JPH06345420A - 合成結晶性マガディアイトと酸素分離性塩との混合物の製造方法 - Google Patents
合成結晶性マガディアイトと酸素分離性塩との混合物の製造方法Info
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- JPH06345420A JPH06345420A JP6041452A JP4145294A JPH06345420A JP H06345420 A JPH06345420 A JP H06345420A JP 6041452 A JP6041452 A JP 6041452A JP 4145294 A JP4145294 A JP 4145294A JP H06345420 A JPH06345420 A JP H06345420A
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- C01B15/055—Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof
- C01B15/14—Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof containing silicon
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- C01—INORGANIC CHEMISTRY
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- C01B33/20—Silicates
- C01B33/36—Silicates having base-exchange properties but not having molecular sieve properties
- C01B33/38—Layered base-exchange silicates, e.g. clays, micas or alkali metal silicates of kenyaite or magadiite type
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/12—Water-insoluble compounds
- C11D3/124—Silicon containing, e.g. silica, silex, quartz or glass beads
- C11D3/1246—Silicates, e.g. diatomaceous earth
- C11D3/1253—Layer silicates, e.g. talcum, kaolin, clay, bentonite, smectite, montmorillonite, hectorite or attapulgite
- C11D3/1273—Crystalline layered silicates of type NaMeSixO2x+1YH2O
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成結晶性マガディアイトと酸素分離性塩と
の混合物の製造方法。 【構成】 SiO2:Na2O =1:(O.25 ないし0.5)のモル
比を有するソーダ水ガラス1モルを中和剤としての水性
モル濃度において10.5より小なるpH値を有する化合物0.
1 ないし0.9 モルと混合し、マガディアイト種晶の存在
下にオートクレーブ内で373 ないし523 K の温度におい
て1ないし15時間加熱し、そして冷却後に、使用された
ソーダ水ガラス1モルに対して過酸化水素0.15ないし1.
5 モルを添加し、そして反応懸濁物から固形物および溶
解された物質を乾燥物質として単離する。
の混合物の製造方法。 【構成】 SiO2:Na2O =1:(O.25 ないし0.5)のモル
比を有するソーダ水ガラス1モルを中和剤としての水性
モル濃度において10.5より小なるpH値を有する化合物0.
1 ないし0.9 モルと混合し、マガディアイト種晶の存在
下にオートクレーブ内で373 ないし523 K の温度におい
て1ないし15時間加熱し、そして冷却後に、使用された
ソーダ水ガラス1モルに対して過酸化水素0.15ないし1.
5 モルを添加し、そして反応懸濁物から固形物および溶
解された物質を乾燥物質として単離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成結晶性マガディア
イトと酸素分離性塩との混合物の製造方法に関する。
イトと酸素分離性塩との混合物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マガディアイト(Magadiit) は、鉱物と
して産出する。それは、オイグスター(EUGSTER) によっ
てケニヤ国のマガディ(Magadi)湖の湖床中に発見された
〔サイエンス(Science) 第157 巻(1967 年) 第1177−11
80頁参照〕。オイグスターは、それを層構造および組成
Na2O ・14 SiO2 ・9 H2O を有するアルミニウムを含ま
ないケイ酸ナトリウム水和物として同定した。
して産出する。それは、オイグスター(EUGSTER) によっ
てケニヤ国のマガディ(Magadi)湖の湖床中に発見された
〔サイエンス(Science) 第157 巻(1967 年) 第1177−11
80頁参照〕。オイグスターは、それを層構造および組成
Na2O ・14 SiO2 ・9 H2O を有するアルミニウムを含ま
ないケイ酸ナトリウム水和物として同定した。
【0003】ラガリー(LAGALY)は、アメリカン・ミネラ
ロジー ( Am. Mineral.)第60巻第642 −649 頁(1975
年) に記載されている方法に従ってマガディアイトを合
成した。その際、マガディアイトは、1Na2O:9SiO2:
75 H2Oのモル組成の反応生成物から28日の結晶時間の後
に得られた。反応混合物を製造するためには、80重量%
のケイ酸にカ性ソーダ液を所望の組成になるまで添加す
る。
ロジー ( Am. Mineral.)第60巻第642 −649 頁(1975
年) に記載されている方法に従ってマガディアイトを合
成した。その際、マガディアイトは、1Na2O:9SiO2:
75 H2Oのモル組成の反応生成物から28日の結晶時間の後
に得られた。反応混合物を製造するためには、80重量%
のケイ酸にカ性ソーダ液を所望の組成になるまで添加す
る。
【0004】この製造方法の欠点は、特に、長い結晶時
間から結果する低い空時収量である。更に、アルカリ水
溶液、炭酸アルカリまたはアルカリ水ガラスを得られた
ケイ酸と混合することによって反応混合物中のSiO2:Na
2Oのモル比を調整することは不利である。何故ならば、
このものは、アルカリ水ガラスから製造されるからであ
る。そのために通例のアルカリ水ガラスよりの鉱酸を用
いる製造方法は、更に使用し得ない廃水に負荷を与える
鉱酸の塩をもたらす。
間から結果する低い空時収量である。更に、アルカリ水
溶液、炭酸アルカリまたはアルカリ水ガラスを得られた
ケイ酸と混合することによって反応混合物中のSiO2:Na
2Oのモル比を調整することは不利である。何故ならば、
このものは、アルカリ水ガラスから製造されるからであ
る。そのために通例のアルカリ水ガラスよりの鉱酸を用
いる製造方法は、更に使用し得ない廃水に負荷を与える
鉱酸の塩をもたらす。
【0005】マガディアイトもそれらの一つに数えられ
る結晶性層状ケイ酸塩は、イオン交換体として作用し、
そして洗剤に軟化剤として添加される。洗剤は、しばし
ば過酸化物を漂白剤、酸化剤および殺菌剤として含有す
る。洗剤を貯蔵する場合には、望ましくない過酸化物の
分解をもたらす。
る結晶性層状ケイ酸塩は、イオン交換体として作用し、
そして洗剤に軟化剤として添加される。洗剤は、しばし
ば過酸化物を漂白剤、酸化剤および殺菌剤として含有す
る。洗剤を貯蔵する場合には、望ましくない過酸化物の
分解をもたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
しようとする課題は、合成結晶性マガディアイトと酸素
分離性塩との混合物を製造するにあたり、望ましくない
廃水負荷を与える塩の形成をもたらすことなく、低廉な
出発物質に基づき、良好な空時収量をもって操作され、
そしてその際僅少な過酸化物の分解しか生じないような
方法を見出すことである。
しようとする課題は、合成結晶性マガディアイトと酸素
分離性塩との混合物を製造するにあたり、望ましくない
廃水負荷を与える塩の形成をもたらすことなく、低廉な
出発物質に基づき、良好な空時収量をもって操作され、
そしてその際僅少な過酸化物の分解しか生じないような
方法を見出すことである。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】それは、本発明によれ
ば、マガディアイトと酸素分離性塩との混合物を製造す
るにあたり、SiO2 : Na2O =1:(0.25 ないし0.5)のモ
ル比を有するソーダ水ガラス1モルを、中和剤として
の、水性モル濃度において10.5より小なるpH値を有する
化合物0.1 ないし0.9 モルと混合し、そしてマガディア
イト種晶の存在下にオートクレーブ内で373 ないし523
K 、特に423 ないし463 K の温度に1ないし15時間加熱
し、そして冷却後に、使用されたソーダ水ガラス1モル
に対して過酸化水素0.15ないし1.5 モルを添加し、そし
て反応懸濁物から固形物および溶解された物質を乾燥物
質として単離することによって達成される。
ば、マガディアイトと酸素分離性塩との混合物を製造す
るにあたり、SiO2 : Na2O =1:(0.25 ないし0.5)のモ
ル比を有するソーダ水ガラス1モルを、中和剤として
の、水性モル濃度において10.5より小なるpH値を有する
化合物0.1 ないし0.9 モルと混合し、そしてマガディア
イト種晶の存在下にオートクレーブ内で373 ないし523
K 、特に423 ないし463 K の温度に1ないし15時間加熱
し、そして冷却後に、使用されたソーダ水ガラス1モル
に対して過酸化水素0.15ないし1.5 モルを添加し、そし
て反応懸濁物から固形物および溶解された物質を乾燥物
質として単離することによって達成される。
【0008】本発明による方法は、更に、選択的に以下
の事項を実施態様として包含する: a) 中和剤として、特に、リン酸、ホウ酸、ケイ酸、二
酸化炭素、アルカリ金属炭酸水素塩、アルカリ金属リン
酸水素塩または四ホウ酸ナトリウムのような過酸化物塩
を形成する化合物を使用すること; b) 中和剤の量を反応溶液中にSiO2:Na2O=(4ないし1
5):1の比が存在するように配量すること; c) 過酸化水素を5ないし75重量%の水溶液の形で添加
すること; d) ソーダ水ガラス中のSiO2の重量割合に関して0.5 な
いし10重量%の種晶を添加すること; e) 反応をオートクレーブ中でSiO2:H2O =1:( 5 な
いし100)のモル比において実施すること; f) 反応をアルミニウム、リン、ホウ素の化合物および
/ または例えば鉄のような重金属の化合物の存在下で実
施すること; g) 反応混合物を加熱の前に9ないし12のpH値に調整す
ること; h) 反応を連続的に実施すること; i) 連続的操作の場合にソーダ水ガラス中のSiO2の重量
割合に関して種晶5ないし30重量%を添加すること; j) 反応懸濁物に、例えばケイ酸マグネシウム、エチレ
ンジアミンテトラ酢酸、トリポリリン酸、ピロリン酸ま
たはオルトリン酸のような過酸化物安定化化合物をそれ
ぞれそれらのナトリウム塩の形で添加すること; k) 固形物および反応懸濁物中に溶解された物質を減圧
蒸発によって乾燥物質として単離すること; l) 反応懸濁液を、加熱されたガス流で303 ないし363
K の固体温度において例えば流動床乾燥機、ドラム乾燥
機、噴霧乾燥機または造粒機において乾燥物質として単
離すること; m) 反応懸濁物をフィルターケークおよび濾液に分離
し、そして別々に乾燥し、そして得られた乾燥物質を互
いに混合すること; n) 過酸化水素の一部を濾液に添加し、蒸発乾固し、そ
して粉砕された形で乾燥されたフィルターケークと一緒
にすること; o) SiO2 : Na2O =1:(0.25 ないし0.5)のモル比を有
するソーダ水ガラス1モルを、中和剤としての、水性モ
ル濃度において10.5より小なる pH 値を有する化合物0.
1 ないし0.9 モルと混合し、そしてマガディアイト種晶
の存在下にオートクレーブ内で373 ないし523 K 、特に
423 ないし463 K の温度において1ないし15時間加熱
し、そして請求項1による変法において乾燥物質を単離
し、そしてこの乾燥物質に、使用されたソーダ水ガラス
1モルに対して過酸化水素0.15ないし1.5 モルを添加す
ること。
の事項を実施態様として包含する: a) 中和剤として、特に、リン酸、ホウ酸、ケイ酸、二
酸化炭素、アルカリ金属炭酸水素塩、アルカリ金属リン
酸水素塩または四ホウ酸ナトリウムのような過酸化物塩
を形成する化合物を使用すること; b) 中和剤の量を反応溶液中にSiO2:Na2O=(4ないし1
5):1の比が存在するように配量すること; c) 過酸化水素を5ないし75重量%の水溶液の形で添加
すること; d) ソーダ水ガラス中のSiO2の重量割合に関して0.5 な
いし10重量%の種晶を添加すること; e) 反応をオートクレーブ中でSiO2:H2O =1:( 5 な
いし100)のモル比において実施すること; f) 反応をアルミニウム、リン、ホウ素の化合物および
/ または例えば鉄のような重金属の化合物の存在下で実
施すること; g) 反応混合物を加熱の前に9ないし12のpH値に調整す
ること; h) 反応を連続的に実施すること; i) 連続的操作の場合にソーダ水ガラス中のSiO2の重量
割合に関して種晶5ないし30重量%を添加すること; j) 反応懸濁物に、例えばケイ酸マグネシウム、エチレ
ンジアミンテトラ酢酸、トリポリリン酸、ピロリン酸ま
たはオルトリン酸のような過酸化物安定化化合物をそれ
ぞれそれらのナトリウム塩の形で添加すること; k) 固形物および反応懸濁物中に溶解された物質を減圧
蒸発によって乾燥物質として単離すること; l) 反応懸濁液を、加熱されたガス流で303 ないし363
K の固体温度において例えば流動床乾燥機、ドラム乾燥
機、噴霧乾燥機または造粒機において乾燥物質として単
離すること; m) 反応懸濁物をフィルターケークおよび濾液に分離
し、そして別々に乾燥し、そして得られた乾燥物質を互
いに混合すること; n) 過酸化水素の一部を濾液に添加し、蒸発乾固し、そ
して粉砕された形で乾燥されたフィルターケークと一緒
にすること; o) SiO2 : Na2O =1:(0.25 ないし0.5)のモル比を有
するソーダ水ガラス1モルを、中和剤としての、水性モ
ル濃度において10.5より小なる pH 値を有する化合物0.
1 ないし0.9 モルと混合し、そしてマガディアイト種晶
の存在下にオートクレーブ内で373 ないし523 K 、特に
423 ないし463 K の温度において1ないし15時間加熱
し、そして請求項1による変法において乾燥物質を単離
し、そしてこの乾燥物質に、使用されたソーダ水ガラス
1モルに対して過酸化水素0.15ないし1.5 モルを添加す
ること。
【0009】本発明による方法に従って製造された混合
物は、繊維または食器の洗滌、浄化、漂白またはすすぎ
のために単独でまたは例えば界面活性剤、ゼオライト、
トリポリリン酸塩、ビルダーまたはオキシカルボキシレ
ートのような通常の助剤と一緒に使用されうる。
物は、繊維または食器の洗滌、浄化、漂白またはすすぎ
のために単独でまたは例えば界面活性剤、ゼオライト、
トリポリリン酸塩、ビルダーまたはオキシカルボキシレ
ートのような通常の助剤と一緒に使用されうる。
【0010】マガディアイトの合成のためには、433 な
いし463 K の反応温度において最大限15時間の反応時間
が必要とされる。種晶の添加は、析出する層状ケイ酸塩
の種類および反応時間に実質的に影響される。しかしな
がら、マガディアイトは、また比較的長い反応時間にお
いては種晶を添加することなしに低い純度で生ずる。も
ちろん、仕上げられた塩混合物または懸濁物もまた種晶
として添加されうる。
いし463 K の反応温度において最大限15時間の反応時間
が必要とされる。種晶の添加は、析出する層状ケイ酸塩
の種類および反応時間に実質的に影響される。しかしな
がら、マガディアイトは、また比較的長い反応時間にお
いては種晶を添加することなしに低い純度で生ずる。も
ちろん、仕上げられた塩混合物または懸濁物もまた種晶
として添加されうる。
【0011】オートクレーブを完全に空にすることな
く、析出したケイ酸塩、母液および未反応の出発生成物
から生ずる生成物混合物で絶えず少なくとも部分的に充
填させておくことが連続的な反応の実施にとって有利で
ある。それによって結晶性ケイ酸塩のその後の生成を促
進する高い割合のケイ酸塩結晶がオートクレーブ内に残
留する。
く、析出したケイ酸塩、母液および未反応の出発生成物
から生ずる生成物混合物で絶えず少なくとも部分的に充
填させておくことが連続的な反応の実施にとって有利で
ある。それによって結晶性ケイ酸塩のその後の生成を促
進する高い割合のケイ酸塩結晶がオートクレーブ内に残
留する。
【0012】アルカリ金属塩と過酸化水素との反応は、
層状ケイ酸塩の合成と同じ容器内で実施されうる。次に
全反応溶液を蒸発せしめることが有利である。本発明に
よれば、19.6重量%まで、好ましくは13.9重量%までの
過酸化物を含有する混合物が得られる。
層状ケイ酸塩の合成と同じ容器内で実施されうる。次に
全反応溶液を蒸発せしめることが有利である。本発明に
よれば、19.6重量%まで、好ましくは13.9重量%までの
過酸化物を含有する混合物が得られる。
【0013】本発明による方法を用いることによって、
ナトリウムカルボナートペルオキシヒドラートの製造か
ら結果する、廃水の、製造方法により条件付けられる塩
の運送費が省略される。
ナトリウムカルボナートペルオキシヒドラートの製造か
ら結果する、廃水の、製造方法により条件付けられる塩
の運送費が省略される。
【0014】漂白剤、酸化剤および殺菌剤として使用さ
れるナトリウムカルボナートペルオキシヒドラートは、
炭酸ナトリウムおよび過酸化水素の水溶液から得られ、
その際塩化ナトリウム、ポリリン酸ナトリウムまたはポ
リアクリラートが塩析剤および結晶化助剤として使用さ
れる〔ウルマン編工業化学百科事典(Ullmanns Encyklop
aedie der technischen Chemie)第4 版第17巻第724 −
725 頁参照〕。
れるナトリウムカルボナートペルオキシヒドラートは、
炭酸ナトリウムおよび過酸化水素の水溶液から得られ、
その際塩化ナトリウム、ポリリン酸ナトリウムまたはポ
リアクリラートが塩析剤および結晶化助剤として使用さ
れる〔ウルマン編工業化学百科事典(Ullmanns Encyklop
aedie der technischen Chemie)第4 版第17巻第724 −
725 頁参照〕。
【0015】本発明による混合物のすぐれた性質は、一
方ではそれによって洗滌水の硬性付与塩が沈澱しないマ
ガディアイトのイオン交換能力に基づいており、他方に
おいて明らかに低いアルカリ度のゆえに過酸化物含量の
明らかな貯蔵安定性に基づいている。
方ではそれによって洗滌水の硬性付与塩が沈澱しないマ
ガディアイトのイオン交換能力に基づいており、他方に
おいて明らかに低いアルカリ度のゆえに過酸化物含量の
明らかな貯蔵安定性に基づいている。
【0016】上記の実施態様 o) に従って製造された生
成物の場合には、過酸化物の貯蔵安定性が比較的低くな
る。
成物の場合には、過酸化物の貯蔵安定性が比較的低くな
る。
【0017】
【実施例】以下、実施例の参照の下に本発明を更に詳細
に説明する。 例 1 ソーダ水ガラス(SiO2 26.3 % 、Na2O 8.43 %、Al2O
3 0.24%) 331 重量部および水635 重量部から、Na2O
0.311:Al2O3 0.0054:SiO21:H2O 32.6のモル組成の
反応混合物966 gが製造される。より以前の実験より得
られた結晶性マガディアイト2gを添加し、347 K にお
いて攪拌下に10.1の pH 値になるまでCO2を導入する。
この反応混合物を特殊鋼製オートクレーブ内で攪拌下に
438 K に加熱し、そして7バールの圧力においてこの条
件下に8時間保つ。冷却後、懸濁物をH2O2 (70重量%)
30gと混合し、そして0.5 ないし0.1 バールの減圧下に
蒸発乾固する。10.29 重量%の過酸化物含量(H2O2 とし
て) を有するマガディアイトと過炭酸ナトリウムとの混
合物154.3 gが得られる。 例 2 例 1に準拠してソーダ水ガラスからマガディアイトと炭
酸ナトリウムとよりなる水性懸濁物が製造される。固形
物を濾別し、そして383 K において別々に乾燥する。濾
液をH2O2(70 重量%) 30gと混合し、0.5 ないし0.1 バ
ールの減圧において蒸発乾固し、そして粉砕する。両方
の乾燥物質を混合した後に、11.3重量%の過酸化物含量
( H2O2として) を有するマガディアイトと過炭酸ナトリ
ウムとの混合物185.3 gが得られる。 例 3 例 1に準拠してマガディアイト種晶およびH3BO3 30.5g
の水ガラス溶液が製造される。この反応混合物を例 1と
同様にして更に処理する。冷却後に、この溶液をH2O2
( 70 重量%) 38.1gと混合し、そして蒸発乾固する。1
4.2重量%の過酸化物含量(H2O2 として) を有するマガ
ディアイトと過ホウ酸ナトリウムとの混合物180.85gが
得られる。 例 4 例 1に準拠してマガディアイト種晶およびNaHCO3 41.3
gを有する水ガラス溶液が攪拌下に製造される。この反
応混合物を例 1と同様にして更に処理する。冷却後に、
この溶液をH2O2 (70重量%) 58.8gと混合し、そして蒸
発乾固する。7.81重量%の過酸化物含量(H2O2 として)
を有するマガディアイトと過炭酸ナトリウムとの混合物
167.2 gが得られる。
に説明する。 例 1 ソーダ水ガラス(SiO2 26.3 % 、Na2O 8.43 %、Al2O
3 0.24%) 331 重量部および水635 重量部から、Na2O
0.311:Al2O3 0.0054:SiO21:H2O 32.6のモル組成の
反応混合物966 gが製造される。より以前の実験より得
られた結晶性マガディアイト2gを添加し、347 K にお
いて攪拌下に10.1の pH 値になるまでCO2を導入する。
この反応混合物を特殊鋼製オートクレーブ内で攪拌下に
438 K に加熱し、そして7バールの圧力においてこの条
件下に8時間保つ。冷却後、懸濁物をH2O2 (70重量%)
30gと混合し、そして0.5 ないし0.1 バールの減圧下に
蒸発乾固する。10.29 重量%の過酸化物含量(H2O2 とし
て) を有するマガディアイトと過炭酸ナトリウムとの混
合物154.3 gが得られる。 例 2 例 1に準拠してソーダ水ガラスからマガディアイトと炭
酸ナトリウムとよりなる水性懸濁物が製造される。固形
物を濾別し、そして383 K において別々に乾燥する。濾
液をH2O2(70 重量%) 30gと混合し、0.5 ないし0.1 バ
ールの減圧において蒸発乾固し、そして粉砕する。両方
の乾燥物質を混合した後に、11.3重量%の過酸化物含量
( H2O2として) を有するマガディアイトと過炭酸ナトリ
ウムとの混合物185.3 gが得られる。 例 3 例 1に準拠してマガディアイト種晶およびH3BO3 30.5g
の水ガラス溶液が製造される。この反応混合物を例 1と
同様にして更に処理する。冷却後に、この溶液をH2O2
( 70 重量%) 38.1gと混合し、そして蒸発乾固する。1
4.2重量%の過酸化物含量(H2O2 として) を有するマガ
ディアイトと過ホウ酸ナトリウムとの混合物180.85gが
得られる。 例 4 例 1に準拠してマガディアイト種晶およびNaHCO3 41.3
gを有する水ガラス溶液が攪拌下に製造される。この反
応混合物を例 1と同様にして更に処理する。冷却後に、
この溶液をH2O2 (70重量%) 58.8gと混合し、そして蒸
発乾固する。7.81重量%の過酸化物含量(H2O2 として)
を有するマガディアイトと過炭酸ナトリウムとの混合物
167.2 gが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:18)
Claims (3)
- 【請求項1】 合成結晶性マガディアイトと酸素分離性
塩との混合物の製造方法において、SiO2 : Na2O =1:
(0.25 ないし0.5)のモル比を有するソーダ水ガラス1モ
ルを、中和剤としての、水性モル濃度において10.5より
小なるpH値を有する化合物0.1 ないし0.9 モルと、反応
溶液中にSiO2:Na2O=(4ないし15):1の比が存在する
まで混合し、そしてマガディアイト種晶の存在下にオー
トクレーブ内で373 ないし523 K 、特に423 ないし463
K の温度に1 ないし15時間加熱し、そして冷却後に、使
用されたソーダ水ガラス1モルに対して過酸化水素0.15
ないし1.5 モルを添加し、そして反応懸濁物から固形物
および溶解された物質を乾燥物質として単離することを
特徴とする、上記合成結晶性マガディアイトと酸素分離
性塩との混合物の製造方法。 - 【請求項2】 反応をオートクレーブ内でSiO2:H2O =
1:( 5ないし100)のモル比において実施することを特
徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 SiO2:Na2O=1:(0.25ないし0.5)のモ
ル比を有するソーダ水ガラス1モルを、中和剤として
の、水性モル濃度において10.5より小なるpH値を有する
化合物0.1 ないし0.9 モルと混合し、そしてマガディア
イト種晶の存在下にオートクレーブ内で373 ないし523
K 、特に423 ないし463 K の温度において1ないし15時
間加熱し、そして請求項1の変法として乾燥物質を単離
し、そしてこの乾燥物質に使用されたソーダ水ガラス1
モルに対して過酸化水素0.15ないし1.5 モルを添加する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
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