JPH0618633A - 大規模集積回路装置 - Google Patents

大規模集積回路装置

Info

Publication number
JPH0618633A
JPH0618633A JP5082605A JP8260593A JPH0618633A JP H0618633 A JPH0618633 A JP H0618633A JP 5082605 A JP5082605 A JP 5082605A JP 8260593 A JP8260593 A JP 8260593A JP H0618633 A JPH0618633 A JP H0618633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
block
signal
boundary scan
serial bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5082605A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0799383B2 (ja
Inventor
Masahiro Shoda
政弘 正田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5082605A priority Critical patent/JPH0799383B2/ja
Publication of JPH0618633A publication Critical patent/JPH0618633A/ja
Publication of JPH0799383B2 publication Critical patent/JPH0799383B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリアルバス機能及びバウンダリスキャン機
能を内蔵するLSIにおいて、これ等両機能内蔵に伴う
端子数の増加を最小限にする。 【構成】 バウンダリスキャンブロック2のテストモー
ドセレクト端子TMSとシリアルバスブロック3のバス
ビジー端子SIBとをピン6で共用する。ブロック2の
テストデータ端子TDIとブロック3のシリアルデータ
端子SIDとをピン7で共用し、ブロック2のテストク
ロック端子TCKとブロック3のクロック端子SIKと
をピン8で共用する。 【効果】 バウンダリスキャンブロックに4個の端子,
シリアルバスブロックに3個の端子が夫々必要なところ
を、4個の端子の増加で両機能を内蔵できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大規模集積回路装置に関
し、特に外部からシリアルバスを介して内部機能の設
定,変更を行うシリアルバス機能と、回路基板上に実装
後の結線チェック等を行うバウンダリスキャン機能とを
内蔵したLSIに関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの内部機能を外部から設定変更す
る必要がある場合には、特開平1−205647号公報
に示される様なシリアルバス機能により、内部係数の設
定値等を変更する方法がある。例えば、制御用LSIで
は、内部の乗算器の係数を外部から設定したり、遅延量
を変更してLSIを組込んだ回路システムの機能を変更
する必要があり、この様な場合に、前述のシリアルバス
機能が用いられることになる。
【0003】また、IEEE1149.1の規定にて標
準化されているバウンダリスキャン機能を内蔵したLS
Iがある。このLSIでは、回路基板上に組込まれた後
のハンダ不良,パターン切れ,LSI自身の機能等を、
このバウンダリスキャン機能によってチェックして不良
箇所の特定が可能となっている。
【0004】図7はシリアルバス機能を有するLSIの
概略ブロック図である。シリアルパラレル変換器101
は外部から入力される内部係数としてのシリアルデータ
(SID)109をパラレルデータ110に変換する。
このパラレルデータ110は複数のレジスタ106,1
07の入力となっており、レジスタ選択器105は当該
パラレルデータ110をどのレジスタへ格納するかを定
めるための選択制御信号116,117を発生する。レ
ジスタ106,107の1つに格納されたデータ(内部
係数)118がLSI機能ブロック1へ設定される。
【0005】アドレスデコーダ102は、パラレルデー
タ110がメインアドレス信号のときにそのメインアド
レスがこのLSI自身のアドレスであるかどうかを判断
する。このLSI自身のアドレスであれば、一致信号1
11をアクティブとして状態制御器103へ出力する。
この状態制御器103はこの一致信号111とバスビジ
ー信号(SIB)112とクロック信号(SIK)11
3とを入力とし、一致信号111及びバスビジー信号1
12が共にアクティブのときに、クロック信号113に
同期してレジスタ選択器105をイネーブル化するイネ
ーブル信号115を生成する。
【0006】サブアドレスデコーダ104は、パラレル
データ110がサブアドレス信号のときに、このサブア
ドレスをチェックして複数のレジスタ106,107の
一つを選択するための選択信号114を生成してレジス
タ選択器105へ出力する。このレジスタ選択器105
は、選択信号114とイネーブル信号115とにより、
前述の選択制御信号116,117を生成する。
【0007】このシリアルバス機能の動作タイムチャー
トを図8に示す。尚、図中の破線の上部の各信号の右端
は下部の対応信号の左端に夫々続くものとする。
【0008】先ず、バスビジー信号112がローレベル
になるとこのシリアルバス機能の動作が開始される。ク
ロック信号113に同期したシリアルデータ109は、
シリアルパラレル変換器101にてパラレル信号110
に変換される。図8に示したメインアドレスA7〜A0
のパラレル信号110は、アドレスデコーダ102にて
このLSI自身のアドレスか否かが判断される。このL
SI自身のアドレスであると一致信号111がアクティ
ブとなり、状態制御器103はメインアドレスA7〜A
0に続くデータ109上の入力信号を自分自身のデータ
であると認識し、レジスタ選択器105をイネーブルと
するためのイネーブル信号115をアクティブとする。
【0009】サブアドレスデコーダ104では、データ
109上の入力信号として続いて供給されてくるサブア
ドレス等の信号{図8のR/W(入出力の方向を示
す),C0〜C1(チップセレクト),S4〜S0(サ
ブアドレス)}のチェックが行われ、レジスタ106,
107の1つを選択する選択信号114が生成される。
このサブアドレスで指定された信号を基に、レジスタ選
択器105はレジスタ選択用の選択制御信号116,1
17を生成する。このとき選択されたレジスタに、デー
タ109上のシリアルデータD7〜D0がパラレル変換
されて格納され、LSI機能ブロック1の動作が指定信
号118によって指定されるようになっている。
【0010】このシリアルバス機能の実現のためには、
図7に示す如く、データ入力109,バスビジー入力1
12及びクロック入力113の少くとも3つの端子が必
要である。
【0011】次に、バウンダリスキャン機能を有するL
SIの概略ブロック図を図9に示す。TAPコントロー
ラ201は、テストクロック信号214に同期して変化
するテストモードセレクト信号(TMS)213の変化
態様に応じて、バウンダリスキャン機能を制御するため
の各種信号215,216,224,225を生成す
る。
【0012】テストデータ(TDI)212はシリアル
データとして入力され、TAPコントローラ201で指
定される動作条件に基づいて以下の3つのパスを介して
テストデータ出力(TDO)227として出力される。
第1のパスは、LSI機能ブロック1と信号入出力との
間に設けられている入出力セル207,208を通り、
シリアルライン219,222,226を経てテストデ
ータ出力227から出力されるパスである。第2のパス
は、バイパス器205を通り、シリアルライン220,
222,226を経てテストデータ出力227から出力
されるパスである。第3のパスは、命令レジスタ202
を通り、シリアルライン223,226を経てテストデ
ータ出力227から出力されるパスである。
【0013】マルチプレクサ209,210はこれ等3
つのパスを制御信号221,224により選択するもの
であり、バッファ211は制御信号225に応じてマル
チプレクサ210の出力226をテストデータ出力22
7へ導出するものである。
【0014】尚、命令デコーダ203は命令レジスタ2
02からの命令217をデコードしてバウンダリレジス
タ部204への制御信号218及びマルチプレクサ20
9への制御信号221を生成する。抵抗228及び22
9はテストデータ入力212及びテストモードセレクト
信号213をプルアップするものである。
【0015】バウンダリスキャン機能の動作タイムチャ
ートを図10に示す。本図においても、破線の上部の各
信号の右端は下部の対応信号の左端に夫々続くものとす
る。
【0016】テストデータ入力212のデータIRは命
令レジスタ202に、クロック信号214に同期しつつ
取込まれる。このとき、TAPコントローラ201は命
令レジスタ制御信号216を生成して命令レジスタ20
2にデータIRで設定される命令を取込むよう制御す
る。命令レジスタ202に取込まれた命令217が命令
デコーダ203へ出力され、命令デコーダ203はTA
Pコントローラ201からのタイミング信号215に従
ってバウンダリレジスタ部204に制御信号218を出
力する。
【0017】命令完了後に、テストデータ入力212上
のデータDRを入力セル207,出力セル208に順次
シフトする。このとき入出力セル207,208の出力
端子に指定データを出力させ、その出力端子に接続され
ている入力端子のレベルを読取る等の動作を繰返し行
う。これにより、回路基板上のハンダ不良,パターン切
れ等のチェックが行われる。
【0018】マルチブレクサ209及び210は夫々の
入力を、命令デコーダ203やTAPコントローラ20
1の出力である選択信号221及び224にて選択し、
バッファ211はTAP(Test Access P
ort)コントローラ201のイネーブル信号225に
よりテストデータ出力227をアクティブにするか否か
を決定する。
【0019】このバウンダリスキャン機能で重要な機能
は、入出力セル207,208のそれであり、LSIの
機能ブロック1とその入出力ピンとの間に設けられて、
出力データを制御したり入力データをサンプリングした
りする機能を有し、回路基板上のハンダ不良やパターン
切れ等を検出することである。
【0020】このバウンダリスキャン機能を実現するに
も、テストデータ入力212,テストモードセレクト信
号213,テストクロック信号214及びテストデータ
出力227の少くとも4つの端子が必要となる。更に、
図9に示していないが、テストリセット端子を使用する
場合もある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した2つの機
能は共に有用でかつ独立したものであり、今後はこの様
な2つの機能を内蔵するLSIが増加するものと考えら
れる。ところが、シリアルバス機能を内蔵したLSIで
は、少くとも3個の端子の追加が必要になり、バウンダ
リスキャン機能を内蔵したLSIでは、少くとも4個、
場合によっては5個の端子追加が必要になる。
【0022】更に、両機能を内蔵させると、少くとも7
個、場合によっては8個の端子追加となる。そのため
に、LSIパッケージが大きくなり、また、これ等端子
追加のために他の有用な端子の削除を余儀なくされるこ
ともある。また、追加端子に対応したパターン配線が回
路基板上に必要となり、そのレイアウト設計を困難にす
る欠点もある。
【0023】本発明の目的は、シリアルバス機能ブロッ
ク及びバウンダリスキャン機能ブロック内蔵に伴う端子
数の増加を抑制した大規模集積回路装置を提供すること
である。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、本来の
回路機能を有する集積回路機能ブロックと、クロック信
号が与えられるクロック端子,動作指定信号であるシリ
アルバスビジー信号が与えられるバスビジー端子及びシ
リアルデータが与えられるシリアルデータ端子を有し、
前記集積回路機能ブロックの内部機能の設定変更を行う
シリアルバス機能ブロックと、クロック信号が与えられ
るクロック端子,動作指定信号であるテストモードセレ
クト信号が与えられるテストモードセレクト端子及びテ
ストデータが与えられるテストデータ端子を有し、前記
集積回路機能ブロックの回路基板実装後の結線チェック
を行うバウンダリスキャン機能ブロックと、を含む集積
回路装置であって、前記シリアルバス機能ブロック及び
バウンダリスキャン機能ブロックの両クロック端子の
組、前記バスビジー端子と前記テストモードセレクト端
子との組及び前記シリアルデータ端子と前記テストデー
タ端子との組の少なくとも1組を共用化してなることを
特徴とする。
【0025】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0026】図1は本発明の第一の実施例のブロック図
であり、LSI本来の回路機能を有するLSI機能ブロ
ック1と、バウンダリスキャンブロック2と、シリアル
バスブロック3とがあり、これ等3つのブロックが集積
化されている。LSI機能ブロック1には、入力信号4
と出力信号5とが設けられている。
【0027】バウンダリスキャンブロック2は図9に示
した構成と同一であり、先述した如く、IEEE114
9.1の規定にて標準化されたバウンダリスキャン機能
を有し、回路基板上に組込まれた後のハンダ不良,パタ
ーン切れ,誤実装をチェックして不良箇所の特定を行う
もので、LSI機能ブロック1内の入出力セルへの出力
であるセル出力信号12と入出力セルからの入力である
セル入力信号13とを介して入出力セルの制御を行う。
【0028】また、シリアルバスブロック3は、図7の
構成の他に図3に示すD−FF(Dタイプフリップフロ
ップ)119とインバータ120,121とが付加され
ており、先述した如く、制御信号14を介してLSI機
能ブロック1内の演算器の係数や、フィルタ係数等を設
定変更したりする機能を有する。
【0029】本発明では、両ブロック2,3のクロック
系信号であるクロック信号が与えられるクロック端子8
(図7のクロック端子113と図9のテストクロック端
子214)を共用し、また両ブロック2,3のデータ系
信号であるデータ信号が与えられるデータ端子7(図7
のシリアルデータ端子109と図9のテストデータ入力
端子212)を共用する。更に、両ブロック2,3の動
作指定系信号である制御信号が与えられる制御端子6
(図7のバスビジー端子112と図9のテストモードセ
レクト端子213)を共用する。
【0030】制御端子6はプルアップ抵抗31によりプ
ルアップされてオアゲート33を介してバウンダリスキ
ャンブロック2のテストモードセレクト端子10(図9
のTMS213に相当)となると共に、シリアルバスブ
ロック3のバスビジー端子(図7のSIB112に相
当)へ直接接続されている。データ端子7はプルアップ
抵抗32によりプルアップされてバウンダリスキャンブ
ロック2のテストデータ入力端子(図9のTDI212
に相当)となると共に、シリアルバスブロック3のシリ
アルデータ端子(図7のSID109に相当)となる。
クロック端子8はバウンダリスキャンブロック2のテス
トクロック端子(図9のTCK214に相当)となり、
またシリアルバスブロック3のクロック端子(図7のS
IK113に相当)となる。
【0031】シリアルバスブロック3からは、バウンダ
リスキャンブロックイネーブル制御信号9が生成されて
おり、オアゲート33の一入力となっている。また、バ
ウンダリスキャンブロック2からは、シリアルバスブロ
ックフリーズ信号15が生成されており、シリアルバス
ブロック3へ入力されている。このシリアルバスブロッ
クフリーズ信号15は図2に示すTAP(Test A
ccess Port)コントローラ201(図9に示
すTAPコントローラ201と同一)から生成される制
御信号群216の一つであるリセット信号15が用いら
れる。
【0032】このTAPコントローラ201の制御信号
群216の内容は、IEEE1149.1で規定されて
おり、図2に示す様になっている。そのうちのリセット
信号15は、テストモードセレクト信号(TMS)6
(213)が、テストクロックTCK8(214)の5
個分に相当する期間ハイレベルにあるときに、リセット
信号15をハイレベルからローレベルに変化させ、バウ
ンダリスキャンブロック2をイネーブル状態からリセッ
ト状態に変化されるもので、このリセット信号をシリア
ルバスブロックフリーズ(SBフリーズ)信号15とし
て用いている。
【0033】図3はシリアルバスブロック3における図
7に対する追加部分の回路ブロックを示している。バウ
ンダリスキャンブロック2からのSBフリーズ信号15
はインバータ120を介してアドレスデコーダ102の
デコード禁止信号となると共に、D−FF119のデー
タ入力ともなる。アドレスデコーダ102はシリアル/
パラレル変換器101のパラレルアドレス110の特定
アドレスである例えば(000000000)を検出す
ると、デコード出力122をハイレベルとし、インバー
タ121を介してD−FF119のリセット入力として
供給する。このD−FF119のQ出力がバウンダリス
キャンブロックイネーブル制御信号9(BS制御信号)
として、図1のオアゲート33の入力となるのである。
尚、D−FF119のクロック入力にはクロック214
(8)が印加されている。
【0034】図4は図1〜図3の回路の動作を示すタイ
ムチャートである。電源オン後、クロック端子8にクロ
ックが印加され、データ端子7及び制御端子6が共にハ
イレベルに制御される。この制御端子6のハイレベルの
期間がクロック5個分になると、バウンダリスキャンブ
ロック2内のTAPコントローラ201のリセット信号
15がローレベルとなりバウンダリスキャンブロック2
はこの時点でリセットされディスイネーブルとなる。こ
のリセット信号はSBフリーズ信号15であるので、図
3のインバータ120を介してアドレスデコーダ102
がイネーブルとされると共に、D−FF119のデータ
入力がハイレベルとなり、そのQ出力9にハイレベルが
出力され、バウンダリスキャンブロックイネーブル制御
信号(BS制御信号)9がハイレベルとなり、以降テス
トモードセレクト信号6の変化はオアゲート33により
バウンダリスキャンブロック2へ伝達されない。
【0035】すなわち、パワーオン時からクロック信号
の5個相当期間後は、バウンダリスキャンブロック2は
リセットされてディスイネーブル状態にあり、シリアル
バスブロック3はイネーブル状態にある。この状態が図
4の時刻t0で示されている。
【0036】この状態で、データ端子7のデータ信号が
(000000000)になると、イネーブル状態のア
ドレスデコーダ102はこれを検出してデコード出力1
22をハイレベルとし、D−FF119をリセットす
る。これにより、バウンダリスキャンブロックイネーブ
ル制御信号(BS制御信号)9がローレベルになり(時
刻t1)、オアゲート33を介してテストモードセレク
ト信号(TMS)6がバウンダリスキャンブロック2へ
入力可能状態となる。同時に、TAPコントローラ20
1(図2)はこのテストモードセレクト信号(10)の
ローレベルをテストクロックTCK8の立上りでサンプ
ルすると(時刻t2)、リセット信号15をローレベル
からハイレベルへ変化させて、バウンダリスキャンブロ
ック2をイネーブルとすると共に、シリアルバスブロッ
ク3をフリーズ(ディスイネーブル)とするのである。
【0037】よって、この時刻t2以降、バウンダリス
キャンブロック2はテストモードセレクト(TMS)6
の入力に従って動作を開始し、テストデータ入力(TD
I)7からテストデータを印加したり、データをテスト
データ出力(TDO)11から導出したりすることがで
き、バウンダリスキャンブロック2の機能が実行され
る。
【0038】次に、テストモードセレクト信号6(1
0)がハイレベルを少くとも5個のクロック期間継続す
ると、TAPコントローラ201のリセット信号15は
ハイレベルからローレベルに変化し(時刻t3)、バウ
ンダリスキャンブロック2はリセットされてディスイネ
ーブル状態となる。このリセット信号はSBフリーズ信
号15でもあるので、図3のインバータ120を介して
アドレスデコーダ102がイネーブルとされると共に、
D−FF119のデータ入力がハイレベルとなり、その
Q出力9がハイレベルとなる。よってバウンダリスキャ
ンイネーブル制御信号(BS制御信号)9がハイレベル
に変化し(時刻t4)、以降テストモードセレクト信号
6の変化はオアゲート33によりバウンダリスキャンブ
ロック2へ伝達されない。
【0039】すなわち、時刻t4以降は、バウンダリス
キャンブロック2はリセットされてディスイネーブル状
態になり、シリアルバスブロック3はイネーブル状態に
なって、シルアルバス機能が実行可能となる。
【0040】図5は本発明の実施例を応用した回路例を
示しており、図1のLSI回路を2個(18A,18B
として示す)コントローラ19によりコントロールする
場合の例である。図1と同等信号は同一符号により示し
ている。
【0041】図において、シリアルバス/バウンダリス
キャンコントローラ19はテストデータ出力(TDO)
24,シリアルデータ(SID)23を発生して2入力
アンドゲート35Aの2入力とすると共に、シリアルデ
ータ(SID)2を2入力アンドゲート35Bの一入力
とする。アンドゲート35A,35Bの各出力7A,7
BがLSI18A,18Bの各データ端子SID(TD
I)へ接続される。また、コントローラ19はバスビジ
ー信号(SIB)/テストモードセレクト信号(TM
S)を生成してLSI18A,18Bの各制御端子6
A,6Bへ印加する。コントローラ19はクロック(S
IK)/テストクロック(TCK)を生成し、LSI1
8A,18Bの各クロック端子8A,8Bへ印加する。
【0042】LSI18Aのテストデータ出力(TD
O)11Aは2入力アンドゲート35Bの他入力とな
り、LSI18Bのテストデータ出力(TDO)11B
はコントローラ19のテストデータ入力(TDI)とな
っている。尚、34A,34B,36はプルアップ抵抗
である。
【0043】電源オン時には、コントローラ19はテス
トモードセレクト信号(バスビジー信号)6A,6Bを
ハイレベルとし、クロック8A,8Bの5個相当分当該
ハイレベルが連続すると、LSI18A,18Bの内部
のバウンダリスキャンブロック(2)はその機能がリセ
ットされてディスイネーブル状態となり、シリアルバス
ブロック3はイネーブル状態となる。この状態で、シリ
アルバス制御を行うことができるが、このときすべての
テストデータ出力(TDO)24,11A,11Bはプ
ルアップ抵抗34A,34B,36によりハイレベルに
なっている。
【0044】この状態において、コントローラ19はシ
リアルデータ(SID)23を生成してアンドゲート3
5A,35Bを介して各LSI18A,18Bの各デー
タ端子7A,7Bへ供給したり、またメインアドレスに
(000000000)を出力してバウンダリスキャン
ブロック(2)をイネーブル化すると共にシリアルブロ
ック(3)をディスイネーブル化することで、バウンダ
リスキャン機能を実行することもできる。
【0045】図6は本発明の第2の実施例のブロック図
であり、図1と同等部分は同一符号にて示している。本
例では、図1のバウンダリスキャンブロックイネーブル
制御(BS制御)信号9及びシリアルバスブロックフリ
ーズ(SBフリーズ)信号15を削除し、その代りに外
部よりのセレクト信号16を追加してこのセレクト信号
16をインバータ37を介してオアゲート33の一入力
とすると共に、このセレクト信号16とシリアルバスビ
ジー(SIB)信号6とをオアゲート38の2入力と
し、このオアゲートの出力17をシリアルバスブロック
3のシリアルバスビジー(SIB)信号とする。
【0046】先ず、セレクト信号16がローレベルのと
き、インバータ37とオアゲート33の作用により、バ
ウンダリスキャンブロック2へのテストモードセレクト
入力10は常にハイレベルにあるので、バウンダリスキ
ャンブロック2はリセット状態でディスイネーブルとさ
れている。バスビジー信号6はオアゲート38を介して
信号17としてシリアルバスブロック3へ入力されるの
で、シリアルブロック3は動作を開始する。
【0047】一方、セレクト信号16がハイレベルにな
ると、バスビジー信号6はオアゲート38によりハイレ
ベルになり、シリアルバスブロック3へのバスビジー信
号17がハイレベルとなりその機能は停止する。このと
き、オアゲート33の出力10にはテストモードセレク
ト(TMS)信号6が導出され、バウンダリスキャンブ
ロック2が動作を開始するのである。
【0048】この第二の実施例では、セレクト端子16
が増加するが、シリアルバスブロック3内の設計変更
(図3の回路を追加すること)は必要なくなる。
【0049】上記第一及び第二の実施例においては、ク
ロック端子のみを共有化する構成や、バスビジーとテス
トモードセレクトの制御端子のみを共有化する構成や、
またデータ端子のみを共用化する構成としても良く、要
は、これ等3組の端子を少くとも1組共用化することが
できる。
【0050】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、シリ
アルバス機能とバウンダリスキャン機能とで必要となる
端子を共用化するようにしているので、LSI自身が有
する本来の機能用の端子に対して端子数の増加を最小限
とすることができ、LSIパッケージが大きくなること
を抑止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に用いられるバウンダリスキ
ャン機能ブロックにおけるTAPコントローラ201の
入出力信号を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に用いられるシリアルバス機
能ブロックにおける一部具体例を示す回路図である。
【図4】本発明の実施例の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図5】本発明の実施例を応用した応用例を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図7】シリアルバス機能の構成を示す図である。
【図8】図7のブロックの動作を示すタイムチャートで
ある。
【図9】バウンダリスキャン機能ブロックの構成を示す
図である。
【図10】図9のブロックの動作を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
1 LSI機能ブロック 2 バウンダリスキャンブロック 3 シリアルバスブロック 6 動作指定系信号が与えられる制御端子 7 データ系信号が与えられるデータ端子 8 クロック系信号が与えられるクロック端子 9 バウンダリスキャンブロックイネーブル制御信号 10 テストモードセレクト信号 11 テストデータ出力端子 12 セル出力信号 13 セル入力信号 14 制御信号 15 シリアルバスブロック(SB)フリーズ信号 31,32 プルアップ抵抗 33,38 オアゲート 37,120,121 インバータ 101 シリアル/パラレル変換器 102 アドレスデコーダ 119 DFF 130 状態制御器
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/04 F 8427−4M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本来の回路機能を有する集積回路機能ブ
    ロックと、 クロック信号が与えられるクロック端子,動作指定信号
    であるシリアルバスビジー信号が与えられるバスビジー
    端子及びシリアルデータが与えられるシリアルデータ端
    子を有し、前記集積回路機能ブロックの内部機能の設定
    変更を行うシリアルバス機能ブロックと、 クロック信号が与えられるクロック端子,動作指定信号
    であるテストモードセレクト信号が与えられるテストモ
    ードセレクト端子及びテストデータが与えられるテスト
    データ端子を有し、前記集積回路機能ブロックの回路基
    板実装後の結線チェックを行うバウンダリスキャン機能
    ブロックと、 を含む集積回路装置であって、 前記シリアルバス機能ブロック及びバウンダリスキャン
    機能ブロックの両クロック端子の組、前記バスビジー端
    子と前記テストモードセレクト端子との組及び前記シリ
    アルデータ端子と前記テストデータ端子との組の少なく
    とも1組を共用化してなることを特徴とする大規模集積
    回路装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記バスビジー端子と前記テ
    ストモードセレクト端子との第1の組及び前記シリアル
    データ端子と前記テストデータ端子との第2の組の2組
    を共用化し、 前記シリアルバス機能ブロックと前記バウンダリスキャ
    ン機能ブロックとを択一的に活性化するセレクト信号が
    与えられるセレクト端子と、 前記セレクト信号が前記シリアルバス機能ブロックの活
    性化を示したとき、前記シリアルバス機能ブロックの活
    性化を行うと共に前記バウンダリスキャン機能ブロック
    の非活性化を行う手段と、 前記セレクト信号が前記バウンダリスキャン機能ブロッ
    クの活性化を示したとき、前記バウンダリスキャン機能
    ブロックの活性化を行うと共に前記シリアルバス機能ブ
    ロックの非活性化を行う手段と、 を更に含むことを特徴とする請求項1記載の大規模集積
    回路装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記バスビジー端子と前記テ
    ストモードセレクト端子との第1の組及び前記シリアル
    データ端子と前記テストデータ端子との第2の組の2組
    を夫々共用化し、 前記シリアルバス機能ブロックに設けられ、前記バウン
    ダリスキャン機能ブロックが非活性化状態のときに前記
    第2の組の共用端子に供給される信号が特定アドレスで
    あることを検出するアドレス検出手段と、 この検出出力に応答して前記第1の組の共用端子から前
    記バウンダリスキャン機能ブロックへ供給される信号を
    有効とする有効化制御手段と、 前記バウンダリスキャン機能ブロックに設けられ、前記
    有効化制御手段の有効化に応答して自機能を活性化する
    と共に前記シリアルバス機能ブロックを非活性化する活
    性化制御手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の大規模集積回路
    装置。
JP5082605A 1992-03-19 1993-03-17 大規模集積回路装置 Expired - Fee Related JPH0799383B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5082605A JPH0799383B2 (ja) 1992-03-19 1993-03-17 大規模集積回路装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-63929 1992-03-19
JP6392992 1992-03-19
JP5082605A JPH0799383B2 (ja) 1992-03-19 1993-03-17 大規模集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0618633A true JPH0618633A (ja) 1994-01-28
JPH0799383B2 JPH0799383B2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=26405061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5082605A Expired - Fee Related JPH0799383B2 (ja) 1992-03-19 1993-03-17 大規模集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0799383B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5657283A (en) * 1994-08-22 1997-08-12 Adaptec, Inc. Diagnostic data port for a LSI or VLSI integrated circuit
JP2007298439A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Mitsubishi Electric Corp 機能ブロックのテスト回路及び集積回路装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5657283A (en) * 1994-08-22 1997-08-12 Adaptec, Inc. Diagnostic data port for a LSI or VLSI integrated circuit
US5764952A (en) * 1994-08-22 1998-06-09 Adaptec, Inc. Diagnostic system including a LSI or VLSI integrated circuit with a diagnostic data port
JP2007298439A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Mitsubishi Electric Corp 機能ブロックのテスト回路及び集積回路装置
JP4688724B2 (ja) * 2006-05-01 2011-05-25 三菱電機株式会社 機能ブロックのテスト回路及び集積回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0799383B2 (ja) 1995-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4860290A (en) Logic circuit having individually testable logic modules
US5173904A (en) Logic circuits systems, and methods having individually testable logic modules
US5644609A (en) Apparatus and method for reading and writing remote registers on an integrated circuit chip using a minimum of interconnects
US5786703A (en) Method and device for testing of an integrated circuit
JP2000162277A (ja) 半導体集積回路
KR950003973A (ko) 회로 소자 상태의 진단 장치 및 그 방법, 디지탈 프로세서 시스템
KR970011582B1 (ko) 대규모 집적 회로 장치
JP3094983B2 (ja) システムロジックのテスト回路およびテスト方法
JPH0618633A (ja) 大規模集積回路装置
JP3278833B2 (ja) 論理回路テスト方法及びテスト入力回路及びテスト出力回路
JP2002286806A (ja) 半導体デバイスのスキャンテスト方式
JPH06300821A (ja) コントローラ内蔵のlsi
JP3588052B2 (ja) バウンダリスキャンテスト回路
JPH112664A (ja) バウンダリスキャンレジスタ
JP2672408B2 (ja) 半導体集積回路
JPH06138191A (ja) 半導体集積回路
JP2001203322A (ja) 半導体集積装置
JP3107061B2 (ja) テスト回路
JPH04128666A (ja) 半導体集積回路
JPH0389178A (ja) 半導体集積回路
JPH0667919A (ja) マイクロコンピュータを備える半導体集積回路およびその試験方法
JPH06300823A (ja) 集積回路
JP2002156416A (ja) アドレスデータバステスト方法
JP2003057306A (ja) 半導体集積回路および画像形成装置
JP2000258504A (ja) 半導体装置検査回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees