JPH0618208U - 天板等の板材の端部保護部材 - Google Patents

天板等の板材の端部保護部材

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JPH0618208U
JPH0618208U JP1394492U JP1394492U JPH0618208U JP H0618208 U JPH0618208 U JP H0618208U JP 1394492 U JP1394492 U JP 1394492U JP 1394492 U JP1394492 U JP 1394492U JP H0618208 U JPH0618208 U JP H0618208U
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JP1394492U
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實生 竹本
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日本紙管工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、装着を簡単に行うことのでき、梱包
作業の能率化を図ることのできる天板等の端部保護部材
の提供を目的とする。 【構成】この端部保護部材は、略コ字状をなす断面を備
えた保護部材1であって、上辺部2と下辺部4との少な
くともいずれか一方が側辺部3に対して弾性を有する。
装着に際しては、上辺部2と下辺部4との間を広げて、
机の天板等の被装着部材を挿入すれば、その弾性によ
り、保護部材全体がその被装着部材に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天板等の板材の端部に装着してこれを保護するための保護部材の改 良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、机の天板や建材ボードを移送する際には、その端面を保護するため に、端部保護部材が用いられている。従来のこの端部保護部材には、図4に示す ように、比較的厚みの大きな板紙を、略90度に曲げた略L字状の紙製の部材1 01,102が用いられていた。この部材101,102は、天板100の端面 に上下から沿わせてテープ103等により天板に固定されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような端部保護部材は、自らの固定手段を持たないため、テー プ103等での固定がなされるまでは容易に脱落してしまい、手で2つ部材10 1,102を押さえつつテープ103等での固定を行う必要が生ずる。そこで、 本考案は、装着を簡単に行うことのできる端部保護部材の提供を目的とするもの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上辺部2と、側辺部3と、下辺部4とからなり略コ字状をなす断面 を備えた保護部材1であって、この上辺部2と下辺部4との少なくともいずれか 一方が側辺部3に対して弾性を有する状態で延設されてなることを特徴とする天 板等の板材の端部保護部材を提供することにより、上記の課題を解決する。
【0005】
【作用】
本考案の端部保護部材においては、略コ字状をなす断面を備えた保護部材1で あって、この上辺部2と下辺部4との少なくともいずれか一方が側辺部3に対し て弾性を有する状態で延設されてなるため、上辺部2と下辺部4の間を広げて、 天板t等に装着すれば、その弾性により、保護部材全体が天板t等に固定される ものである。
【0006】
【実施例】
以下図面を用いて本考案の実施例について説明する。 図1は、本考案の一実施例の端部保護部材1の斜視図である。この端部保護部 材1は、上辺部2と、側辺部3と、下辺部4とからなる。この端部保護部材1は 、全体が厚紙により構成されており、上辺部2と、側辺部3と、下辺部4との夫 々の境界部分5、5を折り曲げることにより、各部が形成されている。この実施 例では、上辺部2と側辺部3との間の角度及び側辺部3と下辺部4との間の角度 は、何れも、約80度とされている。従って、上辺部2と下辺部4との先端間の 長さaは、側辺部3の高さbよりも小さくなっている。そして、上辺部2と下辺 部4は、厚紙を曲げて形成したものであるため、側辺部3に対して弾性を有する 状態となっており、人の手の力で上辺部2と下辺部4との先端間の長さaを拡大 でき、その力がなくなると元の状態に戻ろうとする。
【0007】 上辺部2と、側辺部3と、下辺部4の各部は、互いに略同一の大きさを有する 長方形をなしている。そして、上辺部2と下辺部4は平板状となっているもので あるが、側辺部3は若干弓状に湾曲し、中央部分31が外側に張り出した状態に なっている。
【0008】 次に、この実施例の端部保護部材1の使用状態について、図2に基づき説明す る。 この端部保護部材1は、机の天板tの端に装着して、移送の際にこの天板tの 端部の保護を行うものである。このとき、端部保護部材1を数種類用意しておき 、机の天板tの厚みcと略同一の側辺部3の高さbを有する端部保護部材1を選 択して用いることが好ましいいが、若干両者の大きさが異なるものでも、使用す ることはできる。この端部保護部材1を使用する対象としては、机の天板の他、 建材ボード等の板材、ガラス板等々、自由に選択し得る。
【0009】 装着に際しては、上辺部2と下辺部4との先端間に手等を差し込み、両者の間 隔を広げながら、両者間に天板tを挿入する。図2はこの挿入時の状態を示す。 この上辺部2と下辺部4は、側辺部3に対して弾性を有するため、その弾性によ って、天板tに自らを仮固定する。そして、最終的には、テープや紐h等によっ て天板に固定されるが、この紐掛け作業中等にも、作業者が端部保護部材1を手 で持っておく必要はなく、迅速な梱包作業を行うことができる。
【0010】 さらにこの実施例では、側辺部3が若干弓状に湾曲し、その中央部分31が外 側に張り出した状態になっているため、天板の端面uとの間に若干の隙間sをあ けておくことができる。この隙間sの存在によって、天板の端面uが他者にぶつ かった際にも、その衝撃が天板の端面uに直接加わることを防止することができ 、天板の保護に一層有利である。
【0011】 さらに、図3に示すように、境界部分5についても、天板の保護に有利な状態 となっている。図3の(A)は装着前の境界部分5の拡大図であり、(B)は装 着後の同拡大図であるが、装着後においては、境界部分5の内側の部分が若干の 層間剥離を起こし、内側に拡がった粗状態部51となっている。他方、境界部分 5の外側の部分は、曲げ加工によって密状態部52となっている。そして、天板 の端面uの角kが、この粗状態部51に当接した状態に装着されている。従って 、境界部分5に対して衝撃が加わった場合でも、外側の密状態部52によって強 固に保護されると同時に、その衝撃は粗状態部51によって吸収され、その衝撃 が天板の端面uの角kに加わることが防止される。尚、この粗密状態は、図3( A)のように厚紙等の紙製部材を90度以上に折曲して形成し、これを図3(B )に示すように装着時に約90度まで拡げることによって、より顕著に現れるも のである。
【0012】 このように、この実施例の端部保護部材1は、容易に装着できると共に、衝撃 に対しても天板tを有効に保護し得るものである。 尚、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、種々変更して実施するこ とができる。 例えば、上辺部2と下辺部4の形状は長方形の他、半円形等にすることができ る。又、各辺部2,3,4に小さな凹凸を形成して、その緩衝効果を高めてもよ い。上辺部2と下辺部4の端部を斜めにカットしたり、或いは外側に若干曲げた りして、天板tへの装着を容易にすることもできる。上辺部2と下辺部4との側 辺部3に対する角度は、均等にする必要はなく、一方を大きく他方を小さくする ようにして、不均一にすることもできる。上辺部2と下辺部4との側辺部3に対 する角度は、90度以下、望ましくは85〜70度程度とするが、60度以下で もよく、或いは一方のみは90度を越えてもよい。さらに、実施例では、側辺部 3の中央部分31が外側に張り出した状態としたが、逆に内側へ凹んでいる状態 にすることもでき、湾曲していない状態とすることもできる。素材は、厚紙製の 他、合成樹脂製や金属製或いはこれらの複合材料製とする等適宜変更できる。
【0013】
【考案の効果】
以上、本考案は、装着を簡単に行うことができ、梱包作業の能率化を図り得る 端部保護部材を提供し得たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の端部保護部材の斜視図であ
る。
【図2】同使用状態の側面図である。
【図3】(A)は同端部保護部材の装着前の境界部分5
の拡大図であり、(B)は装着後の同拡大図である。
【図4】従来例の使用状態の側面図である。
【符号の説明】
1 端部保護部材 2 上辺部 3 側辺部 4 下辺部 t 天板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上辺部(2) と、側辺部(3) と、下辺部(4)
    とからなり略コ字状をなす断面を備えた保護部材(1) で
    あって、この上辺部(2) と下辺部(4) との少なくともい
    ずれか一方が側辺部(3) に対して弾性を有する状態で延
    設されてなることを特徴とする天板等の板材の端部保護
    部材。
JP1992013944U 1992-02-12 1992-02-12 天板等の板材の端部保護部材 Expired - Lifetime JPH0754085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992013944U JPH0754085Y2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 天板等の板材の端部保護部材

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992013944U JPH0754085Y2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 天板等の板材の端部保護部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0618208U true JPH0618208U (ja) 1994-03-08
JPH0754085Y2 JPH0754085Y2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=11847323

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JP1992013944U Expired - Lifetime JPH0754085Y2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 天板等の板材の端部保護部材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193338A (ja) * 2000-12-28 2002-07-10 Tanakaya Inc 狭め開口部緩衝体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63136195U (ja) * 1987-02-26 1988-09-07
JPS6455269U (ja) * 1987-10-02 1989-04-05

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