JPH06183723A - 珪酸ナトリウムと別の塩より成る混合物を製造する方法並びにこの混合物の用途 - Google Patents
珪酸ナトリウムと別の塩より成る混合物を製造する方法並びにこの混合物の用途Info
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- JPH06183723A JPH06183723A JP5174401A JP17440193A JPH06183723A JP H06183723 A JPH06183723 A JP H06183723A JP 5174401 A JP5174401 A JP 5174401A JP 17440193 A JP17440193 A JP 17440193A JP H06183723 A JPH06183723 A JP H06183723A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/39—Organic or inorganic per-compounds
- C11D3/3942—Inorganic per-compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/12—Water-insoluble compounds
- C11D3/124—Silicon containing, e.g. silica, silex, quartz or glass beads
- C11D3/1246—Silicates, e.g. diatomaceous earth
- C11D3/1253—Layer silicates, e.g. talcum, kaolin, clay, bentonite, smectite, montmorillonite, hectorite or attapulgite
- C11D3/1273—Crystalline layered silicates of type NaMeSixO2x+1YH2O
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06L—DRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
- D06L4/00—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs
- D06L4/10—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which develop oxygen
- D06L4/12—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which develop oxygen combined with specific additives
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 層状構造およびSiO2 :Na2 O=(1.
9〜20):1のモル比を持つ珪酸ナトリウムと洗濯−
または洗浄工程で助成する少なくとも1種類の別の塩と
より成る混合物を製造する為に、δ−Na2 Si2 O5
で実質的に構成される珪酸ナトリウムを少なくとも1種
類の別の酸と9〜13のpH範囲で攪拌下に反応させそ
してその反応生成物に過酸化水素溶液を添加する。最後
にこの反応混合物を減圧下に蒸発処理しそして乾燥させ
る。 【効果】 この混合物は洗濯、洗浄および食器洗いの為
の剤並びにセルロースおよび紙の漂白の為の剤として使
用できる。
9〜20):1のモル比を持つ珪酸ナトリウムと洗濯−
または洗浄工程で助成する少なくとも1種類の別の塩と
より成る混合物を製造する為に、δ−Na2 Si2 O5
で実質的に構成される珪酸ナトリウムを少なくとも1種
類の別の酸と9〜13のpH範囲で攪拌下に反応させそ
してその反応生成物に過酸化水素溶液を添加する。最後
にこの反応混合物を減圧下に蒸発処理しそして乾燥させ
る。 【効果】 この混合物は洗濯、洗浄および食器洗いの為
の剤並びにセルロースおよび紙の漂白の為の剤として使
用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、層状構造およびSiO
2 :Na2 O=(1.9〜20):1、殊に3.5:1
〜4.5:1のモル比を持つ珪酸ナトリウムと洗濯−ま
たは洗浄工程で助成する少なくとも1種類の別の塩とよ
り成る混合物を製造する方法並びにこの混合物を用いる
方法に関する。
2 :Na2 O=(1.9〜20):1、殊に3.5:1
〜4.5:1のモル比を持つ珪酸ナトリウムと洗濯−ま
たは洗浄工程で助成する少なくとも1種類の別の塩とよ
り成る混合物を製造する方法並びにこの混合物を用いる
方法に関する。
【0002】
【従来技術】近代の洗剤は、ビルダー、コビルダー、漂
白剤系および安定剤より成る多種物質の混合物である。
この場合、ビルダーとしては例えばポリ燐酸ナトリウム
またはゼオライトAが使用され、コビルダーとしてポリ
カルボキシレートがそして漂白剤系として過炭酸塩また
は過硼酸塩とテトラアセチルエチレンジアミン(TAE
D)の混合物がそして安定剤としてホスホナートが使用
される。
白剤系および安定剤より成る多種物質の混合物である。
この場合、ビルダーとしては例えばポリ燐酸ナトリウム
またはゼオライトAが使用され、コビルダーとしてポリ
カルボキシレートがそして漂白剤系として過炭酸塩また
は過硼酸塩とテトラアセチルエチレンジアミン(TAE
D)の混合物がそして安定剤としてホスホナートが使用
される。
【0003】洗剤および浄化剤は界面活性剤の他に結晶
質の層状珪酸ナトリウムがビルダーとして含まれていて
もよい(ヨーロッパ特許第164,514号明細書参
照)。更に、NaHSi2 O5 ・xH2 Oなる組成を有
しておりそしてその構造がカネマイト(Kanemi
t)から誘導される層状珪酸塩、例えばNaHSi2 O
5、NaHSi2 O5 ・H2 O、NaHSi2 O5 ・3
H2 Oが特に有利である。
質の層状珪酸ナトリウムがビルダーとして含まれていて
もよい(ヨーロッパ特許第164,514号明細書参
照)。更に、NaHSi2 O5 ・xH2 Oなる組成を有
しておりそしてその構造がカネマイト(Kanemi
t)から誘導される層状珪酸塩、例えばNaHSi2 O
5、NaHSi2 O5 ・H2 O、NaHSi2 O5 ・3
H2 Oが特に有利である。
【0004】カネマイトはβ−Na2 Si2 O5 または
α−Na2 Si2 O5 から100℃で水/メタノール−
混合物で処理し、次いで700℃に24時間加熱しそし
て水で更に後処理することによって得ることができる。
α−Na2 Si2 O5 から100℃で水/メタノール−
混合物で処理し、次いで700℃に24時間加熱しそし
て水で更に後処理することによって得ることができる。
【0005】この場合には、その製造の際に個々の物質
の添加を制御する必要がある為におよびメタノールが燃
焼し易い為に多大な費用が掛かる安全予防手段が必要で
あるという欠点がある。
の添加を制御する必要がある為におよびメタノールが燃
焼し易い為に多大な費用が掛かる安全予防手段が必要で
あるという欠点がある。
【0006】ヨーロッパ特許第164,514号明細書
によると、δ−Na2 Si2 O5 を水に懸濁させ、この
懸濁液を次に濾過しそして生ずる固体を105℃で乾燥
することによって、カネマイト類似の生成物が得られ
る。
によると、δ−Na2 Si2 O5 を水に懸濁させ、この
懸濁液を次に濾過しそして生ずる固体を105℃で乾燥
することによって、カネマイト類似の生成物が得られ
る。
【0007】この場合、この懸濁物は極めて濾過し難い
という欠点がある。洗剤および浄化剤において漂白−お
よび酸化剤として使用される過炭酸ナトリウム水和物は
炭酸ナトリウムおよび過酸化水素の水溶液から得られ、
その際に塩化ナトリウム、ポリ燐酸ナトリウムまたはポ
リアクリレートが塩析助剤および結晶化助剤として役立
つ(“Ullmanns Encyklopaedie
der technischen Chemie”、
第4版、第17巻、第734頁)。
という欠点がある。洗剤および浄化剤において漂白−お
よび酸化剤として使用される過炭酸ナトリウム水和物は
炭酸ナトリウムおよび過酸化水素の水溶液から得られ、
その際に塩化ナトリウム、ポリ燐酸ナトリウムまたはポ
リアクリレートが塩析助剤および結晶化助剤として役立
つ(“Ullmanns Encyklopaedie
der technischen Chemie”、
第4版、第17巻、第734頁)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明の課題
は、珪酸水素ナトリウムおよび、洗濯−および浄化工程
で助成する作用をする別の塩より成る混合物を製造する
方法であって、その製造の際に別の塩が形成されそして
その製造の際に濾過の問題が生じない該方法を提供する
ことである。
は、珪酸水素ナトリウムおよび、洗濯−および浄化工程
で助成する作用をする別の塩より成る混合物を製造する
方法であって、その製造の際に別の塩が形成されそして
その製造の際に濾過の問題が生じない該方法を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従っ
て、δ−Na2 Si2 O5 で実質的に構成される珪酸ナ
トリウムを少なくとも1種類の酸にて攪拌下に9〜13
のpH範囲で反応させそして反応生成物に過酸化水素溶
液を添加することによって達成される。
て、δ−Na2 Si2 O5 で実質的に構成される珪酸ナ
トリウムを少なくとも1種類の酸にて攪拌下に9〜13
のpH範囲で反応させそして反応生成物に過酸化水素溶
液を添加することによって達成される。
【0010】本発明の方法は更に、以下の構成要件を有
していてもよい: a)反応混合物を減圧下に蒸発させそして乾燥する; b)反応混合物を熱いガス流中で蒸発させそして乾燥す
る; c)反応混合物を蒸発処理前に濾過する; d)蒸発を110℃までの温度で行う; e)珪酸ナトリウムの反応を流動状態で行ないそして酸
および過酸化水素を噴霧するかまたは散布する; f)酸として二酸化炭素、炭酸水素ナトリウム、硼酸、
四硼酸ナトリウム、アルカンスルホン酸、アルカンカル
ボン酸および/またはヒドロキシカルボン酸を使用す
る。
していてもよい: a)反応混合物を減圧下に蒸発させそして乾燥する; b)反応混合物を熱いガス流中で蒸発させそして乾燥す
る; c)反応混合物を蒸発処理前に濾過する; d)蒸発を110℃までの温度で行う; e)珪酸ナトリウムの反応を流動状態で行ないそして酸
および過酸化水素を噴霧するかまたは散布する; f)酸として二酸化炭素、炭酸水素ナトリウム、硼酸、
四硼酸ナトリウム、アルカンスルホン酸、アルカンカル
ボン酸および/またはヒドロキシカルボン酸を使用す
る。
【0011】更に本発明の方法に従って製造される混合
物は洗濯、洗浄および食器洗いの為の剤として並びに紙
およびセルロースを漂白する為の剤として使用すること
ができる。
物は洗濯、洗浄および食器洗いの為の剤として並びに紙
およびセルロースを漂白する為の剤として使用すること
ができる。
【0012】洗濯、浄化および食器洗いの為の剤として
の本発明の混合物の効果は、層状分子構造およびその中
に含まれる珪酸水素塩の固有pH値に左右され、それに
よって水中に含まれるアルカリ土類金属−イオンの沈澱
あるいは沈降(水の軟化)が実現される。
の本発明の混合物の効果は、層状分子構造およびその中
に含まれる珪酸水素塩の固有pH値に左右され、それに
よって水中に含まれるアルカリ土類金属−イオンの沈澱
あるいは沈降(水の軟化)が実現される。
【0013】本発明の混合物は過酸化水素を約17重量
% まで含有している。
% まで含有している。
【0014】
【実施例】例1(実施例) :外部から温度調整可能な容器中で48
5g の脱イオン水を最初に導入しそして228g の実質
的にδ−Na2 Si2 O5 より成る珪酸ナトリウムを導
入する。10℃に冷却した後に、攪拌下にCO2 を導入
し、その際に20℃以上への温度上昇を適当に更に冷却
することによって防止する。CO2 −導入は10.3の
pH値に達した際に終了する。20〜25℃の温度で7
5g のH2 O2 (70重量% )導入する。約0℃に冷却
した後に反応混合物を四つに分けた:部分aを室温で減
圧下に蒸発させそして乾燥し、その際に11.7重量%
のH2 O2 を含む48.6g の混合物が沈澱する。
5g の脱イオン水を最初に導入しそして228g の実質
的にδ−Na2 Si2 O5 より成る珪酸ナトリウムを導
入する。10℃に冷却した後に、攪拌下にCO2 を導入
し、その際に20℃以上への温度上昇を適当に更に冷却
することによって防止する。CO2 −導入は10.3の
pH値に達した際に終了する。20〜25℃の温度で7
5g のH2 O2 (70重量% )導入する。約0℃に冷却
した後に反応混合物を四つに分けた:部分aを室温で減
圧下に蒸発させそして乾燥し、その際に11.7重量%
のH2 O2 を含む48.6g の混合物が沈澱する。
【0015】部分bを50℃で減圧下に蒸発させそして
乾燥し、その際に10.3重量% のH2 O2 を含む4
0.2g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室
温で減圧下に乾燥し、その際に9.2重量% のH2 O2
を含む73.5g の混合物が沈澱する。
乾燥し、その際に10.3重量% のH2 O2 を含む4
0.2g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室
温で減圧下に乾燥し、その際に9.2重量% のH2 O2
を含む73.5g の混合物が沈澱する。
【0016】部分dを濾過しそして50℃で減圧下に乾
燥し、その際に8.7重量% のH2O2 を含む62.5g
の混合物が沈澱する。例2(実施例) :外部から温度調整可能な容器中で、最
初に導入した650g の水中に実質的にδ−Na2 Si
2 O5 より成る珪酸ナトリウム228g を導入する。次
に107g のNaHCO3 を固体の状態でゆっくりと添
加する。10.5のpH値が達成された後に20〜29
℃の温度で182g のH2 O2 (35重量% )を添加し
そして60分攪拌する。次に反応混合物を、四つの部分
に分ける以前に0℃以下に冷却する:部分aを室温で減
圧下に蒸発させそして乾燥し、その際に13.0重量%
のH2 O2 を含む88.0g の混合物が沈澱する。
燥し、その際に8.7重量% のH2O2 を含む62.5g
の混合物が沈澱する。例2(実施例) :外部から温度調整可能な容器中で、最
初に導入した650g の水中に実質的にδ−Na2 Si
2 O5 より成る珪酸ナトリウム228g を導入する。次
に107g のNaHCO3 を固体の状態でゆっくりと添
加する。10.5のpH値が達成された後に20〜29
℃の温度で182g のH2 O2 (35重量% )を添加し
そして60分攪拌する。次に反応混合物を、四つの部分
に分ける以前に0℃以下に冷却する:部分aを室温で減
圧下に蒸発させそして乾燥し、その際に13.0重量%
のH2 O2 を含む88.0g の混合物が沈澱する。
【0017】部分bを50℃で減圧下に蒸発させそして
乾燥し、その際に13.0重量% のH2 O2 を含む8
1.1g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室
温で減圧下に乾燥し、その際に10.5重量% のH2O
2 を含む83.9g の混合物が沈澱する。
乾燥し、その際に13.0重量% のH2 O2 を含む8
1.1g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室
温で減圧下に乾燥し、その際に10.5重量% のH2O
2 を含む83.9g の混合物が沈澱する。
【0018】部分dを濾過しそして50℃で減圧下に乾
燥し、その際に11.2重量% のH2 O2 を含む99.
4g の混合物が沈澱する。例3(実施例) :外部から温度調整可能な容器中で、4
85g の水を最初に導入しそして実質的にδ−Na2 S
i2 O5 より成る珪酸ナトリウム114g を導入する。
少なくとも20℃に冷却しながらCO2 を飽和するまで
導入する(pH=7.6)。短時間の後攪拌の後に、実
質的にδ−Na2 Si2 O5 より成る珪酸ナトリウム1
16g をゆっくり添加する。攪拌性を改善する為に更に
75g の水を添加する。約10のpH値を達成した後
に、100g のH2 O2 (70重量% )を添加する。次
いで反応混合物を、四つの部分に分ける以前に0℃以下
に冷却する:部分aを室温で減圧下に蒸発させそして乾
燥し、その際に11.4重量% のH2 O2 を含む91.
9g の混合物が沈澱する。
燥し、その際に11.2重量% のH2 O2 を含む99.
4g の混合物が沈澱する。例3(実施例) :外部から温度調整可能な容器中で、4
85g の水を最初に導入しそして実質的にδ−Na2 S
i2 O5 より成る珪酸ナトリウム114g を導入する。
少なくとも20℃に冷却しながらCO2 を飽和するまで
導入する(pH=7.6)。短時間の後攪拌の後に、実
質的にδ−Na2 Si2 O5 より成る珪酸ナトリウム1
16g をゆっくり添加する。攪拌性を改善する為に更に
75g の水を添加する。約10のpH値を達成した後
に、100g のH2 O2 (70重量% )を添加する。次
いで反応混合物を、四つの部分に分ける以前に0℃以下
に冷却する:部分aを室温で減圧下に蒸発させそして乾
燥し、その際に11.4重量% のH2 O2 を含む91.
9g の混合物が沈澱する。
【0019】部分bを50℃で減圧下に蒸発させそして
乾燥し、その際に9.6重量% のH2 O2 を含む95.
8g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室温で
減圧下に乾燥し、その際に9.4重量% のH2 O2 を含
む109.4g の混合物が沈澱する。
乾燥し、その際に9.6重量% のH2 O2 を含む95.
8g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室温で
減圧下に乾燥し、その際に9.4重量% のH2 O2 を含
む109.4g の混合物が沈澱する。
【0020】部分dを濾過しそして50℃で減圧下に乾
燥し、その際に9.2重量% のH2O2 を含む106.
2g の混合物が沈澱する。例4(実施例) :KPG−攪拌機を備えた500mlの
三つ首丸底フラスコ中で実質的にδ−Na2 Si2 O5
より成る珪酸ナトリウム60g を室温にて乾燥状態で攪
拌し、一方80℃でフラスコ中に水で飽和したCO2 を
導入する。次いで反応混合物を120℃に12時間加熱
することによって、一部生じる炭酸水素ナトリウムを炭
酸ナトリウムに転化する。次いで粉末に147.9g の
H2 O2 (39重量% )を配量供給する。湿った粉末を
減圧下に乾燥した後に15.8重量% のH2 O2 を含有
する69g の混合物が得られる。
燥し、その際に9.2重量% のH2O2 を含む106.
2g の混合物が沈澱する。例4(実施例) :KPG−攪拌機を備えた500mlの
三つ首丸底フラスコ中で実質的にδ−Na2 Si2 O5
より成る珪酸ナトリウム60g を室温にて乾燥状態で攪
拌し、一方80℃でフラスコ中に水で飽和したCO2 を
導入する。次いで反応混合物を120℃に12時間加熱
することによって、一部生じる炭酸水素ナトリウムを炭
酸ナトリウムに転化する。次いで粉末に147.9g の
H2 O2 (39重量% )を配量供給する。湿った粉末を
減圧下に乾燥した後に15.8重量% のH2 O2 を含有
する69g の混合物が得られる。
【0021】例5(実施例):1リットルの丸底フラス
コ中で実質的にδ−Na2 Si2 O5 より成る珪酸ナト
リウム46g を70℃で乾燥状態でよく掻き混ぜ、フラ
スコ中にCO2 を導入しそして24g のH2 O2 (70
重量% )を滴加する。9.8重量% のH2 O2を含有す
る43g の流動性混合物が得られる。
コ中で実質的にδ−Na2 Si2 O5 より成る珪酸ナト
リウム46g を70℃で乾燥状態でよく掻き混ぜ、フラ
スコ中にCO2 を導入しそして24g のH2 O2 (70
重量% )を滴加する。9.8重量% のH2 O2を含有す
る43g の流動性混合物が得られる。
【0022】例6(比較例):pH値8を達成した際に
CO2 の導入が終了している様に変えて、実施例1を繰
り返す。反応混合物を四つの部分に分ける:部分aを室
温で減圧下に蒸発させそして乾燥し、その際に1.7重
量% のH2O2 を含む29.5g の混合物が沈澱する。
CO2 の導入が終了している様に変えて、実施例1を繰
り返す。反応混合物を四つの部分に分ける:部分aを室
温で減圧下に蒸発させそして乾燥し、その際に1.7重
量% のH2O2 を含む29.5g の混合物が沈澱する。
【0023】部分bを50℃で減圧下に蒸発させそして
乾燥し、その際に0.1重量% のH2 O2 を含む47.
4g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室温で
減圧下に乾燥し、その際に0.6重量% のH2 O2 を含
む65.1g の混合物が沈澱する。
乾燥し、その際に0.1重量% のH2 O2 を含む47.
4g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室温で
減圧下に乾燥し、その際に0.6重量% のH2 O2 を含
む65.1g の混合物が沈澱する。
【0024】部分dを濾過しそして50℃で減圧下に乾
燥し、その際に0.6重量% のH2O2 を含む70.9g
の混合物が沈澱する。例7(実施例) :外部から温度調整可能な容器中で、4
85g の水を最初に導入しそして実質的にδ−Na2 S
i2 O5 より成る珪酸ナトリウム228g を攪拌下に導
入する。20℃の温度を維持しながら87g の固体の硼
酸をゆっくり添加し、その後に11.8のpH値に調整
する。更に同じ温度で94g のH2 O2 (70重量% )
を添加する。この反応混合物を二つの部分に分ける:部
分aを室温で減圧下に乾燥し、その際に16.1重量%
のH2 O2 を含む165.2g の混合物が沈澱する。
燥し、その際に0.6重量% のH2O2 を含む70.9g
の混合物が沈澱する。例7(実施例) :外部から温度調整可能な容器中で、4
85g の水を最初に導入しそして実質的にδ−Na2 S
i2 O5 より成る珪酸ナトリウム228g を攪拌下に導
入する。20℃の温度を維持しながら87g の固体の硼
酸をゆっくり添加し、その後に11.8のpH値に調整
する。更に同じ温度で94g のH2 O2 (70重量% )
を添加する。この反応混合物を二つの部分に分ける:部
分aを室温で減圧下に乾燥し、その際に16.1重量%
のH2 O2 を含む165.2g の混合物が沈澱する。
【0025】部分bを50℃で減圧下に乾燥させ、その
際に16.5重量% のH2 O2 を含む167.6g の混
合物が沈澱する。例8(実施例) :外部から温度調整可能な容器中で、4
85g の水を最初に導入しそして実質的にδ−Na2 S
i2 O5 より成る珪酸ナトリウム114g を攪拌下に導
入する。20℃に温度調整した後に119g の四硼酸ナ
トリウム・10水和物を添加する。次いで同じ温度で1
00g のH2 O2 を添加する。次いで反応混合物を四つ
の部分に分ける:部分aを室温で減圧下に蒸発させそし
て乾燥し、その際に26.5重量% のH2 O2 を含む4
9.2g の混合物が沈澱する。
際に16.5重量% のH2 O2 を含む167.6g の混
合物が沈澱する。例8(実施例) :外部から温度調整可能な容器中で、4
85g の水を最初に導入しそして実質的にδ−Na2 S
i2 O5 より成る珪酸ナトリウム114g を攪拌下に導
入する。20℃に温度調整した後に119g の四硼酸ナ
トリウム・10水和物を添加する。次いで同じ温度で1
00g のH2 O2 を添加する。次いで反応混合物を四つ
の部分に分ける:部分aを室温で減圧下に蒸発させそし
て乾燥し、その際に26.5重量% のH2 O2 を含む4
9.2g の混合物が沈澱する。
【0026】部分bを50℃で減圧下に蒸発させそして
乾燥し、その際に23.5重量% のH2 O2 を含む5
2.6g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室
温で減圧下に乾燥し、その際に23.6重量% のH2O
2 を含む53.5g の混合物が沈澱する。
乾燥し、その際に23.5重量% のH2 O2 を含む5
2.6g の混合物が沈澱する。部分cを濾過しそして室
温で減圧下に乾燥し、その際に23.6重量% のH2O
2 を含む53.5g の混合物が沈澱する。
【0027】部分dを濾過しそして50℃で減圧下に乾
燥し、その際に24.6重量% のH2 O2 を含む59.
0g の混合物が沈澱する。本発明は、特許請求の範囲に
記載の方法に関するものであるが、実施の態様として以
下を包含する: 1) 層状構造およびSiO2 :Na2 O=(3.5〜
4.5):1のモル比を持つ珪酸ナトリウムと洗濯−ま
たは洗浄工程で助成する少なくとも1種類の別の塩とよ
り成る混合物を製造する、請求項1に記載の方法。
燥し、その際に24.6重量% のH2 O2 を含む59.
0g の混合物が沈澱する。本発明は、特許請求の範囲に
記載の方法に関するものであるが、実施の態様として以
下を包含する: 1) 層状構造およびSiO2 :Na2 O=(3.5〜
4.5):1のモル比を持つ珪酸ナトリウムと洗濯−ま
たは洗浄工程で助成する少なくとも1種類の別の塩とよ
り成る混合物を製造する、請求項1に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレクサンダー・タッペル ドイツ連邦共和国、メンヒエングラードバ ッハ2、リミテンストラーセ、152
Claims (2)
- 【請求項1】 層状構造およびSiO2 :Na2 O=
(1.9〜20):1のモル比を持つ珪酸ナトリウムと
洗濯−または洗浄工程で助成する少なくとも1種類の別
の塩とより成る混合物を製造する方法において、δ−N
a2 Si2 O5で実質的に構成される珪酸ナトリウムを
少なくとも1種類の酸と9〜13のpH範囲で攪拌下に
反応させそして反応生成物に過酸化水素溶液を添加する
ことを特徴とする、上記方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法にしてがって製造
される混合物を洗濯、浄化、食器洗いまたは漂白の為の
剤として使用する方法。
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---|---|---|---|
DE4223546A DE4223546A1 (de) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | Verfahren zur Hertellung eines Gemisches aus Natriumsilikaten und einem weiteren Salz sowie die Verwendung des Gemisches |
DE4223546:4 | 1992-07-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183723A true JPH06183723A (ja) | 1994-07-05 |
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ID=6463444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5174401A Withdrawn JPH06183723A (ja) | 1992-07-17 | 1993-07-14 | 珪酸ナトリウムと別の塩より成る混合物を製造する方法並びにこの混合物の用途 |
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Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0578987B1 (ja) |
JP (1) | JPH06183723A (ja) |
DE (2) | DE4223546A1 (ja) |
ES (1) | ES2082555T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102075408B1 (ko) * | 2019-12-12 | 2020-02-10 | 김근태 | 친환경 세제 조성물의 제조방법 |
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DE4327884A1 (de) * | 1993-08-19 | 1995-02-23 | Hoechst Ag | Verfahren zur Herstellung eines Gemisches aus Natriumsilikaten und weiteren Salzen sowie die Verwendung des Gemisches |
EP0695800A3 (de) | 1994-08-04 | 1997-10-15 | Hoechst Ag | Waschmittel |
DE19613060A1 (de) * | 1996-04-01 | 1997-10-02 | Hoechst Ag | Verwendung von Schichtsilikaten |
DE10235942B4 (de) * | 2002-08-06 | 2004-12-09 | Henkel Kgaa | Mittel und Vorrichtung sowie Verfahren zu seiner Herstellung für Wasch-, Reinigungs- oder Pflegemittel |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE3413571A1 (de) * | 1984-04-11 | 1985-10-24 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Verwendung von kristallinen schichtfoermigen natriumsilikaten zur wasserenthaertung und verfahren zur wasserenthaertung |
-
1992
- 1992-07-17 DE DE4223546A patent/DE4223546A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-06-17 ES ES93109657T patent/ES2082555T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-17 EP EP93109657A patent/EP0578987B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-17 DE DE59301302T patent/DE59301302D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-14 JP JP5174401A patent/JPH06183723A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102075408B1 (ko) * | 2019-12-12 | 2020-02-10 | 김근태 | 친환경 세제 조성물의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4223546A1 (de) | 1994-01-20 |
EP0578987A1 (de) | 1994-01-19 |
EP0578987B1 (de) | 1996-01-03 |
DE59301302D1 (de) | 1996-02-15 |
ES2082555T3 (es) | 1996-03-16 |
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