JPH06183379A - 幼児三輪車用サドル及びその成形方法 - Google Patents

幼児三輪車用サドル及びその成形方法

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JPH06183379A
JPH06183379A JP4340055A JP34005592A JPH06183379A JP H06183379 A JPH06183379 A JP H06183379A JP 4340055 A JP4340055 A JP 4340055A JP 34005592 A JP34005592 A JP 34005592A JP H06183379 A JPH06183379 A JP H06183379A
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JP
Japan
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base plate
molding
saddle
seat plate
tricycle
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Pending
Application number
JP4340055A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Nakai
慶一 中井
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Plus One KK
Original Assignee
Plus One KK
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Publication date
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Publication of JPH06183379A publication Critical patent/JPH06183379A/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/28Other additional equipment, e.g. back-rests for children

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】台板に対する座板の固定力が増強する耐久性の
ある幼児三輪車用サドルを提供する。 【構成】台板a1と、その台板a1に積層され同台板a
1に発泡によって一体化した発泡樹脂製の座板本体3
と、その座板本体3と同一体に形成され上記発泡によっ
て同座板本体3の周縁部と一体化し且つ掴持する掴持部
4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幼児三輪車用サドル及
びその成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、幼児三輪車用のサドルには、実公
昭49-25957号公報に開示されているように、発泡樹脂製
の成形品からなる座板を、車体フレームに連結する台板
に接着剤で貼着したものが既に知られている。この先行
例は、台板の周縁に上向きに掛止部を折曲形成し、この
掛止部に掛合させて発泡樹脂製の成形品からなる座板を
台板表面に貼着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発泡樹脂製の
座板に台板周縁の掛止部が単に喰込み掛合する単純な構
造になっていることから、裏面方向からの応力に対して
無防備に等しく、サドルの周縁部を掴んで運んだり、日
々の使用でランダムな方向からの断続的な重量負荷が重
なってて接着力が徐々に低減したりして、座板が台板か
らめくれ上がって、使用に供し得なくなるという信頼性
の面で大きな問題がある。また、他の方法として座板
に、台板の周縁部に折り返し掛止する掛止部を同一体に
形成しておき、座板の台板に対する装着時にその掛止部
を折り返して台板の周縁部に掛止できるようにすること
も提案できるが、弾性的を利用して掛止する必要からど
うしもて掛止部が掛止力(掴持力)が弱い薄肉なものに
なってしまう、さりとて掛止部を肉厚化すると弾性的に
掛止できなくなり、実用的ではなくなる。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、台板に対する座板の固定力が
増強する耐久性のある幼児三輪車用サドル及びその成形
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1において、台板と、そ
の台板に積層され同台板に発泡によって一体化する発泡
樹脂製の座板本体と、その座板本体に同一体に形成され
上記発泡によって同座板本体の周縁部と一体化し且つ掴
持する掴持部とを備えていることを要旨とする。また、
請求項2においては台板裏面が沿う台板用のセット面と
台板の周縁部と対応する部分に同周縁部裏面と台板表面
上とを同周縁部の縁端部を経由して連通させる連絡空間
とを上記セット面と連続して表面に有する成形雄型、成
形凹部を形成した成形雌型とからなる成形型を用意し、
該成形雄型と成形雌型とを型締めして、成形凹部に装填
した発泡性の成形材料を発泡させることを要旨とする。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば、下記の作用がある。 (請求項1)台板と一体化する発泡樹脂製の座板本体が
発泡によって同座板本体の周縁部を強固に掴持する厚肉
な掴持部を形成する。 (請求項2)成形雄型において、台板裏面が沿う台板部
用のセット面に連続して形成され台板の周縁部裏面と台
板部表面上とを同周縁部の縁端部を経由して連通させる
連絡空間から成形材料が進入もしくは体積を膨張しなが
ら進入し、台板の周縁部を裏面方向から巻き込む掴持部
を成形する。
【0007】
【発明の効果】本考案は以上のように構成したので下記
の利点がある。 (請求項1)台板の周縁部を掴持する掴持部が、発泡樹
脂製の座板本体が台板に対して一体化する際の成形と共
に形成されるものであるから、掴持部を掴持力が強い所
望な厚みまで厚肉化できる。従って、台板に対して、ラ
ンダムな方向から作用する応力に抗して座板本体を安定
的で且つ強固に固定できる。 (請求項2)請求項1の幼児三輪車用サドルを歩留まり
を招くことなく確実に成形することができる。しかも、
台板裏面が沿う台板用のセット面と台板の周縁部と対応
する部分に同周縁部裏面と台板表面上とを同周縁部の縁
端部を経由して連通させる連絡空間とを上記セット面と
連続して表面に有する成形雄型を使用するものであるか
ら、不必要な部分への成形材料の回り込みを防止でき、
バリ取り等後処理の面倒さを大幅に軽減できる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2は本発明幼児三輪車用サドルの実施例
を、図3はその成形方法の実施例を各々を示している。
【0009】図1、図2について説明すると、符号Aは
幼児三輪車用サドルである。幼児三輪車用サドルAは、
台板a1とその台板a1の表面に積層したポリウレタン
製の座板a2とからなっている。
【0010】台板a1は、幼児三輪車用サドルAの芯体
となるもので、図示するように、水平状の主座板部11と
その主座板部11の一端側から傾斜状に連設される副座板
部21とを同一体に備え且つ主座板部11に凹所31を有する
ポリプロピレン製等の合成樹脂製の支持体1と、その支
持体1における凹所31の開放縁に段設した凹段縁部41に
載置されるポリプロピレン製等の合成樹脂製の蓋体2と
を備えてなり、該支持体1と蓋体2はインジェクション
成型されている。
【0011】支持体1は、周縁部から折り返し部51を裏
面方向に湾曲傾斜状に折曲し、後述する座板a2が掴持
し易い形状に形成してある。
【0012】前記凹所31は、その底部から車体フレーム
Bに挟着する際に使用される取付ボルト100 を挿通させ
るガイド筒81を内側に向けて同一体に立設すると共に、
同底部裏面に車体フレームBを嵌合して位置決めする一
対の円弧状凹部61、61を平行状に凹設し、且つ内部に補
強リブ71を縦横無尽に多数突設形成して耐強度が付与し
てある。
【0013】座板a2は、前記台板a1の表面に所定の
肉厚をもって積層される座板本体3とその座板本体3と
同一体に形成され前記折り返し部51を掴持する掴持部4
とで構成される。
【0014】この座板本体3と掴持部4とは、座板a1
成形時に発泡性の成形材料(ポリウレタンの成形液)が
発泡することによる前記台板a1一面との一体化や折り
返し部51の裏側まで回り込んで同折り返し部51と一体化
することによって形成される。
【0015】次に、上記幼児三輪者用サドルAの成形方
法を図3に基づいて説明すると、対向する端縁同士を回
転可能に連結して型締め可能とする成形雄型c1、成形
雌型c2からなる一対の金属製の成形型Cを使用する。
【0016】成形雄型c1は、成形対象となる幼児三輪
車用サドルAの平面視形状よりも一回り大きな表面を有
し、その表面を、前記台板a1裏面が沿う台板a1用の
セット面6と、前記折り返し部51裏面と台板a1表面上
とを同折り返し部51の縁端部を経由して連通させる連絡
空間7とで形設している。
【0017】セット面6は、前記主座板部11及び副座板
部21が沿う添接面16と、その添接面16の中央部に取付ボ
ルト100 を含む前記凹所31を嵌合保持する凹面26を連続
的に形成してなり、この取付ボルト100 を含む凹所31を
凹面26に嵌合することで、主座板部11及び副座板部21が
添接面16に沿ってセットされるようになっている。
【0018】連絡空間7は、上記セット面6に連続して
前記折り返し部51の裏面と対応する上記成形雄型a1の
表面部分に外周縁を開放して凹設され、この連絡空間7
から後述する発泡性の成形材料(ポリウレタンの成形
液)が進入するようになっている。この連絡空間7は掴
持部4に直接関係してくる為、掴持部4の要望に応じた
厚みに則った深さ及び形状に形成する。図面上では前記
折り返し部51が接触しないような成形雄型c1の表面端
部を抉ったカット面形状にしてある。
【0019】成形雄型c2は、上記セット面6と形状を
同じくする底面を有し且つ装填された発泡性の成形材料
200 (ポリウレタンの成形液)が発泡によって体積を膨
張して設定通りの肉厚の座板a2を台座a1上に一体化
によって積層することができる深さの成形凹部8を成形
雌型c2と型合わせした際に形成できる所定深さの成形
凹部8を凹設している。
【0020】次に、この図3に図示した幼児三輪車用サ
ドルAの成形方法を順を追って説明すると、まず、前記
する成形雄型c1のセット面6に台板a1を嵌脱可能に
セットする一方、成形雌型c2の成形凹部8に所定量の
発泡性の成形材料200 (ポリウレタンの成形液)を装填
する。そして、成形雄型c1を成形雌型c2に型締めす
る。その際、台板a1の主座板部11、副座板部21、蓋板
2でその成形材料200は、加圧されて万遍なく全域に均
一な液位で回り込む。その後、所定の手段でその成形材
料200 を発泡させる。その時、連絡空間7内の成形材料
200 も発泡する為、折り返し部51の掴持部4を成形す
る。しかる後、脱型する。これにより、台板a1と、そ
の台板a1に積層され同台板a1に発泡によって一体化
した発泡樹脂製の座板本体3と、その座板本体3と同一
体に形成され上記発泡によって同座板本体3の周縁部と
一体化し且つ掴持する掴持部4とを備えた幼児三輪車用
サドルAが成形される。
【0021】尚、前記蓋体2には、取付ボルト100 の凹
所31内への抜け落ちを防止する突き当たり用凸部12が一
体成形してある。また符号101 は座金である。本実施例
幼児三輪車用サドルAは、図2の二点鎖線で示すよう
に、受け金102と前記円弧状凹部61、61とで車体フレー
ムBを挟持した状態でその受け金102 を挿通する取付ボ
ルト100 の螺軸部100 ’に締め付けナット103 を締結し
て装着される。
【0022】上記する幼児三輪車用サドルAの取付構造
の特長は、体型に応じた位置にそのサドルAを取付でき
ることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例幼児三輪車用サドルの側面断面図。
【図2】同幼児三輪車用サドルの正面断面図。
【図3】同幼児三輪車用サドルの成形状態を示す断面
図。
【符号の説明】
a1 :台板 3 :座板本体 4 : 掴持部 6 :セット面 7 :連絡空間 c1:成形雄型 c2:成形雌型 C :成形型 8 :成形凹部 200 :成形材料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板と、その台板に積層され同台板に発
    泡によって一体化する発泡樹脂製の座板本体と、その座
    板本体と同一体に形成され上記発泡によって同座板本体
    の周縁部と一体化し且つ掴持する掴持部とを備えている
    ことを特徴とする幼児三輪車用サドル。
  2. 【請求項2】 台板裏面が沿う台板用のセット面と台板
    の周縁部と対応する部分に同周縁部裏面と台板表面上と
    を同周縁部の縁端部を経由して連通させる連絡空間とを
    上記セット面と連続して表面に有する成形雄型、成形凹
    部を形成した成形雌型とからなる成形型を用意し、該成
    形雄型と成形雌型とを型締めして、成形凹部に装填した
    発泡性の成形材料を発泡させることを特徴とする幼児三
    輪車用サドルの成形方法。
JP4340055A 1992-12-21 1992-12-21 幼児三輪車用サドル及びその成形方法 Pending JPH06183379A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018284Y1 (ja) * 1970-02-28 1975-06-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018284Y1 (ja) * 1970-02-28 1975-06-04

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