JPH06184953A - バインダーシステム - Google Patents

バインダーシステム

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JPH06184953A
JPH06184953A JP5193899A JP19389993A JPH06184953A JP H06184953 A JPH06184953 A JP H06184953A JP 5193899 A JP5193899 A JP 5193899A JP 19389993 A JP19389993 A JP 19389993A JP H06184953 A JPH06184953 A JP H06184953A
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JP
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parts
reaction
acid
binder system
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JP5193899A
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Juergen Reiners
ユルゲン・ライナース
Herbert Wigger
ヘルベルト・ビガー
Fritz Puchner
フリツツ・プフナー
Max Schwarz
マクス・シユバルツ
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Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 A)カチオン性の基を含みそしてポリアミン
(A1)及び/またはポリアミドアミン(A2)とジク
ロロエタン(A3)との反応によって得ることができる
塩基性重縮合生成物、 B)ポリアミン及びエピクロロヒドリンから得ることが
できる橋かけ剤であって、引き続く反応生成物と少なく
とも一種の塩基との反応、並びに引き続く無機酸及び/
またはカルボン酸による安定化によって得られそして好
ましくは各々の場合において1.0重量%未満のジクロ
ロプロパノール及び/またはクロロプロパンジオールを
固体中に含む橋かけ剤、並びに、所望の場合には、 C)ビニル化合物のホモまたはコポリマーを基にしたバ
インダーシステム。 【効果】 このバインダーシステムは、顔料捺染ペース
トのためのバインダーとして非常に適切である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新しいバインダーシステム、そ
の製造のための方法及び繊維材料の上の顔料捺染のため
のその使用に関する。
【0002】繊維材料の上の顔料捺染においては、顔料
は、好ましくは熱縮合方法によって、特定のバインダー
によって繊維の上に固定される。これらのプリントの堅
ろう度特性は、顔料によって決定されるばかりではなく
またバインダーのタイプ及び縮合方法の完全さにも依存
する。バインダーはまた材料の風合い(handle)
にも影響を与える可能性がある。結果として、望ましく
ない硬化(hardening)が起きる可能性があ
る。
【0003】更にまた、バインダーの耐久性及び安定性
も重要である。
【0004】ジイソシアネート及び二第一(dipri
mary)脂肪族ジアミンから得られるポリ尿素は、ド
イツ特許明細書第851,550号中に開示されてい
る。これらの生成物は顔料捺染のための優れたバインダ
ーであることが証明された。しかしながら、これらの生
成物の欠点は、それらの耐久性が限られていて、結果と
して粘度の減少及びプリントの堅ろう度特性における対
応する劣化をもたらすことである。
【0005】DE−A 3,914,047は、改善さ
れた耐久性によって区別されそしてそれらの使用が特に
布の上の柔らかな風合いを示すプリントを導くバインダ
ーを述べている。提案されたバインダーはアジピン酸及
びジエチレントリアミンから得られるポリアミドであ
り、これらのバインダーを、所望の場合には、エピハロ
ゲノヒドリンと二第一脂肪族アミンとの縮合生成物から
成る橋かけ剤と組み合わせて使用することが可能であ
る。
【0006】適切な橋かけ剤は、一般に、ポリアミドと
反応して橋かけされた構造を与えることができる化合物
である。このような橋かけ剤の例はドイツ特許明細書第
936,328号中に開示されている。橋かけ剤の好ま
しいグループは、エピハロゲノヒドリン(エピクロロ
−、エピブロモヒドリン)と二第一脂肪族アミン、例え
ばビス−(3−アミノプロピル)−メチルアミンまたは
ビス−(3−アミノプロピル)−アミンとの縮合生成物
によって形成される。
【0007】ポリアミンとエピクロロヒドリンまたはハ
ロゲノヒドリン基を含む1,3−ジハロゲノ−2−ヒド
ロキシ−プロパンとの反応生成物は既知の橋かけ剤であ
る。かくして、例えば、ドイツ特許明細書第1,72
0,905号、第1,771,043号及び第1,90
6,450号並びに米国特許明細書第2,926,15
4号、第3,224,990号及び第3,332,90
1号は、エピハロゲノヒドリンと塩基性ポリアミドアミ
ン若しくはポリアミンまたはそれらの混合物との自己橋
かけする水溶性反応生成物を述べているが、各々の場合
において、遊離の塩基性アミノ基の1当量あたり過剰の
エピハロゲノヒドリンが使用される。
【0008】ドイツ公開特許明細書第2,052,02
3号の別の既知の方法によれば、エピハロゲノヒドリン
とアンモニア及び/またはポリアミンとの反応によっ
て、水溶性で硬化可能な樹脂が得られる。
【0009】今まで実際に使用されたそして引用した先
行技術の文献によって述べられたバインダーは、ポリア
ミン及びエピハロゲノヒドリンから得られる橋かけ可能
な樹脂を含み、これらの樹脂はポリアミド中の塩基性窒
素に対して1.0〜2.5モルのエピハロゲノヒドリン
を使用して製造される。
【0010】これらの生成物は、高含量の検出可能であ
るハロゲノヒドリン基を有し、そしてこれらの基は、十
分に橋かけ可能でそして十分に反応性の生成物を得るた
めに必要である。
【0011】それらのカチオン性の電荷のために、ハロ
ゲノヒドリン基を含む反応生成物は、セルロース(綿)
または羊毛から作られた繊維材料に関して高い親和性を
有するけれども、繊維へのそれらの結合は、布捺染ペー
ストにおける橋かけ剤として使用される時には、一般に
不完全である。塗布の形に依存して、例えば塗布ローラ
ーの清掃の間に、生成物の一部は未反応の形で廃水に入
り、そして有機的に結合されたハロゲンによるその汚染
に寄与する。更にまた、既知の生成物は、副生成物、例
えば1,3−ジクロロ−2−プロパノール(DCP)及
び3−クロロ−1,2−プロパンジオール(CPD)ま
たは両方の化合物の対応する異性体を含む。しかしなが
ら、生態上の観点から、DCPの生成は、もし可能なら
ば、回避するかまたは少なくとも最小に保持しなければ
ならない。実際的な塗布においては、布捺染のための先
行技術のバインダーシステムの使用は、暗闇中でのそれ
らの保存に際して得られる生成物の黄変または色相のシ
フトを導く可能性がある。それ故、本発明の目的は、上
で述べた不利益な特性を示すこと無く、繊維材料の上の
顔料捺染における使用のために適切である新しいバイン
ダーシステムを提供することであった。
【0012】驚くべきことに、本発明の新しいバインダ
ーシステムは、繊維材料の上の顔料捺染のために使用さ
れる時には、プリントの暗(dark)黄変を防止しそ
して更にまた湿式スクラビングにおけるプリントの実質
的により高いこすり(rub)堅ろう度を結果としても
たらすことがここに見い出された。
【0013】従って、本発明は、 A)カチオン性の基を含みそしてポリアミン(A1)及
び/またはポリアミドアミン(A2)とジクロロエタン
(A3)との反応によって得ることができる塩基性重縮
合生成物、 B)ポリアミン及びエピクロロヒドリンから得ることが
できる橋かけ剤であって、引き続く反応生成物と少なく
とも一種の塩基との反応、並びに引き続く無機酸及び/
またはカルボン酸による安定化によって得られそして好
ましくは各々の場合において1.0重量%未満のジクロ
ロプロパノール及び/またはクロロプロパンジオールを
固体中に含む橋かけ剤、並びに、所望の場合には、 C)ビニル化合物のホモまたはコポリマーを基にしたバ
インダーシステムに関する。
【0014】このバインダーシステムは、慣用の添加
剤、例えば、尿素または乳化剤を更に含むことができる
が、これらの添加剤は、好ましくは、カチオン性の性質
のもの、例えば、カチオン性増粘剤である。
【0015】好ましくは、本発明のバインダーシステム
は、 A)そのカチオン性の基の含量が100gあたり5〜1
0,000ミリ当量、好ましくは100gあたり50〜
1000ミリ当量であり、そして A1)第一、第二及び/若しくは第三アミノ基並びに、
所望の場合には、ヒドロキシル基を含む水溶性脂肪族ポ
リアミン若しくはそれらの混合物、並びに/または A2)α)C2〜C8−ジカルボン酸及び β)少なくとも二つの第一及び/若しくは第二アミノ基
並びに、所望の場合には、第三アミノ基及び/若しくは
ヒドロキシル基を含む水溶性脂肪族ポリアミン若しくは
それらの混合物、並びに、所望の場合には、 γ)3〜12のC原子を有するω−アミノ−α−カルボ
ン酸若しくはそれらのラクタム、好ましくはカプロラク
タムから誘導される構造単位から成るポリアミドアミン
と A3)ジクロロエタンとの、0.01:1〜0.7:
1、好ましくは0.05:1〜0.4:1のA3)対A
1)及びA2)によって導入されるアミノ基の総数の和
のモル比での水性溶液中での反応によって得ることがで
きる塩基性重縮合生成物、 B)B1)第一、第二及び/若しくは第三アミノ若しく
はヒドロキシル基を含む水溶性脂肪族ポリアミンまたは
それらの混合物と、 B2)エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジハロゲノ
−2−ヒドロキシ−プロパンとの、成分B1)の塩基性
窒素の1モルあたり成分B2)の0.6〜1.8モルの
モル比での反応、 B3)B1)及びB2)から得られる生成物と塩基と
の、B1)及びB2)から得られる生成物中のハロゲノ
ヒドリン基の1モルあたり0.05〜0.8モルの塩基
のモル比での反応、並びに B4)B3)によって得られる塩基性生成物と無機酸及
び/またはカルボン酸との、≦4のpHに達するまでの
反応によって得ることができる橋かけ剤、並びに、所望
の場合には、 C)ビニル化合物のホモまたはコポリマーを基にしたバ
インダーシステムである。
【0016】適切な塩基性重縮合生成物A)は、好まし
くは、ポリアミドアミンA2)から得ることができるも
の、好ましくはアジピン酸またはグルタル酸(A2α)
とジエチレントリアミンまたはトリエチレンテトラミン
(A2β)及び、所望の場合には、カプロラクタム(A
2γ)とのA1)及びA2)によって導入される塩基性
窒素の総量の1モルあたり0.01〜0.7モルのジク
ロロエタンとの反応による縮合生成物である。
【0017】好ましいポリアミドアミンA2)は、1:
0.90〜1:1.10のモル比のアジピン酸とジエチ
レントリアミンとの縮合生成物である。それらは、50
0g/モル〜10,000g/モルの重量平均(Mw
として測定された分子量を有し、そして100gの固体
樹脂あたり200〜1000ミリ当量の塩基性窒素を含
む。ポリアミドアミンA2)は、好ましくは、水性50
%濃度溶液として使用される。
【0018】更にまた、適切な重縮合生成物A)は、ポ
リアミンA1)から、好ましくはジエチレントリアミ
ン、テトラミン、ペンタミン、ヘキサミン若しくはより
高次の同族体、またはビス−(3−アミノプロピル)メ
チルアミンから、1モルの塩基性窒素あたり0.01〜
0.7モルのジクロロエタンとの反応によって得ること
ができるものである。特に好ましいポリアミンA1)
は、ビス−(3−アミノプロピル)メチルアミン及びジ
エチレントリアミンである。
【0019】これらの重縮合生成物A)の製造は、それ
自体は知られていてそして、例えば、DE−A 2,7
56,489、DE−A 3,721,057、DE−
A2,756,431、EP−A 0,002,475
及びDE 1,771,814中に述べられている。
【0020】ポリアミドアミンA2)は、好ましくは、
α)、β)及び、所望の場合には、γ)の、0.8:1
〜1.2:1のβ:αのモル比及び0〜2.5:1の
γ:αのモル比での反応によって得ることができる縮合
生成物である。
【0021】塩基性重縮合生成物A)は、一般に、10
0gの固体あたり、プロトン化された及び/または第四
化された(quaternised)アミノ基の形で存
在するカチオン性の基の5〜10,000ミリ当量を含
む。
【0022】重縮合生成物A)は、分岐されていてそし
て約1000〜107g/モルの範囲の広い分子量分布
を有する。
【0023】これらの重縮合生成物A)の10〜30%
濃度の溶液は、30〜700mPa.s(20℃)の粘
度を示す。
【0024】橋かけ剤B)は、好ましくは1,000〜
200,000g/モル、特に2,000〜100,0
00g/モルの重量平均として測定された分子量
(Mw)を有する。
【0025】特に好ましくは、本発明によるバインダー
システムは、 B1)式(I)若しくは(II)
【0026】
【化1】
【0027】〔式中、R1、R4及びR6は、お互いに独
立に、水素または置換されていない若しくはヒドロキシ
ル−若しくはアミノ−置換されたC1〜C5−アルキル基
を表し、R2、R3及びR5は、お互いに独立に、水素、
メチルまたはエチルを表し、a、b及びeは、お互いに
独立に、0〜4の整数を表し、c及びdは、お互いに独
立に、1〜6の整数を表す〕の水溶性ポリアミン若しく
はそれらの混合物、並びに/または1,2−アルキレン
イミンの重合によって製造されるポリ(アルキレンイミ
ン)と、 B2)エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジハロゲノ
−2−ヒドロキシ−プロパンとの、成分B1)の塩基性
窒素の1モルあたり成分B2)の0.7〜1.5モル、
好ましくは0.9〜1.2モルのモル比での反応、並び
に B3)B1)及びB2)から得られる生成物と塩基と
の、B1)及びB2)から得られる生成物のハロゲノヒ
ドリン基の1モルあたり0.05〜0.8モル、好まし
くは0.1〜0.6モルの塩基のモル比での反応、並び
に B4)B3)によって得られる塩基性生成物とハロゲン
含有無機酸及び/またはカルボン酸との、≦4、好まし
くは2〜4のpHに達するまでの反応によって得ること
ができる橋かけ剤B)を含む。
【0028】橋かけ剤B)の水性溶液は、25℃でそし
て5〜35重量%、好ましくは10〜30重量%の固体
含量で15〜400mPa.s、好ましくは20〜30
0mPa.sの粘度を示す。
【0029】好ましい橋かけ剤B)は、ビス−(3−ア
ミノプロピル)−メチルアミンとエピクロロヒドリンと
の低塩素重縮合生成物である。
【0030】橋かけ剤B)の製造は、好ましくは、水性
媒体中で実施される。しかしながら、その他の極性溶
媒、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、グリセロール、イソプロパノール、エタノール、メ
タノール、tert.−ブタノール、ジメチルホルムア
ミドまたはこれらと水との混合物もまた使用することが
できる。
【0031】出発成分B1)、B2)は、まず、反応混
合物中のエピクロロヒドリン含量が0.1%未満になる
まで、10〜40℃の温度で20分〜20時間の間、水
または上で述べたその他の極性溶媒またはこれらと水と
の混合物中の15〜60重量%濃度、好ましくは20〜
50重量%濃度の溶液として反応させられる。次に、こ
の反応を、20〜95℃、好ましくは30〜80℃の温
度で続ける。最後には、混合物の溶液粘度が300mP
a.s(25℃)に到達した時に、早過ぎる橋かけを防
止するために更なる溶媒を添加しなければならない。
【0032】重縮合はまだ進行しているけれども、次
に、20〜95℃、好ましくは30〜80℃の温度でB
3)による塩基によってpHを7.0〜14、好ましく
は7.5〜12にする。
【0033】塩基を添加する前に、反応混合物を15〜
30%の固体含量に希釈することが好ましい。
【0034】特に適切な塩基は、無機塩基、例えばNa
OH、KOH、LiOH、Ca(OH)2、Ba(O
H)2、NR3、Na2CO3、K2CO3、CaCO3であ
る。
【0035】無機塩基の中で、特に好ましいのは、NH
3、NaOH及び/またはKOHである。更にまた、特
に適切な塩基は、それらの活性な形でCl-を吸収する
マクロ多孔性(macroporous)アニオン交換
体、例えば商業的に入手できる製品であるLEVATI
(R)MP 600及びDOWEX(R)SARである。上
で述べた塩基は、単独でまたはお互いの混合物として用
いることができる。塩基としてマクロ多孔性アニオン交
換体を使用する場合には、20℃〜95℃の温度での好
ましくは15分〜8時間の接触時間の後で、反応混合物
から固体粒子を分離することが好ましい。
【0036】塩基性のpHを維持しながら、次に、反応
混合物を、混合物が15〜400mPa.s(25℃)
の溶液粘度を示すまで、10分〜10時間、好ましくは
15分〜8時間の間、撹拌する。
【0037】重縮合を中断するために、次に、B4)に
よる酸または酸誘導体を、溶液のpHが≦4、好ましく
は2.0〜4に達するような量で添加する。
【0038】特に適切な酸または酸誘導体は、 1.鉱酸またはこれらの酸の酸性誘導体、例えばスルフ
ァミン酸、亜硫酸、塩酸、硝酸、そして特に硫酸及びリ
ン酸、特に好ましくは塩酸、 2.所望の場合にはヒドロキシル基を含んで良いモノ若
しくはポリカルボン酸またはこれらの酸の誘導体、例え
ば酢酸、無水酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、
蟻酸及びクエン酸、特に好ましくは蟻酸及び酢酸または
これらの混合物である。
【0039】次に、仕上げされた生成物の固体含量を、
真空中での溶媒の部分的な除去によってまたは溶媒の添
加によって所望の含量にする。
【0040】述べて良いポリアミン(I)は、ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレ
ンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ヘキサエチ
レンヘプタミン、ヘプタエチレンオクタミン、ジプロピ
レントリアミン、トリプロピレンテトラミン、ビス−
(3−アミノプロピル)−メチルアミン、ビス−(3−
アミノプロピル)−エチルアミン、ビス−(3−アミノ
プロピル)−2−ヒドロキシ−エチルアミン、ジヘキサ
メチレントリアミン、またはこれらの混合物であり、そ
して好ましいポリアミンIは、ジエチレントリアミン及
びビス−(3−アミノプロピル)−メチルアミンであ
る。
【0041】述べて良いジアミン(II)は、エチレン
ジアミン、N−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジ
アミン、N,N’−ジメチル−エチレンジアミン、1,
2−ジアミノプロパン、1,3−ジアミノプロパン、
N,N’−ジメチル−1,3−ジアミノプロパン、N−
メチル−1,3−ジアミノプロパン及び1,6−ジアミ
ノヘキサン、好ましくはエチレンジアミンである。
【0042】好ましい1,2−アルキレンイミンB1)
はエチレンイミンである。B2)の好ましい例は、エピ
クロロヒドリン、エピブロモヒドリン及び1,3−ジク
ロロ−2−ヒドロキシ−プロパンである。
【0043】本明細書中では、“水溶性”という術語
は、“水溶性”ポリアミンは20℃で100gの水あた
り2gの溶解度を有し、均一な1相の溶液を与えること
を意味する。
【0044】pH、濃度、温度及び反応時間を適切に選
択することによって、広い範囲の粘度の橋かけ剤を製造
することが可能であるが、縮合生成物の早過ぎる橋かけ
を回避しなければならないので、最大粘度は生成物の溶
解度によって限定される。縮合反応は、酸の添加によっ
ていつでも中断することができる。この酸の添加は、縮
合生成物の安定化を行う。縮合生成物は、アルカリ性の
pH領域でまたは乾燥若しくは約100℃の温度への加
熱に際して自己橋かけによって反応して、水不溶性生成
物を与える。
【0045】所望の場合には、本発明によるバインダー
システムは、ビニル化合物のホモまたはコポリマー
C)、好ましくは酢酸ビニル、メタクリル酸、アルキル
(メチル、エチル、ブチル)メタクリレート、アクリル
酸、アルキル(メチル、エチル、ブチル)アクリレー
ト、アクリロニトリル、ジクロロエタン、ブタジエン、
スチレン、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニル
アルキルエーテル(ビニルメチルエーテル)、ビニルア
ルコールホモポリマー若しくはコポリマーまたはそれら
の混合物を含む。このような(コ)ポリマーは、例えば
ドイツ特許明細書第908,133号及びフランス特許
明細書第1,044,736号中に開示されている。特
に好ましくは、ブチルアクリレート、1,1−ジクロロ
エタン及び、所望の場合には、メタクリル酸コポリマー
が使用される。
【0046】本発明によるバインダーシステムを製造す
るためには、各々固体に対して、0.5〜20、好まし
くは0.5〜5重量部のA)、0.1〜20、好ましく
は0.1〜5重量部のB)及び、所望の場合には、0.
5〜40、好ましくは0.5〜20重量部のC)をお互
いに混合する。水による希釈は、例えば、15〜40重
量%、好ましくは15〜35重量%の固体含量を有する
バインダーシステムの水性溶液またはエマルションを与
える。
【0047】技術的に簡単でそして容易に扱うことがで
きる条件下で、述べられた方法は、40重量%までの固
体含量を有するバインダーシステムの水性溶液までのエ
マルションを与え、そしてこれらの溶液またはエマルシ
ョンは、顔料含有捺染ペーストのためのバインダーとし
て有利に使用することができる。A)、B)及び、所望
の場合には、C)をお互いに混合することによって得る
ことができる本発明によるバインダーシステムは、約2
4時間のポットライフを有する。
【0048】酸、例えば、酢酸の添加によって、A)、
B)及びC)から成る本発明によるバインダーシステム
の保存寿命を増すことができる。4〜6のpH値では、
4週間までの保存寿命が得られる。
【0049】従って、本発明は、更にまた、バインダー
として本発明によるバインダーシステムを使用すること
を特徴とする、繊維材料の上の顔料捺染のための方法に
関する。
【0050】好ましくは15〜35重量%の固体含量を
有する本発明によるバインダーシステムの水性溶液また
はエマルションを、好ましくは、繊維材料の上の顔料捺
染のためのバインダーとして使用する。
【0051】本発明による方法は、好ましくは、布(織
られた織物及び編まれた織物)、特に綿若しくは短繊維
ビスコースまたは合成繊維、例えばポリアミド、ポリエ
ステル若しくはポリアクリロニトリルとの混合糸から作
られた布の上の顔料捺染のために役立つが、それはま
た、他の繊維材料、例えば紙を捺染するために、特に壁
紙捺染において使用することもできる。
【0052】本発明による方法の履行は、実際には、顔
料及び本発明によるバインダーシステムから、直接にま
たはその個々成分A)、B)、及び、所望の場合には、
C)及び顔料からのどちらかで、捺染ペーストを製造
し、そして捺染装置中でこの捺染ペーストによって繊維
材料を捺染し、そして引き続いて、適切な場合には高め
られた温度で縮合させることによって、それ自体は既知
のやり方で行われる。
【0053】捺染ペーストの早過ぎる濡れは、pHを4
〜6の値に設定することによって防止することができ
る。
【0054】本発明の捺染ペーストは、更に、慣用の添
加剤、例えば酸(酢酸)、尿素、乳化剤、増粘剤(重油
(heavy petrol)、ヒドロキシエチルセル
ロース、カチオン性膨潤増粘剤)、防しわ、剛化、軟化
または艶消剤を含んで良い。任意の慣用の有機または無
機顔料が顔料として適切である。
【0055】プリントの固着は、例えば、室温での14
日間の貯蔵によってまたは90〜150℃での熱処理
(滞留時間は数分)によって、中性の蒸煮によってまた
は50〜80℃でのアルカリ性浴(1リットルあたり3
〜5gのNaOH 38°ボーメ)によって行うことが
できる。
【0056】得られるプリントは、基体を損なうことの
無い(柔らかい風合い)良好な堅ろう度特性によって区
別される。
【0057】本発明による方法に従って使用されるバイ
ンダーシステム及び従ってまた布捺染ペースト(固着
前)は、かなり比較的低い量の有機的に結合されたハロ
ゲン並びに比較的少ない1,3−ジクロロ−2−プロパ
ノール(DCP)及び3−クロロ−1,2−プロパンジ
オール(CPD)並びにそれらの異性体を含み、そして
生態上の観点から本質的に一層進歩的である。
【0058】かくして、先行技術と比較して、橋かけ剤
B)の有機塩素含量は、60〜95%だけ減らされ、そ
してDCP含量及びCPD含量は99.9%までだけ減
らされる。
【0059】本発明による方法のために使用されるバイ
ンダーシステムは、フィルム形成特性を有する。
【0060】更にまた、繊維材料に塗布する時に、本発
明によるバインダーシステムは、一方では、それはプリ
ントの乾燥に際して非常に急速に橋かけされるが、他方
では、それは約50℃の温度まで酸性水性溶液中で非常
に安定であり、これは捺染ペーストの耐久性に望ましい
効果を有するという、先行技術と比較した大きな利点を
有する。
【0061】本発明によるバインダーシステムを使用す
る時には、捺染ペースト中で増粘剤を使用することは必
要ではないが、これは、より良い取り扱い及び捺染され
た布のより良い洗濯堅ろう度を結果としてもたらす。本
発明によるバインダーシステムは、先行技術から知られ
ているバインダーと比較して、得られるプリントの改善
された光堅ろう度によって区別される。更にまた、得ら
れる布プリントの色堅ろう度特性は、暗闇中での貯蔵に
際して優れている。
【0062】更にまた、本発明によるバインダーシステ
ムを使用する顔料捺染においては、驚くべきことに得ら
れるプリントの堅ろう度特性における実質的な改善が、
DE−A 3,914,047中に開示されたバインダ
ー及び活性化合物の同じ使用と比較して湿式スクラビン
グにおいて達成される。
【0063】本発明によるバインダーシステムが、 アジピン酸 1.000モル ジエチレントリアミン 1.025モル ジクロロエタン 0.090モル (17%濃度溶液は、23℃及びpH6〜8で80mP
a.sの粘度を有する)から得られる重縮合生成物A)
を含む場合には、特に良好な結果が得られる。
【0064】
【実施例】実施例1 橋かけ剤B)の製造 5.06kgのN,N−ビス(3−アミノプロピル)メ
チルアミンを36.59kgのH2O中に溶解する。2
0〜25℃の初期温度で、10.63kgのエピクロロ
ヒドリンを、内部温度が35℃未満に留まるようなやり
方で45〜90分の期間にわたって撹拌しながら窒素雰
囲気下で初期に導入された溶液中にポンプ注入する。冷
却によって温度を35℃未満に維持する。撹拌を30℃
〜35℃で更に30分間続ける。次に、この混合物を5
5℃で90分間撹拌する。次に34.85kgのH2
を添加し、そして45%濃度のNaOHによってpHを
10にする。所望の粘度に達するまでpH10及び40
℃でそれを撹拌する。次に4.89kgの濃HCl及び
1.66kgの酢酸によってpHを2.5〜3にする。
必要な場合には、見い出される固体含量に依存して、生
成物を短時間脱気またはH2Oで希釈する。
【0065】 固体含量: 20.0% pH: 2.7 粘度(25℃): 50mPa.s 有機塩素含量: 1.0重量% 1,3−ジクロロ−2−プロパノール含量: 0.05% 3−クロロ−1,2−プロパンジオール含量: 0.02%実施例2 橋かけ剤B)の製造 509gのN,N−ビス(3−アミノプロピル)メチル
アミンを窒素雰囲気下で3567gのH2O中に溶解す
る。20〜25℃で、1020gのエピクロロヒドリン
を滴加する。30℃での撹拌を30分間続け、そしてこ
の混合物を55℃で90分間加熱する。次に3397g
のH2Oを添加し、そしてNaOHによってpHを10
にする。所望の粘度に達するまでpH10及び40℃で
約100分間この混合物を撹拌する。次に289gの濃
2SO4を添加すると、結果として2.5〜3.0のp
Hになる。
【0066】 固体含量: 20.0% pH: 2.6 粘度(25℃): 45mPa.s 有機塩素含量: 0.95重量% 1,3−ジクロロ−2−プロパノール含量: <0.01% 3−クロロ−1,2−プロパンジオール含量: <0.005%実施例3 橋かけ剤B)の製造 61.8gのN,N−ビス(3−アミノプロピル)メチ
ルアミンを420.1gのH2O中に溶解する。20〜
25℃の初期温度で、112.8gのエピクロロヒドリ
ンを、内部温度が30℃未満に留まるようなやり方で4
5〜90分の期間にわたって撹拌しながら窒素雰囲気下
で初期に導入された溶液中にポンプ注入する。撹拌を窒
素下で30℃〜35℃で3時間続ける。次に、この混合
物を50℃で60分間撹拌する。次に342gのH2
を添加し、そして45%濃度のNaOHによってpHを
7で保持する。所望の粘度に達するまでpH10及び4
5℃でそれを撹拌する。次に51.5gの濃HCl及び
11.6gの酢酸によってpHを2.5〜3にする。必
要な場合には、見い出される固体含量に依存して、生成
物を短時間脱気またはH2Oで希釈する。
【0067】 固体含量: 20.0% pH: 2.7 粘度(25℃): 50mPa.s 有機塩素含量: 1.4重量% 1,3−ジクロロ−2−プロパノール含量: 0.01% 3−クロロ−1,2−プロパンジオール含量: 0.05%実施例4 塩基性重縮合生成物Aの製造 a)146gのアジピン酸及び105.6gのジエチレ
ントリアミンを、水の脱離(蒸留物 36g)によって
180〜200℃で縮合させる。このようにして得られ
るポリアミド溶融物をH2O中に溶解して、50%濃度
の溶液を生成させる。
【0068】 粘度(20℃): 450mPa.s pH: 11.5 塩基性N含量: 500meq/100g(固体樹
脂に対して) b)この溶液を25%の固体含量に希釈しそして125
℃に加熱する。次に、ジクロロエタンを連続的にオート
クレーブ中にポンプ注入する。20mPa.s(20
℃)の粘度に達するとすぐにジクロロエタンの添加を中
断する。
【0069】溶液のサンプルが50〜100mPa.s
(20℃)の粘度及び15%の固体含量を有するまで、
縮合を続ける。次に、オートクレーブを脱気し、そして
反応混合物を真空中で脱気する。
【0070】 pH: 7.5〜8.0 固体含量: 17% 粘度: 80mPa.s実施例5 70重量部の1,1−ジクロロエタン及び30重量部の
ブチルアクリレートから成るコポリマーラテックスを、
商業的に入手できるスルホン化された長鎖のパラフィン
系炭化水素(Mersolate)のナトリウム塩の5
%濃度の水性溶液の150重量部中のモノマーの混合物
の100重量部の、2ccmの1NのH2SO4及び0.
6重量部のナトリウムパラフィンスルフィネート(Me
pasin Sulphinate)を添加しての圧力
オートクレーブ中での20℃でのモノマーの完全な転化
までの重合によって製造する。15時間の重合時間の後
で、それは39.5%のポリマー含量を有する。
【0071】100〜200重量部のこのラテックス
を、2モルのスチレン及び1モルのフェノールから得ら
れる反応生成物の5重量部と混合し、引き続いてエトキ
シル化し(約13.5のエチレンオキシド単位)そして
実施例4による塩基性重縮合生成物の40〜60重量部
と混合する。24.4〜18.8重量%の水、0.6〜
1.2重量%の乳化剤(エトキシル化されたラウリルア
ルコール)及び75〜80重量%の重油(140〜20
0℃、好ましくは160〜190℃の沸騰範囲及び>3
0℃の発火温度によって特徴付けられる)から成る重油
エマルションの785〜615重量部を添加し、そして
この混合物を20〜30重量部の酢酸によって4.3〜
5.0のpHにする。加えて、エピクロロヒドリン及び
ビス−(3−アミノプロピル)−メチルアミンから得ら
れる実施例1からの重縮合生成物の20%濃度の溶液の
50〜100重量部を添加する。20〜40重量部の尿
素の添加は、このような捺染ペーストの良好な捺染特性
を保証する。最後に、色の深みに依存して、40重量部
までの銅フタロシアニン顔料ペースト(C.I.Pig
ment Blue 15)を添加する。
【0072】実施例6 実施例1からの生成物の代わりに50〜100重量部の
実施例2からの橋かけ剤を使用する以外は、実施例5を
繰り返す。
【0073】実施例7 実施例1からの生成物の代わりに50〜100重量部の
実施例3からの橋かけ剤を使用する以外は、実施例5を
繰り返す。
【0074】実施例8 重油の代わりに300〜400重量部の4%濃度の水性
ヒドロキシエチルセルロース溶液を使用する以外は、実
施例5を繰り返す。
【0075】実施例9 重油の代わりに約70重量部の、約30%の活性化合物
含量を有するカチオン性合成増粘剤を使用する以外は、
実施例5を繰り返す。
【0076】実施例10 前記フタロシアニン顔料の代わりに40重量部までのア
ゾ顔料(C.I.Pigment Yellow 83
若しくはC.I.Pigment Red 146)ま
たは60重量部までのカーボンブラックまたは400重
量部までの二酸化チタン顔料を使用する以外は、実施例
5を繰り返す。
【0077】実施例11 前記フタロシアニン顔料の代わりに200重量部までの
二酸化チタン顔料または80重量部までのアゾ顔料
(C.I.Pigment Yellow 83若しく
はC.I.Pigment Orange 34)また
は80重量部までのフタロシアニン顔料(C.I.Pi
gment Blue 15若しくはC.I.Pigm
ent Green 7)を使用する以外は、実施例5
を繰り返す。 実施例12 実施例5〜11からの捺染ペーストを、回転スクリーン
捺染方法によってパターンに従って織られたまたは編ま
れた綿の布に塗布する。プリントを140℃で4分間乾
燥すると、柔らかい風合いと組み合わせられた良好な摩
耗堅ろう度特性を有するプリントが得られる。
【0078】実施例13 実施例5〜11による捺染ペーストを、スクリーン捺染
またはローラー捺染方法によってパターンに従って、
綿、短繊維ビスコース、または合成ポリアミド、ポリエ
ステル若しくはポリアクリロニトリル繊維との混合糸か
ら作られた織られたまたは編まれた布に塗布する。
【0079】室温での14日間の貯蔵による、90〜1
50℃での熱処理による、中性の蒸煮による、または5
0〜80℃でのアルカリ性浴(1リットルあたり3〜5
gのNaOH 38°ボーメ)による適切な固着の後
で、柔らかい風合いと組み合わせられた良好な摩耗堅ろ
う度特性を有するプリントが得られる。
【0080】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0081】1)A)カチオン性の基を含みそしてポリ
アミン(A1)及び/またはポリアミドアミン(A2)
とジクロロエタン(A3)との反応によって得ることが
できる塩基性重縮合生成物、 B)ポリアミン及びエピクロロヒドリンから得ることが
できる橋かけ剤であって、引き続く反応生成物と少なく
とも一種の塩基との反応、並びに引き続く無機酸及び/
またはカルボン酸による安定化によって得られそして好
ましくは各々の場合において1.0重量%未満のジクロ
ロプロパノール及び/またはクロロプロパンジオールを
固体中に含む橋かけ剤、並びに、所望の場合には、 C)ビニル化合物のホモまたはコポリマーを基にしたバ
インダーシステム。
【0082】2)A)そのカチオン性の基の含量が10
0gあたり5〜10,000ミリ当量、好ましくは10
0gあたり50〜1000ミリ当量であり、そして A1)第一、第二及び/若しくは第三アミノ基並びに、
所望の場合には、ヒドロキシル基を含む水溶性脂肪族ポ
リアミン若しくはそれらの混合物、並びに/または A2)α)C2〜C8−ジカルボン酸及び β)少なくとも二つの第一及び/若しくは第二アミノ基
並びに、所望の場合には、第三アミノ基及び/若しくは
ヒドロキシル基を含む水溶性脂肪族ポリアミン若しくは
それらの混合物、並びに、所望の場合には、 γ)3〜12のC原子を有するω−アミノ−α−カルボ
ン酸若しくはそれらのラクタム、好ましくはカプロラク
タムから誘導される構造単位から成るポリアミドアミン
と A3)ジクロロエタンとの、0.01:1〜0.7:
1、好ましくは0.05:1〜0.4:1のA3)対A
1)及びA2)によって導入されるアミノ基の総数の和
のモル比での水性溶液中での反応によって得ることがで
きる塩基性重縮合生成物、 B)B1)第一、第二及び/若しくは第三アミノ若しく
はヒドロキシル基を含む水溶性脂肪族ポリアミンまたは
それらの混合物と、 B2)エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジハロゲノ
−2−ヒドロキシ−プロパンとの、成分B1)の塩基性
窒素の1モルあたり成分B2)の0.6〜1.8モルの
モル比での反応、 B3)B1)及びB2)から得られる生成物と塩基と
の、B1)及びB2)から得られる生成物中のハロゲノ
ヒドリン基の1モルあたり0.05〜0.8モルの塩基
のモル比での反応、並びに B4)B3)によって得られる塩基性生成物と無機酸及
び/またはカルボン酸との、≦4のpHに達するまでの
反応によって得ることができる橋かけ剤、並びに、所望
の場合には、 C)ビニル化合物のホモまたはコポリマーを基にした、
上記1に記載のバインダーシステム。
【0083】3)使用される塩基性重縮合生成物A)が
ポリアミドアミンA2)から得ることができるもの、好
ましくはアジピン酸またはグルタル酸とジエチレントリ
アミンまたはトリエチレンテトラミン及び、所望の場合
には、カプロラクタムとのA1)及びA2)によって導
入される塩基性窒素の総量の1モルあたり0.01〜
0.7モルのジクロロエタンとの反応による縮合生成物
であることを特徴とする、上記1または2に記載のバイ
ンダーシステム。
【0084】4)使用される橋かけ剤B)が、 B1)式(I)若しくは(II)
【0085】
【化2】
【0086】〔式中、R1、R4及びR6は、お互いに独
立に、水素または置換されていない若しくはヒドロキシ
ル−若しくはアミノ−置換されたC1〜C5−アルキル基
を表し、R2、R3及びR5は、お互いに独立に、水素、
メチルまたはエチルを表し、a、b及びeは、お互いに
独立に、0〜4の整数を表し、c及びdは、お互いに独
立に、1〜6の整数を表す〕の水溶性ポリアミン若しく
はそれらの混合物、並びに/または1,2−アルキレン
イミンの重合によって製造されるポリ(アルキレンイミ
ン)と、 B2)エピハロゲノヒドリンまたは1,3−ジハロゲノ
−2−ヒドロキシ−プロパンとの、成分B1)の塩基性
窒素の1モルあたり成分B2)の0.7〜1.5モル、
好ましくは0.9〜1.2モルのモル比での反応、並び
に B3)B1)及びB2)から得られる生成物と塩基と
の、B1)及びB2)から得られる生成物のハロゲノヒ
ドリン基の1モルあたり0.05〜0.8モル、好まし
くは0.1〜0.6モルの塩基のモル比での反応、並び
に B4)B3)によって得られる塩基性生成物とハロゲン
含有無機酸及び/またはカルボン酸との、≦4、好まし
くは2〜4のpHに達するまでの反応によって得ること
ができる橋かけ剤であることを特徴とする、上記1から
3のいずれか一つに記載のバインダーシステム。
【0087】5)酢酸ビニル、メタクリル酸、アルキル
(メチル、エチル、ブチル)メタクリレート、アクリル
酸、アルキル(メチル、エチル、ブチル)アクリレー
ト、アクリロニトリル、ジクロロエタン、ブタジエン、
スチレン、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニル
アルキルエーテル(ビニルメチルエーテル)、ビニルア
ルコールホモポリマー若しくはコポリマーまたはそれら
の混合物がC)として使用されることを特徴とする、上
記1から4のいずれか一つに記載のバインダーシステ
ム。
【0088】6)各々固体に対して、0.5〜20、好
ましくは0.5〜5重量部のA)、0.1〜20、好ま
しくは0.1〜5重量部のB)及び、所望の場合には、
0.5〜40、好ましくは0.5〜20重量部のC)を
お互いに混合することを特徴とする、上記1から5のい
ずれか一つに記載のバインダー混合物の製造のための方
法。
【0089】7)上記1から5のいずれか一つに記載の
バインダーシステムをバインダーとして使用することを
特徴とする、繊維材料の上の顔料捺染のための方法。
【0090】8)繊維材料が布であることを特徴とす
る、上記7に記載の方法。
【0091】9)上記1から5のいずれか一つに記載の
バインダーシステムを含む顔料捺染ペーストによって捺
染された繊維材料。
【0092】10)上記1から5のいずれか一つに記載
のバインダーシステムを含む顔料捺染ペースト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08G 69/48 NRH 9286−4J (72)発明者 ヘルベルト・ビガー ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・ホーエシユトラーセ25 (72)発明者 フリツツ・プフナー ドイツ連邦共和国デー5000ケルン50・ブリ ユツケンシユトラーセ46 (72)発明者 マクス・シユバルツ ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン3・アムバツサートウルム18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)カチオン性の基を含みそしてポリア
    ミン(A1)及び/またはポリアミドアミン(A2)と
    ジクロロエタン(A3)との反応によって得ることがで
    きる塩基性重縮合生成物、 B)ポリアミン及びエピクロロヒドリンから得ることが
    できる橋かけ剤であって、引き続く反応生成物と少なく
    とも一種の塩基との反応、並びに引き続く無機酸及び/
    またはカルボン酸による安定化によって得られそして好
    ましくは各々の場合において1.0重量%未満のジクロ
    ロプロパノール及び/またはクロロプロパンジオールを
    固体中に含む橋かけ剤、並びに、所望の場合には、 C)ビニル化合物のホモまたはコポリマーを基にしたバ
    インダーシステム。
  2. 【請求項2】 各々固体に対して、0.5〜20、好ま
    しくは0.5〜5重量部のA)、0.1〜20、好まし
    くは0.1〜5重量部のB)及び、所望の場合には、
    0.5〜40、好ましくは0.5〜20重量部のC)を
    お互いに混合することを特徴とする、請求項1記載のバ
    インダー混合物の製造のための方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のバインダーシステムをバ
    インダーとして使用することを特徴とする、繊維材料の
    上の顔料捺染のための方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のバインダーシステムを含
    む顔料捺染ペーストによって捺染された繊維材料。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のバインダーシステムを含
    む顔料捺染ペースト。
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