JPH0618067A - 氷蓄熱装置 - Google Patents
氷蓄熱装置Info
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- JPH0618067A JPH0618067A JP20024392A JP20024392A JPH0618067A JP H0618067 A JPH0618067 A JP H0618067A JP 20024392 A JP20024392 A JP 20024392A JP 20024392 A JP20024392 A JP 20024392A JP H0618067 A JPH0618067 A JP H0618067A
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Abstract
いることなく連続的に、しかも、誤差少なく監視する。 【構成】 氷蓄熱槽12への熱の出入を計測する熱量セン
サ31、32、33、34、35、36と、氷蓄熱槽12内の水の電気
伝導度を検出する電気伝導度センサ30の出力を受けて氷
蓄熱槽12内の氷16の量を監視する監視装置37を設けた。
Description
に用いられる氷蓄熱装置に関する。
ている。圧縮機3から吐出された冷媒ガスは凝縮器2に
入り、ここで伝熱管2a内を流過する冷却水に放熱するこ
とによって凝縮液化する。この冷媒液は冷媒流量調整器
4を経て蒸発器1に入り、ここで伝熱管1a内を流過する
エチレングリコール等のブラインから吸熱することによ
って蒸発気化して圧縮機3に戻る。
とによって昇温した冷却水は冷却塔5に入り、ここで大
気に放熱することによって冷却される。そして、冷却水
ポンプ6によって付勢されて再び凝縮器2の伝熱管2aに
循環する。
とにより冷却されたブラインは過冷却器8に入り、ここ
で伝熱管8a内を流過する冷水を過冷却することによって
昇温した後、ブラインポンプ9によって付勢され、再び
蒸発器1の伝熱管1aに循環する。
配管22を経て氷蓄熱槽12に送られ、ここで氷結してシャ
ーベット状の氷16となる。氷蓄熱槽12から抽出された冷
水は冷水ポンプ13、電気ヒータ14a を有する予熱交換器
14、氷核フイルタ15を経て過冷却器8の伝熱管8aに循環
する。
ト状の氷16を多量に蓄えて置き、冷熱の必要時、この氷
16を融解することによって得られた冷水を吸出管17によ
り抽出して冷水ポンプ18を経て冷熱負荷19に供給する。
ここで放冷することにより昇温した冷水は冷水ポンプ20
を経て散水ノズル21から氷16上に散水される。
氷蓄熱槽12への熱の出入を計測する、氷16の浮力を計測
する、氷16の有無によって作動するスイッチを用いる、
氷16の体積膨張による水位の変化を計測する等の方法に
よって監視していた。
槽12への熱の出入を計測する方法では、氷蓄熱槽12から
放散する熱損失を計測するのが難しいのみならず常時熱
量の出入を計測しそれを長時間にわたり積算することに
よって誤差が累積する。また、氷16の浮力を計測する方
法では、氷蓄熱槽12内に大掛りな張力検出装置が必要と
なる。また、氷16の有無によって作動するスイッチを用
いる方法では、氷量を断続的にしか計測できない。ま
た、氷16の体積膨張による水位の変化を計測する方法で
は、他の要因によって水位が変動する可能性がある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、水を過冷却する過冷却器と、この過冷却器で過
冷却された水を氷結させて蓄える氷蓄熱槽と、この氷蓄
熱槽から抽出された冷水を放冷させる冷熱負荷とを備え
た氷蓄熱装置において、上記氷蓄熱槽への熱の出入を計
測する熱量センサと、上記氷蓄熱槽内の水の電気伝導度
を検出する電気伝導度センサと、上記各センサの出力を
受けて上記氷蓄熱槽内の氷量を監視する監視装置を設け
たことを特徴とする氷蓄熱装置にある。
め、熱量センサの検出値及び電気伝導度センサの検出値
に基づいて氷量を監視する。
蓄熱槽12にはこの中に貯溜されている冷水の電気伝導度
を検出する電気伝導度センサ30が設置されている。過冷
却器8への冷水取出口にはこれを通る冷水の流量V1 を
検出する流量センサ31と、その温度T1 を検出する温度
センサ32が設置され、過冷却水配管22の出口にはこれを
通る冷水の温度T2 を検出する温度センサ33が設置され
ている。
を通る冷水の流量V2 を検出する流量センサ34とその温
度T3 を検出する温度センサ35とが設置され、散水ノズ
ル21の入口にはこれを通る冷水の温度T4 を検出する温
度センサ36が設置されている。
の検出値は監視装置37に入力されてここに氷蓄熱槽12内
に蓄えられている氷16の量が表示される。他の構成は図
3に示す従来のものと同様である。
負荷19及びこれらを連結する配管並びにこれらに介装さ
れた機器13、14、15、18、20、21等は閉回路を構成して
いるので、この閉回路中の冷水の導電物質の質量は氷蓄
熱槽12の蓄冷運転時、放冷運転時、停止時の如何を問わ
ず一定不変である。そして、この導電物質は冷水の氷結
時に氷16の中に取り込まれることがないので、図2に示
すように、氷量Gの増大に応じて導電物質の濃度Xが高
くなる。
1 にその出口温度T1 と入口温度T2 との温度差を乗算
することによって氷蓄熱槽12に入る冷熱量F(=V1 ×
(T1 −T2 )を算出できる。同様に冷熱負荷19を循環
する冷水の流量V2 にその出口温度T3 と入口温度T4
との温度差を乗算することによって氷蓄熱槽12に入る温
熱量H(V2 ×(T4 −T3 )を算出できる。そしてこ
れら冷熱量Fと温熱量Hとの差を算出することよって氷
蓄熱槽12に出入する熱量Q(=F−H)を算出できる。
の検出値に基づいて氷蓄熱槽12への熱の出入を計測する
とともにセンサ30で氷蓄熱槽12内の電気伝導度を検出す
ることによって氷蓄熱槽12内の氷量Gを検出できる。
する冷水の流量V1 及びその出口温度T1 と入口温度T
2 を検出して氷蓄熱槽12に入る冷熱量Fを算出している
が、これに代えて過冷却器8におけるブラインの吸熱量
や冷凍機の負荷等を検出することによって間接的に冷熱
量Fを検出することもできる。同様に冷熱負荷19におけ
る放熱量を検出することによって間接的に氷蓄熱槽12に
入る温熱量Hを算出しても良い。また、上記実施例にお
いては、過冷却器8でブラインと冷水とを熱交換させて
いるが、過冷却器8で冷凍機の冷媒を蒸発させることに
より冷水を冷却することもできる。
に基づいて蓄熱槽への熱の出入を計測し、これに併せて
電気伝導度センサの検出値に基づいて氷量を監視するの
で、氷蓄熱槽内の氷量を大掛かりな装置を用いることな
く連続的に、しかも、誤差少なく監視できる。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 水を過冷却する過冷却器と、この過冷却
器で過冷却された水を氷結させて蓄える氷蓄熱槽と、こ
の氷蓄熱槽から抽出された冷水を放冷させる冷熱負荷と
を備えた氷蓄熱装置において、上記氷蓄熱槽への熱の出
入を計測する熱量センサと、上記氷蓄熱槽内の水の電気
伝導度を検出する電気伝導度センサと、上記各センサの
出力を受けて上記氷蓄熱槽内の氷量を監視する監視装置
を設けたことを特徴とする氷蓄熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04200243A JP3132908B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 氷蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04200243A JP3132908B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 氷蓄熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618067A true JPH0618067A (ja) | 1994-01-25 |
JP3132908B2 JP3132908B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=16421179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04200243A Expired - Lifetime JP3132908B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 氷蓄熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132908B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP04200243A patent/JP3132908B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3132908B2 (ja) | 2001-02-05 |
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Legal Events
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