JPH0618317B2 - フリツプフロツプ回路 - Google Patents
フリツプフロツプ回路Info
- Publication number
- JPH0618317B2 JPH0618317B2 JP62054601A JP5460187A JPH0618317B2 JP H0618317 B2 JPH0618317 B2 JP H0618317B2 JP 62054601 A JP62054601 A JP 62054601A JP 5460187 A JP5460187 A JP 5460187A JP H0618317 B2 JPH0618317 B2 JP H0618317B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistors
- transistor
- terminal
- flip
- circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフリップフロップ回路に関し、特にECL型フ
リップフロップ回路に関する。
リップフロップ回路に関する。
従来、この種のフリップフロップ回路は第5図に示すよ
うな回路構成になっていた。
うな回路構成になっていた。
上述した従来のフリップフロップ回路は、トランジスタ
を2段重ねているので電源電圧を1.5V以下には下げ
られないという欠点がある。
を2段重ねているので電源電圧を1.5V以下には下げ
られないという欠点がある。
本発明のフリップフロップ回路は、ベースが共通接続さ
れた第1のトランジスタ対とベースが共通接続された第
3のトランジスタ対と第2のトランジスタ対のコレクタ
対と互いにコレクタ対が共通接続され、ベースが互いに
対のトランジスタのコレクタに接続される第4のトラン
ジスタ対と第1および第2のトランジスタ対が共有する
第1の定電流源と第3および第4のトランジスタ対が共
有する第2の定電流源を有している。
れた第1のトランジスタ対とベースが共通接続された第
3のトランジスタ対と第2のトランジスタ対のコレクタ
対と互いにコレクタ対が共通接続され、ベースが互いに
対のトランジスタのコレクタに接続される第4のトラン
ジスタ対と第1および第2のトランジスタ対が共有する
第1の定電流源と第3および第4のトランジスタ対が共
有する第2の定電流源を有している。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明請求範囲1の一実施例を示す回路図であ
る。端子C,よりクロックパルスが入力され、端子C
がHigh,端子がLOWとするとトランジスタQ1,
Q2はオフする。このとき端子DがHigh,端子がL
OWとするとトランジスタQ3はオンし、トランジスタ
Q4はオフする。すなわち出力端子Q,はQがHig
h,がLOWとなる。次に端子C,のクロックパル
スが反転して端子がHigh,端子CがLOWとなると
トランジスタQ1,Q2はオンし、トランジスタQ3,
Q4はオフし、トランジスタQ5,Q6はオフする。こ
のときにトランジスタQ7はオンし、トランジスタQ8
はオフとなり、端子D,から入力されたデータが保持
される。
る。端子C,よりクロックパルスが入力され、端子C
がHigh,端子がLOWとするとトランジスタQ1,
Q2はオフする。このとき端子DがHigh,端子がL
OWとするとトランジスタQ3はオンし、トランジスタ
Q4はオフする。すなわち出力端子Q,はQがHig
h,がLOWとなる。次に端子C,のクロックパル
スが反転して端子がHigh,端子CがLOWとなると
トランジスタQ1,Q2はオンし、トランジスタQ3,
Q4はオフし、トランジスタQ5,Q6はオフする。こ
のときにトランジスタQ7はオンし、トランジスタQ8
はオフとなり、端子D,から入力されたデータが保持
される。
以上の動作によりフリップフロップの機能を持つことが
わかる。
わかる。
第2図は本発明の他の実施例を示す回路図であり、リセ
ット機能付のフリップフロップの例を示してある。
ット機能付のフリップフロップの例を示してある。
第2図において、端子RがLOWのときにはトランジス
タQ9,Q10はオフしているので回路動作は第1図に
示す回路と同一になる。一方、端子RがHighのときに
はトランジスタQ9,Q10がオンするので出力端子Q
はHigh出力端子はLOWとなり、リセット状態とな
る。
タQ9,Q10はオフしているので回路動作は第1図に
示す回路と同一になる。一方、端子RがHighのときに
はトランジスタQ9,Q10がオンするので出力端子Q
はHigh出力端子はLOWとなり、リセット状態とな
る。
第3図は本発明請求範囲1の応用例を示す回路図であ
り、第1図に示すフリップフロップを2段接続したT型
フリップフロップ回路で構成される2分周回路例を示
す。
り、第1図に示すフリップフロップを2段接続したT型
フリップフロップ回路で構成される2分周回路例を示
す。
第3図において、端子C,よりクロックパルスが入力
され、端子CがHigh、端子がLOWとするとトラン
ジスタQ1,Q2;Q13,Q14はオフする。このと
きにQ3又はQ4,Q15又はQ16がオンし、データ
を決定する。このときトランジスタQ3のコレクタがH
igh、トランジスタQ4のコレクタがLOWとなってい
るとする。
され、端子CがHigh、端子がLOWとするとトラン
ジスタQ1,Q2;Q13,Q14はオフする。このと
きにQ3又はQ4,Q15又はQ16がオンし、データ
を決定する。このときトランジスタQ3のコレクタがH
igh、トランジスタQ4のコレクタがLOWとなってい
るとする。
次の瞬間入力のクロックパルスが反転して端子がHig
h、端子CがLOWになると、トランジスタQ5,Q
6,Q9,Q10がオフ、トランジスタQ1,Q2,Q
13,Q14がオンし、トランジスタQ3,Q4;Q1
5,Q16がオフ、Q8,Q12がオンし、データが保
持される。このときに端子QはLOW、出力端子はH
ighである。
h、端子CがLOWになると、トランジスタQ5,Q
6,Q9,Q10がオフ、トランジスタQ1,Q2,Q
13,Q14がオンし、トランジスタQ3,Q4;Q1
5,Q16がオフ、Q8,Q12がオンし、データが保
持される。このときに端子QはLOW、出力端子はH
ighである。
次に入力のクロックパルスが再び反転して端子CがHig
h、端子がLOWになると、トランジスタQ1,Q
2;Q13,Q14はオフし、トランジスタQ5,Q
6;Q9,Q10はオン、トランジスタQ3はON、ト
ランジスタQ4はオフ、トランジスタQ16はオン、ト
ランジスタQ15はオフし、データは保持される。
h、端子がLOWになると、トランジスタQ1,Q
2;Q13,Q14はオフし、トランジスタQ5,Q
6;Q9,Q10はオン、トランジスタQ3はON、ト
ランジスタQ4はオフ、トランジスタQ16はオン、ト
ランジスタQ15はオフし、データは保持される。
次に入力クロックパルスが反転して端子CがLOW、端
子がHighになるとトランジスタQ5,Q6;Q9,
Q10がオフ、トランジスタQ1,Q2;Q13,Q1
4がオン、トランジスタQ3,Q4;Q15,Q16が
オフ、トランジスタQ7,Q11がオン、トランジスタ
Q8,Q12はオフし、データは反転する。このとき出
力端子QはHigh、出力端子はLOWである。
子がHighになるとトランジスタQ5,Q6;Q9,
Q10がオフ、トランジスタQ1,Q2;Q13,Q1
4がオン、トランジスタQ3,Q4;Q15,Q16が
オフ、トランジスタQ7,Q11がオン、トランジスタ
Q8,Q12はオフし、データは反転する。このとき出
力端子QはHigh、出力端子はLOWである。
次に入力クロックパルスが反転して端子CがHigh、端
子がLOWになると、トランジスタQ1,Q2;Q1
3,Q14はオフ、トランジスタQ5,Q6;Q9,Q
10はオン、トランジスタQ4はON、トランジスタQ
3はオフ、トランジスタQ15はオン、トランジスタQ
16はオフし、データは保持される。
子がLOWになると、トランジスタQ1,Q2;Q1
3,Q14はオフ、トランジスタQ5,Q6;Q9,Q
10はオン、トランジスタQ4はON、トランジスタQ
3はオフ、トランジスタQ15はオン、トランジスタQ
16はオフし、データは保持される。
以下、順次入力クロックパルスが反転を繰り返す毎に出
力データは反転と保持を繰り返す。すなわち出力データ
は入力クロックパルスに対して2倍の周期のパルスとな
り、2分周回路となっていることがわかる。
力データは反転と保持を繰り返す。すなわち出力データ
は入力クロックパルスに対して2倍の周期のパルスとな
り、2分周回路となっていることがわかる。
第4図は本発明の応用例を示す回路図であり、切替機能
付の2分周回路である。
付の2分周回路である。
第4図は第3図にトランジスタQ17,Q23と制御端
子Sを追加し、更にトランジスタQ1,Q2から成る差
動増幅器を追加し、定電流源を具体的にトランジスタQ
9,Q14,Q20,Q26で構成した回路である。
子Sを追加し、更にトランジスタQ1,Q2から成る差
動増幅器を追加し、定電流源を具体的にトランジスタQ
9,Q14,Q20,Q26で構成した回路である。
今、制御端子SがLOWのときにはトランジスタQ1
7,Q23はオフとなるので、回路動作は第3図に示す
回路と同一となり、2分周回路となる。
7,Q23はオフとなるので、回路動作は第3図に示す
回路と同一となり、2分周回路となる。
一方、制御端子SがHighのときを考える。
今、トランジスタQ18,Q19,Q24,Q25のエ
ミッタサイズをS0とし、トランジスタQ17,Q23
のエミッタサイズをmS0とし、トランジスタQ15,
Q16,Q21,Q22のエミッタサイズをnS0とす
る。
ミッタサイズをS0とし、トランジスタQ17,Q23
のエミッタサイズをmS0とし、トランジスタQ15,
Q16,Q21,Q22のエミッタサイズをnS0とす
る。
ここで、m>>1,2n>>1かつ 2n>>mとすれ
ば入力端子CがHigh、入力端子がLOWのときにト
ランジスタQ15,Q16がオン、トランジスタQ2
1,Q22がオフ、かつトランジスタQ17、トランジ
スタQ18,Q19がオフ、トランジスタQ23がオ
ン、トランジスタQ24,Q25がオフとみなして良
い。従ってこのときに出力端子はHigh、出力端子Q
はLOWとなる。
ば入力端子CがHigh、入力端子がLOWのときにト
ランジスタQ15,Q16がオン、トランジスタQ2
1,Q22がオフ、かつトランジスタQ17、トランジ
スタQ18,Q19がオフ、トランジスタQ23がオ
ン、トランジスタQ24,Q25がオフとみなして良
い。従ってこのときに出力端子はHigh、出力端子Q
はLOWとなる。
次に、入力端子CがLOW、入力端子がHighのとき
にトランジスタQ15,Q16がオフ、トランジスタQ
21,Q22がオン、かつトランジスタQ17がオン、
トランジスタQ18,Q19がオフ、トランジスタQ2
3、トランジスタQ24,Q25がオフとみなして良
い。従ってこのときに出力端子はLOW、出力端子Q
はHighとなり、分周動作を止める。
にトランジスタQ15,Q16がオフ、トランジスタQ
21,Q22がオン、かつトランジスタQ17がオン、
トランジスタQ18,Q19がオフ、トランジスタQ2
3、トランジスタQ24,Q25がオフとみなして良
い。従ってこのときに出力端子はLOW、出力端子Q
はHighとなり、分周動作を止める。
ここで第4図の回路図からもわかるようにグランドと電
源間に縦型接続しているトランジスタは2個であること
より、電源電圧が1.5V以下でも実現可能である。
源間に縦型接続しているトランジスタは2個であること
より、電源電圧が1.5V以下でも実現可能である。
以上説明したように、本発明は定電流源を共有する2対
のトランジスタ対から成る2個の差動回路でフリップフ
ロップを構成することにより低電圧化できる効果があ
る。
のトランジスタ対から成る2個の差動回路でフリップフ
ロップを構成することにより低電圧化できる効果があ
る。
第1図は本発明請求範囲1を示す回路図、第2図は本発
明請求範囲2の一実施例を示す回路図、第3図は本発明
請求範囲1の一実施例を示す回路図、第4図は本発明の
一実施例を示す回路図、第5図は従来回路である。 Q1〜Q25……トランジスタ。
明請求範囲2の一実施例を示す回路図、第3図は本発明
請求範囲1の一実施例を示す回路図、第4図は本発明の
一実施例を示す回路図、第5図は従来回路である。 Q1〜Q25……トランジスタ。
Claims (1)
- 【請求項1】エミッタが共通に接続され、ベースがそれ
ぞれ第1及び第2の入力端子に、コレクタがそれぞれ第
1及び第2の出力端子に接続された第1及び第2のトラ
ンジスタと、エミッタが共通に接続されベースがそれぞ
れ前記第1及び第2の出力端子にコレクタがそれぞれ前
記第2及び第1の出力端子に接続された第3及び第4の
トランジスタとを有するフリップフロップ回路におい
て、 エミッタが共通に前記第1のトランジスタのエミッタに
接続され、ベースが共通に接続された第5及び第6のト
ランジスタと、 エミッタが共通に前記第3のトランジスタのエミッタに
接続され、ベースが共通に接続された第7及び第8のト
ランジスタとをさらに有し、 前記第5及び第6のトランジスタの共通のベースと、前
記第7及び第8のトランジスタの共通のベースとに相補
クロックが入力されることを特徴とするフリップフロッ
プ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62054601A JPH0618317B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | フリツプフロツプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62054601A JPH0618317B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | フリツプフロツプ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63220615A JPS63220615A (ja) | 1988-09-13 |
JPH0618317B2 true JPH0618317B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=12975248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62054601A Expired - Lifetime JPH0618317B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | フリツプフロツプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618317B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997047088A1 (fr) * | 1996-06-04 | 1997-12-11 | Hitachi, Ltd. | Circuit integre a semi-conducteur |
US7375568B2 (en) | 2003-06-16 | 2008-05-20 | Nec Corporation | Logic circuit with restrained leak current to differential circuit |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP62054601A patent/JPH0618317B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63220615A (ja) | 1988-09-13 |
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