JPH06185330A - エンジンのオイルポンプ支持構造 - Google Patents
エンジンのオイルポンプ支持構造Info
- Publication number
- JPH06185330A JPH06185330A JP33569992A JP33569992A JPH06185330A JP H06185330 A JPH06185330 A JP H06185330A JP 33569992 A JP33569992 A JP 33569992A JP 33569992 A JP33569992 A JP 33569992A JP H06185330 A JPH06185330 A JP H06185330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pump
- bearing
- crankshaft
- cylinder block
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0065—Shape of casings for other machine parts and purposes, e.g. utilisation purposes, safety
- F02F7/008—Sound insulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0043—Arrangements of mechanical drive elements
- F02F7/0053—Crankshaft bearings fitted in the crankcase
- F02F2007/0056—Crankshaft bearings fitted in the crankcase using bearing beams, i.e. bearings interconnected by a beam or multiple beams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オイルポンプ下部に発生するクランクシャフ
トの軸方向への振動を低減するオイルポンプ支持構造を
提供する。 【構成】 ハーフスカート型シリンダブロック１の前面
１ａに取り付けられ、クランクシャフト５と同軸上に形
成されるオイルポンプ１０の下部に、取付部１４が設け
られている。この取付部１４を、ベアリングビーム８に
ボルト１６により締結する。
トの軸方向への振動を低減するオイルポンプ支持構造を
提供する。 【構成】 ハーフスカート型シリンダブロック１の前面
１ａに取り付けられ、クランクシャフト５と同軸上に形
成されるオイルポンプ１０の下部に、取付部１４が設け
られている。この取付部１４を、ベアリングビーム８に
ボルト１６により締結する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンのオイルポ
ンプ支持構造に関する。
ンプ支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のオイルポンプ支持構造としては、
例えば図７、８に示すようなものがある。（例えば、実
開昭６２−１５２００９号公報等参照） ハーフスカート型のシリンダブロック１０１の下部に複
数のベアリングキャップ１０３がキャップボルト１０４
によって取り付けられ、メインベアリング１０２を構成
している。メインベアリング１０２に軸支されたクラン
クシャフト１０５の軸端部には、クランクシャフト１０
５と同軸上に形成されるオイルポンプ１１０が、シリン
ダブロック前面１０１ａにボルト１１２によって取り付
けられている。１１３はオイルストレーナーである。シ
リンダブロック１０１とオイルポンプ１１０には、それ
ぞれオイルパン取付面１０１ｂ、１１０ｂが形成され、
オイルパン１０７がボルト等により取り付けられる。オ
イルポンプ１１０は、オイルパン１０７と締結されるこ
とによってもシリンダブロック１０１と結合している。
例えば図７、８に示すようなものがある。（例えば、実
開昭６２−１５２００９号公報等参照） ハーフスカート型のシリンダブロック１０１の下部に複
数のベアリングキャップ１０３がキャップボルト１０４
によって取り付けられ、メインベアリング１０２を構成
している。メインベアリング１０２に軸支されたクラン
クシャフト１０５の軸端部には、クランクシャフト１０
５と同軸上に形成されるオイルポンプ１１０が、シリン
ダブロック前面１０１ａにボルト１１２によって取り付
けられている。１１３はオイルストレーナーである。シ
リンダブロック１０１とオイルポンプ１１０には、それ
ぞれオイルパン取付面１０１ｂ、１１０ｂが形成され、
オイルパン１０７がボルト等により取り付けられる。オ
イルポンプ１１０は、オイルパン１０７と締結されるこ
とによってもシリンダブロック１０１と結合している。
【０００３】ハーフスカート型のシリンダブロックは、
ディープスカート型に比べて軽量であり、鋳造コストも
低くできる。また、オイルポンプをクランクシャフトの
軸端部に形成すると、オイルポンプを駆動するためのベ
ルト、チェーン等が不必要となりコストやエンジン前面
のレイアウト上に有利な点が多い。
ディープスカート型に比べて軽量であり、鋳造コストも
低くできる。また、オイルポンプをクランクシャフトの
軸端部に形成すると、オイルポンプを駆動するためのベ
ルト、チェーン等が不必要となりコストやエンジン前面
のレイアウト上に有利な点が多い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構造では、オイルポンプ１１０が、オイルパ
ン取付面（１０１ｂ、１１０ｂ）よりも上の部分で支持
される片持ち支持の状態となり、オイルポンプ１１０が
エンジンの振動を受けると、図９に示すようなクランク
シャフト１０５の軸方向への振動が起こり、音振性能の
悪化を招くという問題点があった。
うな従来の構造では、オイルポンプ１１０が、オイルパ
ン取付面（１０１ｂ、１１０ｂ）よりも上の部分で支持
される片持ち支持の状態となり、オイルポンプ１１０が
エンジンの振動を受けると、図９に示すようなクランク
シャフト１０５の軸方向への振動が起こり、音振性能の
悪化を招くという問題点があった。
【０００５】この発明は、従来構造の利点を保ちつつ、
上記の振動を抑制するオイルポンプ支持構造を提供しよ
うとするものである。
上記の振動を抑制するオイルポンプ支持構造を提供しよ
うとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、ハーフスカート型のシリンダブロック
の下部と複数のベアリングキャップにより構成されたメ
インベアリングにクランクシャフトを軸支すると共に、
前記クランクシャフトと同軸上に形成され、該クランク
シャフトに連動するオイルポンプを、前記シリンダブロ
ックの前面に取り付けたエンジンのオイルポンプ支持構
造において、前記複数のベアリングキャップ間を連結す
るベアリングビームを設けると共に、前記オイルポンプ
の下部を前記ベアリングビームに固定する、ことを特徴
とする。
め、この発明は、ハーフスカート型のシリンダブロック
の下部と複数のベアリングキャップにより構成されたメ
インベアリングにクランクシャフトを軸支すると共に、
前記クランクシャフトと同軸上に形成され、該クランク
シャフトに連動するオイルポンプを、前記シリンダブロ
ックの前面に取り付けたエンジンのオイルポンプ支持構
造において、前記複数のベアリングキャップ間を連結す
るベアリングビームを設けると共に、前記オイルポンプ
の下部を前記ベアリングビームに固定する、ことを特徴
とする。
【０００７】
【作用】上記構成に基づき、作用を説明する。
【０００８】オイルポンプは、従来の支持方法に加え下
部をベアリングビームに固定することにより、従来の片
持ち支持状態が解消され、振動が抑制される。
部をベアリングビームに固定することにより、従来の片
持ち支持状態が解消され、振動が抑制される。
【０００９】ベアリングビームは、本来クランクシャフ
トのたわみによるベアリングキャップの倒れを防止する
ものであり、エンジン下側を構成する部材のうちクラン
クシャフトの軸方向への振動が最も少ない。このため、
ここに固定点を設けることはオイルポンプの振動を抑制
するために、最も効果がある。
トのたわみによるベアリングキャップの倒れを防止する
ものであり、エンジン下側を構成する部材のうちクラン
クシャフトの軸方向への振動が最も少ない。このため、
ここに固定点を設けることはオイルポンプの振動を抑制
するために、最も効果がある。
【００１０】また、オイルポンプとベアリングビームと
を結合することで、ベアリングビームがオイルポンプを
介してシリンダブロックと結合することになり、メイン
ベアリングとベアリングビームからなるエンジン下部構
造の剛性が向上する。
を結合することで、ベアリングビームがオイルポンプを
介してシリンダブロックと結合することになり、メイン
ベアリングとベアリングビームからなるエンジン下部構
造の剛性が向上する。
【００１１】
【実施例】本発明に係る第１実施例を、図１、２に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【００１２】ハーフスカート型のシリンダブロック１の
下部に複数のベアリングキャップ３がキャップボルト４
によって取り付けられ、メインベアリング２を構成して
いる。各ベアリングキャップ３の下端には、ベアリング
ビーム８がキャップボルト４により共締めされ、隣合う
ベアリングキャップ３間を連結している。メインベアリ
ング２に軸支されたクランクシャフト５の軸端部には、
クランクシャフト５と同軸上に形成されるオイルポンプ
１０が、シリンダブロック前面１ａにボルト１２によっ
て取り付けられている。１３はオイルストレーナーであ
る。オイルポンプ１０の下部には、リブ１５により剛性
を確保された取付部１４がオイルポンプ１０のケースと
一体に形成されており、取付ボルト１６により取付部１
４をベアリングビーム８に締結してオイルポンプ１０下
部を支持する。シリンダブロック１とオイルポンプ１０
には、それぞれオイルパン取付面１ｂ、１０ｂが形成さ
れ、オイルパン（図略）がボルト等により取り付けられ
る。
下部に複数のベアリングキャップ３がキャップボルト４
によって取り付けられ、メインベアリング２を構成して
いる。各ベアリングキャップ３の下端には、ベアリング
ビーム８がキャップボルト４により共締めされ、隣合う
ベアリングキャップ３間を連結している。メインベアリ
ング２に軸支されたクランクシャフト５の軸端部には、
クランクシャフト５と同軸上に形成されるオイルポンプ
１０が、シリンダブロック前面１ａにボルト１２によっ
て取り付けられている。１３はオイルストレーナーであ
る。オイルポンプ１０の下部には、リブ１５により剛性
を確保された取付部１４がオイルポンプ１０のケースと
一体に形成されており、取付ボルト１６により取付部１
４をベアリングビーム８に締結してオイルポンプ１０下
部を支持する。シリンダブロック１とオイルポンプ１０
には、それぞれオイルパン取付面１ｂ、１０ｂが形成さ
れ、オイルパン（図略）がボルト等により取り付けられ
る。
【００１３】ベアリングビーム８に設けるボルト穴は、
キャップボルト４の外径に対し多少余裕のある内径とす
る。ベアリングビーム８とベアリングキャップ３をシリ
ンダブロック１に共締めする際には、ベアリングビーム
８に設けられたボルト穴とキャップボルト４間の余裕を
利用して、ベアリングビーム８のオイルポンプ取付面８
ａをシリンダブロック前面１ａに合わせた後に、キャッ
プボルト４による締結を行う。これにより、オイルポン
プ１０を取り付けたときに、オイルポンプ後面１０ａと
オイルポンプ取付面８ａとの間に隙間ができたり、また
は強く両面が接触したりしてメインベアリング２の変形
を引き起こすことはない。
キャップボルト４の外径に対し多少余裕のある内径とす
る。ベアリングビーム８とベアリングキャップ３をシリ
ンダブロック１に共締めする際には、ベアリングビーム
８に設けられたボルト穴とキャップボルト４間の余裕を
利用して、ベアリングビーム８のオイルポンプ取付面８
ａをシリンダブロック前面１ａに合わせた後に、キャッ
プボルト４による締結を行う。これにより、オイルポン
プ１０を取り付けたときに、オイルポンプ後面１０ａと
オイルポンプ取付面８ａとの間に隙間ができたり、また
は強く両面が接触したりしてメインベアリング２の変形
を引き起こすことはない。
【００１４】オイルポンプ１０下部の取付部１４には、
取付ボルト１６用の座面を確保し、取付ボルト１６の外
径に対し多少余裕のあるボルト穴を設ける。取付部１４
をベアリングビーム８に締結する際も、製造誤差による
取付位置の多少のずれはボルト穴の部分で吸収すること
ができるので、メインベアリング２に無理な力をかけず
に固定を行うことができる。
取付ボルト１６用の座面を確保し、取付ボルト１６の外
径に対し多少余裕のあるボルト穴を設ける。取付部１４
をベアリングビーム８に締結する際も、製造誤差による
取付位置の多少のずれはボルト穴の部分で吸収すること
ができるので、メインベアリング２に無理な力をかけず
に固定を行うことができる。
【００１５】上記構成に基づき、作用を説明する。
【００１６】オイルポンプ１０は、従来の支持方法であ
るボルト１２による固定に加え、取付部１４をベアリン
グビーム８に固定することにより、従来の片持ち支持状
態が解消され、オイルポンプ１０下部が、クランクシャ
フト５の軸方向へ振動するのを防止することができる。
るボルト１２による固定に加え、取付部１４をベアリン
グビーム８に固定することにより、従来の片持ち支持状
態が解消され、オイルポンプ１０下部が、クランクシャ
フト５の軸方向へ振動するのを防止することができる。
【００１７】ここで、エンジン運転中のメインベアリン
グの振動について説明する。
グの振動について説明する。
【００１８】図３は、ベアリングビームを持たないエン
ジンの場合にメインベアリングが起こす変形を示してい
る。ピストン（図略）が受けた爆発力Ｆは、コンロッド
６を介してクランクシャフト５に加わる。各メインベア
リング２により両持ち梁のように支持されたクランクシ
ャフト５は、中心線Ｎ１のようにたわみ、同時に各メイ
ンベアリング２に図中の矢印で示す倒れ変形を生じさせ
る。
ジンの場合にメインベアリングが起こす変形を示してい
る。ピストン（図略）が受けた爆発力Ｆは、コンロッド
６を介してクランクシャフト５に加わる。各メインベア
リング２により両持ち梁のように支持されたクランクシ
ャフト５は、中心線Ｎ１のようにたわみ、同時に各メイ
ンベアリング２に図中の矢印で示す倒れ変形を生じさせ
る。
【００１９】図４は、ベアリングビームを有するエンジ
ンの例である。各メインベアリング２は、爆発力Ｆを受
けた場合でも下端がベアリングビーム８で連結されてい
るため、上記のような倒れ変形を起こさず、太実線Ｌで
示すような分布で微少変形を起こす。太実線Ｌはクラン
クシャフト５軸方向への変位量を表している。この図か
ら、クランクシャフト５よりも下側の部分では、メイン
ベアリング２の下端、つまりベアリングビーム８の位置
の変位が小さいことが分かる。このことから、オイルポ
ンプ下部の固定はベアリングビームにて行うのが最も効
果的であるといえる。
ンの例である。各メインベアリング２は、爆発力Ｆを受
けた場合でも下端がベアリングビーム８で連結されてい
るため、上記のような倒れ変形を起こさず、太実線Ｌで
示すような分布で微少変形を起こす。太実線Ｌはクラン
クシャフト５軸方向への変位量を表している。この図か
ら、クランクシャフト５よりも下側の部分では、メイン
ベアリング２の下端、つまりベアリングビーム８の位置
の変位が小さいことが分かる。このことから、オイルポ
ンプ下部の固定はベアリングビームにて行うのが最も効
果的であるといえる。
【００２０】また、オイルポンプ１０とベアリングビー
ム８とを結合することで、ベアリングビーム８がオイル
ポンプ１０を介してシリンダブロック１と結合すること
になり、メインベアリング２とベアリングビーム８から
なるエンジン下部構造の剛性が向上する。この部分に
は、クランクシャフト５のねじれ共振時に幅方向の加振
力が加わり、メインベアリング２が左右に曲げられる振
動が生じるが、オイルポンプ１０は、シリンダブロック
前面１ａへの取付部１１の幅が、シリンダブロック１の
最も幅広の部分と同等で幅方向の剛性が高いので、特に
エンジン下部構造の幅方向剛性を向上させる効果が大き
く、上記振動を効果的に抑制する。
ム８とを結合することで、ベアリングビーム８がオイル
ポンプ１０を介してシリンダブロック１と結合すること
になり、メインベアリング２とベアリングビーム８から
なるエンジン下部構造の剛性が向上する。この部分に
は、クランクシャフト５のねじれ共振時に幅方向の加振
力が加わり、メインベアリング２が左右に曲げられる振
動が生じるが、オイルポンプ１０は、シリンダブロック
前面１ａへの取付部１１の幅が、シリンダブロック１の
最も幅広の部分と同等で幅方向の剛性が高いので、特に
エンジン下部構造の幅方向剛性を向上させる効果が大き
く、上記振動を効果的に抑制する。
【００２１】また、オイルポンプ１０の振動が抑制され
るため、オイルポンプ１０のケースと内部のローターと
のクリアランスを従来に比べ小さくすることが可能にな
り、ポンプ効率の向上が期待できる。また、オイルポン
プ１０には、エンジン前面を覆うフロントカバー（図
略）の固定点が設けられるが、フロントカバーは、その
形状から音の放射源になりやすく、オイルポンプ６の振
動を低減することは、間接的にフロントカバーからの放
射音を低減することにつながる。
るため、オイルポンプ１０のケースと内部のローターと
のクリアランスを従来に比べ小さくすることが可能にな
り、ポンプ効率の向上が期待できる。また、オイルポン
プ１０には、エンジン前面を覆うフロントカバー（図
略）の固定点が設けられるが、フロントカバーは、その
形状から音の放射源になりやすく、オイルポンプ６の振
動を低減することは、間接的にフロントカバーからの放
射音を低減することにつながる。
【００２２】本発明に係る第２実施例を、図５、６に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【００２３】この実施例は、ベアリングキャップとビー
ムが一体で形成されているエンジンに対するものであ
り、そのほかの構造は第１実施例と同様で、全く同じ作
用を示す。
ムが一体で形成されているエンジンに対するものであ
り、そのほかの構造は第１実施例と同様で、全く同じ作
用を示す。
【００２４】この場合、ベアリング一体ビーム９をシリ
ンダブロック１に組み付けて、メインベアリング２のジ
ャーナル軸受け部を共加工する際に、ベアリング一体ビ
ーム９のオイルポンプ取付面９ａを、シリンダブロック
前面１ａに合わせて加工する。これにより、メインベア
リング２の変形を引き起こすことなくオイルポンプ１０
の取付部１４をベアリング一体ビーム９に締結すること
ができる。
ンダブロック１に組み付けて、メインベアリング２のジ
ャーナル軸受け部を共加工する際に、ベアリング一体ビ
ーム９のオイルポンプ取付面９ａを、シリンダブロック
前面１ａに合わせて加工する。これにより、メインベア
リング２の変形を引き起こすことなくオイルポンプ１０
の取付部１４をベアリング一体ビーム９に締結すること
ができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、オイルポンプ下部をベアリングビームに固定する
ことでオイルポンプの振動が低減する。このため、オイ
ルポンプからの放射音を低減することができる。
れば、オイルポンプ下部をベアリングビームに固定する
ことでオイルポンプの振動が低減する。このため、オイ
ルポンプからの放射音を低減することができる。
【００２６】また、オイルポンプとベアリングビームと
を結合することで、ベアリングビームがオイルポンプを
介してシリンダブロックと結合することになり、メイン
ベアリングとベアリングビームからなるエンジン下部構
造の剛性が向上する。
を結合することで、ベアリングビームがオイルポンプを
介してシリンダブロックと結合することになり、メイン
ベアリングとベアリングビームからなるエンジン下部構
造の剛性が向上する。
【００２７】また、オイルポンプの振動抑制効果に基づ
き、オイルポンプのケースと内部のローターとのクリア
ランスを小さくでき、ポンプ効率の向上が期待できる。
き、オイルポンプのケースと内部のローターとのクリア
ランスを小さくでき、ポンプ効率の向上が期待できる。
【図１】本発明の第１実施例を示す側面図
【図２】同じく正面図
【図３】メインベアリングの変形を示す図（ベアリング
ビーム無しの場合）
ビーム無しの場合）
【図４】メインベアリングの変形を示す図（ベアリング
ビーム有りの場合）
ビーム有りの場合）
【図５】本発明の第２実施例を示す側面図
【図６】同じく正面図
【図７】従来例を示す側面図
【図８】同じく正面図
【図９】オイルポンプ下部の振動を示す図
１ ハーフスカート型シリンダブロック ２ メインベアリング ３ ベアリングキャップ ５ クランクシャフト ８ ベアリングビーム ９ ベアリング一体ビーム １０ オイルポンプ １４ 取付部
Claims (1)
- 【請求項１】ハーフスカート型のシリンダブロックの下
部と複数のベアリングキャップにより構成されたメイン
ベアリングにクランクシャフトを軸支すると共に、 前記クランクシャフトと同軸上に形成され、該クランク
シャフトに連動するオイルポンプを、前記シリンダブロ
ックの前面に取り付けたエンジンのオイルポンプ支持構
造において、 前記複数のベアリングキャップ間を連結するベアリング
ビームを設けると共に、 前記オイルポンプの下部を前記ベアリングビームに固定
する、ことを特徴とするエンジンのオイルポンプ支持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33569992A JPH06185330A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | エンジンのオイルポンプ支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33569992A JPH06185330A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | エンジンのオイルポンプ支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06185330A true JPH06185330A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18291497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33569992A Pending JPH06185330A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | エンジンのオイルポンプ支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06185330A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU675732B2 (en) * | 1993-09-28 | 1997-02-13 | Roquette Freres | Pulverulent mannitol of moderate friability and process for its preparation |
| AU2002238848B2 (en) * | 2001-03-06 | 2007-11-15 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Use of a spray-dried powder comprising a sugar alcohol |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP33569992A patent/JPH06185330A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU675732B2 (en) * | 1993-09-28 | 1997-02-13 | Roquette Freres | Pulverulent mannitol of moderate friability and process for its preparation |
| AU2002238848B2 (en) * | 2001-03-06 | 2007-11-15 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Use of a spray-dried powder comprising a sugar alcohol |
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