JPH06184840A - 管替機における満ボビン排出装置 - Google Patents

管替機における満ボビン排出装置

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JPH06184840A
JPH06184840A JP33327892A JP33327892A JPH06184840A JP H06184840 A JPH06184840 A JP H06184840A JP 33327892 A JP33327892 A JP 33327892A JP 33327892 A JP33327892 A JP 33327892A JP H06184840 A JPH06184840 A JP H06184840A
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peg tray
bobbin
full bobbin
peg
full
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Application number
JP33327892A
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English (en)
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Yoshio Kawasaki
義雄 川崎
Tatsutake Horibe
達丈 堀部
Takamasa Morita
隆征 森田
Hiroshi Nagae
博司 長江
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Toyota Industries Corp
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉揚げされた満ボビンが装着されたぺッグト
レイを管替機内から紡機機台下部に延設された搬送装置
上に確実に排出する。 【構成】 支持ブラケット25の上面にモータ27が固
定され、その駆動軸27aに円形のカム28が一体回転
可能に固定されている。支持ブラケット25に上下方向
に延びる状態で固定された支軸31,32には、レバー
33,34の基端が回動可能に支持されている。押出し
プレート35はピン36,37を介して両レバー33,
34の先端に回動可能に連結され、その先端には係合面
38が形成されている。レバー34は引張りばね43に
より、その上面に設けられたカムフォロア39がカム2
8と当接するように回動付勢されている。カム28の回
転により押出しプレート35が管替機の進行方向に対し
て斜め後方に向かって往動され、満ボビン付ぺッグトレ
イ7Bが搬送装置6上に押出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管替機における満ボビン
排出装置に係り、詳しくはリング精紡機、リング撚糸機
等の紡機のスピンドルレールに沿って移動し、スピンド
ルレール下部に延設された搬送装置上に載置された空ボ
ビン付ペッグトレイを機内に取入れて管替作業を行う管
替機に装備される満ボビン排出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管替機として図4に示す
構成のものが特開昭63−275725号公報、実開平
1−53775号公報等に提案されている。この管替機
1は精紡機のスピンドルレール2の下方に延設されたレ
ール3に所定間隔で突設されたピン4と係合するスクリ
ューローラ5の作用により、スピンドルレール2に沿っ
て走行する。そして、スピンドルレール2の下方に延設
された搬送装置6上にぺッグトレイ7に装着された状態
で載置された空ボビンEを、ぺッグトレイ取入れプレー
ト8の作用によりペッグトレイ7ごと管替機1内に取入
れて管替作業を行う。管替機1内には精紡機と対向する
側に捩り搬送装置9が配設されている。捩り搬送装置9
はペッグトレイ7を搬送する搬送ベルト10と、搬送ベ
ルト10の走行経路に沿って配設された一対の線状のガ
イド部材11とを備えている。搬送ベルト10はその走
行経路が搬送装置6とほぼ平行に走行する部分と、スピ
ンドル12の下部と同一高さ位置で平行に走行する部分
と、スピンドル12上の満ボビンFより上方においてス
ピンドルレール2と平行に走行する部分とを有するよう
に駆動プーリ13及び多数のガイドプーリ14間に巻き
掛けられている。モータ15の駆動軸に嵌着された駆動
プーリ13の回転方向は、搬送ベルト10が搬送装置6
と平行に走行する部分においてその進行方向が管替機1
の進行方向と一致するように設定されている。
【0003】管替機1の中央部には走行体16が管替機
1の走行方向にスライド可能に支持されている。走行体
16には空ボビン抜取り挿入装置17及び満ボビン抜上
げ挿入装置18が装備されている。管替機1内に取入れ
られた空ボビン付ペッグトレイ7Aは、ガイド部材11
の捩り形状に従って空ボビンEが垂立姿勢からほぼ水平
姿勢へ変更されて管替機1の上方へと搬送される。空ボ
ビンEは位置規制片19の位置規制作用を受けた状態の
もとで空ボビン抜取り挿入装置17によりペッグ7aか
ら抜取られる。そして、走行体16が管替機1の進行方
向と反対側へ走行する間にスピンドル12上の満ボビン
Fが満ボビン抜上げ挿入装置18により抜上げられると
ともに、空ボビン抜取り挿入装置17により抜取られた
空ボビンEがスピンドル12上に挿入される。この間に
空ボビンEが抜取られたペッグトレイ7は搬送ベルト1
0とガイド部材11との協働によりスピンドルレール2
と対応する高さ位置へ搬送される。そして、走行体16
上の位置規制片20の位置規制作用を受け、満ボビン抜
上げ挿入装置18により抜上げられた満ボビンFがペッ
グ7aに挿入される。満ボビンFが装着されるとともに
位置規制片20の規制が解除された満ボビン付ぺッグト
レイ7Bは、搬送ベルト10の移動に伴ってペッグトレ
イ受渡しプレート21と対応する位置まで搬送される。
そして、満ボビン付ぺッグトレイ7Bはペッグトレイ受
渡しプレート21に案内されて搬送装置6上へ順次受渡
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のペッグトレイ受
渡しプレート21は搬送ベルト10とともに移動する満
ボビン付ぺッグトレイ7Bと係合してその移動方向をほ
ぼ90°変更させるためのガイドの役割しか持っていな
い。従って、ペッグトレイ受渡しプレート21には満ボ
ビン付ぺッグトレイ7Bを積極的に搬送装置6側へ送り
出す作用はない。すなわち、ペッグトレイ受渡しプレー
ト21と係合状態にある満ボビン付ぺッグトレイ7B
は、搬送ベルト10の作用だけでなく後続の満ボビン付
ぺッグトレイ7Bの押圧作用に助勢されて搬送装置6側
へ押出される。ところが、満ボビン付ぺッグトレイ7B
はペッグトレイ受渡しプレート21と係合した状態でそ
の移動方向がほぼ直角方向に変更されるため、後続の満
ボビン付ぺッグトレイ7Bが干渉して詰まりが生じる場
合がある。又、最後に排出される満ボビン付ぺッグトレ
イ7Bは後続の満ボビン付ぺッグトレイ7Bがないた
め、搬送ベルト10上から搬送装置6上に確実に送り出
され難いという問題がある。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は玉揚げされた満ボビンが装着さ
れたぺッグトレイを管替機内から紡機機台下部に延設さ
れた搬送装置上に確実に排出することができる管替機に
おける満ボビン排出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明では、スピンドルレールに沿って移動し、スピ
ンドルレールと平行に延設された搬送装置上にぺッグト
レイに装着された状態で載置された空ボビンをペッグト
レイごと機内に取入れて管替作業を行う管替機におい
て、ぺッグトレイの台座部外周面に当接する係合面を有
する押出し部材を、管替機に装備されたぺッグトレイ搬
送装置の満ボビン排出部付近の所定位置に配置された満
ボビン付ぺッグトレイの台座部に前記係合面が係合して
該ぺッグトレイをぺッグトレイ搬送装置上から前記搬送
装置上に排出する押出し位置と、満ボビン付ぺッグトレ
イの前記所定位置への移動を許容する待機位置とに水平
移動可能に設け、前記押出し部材を前記係合面が管替機
の進行方向に対して斜め後方へ向かって往動するように
駆動する駆動手段を設けた。
【0007】
【作用】管替機が管替作業を開始し、満ボビン付ペッグ
トレイが管替機に装備されたぺッグトレイ搬送装置によ
り満ボビン排出部付近の所定位置まで搬送されると、満
ボビン排出装置が作動される。そして、待機位置に配置
されていた押出し部材が押出し位置に往動された後、再
び待機位置に復帰する。押出し部材はその係合面が満ボ
ビン付ぺッグトレイと係合した状態で管替機の進行方向
に対して斜め後方へ向かって水平移動するように往動さ
れ、ぺッグトレイがぺッグトレイ搬送装置上から前記搬
送装置上に押出される。この動作が繰り返され、玉揚げ
されてぺッグトレイに装着された満ボビンが管替機内の
ペッグトレイ搬送装置上から紡機機台側に延設された搬
送装置上に確実に排出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。なお、管替機の基本構成は従来
装置と同じであり、同一部分は同一符号を付して詳しい
説明を省略する。
【0009】管替機1に装備されたペッグトレイ搬送装
置としての捩り搬送装置9の満ボビン排出部9aは、図
2に示すように搬送ベルト10とともに移動する満ボビ
ン付ペッグトレイ7Bの姿勢が水平状態から垂直状態に
変更される部分より下流側に配設されている。図1に示
すように、ガイド部材11はその端部が満ボビン排出部
9aと対応する箇所に配置され、一方のガイド部材11
の端部にはストッパー22が搬送ベルト10及びガイド
部材11と直交する状態に固着されている。ストッパー
22は満ボビン付ペッグトレイ7Bのペッグ7aと係合
して当該ペッグトレイ7Bの移動を規制する。又、スト
ッパー22上にはストッパー22と当接する所定位置に
満ボビン付ペッグトレイ7Bが到達したことを検知する
ぺッグトレイ検知センサ23が取付けられている。
【0010】満ボビン排出部9aの近傍には満ボビン排
出装置24が配設されている。満ボビン排出装置24は
その支持ブラケット25が管替機1の底壁1aに固定さ
れている。支持ブラケット25の先端寄り上面には減速
機26を備えたモータ27が固定され、その駆動軸27
aに円形のカム28が偏心位置において一体回転可能に
固定されている。カム28の上面にはドッグ29が突設
され、支持ブラケット25にはドッグ29を検知するセ
ンサ30(いずれも図3に図示)が固定されている。
【0011】支持ブラケット24には支軸31,32が
上下方向に延びる状態で固定されている。支軸31,3
2には一対のレバー33,34の基端が回動可能に支持
されている。押出し部材としての押出しプレート35は
その基端側においてピン36,37を介して両レバー3
3,34の先端に回動可能に連結されている。レバー3
3,34は平行4節リンクを構成している。押出しプレ
ート35は満ボビン排出部9aと対応する位置に配置さ
れたぺッグトレイ7と対応する高さ位置において、管替
機1の移動方向(図1の左右方向)と常に直交する状態
で水平移動可能に支持されている。押出しプレート35
の先端には係合面38が形成されている。係合面38は
ぺッグトレイ7の台座部7b外周面とほぼ等しい曲率の
円弧面38aと、それに連続する平面38bとから構成
されている。係合面38は円弧面38aがストッパー2
2に当接した状態のぺッグトレイ7に対して、管替機1
の進行方向側において当接可能に形成されている。
【0012】レバー34の上面にはカムフォロア39が
回転自在に支持されている。レバー34の下面には掛止
ピン40が突設され、管替機1の側壁には掛止ピン40
と対応する位置にブラケット41(図3に図示)が固着
されている。掛止ピン40とブラケット41に突設され
た掛止ピン42との間にはカムフォロア39をカム28
に当接させる方向、すなわちレバー34を搬送装置6側
に回動させる方向に付勢する引張りばね43が掛装され
ている。そして、カム30が1回転するとレバー33,
34が1回揺動し、押出しプレート35が待機位置と押
出し位置とを1往復する。ドッグ29はカムフォロアー
39とカム28の回動中心との距離が最大となる位置、
すなわち押出しプレート35が図1に実線で示す待機位
置に配置された際、センサ30と対向する位置に取付け
られている。モータ27、カム30、レバー33,3
4、カムフォロア39及び引張りばね43等により、押
出しプレート35をその係合面38が管替機1の進行方
向に対して斜め後方へ向かって往動するように駆動する
駆動手段が構成されている。
【0013】図2に示すように、捩り搬送装置9により
搬送される満ボビン付ペッグトレイ7Bの移動方向が下
方から管替機1の走行方向へ変更される搬送経路の近傍
にはペッグトレイ分離装置44が配設されている。ペッ
グトレイ分離装置44は管替機1の側壁に固定された支
軸45に支持プレート46が揺動可能に支持され、その
下端にはモータ47が固定されている。モータ47の駆
動軸47aには外周面の摩擦係数が大きな円板48が、
その外周面がぺッグトレイ7の外周面と係合可能な位置
に一体回転可能に固定されている。支持プレート46と
ガイド部材11との間には支持片49が固定されてい
る。支持プレート46は支持片49との間に掛装された
スプリング50の付勢力により常にはその側面が支持片
49に当接した状態に保持され、円板48はその一部が
捩り搬送装置9のぺッグトレイ7の通過範囲内に侵入し
た状態に保持されるようになっている。
【0014】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。管替機1は管替作業時に図1,2の左方向へ
向かって進行する。搬送装置6上から管替機1内に取入
れられた空ボビン付ペッグトレイ7Aは、満ボビン抜上
げ挿入装置18の上方で空ボビン抜取り挿入装置17に
より空ボビンEがペッグ7aから抜取られる。空ボビン
Eが抜取られたペッグトレイ7はスピンドルレール2と
対応する高さ位置へ搬送される。そして、満ボビン抜上
げ挿入装置18によりスピンドル12から抜上げられた
満ボビンFが、位置規制片20により移動が規制された
状態におけるぺッグトレイ7のペッグ7aに挿入され
る。満ボビンFが装着されるとともに位置規制片20の
規制が解除された満ボビン付ぺッグトレイ7Bは、4個
が連続した状態で満ボビン排出部9aへ向かって搬送さ
れる。
【0015】円板48は常には図2に示すようにその一
部がぺッグトレイ7の通過範囲内に侵入した位置に配置
され、その位置でぺッグトレイ7を下流側へ送り出す方
向(図2の時計方向)に回転されている。円板48はそ
の周速が搬送ベルト10の移動速度より小さな状態で回
転されている。先頭の満ボビン付きぺッグトレイ7Bが
ぺッグトレイ分離装置44と対応する位置まで移動する
と、円板48の外周面がぺッグトレイ7の外周面と係合
する。円板48の外周面は摩擦係数が大きく、しかも円
板48がぺッグトレイ7を下流側へ送り出す方向に回転
しているため、円板48はぺッグトレイ7の外周面に沿
って転動する。そして、支持プレート46が図2の時計
方向に向かって回動され、円板48はぺッグトレイ7の
通過範囲内に侵入していた部分が徐々に当該範囲内から
退避する。円板48は当該ぺッグトレイ7の通過を許容
する位置まで退避した後、係合中のぺッグトレイ7を乗
り越える。円板48が係合中のぺッグトレイ7を乗り越
えると、当該ぺッグトレイ7は円板48による移動規制
が解除されて搬送ベルト10の移動速度に従って移動す
る。一方、円板48はスプリング50の作用により再び
その一部がぺッグトレイ7の通過範囲内に侵入した状態
となって次の満ボビン付きぺッグトレイ7Bと係合す
る。そして、当該ぺッグトレイ7は前記と同様にして円
板48が当該ぺッグトレイ7を乗り越えるまでは円板4
8と係合した状態で徐々に移動するため、その間に先の
ぺッグトレイ7との間隔が拡がってぺッグトレイ7の分
離が行われる。
【0016】円板48との係合が解除された満ボビン付
ぺッグトレイ7Bは、ガイド部材11の作用により満ボ
ビンFの姿勢が水平状態から垂立状態に変更されて満ボ
ビン排出装置24と対応する位置へ1個ずつ移送され
る。満ボビン付ペッグトレイ7Bがストッパー22と当
接する位置に到達するとぺッグトレイ検知センサ23が
ON状態となる。モータ27はぺッグトレイ検知センサ
23及びセンサ30がONの状態で1回転駆動される。
モータ27の駆動によりカム28が回転され、カム28
の回転に伴ってカム28の回動中心とカムフォロア39
との距離が小さくなり、レバー33,34が図1に実線
で示す待機位置から時計方向に回動される。そして、押
出しプレート35が管替機1の進行方向に対して斜め後
方へ向かって平行移動(往動)され、カム28の回動中
心とカムフォロア39との距離が最小となった時点で図
1に鎖線で示す位置に配置される。押出しプレート35
の往動時、係合面38は満ボビン付ペッグトレイ7Bの
台座部7bの外周面に管替機1の進行方向側において当
接して満ボビン付ペッグトレイ7Bを押す。従って、満
ボビン付ペッグトレイ7Bは捩り搬送装置9上から管替
機1の進行方向に対して斜め後方に向かって搬送装置6
上へ押出される。
【0017】押出しプレート35が図2に鎖線で示す位
置に配置された状態から更にカム28が回転すると、カ
ム28の回動中心とカムフォロア39との距離が再び大
きくなり、レバー33,34が図1の反時計方向に回動
されて待機位置に復帰する。以下、同様にして満ボビン
付ペッグトレイ7Bがストッパー22と当接した状態と
なると、押出しプレート35が往復動されて満ボビン付
ペッグトレイ7Bが搬送装置6上に順次排出される。
【0018】押出しプレート35は水平に平行移動され
るので、係合面38の台座部7bに対する当接位置が変
動せず、満ボビン付ペッグトレイ7Bは安定した状態で
搬送装置6上に排出される。又、押出しプレート35は
満ボビン付ペッグトレイ7Bを管替機1の進行方向に対
して後方に向かって押出すため、先に排出された満ボビ
ン付ペッグトレイ7Bが次の満ボビン付ペッグトレイ7
Bを押出す際に支障となることがない。
【0019】又、この実施例では係合面38が台座部7
b外周面とほぼ等しい曲率の円弧面38aにおいて台座
部7bと接触するため、係合面38と台座部7bとが面
接触となる。従って、満ボビン付ペッグトレイ7Bを押
出す際に、満ボビン付ペッグトレイ7Bがより安定した
状態で移動される。
【0020】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、係合面38を円弧面38aだけで
構成したり、押出しプレート35の長手方向に対して斜
めとなる平面38bだけで構成してもよい。又、押出し
プレート35をリンクで駆動する構成に代えて、押出し
プレート35を管替機1の進行方向に対して斜め後方に
向かって延びるように配設されたシリンダで直接駆動す
る構成としてもよい。又、押出しプレート35をガイド
部材を介して管替機1の進行方向に対して斜め後方に向
かって水平移動可能に配設するとともに押出しプレート
35にラックを取付け、ラックと噛合するピニオンをモ
ータで駆動する構成としてもよい。押出しプレート35
をその長手方向に沿って直線的に往復動させる構成の場
合は、平面38bを押出しプレート35の長手方向と直
交する状態に形成してもよい。さらには、ぺッグトレイ
分離装置44を省略して、満ボビン付ぺッグトレイ7B
が連続した状態で満ボビン排出部9aに搬送される構成
としてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、押
出し部材はその係合面と満ボビン付ぺッグトレイの台座
部との係合位置が一定に保持された状態で満ボビン付ぺ
ッグトレイを押すため、満ボビン付ぺッグトレイを安定
した状態で管替機内のペッグトレイ搬送装置上から紡機
機台側に延設された搬送装置上に確実に受渡すことがで
きる。又、押出し部材が管替機の進行方向に対して斜め
後方へ向かって水平移動するように往動されるため、満
ボビン付ペッグトレイを押出す際に先に排出された満ボ
ビン付ペッグトレイが支障となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例の平面図である。
【図2】満ボビン排出装置とぺッグトレイ分離装置とを
示す一部破断背面図である。
【図3】満ボビン排出装置の側面図である。
【図4】管替機の概略斜視図である。
【符号の説明】
1…管替機、2…スピンドルレール、6…搬送装置、7
…ぺッグトレイ、7a…ぺッグ、7b…台座部、7A…
空ボビン付ペッグトレイ、7B…満ボビン付ペッグトレ
イ、9…ペッグトレイ搬送装置としての捩り搬送装置、
10…搬送ベルト、11…ガイド部材、22…ストッパ
ー、24…満ボビン排出装置、27…駆動手段を構成す
るモータ、28…同じくカム、33,34…同じくレバ
ー、35…押出し部材としての押出しプレート、39…
駆動手段を構成するカムフォロア、43…同じく引張り
ばね、E…空ボビン、F…満ボビン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 隆征 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 長江 博司 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルレールに沿って移動し、スピ
    ンドルレールと平行に延設された搬送装置上にぺッグト
    レイに装着された状態で載置された空ボビンをペッグト
    レイごと機内に取入れて管替作業を行う管替機におい
    て、 ぺッグトレイの台座部外周面に当接する係合面を有する
    押出し部材を、管替機に装備されたぺッグトレイ搬送装
    置の満ボビン排出部付近の所定位置に配置された満ボビ
    ン付ぺッグトレイの台座部に前記係合面が係合して該ぺ
    ッグトレイをぺッグトレイ搬送装置上から前記搬送装置
    上に排出する押出し位置と、満ボビン付ぺッグトレイの
    前記所定位置への移動を許容する待機位置とに水平移動
    可能に設け、前記押出し部材を前記係合面が管替機の進
    行方向に対して斜め後方へ向かって往動するように駆動
    する駆動手段を設けた管替機における満ボビン排出装
    置。
JP33327892A 1992-12-14 1992-12-14 管替機における満ボビン排出装置 Pending JPH06184840A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104233536A (zh) * 2014-08-28 2014-12-24 湖州丝葳纺织有限公司 一种细纱管自动拔出装置
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