JPH06187208A - 索引ファイル処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、索引ファイル処理装置に関し、イ
ンデックスファイルに基づくレコード読み出しによるソ
ート処理を任意のインデックス条件で高速に実行可能と
することを目的とする。 【構成】 インデックス作成部１２は、磁気ディスク装
置８内に格納されているファイルのレコードを読み出
し、そのレコードの指定フィールドデータとレコード番
号を読み出し、作成したインデックス定義ファイルの順
序規則に基づいてレコードデータをインデックスデータ
ワークメモリ９上で並べかえて全レコードのインデック
スデータを作成する。インデックス変更部１３は、追加
レコードが入力されると、インデックス番号メモリ９に
記憶されているインデックス番号対応のインデックスフ
ィールド及び順次規則データに基づいて追加レコードの
インデックス対象フィールドデータ、順序規則メモリ１
０から順序規則データを読み出し、追加レコードのファ
イルへの挿入位置を順序規則に従って決定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、索引ファイル処理装置
に係り、詳細には、一つのファイルに対して複数の異な
った比較規則で配列するインデックスデータを作成する
索引ファイル処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、コンピュータシステム等におい
て、大容量の外部記憶装置等に格納される複数フィール
ドから成るレコードを記憶するファイルは、所定のイン
デックスファイルに基づいてインデックス対象フィール
ドを配列し、そのインデックスファイルが作成されてい
る。このようなインデックスファイルは、レコードの索
引を効率良く実行するために設けられているとともに、
ファイル内のレコードをインデックス順に読み出して表
示あるいは印刷等を行う際のソート用としても利用され
ている。

【０００３】インデックス順に読み出されて表示あるい
は印刷されたレコードは、既にソートが終了しているた
め、改めてソート処理を行う必要はない。すなわち、読
み出したレコードに予めソートが行われていると、読み
出したレコードによる処理速度を向上させることがで
き、特に、処理するレコード数が非常に多い場合は、ソ
ートされているレコードを利用した場合と、ソートされ
ていないレコードを利用した場合では、その処理速度差
は大きく異なり、ソートされているレコードを利用した
方が、処理速度の点で非常に有利である。

【０００４】また、従来、レコード内の任意のフィール
ドの文字配列をインデックス比較規則として採用する場
合、そのフィールド中の文字型、数値等のフィールド型
に従った大小の比較規則によりインデックスファイルが
作成される。例えば、フィールド中の文字型をインデッ
クス比較規則として定義した場合、その文字列の大小の
比較規則に基づく順序によりインデックスファイルが作
成される。

【０００５】これらのフィールド中の比較対象型とイン
デックス比較規則は、１対１に対応づけて設定されてお
り、このため、同一構成のフィールドに対して定義され
るインデックス比較規則は、通常、１型式だけである。

【０００６】すなわち、従来は、１つのフィールド型式
に対応してインデックス比較規則は１型式設定されるだ
けであり、そのインデックス比較規則は、インデックス
ファイルを利用するファイルシステムに依存して設定さ
れている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコンピュータシステム等において利用されて
いるインデックスファイルにあっては、１つのフィール
ド型式に対応してインデックス比較規則は、１型式設定
され、そのインデックス比較規則は、インデックスファ
イルを利用するファイルシステムに依存して設定されて
いたため、その唯一のインデックス比較規則によってフ
ァイル内のレコードのソートを行う場合は、高速のソー
ト処理が可能であるが、異なる条件でソート処理を行う
場合は、設定されたインデックス比較規則を利用するこ
とができず、高速のソート処理が行えなくなるという問
題点があった。

【０００８】このため、実行業務で所定のファイルを利
用する際に、設定されたインデックス比較規則とは異な
る条件でソートしたレコードを利用することが必要とな
った場合、レコード内のフィールド内容を調査して別途
にソート処理を行ってから実行業務の処理を行うことに
なり、実行業務の処理効率が著しく低下するという問題
点があった。

【０００９】本発明の課題は、インデックスファイルに
基づくレコード読み出しによるソート処理を任意のイン
デックス条件で高速に実行可能とすることである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。

【００１１】本発明は、複数フィールドから成るレコー
ドを記憶するファイルと、前記ファイル内の各フィール
ドについて複数の異なるインデックス比較規則を指定す
る比較規則指定手段と、前記レコード内のインデックス
対象フィールドデータを前記比較規則指定手段により指
定される複数のインデックス比較規則毎の順序で配列
し、該複数のインデックス比較規則毎に複数のインデッ
クスデータを作成し、該ファイルに対応付けて記憶する
インデックス作成手段と、を具備したことを特徴として
いる。

【００１２】また、この場合、前記インデックス作成手
段は、レコードの追加入力があったとき、前記比較規則
指定手段により指定される当該追加レコードのインデッ
クス比較規則に従って作成済のインデックスデータの内
容を変更するようにしても良い。

【００１３】

【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。

【００１４】本発明によれば、複数フィールドから成る
レコードを記憶するファイル内の各フィールドについて
比較規則指定手段により複数の異なるインデックス比較
規則が指定され、インデックス作成手段により、前記レ
コード内のインデックス対象フィールドデータが、該複
数のインデックス比較規則毎の順序で配列され、該複数
のインデックス比較規則毎に複数のインデックスデータ
が作成それ、該ファイルに対応付けて記憶されるととも
に、レコードの追加入力があったときは、前記比較規則
定手段により指定される当該追加レコードのインデック
ス比較規則に従って作成済のインデックスデータの内容
が変更される。

【００１５】したがって、レコード内の任意のフィール
ドに対してインデックス条件の異なる複数の任意のイン
デックスファイルを作成することができ、実行処理に最
も適するソート処理を容易かつ高速に実行することがで
きる。

【００１６】

【実施例】以下、図１〜図７を参照して実施例を説明す
る。

【００１７】図１〜図７は、本発明の索引ファイル処理
装置を適用したコンピュータシステムの一実施例を示す
図である。

【００１８】まず、構成を説明する。図１は、コンピュ
ータシステム１のブロック構成図である。この図におい
て、コンピュータシステム１は、ＣＰＵ２、入力部３、
表示部４、レコードメモリ５、ファイルメモリ６、ディ
スク制御部７、磁気ディスク装置８、インデックス番号
メモリ９、順序規則メモリ１０、インデックスワークメ
モリ１１、インデックス作成部１２、インデックス変更
部１３、レコード読出部１４、ソート処理部１５及び順
序規則指定部１６等とにより構成される。

【００１９】ＣＰＵ（Central Processing Unit)２は、
入力部３から入力される各種指示操作に応じてディスク
制御部７を介して磁気ディスク装置８から必要なファイ
ルを読み出してファイルメモリ６に一時的に格納し、さ
らに、ファイルメモリ６内から必要なレコードを読み出
してレコードメモリ５に一時的に格納して、各種演算処
理プログラムを実行して、コンピュータシステム１内の
各部を制御するとともに、演算処理データ等を表示部４
に表示する。

【００２０】入力部３は、文字列キーや数字キー等を配
列したキーボート等により構成され、各種操作指示をＣ
ＰＵ２に出力する。

【００２１】表示部４は、ＣＲＴ（Cathode Ray Tube）
等から構成され、ＣＰＵ２から入力される演算データ等
を表示するとともに、インデックス作成部１２及びイン
デックス変更部１３のインデックス作成処理及びインデ
ックス変更処理により生成されるインデックスファイル
情報等を表示する。

【００２２】レコードメモリ５は、ＲＡＭ（Random Acc
esss Memory)等から構成され、ＣＰＵ２により実行され
る各種演算処理に際してファイルメモリ６から読み出さ
れて利用されるレコードデータを一時的に格納するメモ
リエリアを形成する。ファイルメモリ６は、ＲＡＭ等か
ら構成され、ＣＰＵ２により実行される各種演算処理に
際して磁気ディスク装置８から読み出されて利用される
ファイルデータを一時的に格納するメモリエリアを形成
する。

【００２３】ディスク制御部７は、ＣＰＵ２から入力さ
れる指示に応じて磁気ディスク装置８を駆動制御し、各
種演算処理に必要なファイルデータを読み出してファイ
ルメモリ６に転送する。磁気ディスク装置８は、複数の
ファイルデータを格納する。インデックス番号メモリ９
は、ＲＡＭ等から構成され、インデックス作成部１２に
おいてインデックスデータを定義する際に、各インデッ
クス定義要素に付加するインデックス番号データを記憶
するメモリエリアを形成する。このインデックス番号メ
モリ９に記憶するデータとしては、例えば、図２に示す
ように、インデックス番号、インデックスフィールド
（インデックス定義ファイル）、使用する順序規則の各
データを関連付けて記憶する。

【００２４】順序規則メモリ１０は、ＲＡＭ等から構成
され、インデックス作成部１２においてインデック順序
規則（比較規則）を定義する際に、定義した順序規則デ
ータを格納するメモリエリアを形成する。この順序規則
メモリ１０に記憶する順序規則データとしては、例え
ば、図３（ａ）に示すように、半角英数字、半角カナ、
全角英数字、全角カナ、漢字の順にレコードデータの大
小の並べかえを行う順序規則データと、図３（ｂ）に示
すように、半角英数字、全角英数字、半角カナ、全角カ
ナ、漢字の順にレコードデータの大小の並べかえを行う
順序規則データを記憶する。

【００２５】インデックスデータワークメモリ１１は、
ＲＡＭ等から構成され、インデックス作成部１２及びイ
ンデックス変更部１３が、インデックス作成処理及びイ
ンデックス変更処理を実行する際に、レコードメモリ
５、インデックス番号メモリ９及び順序規則メモリ１０
からレコードデータ、インデックス番号データ及び順序
規則データを読み出して展開操作するワークエリアを形
成する。

【００２６】インデックス作成部１２は、入力部３から
入力される順序規則定義用データに基づいて、インデッ
クス番号メモリ９からインデックス番号データを読み出
して順序規則ファイルを作成して、順序規則メモリ１０
に記憶する。また、インデックス作成部１２は、磁気デ
ィスク装置８内に格納されているファイルのレコードを
レコード読出部１４を介して読み出し、読み出したレコ
ードの指定フィールドのデータをレコード番号とともに
読み出し、作成したインデックス定義ファイルの順序規
則に基づいてレコードデータをインデックスデータワー
クメモリ９上で並べかえて、全レコードのインデックス
データを作成し、ディスク制御装置７を介して磁気ディ
スク装置８に記憶する。

【００２７】インデックス変更部１３は、入力部３から
追加レコードが入力されたとき、追加レコードをレコー
ドメモリ５に記憶し、インデックス番号メモリ９に記憶
されているインデックス番号対応のインデックスフィー
ルドデータ及びインデックス順次規則データに基づいて
追加レコードのインデックス対象フィールドデータを読
み出すとともに、順序規則メモリ１０から順序規則デー
タを読み出し、これらの読み出したデータをインデック
スデータワークメモリ１１上で処理して、追加レコード
のファイルへの挿入位置を順序規則に従って決定するこ
とにより、磁気ディスク装置８に記憶されているインデ
ックスデータの書き換え処理を行う。

【００２８】レコード読出部１４は、ＣＰＵ２、インデ
ックス作成部１２及びインデックス変更部１３によるレ
コード読み出し要求に応じてディスク制御部７を介して
磁気ディスク装置８から読み出してレコードメモリ５に
出力する。

【００２９】ソート処理部１５は、順序規則指定部１６
からの指示に応じて順序規則メモリ１０に記憶されてい
る該当する順序規則データを読み出し、この順序規則デ
ータに基づいて磁気ディスク装置８に記憶されている指
定ファイル内のレコードのソート処理を実行する。

【００３０】次に、本実施例の動作を説明する。

【００３１】まず、インデックス作成部１２により実行
されるインデックス作成処理について図４に示すフロー
チャートに基づいて説明する。

【００３２】コンピュータシステム１において、オペレ
ータの入力部３からの指示によりインデックス作成処理
が指示され、読み出すファイルが指示されると、ディス
ク制御部７を介して磁気ディスク装置８に格納されてい
る当該指示ファイルをファイルメモリ６上に読み出し
（ステップＳ１）、次いで、オペレータの入力部３の操
作によりレコード内のインデックスフィールド及び順序
規則が指定されると（ステップＳ２）、その指定内容に
応じてインデックス番号データをインデックス番号メモ
リ９に記憶するとともに、指定順序規則データを順序規
則メモリ１０に記憶する（ステップＳ３）。

【００３３】次いで、オペレータの入力部３の操作によ
り先頭レコードが指定されると（ステップＳ４）、ステ
ップＳ２で指定された指定フィールドデータをレコード
番号とともに読み出し（ステップＳ５）、指定された順
序規則に従って指定フィールドデータを並べかえる（ス
テップＳ６）。次いで、指定されたファイルの全レコー
ドについて並べかえが終了したか否かを判別し（ステッ
プＳ７）、全レコードについて並べかえが終了していな
いときは、次のレコードを指定し（ステップＳ８）、ス
テップＳ５に戻って、指定フィールドデータをレコード
番号とともに読み出し、指定された順序規則に従って指
定フィールドデータを並べかえる処理を繰返し実行す
る。全レコードについて並べかえが終了したときは、指
定ファイルについて並べかえたレコードのインデックス
データを、ディスク制御部７を介して磁気ディスク装置
８に該当ファイルのインデックスデータとして記憶させ
る（ステップＳ９）。

【００３４】次いで、他のインデックス作成処理が指定
されたか否かを判別し（ステップＳ１０）、指定された
ときは、ステップＳ２に戻ってインデックスフィールド
及び順序規則指定に従って、ステップＳ３以降のインデ
ックス作成処理を繰返し実行し、他のインデックス作成
処理が指定されなかったときは、本処理を終了する。以
上のインデックス作成処理により作成されるインデック
スデータの具体例について以下に説明する。

【００３５】上記インデックス作成処理において、例え
ば、図５に示すような、指定レコード内についてのイン
デックスフィールドが、第１インデックスフィールドと
して指定され、上記図３（ａ）、（ｂ）に示した順序規
則が指定されたとすると、インデックス番号メモリ９に
は、上記図２に示したように、インデックス番号、イン
デックスフィールド及び使用する順序規則の各データ
が、関連付けて記憶される。

【００３６】この第１フィールドデータが、上記図３
（ａ）の順序規則に基づいて並べかえが行われると、図
７（ａ）に示すインデックス１が作成され、図３（ｂ）
の順序規則に基づいて並べかえが行われると、図７
（ｂ）に示すインデックス２が作成され、指定ファイル
に対応するインデックスデータとして磁気ディスク装置
８に記憶される。

【００３７】以上のように、コンピュータシステム１で
は、オペレータが、入力部３からのインデックスフィー
ルド及び順序規則の指定により、磁気ディスク装置８内
に格納されるファイル内のレコードについて任意のイン
デックスデータを任意に作成することができる。

【００３８】次に、レコードデータが追加された場合
に、インデックス変更部１３により実行されるインデッ
クス変更処理について図７に示すフローチャートに基づ
いて説明する。

【００３９】コンピュータシステム１において、オペレ
ータの入力部３からの指示によりインデックス変更処理
が指示され、レコードを追加するファイルが指示される
と、ディスク制御部７を介して磁気ディスク装置８に格
納されている当該指示ファイルをファイルメモリ６上に
読み出す（ステップＳ２１）。次いで、オペレータの入
力部３の操作により追加レコードが入力されると（ステ
ップＳ２２）、その追加レコードをレコードメモリ５に
記憶する。

【００４０】次いで、予めインデックス番号メモリ９に
記憶されている先頭インデックス番号に対応するインデ
ックスフィールド及び順序規則が指定されると（ステッ
プＳ２３）、その指定内容に応じて追加レコード内の指
定インデックスフィールド内のデータを読み出し（ステ
ップＳ２４）、指定インデックス番号対応のインデック
スデータをファイルメモリ６から読み出してインデック
スデータワークメモリ１１に転送する（ステップＳ２
５）。

【００４１】次いで、追加レコードから読み出したデー
タのファイルから読み出したインデックスデータへの挿
入位置を、順序規則に従って決定し（ステップＳ２
６）、その決定した挿入位置に追加レコードから読み出
したデータ及びそのレコード番号を、読み出したインデ
ックスデータに挿入するようにインデックスデータワー
クメモリ１１上でインデックスデータを書き換える（ス
テップＳ２７、Ｓ２８）。次いで、追加レコードによる
その他のインデックス番号の指定変更が有るか否かを判
別し（ステップＳ２９）、その他のインデックス番号の
指定変更が有るときは、ステップＳ２３に戻ってインデ
ックスデータの変更処理を繰返し実行し、その他のイン
デックス番号の指定変更がないときは、インデックスデ
ータを書き換えたファイルをディスク制御装置７を介し
て磁気ディスク装置８に書き込み、本処理を終了する
（ステップＳ３０）。

【００４２】上記インデックス変更処理によって、レコ
ードの追加入力があった場合にも、予め記憶されている
該当ファイルのインデックスデータが自動的に書き換え
られる。

【００４３】したがって、コンピュータシステム１で
は、本発明のインデックス作成、変更機能を追加するこ
とにより、磁気ディスク装置８内に格納されるファイル
の任意のレコードに対して任意に複数のインデックスデ
ータを作成することができ、実行処理に最も適するソー
ト処理を容易かつ高速に実行することができる。

【００４４】このため、実行業務で所定のファイルを利
用する際に、一義的に設定されたインデックスデータと
は異なる条件でソートしたレコードを利用することが必
要となった場合、レコード内の任意のフィールドデータ
を指定して、直ちにインデックスデータを作成すること
ができ、実行業務に合ったソート処理を迅速に行うこと
ができ、従来のように、レコード内のフィールド内容を
調査して別途にソート処理を行うという手間を省略する
ことができ、実行業務の処理効率を大幅に向上させるこ
とができる。

【００４５】

【発明の効果】本発明によれば、レコード内の任意のフ
ィールドに対してインデックス条件の異なる複数の任意
のインデックスファイルを作成することができ、実行処
理に最も適するソート処理を容易かつ高速に実行するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の索引ファイル処理装置を適用したコン
ピュータシステムのブロック構成図。

【図２】図１のインデックス番号メモリに記憶されるイ
ンデックス番号データの構成例を示す図。

【図３】図１の順序規則メモリに記憶される順序規則デ
ータの構成例を示す図。

【図４】図１のインデックス作成部により実行されるイ
ンデックス作成処理のフローチャート。

【図５】図４のインデックス作成処理で定義されるイン
デックス定義要素の一例を示す図。

【図６】図４のインデックス作成処理により作成される
インデックスデータの一例を示す図。

【図７】図１のインデックス変更部により実行されるイ
ンデックス変更処理のフローチャート。

【符号の説明】

１ コンピュータシステム ２ ＣＰＵ ３ 入力部 ４ 表示部 ５ レコードメモリ ６ ファイルメモリ ７ ディスク制御部 ８ 磁気ディスク装置 ９ インデックス番号メモリ １０ 順序規則メモリ １１ インデックスデータワークメモリ １２ インデックス作成部 １３ インデックス変更部 １４ レコード読出部 １５ ソート処理部 １６ 順序規則指定部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数フィールドから成るレコードを記憶
   するファイルと、 前記ファイル内の各フィールドについて複数の異なるイ
   ンデックス比較規則を指定する比較規則指定手段と、 前記レコード内のインデックス対象フィールドデータを
   前記比較規則指定手段により指定される複数のインデッ
   クス比較規則毎の順序で配列し、該複数のインデックス
   比較規則毎に複数のインデックスデータを作成し、該フ
   ァイルに対応付けて記憶するインデックス作成手段と、 を具備したことを特徴とする索引ファイル処理装置。
2. 【請求項２】 前記インデックス作成手段は、レコード
   の追加入力があったとき、前記比較規則指定手段により
   指定される当該追加レコードのインデックス比較規則に
   従って作成済のインデックスデータの内容を変更するこ
   とを特徴とする請求項１記載の索引ファイル処理装置。