JPH06183870A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents
生ゴミ処理装置Info
- Publication number
- JPH06183870A JPH06183870A JP4312643A JP31264392A JPH06183870A JP H06183870 A JPH06183870 A JP H06183870A JP 4312643 A JP4312643 A JP 4312643A JP 31264392 A JP31264392 A JP 31264392A JP H06183870 A JPH06183870 A JP H06183870A
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- JP
- Japan
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- refuses
- fermentation treatment
- garbage
- stirring
- fermentation
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水切りから堆肥化までの処理がすべて自動的
にでき、しかも処理能率が高く、設備コスト及びランニ
ングコストが格段に低減できる。 【構成】 発酵処理槽７に供給された生ゴミは、投入後
所定時間撹拌用スクリュー１８によって撹拌筒内に圧送
させ、圧送中に一部の生ゴミは撹拌筒壁に形成された粉
砕用孔１９から押し出されることによって粉砕されると
共に上部開口部周縁から押し出され、分散状態になって
発酵槽処理槽下部に落下する。その過程で生ゴミは、水
分、酸素濃度、及び大きさが適度に調整され、微生物に
よる最適な発酵処理条件が得られ、効率良く発酵処理が
行われる。
にでき、しかも処理能率が高く、設備コスト及びランニ
ングコストが格段に低減できる。 【構成】 発酵処理槽７に供給された生ゴミは、投入後
所定時間撹拌用スクリュー１８によって撹拌筒内に圧送
させ、圧送中に一部の生ゴミは撹拌筒壁に形成された粉
砕用孔１９から押し出されることによって粉砕されると
共に上部開口部周縁から押し出され、分散状態になって
発酵槽処理槽下部に落下する。その過程で生ゴミは、水
分、酸素濃度、及び大きさが適度に調整され、微生物に
よる最適な発酵処理条件が得られ、効率良く発酵処理が
行われる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、残飯等の生ゴミを自動
的に発酵処理して、堆肥化する生ゴミ処理装置に関す
る。
的に発酵処理して、堆肥化する生ゴミ処理装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、生ゴミを堆肥化して処理する生ゴ
ミ処理装置としては、底部が開口した容器を地中に埋設
して発酵菌を添加して生ゴミを収容し、菌によって発酵
処理させる家庭用の小型のものから、粉砕装置、発酵槽
を備えた産業用の大型生ゴミ処理装置まで、種々の形式
のモノが知られている。しかし、従来の生ゴミ処理装置
は、前者はその処理容量が小さく、大量の生ゴミが発生
する所には適用できず、また後者の場合は、例えば残飯
類からなる大量の水分を含む生ゴミの場合、人手による
水切り後さらに大鋸屑やわら片等の水分調整材を大量に
混ぜて処理するため、処理が面倒で維持費が高く、しか
も処理後の量も大量に発生するので、処理済みの生ゴミ
の搬出周期も短くしなければならない等の欠点があっ
た。
ミ処理装置としては、底部が開口した容器を地中に埋設
して発酵菌を添加して生ゴミを収容し、菌によって発酵
処理させる家庭用の小型のものから、粉砕装置、発酵槽
を備えた産業用の大型生ゴミ処理装置まで、種々の形式
のモノが知られている。しかし、従来の生ゴミ処理装置
は、前者はその処理容量が小さく、大量の生ゴミが発生
する所には適用できず、また後者の場合は、例えば残飯
類からなる大量の水分を含む生ゴミの場合、人手による
水切り後さらに大鋸屑やわら片等の水分調整材を大量に
混ぜて処理するため、処理が面倒で維持費が高く、しか
も処理後の量も大量に発生するので、処理済みの生ゴミ
の搬出周期も短くしなければならない等の欠点があっ
た。
【０００３】そのため、専門の処理要員を必要とし、例
えば給食センターやレストラン等大量の生ゴミを生じる
事業所において、そのような装置を設置して自己処理す
るには設備コスト及びランニングコストが高くかかり過
ぎる問題点がある。そこで、生ゴミが多く発生する所
は、一般に専門の処理業者や養豚農家による豚の餌とし
ての回収に頼っているのが現状であるが、近時豚の餌に
残飯を用いることが少なくなり、これらの回収業者の減
少に伴い、迅速な処理を行うことが困難になっている。
えば給食センターやレストラン等大量の生ゴミを生じる
事業所において、そのような装置を設置して自己処理す
るには設備コスト及びランニングコストが高くかかり過
ぎる問題点がある。そこで、生ゴミが多く発生する所
は、一般に専門の処理業者や養豚農家による豚の餌とし
ての回収に頼っているのが現状であるが、近時豚の餌に
残飯を用いることが少なくなり、これらの回収業者の減
少に伴い、迅速な処理を行うことが困難になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の生ゴ
ミ処理装置の上記問題点を解決しようとするものであ
り、水切りから堆肥化までの処理がすべて自動的にで
き、しかも水分調節材を必要とすることなく、処理後の
量的減少率が非常に大きく、搬出周期が長期であり、設
備コスト及びランニングコストが格段に低減でき、生ゴ
ミ発生事業所に簡単に設置して生ゴミの自己処理が簡単
に行える生ゴミ処理装置を提供することを目的とする。
ミ処理装置の上記問題点を解決しようとするものであ
り、水切りから堆肥化までの処理がすべて自動的にで
き、しかも水分調節材を必要とすることなく、処理後の
量的減少率が非常に大きく、搬出周期が長期であり、設
備コスト及びランニングコストが格段に低減でき、生ゴ
ミ発生事業所に簡単に設置して生ゴミの自己処理が簡単
に行える生ゴミ処理装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の生ゴミ処理装置は、発酵処理槽と、該発酵処理槽に
生ゴミを水切りしながら投入する生ゴミ投入装置とを備
え、前記発酵処理槽の内部に、撹拌筒と、該撹拌筒内に
発酵処理槽の下部に堆積している生ゴミを上昇させ該撹
拌筒から再び発酵処理槽下部に分散落下させる撹拌スク
リューとからなる撹拌装置を設けてなることを特徴とす
る構成からなる。前記撹拌筒の円筒壁に粉砕用孔を形成
することによって、生ゴミが粉砕することができ、好ま
しい。
明の生ゴミ処理装置は、発酵処理槽と、該発酵処理槽に
生ゴミを水切りしながら投入する生ゴミ投入装置とを備
え、前記発酵処理槽の内部に、撹拌筒と、該撹拌筒内に
発酵処理槽の下部に堆積している生ゴミを上昇させ該撹
拌筒から再び発酵処理槽下部に分散落下させる撹拌スク
リューとからなる撹拌装置を設けてなることを特徴とす
る構成からなる。前記撹拌筒の円筒壁に粉砕用孔を形成
することによって、生ゴミが粉砕することができ、好ま
しい。
【０００６】
【作用】発酵処理槽に、予め発酵微生物を播種した発酵
促進材を適量収容しておくことによって、該発酵処理槽
に供給された生ゴミは発酵微生物によって自動的に分解
処理されて堆肥化される。本発明では、生ゴミ投入後所
定時間撹拌用スクリューを作動させることによって発酵
処理槽下部に堆積した生ゴミを撹拌筒内に圧送させ、圧
送中に一部の生ゴミは円筒壁に形成された粉砕用孔から
押し出されることによって粉砕され、また撹拌筒内の上
部開口部に達した多くの生ゴミはガス上部開口部周縁か
ら押し出される。前記粉砕用孔及び前記上部開口部周縁
から押し出された生ゴミは、分散状態になって発酵槽処
理層下部に落下し、その過程で生ゴミは十分な粉砕及び
撹拌と水分の蒸散が行われ、水分、酸素濃度、及び大き
さが適度に調整され、微生物による最適な発酵処理条件
が得られ、効率良く発酵処理が行われる。
促進材を適量収容しておくことによって、該発酵処理槽
に供給された生ゴミは発酵微生物によって自動的に分解
処理されて堆肥化される。本発明では、生ゴミ投入後所
定時間撹拌用スクリューを作動させることによって発酵
処理槽下部に堆積した生ゴミを撹拌筒内に圧送させ、圧
送中に一部の生ゴミは円筒壁に形成された粉砕用孔から
押し出されることによって粉砕され、また撹拌筒内の上
部開口部に達した多くの生ゴミはガス上部開口部周縁か
ら押し出される。前記粉砕用孔及び前記上部開口部周縁
から押し出された生ゴミは、分散状態になって発酵槽処
理層下部に落下し、その過程で生ゴミは十分な粉砕及び
撹拌と水分の蒸散が行われ、水分、酸素濃度、及び大き
さが適度に調整され、微生物による最適な発酵処理条件
が得られ、効率良く発酵処理が行われる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図１は、本発明の生ゴミ処理装置の実施例の
正面図である。図中、１は生ゴミ投入装置であり、投入
機２及び投入用スクリューコンベヤ５からなる。投入機
２は、ホッパー３下端に振動フィーダを備え、ホッパー
に投入された生ゴミを固形分離して、固形分を投入用ス
クリューコンベヤ５に落下させるようになっている。６
は投入用スクリューコンベヤ５の上端部に設けられた、
発酵処理槽への供給口である。
説明する。図１は、本発明の生ゴミ処理装置の実施例の
正面図である。図中、１は生ゴミ投入装置であり、投入
機２及び投入用スクリューコンベヤ５からなる。投入機
２は、ホッパー３下端に振動フィーダを備え、ホッパー
に投入された生ゴミを固形分離して、固形分を投入用ス
クリューコンベヤ５に落下させるようになっている。６
は投入用スクリューコンベヤ５の上端部に設けられた、
発酵処理槽への供給口である。
【０００８】７は発酵処理槽であり、その詳細が図２〜
図４に示されている。該発酵処理槽は、頂部に排気筒８
を備えた円筒状の水分蒸散部９と、該水分蒸散部下端に
設けられテーパー状で底部が閉塞されている発酵槽部１
０からなる発酵処理槽本体１２を有し、その内部に撹拌
装置１５が設けられている。撹拌装置１５は、前記水分
蒸散部内の中央部に設置されて上下が開口している撹拌
筒１６と、該撹拌筒内に上端部がほぼ撹拌筒の上端部と
一致し、下端が撹拌筒の下部開口部を通過して発酵槽部
の底部壁１１近くまで延びる撹拌用スクリュー１８とを
備えている。該撹拌用スクリュー１８は図示しないモー
タによって回転駆動され、発酵槽部に堆積している生ゴ
ミを撹拌筒内を上方に搬送して撹拌筒外部から下方に落
下させるようになっている。撹拌筒１６は、図４に示す
ようにその周面に粉砕用孔１９が形成され、撹拌用スク
リュー１８で圧縮されて送られる生ゴミの一部が該粉砕
用孔を通過することによって粉砕されるようになってい
る。なお、図中１４は、撹拌筒を発酵処理槽本体に固定
するための取付けブラケットである。２０は、搬出用ス
クリューコンベヤ装置であり、前記発酵槽底部を貫通し
て底部に堆積している堆肥化した処理済み生ゴミを搬出
するスクリューを内部に備えた搬送筒２１を有し、その
搬出口２２から処理済み生ゴミを落下させるようになっ
ている。
図４に示されている。該発酵処理槽は、頂部に排気筒８
を備えた円筒状の水分蒸散部９と、該水分蒸散部下端に
設けられテーパー状で底部が閉塞されている発酵槽部１
０からなる発酵処理槽本体１２を有し、その内部に撹拌
装置１５が設けられている。撹拌装置１５は、前記水分
蒸散部内の中央部に設置されて上下が開口している撹拌
筒１６と、該撹拌筒内に上端部がほぼ撹拌筒の上端部と
一致し、下端が撹拌筒の下部開口部を通過して発酵槽部
の底部壁１１近くまで延びる撹拌用スクリュー１８とを
備えている。該撹拌用スクリュー１８は図示しないモー
タによって回転駆動され、発酵槽部に堆積している生ゴ
ミを撹拌筒内を上方に搬送して撹拌筒外部から下方に落
下させるようになっている。撹拌筒１６は、図４に示す
ようにその周面に粉砕用孔１９が形成され、撹拌用スク
リュー１８で圧縮されて送られる生ゴミの一部が該粉砕
用孔を通過することによって粉砕されるようになってい
る。なお、図中１４は、撹拌筒を発酵処理槽本体に固定
するための取付けブラケットである。２０は、搬出用ス
クリューコンベヤ装置であり、前記発酵槽底部を貫通し
て底部に堆積している堆肥化した処理済み生ゴミを搬出
するスクリューを内部に備えた搬送筒２１を有し、その
搬出口２２から処理済み生ゴミを落下させるようになっ
ている。
【０００９】本実施例の生ゴミ処理装置は、以上のよう
に構成され、生ゴミは次のようにして処理される。発酵
処理槽本体の発酵槽部１０には、予め発酵微生物を植種
した発酵促進材を適量収容しておく。生ゴミをホッパー
に投入すると、生ゴミは投入機２の振動フィーダーによ
り振動されながら送られることによって固形分離され、
固形分は投入用スクリューコンベヤ５下部に落下して上
方に圧送され、水分は投入用スクリューコンベヤ下端部
から適宜排水される。投入用スクリューコンベヤ５は傾
斜状態に配置されているので、搬送中にも効率良く脱水
が行われ、発酵処理槽への供給口４に達するまでに、水
分は約３０％程度まで減少させることができる。
に構成され、生ゴミは次のようにして処理される。発酵
処理槽本体の発酵槽部１０には、予め発酵微生物を植種
した発酵促進材を適量収容しておく。生ゴミをホッパー
に投入すると、生ゴミは投入機２の振動フィーダーによ
り振動されながら送られることによって固形分離され、
固形分は投入用スクリューコンベヤ５下部に落下して上
方に圧送され、水分は投入用スクリューコンベヤ下端部
から適宜排水される。投入用スクリューコンベヤ５は傾
斜状態に配置されているので、搬送中にも効率良く脱水
が行われ、発酵処理槽への供給口４に達するまでに、水
分は約３０％程度まで減少させることができる。
【００１０】発酵処理槽７に供給された生ゴミは水分蒸
散部９から発酵槽部１０に落下し、発酵槽部に収容され
ている発酵微生物によって分解が行われる。一方、発酵
処理槽７に生ゴミが投入されると投入後所定時間（約１
０〜２０分程度）撹拌用スクリュー１８を作動させ、発
酵槽部１０に堆積した生ゴミをスクリューコンベヤで上
昇させて撹拌筒１６内を圧送させる。撹拌筒１６内を圧
送中に一部の生ゴミは、撹拌筒１６の円筒壁に形成され
た粉砕用孔１９から押し出されることによって粉砕さ
れ、円筒壁外周から細粉となって再び発酵槽部１０に落
下する。また、撹拌筒内の上部開口部に達した生ゴミ
は、撹拌用スクリューによって押し出され、上部開口部
外周から同様に発酵槽部に落下する。粉砕用孔１９及び
上部開口部から押し出された生ゴミは、分散状態になっ
て発酵槽部に落下するが、その過程で水分が蒸散する。
撹拌用スクリューを所定時間駆動することによって、発
酵槽内に堆積した生ゴミが何度も上昇落下を繰り返すこ
とにより、生ゴミは十分な撹拌と粉砕及び水分の蒸散が
行われ、水分、酸素濃度、及び大きさが適度に調整さ
れ、微生物による最適な発酵処理条件が得られ、効率良
く発酵処理が行われる。発酵処理されて堆肥化した処理
済み生ゴミは、所定期間毎（本実施例の装置によれば、
１ヵ月に１回程度）に搬出用スクリューコンベヤ装置２
０を駆動して、発酵槽から外部に搬出して取り出す。
散部９から発酵槽部１０に落下し、発酵槽部に収容され
ている発酵微生物によって分解が行われる。一方、発酵
処理槽７に生ゴミが投入されると投入後所定時間（約１
０〜２０分程度）撹拌用スクリュー１８を作動させ、発
酵槽部１０に堆積した生ゴミをスクリューコンベヤで上
昇させて撹拌筒１６内を圧送させる。撹拌筒１６内を圧
送中に一部の生ゴミは、撹拌筒１６の円筒壁に形成され
た粉砕用孔１９から押し出されることによって粉砕さ
れ、円筒壁外周から細粉となって再び発酵槽部１０に落
下する。また、撹拌筒内の上部開口部に達した生ゴミ
は、撹拌用スクリューによって押し出され、上部開口部
外周から同様に発酵槽部に落下する。粉砕用孔１９及び
上部開口部から押し出された生ゴミは、分散状態になっ
て発酵槽部に落下するが、その過程で水分が蒸散する。
撹拌用スクリューを所定時間駆動することによって、発
酵槽内に堆積した生ゴミが何度も上昇落下を繰り返すこ
とにより、生ゴミは十分な撹拌と粉砕及び水分の蒸散が
行われ、水分、酸素濃度、及び大きさが適度に調整さ
れ、微生物による最適な発酵処理条件が得られ、効率良
く発酵処理が行われる。発酵処理されて堆肥化した処理
済み生ゴミは、所定期間毎（本実施例の装置によれば、
１ヵ月に１回程度）に搬出用スクリューコンベヤ装置２
０を駆動して、発酵槽から外部に搬出して取り出す。
【００１１】上記実施例の装置によって、１日約１００
Ｋｇづつの生ゴミを投入し、投入後１０〜２０分程度撹
拌スクリューを駆動して、発酵槽部の生ゴミを撹拌し、
それを１ヵ月繰返した結果、発酵槽内の発酵処理後の残
留量は投入量のほぼ１０％以下であり、また、悪臭の発
生もなく、従来の生ゴミ処理装置と比較して微生物によ
る処理能力が飛躍的に上昇していることが確認できた。
その結果、該生ゴミ処理装置から発酵した生ゴミの搬出
も月に１回位行えば良く、しかも投入時に生ゴミを水分
調節する必要がなく、そのままの状態で単に投入するだ
けで良いから、取扱いが非常に簡単である。
Ｋｇづつの生ゴミを投入し、投入後１０〜２０分程度撹
拌スクリューを駆動して、発酵槽部の生ゴミを撹拌し、
それを１ヵ月繰返した結果、発酵槽内の発酵処理後の残
留量は投入量のほぼ１０％以下であり、また、悪臭の発
生もなく、従来の生ゴミ処理装置と比較して微生物によ
る処理能力が飛躍的に上昇していることが確認できた。
その結果、該生ゴミ処理装置から発酵した生ゴミの搬出
も月に１回位行えば良く、しかも投入時に生ゴミを水分
調節する必要がなく、そのままの状態で単に投入するだ
けで良いから、取扱いが非常に簡単である。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成からなり、
次のような格別な効果を奏する。生ゴミは、発酵処理槽
内で十分な撹拌と粉砕及び水分の蒸散が行われ、水分、
酸素濃度、及び大きさが適度に調整されるので、微生物
による最適な発酵処理条件が得られ、従来と比較して効
率良く発酵処理が行われる。また、従来のように水分調
整材を多量に投入する必要もないので、発酵処理後の減
少率が著しく顕著であり、処理装置から堆肥化した処理
済みゴミを搬出する期間を著しく長くすることができ
る。そして、手作業による水切り等の前処理を必要とせ
ず、水切りから堆肥化までの処理をすべて自動的に行う
ことができ、取扱いが簡単で、しかも設備コスト及びラ
ンニングコストも格段に低減できるので、生ゴミ発生事
業所に簡単に設置して生ゴミの自己処理が簡単に行え
る。
次のような格別な効果を奏する。生ゴミは、発酵処理槽
内で十分な撹拌と粉砕及び水分の蒸散が行われ、水分、
酸素濃度、及び大きさが適度に調整されるので、微生物
による最適な発酵処理条件が得られ、従来と比較して効
率良く発酵処理が行われる。また、従来のように水分調
整材を多量に投入する必要もないので、発酵処理後の減
少率が著しく顕著であり、処理装置から堆肥化した処理
済みゴミを搬出する期間を著しく長くすることができ
る。そして、手作業による水切り等の前処理を必要とせ
ず、水切りから堆肥化までの処理をすべて自動的に行う
ことができ、取扱いが簡単で、しかも設備コスト及びラ
ンニングコストも格段に低減できるので、生ゴミ発生事
業所に簡単に設置して生ゴミの自己処理が簡単に行え
る。
【図１】本発明の実施例にかかる生ゴミ処理装置の正面
図である。
図である。
【図２】その発酵処理槽の正面図である。
【図３】その撹拌筒の正面図（粉砕用孔の図示は省略し
てある）である。
てある）である。
【図４】図３の撹拌筒の要部拡大図である。
１ 生ゴミ投入装置 ２ 投入機 ５ 投入用スクリューコンベヤ ７ 発酵処理
槽 ９ 水分蒸散部 １０ 発酵槽部 １２ 発酵処理槽本体 １５ 撹拌装
置 １６ 撹拌筒 １８ 撹拌用
スクリュー １９ 粉砕用孔 ２０ 搬出用
スクリューコンベヤ装置
槽 ９ 水分蒸散部 １０ 発酵槽部 １２ 発酵処理槽本体 １５ 撹拌装
置 １６ 撹拌筒 １８ 撹拌用
スクリュー １９ 粉砕用孔 ２０ 搬出用
スクリューコンベヤ装置
Claims (2)
- 【請求項１】 発酵処理槽と、該発酵処理槽に生ゴミを
水切りしながら投入する生ゴミ投入装置とを備え、前記
発酵処理槽の内部に、撹拌筒と、該撹拌筒内に前記発酵
処理槽の下部に堆積している生ゴミを上昇させ該撹拌筒
から再び発酵処理槽下部に分散落下させる撹拌スクリュ
ーとからなる撹拌装置を設けてなることを特徴とする生
ゴミ処理装置。 - 【請求項２】 前記撹拌筒は、その円筒壁に粉砕用孔が
形成されている請求項１の生ゴミ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4312643A JPH0764663B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 生ゴミ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4312643A JPH0764663B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 生ゴミ処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06183870A true JPH06183870A (ja) | 1994-07-05 |
| JPH0764663B2 JPH0764663B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=18031682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4312643A Expired - Fee Related JPH0764663B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 生ゴミ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0764663B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007181815A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-07-19 | Futogu:Kk | 廃棄物処理剤、廃棄物処理方法および処理物 |
| JP2013123705A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-24 | Futogu:Kk | 攪拌粉砕機 |
| CN104261022A (zh) * | 2014-08-14 | 2015-01-07 | 沈阳航空航天大学 | 一种智能垃圾处理装置 |
| CN115090653A (zh) * | 2022-06-13 | 2022-09-23 | 程伟玲 | 一种垃圾处理工艺 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51106777U (ja) * | 1975-02-22 | 1976-08-26 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP4312643A patent/JPH0764663B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51106777U (ja) * | 1975-02-22 | 1976-08-26 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007181815A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-07-19 | Futogu:Kk | 廃棄物処理剤、廃棄物処理方法および処理物 |
| JP2013123705A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-24 | Futogu:Kk | 攪拌粉砕機 |
| CN104261022A (zh) * | 2014-08-14 | 2015-01-07 | 沈阳航空航天大学 | 一种智能垃圾处理装置 |
| CN115090653A (zh) * | 2022-06-13 | 2022-09-23 | 程伟玲 | 一种垃圾处理工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0764663B2 (ja) | 1995-07-12 |
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