JPH06186A - 超音波血流イメージング装置 - Google Patents

超音波血流イメージング装置

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JPH06186A
JPH06186A JP4158399A JP15839992A JPH06186A JP H06186 A JPH06186 A JP H06186A JP 4158399 A JP4158399 A JP 4158399A JP 15839992 A JP15839992 A JP 15839992A JP H06186 A JPH06186 A JP H06186A
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JP
Japan
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blood flow
cutoff
color
velocity
color bar
Prior art date
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Pending
Application number
JP4158399A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Shiki
栄一 志岐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06186A publication Critical patent/JPH06186A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MTIフィルタのカットオフ周波数等とカラ
ー血流像との対応関係等が直観的に把握できる超音波血
流イメージング装置を提供する。 【構成】 血流の速度を輝度又は色相の差でスケール表
示するカラーバー12と、このカラーバー12の上を移
動し、MTIフィルタのカットオフ速度値等を示すカッ
トオフマーカ線13とを設ける。更に、血流の折り返し
速度値14等をカラーバー12の端部付近に表させると
ともに、この血流の折り返し速度値14等と同一の単位
でMTIフィルタのカットオフ速度値15等をマーカ線
13付近に表示させると良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MTIフィルタのカ
ットオフ値と血流イメージング画像とを対応づけてモニ
タに表示できるようにした超音波血流イメージング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波血流イメージング装置では、クラ
ッタと呼ばれる、不要な固定エコーによるドプラ信号を
除去するために、MTI(Moving Target Indication)
フィルタが用いられている。このMTIフィルタは超音
波の反射成分の中から、ドプラシフト量の少ないクラッ
タを除去してドップラシフト量の大きな血流信号だけを
取り出すもので、一般に血流の速度に応じてフィルタの
カットオフ周波数を、例えば、200、400、600
Hz と変えることができるようになっている。
【0003】図3に示すように、一般にカットオフ周波
数21を、フレームレート、パルスレート、ポストプロ
セス等の諸情報22と共に、モニタの画面23の右下側
等に表示し、白黒Bモード像24とこの画像に重ねて表
示するカラー血流像25とを画面23の中央に表示し、
血流の平均速度の大きさを輝度差で示すカラーバー26
を画面23の左側に表示するようになっている。更に、
カラーバー26の上方の横側には血流の折返り速度値2
7を表示して、血流の速度が容易に確認できるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記超
音波血流イメージング装置では、MTIフィルタのカッ
トオフ周波数等が単に数値だけで表示されているため、
カットオフ周波数等とカラー血流像との対応関係が直観
的につきづらいという問題がある。又、血流の折返り速
度とMTIフィルタのカットオフ数値とは、血流の折返
り数値が速度表示され、フィルタのカットオフ数値が周
波数表示されているので、単位が不統一でわかりづら
く、診断の際に血流像を定量的イメージで把握できない
という問題がある。
【0005】この発明は、これらの問題を解決するため
になされたもので、血流の折返り速度やMTIフィルタ
のカットオフ周波数等とカラー血流像との対応関係等が
直観的に把握できる超音波血流イメージング装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による超音波血
流イメージング装置は、被検体に超音波を送受波するこ
とによって得られる、エコー信号からドップラー偏位信
号を検出し、このドップラー偏位信号からMTIフィル
タによってクラッタ成分を除去して血流成分のみを取り
出し、血流方向、血流速度等の血流情報を得て、血流を
血流速度に応じた細かい輝度又は色相の差で表示すると
ともに、血流方向等を色で表示する超音波血流イメージ
ング装置において、血流速度を輝度又は色相の差でスケ
ール表示するカラーバーと、このカラーバー上を移動し
てMTIフィルタのカットオフ速度を示すカットオフマ
ーカ線を表示する手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】更に、超音波血流イメージング装置には、
血流の折り返し速度又は周波数をカラーバーの端部付近
に表示する手段と、この血流の折り返し速度等と同一の
単位でMTIフィルタのカットオフ速度等をカットオフ
マーカ線の付近に表示する手段とを備えると良い。
【0008】
【作用】上記手段の超音波血流イメージング装置によれ
ば、カラーバー上のフィルタのカットオフに相当する位
置にマーカ線が表示されるので、MTIフィルタのカッ
トオフ周波数等とカラー血流像の輝度等との対応関係が
直観的に把握できる。又、血流の折返り速度等とMTI
フィルタのカットオフ速度等の単位が速度又は周波数で
統一され、かつ両数値がカラーバーの対応する位置付近
に表示されるので、血流の折返り速度等とMTIフィル
タのカットオフ速度等と血流イメージング像とを容易に
比較でき、血流イメージング像を定量的なイメージで把
握することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の超音波血流イ
メージング装置の一実施例を説明する。図1はこの実施
例で用いる超音波血流イメージング装置の主要構成を示
す機能ブロック図である。
【0010】超音波血流イメージング装置は、超音波プ
ローブ1、送信系2、受信系3、Bモード処理系4、C
FM(カラーフローマッピング)処理系5、制御系6、
表示処理系7、モニタ8等を有している。
【0011】送信系2からの駆動信号を受けて超音波プ
ローブ1が駆動すると、超音波プローブ1から図を省略
した被検体の診断部位に向けて超音波が送波される。そ
して、この超音波の反射波は超音波プローブ1で受波さ
れ、受信系3で増幅等の処理をされた後、Bモード処理
系4とCFM処理系5に送出される。
【0012】Bモード処理系4に送られた信号は、対数
増幅やA/D変換等の各種の処理がなされ、白黒Bモー
ド用断層像データにされ、表示処理系7に送出される。
一方、CFM処理系5に送られた信号は、位相検波、A
/D変換、MTIフィルタによるクラッタ除去等の各種
の処理がなされ、血流情報が検出されてカラー血流像用
データにされ、表示処理系7に送出される。
【0013】尚、CFM処理系5におけるMTIフィル
タのカットオフ周波数は、制御系6の命令により、例え
ば、200、400、600Hz と多段階に変えること
ができるようになっている。
【0014】そして、表示処理系7では、Bモード処理
系4からの白黒Bモード用断層像データやCFM処理系
5からのカラー血流像用データを表示フォーマットにス
キャンコンバートすると共に、制御系6からのフィルタ
のカットオフ数値データ及び各種のデータ等を取り込ん
でモニタ8に送出する。モニタ8では、図2に示すモニ
タ画面16の中央の扇形の部分に白黒Bモード像9を表
示すると共に、このBモード像9に重ねてカラー血流像
10を表示する。この際、カラー血流像10を表示する
モニタ画面16の右下側には、フレームレート、パルス
レート、ポストプロセス等の設定値等を示す各種の情報
11が表示され、モニタ画面16の左側にはカラーバー
12が表示される。
【0015】このカラーバー12は、カラー血流像10
の色と血流速度(又は対応するドプラ周波数)との対比
関係を示すもので、例えば、中央より下は超音波プロー
ブから遠ざかる血流の速度成分を表すとともに、中央よ
り上は超音波プローブに近づく血流の速度成分を表し、
カラーバー12の中央から離れるほど速い値を示めすよ
うになっている。又、カラーバー12の上下両端は折返
し速度を示し、カラーバー12におけるMTIフィルタ
のカットオフ速度に相当する正負の位置にはカットオフ
マーカ13が横線で表示されるようになっている。この
ため、カラー血流像の色とカットオフ周波数との関係が
直観的に把握できる。
【0016】更に、血流の折返り値とカットオフ値とは
速度値に統一されて表示され、血流の折返り速度値14
はカラーバー上端の右横に、フィルタのカットオフ速度
値15はカラーバー12における上方のカットオフマー
カー線13の右横に表示されるようになっている。
【0017】尚、上記実施例では、カットオフ速度値1
5をカットオフマーカー線13に対応させてその表示位
置に移動できるようにしたが、移動させずに折返り速度
値14に隣接させたまま表示しても良い。又、血流の折
返り数値とカットオフ数値とを速度値で表示したが、こ
れに限定されるものではなく、周波数で表示したり、両
者を同時に表示させても良い。各速度値及びその周波数
値を同時に表示させるには、これらを色別に表示させた
り、各周波数値を“()“で括ってその速度数値と区別
させる方法が考えられる。又、この実施例では、セクタ
走査のモニタ画面16を表示例に用いて説明したが、か
かる走査に限定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】この発明による超音波血流イメージング
装置は、カラー血流像をモニタ画面に表示する際、カラ
ーバー上にMTIフィルタのカットオフ数値を示すカッ
トオフマーカー線が設けられるので、フィルタのカット
オフ速度とカラー血流像の色の対応づけが容易にでき
る。又、血流の折返り数値とフィルタのカットオフ数値
とが、速度値又は周波数値の単位で統一され、カラーバ
ーの横側に表示されるので、読影上の助けとなり、カラ
ー血流像を定量的なイメージで簡単に把握することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した一実施例の装置の主要構成
を示す機能ブロック図である。
【図2】同実施例の超音波血流イメージング装置のモニ
タ画面を示す説明図である。
【図3】従来の超音波血流イメージング装置のモニタ画
面を示す説明図である。
【符号の説明】
9 白黒Bモード像 10 カラー血流像 12 カラーバー 13 カットオフマーカー 14 折返り速度値 15 カットオフ速度値 16 モニタ画面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に超音波を送受波することによっ
    て得られる、エコー信号からドップラー偏位信号を検出
    し、このドップラー偏位信号からMTIフィルタによっ
    てクラッタ成分を除去して血流成分のみを取り出し、血
    流方向、血流速度等の血流情報を得て、血流を血流速度
    に応じた細かい輝度又は色相の差で表示するとともに、
    血流方向等を色で表示する超音波血流イメージング装置
    において、血流速度を輝度又は色相の差でスケール表示
    するカラーバーと、このカラーバー上を移動してMTI
    フィルタのカットオフ速度を示すカットオフマーカ線を
    表示する手段とを備えたことを特徴とする超音波血流イ
    メージング装置。
  2. 【請求項2】 血流の折り返し速度又は周波数をカラー
    バーの端部付近に表示する手段と、この血流の折り返し
    速度等と同一の単位でMTIフィルタのカットオフ速度
    等をカットオフマーカ線の付近に表示する手段とを含む
    請求項1記載の超音波血流イメージング装置。
JP4158399A 1992-06-18 1992-06-18 超音波血流イメージング装置 Pending JPH06186A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006003866A1 (ja) * 2004-06-30 2006-01-12 Olympus Corporation 超音波診断装置
JP2016508809A (ja) * 2013-03-04 2016-03-24 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 速い動きの構造の超音波撮像
JP2020096766A (ja) * 2018-12-19 2020-06-25 株式会社日立製作所 超音波撮像装置およびその制御方法

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