JPH06186944A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JPH06186944A
JPH06186944A JP4340222A JP34022292A JPH06186944A JP H06186944 A JPH06186944 A JP H06186944A JP 4340222 A JP4340222 A JP 4340222A JP 34022292 A JP34022292 A JP 34022292A JP H06186944 A JPH06186944 A JP H06186944A
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JP
Japan
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data
display
lut
color
user
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Pending
Application number
JP4340222A
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English (en)
Inventor
Toshio Takahashi
敏男 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画面表示に利用できる表示色(のセット)がオ
ペレータの好みで選択できるようにする。 【構成】オペレータ#1〜#n用のLUTデータ32-1
〜32-nを用意してHDD3に保持しておき、キーボー
ド4からLUT6の書換え指示とオペレータ#i(iは
1〜nのいずれか)の識別子が入力された場合には、C
PU1が、そのオペレータ#i用のLUTデータ32-i
をHDD3から読出してLUT6にロードする構成とす
る。これにより、もしVRAM5から読出される値が
“1”(I2I1 I0 =“001”)のピクセルデータ
(インデックス)に対応する、例えばB2 B1 B0 =
“000”,G2 G1 G0 =“000”,R2 R1 R0
=“111”の表示色データ中のB2 B1 B0 が“00
1”に変更された場合には、純粋な赤でなくて、オペレ
ータ#i好みの青味がかった青が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーCRT等を表
示デバイスとして使用したディスプレイ装置、あるいは
同ディスプレイ装置とそれを制御するホストコンピュー
タを備えた情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラーディスプレイ装置では、
表示イメ一ジをピクセル(画素)単位で格納するための
画面メモリであるビデオRAM(フレームメモリ)の他
に、同ビデオRAM(以下、VRAMと称する)から画
面表示のタイミングで読出されるピクセルデータを実際
に画面に表示する色の情報(表示色データ)に変換する
ためのルックアップテーブル(カラールックアップテー
ブル)を有している。このルックアップテーブル(以
下、LUTと称する)による変換対象となるピクセルデ
ータは、実際の表示色を決定するためのインデックスと
なるところから、インデックスデータと呼ばれている。
【0003】このLUTを持つカラーディスプレイ装置
においては、画面表示可能な色のセットは、LUTの内
容によって決定されることになる。即ち従来のディスプ
レイ装置では、オペレータ(使用者)の好みと無関係
に、LUTの内容により予め決められた表示色(のセッ
ト)しか表示されなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ディスプレイ装置では、オペレータの好みと無関係に、
LUTの内容により予め決められた表示色(のセット)
しか表示されなかった。しかし、オペレータによって
は、例えば同じ赤でも、ピンクがかった赤を好む者もお
り、逆に青味がかった赤を好むものもいる。このため、
予め決められた表示色でしか表示されないのは、オペレ
ータにとって好ましいことではなかった。
【0005】この発明は上記事情を考慮してなされたも
のでその目的は、画面表示に利用できる表示色(のセッ
ト)がオペレータの好みで選択できるディスプレイ装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、画面メモリ
(VRAM)から読出されたピクセルデータ(インデッ
クス)を実際に表示される色のデータ(表示色データ)
に変換するルックアップテーブル(LUT)に設定して
用いられる色変換データのセット(LUTデータ)を、
ディスプレイ装置の各利用者毎に保持する保持手段と、
ディスプレイ装置を実際に利用する利用者を識別する利
用者識別子を入力するための入力手段と、この入力手段
により入力された利用者識別子で示される利用者に対応
する色変換データセットを上記保持手段から呼出してL
UTに設定するルックアップテーブル書換え手段とを備
え、利用者に対応した色変換データセット(LUTデー
タ)を用いてピクセルデータから表示色データへの変換
を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記の構成において、ハードディスク装置等の
保持手段には、ディスプレイ装置の各利用者毎に用意さ
れたLUTデータ(色変換データセット)が、その利用
者の識別子に対応して保持されている。これら各利用者
毎のLUTデータは、同じピクセルデータに対して、そ
れぞれ各利用者の好みに合った色で表示されるように予
め作成されたものである。
【0008】VRAMにピクセルデータ単位で格納され
た表示イメ一ジを画面表示する場合には、VRAMから
画面表示のタイミングでピクセルデータが順次読出され
る。このVRAMから読出されたピクセルデータ(イン
デックス)はLUT(ルックアップテーブル)に入力さ
れる。LUTには、ピクセルデータ(インデックス)を
アドレスとしてアクセスされるSRAM(Static
RAM)を内蔵しており、このSRAMの各アドレス
には、そのアドレス値(即ちインデックス値)で指定さ
れる表示色データ(色変換データ)が格納されている。
したがって、LUTにVRAMからのピクセルデータが
入力されることにより、そのピクセルデータの値(イン
デックス値)で示されるSRAMのアドレスに格納され
ている表示色データが読出されてLUTから出力され、
その表示色データに従う色で該当するピクセルが表示さ
れる。
【0009】ここで、画面表示されている色が、利用者
の好みに合わない場合、利用者はキーボード等の入力手
段を操作して、例えばLUTの設定データ(色変換デー
タセット)の書換えと、自身の識別子(利用者識別子)
とを入力する。すると、LUT書換え手段(例えばCP
U)は、入力された利用者識別子で示される利用者用の
色変換データセットを保持手段から呼出して、LUT
(内のSRAM)に設定(ロード)する。この結果、V
RAMから読出されるピクセルデータに対応してLUT
から出力される表示色データは利用者好みの色合いを表
すデータとなり、VRAM上の表示イメ一ジは、利用者
の好みの色合いで画面表示されることになる。
【0010】また、ディスプレイ装置を備えたワークス
テーション、パーソナルコンピュータなどにおいて、利
用者がログイン名を入力する操作を行って装置にログイ
ンした場合に、そのログイン名を利用者識別子として、
その利用者用の色変換データセットを保持手段から呼出
して、LUTに自動的に設定することも可能である。
【0011】なお、LUTに設定されるLUTデータ
(イメ一ジ変換データセット)を書換える代わりに、V
RAM上の表示イメ一ジを構成する各ピクセルデータ自
体を、利用者の好む色合いを指定するためのインデック
スに書換えることも考えられる。しかし、この書換え
は、利用者が同じでも、表示イメ一ジが切替えられる毎
に行わなければならず、しかも全ピクセルについて行う
必要があるため、迅速に行うことができず、実用的でな
い。しかも、インデックス(ピクセルデータ)の構成ビ
ット数が少ない場合には、インデックスにより色を間接
指定することが可能な数は極めて少ないため(例えばイ
ンデックスが3ビット構成ならば、同時に利用可能な色
の数は8種しかない)、利用者の好みに合った色指定
(例えば青味がかった赤とか、ピンクかかった赤など)
を行うことは不可能である。
【0012】これに対し、上記の構成では、LUTデー
タ、即ち表示色を直接表す表示色データのセット(色変
換データセット)を書換える方式のため、利用者の好み
に合った色合いでの表示が可能となる。また、LUTデ
ータの書換えは、利用者が替わったときに1回行うだけ
でよく、しかも書換えの対象となるLUTデータの量は
極めて少ないため(インデックスが3ビット構成の場合
には、8組の色変換データを書換えるだけでよい)、高
速書換えが行える。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係るディスプレ
イ装置の構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、1は本装置全体を制御する
CPU、2は各種プログラム、データ等が格納される主
メモリ、3は不揮発性記憶装置、例えばハードディスク
装置(以下、HDDと称する)である。このHDD3に
は、主メモリ2にロードされてCPU1により実行され
るプログラム(装置プログラム)30の他、基本LUT
データ31、および各オペレータ#1〜#n毎に用意さ
れたオペレータ用LUTデータ32-1〜32-nが格納さ
れている。基本LUTデータ31は、装置電源投入時に
後述するLUT6に設定される表示色データ(色変換デ
ータ)のセットである。また、各LUTデータ32-1〜
32-nは、オペレータの要求によりLUT6に設定可能
な表示色データ(色変換データ)のセットである。
【0015】4は文字、図形等のデータ、各種の指示デ
ータ(コマンド等)を入力するための入力装置、例えば
キーボード、5は後述するカラーCRT10に同時に表
示される例えば画面サイズが横1280×縦1024ピ
クセルの表示イメ一ジをピクセル単位で格納するための
VRAM(ビデオRAM)である。このVRAM5の各
ピクセル毎のデータ(ピクセルデータ)はインデックス
(インデックスデータ)と呼ばれており、例えばI0 ,
I1 ,I2 の3ビットで構成されている。
【0016】6はVRAM5から画面表示のタイミング
で順次読出される3ビットのピクセルデータ(インデッ
クス)I0 ,I1 ,I2 を、実際に表示される、例えば
3ビットの赤表示データR0 〜R2 、3ビットの緑表示
データG0 〜G2 および3ビットの青表示データB0 〜
B2 からなる9ビットの表示色データに変換するための
LUT(ルックアップテーブル)、7はD/Aコンバー
タ(ディジタル/アナログ)コンバータである。D/A
コンバータ7は、LUT6の出力R0 〜R2 ,G0 〜G
2 ,B0 〜B2 にそれぞれ対応する(R,G,B)3つ
のブロックからなり、そのR0 〜R2 ,G0 〜G2 ,B
0 〜B2 をアナログのRビデオ信号,Gビデオ信号,B
ビデオ信号に変換する。この例のように、赤表示デー
タ、緑表示データおよび青表示データがそれぞれ3ビッ
トで構成されている場合、表示色は2の9乗=512色
のバラエティを持つことになる。但し、この表示色を指
定するピクセルデータはI0 〜I2 の3ビット構成のた
め、同時には512色中の8色が表示可能である。
【0017】8は画面表示のタイミングでVRAM5か
らのピクセルデータ(インデックス)を読出すためのタ
イミング信号など、各種のタイミング信号を生成するタ
イミング発生回路、9はタイミング発生回路8からのタ
イミング信号をもとに水平同期信号H−SYN、垂直同
期信号V−SYNを生成する同期信号発生回路、10は
例えば横1280×縦1024ピクセルの表示を行うカ
ラーCRTである。カラーCRT10はブラウン管を表
示媒体としたカラー表示デバイスであり、D/Aコンバ
ータ7から出力されるR,G,Bそれぞれのビデオ信号
を受けて、同期信号発生回路9からの同期信号H−SY
N,V−SYNに同期して画面表示を行う。11は入出
力ポートである。入出力ポート11は、本装置と本装置
を制御するホストコンピュータ(図示せず)との間のデ
ータ授受を行う。次に、図1の構成の動作を説明する。
【0018】まず、HDD3に格納されている装置プロ
グラム30が主メモリ2にロードされると、CPU1
は、この主メモリ2にロードされた装置プログラム(3
0)に従って装置全体を制御する。このCPU1の制御
に従い、オペレータがキーボード4を操作することによ
り同キーボード4から入力された、あるいは入出力ポー
ト5を介してホスト装置から入力された表示データ(表
示イメ一ジ)が、ピクセル単位でVRAM5に格納され
る。
【0019】VRAM5に格納された表示イメ一ジは、
タイミング発生回路8で発生されるタイミング信号に応
じて、画面表示のタイミングで例えば1ピクセルずつ順
次読出される。なお、ピクセルデータの読出しの高速化
のために、水平走査ライン方向に複数ピクセル単位でピ
クセルデータを読出し、それをシフトレジスタあるいは
マルチプレクサで1ピクセルずつ出力することも可能で
ある。VRAM5から順次読出されるピクセルデータ
(インデックス)はI0 〜I2の3ビットで構成されて
おり、LUT6に入力される。
【0020】LUT6は、VRAM5からの3ビットピ
クセルデータ(インデックス)I0〜I2 をアドレスと
してアクセスされる図示せぬ8ワード×9ビットのSR
AM(Static RAM)を内蔵している。このS
RAMは書換え可能であり、同SRAMには、HDD3
に格納されている基本LUTデータ31が、装置電源の
投入時にCPU1の制御により呼出されてロード(基本
設定、初期設定)される。これにより、SRAMの各ア
ドレスには、そのアドレス値(即ちインデックス値)で
指定される(赤表示データR0 〜R2 、緑表示データG
0 〜G2 および青表示データB0 〜B2 からなる)9ビ
ットの表示色データ(色変換データ)が設定される。
【0021】したがって、VRAM5からのピクセルデ
ータ(インデックスデータ)I0 〜I2 がLUT6に入
力されることにより、同LUT6からは、そのI0 〜I
2 に対応してSRAMに設定された9ビットの表示色デ
ータ(色変換データ)R0 〜R2 、G0 〜G2 ,B0 〜
B2 が出力される。即ち、3ビットのピクセルデータI
0 〜I2 が、LUT6によって、対応する9ビット表示
色データR0 〜R2 ,G0 〜G2 ,B0 〜B2 に変換さ
れる。
【0022】LUT6により変換出力される9ビットの
表示色データのうち、赤表示データR0 〜R2 は3ビッ
トで赤の色の明るさを示すもので、R0 は2の0乗の、
R1は2の1乗の、そしてR2 は2の2乗の重みを持
つ。したがって、R0 〜R2 が全て“0”のとき明るさ
「0」(最小)、全て“1”のとき明るさ「7」(最
大)となる。これは、緑表示データG0 〜G2 および青
表示データB0 〜B2 についても同様である。
【0023】さて、LUT6により変換出力される赤表
示データR0 〜R2 ,緑表示データG0 〜G2 ,青表示
データB0 〜B2 は、D/Aコンバータ7に導かれ、同
D/Aコンバータ7のR(赤),G(緑),B(青)の
各ブロックにより、それぞれアナログのRビデオ信号,
Gビデオ信号,Bビデオ信号に変換される。D/Aコン
バータ7により変換されたRビデオ信号、Gビデオ信号
およびBビデオ信号はカラーCRT10に供給され、同
期信号発生回路9からの同期信号H−SYN,V−SY
Nを電子ビームの走査タイミングとして画面表示され
る。
【0024】ここで、VRAM5からのピクセルデータ
(インデックス)I0 〜I2 の各値(インデックス値)
とLUT6(に内蔵のSRAM)における表示色データ
(色変換データ)の基本設定値(初期設定値)との対応
関係を図2(a)に示す。この図2(a)の例では、例
えばインデックス“1”(I2 I1 I0 =“001”)
に対し、LUT6には、B2 B1 B0 =“000”,G
2 G1 G0 =“000”,R2 R1 R0 =“111”が
設定されている。この設定値は、明るさ「7」の赤
(R)を示す。緑(G)と青(B)の成分は「0」であ
り、色が含まれていない。したがって、VRAM5に格
納されている表示イメ一ジ内で、インデックス“1”の
ピクセルデータが格納されているピクセルは、明るさ
「7」の赤でカラーCRT10上に表示されることにな
る。
【0025】ところが、このカラーCRT10上での表
示色が、図1の装置を使用しているオペレータ#iの好
みに合わないため、そのオペレータ#iの好みの色に変
えたい(例えば純粋な赤を少し青味がかった赤に変えた
い)ものとする。この場合、オペレータ#iは、例えば
キーボード4を操作して、LUT6の書換え指示と、オ
ペレータ識別コードを入力する。
【0026】CPU1は、キーボード4から書換え指示
とオペレータ識別コードが入力されると、主メモリ2に
ロードされている装置プログラム(30)に従って、そ
の識別コードに対応したオペレータ#i用のLUTデー
タ32-iをHDD3から読出して、LUT6(に内蔵の
SRAM)にロードする。このLUTデータ32-iは、
オペレータ#iの好みに合った色表示を可能とする表示
色データのセット(色変換データセット)であり、予め
作成されてHDD3に保存されたものである。
【0027】このLUTデータ32-iが図2(a)の基
本設定値(基本LUTデータ31による初期設定値)と
異なるのは、図2(b)に示すように、インデックス
“1”(I2 I1 I0 =“001”)に対して、B2 B
1 B0 =“001”、G2 G1G0 =“000”、そし
てR2 R1 R0 =“111”となっている点、即ちB2
B1 B0 の値が基本設定値の“000”から“001”
に変っている点であるものとする。
【0028】この場合、VRAM5の中でインデックス
“1”(I2 I1 I0 =“001”)のピクセルデータ
が格納されているピクセルは、明るさ「7」(“11
1”)の赤に、明るさ「1」(“001”)の青が合わ
せられた色となる。即ち、基本設定では純粋な赤で表示
されたピクセルが、オペレータ#iの好みの少し青味が
かった色で表示される。
【0029】このように本実施例によれば、各オペレー
タ#1〜#nの好みのLUTデータ(色変換データセッ
ト)32-1〜32-nをHDD3を格納しておき、それを
オペレータに応じてLUT6にロードするようにしたの
で、VRAM5上の表示イメ一ジ、即ちCPU1やキー
ボード4から入力するデータを何等変更することなく、
オペレータの好みの色で表示することができる。
【0030】なお、前記実施例では、オペレータがLU
T6の設定値を書換えたいと判断した場合に、キーボー
ド4を操作して書換え指示とオペレータ識別コードを入
力することにより、そのオペレータ用のLUTデータが
LUT6(内のSRAM)にロードされるものとして説
明したが、これに限るものではない。例えば、オペレー
タが本装置にログインするために、キーボード4からロ
グイン名を入力した際に、そのログイン名をオペレータ
識別子として対応するLUTデータをHDD3から読出
してLUT6にロードするようにしても構わない。この
場合には、LUT6の内容は、オペレータが替る毎に、
そのオペレータが好む色合いでの表示が可能なLUTデ
ータに自動的に書換えられる。
【0031】また、前記実施例では、装置電源の投入時
には、基本LUTデータ31がLUT6にロードされる
ものとしたが、LUT6の内容が一旦オペレータ#i用
のLUTデータ32-iに入替えられた後は、電源遮断直
前にLUT6に設定されていたLUTデータを、次の電
源投入時にHDD3から呼出してLUT6にロードする
ようにしてもよい。このためには、電源遮断直前にLU
T6に設定されていたLUTデータを指定する情報また
は対応するオペレータ識別子をHDD3などの不揮発性
記憶装置に保存しておく必要がある。
【0032】また、前記実施例では、表示デバイスにカ
ラーCRTを用いた場合について説明したが、LUTを
使用してカラー表示または濃淡表示を行う全ての表示デ
バイス、例えばモノクロ・グレイスケールCRT、プラ
ズマディスプレイ、液晶ディスプレイ等にも適用可能で
ある。但し、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ
等の表示デバイスを適用する場合には、LUT6により
変換される赤,緑,青の表示色データあるいは濃淡表示
データをその表示デバイスに出力する出力レジスタを、
D/Aコンバータ7に代えて用いる必要がある。
【0033】更に、前記実施例では、オペレータ毎のL
UTデータ32-1〜32-nをディスプレイ装置内のHD
D3に格納しておくものとして説明したが、他の不揮発
性記憶装置に格納しておいても、ホストコンピュータな
ど外部の装置に置いておいても構わない。もし、LUT
データを外部の装置に置く場合には、オペレータの要求
するLUTデータは、入出力ポート11を介してLUT
6にロードされることになる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
利用者毎に、その利用者の好みの色合いの色変換データ
のセット(LUTデータ)を用意して保持手段に保持し
ておき、実際の利用者に応じて、その利用者に合った色
変換データセットを保持手段から呼出してLUT(ルッ
クアップテーブル)にロードして使用する構成としたの
で、画面メモリ(VRAM)上の表示イメ一ジを何等変
更することなく、極めて簡単に、利用者の好みの色で表
示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るディスプレイ装置の
ブロック構成図。
【図2】図1中のLUT(ルックアップテーブル)6に
おける表示色データセット(色変換データセット)の基
本設定例をVRAM5からのピクセルデータ(インデッ
クス)I0 〜I2 の各値に対応させて示すと共に、同L
UT6内の表示色データセットをオペレータに応じて入
替えることにより変更された表示色データの具体例を示
す図。
【符号の説明】
1…CPU(ルックアップテーブル書換え手段)、2…
主メモリ、3…HDD(ハードディスク装置、保持手
段)、4…キーボード(入力手段)、5…VRAM(ビ
デオRAM、画面メモリ)、6…LUT(ルックアップ
テーブル)、8…タイミング発生回路、10…カラーC
RT、11…入出力ポート、30…装置プログラム、3
1…基本LUTデータ、32-1〜32-n…オペレータ用
LUTデータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示イメ一ジをピクセル単位で格納する
    ための画面メモリと、この画面メモリから画面表示のタ
    イミングで読出されるピクセルデータを実際に画面に表
    示する表示色データに変換するための色変換データセッ
    トが設定されるルックアップテーブルとを備え、このル
    ックアップテーブルにより変換出力される表示色データ
    に従って画面表示を行うディスプレイ装置において、 前記ディスプレイ装置の各利用者毎に、前記ルックアッ
    プテーブルに設定可能な色変換データセットを保持する
    ための保持手段と、 前記ディスプレイ装置を実際に利用する利用者を識別す
    る利用者識別子を入力するための入力手段と、 この入力手段により入力された利用者識別子で示される
    利用者に対応する前記色変換データセットを前記保持手
    段から呼出して前記ルックアップテーブルに設定するル
    ックアップテーブル書換え手段と、 を具備し、利用者に対応した色変換データセットを用い
    てピクセルデータから表示色データへの変換を行うよう
    にしたことを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記利用者識別子は、利用者のログイン
    操作時に前記入力手段から入力されるログイン名であ
    り、前記ルックアップテーブル書換え手段は、前記入力
    手段からの前記ログイン名の入力によりログインがなさ
    れた場合に、そのログイン名の利用者に対応する前記色
    変換データセットを前記保持手段から呼出して前記ルッ
    クアップテーブルに設定することを特徴とする請求項1
    記載のディスプレイ装置。
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