には、視線検知情報としての信頼性に欠け
る。
【0029】図7は、ピーク出力Pが上限限界値PhBと
下限限界値Pl との間にあり、視線検知情報として信頼
性が高い状態で、この場合には、注視点位置の算出が可
能である。
【0030】一方、図8に示す出力状態は、ピーク出力
Pとバックグランド出力PBGとの差ΔPが所定値Aより
も小さい場合であり、この場合には、ピーク出力Pの大
きさにかかわらず視線検知情報としての信頼性に欠ける
と判断される。
【0031】そして、この場合には、ピーク出力Pの大
きさによって図9ないし図11の状態に分類される。す
なわち、図9は、ピーク出力Pが上限限界値PhBより大
きくなっている飽和状態である。
【0032】図10は、ピーク出力Pが下限限界値Pl
よりも小さい状態である。図11は、ピーク出力Pが上
限限界値PhBと下限限界値Pl との間にある状態であ
り、この場合には、視線検知は不能であると判断され
る。
【0033】以下、この実施例の視線検知装置付きカメ
ラの動作を、図12に示すフローチャートを用いて詳細
に説明する。この実施例では、先ず、半押しスイッチS
1がオンされているかどうかを判定し、オンされていな
ければオンされるまでこのステップを繰り返す(ステッ
プS101)。
【0034】そして、半押しスイッチS1がオンされて
いる時には、視線検知装置11を作動させて、視線検知
が行われる(ステップS102)。なお、詳細について
は後述する。
【0035】この後、視線検知が可能であるかどうかを
判定し(ステップS103)、視線検知が可能であると
判定された時には、得られた視線情報に基づいてAFお
よびAEの処理を行う(ステップS104)。
【0036】一方、視線検知が不能と判断された場合に
は、検知不能処理の一例として、視線情報は用いずに多
点AFに基づいてAFの処理を行い(ステップS10
5)、この後、同様に視線情報は用いずにマルチAEに
基づいてAE処理を行なう(ステップS106)。
【0037】次に、レリーズスイッチS2がオンされて
いるかどうかを判定する(ステップS107)。レリー
ズスイッチS2がオンされている時には、視線検知装置
11をオフし(ステップS108)、この後、撮影のた
めの一連の動作を行い、露光を行ない(ステップS10
9)、このフローを終了する。
【0038】一方、レリーズスイッチS2がオフの時に
は、レリーズスイッチS1がオンの状態かどうかを判定
し(ステップS110)、オンであれば再度ステップS
107へ進み、オフの時には、撮影を行わないものと判
断して視線検知装置11をオフし(ステップS11
1)、このフローを終了する。
【0039】図13は、上述したステップS102の視
線検知のサブルーチンである。この実施例では、ピーク
出力Pの大きさが所定範囲内にあるとき視線検知情報と
して信頼性があると判断し、注視点位置の算出を行う。
【0040】先ず、予め記憶されたデータに基づき照明
装置21のLED駆動電流Id を初期設定する(ステッ
プS201)。次に、設定されたLED駆動電流Id で
照明装置21のLEDを発光させる(ステップS20
2)。
【0041】この後、眼球26からの反射光を受けた光
電変換素子28のA/D変換出力からの出力の最大値、
すなわち、ピーク出力Pを検出する(ステップS20
3)。次に、眼球26からの反射光を受けた光電変換素
子28のA/D変換出力から図3の(b)に示したバッ
クグランド出力PBGを検出する(ステップS204)。
【0042】そして、検出したピーク出力Pとバックグ
ランド出力PBGとの差出力ΔP=P−PBGを求める(ス
テップS205)。次に、予め記憶された上限限界値P
hBおよび下限限界値Pl とピーク出力Pとを比較する
(ステップS206)。
【0043】PhB≧P≧Pl の時には、ピーク出力Pが
所定範囲内にあるので視線検知情報として信頼性がある
と判断し、差出力ΔPと予め記憶された所定値Aとを比
較する(ステップS207)。
【0044】そして、ΔP≧Aの時には、光電変換素子
28のA/D変換出力から注視点位置を算出する(ステ
ップS208)。なお、算出方法については公知の注視
点位置算出方法を適用すればよく特に限定はされない。
【0045】ΔP≧Aでない時には、例えば、図11に
示したように、差出力ΔPが所定値Aよりも小さいので
正確な注視点が求められないと判断し、検知不能処理を
行う(ステップS209)。
【0046】一方、ステップS206において、ピーク
出力Pが、PhB≧P≧Pl の範囲内にない時には、ピー
ク出力Pが下限限界値Pl より小さいか上限限界値PhB
より大きいかを判定する(ステップS210)。
【0047】P<Pl の時には、例えば、図10に示し
た状態であるため、ピーク出力Pが視線検知情報として
信頼性が得られるようにLED駆動電流Id を大きくな
るように更新してLED発光量を制御する(ステップS
211)。
【0048】そして、次に、更新されたLED駆動電流
Id が最大LED駆動電流Ithを越えていないかを判定
し(ステップS212)、Id ≧Ithであれば不必要に
赤外光を眼球26に照射することを避けるために検知不
能処理を行う(ステップS209)。
【0049】一方、ステップS210において、P<P
l でない時には、例えば、図5に示したように、P>P
hBであるのでP≦PhBとなるようにLED駆動電流Id
を小さくなるように更新してLED発光量を制御する
(ステップS213)。
【0050】上述した視線検知装置付きカメラでは、初
期設定された電流量により照明装置21のLEDを発光
した時の視線検知の精度を、眼球26の反射光のピーク
出力およびピーク出力とピーク出力を除いた出力との出
力差から判断し、視線検知に足りる反射光を得られるよ
うに電流量を制御し、予め決められた電流量に達して
も、なお視線検知に足りる反射光が得られなければ撮影
者にその旨の警告を発するようにしたので、信頼性の高
い視線検知が行えるとともに安定した視線検知が可能に
なり、また、無駄に視線検知を行ったり、必要以上の光
を撮影者の眼球26に照射することを防ぐことができ
る。
【0051】図14は、本発明の第2の実施例を示すも
ので、この実施例では、上述したステップS102の視
線検知のサブルーチンのみが図14に示すように変更さ
れている。
【0052】この実施例では、差出力ΔPの大きさが所
定値より大きければピーク出力Pの大きさに関係なく注
視点位置の算出を行い、ピーク出力Pの大きさによる信
頼性の判断を不要とした。
【0053】先ず、予め記憶されたデータに基づきLE
D駆動電流Id を初期設定する(ステップS301)。
次に、設定されたLED駆動電流Id でLEDを発光さ
せる(ステップS302)。
【0054】この後、眼球26からの反射光を受けた光
電変換素子28のA/D変換出力からピーク出力Pを検
出する(ステップS303)。次に、眼球26からの反
射光を受けた光電変換素子28のA/D変換出力から図
3の(b)に示したバックグランド出力PBGを検出する
(ステップS304)。
【0055】そして、検出したピーク出力Pとバックグ
ランド出力PBGとの差出力ΔP=P−PBGを求める(ス
テップS305)。次に、差出力ΔPが予め定められた
所定値Aより大きいかどうかを判定し(ステップS30
6)、ΔP≧Aの時には、光電変換素子のA/D変換出
力から注視点位置を算出する(ステップS307)。な
お、算出方法については公知の注視点位置算出方法を適
用すればよく特に限定はされない。
【0056】一方、ΔP<Aの時には、ピーク出力Pが
上限限界値PhBより大きいかを判定し(ステップS30
8)、P>PhBの時には、P≦PhBとなるようにLED
駆動電流Id を小さくなるように更新してLED発光量
を制御し、ステップS302に戻る(ステップS30
9)。
【0057】一方、P≦PhBの時には、ピーク出力Pが
下限限界値Pl より大きいかを判定し(ステップS31
0)、P≧Pl の時には、ステップS313に進み、P
<Pl の時には、ピーク出力Pが視線検知情報として信
頼性が得られるようにLED駆動電流Id を大きくなる
ように更新してLED発光量を制御する(ステップS3
11)。
【0058】そして、更新されたLED駆動電流Id が
最大LED駆動電流Ithを越えていないかを判定し(ス
テップS312)、Id ≧Ithでない時には、ステップ
S302に戻る。
【0059】一方、Id ≧Ithであれば、例えば、図1
0に示したように、差出力ΔPが所定値Aよりも小さく
ピーク出力Pが下限限界値Pl よりも小さいので正確な
注視点が求められないと判断し、検知不能処理を行う
(ステップS313)。
【0060】以上のように構成された視線検知装置付き
カメラにおいても第1の実施例とほぼ同様の効果を得る
ことができるが、この第2の実施例では、差出力ΔPの
大きさが所定値Aより大きければピーク出力Pの大きさ
に関係なく注視点位置の算出を行なうようにしたので、
ピーク出力Pの大きさによる信頼性の判断が不要とな
り、演算を簡略化することができる。
【0061】図15は、本発明の第3の実施例を示すも
ので、この実施例では、上述したステップS102の視
線検知のサブルーチンのみが図15に示すように変更さ
れている。
【0062】この実施例では、第2の実施例に加えて所
定回数注視点検出を繰り返しても注視点位置の算出を行
える視線検知情報が得られないときは強制的に視線検知
を終了するようにした。
【0063】先ず、視線検知動作の繰り返し数をカウン
トする変数nを0とする(ステップS401)。次に、
変数nにn+1を代入する(ステップS402)。
【0064】この後、予め記憶されたデータに基づきL
ED駆動電流Id を初期設定する(ステップS40
3)。次に、設定されたLED駆動電流Id でLEDを
発光させる(ステップS404)。
【0065】この後、眼球26からの反射光を受けた光
電変換素子28のA/D変換出力からピーク出力Pを検
出する(ステップS405)。次に、眼球26からの反
射光を受けた光電変換素子28のA/D変換出力から図
3の(b)に示したバックグランド出力PBGを検出する
(ステップS406)。
【0066】そして、検出したピーク出力Pとバックグ
ランド出力PBGとの差出力ΔP=P−PBGを求める(ス
テップS407)。次に、差出力ΔPが予め定められた
所定値Aより大きいかどうかを判定し(ステップS40
8)、ΔP≧Aの時には、光電変換素子28のA/D変
換出力から注視点位置を算出する(ステップS40
9)。なお、算出方法については公知の注視点位置算出
方法を適用すればよく特に限定はされない。
【0067】一方、ΔP<Aの時には、ピーク出力Pが
上限限界値PhBより大きいかを判定し(ステップS41
0)、P>PhBの時には、P≦PhBとなるようにLED
駆動電流Id を小さくなるように更新してLED発光量
を制御し、ステップS402に戻る(ステップS41
1)。
【0068】P≦PhBの時には、繰り返しカウント数n
と予め設定されている所定値Cの比較を行い(ステップ
S412)、C回を越えるときは強制的に視線検知を終
了する。
【0069】一方、繰り返し数がC回以下の時には、ピ
ーク出力Pが下限限界値Pl より大きいかを判定し(ス
テップS413)、P≧Pl の時には、検知不能処理を
行う(ステップS414)。
【0070】P≧Pl でない時には、現在の光電変換素
子28の検出系のゲインが最大であるかどうかを判定し
(ステップS415)、最大であればLED駆動電流I
d を上げ(ステップS416)、この後、LED駆動電
流Id が最大LED駆動電流Ithを越えていないかを判
定し(ステップS417)、Id ≧Ithでないときに
は、ステップS402に戻り、Id ≧Ithの時には、不
必要に赤外光を眼球に照射することを避けるために検知
不能処理を行なう(ステップS414)。
【0071】一方、ステップS415において、現在の
検出系のゲインが最大でない時には、ゲインを上げ、ス
テップS402に戻る(ステップS418)。以上のよ
うに構成された視線検知装置付きカメラにおいても第2
の実施例とほぼ同様の効果を得ることができるが、この
実施例では、所定回数注視点検出を繰り返しても注視点
位置の算出を行える視線検知情報が得られないときは強
制的に視線検知を終了するようにしたので、不要な演算
をなくすことができる。
【0072】また、この実施例では、光電変換素子28
の検出系のゲインをも変化するようにしたので、より確
実に、安定した視線検知を行うことが可能となる。な
お、以上述べた実施例では、差出力ΔPをピーク出力P
とバックグランド出力PBGとの差出力として、ΔP=P
−PBGとした例について説明したが、本発明はかかる実
施例に限定されるものではなく、例えば、ピーク出力P
と瞳孔部出力Pp との差出力として、ΔP=P−Pp と
しても良いことは勿論である。
【0073】また、視線検知が可能かどうかの判断を、
ピーク出力Pとバックグランド出力PBG(あるいは瞳孔
部出力Pp )との差出力ΔPの大きさで判断する代わり
に、ピーク出力Pとバックグランド出力PBG(あるいは
瞳孔部出力Pp )の比PR =P/PBG(あるいはP/P
p )、または、比PR =PBG/P(あるいはPp /P)
で判断するようにしても良い。
【0074】なお、この場合、上述した各実施例の視線
検知が可能かどうかの判断の部分を置き換えるだけで実
施可能である。さらに、以上述べた実施例では、眼球2
6に不必要に赤外光を照射することを避けるために、L
ED駆動電流Id が最大LED駆動電流Ithを越えてい
ないかを判定した例について説明したが、本発明はかか
る実施例に限定されるものではなく、例えば、光電変換
素子28がCCD等の電荷蓄積素子の時には、図16お
よび図17のようにしても良い。
【0075】すなわち、図16はCCDの蓄積時間tの
間にCCDに蓄積された電荷量を示すもので、(a)は
瞳孔部反射が暗反射の時であり、(b)は瞳孔部反射が
明反射の時を示している。
【0076】なお、蓄積時間tはCCDへ入射する光の
強さで自動的に変化する(AGC)ようにCPUによっ
て制御されている。これ等の場合には、ピーク出力Pを
蓄積時間tで除した値が所定値Pthに対して、P/t≧
Pthであるかどうかを判定し、P/t≧Pthの時に、検
知不能処理を行うようにしても良く、また、図に斜線で
示した部分の面積PS を蓄積時間tで除した値が所定値
Pthに対して、PS /t≧Pthであるかどうかを判定
し、PS /t≧Pthの時に、検知不能処理を行うように
しても良い。
【0077】また、図17の(a)は瞳孔部反射が暗反
射の時であり、(b)は瞳孔部反射が明反射の時である
が、これ等の場合には、ピーク出力Pのバックグランド
出力PBGから突出している部分の出力を用いずに、バッ
クグランド出力PBGを蓄積時間tで除した値が所定値P
thに対して、PBG/t≧Pthであるかどうかを判定し、
PBG/t≧Pthの時に、検知不能処理を行うようにして
も良く、また、図に斜線で示した部分の面積PS を蓄積
時間tで除した値が所定値Pthに対してPS /t≧Pth
であるかどうかを判定し、PS /t≧Pthの時に、検知
不能処理を行うようにしても良い。
【0078】なお、上述した以外に、CCDの蓄積時間
tがAGCによって制御されず、一定時間のもとで蓄積
されるのであれば、上述したように蓄積時間tで除した
値を用いることなく、CCDの出力あるいは図中斜線で
示した面積を用いることが可能である。
【0079】図18は、本発明の第4の実施例を示すも
ので、この実施例は、上述した第1の実施例に近いもの
であるが、ピーク出力Pを蓄積時間tで除した値が所定
値Pthに対して、P/t≧Pthであるかどうかを判定
し、P/t≧Pthの時に、検知不能処理を行うように構
成されている点で第1の実施例と異なっている。
【0080】従って、第1の実施例と同様の動作を行う
部分には、同一のステップ番号を付して詳細な説明を省
略する。すなわち、この実施例では、ステップS120
5において、検出したピーク出力Pとバックグランド出
力PBGとの出力比PR =P/PBGが求められる。
【0081】また、ステップS1207において、出力
比PR と予め記憶された所定値Bとが比較される。そし
て、PR ≧Bの時には、光電変換素子28のA/D変換
出力から注視点位置が算出され(ステップS120
8)、PR ≧Bでない時には、検知不能処理が行われる
(ステップS1209)。
【0082】さらに、ステップS1212において、ピ
ーク出力Pを蓄積時間tで除した値が所定値Pthに対し
て、P/t≧Pthであるかどうかが判定され、P/t≧
Pthの時には、不必要に赤外光を眼球26に照射するこ
とを避けるために検知不能処理が行われる(ステップS
1209)。
【0083】この実施例の視線検知装置付きカメラにお
いても、第1の実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。図19は、本発明の第5の実施例を示すもので、
この実施例は、上述した第2の実施例に近いものである
が、ピーク出力Pを蓄積時間tで除した値が所定値Pth
に対して、P/t≧Pthであるかどうかを判定し、P/
t≧Pthの時に、検知不能処理を行うように構成されて
いる点で第2の実施例と異なっている。
【0084】従って、第2の実施例と同様の動作を行う
部分には、同一のステップ番号を付して詳細な説明を省
略する。すなわち、この実施例では、ステップS130
5において、検出したピーク出力Pとバックグランド出
力PBGとの出力比PR =P/PBGが求められる。
【0085】また、ステップS1306において、出力
比PR と予め記憶された所定値Bとが比較される。そし
て、PR ≧Bの時には、光電変換素子28のA/D変換
出力から注視点位置が算出され(ステップS130
7)、PR ≧Bでない時には、P≦PhBであるかどうか
が判定される(ステップS1308)。
【0086】さらに、ステップS1312において、ピ
ーク出力Pを蓄積時間tで除した値が所定値Pthに対し
て、P/t≧Pthであるかどうかが判定され、P/t≧
Pthの時には、不必要に赤外光を眼球26に照射するこ
とを避けるために検知不能処理が行われる(ステップS
1313)。
【0087】この実施例の視線検知装置付きカメラにお
いても、第2の実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。図20は、本発明の第6の実施例を示すもので、
この実施例は、上述した第3の実施例に近いものである
が、ピーク出力Pを蓄積時間tで除した値が所定値Pth
に対して、P/t≧Pthであるかどうかを判定し、P/
t≧Pthの時に、検知不能処理を行うように構成されて
いる点で第3の実施例と異なっている。
【0088】従って、第3の実施例と同様の動作を行う
部分には、同一のステップ番号を付して詳細な説明を省
略する。すなわち、この実施例では、ステップS140
7において、検出したピーク出力Pとバックグランド出
力PBGとの出力比PR =P/PBGが求められる。
【0089】また、ステップS1408において、出力
比PR と予め記憶された所定値Bとが比較される。そし
て、PR ≧Bの時には、光電変換素子28のA/D変換
出力から注視点位置が算出され(ステップS140
9)、PR ≧Bでない時には、P≦PhBであるかどうか
が判定される(ステップS1410)。
【0090】さらに、ステップS1417において、ピ
ーク出力Pを蓄積時間tで除した値が所定値Pthに対し
て、P/t≧Pthであるかどうかが判定され、P/t≧
Pthの時には、不必要に赤外光を眼球26に照射するこ
とを避けるために検知不能処理が行われる(ステップS
1414)。
【0091】この実施例の視線検知装置付きカメラにお
いても、第3の実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、光電変
換手段で検出された眼からの反射光の状態が、確実性の
ある視線検知を行うために適していない時には、反射光
の状態が確実性のある視線検知を行える状態となるよう
に、照明手段からの照明光量が変化されるため、信頼性
の高い視線検知が行えるとともに安定した視線検知が可
能になり、また、無駄に視線検知を行ったり、必要以上
の光を撮影者の眼に照射することを防ぐことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視線検知装置付きカメラの第1の実施
例を示すブロック図である。
【図2】図1の視線検知装置の詳細を示す説明図であ
る。
【図3】明反射と暗反射における光電変換素子の出力例
を示す説明図である。
【図4】光電変換素子の出力例を示す説明図である。
【図5】光電変換素子の出力例を示す説明図である。
【図6】光電変換素子の出力例を示す説明図である。
【図7】光電変換素子の出力例を示す説明図である。
【図8】光電変換素子の出力例を示す説明図である。
【図9】光電変換素子の出力例を示す説明図である。
【図10】光電変換素子の出力例を示す説明図である。
【図11】光電変換素子の出力例を示す説明図である。
【図12】本発明の視線検知装置付きカメラの第1の実
施例を示す流れ図である。
【図13】図12の視線検知のステップの詳細を示す流
れ図である。
【図14】本発明の視線検知装置付きカメラの第2の実
施例を示す流れ図である。
【図15】本発明の視線検知装置付きカメラの第3の実
施例を示す流れ図である。
【図16】光電変換素子が電荷蓄積素子である時の検知
不能処理の一例を示す説明図である。
【図17】光電変換素子が電荷蓄積素子である時の検知
不能処理の他の例を示す説明図である。
【図18】本発明の視線検知装置付きカメラの第4の実
施例を示す流れ図である。
【図19】本発明の視線検知装置付きカメラの第5の実
施例を示す流れ図である。
【図20】本発明の視線検知装置付きカメラの第6の実
施例を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 制御装置 11 視線検知装置 12 ファインダー 13 警告装置 21 照明装置 26 眼球 28 光電変換素子
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/02 7139−2K 7316−2K G03B 3/00 A

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影者の眼を照明する照明手段と、 前記照明手段により照明される前記眼からの反射光を光
    電変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段の光電変換出力のピーク出力と、ピー
    ク出力を除いた出力との出力差を求め、前記出力差に応
    じて前記照明手段の照明光量を変更する照明光量変更手
    段と、 前記光電変換手段からの出力に基づいて前記撮影者の注
    視点方向を算出する演算手段と、を備えたことを特徴と
    する視線検知装置付きカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の視線検知装置付きカメラ
    において、 前記照明光量変更手段は、前記出力差が予め決められた
    所定値に対して小さい時に前記照明手段の照明光量を変
    更させ、 さらに変更された前記照明光量によっても前記光電変換
    手段からの出力差が前記所定値に達しない時に、検知不
    能処理を行う検知不能処理手段を備えたことを特徴とす
    る視線検知装置付きカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の視線検知装置付
    きカメラにおいて、前記照明光量変更手段は、前記ピー
    ク出力が、前記光電変換出力の上限限界値に達してお
    り、前記出力差が所定値より小さい時に、前記照明手段
    の照明光量を減ずることを特徴とする視線検知装置付き
    カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の視線検知装置付きカメラ
    において、前記照明光量変更手段は、前記ピーク出力
    が、前記光電変換出力の下限限界値に達せず、前記出力
    差が所定値より小さい時に、前記照明手段の照明光量を
    増やすことを特徴とする視線検知装置付きカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の視線検知装置付きカメラ
    において、前記照明光量変更手段は、前記ピーク出力
    が、前記光電変換出力の下限限界値に達しない時に、前
    記照明手段の照明光量を増やすことを特徴とする視線検
    知装置付きカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の視線検知装置付きカメラ
    において、前記照明光量変更手段は、前記ピーク出力
    が、前記光電変換出力の上限限界値を越えている時に、
    前記照明手段の照明光量を減ずることを特徴とする視線
    検知装置付きカメラ。
  7. 【請求項7】 撮影者の眼を照明する照明手段と、 前記照明手段により照明される前記眼からの反射光を光
    電変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段の光電変換出力のピーク出力と、ピー
    ク出力を除いた出力との出力比を求め、前記出力比に応
    じて前記照明手段の照明光量を変更する照明光量変更手
    段と、 前記光電変換手段からの出力に基づいて前記撮影者の注
    視点方向を算出する演算手段と、を備えたことを特徴と
    する視線検知装置付きカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の視線検知装置付きカメラ
    において、 前記照明光量変更手段は、前記出力比が予め決められた
    所定値に対して小さい時に前記照明手段の照明光量を変
    更させ、 さらに変更された前記照明光量によっても前記光電変換
    手段からの出力比が前記所定値に達しない時に、検知不
    能処理を行う検知不能処理手段を備えたことを特徴とす
    る視線検知装置付きカメラ。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の視線検知装置付
    きカメラにおいて、前記照明光量変更手段は、前記ピー
    ク出力が、前記光電変換出力の上限限界値に達してお
    り、前記出力比が所定値より小さい時に、前記照明手段
    の照明光量を減ずることを特徴とする視線検知装置付き
    カメラ。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の視線検知装置付きカメ
    ラにおいて、前記照明光量変更手段は、前記ピーク出力
    が、前記光電変換出力の下限限界値に達せず、前記出力
    比が所定値より小さい時に、前記照明手段の照明光量を
    増やすことを特徴とする視線検知装置付きカメラ。
  11. 【請求項11】 照明手段により照明された撮影者の眼
    からの反射光を光電変換した結果に基づいて撮影者の注
    視点方向を示す視線検知情報を出力する視線検知装置付
    きカメラにおいて、光電変換出力に応じて照明光量を変
    更する制御回路を備えたことを特徴とする視線検知装置
    付きカメラ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の視線検知装置付きカ
    メラにおいて、さらに、所定値に達するように照明光の
    強さを増しても、前記光電変換出力が所定値に達しない
    時に、検知不能処理を行う検知不能処理手段を有するこ
    とを特徴とする視線検知装置付きカメラ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の視線検知装置付きカ
    メラにおいて、前記検知不能処理手段は、前記制御回路
    を止め、撮影者に警告を与えることを特徴とする視線検
    知装置付きカメラ。
  14. 【請求項14】 撮影者の眼を照明する照明手段と、 前記照明手段により照明される前記眼からの反射光を光
    電変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段の光電変換出力のピーク出力と、ピー
    ク出力を除いた出力との出力差を求め、前記出力差に応
    じて前記光電変換手段を制御するゲインコントロール
    と、 前記光電変換手段からの出力に基づいて前記撮影者の注
    視点方向を算出する演算手段と、を備えたことを特徴と
    する視線検知装置付きカメラ。
  15. 【請求項15】 撮影者の眼を照明する照明手段と、 前記照明手段により照明される前記眼からの反射光を光
    電変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段の光電変換出力のピーク出力と、ピー
    ク出力を除いた出力との出力差を求め、前記出力差を広
    げる出力差拡大手段と、 前記光電変換手段からの出力に基づいて前記撮影者の注
    視点方向を算出する演算手段と、を備えたことを特徴と
    する視線検知装置付きカメラ。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の視線検知装置付きカ
    メラにおいて、前記出力差拡大手段は、前記照明手段の
    照明光量または前記光電変換手段のゲインを増大して出
    力差を広げることを特徴とする視線検知装置付きカメ
    ラ。
JP5058883A 1992-03-18 1993-03-18 視線検知装置付きカメラ Pending JPH0618774A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008066135A1 (en) * 2006-11-29 2008-06-05 Nidek Co., Ltd. Cornea surgery apparatus
JP2008295972A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Nidek Co Ltd 眼科装置
JP2013526101A (ja) * 2010-03-11 2013-06-20 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ポータブルエレクトロニクスデバイス
JP2015515291A (ja) * 2012-03-08 2015-05-28 エシロル アンテルナショナル(コンパーニュ ジェネラル ドプテーク) 眼鏡を着用する人物の行動特性、姿勢特性、又は幾何形態特性を判定する方法

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