JP2001091296A - 温度補償機能付センサ - Google Patents

温度補償機能付センサ

Info

Publication number
JP2001091296A
JP2001091296A JP26703499A JP26703499A JP2001091296A JP 2001091296 A JP2001091296 A JP 2001091296A JP 26703499 A JP26703499 A JP 26703499A JP 26703499 A JP26703499 A JP 26703499A JP 2001091296 A JP2001091296 A JP 2001091296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
change
ambient temperature
sensitivity
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26703499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Matsui
和人 松居
Taiji Nishibe
泰司 西部
Katsuya Ogiso
克也 小木曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP26703499A priority Critical patent/JP2001091296A/ja
Publication of JP2001091296A publication Critical patent/JP2001091296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】周囲温度の変化に応じて変化するセンサの感度
を補正することによって、周囲温度が変化しても被検出
物を正確に検出することができる温度補償機能付センサ
を提供する。 【解決手段】温度補償機能付センサ1のセンサ2は、周
囲温度の変化に対して負特性である感度を有している。
周囲温度の変化に対する抵抗値の変化の特性が正特性で
ある抵抗R1(拡散抵抗)と、抵抗R1よりも周囲温度
の変化に対する抵抗値の変化が大きな正特性を有する抵
抗R2(拡散抵抗)とによって分圧された基準電圧Vr
は、周囲温度の変化に対して正特性となる。従って、基
準電圧Vrと略同じ値の電圧Vsと抵抗R3の抵抗値と
に基づく電流Isによってセンサ2が駆動されると、セ
ンサ2の感度は、元々負特性であったものが、正特性の
基準電圧Vrによって補正され、周囲温度の変化に関わ
らず略一定となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度補償機能付セ
ンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より圧力や磁気等の物理量を検出し
て、その物理量を電気信号に変換するために様々なセン
サが用いられている。一般にセンサは、周囲温度の変化
に応じて感度が変化する。
【0003】例えば、特定の結晶体(シリコン結晶等)
の両端に圧力や張力を加えるとその両端に電圧が発生す
る所謂ピエゾ抵抗効果を利用した歪み抵抗型圧力センサ
の場合、結晶体に含まれる不純物の濃度(これが抵抗値
や感度に関係する)と抵抗温度係数との関係は、図5に
示すように、所定の傾きを有する直線関係にある。
【0004】そして、温度特性(周囲温度の変化に対す
る感度の変化)に優れた前記圧力センサ、即ち、感度が
周囲温度に依存せず常に一定となるセンサを製造する場
合には、A点に不純物濃度を設定すればよい。この場
合、抵抗温度係数はゼロであるため、センサの感度は周
囲温度に依存せず常に一定となる。従って、このような
センサを用いて圧力を検出する場合、その検出中に周囲
温度が上昇或いは下降してもセンサの感度は変化しない
(感度は低下しない)ため、センサに加わった圧力を正
確に検出することができる。
【0005】一方、B点に不純物濃度を設定して前記圧
力センサを製造すると、温度補償(周囲温度の変化に応
じて変化するセンサの感度を補正すること)を行う必要
があるものの、仕様に適合する抵抗値が得られる。従っ
て、このようなセンサを用いて圧力を検出する場合、温
度補償さえ行えば、周囲温度が上昇或いは下降してもセ
ンサの感度は変化しない(感度は低下しない)ため、セ
ンサに加わった圧力を正確に検出することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した感
度が周囲温度に依存しないセンサにおいては、通常のセ
ンサに比較して製造条件が複雑化するばかりか、検出し
た物理量を電気信号に変換するときの変換効率や、イン
ピーダンス特性等の種々の電気的特性が低下して、感度
が低下する等の問題があった。
【0007】本発明の目的は、周囲温度の変化に応じて
変化するセンサの感度を補正することによって、周囲温
度が変化しても被検出物を正確に検出することができる
温度補償機能付センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、所定の電流又は電圧が供給され
ると、被検出物を検出することによって検出信号を出力
するとともに、周囲温度の変化に応じて感度が変化する
センサと、前記センサに駆動電流又は駆動電圧を供給す
る供給手段と、前記センサに供給する電流又は電圧を決
定するために、前記供給手段に基準電圧を印加する電圧
印加手段とを備え、前記電圧印加手段は、周囲温度の変
化に応じて、前記センサの感度の変化とは逆に変化する
基準電圧を前記供給手段に印加して、前記センサの感度
の変化を補正するように構成されてなることを要旨とし
ている。
【0009】従って、請求項1の発明では、電圧印加手
段から供給手段に基準電圧が印加されることによって、
供給手段からセンサに前記基準電圧に応じた駆動電流又
は駆動電圧が供給されると、センサが駆動される。する
と、センサは、そのときの周囲温度に応じた感度で被検
出物を検出し、検出信号を出力する。ここで、センサ自
身の感度は、周囲温度の変化に応じて変化するが、電圧
印加手段から供給手段に、センサの感度の変化とは逆に
変化する基準電圧が印加されるため、センサの感度は補
正され、周囲温度の変化に関わらず略一定となる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記センサの感度及び前記電圧印加手段が出
力する基準電圧のうちいずれか一方は、周囲温度の変化
に対して負特性であり、他方は周囲温度の変化に対して
正特性であることを要旨としている。
【0011】従って、請求項2の発明では、前記請求項
1の発明の作用に加えて、センサの感度が周囲温度の変
化に対して負特性である場合には、電圧印加手段が出力
する基準電圧は周囲温度に対して正特性である。従っ
て、周囲温度が上昇してセンサ自身の感度が低下して
も、正特性である基準電圧によって補正される。
【0012】一方、センサの感度が周囲温度の変化に対
して正特性である場合には、電圧印加手段が出力する基
準電圧は周囲温度に対して負特性である。従って、周囲
温度が下降してセンサ自身の感度が低下しても、負特性
である基準電圧によって補正される。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の発明において、前記電圧印加手段は、周囲温度
の変化に応じて抵抗値が変化する複数の拡散抵抗の組み
合わせによって構成されていることを要旨としている。
【0014】従って、請求項3の発明では、前記請求項
1又は請求項2の発明の作用に加えて、複数の拡散抵抗
の組み合わせによって基準電圧を決定し、その基準電圧
を供給手段に印加することによって、センサの感度の変
化が補正される。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
第1実施形態を図面に従って説明する。図1は周囲温度
の変化に応じて変化するセンサの感度を補正することが
できる温度補償機能付センサを示す電気回路図である。
図1において、温度補償機能付センサ1は、センサデバ
イス(以下、単にセンサという)2、OPアンプ3、抵
抗R1〜R3、増幅回路4を備えている。
【0016】さて、電源の+端子と−端子(図1ではグ
ラウンドの図記号で図示)との間には、抵抗R1及び抵
抗R2が直列に接続されている。抵抗R1と抵抗R2と
の間には供給手段としてのOPアンプ3の+端子が接続
されている。OPアンプ3の−端子は抵抗R3を介して
接地され、OPアンプ3の出力端子はセンサ2を介して
前記抵抗R3に接続されている。
【0017】センサ2の出力端子は増幅回路4の入力端
子に接続されており、センサ2の検出信号は増幅回路4
に入力される。増幅回路4の出力端子は図示しない制御
回路の回路素子に接続されており、増幅回路4はセンサ
2の検出信号を入力すると、その検出信号を増幅して、
その増幅した検出信号(出力5)を前記制御回路に出力
する。前記制御回路は、センサ2の検出信号に基づく出
力5に基づいて、様々な制御を行う。
【0018】本実施形態のセンサ2には、周囲温度の変
化に対する感度の変化が負特性、即ち、周囲温度が上昇
すると感度がリニアに低下する(図2(d)に点線で図
示)ものが使用されている。又、抵抗R1は、N型領域
にP型の不純物を拡散して、厚さや長さ、さらには不純
物の量等を調整することによって抵抗値が決まる公知の
拡散抵抗からなり、周囲温度が上昇すると抵抗値がリニ
アに大きくなる(図2(c)に点線で図示)もの(正特
性)が使用されている。一方、抵抗R2は、前記抵抗R
1と同様の正特性を有する拡散抵抗Raと、拡散抵抗R
aよりも周囲温度の変化に対する抵抗値の変化が大きな
正特性を有する拡散抵抗Rbとが直列に接続されて構成
されている。従って、抵抗R2における周囲温度の変化
に対する抵抗値の変化は、前記抵抗R1における周囲温
度の変化に対する抵抗値の変化よりも大きな正特性(図
2(c)に1点鎖線で図示)となる。
【0019】本実施形態では、抵抗R1と抵抗R2とに
より電圧印加手段が構成されている。次に、上記のよう
に構成した温度補償機能付センサ1の作用、即ち、温度
補償機能付センサ1におけるセンサ2の感度補正方法に
ついて説明する。ここでは、センサ2には図2(d)に
点線で示す、周囲温度の変化に対する感度の変化が負特
性であるものを使用することとし、この負特性を補正し
て、周囲温度が変化してもセンサ2の感度が一定となる
ようにすることを目的とする。尚、図2(c)におい
て、縦軸の抵抗レンジは抵抗R1及び抵抗R2に適用さ
れ、電圧レンジは基準電圧Vrに適用される。又、図2
(d)において、縦軸の電圧レンジは基準電圧Vrに適
用され、変換効率レンジはセンサ2の感度及び補正後の
センサ2の感度に適用される。
【0020】さて、電源の+端子と−端子との間の電圧
(電源電圧)は、抵抗R1及び抵抗R2によって分圧さ
れ、その分圧された基準電圧VrがOPアンプ3の+端
子に印加される。即ち、OPアンプ3の+端子には、
「電源電圧×抵抗R2の抵抗値/(抵抗R1の抵抗値+
抵抗R2の抵抗値)」で表される基準電圧Vr、詳しく
は、「電源電圧×(拡散抵抗Raの抵抗値+拡散抵抗R
bの抵抗値)/(抵抗R1の抵抗値+拡散抵抗Raの抵
抗値+拡散抵抗Rbの抵抗値)」で表される基準電圧V
rが印加される。
【0021】ここで、抵抗R1及び抵抗R2における周
囲温度の変化に対する抵抗値の変化は、図2(c)に点
線或いは1点鎖線で示すように、それぞれ互いに異なる
正特性である。従って、前記基準電圧Vrは、大きな正
特性を有する抵抗R2の作用によって、周囲温度の変化
に対して正特性(図2(c)に実線(図2(d)に1点
鎖線)で示すように、図2(d)に点線で示す負特性で
あるセンサ2の感度の変化とは逆)となるように変化す
る。
【0022】前記基準電圧VrがOPアンプ3の+端子
に印加されると、OPアンプの公知の特性により、その
+端子と−端子との電位は略等しいため、OPアンプ3
の−端子には基準電圧Vrと略等しい値の電圧Vsが印
加される。すると、抵抗R3には「電圧Vs/抵抗R3
の抵抗値」で表される値の電流Isが流れ、センサ2に
はそれと略同じ値の電流(所定の電流)が流れる(供給
される)。即ち、センサ2には抵抗R1及び抵抗R2に
よって分圧された基準電圧Vrと略同じ値の電圧Vs
と、抵抗R3の抵抗値とに基づく電流が流れることにな
り、同センサ2はその電流(駆動電流)によって駆動
(定電流駆動方式)される。
【0023】センサ2が定電流駆動方式にて駆動され
て、例えば、圧力や磁気等の物理量(被検出物)を検出
すると、その物理量は所定の変換効率(感度)にて電気
信号に変換され、その電気信号は検出信号として増幅回
路4に出力される。すると、前記検出信号は増幅回路4
にて増幅され、その増幅された検出信号(出力5)に基
づいて、図示しない制御回路は様々な制御を行う。
【0024】ここで、本実施形態では、センサ2の変換
効率、即ち、センサ2の感度は周囲温度の変化に対して
負特性(図2(d)に点線で図示)である。従って、セ
ンサ2の感度を補正しない(温度補償機能を有していな
い)場合には、周囲温度が上昇すると、センサ2の感度
が低下して、正確な物理量の検出が行えないことにな
る。
【0025】ところが、本実施形態では、センサ2を駆
動するための電流(駆動電流)は、電圧Vsと抵抗R3
の抵抗値とによって決定される。そして、前記電圧Vs
は、抵抗R1及び抵抗R2の各抵抗値によって決定され
る基準電圧Vrと略等しいため、電圧Vsは基準電圧V
rと同様に抵抗R1及び抵抗R2の各抵抗値によって決
定される。ここで、抵抗R1及び抵抗R2を、周囲温度
の変化に応じて抵抗値が変化する複数の拡散抵抗の組み
合わせによって構成し、本実施形態では、基準電圧Vr
が周囲温度の変化に対して正特性(図2(d)に1点鎖
線で図示)となるようにした。従って、センサ2の感度
は、元々負特性であったものが、抵抗R1及び抵抗R2
に基づく正特性の基準電圧Vrによって補正され、図2
(d)に実線で示すように、周囲温度の変化に関わらず
略一定となる。
【0026】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、抵抗R1及び抵抗R2にて決定
された基準電圧VrがOPアンプ3の+端子に印加され
ることによって、OPアンプ3からセンサ2に前記基準
電圧Vrに応じた駆動電流が供給されると、センサ2が
駆動される。すると、センサ2は、そのときの周囲温度
に応じた感度で被検出物を検出し、検出信号を出力す
る。
【0027】ここで、センサ2自身の感度は、周囲温度
の変化に応じて変化(本実施形態では負特性)するが、
OPアンプ3にセンサ2の感度の変化とは逆に変化する
基準電圧Vr(本実施形態では正特性)が印加されるた
め、センサ2の感度は補正され、周囲温度の変化に関わ
らず略一定となる。従って、周囲温度の変化に応じて変
化するセンサの感度を補正することによって、周囲温度
が変化しても被検出物を正確に検出することができる。
【0028】(2)本実施形態では、周囲温度が上昇し
てセンサ2自身の感度が低下しても、正特性の基準電圧
Vrによって補正されるため、周囲温度が上昇しても上
昇前と略同じ感度にて被検出物を正確に検出することが
できる。
【0029】(3)本実施形態では、周囲温度の変化に
応じて抵抗値が変化する複数の拡散抵抗R1、Ra、R
bの組み合わせによって基準電圧Vrを決定し、その基
準電圧VrをOPアンプ3の+端子に印加することによ
って、センサ2の感度の変化を補正することができる。
【0030】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を図3を参照して説明する。尚、本実施形態の温度
補償機能付センサ1は、前記第1実施形態に比較して、
周囲温度の変化に対するセンサ2の感度変化の特性、抵
抗R1及び抵抗R2の構成が異なっている。従って、前
記第1実施形態の構成と同一又は相当する構成について
は同一符号を付して説明を省略する。
【0031】さて、本実施形態のセンサ2には、周囲温
度の変化に対する感度の変化が正特性、即ち、周囲温度
が上昇すると感度がリニアに向上する(図3(d)に点
線で図示)ものが使用されている。又、抵抗R2には、
周囲温度が上昇すると抵抗値がリニアに大きくなる(図
3(c)に1点鎖線で図示する正特性)拡散抵抗が使用
されている。一方、抵抗R1は、前記抵抗R2と同様の
正特性を有する拡散抵抗Rcと、拡散抵抗Rcよりも周
囲温度の変化に対する抵抗値の変化が大きな正特性を有
する拡散抵抗Rdとが直列に接続されて構成されてい
る。従って、抵抗R1における周囲温度の変化に対する
抵抗値の変化は、前記抵抗R2における周囲温度の変化
に対する抵抗値の変化よりも大きな正特性(図3(c)
に点線で図示)となる。
【0032】本実施形態においても、前記第1実施形態
と同様に、抵抗R1と抵抗R2とにより電圧印加手段が
構成されている。次に、上記のように構成した温度補償
機能付センサ1の作用、即ち、温度補償機能付センサ1
におけるセンサ2の感度補正方法について説明する。こ
こでは、センサ2には図3(d)に点線で示す、周囲温
度の変化に対する感度の変化が正特性であるものを使用
することとし、この正特性を補正して、周囲温度が変化
してもセンサ2の感度が一定となるようにすることを目
的とする。尚、図3(c)において、縦軸の抵抗レンジ
は抵抗R1及び抵抗R2に適用され、電圧レンジは基準
電圧Vrに適用される。又、図3(d)において、縦軸
の電圧レンジは基準電圧Vrに適用され、変換効率レン
ジはセンサ2の感度及び補正後のセンサ2の感度に適用
される。
【0033】さて、本実施形態では、OPアンプ3の+
端子には、「電源電圧×抵抗R2の抵抗値/(抵抗R1
の抵抗値+抵抗R2の抵抗値)」で表される基準電圧V
r、詳しくは、「電源電圧×抵抗R2の抵抗値/(拡散
抵抗Rcの抵抗値+拡散抵抗Rdの抵抗値+抵抗R2の
抵抗値)」で表される基準電圧Vrが印加される。ここ
で、抵抗R1及び抵抗R2における周囲温度の変化に対
する抵抗値の変化は、図3(c)に点線或いは1点鎖線
で示すように、それぞれ互いに異なる正特性である。従
って、前記基準電圧Vrは、大きな正特性を有する抵抗
R1の作用によって、周囲温度の変化に対して負特性
(図3(c)に実線(図3(d)に1点鎖線)で示すよ
うに、図3(d)に点線で示す正特性であるセンサ2の
感度の変化とは逆)となるように変化する。
【0034】前記基準電圧VrがOPアンプ3の+端子
に印加されると、前記第1実施形態と同様に、OPアン
プ3の−端子に基準電圧Vrと略等しい値の電圧Vsが
印加され、抵抗R3には「電圧Vs/抵抗R3の抵抗
値」で表される値の電流Isが流れる。即ち、センサ2
が定電流駆動方式にて駆動されて、圧力や磁気等の物理
量(被検出物)を検出すると、その物理量は所定の変換
効率(感度)にて電気信号に変換され、図示しない制御
回路は、前記電気信号に基づく出力5に基づいて様々な
制御を行う。
【0035】ここで、本実施形態では、センサ2の変換
効率、即ち、センサ2の感度は周囲温度の変化に対して
正特性(図3(d)に点線で図示)である。従って、セ
ンサ2の感度を補正しない(温度補償機能を有していな
い)場合には、周囲温度が下降すると、センサ2の感度
が低下して、正確な物理量の検出が行えないことにな
る。
【0036】ところが、本実施形態では、前記第1実施
形態と同様に、電圧Vsは抵抗R1及び抵抗R2の各抵
抗値によって決定される。ここで、抵抗R1及び抵抗R
2を、周囲温度の変化に応じて抵抗値が変化する複数の
拡散抵抗の組み合わせによって構成し、本実施形態で
は、基準電圧Vrが周囲温度の変化に対して負特性(図
3(d)に1点鎖線で図示)となるようにした。従っ
て、センサ2の感度は、元々正特性であったものが、抵
抗R1及び抵抗R2に基づく負特性の基準電圧Vrによ
って補正され、図3(d)に実線で示すように、周囲温
度の変化に関わらず略一定となる。
【0037】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、周囲温度が下降してセンサ2自
身の感度が低下しても、負特性の基準電圧Vrによって
補正されるため、周囲温度が下降しても下降前と略同じ
感度にて被検出物を正確に検出することができる。
【0038】(2)本実施形態では、周囲温度の変化に
応じて抵抗値が変化する複数の拡散抵抗Rc、Rd、R
2の組み合わせによって基準電圧Vrを決定し、その基
準電圧VrをOPアンプ3の+端子に印加することによ
って、センサ2の感度の変化を補正することができる。
【0039】なお、前記各実施形態は以下のように変更
してもよい。 ・前記第1実施形態では、図2(a)に示すように、抵
抗R1を1つの拡散抵抗にて構成し、又、抵抗R2を周
囲温度の変化に対する抵抗値の変化の特性が異なる2つ
の拡散抵抗Ra、Rbにて構成したが、抵抗R1及び抵
抗R2を図2(b)に示す構成としてもよい。即ち、抵
抗R2を、周囲温度の変化に対する抵抗値の変化が所定
の正特性である1つの拡散抵抗にて構成する。一方、抵
抗R1を、前記抵抗R2と同様の正特性を有する拡散抵
抗Reと、拡散抵抗Reよりも周囲温度の変化に対する
抵抗値の変化が小さな正特性を有する拡散抵抗Rfとを
直列に接続することにより構成する。
【0040】このようにした場合には、基準電圧Vr
は、「電源電圧×抵抗R2の抵抗値/(拡散抵抗Reの
抵抗値+拡散抵抗Rfの抵抗値+抵抗R2の抵抗値)」
で表され、前記第1実施形態と同様(図2(c)に実線
で示す)に、周囲温度の変化に対して正特性となるよう
に変化する。従って、前記第1実施形態と同様に、周囲
温度の変化に対する感度の変化が負特性であるセンサ2
を使用した場合には、そのセンサ2の感度を正特性の基
準電圧Vrによって補正して、図2(d)に実線で示す
ように、周囲温度の変化に関わらず略一定にすることが
できる。
【0041】・前記第2実施形態では、図3(a)に示
すように、抵抗R2を1つの拡散抵抗にて構成し、又、
抵抗R1を周囲温度の変化に対する抵抗値の変化の特性
が異なる2つの拡散抵抗Rc、Rdにて構成したが、抵
抗R1及び抵抗R2を図3(b)に示す構成としてもよ
い。即ち、抵抗R1を、周囲温度の変化に対する抵抗値
の変化が所定の正特性である1つの拡散抵抗にて構成す
る。一方、抵抗R2を、前記抵抗R1と同様の正特性を
有する拡散抵抗Rgと、拡散抵抗Rgよりも周囲温度の
変化に対する抵抗値の変化が小さな正特性を有する拡散
抵抗Rhとを直列に接続することにより構成する。
【0042】このようにした場合には、基準電圧Vr
は、「電源電圧×(拡散抵抗Rgの抵抗値+拡散抵抗R
hの抵抗値)/(抵抗R1の抵抗値+拡散抵抗Rgの抵
抗値+拡散抵抗Rhの抵抗値)」で表され、前記第2実
施形態と同様(図3(c)に実線で示す)に、周囲温度
の変化に対して負特性となるように変化する。従って、
前記第2実施形態と同様に、周囲温度の変化に対する感
度の変化が正特性であるセンサ2を使用した場合には、
そのセンサ2の感度を負特性の基準電圧Vrによって補
正して、図3(d)に実線で示すように、周囲温度の変
化に関わらず略一定にすることができる。
【0043】・前記各実施形態では、図1に示す定電流
駆動方式にてセンサ2を駆動したが、図4に示す定電圧
駆動方式にてセンサ2を駆動してもよい。定電圧駆動方
式の温度補償機能付センサ1は、前記各実施形態に比較
して、抵抗R3が省略され、OPアンプ3の−端子がセ
ンサ2を介して接地されているところが異なっている。
この場合、OPアンプ3の+端子に、抵抗R1及び抵抗
R2によって分圧された基準電圧Vrが印加されると、
センサ2には前記基準電圧Vrと略同じ値の電圧Vs
(所定の電圧)が印加(供給)され、センサ2はその電
圧Vs(駆動電圧)によって駆動される。
【0044】この定電圧駆動方式の温度補償機能付セン
サ1における抵抗R1及び抵抗R2の構成は、前記した
図2(a)、図2(b)、図3(a)、図3(b)のい
ずれの構成としてもよい。
【0045】これらのようにした場合にも、前記各実施
形態や別例と同様に、周囲温度の変化に対する感度の変
化が負特性或いは正特性であるセンサ2を使用した場合
において、そのセンサ2の感度を正特性或いは負特性の
基準電圧Vrによって補正して、図2(d)や図3
(d)に実線で示すように、周囲温度の変化に関わらず
略一定にすることができる。
【0046】・前記各実施形態とは異なり、抵抗R1を
周囲温度の変化に対する抵抗値の変化が所定の正特性で
ある1つの拡散抵抗にて構成するとともに、抵抗R2を
前記抵抗R1とは異なる正特性を有する1つの拡散抵抗
にて構成してもよい。
【0047】このようにした場合には、例えば、抵抗R
2を抵抗R1よりも大きな正特性を有する拡散抵抗にて
構成した場合には、図2(c)に実線で示すように、基
準電圧Vrは周囲温度の変化に対して正特性となるた
め、周囲温度の変化に対する感度の変化が負特性である
センサ2の感度を補正することができる。一方、抵抗R
2を抵抗R1よりも小さな正特性を有する拡散抵抗にて
構成した場合には、図3(c)に実線で示すように、基
準電圧Vrは周囲温度の変化に対して負特性となるた
め、周囲温度の変化に対する感度の変化が正特性である
センサ2の感度を補正することができる。
【0048】又、抵抗R1を周囲温度の変化に対する抵
抗値の変化の特性が異なる2つの拡散抵抗にて構成する
(直列接続、並列接続のいずれでもよい)とともに、抵
抗R2を周囲温度の変化に対する抵抗値の変化の特性が
異なる2つの拡散抵抗にて構成(直列接続、並列接続の
いずれでもよい)してもよい。ただし、この場合、周囲
温度の変化に対する抵抗R1及び抵抗R2の各合成抵抗
値の変化の特性が互いに異なるように、抵抗R1及び抵
抗R2を構成するものとする。
【0049】さらに、抵抗R1を前記特性が異なる2つ
の拡散抵抗にて構成するとともに、抵抗R2を前記特性
が異なる3つの拡散抵抗にて構成したり、或いは、抵抗
R1を前記特性が異なる3つの拡散抵抗にて構成すると
ともに、抵抗R2を前記特性が異なる2つの拡散抵抗に
て構成してもよい。さらに又、抵抗R1及び抵抗R2を
それぞれ前記特性が異なる3つ以上の拡散抵抗を組み合
わせて構成(3つずつ、3つと4つ、4つと3つ、4つ
ずつ等)してもよい。これらの場合も、周囲温度の変化
に対する抵抗R1及び抵抗R2の各合成抵抗値の変化の
特性が互いに異なるように、抵抗R1及び抵抗R2を構
成するものとする。
【0050】これらのようにした場合には、使用する拡
散抵抗の数が少ないほど低コストにてセンサ2の感度を
補正することができ、又、多くの拡散抵抗を組み合わせ
たときほど、より正確にセンサ2自身の感度の変化に合
わせた補正を行うことができる。
【0051】・前記各実施形態では、複数の拡散抵抗の
組み合わせによって電圧印加手段を構成したが、少なく
とも一部の拡散抵抗の代わりにサーミスタ等を用いて電
圧印加手段を構成してもよい。即ち、電圧印加手段は、
周囲温度の変化に応じて、センサ2の感度の変化とは逆
に変化する基準電圧Vrを供給手段(OPアンプ3)に
印加するものであれば何でもよい。ここで、サーミスタ
は、周囲温度の変化に対する抵抗値の変化が負特性(周
囲温度が上昇すると抵抗値が小さくなる)である。
【0052】従って、例えば、電圧印加手段の一部にサ
ーミスタを用いて、図2(c)に実線で示す基準電圧V
r(正特性)とするために、抵抗R1にサーミスタ(負
特性)を用いるとともに、抵抗R2に所定の正特性を有
する拡散抵抗(固定抵抗でもよい)を用いてもよい。こ
こで、サーミスタは、周囲温度の変化に対して、抵抗値
がリニアではなく曲線的に変化するため、これをリニア
に変化させる(ただし負特性)ために、サーミスタと固
定抵抗(拡散抵抗でもよい)とを組み合わせて(例え
ば、並列接続)抵抗R1を構成してもよい。
【0053】又、電圧印加手段の一部にサーミスタを用
いて、図3(c)に実線で示す基準電圧Vr(負特性)
とするために、抵抗R2にサーミスタ(負特性)を用い
るとともに、抵抗R1に所定の正特性を有する拡散抵抗
(固定抵抗でもよい)を用いてもよい。ここで、サーミ
スタは、周囲温度の変化に対して、抵抗値がリニアでは
なく曲線的に変化するため、これをリニアに変化させる
(ただし負特性)ために、サーミスタと固定抵抗(拡散
抵抗でもよい)とを組み合わせて(例えば、並列接続)
抵抗R2を構成してもよい。
【0054】次に、前記各実施形態及び別例から把握で
きる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、
それらの効果と共に以下に記載する。 (イ)前記電圧印加手段は、電源の+端子に接続される
第1の拡散抵抗と、電源の−端子に接続される第2の拡
散抵抗とを含む少なくとも2つの拡散抵抗を備え、且
つ、前記第1及び第2の拡散抵抗によって分圧された基
準電圧を前記供給手段に印加するものであり、前記第1
及び第2の拡散抵抗は、周囲温度の変化に対する抵抗値
の変化の特性が互いに異なるものであって、前記センサ
の感度変化が周囲温度の変化に対して負特性であると
き、前記第2の拡散抵抗は、前記第1の拡散抵抗より
も、周囲温度の変化に対する抵抗値の変化が大きな正特
性を有するものとしたことを特徴とする請求項3に記載
の温度補償機能付センサ。
【0055】従って、この(イ)に記載の発明によれ
ば、電圧印加手段は、センサの感度変化が周囲温度の変
化に対して負特性であるとき、電源の+端子に接続され
る第1の拡散抵抗と、第1の拡散抵抗よりも、周囲温度
の変化に対する抵抗値の変化が大きな正特性を有し、電
源の−端子に接続される第2の拡散抵抗とによって分圧
された基準電圧を供給手段に印加する。ここで、前記基
準電圧は、「電源電圧×第2の拡散抵抗の抵抗値/(第
1の拡散抵抗の抵抗値+第2の拡散抵抗の抵抗値)」に
て表される。
【0056】従って、基準電圧は大きな正特性を有する
第2の拡散抵抗の作用によって、周囲温度の変化に対し
て正特性となるように変化することになり、周囲温度の
変化に対して負特性であるセンサの感度を補正すること
ができる。
【0057】前記第1実施形態において抵抗R1は第1
の拡散抵抗を構成し、抵抗R2は第2の拡散抵抗を構成
する。 (ロ)前記電圧印加手段は、電源の+端子に接続される
第1の拡散抵抗と、電源の−端子に接続される第2の拡
散抵抗とを含む少なくとも2つの拡散抵抗を備え、且
つ、前記第1及び第2の拡散抵抗によって分圧された基
準電圧を前記供給手段に印加するものであり、前記第1
及び第2の拡散抵抗は、周囲温度の変化に対する抵抗値
の変化の特性が互いに異なるものであって、前記センサ
の感度変化が周囲温度の変化に対して正特性であると
き、前記第1の拡散抵抗は、前記第2の拡散抵抗より
も、周囲温度の変化に対する抵抗値の変化が大きな正特
性を有するものとしたことを特徴とする請求項3に記載
の温度補償機能付センサ。
【0058】従って、この(ロ)に記載の発明によれ
ば、電圧印加手段は、センサの感度変化が周囲温度の変
化に対して正特性であるとき、電源の−端子に接続され
る第2の拡散抵抗と、第2の拡散抵抗よりも、周囲温度
の変化に対する抵抗値の変化が大きな正特性を有し、電
源の+端子に接続される第1の拡散抵抗とによって分圧
された基準電圧を供給手段に印加する。ここで、前記基
準電圧は、「電源電圧×第2の拡散抵抗の抵抗値/(第
1の拡散抵抗の抵抗値+第2の拡散抵抗の抵抗値)」に
て表される。
【0059】従って、基準電圧は大きな正特性を有する
第1の拡散抵抗の作用によって、周囲温度の変化に対し
て負特性となるように変化することになり、周囲温度の
変化に対して正特性であるセンサの感度を補正すること
ができる。
【0060】前記第2実施形態において抵抗R1は第1
の拡散抵抗を構成し、抵抗R2は第2の拡散抵抗を構成
する。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、周囲温
度の変化に応じて変化するセンサの感度を補正すること
によって、周囲温度が変化しても被検出物を正確に検出
することができる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、センサの
感度が周囲温度の変化に対して負特性である場合や正特
性である場合に、周囲温度が上昇したり或いは下降して
センサ自身の感度が低下しても、電圧印加手段が出力す
る基準電圧によって補正されるため、請求項1に記載の
発明の効果を奏する。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、電圧印加
手段を周囲温度の変化に応じて抵抗値が変化する複数の
拡散抵抗の組み合わせによって構成したことにより、請
求項1又は請求項2に記載の発明の効果を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1及び第2実施形態の温度補償機能付セン
サの電気回路図。
【図2】 (a)は第1実施形態のR1及びR2の構成
を示す接続図、(b)はR1及びR2の構成の別例を示
す接続図、(c)は周囲温度の変化に対するR1、R
2、Vrの変化を示す特性図、(d)は周囲温度の変化
に対するVr、センサ感度の変化を示す特性図。
【図3】 (a)は第2実施形態のR1及びR2の構成
を示す接続図、(b)はR1及びR2の構成の別例を示
す接続図、(c)は周囲温度の変化に対するR1、R
2、Vrの変化を示す特性図、(d)は周囲温度の変化
に対するVr、センサ感度の変化を示す特性図。
【図4】 温度補償機能付センサの別例を示す電気回路
図。
【図5】 歪み抵抗型圧力センサにおける不純物濃度と
抵抗温度係数との関係を示す特性図。
【符号の説明】
1…温度補償機能付センサ、2…センサ、3…供給手段
としてのOPアンプ、Vr…基準電圧、R1…抵抗(拡
散抵抗)、R2…抵抗(拡散抵抗であって、抵抗R1と
ともに電圧印加手段を構成する。)、Ra、Rb、R
c、Rd、Re、Rf、Rg、Rh…拡散抵抗。
フロントページの続き (72)発明者 小木曽 克也 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 2F055 DD05 EE14 FF02 GG32 2F075 AA03 EE05 EE08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電流又は電圧が供給されると、被
    検出物を検出することによって検出信号を出力するとと
    もに、周囲温度の変化に応じて感度が変化するセンサ
    と、 前記センサに駆動電流又は駆動電圧を供給する供給手段
    と、 前記センサに供給する電流又は電圧を決定するために、
    前記供給手段に基準電圧を印加する電圧印加手段とを備
    え、 前記電圧印加手段は、周囲温度の変化に応じて、前記セ
    ンサの感度の変化とは逆に変化する基準電圧を前記供給
    手段に印加して、前記センサの感度の変化を補正するよ
    うに構成されてなる温度補償機能付センサ。
  2. 【請求項2】 前記センサの感度及び前記電圧印加手段
    が出力する基準電圧のうちいずれか一方は、周囲温度の
    変化に対して負特性であり、他方は周囲温度の変化に対
    して正特性である請求項1に記載の温度補償機能付セン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記電圧印加手段は、周囲温度の変化に
    応じて抵抗値が変化する複数の拡散抵抗の組み合わせに
    よって構成されている請求項1又は請求項2に記載の温
    度補償機能付センサ。
JP26703499A 1999-09-21 1999-09-21 温度補償機能付センサ Pending JP2001091296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26703499A JP2001091296A (ja) 1999-09-21 1999-09-21 温度補償機能付センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26703499A JP2001091296A (ja) 1999-09-21 1999-09-21 温度補償機能付センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001091296A true JP2001091296A (ja) 2001-04-06

Family

ID=17439141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26703499A Pending JP2001091296A (ja) 1999-09-21 1999-09-21 温度補償機能付センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001091296A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295693A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Alps Electric Co Ltd 発振回路
EP2056100A1 (en) * 2007-11-05 2009-05-06 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Gas sensor control device
CN107014401A (zh) * 2016-11-18 2017-08-04 清华四川能源互联网研究院 一种磁阻传感器温度补偿装置
US11525751B2 (en) 2020-06-03 2022-12-13 Mitsumi Electric Co., Ltd. Sensor drive circuit with improved temperature characteristic compensation
CN115855122A (zh) * 2022-11-21 2023-03-28 珠海多创科技有限公司 一种对传感器芯片进行温度补偿的方法、装置及电子设备

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295693A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Alps Electric Co Ltd 発振回路
EP2056100A1 (en) * 2007-11-05 2009-05-06 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Gas sensor control device
US9518954B2 (en) 2007-11-05 2016-12-13 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Gas sensor control device
CN107014401A (zh) * 2016-11-18 2017-08-04 清华四川能源互联网研究院 一种磁阻传感器温度补偿装置
CN107014401B (zh) * 2016-11-18 2019-12-31 清华四川能源互联网研究院 一种磁阻传感器温度补偿装置
US11525751B2 (en) 2020-06-03 2022-12-13 Mitsumi Electric Co., Ltd. Sensor drive circuit with improved temperature characteristic compensation
CN115855122A (zh) * 2022-11-21 2023-03-28 珠海多创科技有限公司 一种对传感器芯片进行温度补偿的方法、装置及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6518880B2 (en) Physical-quantity detection sensor
JP4258430B2 (ja) 電流センサ
JP2928526B2 (ja) 電源回路及び前記回路を備えるブリッジ型測定器出力補償回路
JP2002148131A (ja) 物理量検出装置
US5419199A (en) Semiconductor device having a stress transducer driven by a temperature compensating reference voltage source
JP4438222B2 (ja) 物理量検出装置
JP4578427B2 (ja) 応力温度測定装置
US7655121B2 (en) Gas sensor interface device and gas sensor system
JP2001091296A (ja) 温度補償機能付センサ
JP3691364B2 (ja) 電流検出装置と電流検出装置を備えるバッテリー装置
JP2006090706A (ja) 物理量センサ
JPS6215415A (ja) インクレベル検出装置
US20200018781A1 (en) Half-bridge differential sensor
JP2572783Y2 (ja) ガス検出装置
JP2001147167A (ja) センサ装置
JP2003294559A (ja) センサ回路
JPS6255629B2 (ja)
JP2002013995A (ja) 力学量検出センサ
JP2002084151A (ja) 物理量検出装置
JPH08226862A (ja) センサおよび該センサにおける測定範囲変動を温度補償する方法
JPS62229041A (ja) 半導体式圧力検出器
US20030155931A1 (en) Current detection circuit for A/F sensor
JPH1096675A (ja) 温度補償回路及び温度補償方法
RU2165602C2 (ru) Полупроводниковый датчик давления
JP2769911B2 (ja) 感圧回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051206