JPH0618206A - 曲げセンサ - Google Patents
曲げセンサInfo
- Publication number
- JPH0618206A JPH0618206A JP20095291A JP20095291A JPH0618206A JP H0618206 A JPH0618206 A JP H0618206A JP 20095291 A JP20095291 A JP 20095291A JP 20095291 A JP20095291 A JP 20095291A JP H0618206 A JPH0618206 A JP H0618206A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- detection signal
- voltage
- variation
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 検出精度の高い曲げセンサを提供する。
【構成】 人体の関節等の測定対象に装着され、装着部
の屈曲に応じて抵抗値が変化する抵抗体と、前記抵抗体
に接続され、前記抵抗体の抵抗値の変化に応じた検出信
号を出力する低出力インピーダンスの増幅回路とを設け
た。
の屈曲に応じて抵抗値が変化する抵抗体と、前記抵抗体
に接続され、前記抵抗体の抵抗値の変化に応じた検出信
号を出力する低出力インピーダンスの増幅回路とを設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、測定対象の曲がり具
合を検出する曲げセンサに関する。
合を検出する曲げセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】人体の関節等に装着され、装着部の曲げ
量を検出する曲げセンサが知られている。図3は、従来
知られている曲げセンサの構成例を示す。1は十分な絶
縁性と可撓性とを有する長尺薄板状のベース部材であ
り、このベース部材1の上面と下面には、往路と復路と
を有するU字状の抵抗体12が各々設けられている。そ
して、ベース部材1の基端部に設けられた抵抗体12の
各端部の接続端子には、コード3の有するリード線2が
各々接続されている。さらに、このコード3は、ジャッ
ク4を介して本体処理部5に接続される。また、上記の
抵抗体12は、可撓性を有すると共に、伸縮に応じて抵
抗値が変化する素子材料(例えば、カーボン粉末等)に
よって構成されている。これにより、ベース部材1が図
4(a)に示すように平らな状態から、図4(b)に示
すように曲がると、上面側の抵抗体12は伸びて抵抗値
が大きくなり、下面側の抵抗体12は縮んで抵抗値が小
さくなる。この結果、抵抗体12の抵抗変化に応じた電
圧信号がコード3およびジャック4を介して本体処理部
5に取り込まれる。そして、本体処理部5により、曲げ
センサ装着部の曲げ量に応じた制御が行われる。
量を検出する曲げセンサが知られている。図3は、従来
知られている曲げセンサの構成例を示す。1は十分な絶
縁性と可撓性とを有する長尺薄板状のベース部材であ
り、このベース部材1の上面と下面には、往路と復路と
を有するU字状の抵抗体12が各々設けられている。そ
して、ベース部材1の基端部に設けられた抵抗体12の
各端部の接続端子には、コード3の有するリード線2が
各々接続されている。さらに、このコード3は、ジャッ
ク4を介して本体処理部5に接続される。また、上記の
抵抗体12は、可撓性を有すると共に、伸縮に応じて抵
抗値が変化する素子材料(例えば、カーボン粉末等)に
よって構成されている。これにより、ベース部材1が図
4(a)に示すように平らな状態から、図4(b)に示
すように曲がると、上面側の抵抗体12は伸びて抵抗値
が大きくなり、下面側の抵抗体12は縮んで抵抗値が小
さくなる。この結果、抵抗体12の抵抗変化に応じた電
圧信号がコード3およびジャック4を介して本体処理部
5に取り込まれる。そして、本体処理部5により、曲げ
センサ装着部の曲げ量に応じた制御が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、曲
げによる抵抗体の抵抗値の変化量は数オーム程度であ
る。このため、従来、この抵抗変化を正確に表した検出
信号を本体処理部において得るには、コードおよびジャ
ックの抵抗変化を極力抑える必要があった。一方、人体
等の曲げ計測においては、その動作を阻害しないように
コードは極力細くしなやかにする必要がある。これによ
り、コード自体の変形によって、コードの抵抗が変化し
易くなる。また、ジャック表面の摩耗および酸化は避け
がたく、ジャックと本体処理部との接触抵抗が変化し易
い。このことから、検出信号に曲げセンサそのものの抵
抗変化に対応した信号の他に、コードおよびジャックの
抵抗変化に対応した信号が重畳されてしまい、曲げ量の
検出精度が低下するという問題があった。
げによる抵抗体の抵抗値の変化量は数オーム程度であ
る。このため、従来、この抵抗変化を正確に表した検出
信号を本体処理部において得るには、コードおよびジャ
ックの抵抗変化を極力抑える必要があった。一方、人体
等の曲げ計測においては、その動作を阻害しないように
コードは極力細くしなやかにする必要がある。これによ
り、コード自体の変形によって、コードの抵抗が変化し
易くなる。また、ジャック表面の摩耗および酸化は避け
がたく、ジャックと本体処理部との接触抵抗が変化し易
い。このことから、検出信号に曲げセンサそのものの抵
抗変化に対応した信号の他に、コードおよびジャックの
抵抗変化に対応した信号が重畳されてしまい、曲げ量の
検出精度が低下するという問題があった。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、検出精度の高い曲げセンサを提供することを
目的としている。
たもので、検出精度の高い曲げセンサを提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上に述べた
課題を解決するために、測定対象に装着され、装着部の
屈曲に応じて抵抗値が変化する抵抗体と、前記抵抗体に
接続され、前記抵抗体の抵抗値の変化に応じた検出信号
を出力する低出力インピーダンスの増幅回路とを具備す
ることを特徴としている。
課題を解決するために、測定対象に装着され、装着部の
屈曲に応じて抵抗値が変化する抵抗体と、前記抵抗体に
接続され、前記抵抗体の抵抗値の変化に応じた検出信号
を出力する低出力インピーダンスの増幅回路とを具備す
ることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、増幅回路が低出力インピー
ダンスであるため、後続部品あるいは装置のインピーダ
ンス変化に起因する検出信号の変化を小さくすることが
できる。
ダンスであるため、後続部品あるいは装置のインピーダ
ンス変化に起因する検出信号の変化を小さくすることが
できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図2(a)はこの発明の一実施例に
よる曲げセンサの水平断面図であり、図2(b)は同実
施例による曲げセンサの垂直断面図である。この曲げセ
ンサの基端部には、キャップ6に保護された検出回路1
0が設けられている。図1はこの検出回路10の構成を
示す回路図である。検出回路10は、図1に示すよう
に、オペアンプ11、抵抗R1〜R6、抵抗体12、ツ
ェナーダイオード13によって構成されている。また、
抵抗R1〜R5は、図2におけるチップ抵抗Rによって
構成されている。ツェナーダイオード13は、煩雑さを
避けるため、図2における図示を省略した。
について説明する。図2(a)はこの発明の一実施例に
よる曲げセンサの水平断面図であり、図2(b)は同実
施例による曲げセンサの垂直断面図である。この曲げセ
ンサの基端部には、キャップ6に保護された検出回路1
0が設けられている。図1はこの検出回路10の構成を
示す回路図である。検出回路10は、図1に示すよう
に、オペアンプ11、抵抗R1〜R6、抵抗体12、ツ
ェナーダイオード13によって構成されている。また、
抵抗R1〜R5は、図2におけるチップ抵抗Rによって
構成されている。ツェナーダイオード13は、煩雑さを
避けるため、図2における図示を省略した。
【0008】ここで、図1を参照し、検出回路10の構
成について詳述する。検出回路10は、電源線p、接地
線eおよび出力信号線oを有するコード3およびジャッ
ク4を介し、本体処理部5と接続されている。検出回路
10におけるオペアンプ11は、その電源端子が抵抗R
6および電源線pを介し、本体処理部5内の電源+Vに
接続され、接地端子が接地線eを介し、本体処理部5内
において接地されている。オペアンプ11の出力端は、
抵抗R3を介し、出力信号線oに接続される。この出力
信号線oと抵抗R3との接続点が検出回路10の検出信
号出力端となっている。オペアンプ11の電源端子およ
び接地端子間には、オペアンプ11に対する電源電圧V
CCを一定化するためのツェナーダイオード13と、抵抗
R5および曲げ検出部による抵抗体12からなる直列回
路とが並列に介挿されている。抵抗R5および抵抗体1
2の接続点aは、抵抗R1を介し、オペアンプ11の非
反転入力端子に接続される。また、検出信号出力端とオ
ペアンプ11の接地端子との間には、抵抗R2およびR
4が直列に介挿されており、抵抗R2およびR4の接続
点がオペアンプ11の反転入力端子に接続されている。
成について詳述する。検出回路10は、電源線p、接地
線eおよび出力信号線oを有するコード3およびジャッ
ク4を介し、本体処理部5と接続されている。検出回路
10におけるオペアンプ11は、その電源端子が抵抗R
6および電源線pを介し、本体処理部5内の電源+Vに
接続され、接地端子が接地線eを介し、本体処理部5内
において接地されている。オペアンプ11の出力端は、
抵抗R3を介し、出力信号線oに接続される。この出力
信号線oと抵抗R3との接続点が検出回路10の検出信
号出力端となっている。オペアンプ11の電源端子およ
び接地端子間には、オペアンプ11に対する電源電圧V
CCを一定化するためのツェナーダイオード13と、抵抗
R5および曲げ検出部による抵抗体12からなる直列回
路とが並列に介挿されている。抵抗R5および抵抗体1
2の接続点aは、抵抗R1を介し、オペアンプ11の非
反転入力端子に接続される。また、検出信号出力端とオ
ペアンプ11の接地端子との間には、抵抗R2およびR
4が直列に介挿されており、抵抗R2およびR4の接続
点がオペアンプ11の反転入力端子に接続されている。
【0009】次に、この曲げセンサの動作を説明する。
ベース部材1が曲げられると、抵抗体12の抵抗値が変
化し、オペアンプ11の非反転入力端の入力電圧が変化
する。オペアンプ11の反転入力端には、検出信号出力
端の出力電圧に分圧比R4/(R2+R4)を乗じた電
圧が帰還されており、この帰還電圧が非反転入力端の入
力電圧と一致するように検出信号出力端の出力電圧が変
化する。この結果、抵抗体12の抵抗値の変化に応じた
電圧の検出信号が検出信号出力端から得られ、出力信号
線oを介し、本体処理部5に取り込まれる。検出回路1
0の出力インピーダンスは、コード3およびジャック4
の抵抗を含んだ本体処理部5側の入力インピーダンスに
比較して極めて小さい。したがって、コード3およびジ
ャック4の抵抗値が変化した場合において、それに起因
する検出信号の変化は無視し得る程度に小さくなる。
ベース部材1が曲げられると、抵抗体12の抵抗値が変
化し、オペアンプ11の非反転入力端の入力電圧が変化
する。オペアンプ11の反転入力端には、検出信号出力
端の出力電圧に分圧比R4/(R2+R4)を乗じた電
圧が帰還されており、この帰還電圧が非反転入力端の入
力電圧と一致するように検出信号出力端の出力電圧が変
化する。この結果、抵抗体12の抵抗値の変化に応じた
電圧の検出信号が検出信号出力端から得られ、出力信号
線oを介し、本体処理部5に取り込まれる。検出回路1
0の出力インピーダンスは、コード3およびジャック4
の抵抗を含んだ本体処理部5側の入力インピーダンスに
比較して極めて小さい。したがって、コード3およびジ
ャック4の抵抗値が変化した場合において、それに起因
する検出信号の変化は無視し得る程度に小さくなる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、測定対象に装着され、装着部の屈曲に応じて抵抗値
が変化する抵抗体と、前記抵抗体に接続され、前記抵抗
体の抵抗値の変化に応じた検出信号を出力する低出力イ
ンピーダンスの増幅回路とを設けたので、後続部品ある
いは装置の抵抗値が変化した場合において、それに起因
する検出信号の変化は無視し得る程度に小さくなる。こ
の結果、検出精度が向上するという効果が得られる。
ば、測定対象に装着され、装着部の屈曲に応じて抵抗値
が変化する抵抗体と、前記抵抗体に接続され、前記抵抗
体の抵抗値の変化に応じた検出信号を出力する低出力イ
ンピーダンスの増幅回路とを設けたので、後続部品ある
いは装置の抵抗値が変化した場合において、それに起因
する検出信号の変化は無視し得る程度に小さくなる。こ
の結果、検出精度が向上するという効果が得られる。
【図1】 この発明の実施例による曲げセンサの検出回
路の構成を示す回路図である。
路の構成を示す回路図である。
【図2】 (a)は同実施例による曲げセンサの水平断
面図であり、(b)は同実施例による曲げセンサの垂直
断面図である。
面図であり、(b)は同実施例による曲げセンサの垂直
断面図である。
【図3】 従来知られている曲げセンサの構成例を示す
図である。
図である。
【図4】 (a)は同曲げセンサの曲げられていない状
態を示す断面図であり、(b)は同曲げセンサの曲げら
れた状態を示す断面図である。
態を示す断面図であり、(b)は同曲げセンサの曲げら
れた状態を示す断面図である。
1……ベース部材、2……リード線、3……コード、4
……ジャック、5……本体処理部、6……キャップ、1
0……検出回路、11……オペアンプ、12……抵抗
体、13……ツェナーダイオード、R……チップ抵抗
……ジャック、5……本体処理部、6……キャップ、1
0……検出回路、11……オペアンプ、12……抵抗
体、13……ツェナーダイオード、R……チップ抵抗
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 同曲げセンサの曲げられていない状態と曲げ
られた状態とを示す断面図である。
られた状態とを示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 測定対象に装着され、装着部の屈曲に応
じて抵抗値が変化する抵抗体と、 前記抵抗体に接続され、前記抵抗体の抵抗値の変化に応
じた検出信号を出力する低出力インピーダンスの増幅回
路と、 を具備することを特徴とする曲げセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20095291A JPH0618206A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 曲げセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20095291A JPH0618206A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 曲げセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618206A true JPH0618206A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16433040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20095291A Withdrawn JPH0618206A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 曲げセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19620647C2 (de) * | 1995-05-22 | 2000-06-08 | Hitachi Ltd | Reversiergerüst |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP20095291A patent/JPH0618206A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19620647C2 (de) * | 1995-05-22 | 2000-06-08 | Hitachi Ltd | Reversiergerüst |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |