JPH06182960A

JPH06182960A - 湿し水装置

Info

Publication number: JPH06182960A
Application number: JP33430092A
Authority: JP
Inventors: Masao Mogi; 雅男茂木; Toru Sudo; 亨須藤; Takashi Kuramoto; 敬蔵本; Hisato Urase; 寿人浦瀬
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1992-12-15
Filing date: 1992-12-15
Publication date: 1994-07-05

Abstract

(57)【要約】【目的】印刷機の水舟内の湿し水を常にきれいに保てる
ように、版面からの戻り水中のインキカス・紙粉・ゴミ
等を取り除く機構を具備した新しい湿し水装置を提供す
る。【構成】平版オフセット印刷機で、水舟と水舟内に水元
ローラーを有する印刷版に湿し水を供給する装置におい
て、前記水元ローラーが金属性であり、該金属性の水元
ローラーに接して表面にゴミ取り部材を設けたゴミ取り
ローラーを具備する湿し水装置である。又は、平版オフ
セット印刷機で、水舟と水舟内に水元ローラーを有する
印刷版に湿し水を供給する装置において、前記水元ロー
ラーが金属以外の材質であり、該水元ローラーに接する
金属性のローラーを介して、表面にゴミ取り部材を設け
たゴミ取りローラーを具備する湿し水装置である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、平版オフセット印刷機
において、印刷版面上に湿し水を供給する湿し水装置に
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、印刷版面上に湿し水を供給する装
置としては、次のような方法が用いられていた。すなわ
ち、印刷機上に設けた湿し水を一時蓄える水舟（版面へ
湿し水を補給するためのタンク）内に羽車を具備し、こ
れを回転させる。一方印刷版面に接して特殊な布を巻き
付けたローラーを設ける。先ほどの羽車と布を巻き付け
たローラーとの間に、羽車に当たるように板を設ける。
これにより、水舟内の羽車が回転し、板に当たることに
より水滴が飛び、布を巻き付けたローラーの布が濡れ、
印刷版面上に湿し水を供給できる。また、印刷機上に設
けた湿し水を一時蓄える水舟内に湿し水を巻き上げるロ
ーラー（水元ローラー）を具備する。このローラーを起
点として、その後各々接した２〜３本のローラー介して
印刷版面上に湿し水を供給する方法などである。先の特
殊な布を用いる方法は、湿し水量のコントロールが困難
なこと等から、現在はあまり使用されていない。従って
現在は後の方法、つまり３〜４本のローラーを介して印
刷版面上に湿し水を供給する方法がほとんどである。

【０００３】しかしながら、このように３〜４本のロー
ラーを介して湿し水を版面に供給する方法では、版面に
接した湿し水ローラーが、版面に湿し水を与えると同時
に、版面に付着している、インキカス・紙粉・ゴミ等を
受け取り、それがローラーを介して水舟内に戻ってく
る。この戻り水中のインキカス・紙粉・ゴミ等が湿し水
を汚し、印刷品質に悪影響を及ぼす原因の１つになる。
この対策として、印刷機上に装備している水舟から、通
常印刷機より離れた場所に設置される湿し水タンクに湿
し水が戻る経路上に、湿し水をろ過洗浄する装置を設け
たり、また湿し水タンク内に湿し水をろ過洗浄する機構
を組み込んだりしている場合が多い。この対策により湿
し水は、非常にきれいに保たれ、湿し水交換の頻度が下
がるといった効果が確認されている。

【０００４】しかしこれらの対策では、循環している湿
し水はきれいになるが、水舟内に浮遊あるいは沈澱して
いるインキカス・紙粉・ゴミ等は取り除くことはできな
い。この結果、せっかくきれいになった湿し水が印刷機
に送られても、水舟内で汚れてしまい、印刷品質に悪影
響を及ぼす原因を完全に取り除くことはできない、とい
った問題点がある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような技
術的背景に鑑みてなされたものであり、印刷機の水舟内
の湿し水を常にきれいに保てるように、版面からの戻り
水中のインキカス・紙粉・ゴミ等を取り除く機構を具備
した新しい湿し水装置を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、平版オフセッ
ト印刷機で、水舟と水舟内に水元ローラーを有する印刷
版に湿し水を供給する装置において、前記水元ローラー
が金属性であり、該金属性の水元ローラーに接して表面
にゴミ取り部材を設けたゴミ取りローラーを具備する湿
し水装置である。

【０００７】もう１つの発明は、平版オフセット印刷機
で、水舟と水舟内に水元ローラーを有する印刷版に湿し
水を供給する装置において、前記水元ローラーが金属以
外の材質であり、該水元ローラーに接する金属性のロー
ラーを介して、表面にゴミ取り部材を設けたゴミ取りロ
ーラーを具備する湿し水装置である。

【０００８】

【作用】本発明は、水元ローラーが金属性の場合は該金
属性の水元ローラーに接して、又は、水元ローラーが金
属以外の材質の場合は該水元ローラーに接する金属性ロ
ーラーを介して、表面にゴミ取り部材を設けたゴミ取り
ローラーを設けることにより、前記金属性ローラーから
前記ゴミ取りローラーへ湿し水中の、インキカス・紙粉
・ゴミ等を移し、取り除くことができる。それにより、
水舟内を常にきれいに保つことができ、印刷版面にきれ
いな湿し水を供給すること、印刷品質を高めかつ安定に
保つことができる。

【０００９】

【実施例】以下、本発明の実施例にかかる湿し水装置の
構成を図面に基づいて説明する。

【００１０】（図１）は、本発明の一実施例にかかる湿
し水装置の斜視図を示したものである。水舟１１内に金
属性の水元ローラー３を有し、該水元ローラー３に接し
てゴミ取りローラー１が設けられている。湿し水は、水
元ローラー３から調整ローラー５、水付けローラー７を
介して印刷版面９に供給され、余った湿し水は印刷版面
９から水付けローラー７、調整ローラー５を伝わって戻
ってくる。そして、ゴミ取りローラー１は、戻ってきた
湿し水中のインキカス・紙粉・ゴミ等を取り除くように
なっている。

【００１１】また（図２）は、本発明の別の実施例にか
かる湿し水装置の斜視図を示したものである。水舟１１
内に金属性でない水元ローラー３を有し、該水元ローラ
ー３に接する金属ローラー１３を介してゴミ取りローラ
ー１が設けられている。湿し水は、水元ローラー３から
調整ローラー５、水付けローラー７を介して印刷版面９
に供給され、余った湿し水は印刷版面９から水付けロー
ラー７、調整ローラー５を伝わって戻ってくる。そし
て、ゴミ取りローラー１は、戻ってきた湿し水中のイン
キカス・紙粉・ゴミ等を水元ローラー３から金属ローラ
ー１３を介して取り除くようになっている。

【００１２】この金属ローラー１３の材質は、水元ロー
ラー３から効率良く湿し水を受け取るように親水性のも
ので、且つ湿し水がｐＨ５．０〜６．０と酸性であるこ
とから、湿し水に腐食されないもので表面が滑らかで硬
いものが良い。本実施例では、鉄のローラーの表面にク
ロームをメッキしたものを使用した。

【００１３】（図３）は、本発明の実施例にかかる湿し
水装置及び印刷ユニットの一部の断面説明図である。印
刷版を巻き付けた版胴４１と、版からの画像を受け取る
ブランケットを巻き付けたブランケット胴１５、及びブ
ランケット上の画像を印刷用紙に転写する際に圧力をか
ける圧胴１７の位置関係はこのようになっている。印刷
用紙は、ブランケット胴１５と圧胴１７の間に送り込ま
れてくる。ここで、印刷用紙が向かって右側つまり水舟
１１の方からブランケット胴１５の方へ送られて来ると
する。すると、ブランケット胴１５・ローラー７・水元
ローラー３は時計回り、圧胴１７・版胴４１ローラー５
は反時計回りとなる。そのため水元ローラー３が水舟１
１から湿し水を巻き上げ、ローラー５とのニップで湿し
水を渡すと同時に版面からの戻り水を受け取る。その
後、再び水舟１１に入る間に、戻り水内のインキカス・
紙粉・ゴミ等を取り除くゴミ取りローラー１を設置する
事により、効率よく戻り水内のゴミ等を除去できる。

【００１４】（図４）は、本発明の実施例にかかる湿し
水装置及び印刷ユニットの一部の断面説明図である。印
刷版を巻き付けた版胴４１と、版からの画像を受け取る
ブランケットを巻き付けたブランケット胴１５、及びブ
ランケット上の画像を印刷用紙に転写する際に圧力をか
ける圧胴１７の位置関係はこのようになっている。印刷
用紙は、ブランケット胴１５と圧胴１７の間に送り込ま
れてくる。ここで、印刷用紙が向かって左側つまりブラ
ンケット胴１５の方から水舟１１の方へ送られて来ると
する。すると、ブランケット胴１５・ローラー７・水元
ローラー３は反時計回り、圧胴１７・版胴４１・ローラ
ー５は時計回りとなる。そのため水元ローラー３が水舟
１１から湿し水を巻き上げ、ローラー５とのニップで湿
し水を渡すと同時に版面からの戻り水を受け取る。その
後、再び水舟１１に入る間に、戻り水内のインキカス・
紙粉・ゴミ等を取り除くゴミ取りローラー１を設置する
事により、効率よく戻り水内のゴミ等を除去できる。

【００１５】（図５）は、本発明の実施例にかかる湿し
水装置及び印刷ユニットの一部の断面説明図である。印
刷版を巻き付けた版胴４１と、版からの画像を受け取る
ブランケットを巻き付けたブランケット胴１５、及びブ
ランケット上の画像を印刷用紙に転写する際に圧力をか
ける圧胴１７の位置関係はこのようになっている。印刷
用紙は、ブランケット胴１５と圧胴１７の間に送り込ま
れてくる。ここで、印刷用紙が向かって右側つまり水舟
１１の方からブランケット胴１５の方へ送られて来ると
する。すると、ブランケット胴１５・ローラー７・水元
ローラー３は時計回り、圧胴１７・版胴４１・ローラー
５・金属ローラー１３は反時計回りとなる。そのため水
元ローラー３が水舟１１から湿し水を巻き上げ、ローラ
ー５とのニップで湿し水を渡すと同時に版面からの戻り
水を受け取る。その後、金属ローラーとのニップで金属
ローラーに戻り水を渡す。金属ローラーが再び水元ロー
ラーとのニップを向かえるまでの間に、戻り水内のイン
キカス・紙粉・ゴミ等を取り除くゴミ取りローラー１を
設置する事により、効率よく戻り水内のゴミ等を除去で
きる。

【００１６】（図６）は、本発明の実施例にかかる湿し
水装置及び印刷ユニットの一部の断面説明図である。印
刷版を巻き付けた版胴４１と、版からの画像を受け取る
ブランケットを巻き付けたブランケット胴１５、及びブ
ランケット上の画像を印刷用紙に転写する際に圧力をか
ける圧胴１７の位置関係はこのようになっている。印刷
用紙は、ブランケット胴１５と圧胴１７の間に送り込ま
れてくる。ここで、印刷用紙が向かって左側つまりブラ
ンケット胴１５の方から水舟１１の方へ送られて来ると
する。すると、ブランケット胴１５・ローラー７・水元
ローラー３は反時計回り、圧胴１７・版胴４１・ローラ
ー５・金属ローラー１３は時計回りとなる。そのため水
元ローラー３が水舟１１から湿し水を巻き上げ、ローラ
ー５とのニップで湿し水を渡すと同時に版面からの戻り
水を受け取る。その後、金属ローラーとのニップで金属
ローラーに戻り水を渡す。金属ローラーが再び水元ロー
ラーとのニップを向かえるまでの間に、戻り水内のイン
キカス・紙粉・ゴミ等を取り除くゴミ取りローラー１を
設置する事により、効率よく戻り水内のゴミ等を除去で
きる。

【００１７】（図７）は、本発明の実施例にかかる湿し
水装置の、印刷版面からの戻り水中のインキカス・紙粉
・ゴミ等を取り除くゴミ取りローラー１の斜視図であ
る。ゴミ取りローラー１は、鉄製の心棒２１とその周り
に巻き付けたゴム２５及び、ゴムの周りに巻いた湿し水
中のインキカス等を取り除くゴミ取り部材２３とで構成
されている。

【００１８】（図８）は、本発明の実施例にかかる湿し
水装置の、印刷版面からの戻り水中のインキカス・紙粉
・ゴミ等を取り除くゴミ取りローラー１の断面図であ
る。本装置は、鉄製の心棒２１とその周りに巻き付けた
ゴム２５及び、ゴムの周りに巻いた湿し水中のインキカ
ス等を取り除くゴミ取り部材２３とで構成されている。

【００１９】インキカス等を取り除くゴミ取り部材２３
としては、幾つかのものが考えられるが、本実施例で
は、平版用平台オフセット校正機等で使用するモルトン
を利用した。その他、最近よく使用される、ブランケッ
ト洗浄用の紙製の布でも良いだろう。材質としては、イ
ンキカスが付着するものであればよく、材質にこだわる
よりも、こまめに交換することが大切であり、そのため
には、インキカス等を取り除くゴミ取りローラーの着脱
が簡単にできるように設計を工夫すべきである。ゴム２
５の材質としては、適度な硬度を持ち、湿し水に対して
耐性のあるものであれば良く、本実施例では、インキン
グローラーと同じ材質のものを使用した。

【００２０】（図９）は、この実施例の湿し水装置にお
ける、湿し水のフローを示したものである。湿し水は、
湿し水タンクを出発し、印刷機上の水舟に至る。この水
舟から排水された湿し水は、ろ過洗浄装置を通り、洗浄
された後に、湿し水タンクで戻る。水舟から印刷版面に
は、数本のローラーを介して、湿し水が送られる。印刷
版面からの戻り水は、本発明の戻り水中のインキカス・
紙粉・ゴミ等を取り除くゴミ取りローラーにより、イン
キカス・紙粉・ゴミ等を完全に取り除かれる。また、印
刷版面からの戻り水の一部は、本発明の戻り水中のイン
キカス・紙粉・ゴミ等を取り除くゴミ取りローラーによ
り、インキカス・紙粉・ゴミ等を完全に取り除かれたの
ちに、水舟に戻る。この戻り水も、水舟から排水された
湿し水と一緒に、ろ過洗浄装置を通り、洗浄された後
に、湿し水タンクで戻る。このように湿し水を循環させ
ることで、湿し水を常にきれいな状態に保て、また印刷
機上の水舟の中もきれいに保てるため、印刷版面に常に
きれいな湿し水を供給でき、印刷品質の向上・安定化を
図ることができる。

【００２１】（図１０）は、水舟から湿し水タンクの戻
る湿し水をろ過洗浄する装置の断面図である。本装置は
おもにフィルター３３，３５と、湿し水を受ける水槽３
１、および湿し水を湿し水タンクに送るための排水口３
７から構成されている。この他に、水槽３１内に湿し水
の水位を検知するセンサー、湿し水を送り出すポンプ等
がつけられる場合もある。また、フィルター３３，３５
の配置・枚数ともに任意であり、フィルターを縦に置
き、水槽３１を分割するように配置したもの、フィルタ
ーの数を非常に多くしたもの等が使用される場合もあ
る。フィルター３３，３５の材質も任意であり、湿し水
中のインキカス・紙粉・ゴミ等を効果的に除去し、且つ
湿し水の通りがあまり妨げられない物であればよい。

【００２２】水槽３１、排水口３７等の材質も任意であ
り、湿し水に腐食されないものであれば良い。この例で
は、フィルター３３には、厚さ２．５ｃｍの目の粗いス
ポンジ、フィルター３５には、厚さ２．０ｃｍの目の細
かいスポンジを使用した。水槽３１には、運搬用のプラ
スチック製のコンテナを使用した。水槽内の湿し水の水
位を検知するものとして、ボールタップを取り付け、排
水口３７はボールタップの排水口を利用した。フィルタ
ーは、本実施例で使用したもので、十分効果が確認でき
たが、フィルターの材質にこだわるよりも、フィルター
をこまめに交換することが大切であり、そのためには、
ろ過洗浄装置全体の設計を、フィルターを交換しやすい
形にすべきである。

【００２３】

【効果】本発明の湿し水装置によれば、印刷版面から水
舟内の水元ローラーに戻ってきた湿し水中の、インキカ
ス・紙粉・ゴミ等を取り除くことができるので、水舟内
を常にきれいに保つことができ、印刷版面にきれいな湿
し水を供給すること、印刷品質を高めかつ安定に保つこ
とができる。

【００２４】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例にかかる湿し水装置の傾斜図
である。

【図２】本発明の一実施例にかかる湿し水装置の傾斜図
である。

【図３】本発明の実施例にかかる湿し水装置及び印刷ユ
ニットの一部の断面説明図である。

【図４】本発明の実施例にかかる湿し水装置及び印刷ユ
ニットの一部の断面説明図である。

【図５】本発明の実施例にかかる湿し水装置及び印刷ユ
ニットの一部の断面説明図である。

【図６】本発明の実施例にかかる湿し水装置及び印刷ユ
ニットの一部の断面説明図である。

【図７】本発明の実施例にかかる湿し水装置の、印刷版
面からの戻り水中のインキカス・紙粉・ゴミ等を取り除
くゴミ取りローラーの斜視図である。

【図８】本発明の実施例にかかる湿し水装置の、印刷版
面からの戻り水中のインキカス・紙粉・ゴミ等を取り除
くゴミ取りローラーの断面図である。

【図９】この実施例の湿し水装置における、湿し水のフ
ローを示したものである。

【図１０】湿し水をろ過洗浄する装置の断面図である。

【符号の説明】

１…ゴミ取りローラー３…水元ローラー５、９…ロ
ーラー１１…水舟１３…金属ローラー１５…ブランケット胴１７…圧
胴２１…心棒２３…ゴミ取り部材２５…ゴム３
１…水槽３３、３５…フィルター３７…排水口４
１…版胴

フロントページの続き (72)発明者浦瀬寿人東京都台東区台東一丁目５番１号凸版印刷株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】平版オフセット印刷機で、水舟と水舟内に
水元ローラーを有する印刷版に湿し水を供給する装置に
おいて、前記水元ローラーが金属性であり、該金属性の
水元ローラーに接して表面にゴミ取り部材を設けたゴミ
取りローラーを具備することを特徴とする湿し水装置。
【請求項２】平版オフセット印刷機で、水舟と水舟内に
水元ローラーを有する印刷版に湿し水を供給する装置に
おいて、前記水元ローラーが金属以外の材質であり、該
水元ローラーに接する金属性のローラーを介して、表面
にゴミ取り部材を設けたゴミ取りローラーを具備するこ
とを特徴とする湿し水装置。