JPH0618186A - 熱交換器およびその製造方法 - Google Patents
熱交換器およびその製造方法Info
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- JPH0618186A JPH0618186A JP4177030A JP17703092A JPH0618186A JP H0618186 A JPH0618186 A JP H0618186A JP 4177030 A JP4177030 A JP 4177030A JP 17703092 A JP17703092 A JP 17703092A JP H0618186 A JPH0618186 A JP H0618186A
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝熱管と網目状フィンとの組付作業性を向上
させる。 【構成】 多数平行に配置された伝熱管1,1・・と、
該伝熱管1,1・・に対してその管軸と平行に接合され
た多数の網目状フィン2,2・・とからなる熱交換器に
おいて、前記各伝熱管1を、半割り円筒状を呈し、その
開放端に軸芯と直交する方向に延びる接合用フランジ4
a,4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材4,4によって
構成するとともに、これらの管構成部材4,4の相対向
する接合用フランジ4a,4bを、前記網目状フィン2,2
・・の外側から圧接接合せしめている。
させる。 【構成】 多数平行に配置された伝熱管1,1・・と、
該伝熱管1,1・・に対してその管軸と平行に接合され
た多数の網目状フィン2,2・・とからなる熱交換器に
おいて、前記各伝熱管1を、半割り円筒状を呈し、その
開放端に軸芯と直交する方向に延びる接合用フランジ4
a,4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材4,4によって
構成するとともに、これらの管構成部材4,4の相対向
する接合用フランジ4a,4bを、前記網目状フィン2,2
・・の外側から圧接接合せしめている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、多数平行に配置され
た伝熱管と、該伝熱管に対してその管軸と平行に接合さ
れた多数の網目状フィンとからなるメッシュフィンタイ
プの熱交換器およびその製造方法に関するものである。
た伝熱管と、該伝熱管に対してその管軸と平行に接合さ
れた多数の網目状フィンとからなるメッシュフィンタイ
プの熱交換器およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数平行に配置された伝熱管に対して直
交状に多数の板状フィンを配置して構成されたクロスフ
ィンコイルタイプの熱交換器が従来から多用されてお
り、この種の熱交換器における伝熱性能の向上を図るた
めに、各種のフィン加工(例えば、フィン面に各種形状
の切り起こし片を形成する)が施されているが、このよ
うなフィン加工では伝熱性能向上に限界がある。
交状に多数の板状フィンを配置して構成されたクロスフ
ィンコイルタイプの熱交換器が従来から多用されてお
り、この種の熱交換器における伝熱性能の向上を図るた
めに、各種のフィン加工(例えば、フィン面に各種形状
の切り起こし片を形成する)が施されているが、このよ
うなフィン加工では伝熱性能向上に限界がある。
【0003】そこで、近年新たな構成の熱交換器である
メッシュフィンタイプの熱交換器の開発が進められるよ
うなってきている(例えば、実開昭61ー192185
号公報参照)。
メッシュフィンタイプの熱交換器の開発が進められるよ
うなってきている(例えば、実開昭61ー192185
号公報参照)。
【0004】このメッシュフィンタイプの熱交換器は、
図10および図11に示すように、多数平行に配置され
た伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・・の外周に対し
てその管軸と平行に接合された多数の網目状フィン2,
2・・とによって構成されており、伝熱管1と網目状フ
ィン2,2・・とは、伝熱管1の両側から網目状フィン
2,2・・を挟み付けた後、ハンダ付あるいはロー付し
て接合するのが通例である。
図10および図11に示すように、多数平行に配置され
た伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・・の外周に対し
てその管軸と平行に接合された多数の網目状フィン2,
2・・とによって構成されており、伝熱管1と網目状フ
ィン2,2・・とは、伝熱管1の両側から網目状フィン
2,2・・を挟み付けた後、ハンダ付あるいはロー付し
て接合するのが通例である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに伝熱管1,1・・の両側から網目状フィン2,2・・
を挟み付ける場合、網目状フィン2,2・・を所定位置
に、伝熱管1の外周面に沿わせるための凹溝を形成して
おく必要があるとともに、網目状フィン2,2・・の重
ね合わせや固着方法に高度の技術を要するという問題が
ある。
うに伝熱管1,1・・の両側から網目状フィン2,2・・
を挟み付ける場合、網目状フィン2,2・・を所定位置
に、伝熱管1の外周面に沿わせるための凹溝を形成して
おく必要があるとともに、網目状フィン2,2・・の重
ね合わせや固着方法に高度の技術を要するという問題が
ある。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、伝熱管と網目状フィンとの組付作業性を向上させ
ることを目的とするものである。
ので、伝熱管と網目状フィンとの組付作業性を向上させ
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の熱交換器で
は、上記課題を解決するための手段として、図面に示す
ように、多数平行に配置された伝熱管1,1・・と、該
伝熱管1,1・・に対してその管軸と平行に接合された
多数の網目状フィン2,2・・とからなる熱交換器にお
いて、前記各伝熱管1を、半割り円筒状を呈し、その開
放端に軸芯と直交する方向に延びる接合用フランジ4a,
4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材4,4によって構
成するとともに、これらの管構成部材4,4の相対向す
る接合用フランジ4a,4bを、前記網目状フィン2,2・
・の外側から圧接接合せしめている。
は、上記課題を解決するための手段として、図面に示す
ように、多数平行に配置された伝熱管1,1・・と、該
伝熱管1,1・・に対してその管軸と平行に接合された
多数の網目状フィン2,2・・とからなる熱交換器にお
いて、前記各伝熱管1を、半割り円筒状を呈し、その開
放端に軸芯と直交する方向に延びる接合用フランジ4a,
4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材4,4によって構
成するとともに、これらの管構成部材4,4の相対向す
る接合用フランジ4a,4bを、前記網目状フィン2,2・
・の外側から圧接接合せしめている。
【0008】請求項2の熱交換器の製造方法では、上記
課題を解決するための手段として、図面に示すように、
多数の網目状フィン2,2・・を積層し、これらの網目
状フィン2,2・・の所定位置に対して、半割り円筒状
を呈し、その開放端に軸芯と直交する方向に延びる接合
用フランジ4a,4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材
4,4を外側から圧接せしめた後、相対向する接合用フ
ランジ4a,4bを接合せしめて伝熱管1を構成するよう
にしている。
課題を解決するための手段として、図面に示すように、
多数の網目状フィン2,2・・を積層し、これらの網目
状フィン2,2・・の所定位置に対して、半割り円筒状
を呈し、その開放端に軸芯と直交する方向に延びる接合
用フランジ4a,4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材
4,4を外側から圧接せしめた後、相対向する接合用フ
ランジ4a,4bを接合せしめて伝熱管1を構成するよう
にしている。
【0009】
【作用】請求項1の熱交換器あるいは請求項2の熱交換
器の製造方法では、上記手段によって次のような作用が
得られる。
器の製造方法では、上記手段によって次のような作用が
得られる。
【0010】即ち、一対の管構成部材4,4の相対向す
る接合用フランジ4a,4bを、多数積層された網目状フ
ィン2,2・・の外側から圧接接合せしめるという極め
て簡易な工程により、伝熱管1,1・・と網目状フィン
2,2・・との組付が達成できるとともに、伝熱管1,1
・・内にも網目状フィン2,2・・の一部が残置される
こととなる。
る接合用フランジ4a,4bを、多数積層された網目状フ
ィン2,2・・の外側から圧接接合せしめるという極め
て簡易な工程により、伝熱管1,1・・と網目状フィン
2,2・・との組付が達成できるとともに、伝熱管1,1
・・内にも網目状フィン2,2・・の一部が残置される
こととなる。
【0011】
【発明の効果】請求項1の熱交換器によれば、多数平行
に配置された伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・・に
対してその管軸と平行に接合された多数の網目状フィン
2,2・・とからなる熱交換器において、前記各伝熱管
1を、半割り円筒状を呈し、その開放端に軸芯と直交す
る方向に延びる接合用フランジ4a,4bをそれぞれ備え
た一対の管構成部材4,4によって構成するとともに、
これらの管構成部材4,4の相対向する接合用フランジ
4a,4bを、前記網目状フィン2,2・・の外側から圧接
接合せしめるようにしているので、一対の管構成部材
4,4の相対向する接合用フランジ4a,4bを、多数積層
された網目状フィン2,2・・の外側から圧接接合せし
めるという極めて簡易な工程により、伝熱管1,1・・
と網目状フィン2,2・・との組付が達成できることと
なり、熱交換器製作時における作業性が著しく向上する
という優れた効果がある。また、伝熱管1,1・・内に
も網目状フィン2,2・・の一部が残置されることとな
るため、伝熱管1,1・・内を流通する流体(例えば、冷
媒)と網目状フィン2,2・・の一部とが直接接触するこ
ととなり、伝熱性能の向上をも図れるという効果もあ
る。
に配置された伝熱管1,1・・と、該伝熱管1,1・・に
対してその管軸と平行に接合された多数の網目状フィン
2,2・・とからなる熱交換器において、前記各伝熱管
1を、半割り円筒状を呈し、その開放端に軸芯と直交す
る方向に延びる接合用フランジ4a,4bをそれぞれ備え
た一対の管構成部材4,4によって構成するとともに、
これらの管構成部材4,4の相対向する接合用フランジ
4a,4bを、前記網目状フィン2,2・・の外側から圧接
接合せしめるようにしているので、一対の管構成部材
4,4の相対向する接合用フランジ4a,4bを、多数積層
された網目状フィン2,2・・の外側から圧接接合せし
めるという極めて簡易な工程により、伝熱管1,1・・
と網目状フィン2,2・・との組付が達成できることと
なり、熱交換器製作時における作業性が著しく向上する
という優れた効果がある。また、伝熱管1,1・・内に
も網目状フィン2,2・・の一部が残置されることとな
るため、伝熱管1,1・・内を流通する流体(例えば、冷
媒)と網目状フィン2,2・・の一部とが直接接触するこ
ととなり、伝熱性能の向上をも図れるという効果もあ
る。
【0012】請求項2の熱交換器の製造方法によれば、
多数の網目状フィン2,2・・を積層し、これらの網目
状フィン2,2・・の所定位置に対して、半割り円筒状
を呈し、その開放端に軸芯と直交する方向に延びる接合
用フランジ4a,4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材
4,4を外側から圧接せしめた後、相対向する接合用フ
ランジ4a,4bを接合せしめて伝熱管1を構成するよう
にしているので、極めて簡易な工程により、伝熱管1,
1・・と網目状フィン2,2・・との組付が達成できる
こととなり、熱交換器製作時における作業性が著しく向
上するという優れた効果がある。また、この方法では、
伝熱管1,1・・内にも網目状フィン2,2・・の一部が
残置されることとなるため、伝熱管1,1・・内を流通
する流体(例えば、冷媒)と網目状フィン2,2・・の一
部とが直接接触することとなり、伝熱性能の向上をも図
れるという優れた効果がある。
多数の網目状フィン2,2・・を積層し、これらの網目
状フィン2,2・・の所定位置に対して、半割り円筒状
を呈し、その開放端に軸芯と直交する方向に延びる接合
用フランジ4a,4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材
4,4を外側から圧接せしめた後、相対向する接合用フ
ランジ4a,4bを接合せしめて伝熱管1を構成するよう
にしているので、極めて簡易な工程により、伝熱管1,
1・・と網目状フィン2,2・・との組付が達成できる
こととなり、熱交換器製作時における作業性が著しく向
上するという優れた効果がある。また、この方法では、
伝熱管1,1・・内にも網目状フィン2,2・・の一部が
残置されることとなるため、伝熱管1,1・・内を流通
する流体(例えば、冷媒)と網目状フィン2,2・・の一
部とが直接接触することとなり、伝熱性能の向上をも図
れるという優れた効果がある。
【0013】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾
つかの好適な実施例を説明する。
つかの好適な実施例を説明する。
【0014】以下の実施例にかかる熱交換器は、従来技
術の項において説明したメッシュフィンタイプの熱交換
器と同様に、多数平行に配置された伝熱管1,1・・
と、該伝熱管1,1・・に対してその管軸と平行に接合
された多数の網目状フィン2,2・・とからなっている
のである(図10および図11参照)。符号3は伝熱管
1,1・・の管端を支持する管板である。
術の項において説明したメッシュフィンタイプの熱交換
器と同様に、多数平行に配置された伝熱管1,1・・
と、該伝熱管1,1・・に対してその管軸と平行に接合
された多数の網目状フィン2,2・・とからなっている
のである(図10および図11参照)。符号3は伝熱管
1,1・・の管端を支持する管板である。
【0015】実施例1 図1ないし図3には、本願発明の実施例1にかかる熱交
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1およ
び2の発明に対応するものである。
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1およ
び2の発明に対応するものである。
【0016】本実施例の熱交換器においては、図1およ
び図2に示すように、各伝熱管1は、半割り円筒状を呈
し、その開放端に軸芯と直交する方向に延びる接合用フ
ランジ4a,4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材4,4
によって構成されている。
び図2に示すように、各伝熱管1は、半割り円筒状を呈
し、その開放端に軸芯と直交する方向に延びる接合用フ
ランジ4a,4bをそれぞれ備えた一対の管構成部材4,4
によって構成されている。
【0017】そして、これらの管構成部材4,4の相対
向する接合用フランジ4a,4aおよび4b,4bは、前記網
目状フィン2,2・・の外側から圧接接合せしめられて
いる。符号5は網目状フィン2,2・・の一部が伝熱管
1内に残置されて形成される管内フィンである。
向する接合用フランジ4a,4aおよび4b,4bは、前記網
目状フィン2,2・・の外側から圧接接合せしめられて
いる。符号5は網目状フィン2,2・・の一部が伝熱管
1内に残置されて形成される管内フィンである。
【0018】このような構成の熱交換器は、次のように
して製造される。
して製造される。
【0019】図3に示すように、多数の網目状フィン
2,2・・を積層し、これらの網目状フィン2,2・・の
所定位置に対して、一対の管構成部材4,4を外側から
矢印Pで示すように圧接せしめた後、相対向する接合用
フランジ4a,4aおよび4b,4bを接合せしめて伝熱管1
を構成する。この時の接合手段としては、例えばレーザ
ー溶接が好適である。なお、管構成部材4,4を網目状
フィン2,2・・に圧接する際に、網目状フィン2,2・
・相互の間隔を保持する必要がある場合には、網目状フ
ィン2,2・・相互間の間隔を保持する間隔保持手段(例
えば、スペーサ)を用いればよい。熱交換器の製造後に
は間隔保持手段は除去される。図1の符号6はレーザー
溶接個所を示す。
2,2・・を積層し、これらの網目状フィン2,2・・の
所定位置に対して、一対の管構成部材4,4を外側から
矢印Pで示すように圧接せしめた後、相対向する接合用
フランジ4a,4aおよび4b,4bを接合せしめて伝熱管1
を構成する。この時の接合手段としては、例えばレーザ
ー溶接が好適である。なお、管構成部材4,4を網目状
フィン2,2・・に圧接する際に、網目状フィン2,2・
・相互の間隔を保持する必要がある場合には、網目状フ
ィン2,2・・相互間の間隔を保持する間隔保持手段(例
えば、スペーサ)を用いればよい。熱交換器の製造後に
は間隔保持手段は除去される。図1の符号6はレーザー
溶接個所を示す。
【0020】上記したように、本実施例においては、一
対の管構成部材4,4の相対向する接合用フランジ4a,
4aおよび4b,4bを、多数積層された網目状フィン2,
2・・の外側から圧接接合せしめるという極めて簡易な
工程により、伝熱管1,1・・と網目状フィン2,2・・
との組付が達成できるので、熱交換器製作時における作
業性が著しく向上する。また、伝熱管1,1・・内にも
網目状フィン2,2・・の一部が残置されて管内フィン
5,5・・が形成されることとなるため、伝熱管1,1・
・内を流通する流体(例えば、冷媒)と網目状フィン2,
2・・の一部(即ち、管内フィン5,5・・)とが直接
接触することとなり、伝熱性能の向上をも図れる。
対の管構成部材4,4の相対向する接合用フランジ4a,
4aおよび4b,4bを、多数積層された網目状フィン2,
2・・の外側から圧接接合せしめるという極めて簡易な
工程により、伝熱管1,1・・と網目状フィン2,2・・
との組付が達成できるので、熱交換器製作時における作
業性が著しく向上する。また、伝熱管1,1・・内にも
網目状フィン2,2・・の一部が残置されて管内フィン
5,5・・が形成されることとなるため、伝熱管1,1・
・内を流通する流体(例えば、冷媒)と網目状フィン2,
2・・の一部(即ち、管内フィン5,5・・)とが直接
接触することとなり、伝熱性能の向上をも図れる。
【0021】実施例2 図4および図5には、本願発明の実施例2にかかる熱交
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1およ
び2の発明に対応するものである。
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1およ
び2の発明に対応するものである。
【0022】本実施例の場合、網目状フィン2,2・・
において伝熱管1内に位置する部分は、管構成部材4,
4の相対向する接合用フランジ4a,4aおよび4b,4bが
圧接される部分を残して切除されている。この場合、管
内フィン5,5・・は、接合部から伝熱管1内に広がり
状態で突出したわずかな部分により構成されることとな
る。従って、伝熱管1内を流通する流体(例えば、冷媒)
の流通抵抗を大幅に低減できるとともに、網目状フィン
2,2・・の接合部からの抜け止め作用を期待できる。
その他の構成および作用効果は実施例1と同様である。
において伝熱管1内に位置する部分は、管構成部材4,
4の相対向する接合用フランジ4a,4aおよび4b,4bが
圧接される部分を残して切除されている。この場合、管
内フィン5,5・・は、接合部から伝熱管1内に広がり
状態で突出したわずかな部分により構成されることとな
る。従って、伝熱管1内を流通する流体(例えば、冷媒)
の流通抵抗を大幅に低減できるとともに、網目状フィン
2,2・・の接合部からの抜け止め作用を期待できる。
その他の構成および作用効果は実施例1と同様である。
【0023】実施例3 図6および図7には、本願発明の実施例3にかかる熱交
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1およ
び2の発明に対応するものである。
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1およ
び2の発明に対応するものである。
【0024】本実施例の場合、網目状フィン2,2・・
において伝熱管1内に位置する部分は、最外側に位置す
る網目状フィン2,2を除いて管構成部材4,4の相対向
する接合用フランジ4a,4aおよび4b,4bが圧接される
部分を残して切除されている。この実施例の場合にも、
伝熱管1内を流通する流体(例えば、冷媒)の流通抵抗を
大幅に低減できる。その他の構成および作用効果は実施
例1と同様である。
において伝熱管1内に位置する部分は、最外側に位置す
る網目状フィン2,2を除いて管構成部材4,4の相対向
する接合用フランジ4a,4aおよび4b,4bが圧接される
部分を残して切除されている。この実施例の場合にも、
伝熱管1内を流通する流体(例えば、冷媒)の流通抵抗を
大幅に低減できる。その他の構成および作用効果は実施
例1と同様である。
【0025】実施例4 図8および図9には、本願発明の実施例4にかかる熱交
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1およ
び2の発明に対応するものである。
換器の要部が示されている。本実施例は、請求項1およ
び2の発明に対応するものである。
【0026】本実施例の場合、網目状フィン2,2・・
において伝熱管1内に位置する部分は、真ん中に位置す
る網目状フィン2を除いて管構成部材4,4の相対向す
る接合用フランジ4a,4aおよび4b,4bが圧接される部
分を残して切除されている。この実施例の場合にも、伝
熱管1内を流通する流体(例えば、冷媒)の流通抵抗を大
幅に低減できる。その他の構成および作用効果は実施例
1と同様である。
において伝熱管1内に位置する部分は、真ん中に位置す
る網目状フィン2を除いて管構成部材4,4の相対向す
る接合用フランジ4a,4aおよび4b,4bが圧接される部
分を残して切除されている。この実施例の場合にも、伝
熱管1内を流通する流体(例えば、冷媒)の流通抵抗を大
幅に低減できる。その他の構成および作用効果は実施例
1と同様である。
【0027】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図1】本願発明の実施例1にかかる熱交換器の要部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本願発明の実施例1にかかる熱交換器の要部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】本願発明の実施例1にかかる熱交換器の製造手
順を示す断面図である。
順を示す断面図である。
【図4】本願発明の実施例2にかかる熱交換器の要部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】本願発明の実施例2にかかる熱交換器の製造手
順を示す断面図である。
順を示す断面図である。
【図6】本願発明の実施例3にかかる熱交換器の要部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図7】本願発明の実施例3にかかる熱交換器の製造手
順を示す断面図である。
順を示す断面図である。
【図8】本願発明の実施例4にかかる熱交換器の要部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】本願発明の実施例4にかかる熱交換器の製造手
順を示す断面図である。
順を示す断面図である。
【図10】従来公知のメッシュフィンタイプの熱交換器
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図11】従来公知のメッシュフィンタイプの熱交換器
における要部断面図である。
における要部断面図である。
1は伝熱管、2は網目状フィン、4は管構成部材、4a,
4bは接合用フランジ、5は管内フィン。
4bは接合用フランジ、5は管内フィン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安尾 晃一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 末広 賢一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 多数平行に配置された伝熱管(1),(1)
・・と、該伝熱管(1),(1)・・に対してその管軸と平
行に接合された多数の網目状フィン(2),(2)・・とか
らなる熱交換器であって、前記各伝熱管(1)を、半割り
円筒状を呈し、その開放端に軸芯と直交する方向に延び
る接合用フランジ(4a),(4b)をそれぞれ備えた一対の
管構成部材(4),(4)によって構成するとともに、これ
らの管構成部材(4),(4)の相対向する接合用フランジ
(4a),(4b)を、前記網目状フィン(2),(2)・・の外側
から圧接接合せしめたことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項2】 多数の網目状フィン(2),(2)・・を積
層し、これらの網目状フィン(2),(2)・・の所定位置
に対して、半割り円筒状を呈し、その開放端に軸芯と直
交する方向に延びる接合用フランジ(4a),(4b)をそれ
ぞれ備えた一対の管構成部材(4),(4)を外側から圧接
せしめた後、相対する接合用フランジ(4a),(4b)を接
合せしめて伝熱管(1)を構成するようにしたことを特徴
とする熱交換器の製造方法。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
JP4177030A JPH0618186A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 熱交換器およびその製造方法 |
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DE69311510T DE69311510T2 (de) | 1992-07-03 | 1993-06-30 | Wärmetauscher mit maschigen kühlrippen sowie verfahren zu dessen herstellung |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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US3460613A (en) * | 1967-04-21 | 1969-08-12 | Peerless Of America | Heat exchangers |
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JPS6349190U (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-02 | ||
JPS63189794A (ja) * | 1987-02-03 | 1988-08-05 | Matsushita Refrig Co | 熱交換器 |
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-
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- 1992-07-03 JP JP4177030A patent/JPH0618186A/ja active Pending
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1993
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- 1993-06-30 DE DE69311510T patent/DE69311510T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1993-06-30 WO PCT/JP1993/000899 patent/WO1994001731A1/ja active IP Right Grant
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