JPH06182378A - 曝気装置におけるごみ詰まり検出方法 - Google Patents
曝気装置におけるごみ詰まり検出方法Info
- Publication number
- JPH06182378A JPH06182378A JP4357148A JP35714892A JPH06182378A JP H06182378 A JPH06182378 A JP H06182378A JP 4357148 A JP4357148 A JP 4357148A JP 35714892 A JP35714892 A JP 35714892A JP H06182378 A JPH06182378 A JP H06182378A
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- JP
- Japan
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- cover
- screw
- water
- clogging
- aerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリュー型曝気装置のカバー内の詰まりを
早期に発見し、過負荷停止前にカバー内の清掃を可能と
する。 【構成】 モータ１にて駆動される中空軸２の下端にス
クリュー３を固定し、スクリュー３の回動にてスクリュ
ー先端水域に生じる負圧を利用して水中へ空気を放出す
る自吸式スクリュー曝気装置の中空軸２の外表を覆うカ
バー４の下部で、きっ水線近傍に微小なる検出孔４Ｈを
設ける。そしてこの検出孔４Ｈよりのカバー内水の噴出
の有無によりカバー内詰まりを早期に検出する。
早期に発見し、過負荷停止前にカバー内の清掃を可能と
する。 【構成】 モータ１にて駆動される中空軸２の下端にス
クリュー３を固定し、スクリュー３の回動にてスクリュ
ー先端水域に生じる負圧を利用して水中へ空気を放出す
る自吸式スクリュー曝気装置の中空軸２の外表を覆うカ
バー４の下部で、きっ水線近傍に微小なる検出孔４Ｈを
設ける。そしてこの検出孔４Ｈよりのカバー内水の噴出
の有無によりカバー内詰まりを早期に検出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自吸式スクリュー曝気装
置においてカバー内に侵入したゴミ等による詰まりによ
り生じる過負荷を未然に防止し、安定した運転を行える
ようになす曝気装置におけるごみ詰まり検出方法に関す
るものである。
置においてカバー内に侵入したゴミ等による詰まりによ
り生じる過負荷を未然に防止し、安定した運転を行える
ようになす曝気装置におけるごみ詰まり検出方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】下水処理場、ビル地下等に設置された汚
水貯水槽等に流入される汚水を撹拌曝気により嫌気性腐
敗を防止して処理する方法として池または槽内に曝気装
置を設けている。自吸式のスクリュー型曝気装置におい
ては先端にスクリューを固定した中空軸の外周を筒状の
カバーで保護されている。しかし曝気運転時あるいは運
転停止時に水面に浮遊するごみ類はカバー内に侵入す
る。これはスクリューの回動にてカバー内にはスクリュ
ー推進方向と逆向きの流れが中空軸に沿って発生する。
この現象は水中型のスクリュー曝気装置において顕著に
現れる。そしてこの中空軸に沿ったカバー内の逆流はカ
バー内の気液境界面付近より軸伝いに３００ｍｍ〜５０
０ｍｍまで上昇することが確認されている。この気液境
界面にてカバー内に侵入した夾雑物が固化し、これが進
んでカバー内が詰まると軸沿いに上昇する逆流は行き場
を失い、カバー内の水面より下方部分の圧力が上昇し、
曝気装置に過負荷が発生してモータの焼損等の事故が生
じる。
水貯水槽等に流入される汚水を撹拌曝気により嫌気性腐
敗を防止して処理する方法として池または槽内に曝気装
置を設けている。自吸式のスクリュー型曝気装置におい
ては先端にスクリューを固定した中空軸の外周を筒状の
カバーで保護されている。しかし曝気運転時あるいは運
転停止時に水面に浮遊するごみ類はカバー内に侵入す
る。これはスクリューの回動にてカバー内にはスクリュ
ー推進方向と逆向きの流れが中空軸に沿って発生する。
この現象は水中型のスクリュー曝気装置において顕著に
現れる。そしてこの中空軸に沿ったカバー内の逆流はカ
バー内の気液境界面付近より軸伝いに３００ｍｍ〜５０
０ｍｍまで上昇することが確認されている。この気液境
界面にてカバー内に侵入した夾雑物が固化し、これが進
んでカバー内が詰まると軸沿いに上昇する逆流は行き場
を失い、カバー内の水面より下方部分の圧力が上昇し、
曝気装置に過負荷が発生してモータの焼損等の事故が生
じる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】カバー内の詰まりによ
り過負荷が発生した時、モータ等の焼損を防ぐために、
従来ではモータ制御盤内のサーマルリレーによる過負荷
検出でモータを停止するようにしている。しかし過負荷
停止の頻度は、処理水槽や湖沼への流入負荷や水質で決
まり、また季節や時間帯によっても変化する。実際この
様な過負荷停止はより高負荷な池でのみ発生し、通常の
オキシデーションディッチ槽では発生しないので、予測
が困難である。このため曝気装置に過負荷が発生して一
旦停止すると、異常発見から清掃再立ち上げまでに長い
時間がかかる欠点がある。
り過負荷が発生した時、モータ等の焼損を防ぐために、
従来ではモータ制御盤内のサーマルリレーによる過負荷
検出でモータを停止するようにしている。しかし過負荷
停止の頻度は、処理水槽や湖沼への流入負荷や水質で決
まり、また季節や時間帯によっても変化する。実際この
様な過負荷停止はより高負荷な池でのみ発生し、通常の
オキシデーションディッチ槽では発生しないので、予測
が困難である。このため曝気装置に過負荷が発生して一
旦停止すると、異常発見から清掃再立ち上げまでに長い
時間がかかる欠点がある。
【０００４】本発明はスクリュー型曝気装置のカバー内
の詰まりを早期に発見し、過負荷停止前にカバー内の清
掃を可能とすることを目的とする。
の詰まりを早期に発見し、過負荷停止前にカバー内の清
掃を可能とすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、モータにて駆動される中空軸
の下端にスクリューを固定し、スクリューの回動にてス
クリュー先端水域に生じる負圧を利用して水中へ空気を
放出する自吸式スクリュー曝気装置において、中空軸外
表を覆うカバー下部で、きっ水線近傍に微小なる検出孔
を設け、この検出孔よりのカバー内水の噴出の有無によ
りカバー内詰まりを早期に検出するようになすことを要
旨とする。
するためになしたもので、モータにて駆動される中空軸
の下端にスクリューを固定し、スクリューの回動にてス
クリュー先端水域に生じる負圧を利用して水中へ空気を
放出する自吸式スクリュー曝気装置において、中空軸外
表を覆うカバー下部で、きっ水線近傍に微小なる検出孔
を設け、この検出孔よりのカバー内水の噴出の有無によ
りカバー内詰まりを早期に検出するようになすことを要
旨とする。
【０００６】
【作用】下端にスクリューを備えた中空軸の外表を覆う
カバーの下部位置で、きっ水線近傍に微小なる検出孔を
穿孔し、この検出孔よりの水の噴出等により水位上昇を
検出するかまたはセンサーに水位上昇を検出して曝気装
置が過負荷停止前にてカバー内詰まりを早期に検知し、
清掃を容易にする。
カバーの下部位置で、きっ水線近傍に微小なる検出孔を
穿孔し、この検出孔よりの水の噴出等により水位上昇を
検出するかまたはセンサーに水位上昇を検出して曝気装
置が過負荷停止前にてカバー内詰まりを早期に検知し、
清掃を容易にする。
【０００７】
【実施例】以下本発明曝気装置におけるごみ詰まり検出
方法を図示の実施例にもとづいて説明する。図において
１はモータで、このモータ軸に直接または継手を介して
所要径と長さを備えた中空軸２を設け、この中空軸２の
下端にスクリュー３を固定する。そしてこの中空軸２の
上端には吸気口を、下端に吐出口を備え、この中空軸２
の外表を所定の隙間をあけてこれを覆うようにカバー４
を配設して自吸式のスクリュー型曝気装置を構成する。
方法を図示の実施例にもとづいて説明する。図において
１はモータで、このモータ軸に直接または継手を介して
所要径と長さを備えた中空軸２を設け、この中空軸２の
下端にスクリュー３を固定する。そしてこの中空軸２の
上端には吸気口を、下端に吐出口を備え、この中空軸２
の外表を所定の隙間をあけてこれを覆うようにカバー４
を配設して自吸式のスクリュー型曝気装置を構成する。
【０００８】そしてこの曝気装置は水面に対し所望の角
度で、スクリュー３を水中に挿入没しさせ、モータを回
転駆動させることにより中空軸２を介してスクリューを
回動させる。このスクリュー３の回動にてスクリュー先
端水域に推進方向の水流が発生して撹拌が行われるとと
もにスクリュー先端水域に負圧も発生する。この水域の
負圧域に面して中空軸の吐出口が開口しているので、上
部の吸気口より空気を吸引し、中空軸内を流下し、吐出
口より水中へ放出される。この時吐出口より放出される
空気は微細気泡となり、かつ撹拌水流により曝気が行わ
れる。
度で、スクリュー３を水中に挿入没しさせ、モータを回
転駆動させることにより中空軸２を介してスクリューを
回動させる。このスクリュー３の回動にてスクリュー先
端水域に推進方向の水流が発生して撹拌が行われるとと
もにスクリュー先端水域に負圧も発生する。この水域の
負圧域に面して中空軸の吐出口が開口しているので、上
部の吸気口より空気を吸引し、中空軸内を流下し、吐出
口より水中へ放出される。この時吐出口より放出される
空気は微細気泡となり、かつ撹拌水流により曝気が行わ
れる。
【０００９】またスクリュー先端水域にはスクリュー推
進方向の水流が発生するとともにカバー４の下端部内に
おいて、このスクリュー推進方向と逆方向の水流が発生
し、図示のようにカバー内では中空軸に伝って上昇す
る。
進方向の水流が発生するとともにカバー４の下端部内に
おいて、このスクリュー推進方向と逆方向の水流が発生
し、図示のようにカバー内では中空軸に伝って上昇す
る。
【００１０】このカバー内の逆流を検出するためカバー
４の下部で、通常運転時のきっ水線（気液境界線）近傍
に微小なる検出孔４Ｈを穿孔する。この検出孔４Ｈより
のカバー内逆流水の噴出の度合を見て、カバー内詰まり
を直接検出する。
４の下部で、通常運転時のきっ水線（気液境界線）近傍
に微小なる検出孔４Ｈを穿孔する。この検出孔４Ｈより
のカバー内逆流水の噴出の度合を見て、カバー内詰まり
を直接検出する。
【００１１】またこのカバーに設けた検出孔４Ｈにセン
サー５を取り付け、このセンサー５にて検出孔４Ｈから
の水を検出するものである。
サー５を取り付け、このセンサー５にて検出孔４Ｈから
の水を検出するものである。
【００１２】従って上述の如く構成する場合、スクリュ
ーの回動にてカバー内にスクリュー推進方向と逆方向の
上昇水流が発生し、カバー内で中空軸に伝って水が上昇
する。そしてカバー内のきっ水線近傍にごみが固化さ
れ、ある程度の付着が生じると、カバー内圧力も高ま
る。これにより検出孔４Ｈからカバー内の水が噴出され
る。これにより直接またはセンサーにてカバー内のごみ
詰まりが検知され、過負荷による運転停止が発生する前
に清掃をする時期が容易に確認されるものである。
ーの回動にてカバー内にスクリュー推進方向と逆方向の
上昇水流が発生し、カバー内で中空軸に伝って水が上昇
する。そしてカバー内のきっ水線近傍にごみが固化さ
れ、ある程度の付着が生じると、カバー内圧力も高ま
る。これにより検出孔４Ｈからカバー内の水が噴出され
る。これにより直接またはセンサーにてカバー内のごみ
詰まりが検知され、過負荷による運転停止が発生する前
に清掃をする時期が容易に確認されるものである。
【００１３】
【発明の効果】本発明曝気装置におけるごみ詰まり検出
方法はモータにて駆動される中空軸の下端にスクリュー
を固定し、スクリューの回動にてスクリュー先端水域に
生じる負圧を利用して水中へ空気を放出する自吸式スク
リュー曝気装置において、中空軸外表を覆うカバー下部
で、きっ水線近傍に微小なる検出孔を設け、この検出孔
よりのカバー内水の噴出の有無によりカバー内詰まりを
早期に検出するようになしたため、過負荷が発生して運
転停止に至る前にカバー内のある程度の詰まりを検出し
早期に清掃できるので、清掃時期に余裕ができ、停止期
間の短縮を図り、稼働率が向上する等の利点を有する。
方法はモータにて駆動される中空軸の下端にスクリュー
を固定し、スクリューの回動にてスクリュー先端水域に
生じる負圧を利用して水中へ空気を放出する自吸式スク
リュー曝気装置において、中空軸外表を覆うカバー下部
で、きっ水線近傍に微小なる検出孔を設け、この検出孔
よりのカバー内水の噴出の有無によりカバー内詰まりを
早期に検出するようになしたため、過負荷が発生して運
転停止に至る前にカバー内のある程度の詰まりを検出し
早期に清掃できるので、清掃時期に余裕ができ、停止期
間の短縮を図り、稼働率が向上する等の利点を有する。
【図１】本発明曝気装置におけるごみ詰まり検出方法の
一実施例を示す断面図である。
一実施例を示す断面図である。
【図２】同検出方法の説明図である。
【図３】センサーを設けた実施例の説明図である。
１ モータ ２ 中空軸 ３ スクリュー ４ カバー ４Ｈ 検出孔 ５ センサー
Claims (1)
- 【請求項１】 モータにて駆動される中空軸の下端にス
クリューを固定し、スクリューの回動にてスクリュー先
端水域に生じる負圧を利用して水中へ空気を放出する自
吸式スクリュー曝気装置において、中空軸外表を覆うカ
バー下部で、きっ水線近傍に微小なる検出孔を設け、こ
の検出孔よりのカバー内水の噴出の有無によりカバー内
詰まりを早期に検出するようになしたことを特徴とする
曝気装置におけるごみ詰まり検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4357148A JPH06182378A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 曝気装置におけるごみ詰まり検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4357148A JPH06182378A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 曝気装置におけるごみ詰まり検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06182378A true JPH06182378A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18452626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4357148A Pending JPH06182378A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 曝気装置におけるごみ詰まり検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06182378A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114405316A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-04-29 | 宜昌七朵云环境治理有限公司 | 飞灰处理系统及处理方法 |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP4357148A patent/JPH06182378A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114405316A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-04-29 | 宜昌七朵云环境治理有限公司 | 飞灰处理系统及处理方法 |
| CN114405316B (zh) * | 2022-01-14 | 2023-06-20 | 宜昌七朵云环境治理有限公司 | 飞灰处理系统及处理方法 |
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