JPH06181971A - 脱臭剤の製造方法 - Google Patents
脱臭剤の製造方法Info
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- JPH06181971A JPH06181971A JP4184598A JP18459892A JPH06181971A JP H06181971 A JPH06181971 A JP H06181971A JP 4184598 A JP4184598 A JP 4184598A JP 18459892 A JP18459892 A JP 18459892A JP H06181971 A JPH06181971 A JP H06181971A
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- JP
- Japan
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- sludge
- polyvalent metal
- deodorant
- water
- metal salt
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 活性汚泥から、機械的強度が大きく、膨潤・
軟化が起こらず、コンポスト化を防止することができ
る、性能の優れた脱臭剤を製造する。 【構成】 活性汚泥に多価金属塩又は/及び多価金属酸
化物を添加した後、70℃以下で乾燥固化させる。多価
金属塩等の添加後、汚泥を水洗する工程や汚泥を曝気す
る工程を加えるのが好ましい。
軟化が起こらず、コンポスト化を防止することができ
る、性能の優れた脱臭剤を製造する。 【構成】 活性汚泥に多価金属塩又は/及び多価金属酸
化物を添加した後、70℃以下で乾燥固化させる。多価
金属塩等の添加後、汚泥を水洗する工程や汚泥を曝気す
る工程を加えるのが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生活廃水や産業排水用
の下水処理場の余剰汚泥を用いて、悪臭成分を分解する
能力の発現を早め、機械的強度が大きく、膨潤・軟化が
起こらず、汚泥自身のコンポスト化を防止することがで
きる性能の優れた、生物脱臭用脱臭剤を製造する方法に
関するものである。
の下水処理場の余剰汚泥を用いて、悪臭成分を分解する
能力の発現を早め、機械的強度が大きく、膨潤・軟化が
起こらず、汚泥自身のコンポスト化を防止することがで
きる性能の優れた、生物脱臭用脱臭剤を製造する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、汚泥を用いて臭気成分を含む
排ガスを脱臭する方法が知られている。例えば、特開昭
58−186418号公報には、特殊なノズルで活性汚
泥スラリーを噴霧し、含臭空気と気液接触させて脱臭す
る方法が記載されている。また、特公昭57−5206
6号公報には、廃水の生物学的処理において生じる汚泥
中の菌体を、多腔性の粉末状物質を主体とする培地に吸
着固定させてなる脱臭剤が記載されている。また、この
公報には、汚泥と多腔性の粉末状物質及び栄養源を加え
て混合した後、室温放置、真空乾燥又は30〜60℃の
加温送風で乾燥して、含水率7〜15%の脱臭剤を製造
する方法が記載されている。さらに、特開昭64−25
69号公報には、培養により、又は自然界より採取され
た微生物を約70℃以下の温度で脱水し、固形形状のま
ま乾燥し、水分含有量を85%以下に調整された固定化
微生物を得る方法及びその反応方法が記載されている。
排ガスを脱臭する方法が知られている。例えば、特開昭
58−186418号公報には、特殊なノズルで活性汚
泥スラリーを噴霧し、含臭空気と気液接触させて脱臭す
る方法が記載されている。また、特公昭57−5206
6号公報には、廃水の生物学的処理において生じる汚泥
中の菌体を、多腔性の粉末状物質を主体とする培地に吸
着固定させてなる脱臭剤が記載されている。また、この
公報には、汚泥と多腔性の粉末状物質及び栄養源を加え
て混合した後、室温放置、真空乾燥又は30〜60℃の
加温送風で乾燥して、含水率7〜15%の脱臭剤を製造
する方法が記載されている。さらに、特開昭64−25
69号公報には、培養により、又は自然界より採取され
た微生物を約70℃以下の温度で脱水し、固形形状のま
ま乾燥し、水分含有量を85%以下に調整された固定化
微生物を得る方法及びその反応方法が記載されている。
【0003】また、特公昭52−22357号公報に
は、金属酸化物粉末を主成分とする、化学吸着による脱
臭剤を製造する方法が記載されている。さらに、特公昭
57−118号公報には、汚泥の固化剤に金属塩等を用
い、乾燥体の強度上昇、再泥化防止を図るようにした汚
泥処理方法が記載されている。
は、金属酸化物粉末を主成分とする、化学吸着による脱
臭剤を製造する方法が記載されている。さらに、特公昭
57−118号公報には、汚泥の固化剤に金属塩等を用
い、乾燥体の強度上昇、再泥化防止を図るようにした汚
泥処理方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、つぎのような問題点がある。 (1) 充分な強度を有する固定化微生物を作成するこ
とが困難であり、粉末散布か液中分散方式としての使用
しかできなかった。 (2) 多腔体を混合する工程が必要であり、固定化微
生物の製造コストが高くなっていた。また、余剰汚泥の
一次発酵が生じ、コンポストに近いものとなり、低温域
での有用菌体の一部が消失する可能性があった。 (3) 長時間連続使用する方策が採りにくく、使い捨
ての使用方法であった。また、使用当初に発熱反応を生
じる恐れがあった。 (4) 水分管理を充分にしないと、保存性が極めて悪
かった。また、処理効率が低く、広大な敷地面積を必要
とするものであった。さらに、汚泥の採取場所によって
は、乾燥した汚泥が吸湿による膨潤・軟化を起こす可能
性があった。
ては、つぎのような問題点がある。 (1) 充分な強度を有する固定化微生物を作成するこ
とが困難であり、粉末散布か液中分散方式としての使用
しかできなかった。 (2) 多腔体を混合する工程が必要であり、固定化微
生物の製造コストが高くなっていた。また、余剰汚泥の
一次発酵が生じ、コンポストに近いものとなり、低温域
での有用菌体の一部が消失する可能性があった。 (3) 長時間連続使用する方策が採りにくく、使い捨
ての使用方法であった。また、使用当初に発熱反応を生
じる恐れがあった。 (4) 水分管理を充分にしないと、保存性が極めて悪
かった。また、処理効率が低く、広大な敷地面積を必要
とするものであった。さらに、汚泥の採取場所によって
は、乾燥した汚泥が吸湿による膨潤・軟化を起こす可能
性があった。
【0005】本発明は、上記の諸点に鑑みなされたもの
で、活性汚泥を70℃以下で乾燥して生物脱臭用充填剤
を製造する際、多価金属塩又は多価金属酸化物を添加す
ることにより、悪臭成分を分解する能力の発現を早め、
機械的強度を増大させ、水に浸したときの軟化及び膨潤
を防ぐ脱臭剤を製造する方法を提供することを目的とす
るものである。
で、活性汚泥を70℃以下で乾燥して生物脱臭用充填剤
を製造する際、多価金属塩又は多価金属酸化物を添加す
ることにより、悪臭成分を分解する能力の発現を早め、
機械的強度を増大させ、水に浸したときの軟化及び膨潤
を防ぐ脱臭剤を製造する方法を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明の脱臭剤の製造方法は、(a)
生物学的廃水処理場の活性汚泥に多価金属塩又は/及び
多価金属酸化物を添加する工程、(b) 多価金属塩又
は/及び多価金属酸化物を添加した活性汚泥を70℃以
下で乾燥固定化して固形物とする工程、からなることを
特徴としている。上記の方法において、多価金属塩又は
/及び多価金属酸化物を添加した活性汚泥を水洗して余
分の多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を取り除く工
程を加えたり、多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を
添加した活性汚泥を曝気して、未分解物質を酸化分解す
ることにより、脱水性・剥離性を高める工程を加えたり
することが好ましい。
成するために、本発明の脱臭剤の製造方法は、(a)
生物学的廃水処理場の活性汚泥に多価金属塩又は/及び
多価金属酸化物を添加する工程、(b) 多価金属塩又
は/及び多価金属酸化物を添加した活性汚泥を70℃以
下で乾燥固定化して固形物とする工程、からなることを
特徴としている。上記の方法において、多価金属塩又は
/及び多価金属酸化物を添加した活性汚泥を水洗して余
分の多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を取り除く工
程を加えたり、多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を
添加した活性汚泥を曝気して、未分解物質を酸化分解す
ることにより、脱水性・剥離性を高める工程を加えたり
することが好ましい。
【0007】汚泥に添加する多価金属塩又は/及び多価
金属酸化物としては、Ca、Al、Fe等のイオンを含
む物を用いることができ、添加形態としては水溶液、固
体いずれでもよいが、望ましくはポリ塩化アルミニウ
ム、硫酸アルミニウム等のアルミニウム化合物の水溶液
を使用する。また、汚泥としては、各種廃水処理場の活
性汚泥を使用することができる。つぎに、本発明の脱臭
剤の製造方法の詳細について説明する。まず、常温で静
置して上澄を除いた下水処理場の返送汚泥に、予め水に
溶かした多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を5〜1
00ppmになるように攪拌しながら加え、pHを中和後
さらに常温で静置する。使用した汚泥の有機物含量が高
い場合は、多価金属塩等添加汚泥に1〜7日間通気して
有機物を分解する。汚泥に対して多価金属塩等添加量が
多い場合は、過剰な多価金属塩等を汚泥の沈降と上澄液
の廃棄を繰り返す水洗によって除去する。 多価金属塩
等添加処理後の汚泥をろ紙等にて吸引ろ過し、水分含量
を85%程度の脱水ケーキとし、室温〜70℃、望まし
くは室温〜50℃で1時間〜3日間通風乾燥して水分含
量10%前後にまで下げる。乾燥物は、必要ならば5mm
以下に破砕し、3〜5mmに篩で分粒する。上記乾燥物を
水にて湿らせた後、充填塔に充填し、SV(空間速度)
=10〜400[hr- 1]で悪臭ガスと接触させる。悪臭ガ
スは、乾燥している場合は、加湿した状態で通気する。
脱臭能力の再生は、乾燥汚泥を水洗することで行なう。
なお、乾燥方法は、加温通風乾燥、自然天日乾燥、真空
乾燥等が採用される。乾燥温度が70℃を越える場合
は、固定化される微生物活性が一部消失するため、生物
脱臭能力が発揮しないか、発揮しても、立上がりに長時
間必要となり、また、その場合でも能力が低いという不
都合がある。
金属酸化物としては、Ca、Al、Fe等のイオンを含
む物を用いることができ、添加形態としては水溶液、固
体いずれでもよいが、望ましくはポリ塩化アルミニウ
ム、硫酸アルミニウム等のアルミニウム化合物の水溶液
を使用する。また、汚泥としては、各種廃水処理場の活
性汚泥を使用することができる。つぎに、本発明の脱臭
剤の製造方法の詳細について説明する。まず、常温で静
置して上澄を除いた下水処理場の返送汚泥に、予め水に
溶かした多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を5〜1
00ppmになるように攪拌しながら加え、pHを中和後
さらに常温で静置する。使用した汚泥の有機物含量が高
い場合は、多価金属塩等添加汚泥に1〜7日間通気して
有機物を分解する。汚泥に対して多価金属塩等添加量が
多い場合は、過剰な多価金属塩等を汚泥の沈降と上澄液
の廃棄を繰り返す水洗によって除去する。 多価金属塩
等添加処理後の汚泥をろ紙等にて吸引ろ過し、水分含量
を85%程度の脱水ケーキとし、室温〜70℃、望まし
くは室温〜50℃で1時間〜3日間通風乾燥して水分含
量10%前後にまで下げる。乾燥物は、必要ならば5mm
以下に破砕し、3〜5mmに篩で分粒する。上記乾燥物を
水にて湿らせた後、充填塔に充填し、SV(空間速度)
=10〜400[hr- 1]で悪臭ガスと接触させる。悪臭ガ
スは、乾燥している場合は、加湿した状態で通気する。
脱臭能力の再生は、乾燥汚泥を水洗することで行なう。
なお、乾燥方法は、加温通風乾燥、自然天日乾燥、真空
乾燥等が採用される。乾燥温度が70℃を越える場合
は、固定化される微生物活性が一部消失するため、生物
脱臭能力が発揮しないか、発揮しても、立上がりに長時
間必要となり、また、その場合でも能力が低いという不
都合がある。
【0008】図1は、本発明の方法により製造した脱臭
剤を使用する装置の一例を示している。図1に示すよう
に、一端に悪臭ガス入口10を有し、他端に脱臭ガス出
口12を有する本体14内に、本発明により製造した脱
臭剤の充填層16を設ける。18は多孔板、20は水
槽、22は調整弁である。なお、水槽の代わりにバーミ
キュライト層を設ける場合もある。
剤を使用する装置の一例を示している。図1に示すよう
に、一端に悪臭ガス入口10を有し、他端に脱臭ガス出
口12を有する本体14内に、本発明により製造した脱
臭剤の充填層16を設ける。18は多孔板、20は水
槽、22は調整弁である。なお、水槽の代わりにバーミ
キュライト層を設ける場合もある。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 実施例1 活性汚泥法を採用している公共の下水処理場で循環使用
している返送汚泥を、4℃、12時間静置して上澄を除
いた。この汚泥に予め水に溶かした硫酸アルミニウムを
50ppmになるように攪拌しながら加え、NaOHでp
Hを7.0に中和した後、さらに4℃で12時間静置し
た。硫酸アルミニウム添加汚泥に4日間通気して有機物
の一部を分解した。過剰な硫酸アルミニウムを汚泥の沈
降と上澄廃棄を繰り返す水洗を2回行なって除去した。
硫酸アルミニウム添加処理後の汚泥をろ紙にて吸引ろ過
し、水分含量を85%程度の脱水ケーキとし、30℃で
2日間通風乾燥して水分含量10%前後にまで下げた。
乾燥物を破砕し、3〜5mmに篩で分粒した。上記乾燥物
を水にて湿らせた後、図1に示す充填塔に充填し、SV
=50[hr-1]で悪臭ガスと接触させた。
している返送汚泥を、4℃、12時間静置して上澄を除
いた。この汚泥に予め水に溶かした硫酸アルミニウムを
50ppmになるように攪拌しながら加え、NaOHでp
Hを7.0に中和した後、さらに4℃で12時間静置し
た。硫酸アルミニウム添加汚泥に4日間通気して有機物
の一部を分解した。過剰な硫酸アルミニウムを汚泥の沈
降と上澄廃棄を繰り返す水洗を2回行なって除去した。
硫酸アルミニウム添加処理後の汚泥をろ紙にて吸引ろ過
し、水分含量を85%程度の脱水ケーキとし、30℃で
2日間通風乾燥して水分含量10%前後にまで下げた。
乾燥物を破砕し、3〜5mmに篩で分粒した。上記乾燥物
を水にて湿らせた後、図1に示す充填塔に充填し、SV
=50[hr-1]で悪臭ガスと接触させた。
【0010】悪臭ガスは図2に示す装置を用いて調製し
た。すなわち、コンプレッサ24出口のライン26に硫
化水素(H2S)ボンベ28及びメチルメルカプタン
(MM)ボンベ30を接続し、さらにこのライン26に
密閉容器32を接続し、この密閉容器32内に、各種の
悪臭液体をそれぞれ充填した複数の開放びん34を厚さ
を適宜調整したシリコン栓で栓をした後収納し、密閉容
器32の出口36のガス性状が、 硫化水素(H2S) 40〜100ppm メチルメルカプタン(MM) 20〜40ppm 硫化メチル(DMS) 2〜10ppm プロピオン酸 10〜20ppm n‐酪酸 10〜20ppm i‐吉草酸 5〜15ppm n‐吉草酸 5〜15ppm アンモニア 20〜80ppm トリメチルアミン 10〜20ppm となるようにした。38は圧力調整計である。充填塔の
本体14の内径は60mm、充填層16の厚み(高さ)は
100mm、充填容積は280ml、乾燥汚泥重量は160
gであった。この実験の結果は、図4に示す如くであっ
た。図4は、H2S、MM、DMSについて、通気日数
と除去率との関係を示している。なお、上記成分以外
は、すべてほぼ100%近い除去率を得た。また、通気
中、充填塔内で新たに発生したアンモニア、DMDS
(二硫化メチル)の濃度と通気日数の関係も併記した。
た。すなわち、コンプレッサ24出口のライン26に硫
化水素(H2S)ボンベ28及びメチルメルカプタン
(MM)ボンベ30を接続し、さらにこのライン26に
密閉容器32を接続し、この密閉容器32内に、各種の
悪臭液体をそれぞれ充填した複数の開放びん34を厚さ
を適宜調整したシリコン栓で栓をした後収納し、密閉容
器32の出口36のガス性状が、 硫化水素(H2S) 40〜100ppm メチルメルカプタン(MM) 20〜40ppm 硫化メチル(DMS) 2〜10ppm プロピオン酸 10〜20ppm n‐酪酸 10〜20ppm i‐吉草酸 5〜15ppm n‐吉草酸 5〜15ppm アンモニア 20〜80ppm トリメチルアミン 10〜20ppm となるようにした。38は圧力調整計である。充填塔の
本体14の内径は60mm、充填層16の厚み(高さ)は
100mm、充填容積は280ml、乾燥汚泥重量は160
gであった。この実験の結果は、図4に示す如くであっ
た。図4は、H2S、MM、DMSについて、通気日数
と除去率との関係を示している。なお、上記成分以外
は、すべてほぼ100%近い除去率を得た。また、通気
中、充填塔内で新たに発生したアンモニア、DMDS
(二硫化メチル)の濃度と通気日数の関係も併記した。
【0011】比較例1 実施例1において、硫酸アルミニウムを添加せず、かつ
水洗を行なわずに、汚泥乾燥物を製造し、実施例1と同
様の実験を行なった。製造条件及び実験条件は実施例1
と同様であった。結果は図3に示す如くであった。図3
及び図4から、硫酸アルミニウムを添加すると、悪臭成
分のうち除去されにくいDMS(硫化メチル)の除去率
が大幅に向上していることがわかる。また、硫酸アルミ
ニウムを添加すると、アンモニア及びDMDS(二硫化
メチル)の発生が大幅に抑えられていることがわかる。
また、硫酸アルミニウムを添加することにより、乾燥し
た脱臭剤(充填剤)を水に浸した際の膨潤・軟化が起こ
らず、目詰まり等の通気処理上の問題点が改善された。
水洗を行なわずに、汚泥乾燥物を製造し、実施例1と同
様の実験を行なった。製造条件及び実験条件は実施例1
と同様であった。結果は図3に示す如くであった。図3
及び図4から、硫酸アルミニウムを添加すると、悪臭成
分のうち除去されにくいDMS(硫化メチル)の除去率
が大幅に向上していることがわかる。また、硫酸アルミ
ニウムを添加すると、アンモニア及びDMDS(二硫化
メチル)の発生が大幅に抑えられていることがわかる。
また、硫酸アルミニウムを添加することにより、乾燥し
た脱臭剤(充填剤)を水に浸した際の膨潤・軟化が起こ
らず、目詰まり等の通気処理上の問題点が改善された。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、つぎのような効果を奏する。 (1) 本発明により得られる脱臭剤は、余剰汚泥と多
価金属塩又は/及び多価金属酸化物とからなる乾燥体で
あるため、微生物の充填密度を高く維持することがで
き、排ガスの脱臭を効率よく行なうことができる。 (2) 本発明により得られる脱臭剤は、固形形状のま
ま、低温度で乾燥して製造されたものであり、さらに多
価金属塩又は/及び多価金属酸化物の固化作用により、
極めて高い強度を有し、各種の形状に加工できる。 (3) 本発明により得られる脱臭剤は、多価金属塩又
は/及び多価金属酸化物のコーティング作用により、汚
泥自体の自己分解を防ぎ、アンモニア等の有害物質の発
生を抑えることができる。
ので、つぎのような効果を奏する。 (1) 本発明により得られる脱臭剤は、余剰汚泥と多
価金属塩又は/及び多価金属酸化物とからなる乾燥体で
あるため、微生物の充填密度を高く維持することがで
き、排ガスの脱臭を効率よく行なうことができる。 (2) 本発明により得られる脱臭剤は、固形形状のま
ま、低温度で乾燥して製造されたものであり、さらに多
価金属塩又は/及び多価金属酸化物の固化作用により、
極めて高い強度を有し、各種の形状に加工できる。 (3) 本発明により得られる脱臭剤は、多価金属塩又
は/及び多価金属酸化物のコーティング作用により、汚
泥自体の自己分解を防ぎ、アンモニア等の有害物質の発
生を抑えることができる。
【0013】(4) 多価金属塩又は/及び多価金属酸
化物を添加することにより、悪臭成分を分解する能力の
発現が早くなり、悪臭成分のうち除去されにくい硫化メ
チル(DMS)の除去率が向上し、またアンモニア及び
二硫化メチル(DMDS)の発生が抑制され、さらに、
乾燥した充填剤(脱臭剤)の水分との接触による膨潤・
軟化が起こらず、目詰まり等の通気処理上の問題点が改
善される。 (5) 本発明により得られる脱臭剤は、好気性菌体と
嫌気性菌体の両者が固定化されており、好気分解と嫌気
分解が同時に進行し、脱臭を効率よく行なうことができ
る。 (6) 本発明により得られる脱臭剤は、水洗により再
生が可能であるので、長期間連続して脱臭操作を行なう
ことができる。
化物を添加することにより、悪臭成分を分解する能力の
発現が早くなり、悪臭成分のうち除去されにくい硫化メ
チル(DMS)の除去率が向上し、またアンモニア及び
二硫化メチル(DMDS)の発生が抑制され、さらに、
乾燥した充填剤(脱臭剤)の水分との接触による膨潤・
軟化が起こらず、目詰まり等の通気処理上の問題点が改
善される。 (5) 本発明により得られる脱臭剤は、好気性菌体と
嫌気性菌体の両者が固定化されており、好気分解と嫌気
分解が同時に進行し、脱臭を効率よく行なうことができ
る。 (6) 本発明により得られる脱臭剤は、水洗により再
生が可能であるので、長期間連続して脱臭操作を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により製造した脱臭剤を使用する
装置の一例を示す概略説明図である。
装置の一例を示す概略説明図である。
【図2】実施例及び比較例で用いた悪臭ガスを調製する
装置の概略説明図である。
装置の概略説明図である。
【図3】比較例1における結果を示すグラフである。
【図4】実施例1における結果を示すグラフである。
10 悪臭ガス入口 12 脱臭ガス出口 14 本体 16 充填層 18 多孔板 20 水槽 22 調整弁 24 コンプレッサ 28 硫化水素ボンベ 30 メチルメルカプタンボンベ 32 密閉容器 34 開放びん
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 11/00 F 7824−4D (72)発明者 永易 弘三 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 畠山 修一郎 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 (a) 生物学的廃水処理場の活性汚泥
に多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を添加する工
程、(b) 多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を添
加した活性汚泥を70℃以下で乾燥固定化して固形物と
する工程、からなることを特徴とする脱臭剤の製造方
法。 - 【請求項2】 多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を
添加した活性汚泥を水洗して余分の多価金属塩又は/及
び多価金属酸化物を取り除く工程を加えることを特徴と
する請求項1記載の脱臭剤の製造方法。 - 【請求項3】 多価金属塩又は/及び多価金属酸化物を
添加した活性汚泥を曝気する工程を加えることを特徴と
する請求項1記載の脱臭剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184598A JP2665508B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 脱臭剤及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184598A JP2665508B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 脱臭剤及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06181971A true JPH06181971A (ja) | 1994-07-05 |
| JP2665508B2 JP2665508B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=16156017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4184598A Expired - Lifetime JP2665508B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 脱臭剤及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2665508B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100775589B1 (ko) * | 2005-10-28 | 2007-11-15 | 이군식 | 음식물 쓰레기로부터 추출되는 응축수를 이용한 탈취제의제조방법 및 그에 의해 수득되는 탈취제 |
| CN113666589A (zh) * | 2021-08-12 | 2021-11-19 | 浙江理工大学 | 一种抑制污泥在室温下或干化过程中释放氨气的方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52125629A (en) * | 1976-04-13 | 1977-10-21 | Nippon Paint Co Ltd | Deodorant made from spent sludge from microbial waste-water treatment and method of making the same |
| JPS5376188A (en) * | 1976-12-17 | 1978-07-06 | Hisashi Murakami | Deodorant and deodorizing method |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4184598A patent/JP2665508B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52125629A (en) * | 1976-04-13 | 1977-10-21 | Nippon Paint Co Ltd | Deodorant made from spent sludge from microbial waste-water treatment and method of making the same |
| JPS5376188A (en) * | 1976-12-17 | 1978-07-06 | Hisashi Murakami | Deodorant and deodorizing method |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100775589B1 (ko) * | 2005-10-28 | 2007-11-15 | 이군식 | 음식물 쓰레기로부터 추출되는 응축수를 이용한 탈취제의제조방법 및 그에 의해 수득되는 탈취제 |
| CN113666589A (zh) * | 2021-08-12 | 2021-11-19 | 浙江理工大学 | 一种抑制污泥在室温下或干化过程中释放氨气的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2665508B2 (ja) | 1997-10-22 |
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