JPH06185236A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JPH06185236A
JPH06185236A JP33718392A JP33718392A JPH06185236A JP H06185236 A JPH06185236 A JP H06185236A JP 33718392 A JP33718392 A JP 33718392A JP 33718392 A JP33718392 A JP 33718392A JP H06185236 A JPH06185236 A JP H06185236A
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JP
Japan
Prior art keywords
pallet
parking
frames
suspension
suspension frame
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Application number
JP33718392A
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English (en)
Inventor
Yasuyoshi Nobunaga
泰義 信永
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のパレットを門形の吊り枠を用いて縦長
長円軌道を走行する無端走行条に吊り下げた立体駐車装
置において、地下部分を造らずに7台の自動車を収容可
能で地面からの駐車棟の高さを8m以下に抑える。 【構成】 吊り枠5をチェン3の等間隔おきの7箇所に
取り付け、縦長長円軌道3Aの形を、1つの吊り枠5が
縦長長円軌道3Aの下死点Xに位置するときに、縦長長
円軌道3Aの往路Aと復路Bとに3つずつの他の吊り枠
5が対称に位置するように定める。吊り枠5は、チェン
3に連結した水平杆部51と傾斜肩部52と脚部53と
でなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車搭載用の複数の
パレットが縦長長円軌道に沿って回動する形式の立体駐
車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の立体駐車装置は、一般的に鋼材
を枠組みすることにより構成された駐車棟に複数のパレ
ットを収容し、これらのパレットが縦長長円軌道に沿っ
て回動するようになっていた。
【0003】この種の立体駐車装置には自動車収容台数
(すなわちパレット数)や駐車棟の地面からの高さなど
に関して種々の法的規制が加えられているけれども、7
台の自動車を収容可能で地面からの駐車棟の高さが8m
以下の立体駐車装置は建築基準法による確認申請が不要
とされている。
【0004】そこで、従来、7台の自動車を収容可能で
駐車棟の高さが8mを越える立体駐車装置については、
地面を掘り下げて地下部分を作ることにより地面からの
駐車棟の高さを8m以下に抑えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、地下部分を作
るには大掛かりな工事が必要で、価格も高騰するという
問題かあった。
【0006】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、自動車搭載用のパレットを門形の吊り枠を用い
て縦長長円軌道を走行する無端走行条に吊り下げるよう
にすると共に、その吊り枠の形状に工夫を講じることに
よって、地下部分を造らずに7台の自動車を収容可能で
地面からの駐車棟の高さを8m以下に抑えることのでき
る立体駐車装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による立体駐車装
置は、駐車棟に縦長長円軌道を走行する無端走行条が設
けられ、この無端走行条における等間隔おきの複数箇所
のそれぞれに、自動車搭載用のパレットを備えた門形の
吊り枠が取り付けられた立体駐車装置において、吊り枠
が無端走行条の等間隔おきの7箇所に取り付けられてい
ると共に、1つの吊り枠が上記縦長長円軌道の下死点に
位置するときに、その縦長長円軌道の直線状の下向きの
往路と直線状の上向きの復路とに3つずつの他の吊り枠
が対称に位置するようにその縦長長円軌道の形が定めら
れており、門形の上記吊り枠は、無端走行条に連結され
た水平杆部とこの水平杆部の両端から斜め下方に延びる
一対の対称な下拡がりの傾斜肩部とこれらの傾斜肩部の
下端から垂直下方に延びて上記パレットの幅方向両端部
に連結された一対の脚部とからなるものである。
【0008】
【作用】この構成において、図1に示したパレット幅W
をおよそ2130mm、パレットと吊り枠の吊り下げ位
置との間の長さHをおよそ1600mm、、吊り枠の水
平杆の長さLをおよそ1000mm、縦長長円軌道の直
線状の往路および復路の長さD1をおよそ3719m
m、縦長長円軌道の直線状の往路および復路の相互間隔
D2をおよそ2673mm、ならびに無短走行条に対す
る吊り枠の取付間隔Pをおよそ1775mmに定める
と、1つのパレットに1台の普通乗用自動車を搭載して
合計7台の自動車を収容可能となり、また、7つのパレ
ットのすべてを収容し得る駐車棟の高さTをおよそ79
50mmにすることが可能になり、その結果、駐車棟自
体の高さを8m以下に抑えることが可能になる。そし
て、無短走行条の走行時には、縦長長円軌道の上下の転
向路をパレットが通過するときに、そのパレットの吊り
枠が後続または先行するパレットと干渉しなくなり、ス
ムーズなパレットの入替えが可能になる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例による立体駐車装置の
概略正面図、図2は同装置の一部を省略した概略側面
図、図3は同装置の概略平面図である。
【0010】駐車棟1は鋼材を縦長直方体形状に枠組み
することにより製作されており、その高さTをおよそ7
950mmとして8m以下に抑えてあり、その横幅Sを
およそ5300mmとしてある。この駐車棟1にはモー
タなどの駆動源2が設けられていると共に、この駆動源
2によってチエン3aとチエン3aの当間隔おきの7箇
所に固着された連結具3bとでなる無端走行条3が縦長
長円軌道3Aを走行されるようになっている。4a,4
bは上下のスプロケットである。上記無端走行条3の7
箇所の連結具3bのそれぞれに門形の吊り枠5が取り付
けられている。そして、図1に示したように、1つの吊
り枠5が縦長長円軌道3Aの下死点Xに位置するときに
は、縦長長円軌道3Aの直線状の下向き往路Aと直線状
の上向き復路Bとに3つずつの他の吊り枠5…が対称に
位置するように縦長長円軌道3Aの形が定められてい
る。このような構成は、たとえば、縦長長円軌道3Aの
往路Aおよび復路Bの長さD1をおよそ3719mm、
縦長長円軌道3Aの往路Aおよび復路Bの相互間隔D2
をおよそ2673mm、無短走行条3に対する吊り枠5
…の取付間隔Pをおよそ1775に定めることにより満
足させることができる。
【0011】図4に拡大して示したように、門形の吊り
枠5は、無端走行条3の連結具3bに連結された水平杆
部51とこの水平杆部51の両端から斜め下方に延びる
一対の対称な下拡がりの傾斜肩部52,52とこれらの
傾斜肩部52,52の下端から垂直下方に延びてパレッ
ト6の幅方向両端部に連結された一対の脚部53,53
とからなる。そして、上記水平管部51の中央部が上記
連結具3bに図2のように係止具10を介して連結され
ている。ここで、吊り枠5の水平杆部51の長さLはお
よそ1000mm、パレット6の横幅Wはおよそ213
0mmに定められており、また、傾斜肩部52,52の
垂直高さ(長さ)H1はおよそ1059mm、脚部53
の垂直高さ(長さ)H2はおよそ650mmに定めら
れ、さらに、傾斜肩部52の下端部は半径Rがおよそ1
081mmの円弧状に湾曲している。
【0012】他方、図2および図3に示すように、吊り
枠5はパレット6の前端部と後端部とを吊り下げるよう
に前後一対設けられており、それらの一対の吊り枠5は
上拡がりに傾斜している。そして、一対の吊り枠5,5
における水平杆部51,51の相互間隔W1がパレット
6の横幅Wよりも広くなっている(W1>W)。ここ
で、W1はおよそ4650mmに定められている。
【0013】次に、上記駐車棟1には左側と右側とに振
り分けてガイドレール7が設けられている。このガイド
レール7はたとえばC型鋼を使って形成され、そのガイ
ドレール7にパレット6の両横端部にそれぞれ背を蹴ら
れたガイドローラ8が対応している。なお、左右のガイ
ドレール7,7における下端部には、パレット6に搭載
される自動車の車幅よりもやゝ広い間隔を隔てて呼込み
ガイド部7a,7aが具備されている。
【0014】以上の構成において、駆動源2の動力でス
プロケット4a,4bを介して無端走行条3を走行させ
ると、7つのパレット6はガイドレール7にガイドされ
ながら縦長長円軌道3Aの下死点Xを次々と通過する。
したがって、自動車の搭載されていないパレット6が縦
長長円軌道3Aの下死点Xで停止するように制御するこ
とにより、その位置でそのパレット(空パレット)6に
自動車を乗り上がらせることが可能である。また、自動
車を出すときには自動車の搭載されているパレット6を
縦長長円軌道3Aの下死点Xで停止するように制御す
る。
【0015】上述のようにしてパレット6を縦長楕円軌
道3Aに沿って移動させるとき、先行して上記下死点X
に到達したパレット6の吊り枠5とその後続のパレット
5との関係においては、先行するパレット6の吊り枠5
の傾斜肩部52が傾斜していることにより、図1に二点
鎖線で示すように、その傾斜肩部52は後続のパレット
5が下降してくる前にその下降位置から横方向に逃げ
る。また、図2のように、先行するパレット6を吊り下
げている前後一対の吊り枠5,5が上拡がりに傾斜して
いてその水平杆部51,51の相互間隔W1がパレット
6の横幅Wよりも広くなっていることによっても、先行
するパレット6の吊り枠5,5に後続のパレット6が干
渉することはない。
【0016】この実施例によると、左右のガイドレール
7,7における下端部に自動車の車幅よりもやゝ広い間
隔を隔てて呼込みガイド部7a,7aが具備されている
ため、たとえば駐車棟1を前後に並べて設置し、前側の
駐車棟のパレット6と後側の駐車棟のパレット6との相
互間で自動車が相互に乗り移れるように構成することが
可能であり、そのようにすることにより横幅の狭い場所
に多数台の自動車を収容することのできる駐車棟群を造
ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、立体駐車装置におい
て、地下部分を造らずに7台の自動車を収容可能で地面
からの駐車棟の高さを8m以下に抑えることが可能にな
る。したがって、本発明によれば、地下部分を造るとい
う大掛かりな工事を行わずに建築基準法による確認申請
が不要でかつ安価な立体駐車装置を製作することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による立体駐車装置の概略正面
図である。
【図2】同装置の一部を省略した概略側面図である。
【図3】同装置の概略平面図である。
【図4】吊り枠とパレットとを示す拡大正面図である。
【符号の説明】
1 駐車棟 3 無端走行条 3A 縦長長円軌道 5 吊り枠 6 パレット 51 水平杆部 52 傾斜肩部 53 脚部 A 往路 B 復路 X 下死点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車棟に縦長長円軌道を走行する無端走
    行条が設けられ、この無端走行条における等間隔おきの
    複数箇所のそれぞれに、自動車搭載用のパレットを備え
    た門形の吊り枠が取り付けられた立体駐車装置におい
    て、 吊り枠が無端走行条の等間隔おきの7箇所に取り付けら
    れていると共に、1つの吊り枠が上記縦長長円軌道の下
    死点に位置するときに、その縦長長円軌道の直線状の下
    向きの往路と直線状の上向きの復路とに3つずつの他の
    吊り枠が対称に位置するようにその縦長長円軌道の形が
    定められており、門形の上記吊り枠は、無端走行条に連
    結された水平杆部とこの水平杆部の両端から斜め下方に
    延びる一対の対称な下拡がりの傾斜肩部とこれらの傾斜
    肩部の下端から垂直下方に延びて上記パレットの幅方向
    両端部に連結された一対の脚部とからなることを特徴と
    する立体駐車装置。
JP33718392A 1992-12-17 1992-12-17 立体駐車装置 Pending JPH06185236A (ja)

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JP33718392A JPH06185236A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 立体駐車装置

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ID=18306234

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114482656A (zh) * 2022-03-28 2022-05-13 江苏金三角钢结构有限公司 一种垂直循环立体停车设备下内轨道结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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