JPH06186082A - 赤外線センサ装置 - Google Patents

赤外線センサ装置

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JPH06186082A
JPH06186082A JP4341909A JP34190992A JPH06186082A JP H06186082 A JPH06186082 A JP H06186082A JP 4341909 A JP4341909 A JP 4341909A JP 34190992 A JP34190992 A JP 34190992A JP H06186082 A JPH06186082 A JP H06186082A
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JP
Japan
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pyroelectric
infrared
light
infrared sensor
wiring pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP4341909A
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English (en)
Inventor
Kenji Hori
憲治 堀
Takayoshi Kodama
貴義 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立時の作業性を向上する。歩留りを向上す
る。 【構成】 焦電素子の外部配線すべき電極を焦電材基板
の受光面に並べて近接して設置した赤外線アレイセンサ
1と、前記焦電素子に対応する窓9を穿設し且つ窓の格
子10および/または周辺の反受光側面に配線パタンを
形成した回路基板2とを用い、赤外線が前記窓9を通過
して焦電素子に当たるように且つ前記電極が前記配線パ
タンに接続するように、前記回路基板2の反受光側面
に、前記赤外線アレイセンサ1を貼着する。 【効果】 リード線を用いた接続が不要になるため、作
業性を向上できる。焦電材基板の割れが発生しにくくな
り、歩留りを向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、赤外線センサ装置に
関し、さらに詳しくは、組立時の作業性を向上すると共
に歩留りを向上した赤外線センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の赤外線センサ装置の一例
を示す説明図である。この赤外線センサ装置500は、
赤外線アレイセンサ501と回路基板502とからなっ
ている。図6に示すように、赤外線アレイセンサ501
は、一枚の焦電材基板506に、複数の焦電素子503
を配置形成したものである。各焦電素子503は、焦電
材基板506の受光面と反受光面とに対電極504,5
05を対向させてそれぞれ設置し,垂直分極させること
により形成されている。なお、各焦電素子503の大き
さは、例えば1mm×1mmである。また、焦電材基板
506は例えばPbTiO3 などのセラミックス製であ
り、厚さは例えば100μm以下である。図5に戻り、
回路基板502の受光側面には、配線パタン507が形
成されている。なお、回路基板部502は、例えばガラ
スエポキシ製である。
【0003】赤外線センサ装置500の組立てに際して
は、配線パタン507が各焦電素子503の反受光面の
電極505に接続されるように、赤外線アレイセンサ5
01を回路基板502の受光側面に貼着する。そして、
各焦電素子503の受光面の電極504と回路基板50
2の配線パタン507とをリード線508を用いて接続
する。
【0004】図7は、従来の赤外線アレイセンサの他の
例を示す斜視図である。この赤外線アレイセンサ701
は、一枚の焦電材基板706に、複数の焦電素子703
を配置形成すると共に、焦電材基板706の受光面に格
子状の溝709を刻設して各焦電素子703間を熱的に
遮断したものである。各焦電素子703は、焦電材基板
706の受光面と反受光面とに対電極504,505を
対向させてそれぞれ設置し,垂直分極させることにより
形成されている。なお、各焦電素子703の大きさは、
例えば1mm×1mmである。また、焦電材基板706
は例えばPbTiO3 などのセラミックス製であり、その
厚さは例えば100μm以下である。また、溝709の
深さは例えば50μm以下である。この赤外線アレイセ
ンサ701を、図6の赤外線アレイセンサ501の代わ
りに用いると、溝709により各焦電素子703間が熱
的に遮断されているため、クロストークが少なくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の赤外線セン
サ装置500では、組立てに際して、各焦電素子503
の受光面の電極504と回路基板502の配線パタン5
07とをリード線508を用いて接続する必要があり、
作業性が悪い問題点がある。また、複数の焦電素子70
3間を熱的に遮断する溝709を刻設する際に、焦電材
基板706が割れ易く、歩留りが悪くなる問題点があ
る。そこで、この発明の目的は、組立時の作業性を向上
すると共に歩留りを向上した赤外線センサ装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、一枚の焦電材基板に複数の焦電素子を配置形成し
且つ各焦電素子の外部に配線すべき電極を焦電材基板の
受光面に並べて近接して設置した赤外線アレイセンサ
と、前記各焦電素子に対応する複数の窓を穿設し且つ各
窓を仕切る格子部分の反受光側面に配線パタンを形成し
た回路基板とを具備してなり、赤外線が前記各窓を通過
して各焦電素子に当たるように且つ前記電極が前記配線
パタンに接続するように前記回路基板の反受光側面に前
記赤外線アレイセンサを貼着したことを特徴とする赤外
線センサ装置を提供する。
【0007】第2の観点では、この発明は、焦電素子の
外部に配線すべき電極を焦電材基板の受光面に並べて近
接して設置した赤外線センサと、前記焦電素子に対応す
る窓を穿設し且つ窓の周辺部分の反受光側面に配線パタ
ンを形成した回路基板とを具備してなり、赤外線が前記
窓を通過して焦電素子に当たるように且つ前記電極が前
記配線パタンに接続するように前記回路基板の反受光側
面に前記赤外線センサを貼着したことを特徴とする赤外
線センサ装置を提供する。
【0008】
【作用】この発明の赤外線センサ装置では、焦電素子の
外部に配線すべき電極を焦電材基板の受光面に並べて近
接して設置した赤外線アレイセンサまたは赤外線センサ
を用いる。また、前記焦電素子に対応する窓を穿設し且
つ窓の格子部分および/または周辺部分の反受光側面に
配線パタンを形成した回路基板を用いる。そして、赤外
線が前記窓を通過して焦電素子に当たるように且つ前記
電極が前記配線パタンに接続するように、前記回路基板
の反受光側面に、前記赤外線アレイセンサまたは赤外線
センサを貼着する。このような構造であるため、リード
線による配線が不要となり、組立時の作業性を向上でき
る。
【0009】また、この発明の赤外線センサ装置では、
複数の焦電素子に対応する窓の格子が、各焦電素子間を
熱的に遮断する。このため、クロストークが少なく、溝
を刻設しなくてもよいため、焦電材基板の割れが発生せ
ず、歩留りを向上できる。
【0010】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に説明する。なお、これによりこの発明が限定されるも
のではない。図1は、この発明の赤外線センサ装置の一
実施例を示す説明図である。この赤外線センサ装置10
0は、赤外線アレイセンサ1と回路基板2とからなって
いる。図2に示すように、赤外線アレイセンサ1は、一
枚の焦電材基板6に、複数の焦電素子3を配置形成した
ものである。各焦電素子3は、焦電材基板6の受光面
に、くし形の対電極4,5を噛み合わせるように近接し
て並べてそれぞれ設置し,水平分極させることにより形
成されている。なお、各焦電素子1の大きさは、例えば
1mm×1mmである。焦電材基板6は例えばPbTiO
3 などのセラミックス製であり、厚さは例えば150μ
mである。垂直分極の場合には、焦電特性上、焦電材基
板の厚さを100μm以下にする必要があるが、この焦
電素子3は水平分極であるため、焦電材基板6の厚さを
150μm以上にしても、焦電特性上、支障を生じな
い。
【0011】図1に戻り、回路基板2には、各焦電素子
3に対応する複数の窓9が穿設されている。また、各窓
9を仕切る格子10の反受光側面には、図3に示すよう
に、配線パタン7が形成されている。なお、回路基板部
2は、例えばガラスエポキシ製である。
【0012】赤外線センサ装置100の組立てに際して
は、赤外線が各窓9を通過して各焦電素子3に当たるよ
うに且つ配線パタン7が各焦電素子3の受光面の電極
4,5に接続されるように、赤外線アレイセンサ1を回
路基板2の反受光側面に貼着すればよい。
【0013】以上の赤外線アレイセンサ100によれ
ば、リード線による配線が不要になるから、作業性が向
上する。また、窓9の格子10が、各焦電素子3間を熱
的に遮断するから、クロストークが少なく、溝を刻設し
なくても良好な特性が得られる。また、溝の刻設時の焦
電材基板の割れが発生せず、歩留りを向上できる。
【0014】なお、焦電材基板6の厚さを150μm以
上できることからも割れ難くなり、歩留りを向上でき
る。焦電材基板6の厚さを150μm以上にした場合に
は、溝を刻設しても割れ難いので、溝を刻設して各焦電
素子3間をさらに熱的に遮断すれば、さらに良好な特性
が得られる。
【0015】他の実施例としては、左右に隣接する2個
の焦電素子3のうちの左側の焦電素子3の対電極5と右
側の焦電素子3の対電極4とを接続する導体パタンを焦
電材基板6の受光面に付加形成し、デュアルタイプの赤
外線アレイセンサとし、これを用いて赤外線センサ装置
を構成したものが挙げられる。また、図4に示すような
対向電極/垂直分極のデュアルタイプの赤外線アレイセ
ンサ41を用いて赤外線センサ装置を構成したものが挙
げられる。
【0016】さらに他の実施例としては、焦電素子3を
1個だけ形成した赤外線センサと,窓9を1個だけ形成
し且つ窓9の周辺部分の反受光側面に配線パタンを形成
した回路基板とを用いて赤外線センサ装置を構成したも
のが挙げられる。
【0017】
【発明の効果】この発明の赤外線センサ装置によれば、
リード線を用いた接続が不要になるため、作業性を向上
できる。また、複数の焦電素子に対応する窓の格子が各
焦電素子間を熱的に遮断するためクロストークが少な
く、溝を刻設しなくてもよいから、焦電材基板の割れが
発生せず、歩留りを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の赤外線センサ装置の一実施例を示す
説明図である。
【図2】図1の赤外線センサ装置に用いる赤外線アレイ
センサを示す斜視図である。
【図3】図1のH部分の拡大説明図である。
【図4】図1の赤外線センサ装置に用いる赤外線アレイ
センサの他の例を示す斜視図である。
【図5】従来の赤外線センサ装置の一例を示す説明図で
ある。
【図6】図5の赤外線センサ装置に用いる赤外線アレイ
センサを示す斜視図である。
【図7】図5の赤外線センサ装置に用いる赤外線アレイ
センサの他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 赤外線センサ装置 1 赤外線アレイセンサ 2 回路基板 3 焦電素子 4,5 対電極 6 焦電材基板 7 配線パタン 9 窓 10 格子 41 赤外線アレイセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の焦電材基板に複数の焦電素子を配
    置形成し且つ各焦電素子の外部配線すべき電極を焦電材
    基板の受光面に並べて近接して設置した赤外線アレイセ
    ンサと、前記各焦電素子に対応する複数の窓を穿設し且
    つ各窓を仕切る格子部分の反受光側面に配線パタンを形
    成した回路基板とを具備してなり、赤外線が前記各窓を
    通過して各焦電素子に当たるように且つ前記電極が前記
    配線パタンに接続するように前記回路基板の反受光側面
    に前記赤外線アレイセンサを貼着したことを特徴とする
    赤外線センサ装置。
  2. 【請求項2】 焦電素子の外部配線すべき電極を焦電材
    基板の受光面に並べて近接して設置した赤外線センサ
    と、前記焦電素子に対応する窓を穿設し且つ窓の周辺部
    分の反受光側面に配線パタンを形成した回路基板とを具
    備してなり、赤外線が前記窓を通過して焦電素子に当た
    るように且つ前記電極が前記配線パタンに接続するよう
    に前記回路基板の反受光側面に前記赤外線センサを貼着
    したことを特徴とする赤外線センサ装置。
JP4341909A 1992-12-22 1992-12-22 赤外線センサ装置 Pending JPH06186082A (ja)

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