JPH06185375A - 送風加熱装置 - Google Patents
送風加熱装置Info
- Publication number
- JPH06185375A JPH06185375A JP35352492A JP35352492A JPH06185375A JP H06185375 A JPH06185375 A JP H06185375A JP 35352492 A JP35352492 A JP 35352492A JP 35352492 A JP35352492 A JP 35352492A JP H06185375 A JPH06185375 A JP H06185375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- gas turbine
- heater
- blast furnace
- blast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスタービンを備えた製鉄プラントにおい
て、高炉からの排気を他用途への有効活用のため熱風炉
での排気の使用量を削減すること、及びガスタービンか
らの排気の熱回収を行うこと。 【構成】 高炉１への送風管路に加熱器１１を設け、ガ
スタービン７の排気９をその加熱器１１へ供給する管路
１２を設けて、ガスタービン７の排気９の熱回収を加熱
器１１で行うとともに、この加熱器１１による加熱熱量
の分だけ熱風炉３での高炉１からの排気の使用量を削減
し、他用途へ回すことができるようにしたもの。
て、高炉からの排気を他用途への有効活用のため熱風炉
での排気の使用量を削減すること、及びガスタービンか
らの排気の熱回収を行うこと。 【構成】 高炉１への送風管路に加熱器１１を設け、ガ
スタービン７の排気９をその加熱器１１へ供給する管路
１２を設けて、ガスタービン７の排気９の熱回収を加熱
器１１で行うとともに、この加熱器１１による加熱熱量
の分だけ熱風炉３での高炉１からの排気の使用量を削減
し、他用途へ回すことができるようにしたもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービンを備えた
製鉄プラントに適用される送風加熱装置に関する。
製鉄プラントに適用される送風加熱装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ガスタービンを備えた製鉄プラントの従
来例を図３に示す。図３において、（ａ）は製鉄プラン
トの送風系統を示し、（ｂ）はガスタービンの空気系統
を示している。図中、符号１は高炉、２は送風機、３は
熱風炉、４は空気、５は排気、６は圧縮機、７はガスタ
ービン、８は燃焼器、９は排気、１０は発電機である。
来例を図３に示す。図３において、（ａ）は製鉄プラン
トの送風系統を示し、（ｂ）はガスタービンの空気系統
を示している。図中、符号１は高炉、２は送風機、３は
熱風炉、４は空気、５は排気、６は圧縮機、７はガスタ
ービン、８は燃焼器、９は排気、１０は発電機である。
【０００３】製鉄プラントにおいて、送風機２からの空
気４は送風管路を介して高炉１へ供給されるが、送風管
路には熱風炉３が設けられ、この熱風炉３には高炉１の
排気５が供給されていて、この熱風炉３で高炉１への空
気が加熱されている。一方、ガスタービンでは、燃焼器
８からの燃焼ガスはガスタービン７にて仕事をした後、
排気９として排出されている。
気４は送風管路を介して高炉１へ供給されるが、送風管
路には熱風炉３が設けられ、この熱風炉３には高炉１の
排気５が供給されていて、この熱風炉３で高炉１への空
気が加熱されている。一方、ガスタービンでは、燃焼器
８からの燃焼ガスはガスタービン７にて仕事をした後、
排気９として排出されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のガスタービンを
備えた製鉄プラントでは高炉１からの排気は約１０００
℃で、かなりの高温ガスであるため、他用途への有効活
用が可能である。このためには熱風炉３へ供給される排
気５の量を削減することが必要である。
備えた製鉄プラントでは高炉１からの排気は約１０００
℃で、かなりの高温ガスであるため、他用途への有効活
用が可能である。このためには熱風炉３へ供給される排
気５の量を削減することが必要である。
【０００５】また、ガスタービン７の排気９は約６００
℃であるが、この排気９の熱回収が課題とされている。
℃であるが、この排気９の熱回収が課題とされている。
【０００６】本発明は上記事情にかんがみてなされたも
ので、熱風炉３へ供給される排気５の量を削減すること
及びガスタービン７の排気９を熱回収することを同時に
達成するような装置を提供することを目的とする。
ので、熱風炉３へ供給される排気５の量を削減すること
及びガスタービン７の排気９を熱回収することを同時に
達成するような装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的に対し、本発明
によれば、ガスタービンを備えた製鉄プラントにあっ
て、送風機から高炉への送風管路に設けられた加熱器
と、この加熱器にガスタービンの排気を供給するよう設
けられた管路とで構成したことを特徴とする送風加熱装
置が提供される。
によれば、ガスタービンを備えた製鉄プラントにあっ
て、送風機から高炉への送風管路に設けられた加熱器
と、この加熱器にガスタービンの排気を供給するよう設
けられた管路とで構成したことを特徴とする送風加熱装
置が提供される。
【０００８】
【作用】上記の手段によれば、ガスタービンの排気は加
熱器へ流入し、送風機によって高炉へ供給される空気を
加熱する。加熱器で加熱・昇温された空気は熱風炉へ供
給されるが、この熱風炉における空気の加熱負担は加熱
器において加熱した分少なくなり、その分、熱風炉の熱
源である高炉の排気の使用量が減少する。この使用量が
減少した分の高炉の排気は他用途に回すことができ、熱
の有効活用が図られる。
熱器へ流入し、送風機によって高炉へ供給される空気を
加熱する。加熱器で加熱・昇温された空気は熱風炉へ供
給されるが、この熱風炉における空気の加熱負担は加熱
器において加熱した分少なくなり、その分、熱風炉の熱
源である高炉の排気の使用量が減少する。この使用量が
減少した分の高炉の排気は他用途に回すことができ、熱
の有効活用が図られる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明による送風加熱装置を設けた製
鉄プラント及びガスタービンの系統図であり、図中、図
３に示したものと同一の部分については同一の符号を付
してその詳細な説明は省略する。
鉄プラント及びガスタービンの系統図であり、図中、図
３に示したものと同一の部分については同一の符号を付
してその詳細な説明は省略する。
【００１０】図１によれば、送風機２から高炉１へ空気
４を供給するための送風管路の熱風炉３の上流側に加熱
器１１を設け、さらにガスタービン７の排気９を加熱器
１１へ供給するための管路１２を設けて、送風加熱装置
を構成している。また、高炉１から熱風炉３へ配設され
た管路は途中で分岐されて、高炉１からの排気５の一部
を他用途へ供給できるようにしている。
４を供給するための送風管路の熱風炉３の上流側に加熱
器１１を設け、さらにガスタービン７の排気９を加熱器
１１へ供給するための管路１２を設けて、送風加熱装置
を構成している。また、高炉１から熱風炉３へ配設され
た管路は途中で分岐されて、高炉１からの排気５の一部
を他用途へ供給できるようにしている。
【００１１】図１の構成によれば、ガスタービン７の排
気９は管路１２を介して加熱器１１へ供給され、送風機
２から供給された空気４を加熱する。加熱器１１にて昇
温された空気４は熱風炉３にてさらに加熱された後、高
炉１へ供給される。
気９は管路１２を介して加熱器１１へ供給され、送風機
２から供給された空気４を加熱する。加熱器１１にて昇
温された空気４は熱風炉３にてさらに加熱された後、高
炉１へ供給される。
【００１２】したがって、加熱器１１がない場合に比較
して、熱風炉３での加熱負担が軽減されることになり、
その軽減された分、熱風炉３の熱源である排気５の使用
量が減少する。これにより、高炉１からの排気５のう
ち、熱風炉で使用削減された分の排気５は他用途として
他の熱源に利用でき、排気５の熱の有効活用が図られる
ことになる。
して、熱風炉３での加熱負担が軽減されることになり、
その軽減された分、熱風炉３の熱源である排気５の使用
量が減少する。これにより、高炉１からの排気５のう
ち、熱風炉で使用削減された分の排気５は他用途として
他の熱源に利用でき、排気５の熱の有効活用が図られる
ことになる。
【００１３】図２は他の実施例を示したものである。こ
の図２によれば、送風機２はガスタービン７に連結さ
れ、ガスタービン７を送風機２の駆動源としている。こ
れにより、送風機２が別個必要としていた動力源を削減
することができ、さらなる省エネルギを図ることができ
る。
の図２によれば、送風機２はガスタービン７に連結さ
れ、ガスタービン７を送風機２の駆動源としている。こ
れにより、送風機２が別個必要としていた動力源を削減
することができ、さらなる省エネルギを図ることができ
る。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、ガスタービンの排気の
熱回収を行うことが可能となり、これにより、熱風炉で
使用する高炉からの排気の量の削減が図れ、この分だ
け、高炉からの排気を他用途へ有効活用することが可能
となって、省エネルギの面で効果が大きいのみならず、
製鉄プラント全体としての熱の有効利用度の向上が可能
となる。
熱回収を行うことが可能となり、これにより、熱風炉で
使用する高炉からの排気の量の削減が図れ、この分だ
け、高炉からの排気を他用途へ有効活用することが可能
となって、省エネルギの面で効果が大きいのみならず、
製鉄プラント全体としての熱の有効利用度の向上が可能
となる。
【図１】本発明による送風加熱装置を設置したガスター
ビン及び製鉄プラントを示す系統図である。
ビン及び製鉄プラントを示す系統図である。
【図２】本発明による送風加熱装置を含むガスタービン
及び製鉄プラントの別の例を示した系統図である。
及び製鉄プラントの別の例を示した系統図である。
【図３】従来のガスタービン及び製鉄プラントを個々に
示した系統図である。
示した系統図である。
１ 高炉 ２ 送風機 ３ 熱風炉 ４ 空気 ５ 排気 ６ 圧縮機 ７ ガスタービン ８ 燃焼器 ９ 排気 １０ 発電機 １１ 加熱器 １２ 管路
Claims (2)
- 【請求項１】ガスタービンを備えた製鉄プラントにあっ
て、送風機から高炉への送風管路に設けられた加熱器
と、この加熱器にガスタービンの排気を供給するよう設
けられた管路とで構成したことを特徴とする送風加熱装
置。 - 【請求項２】請求項１記載の送風加熱装置において、送
風機はガスタービンによって駆動されることを特徴とす
る送風加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35352492A JPH06185375A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 送風加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35352492A JPH06185375A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 送風加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06185375A true JPH06185375A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18431424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35352492A Withdrawn JPH06185375A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 送風加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06185375A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8308038B2 (en) | 2004-02-06 | 2012-11-13 | Max Co., Ltd. | Part clamp and nailing machine |
| EP2639504A3 (de) * | 2012-03-12 | 2017-08-30 | MAN Diesel & Turbo SE | Thermische Solaranlage und Verfahren zum Betreiben einer thermischen Solaranlage |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP35352492A patent/JPH06185375A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8308038B2 (en) | 2004-02-06 | 2012-11-13 | Max Co., Ltd. | Part clamp and nailing machine |
| EP2639504A3 (de) * | 2012-03-12 | 2017-08-30 | MAN Diesel & Turbo SE | Thermische Solaranlage und Verfahren zum Betreiben einer thermischen Solaranlage |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |