JPH06180605A - 工作機械の早送り制御方法及び装置 - Google Patents

工作機械の早送り制御方法及び装置

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JPH06180605A
JPH06180605A JP2179393A JP2179393A JPH06180605A JP H06180605 A JPH06180605 A JP H06180605A JP 2179393 A JP2179393 A JP 2179393A JP 2179393 A JP2179393 A JP 2179393A JP H06180605 A JPH06180605 A JP H06180605A
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田 順 吉
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名 啓 川
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田 直 己 今
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Abstract

(57)【要約】 【目的】連続する早送りブロック間の移動経路におい
て、加工形状に適したバイパス量をNCプログラム内で
直接指定でき、かつ早送りの非切削時間を削減し加工能
率を向上させることである。 【構成】NCプログラムで指定したバイパス量をプログ
ラム解読部1で読み取り、経路変更制御部7のバイパス
量記憶部71で記憶し、一方、現ブロックの残り移動量
を残り移動量算出部73で算出し、記憶したバイパス量
と算出した残り移動量とを比較判定部72で比較し、残
り移動量がバイパス量以下になったと判定したとき、次
ブロックの移動開始指令をプログラム実行制御部2へ送
出し、その位置から近回り経路で移動させるように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械の早送り制御方
法及び装置に関し、特に加工能率を向上せしめた工作機
械の早送り制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械における加工能率の改善を図る
ため、加工の各過程について改良が施されている。その
中で、早送りブロックの非切削時間をいかに短縮するか
が一つの大きな課題である。早送りの非切削時間を短縮
するための技術が特開平2ー40701号公報に開示さ
れている。この技術は、コーナ部の早送りブロックと早
送りブロック間等における非切削時間の短縮に効果的な
ものである。例えば、コーナ部近傍における送り速度の
時間的変化は、図13に示すように、N1ブロックでX
方向速度VXが漸減し、コーナ部で停止し、停止確認が
行われた後、N2ブロックでY方向速度VYが漸増す
る。かかる送り速度制御は、速度成分を零にした後、再
び零からスタートするため、加工能率面で問題がある。
上記技術は、図14に示すように、N1ブロックにおけ
る送り速度が最大値(100%)に対して予め定めた比
率値(例えば30%値)に至ったときに、次のブロック
N2の移動を開始するもので、ブロックN1とN2の早
送り動作をオーバーラップさせる方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
早送りブロックと早送りブロック間の停止動作に伴う無
駄時間を削減する方式は、現在の早送りブロックの最大
値に対して予め設定された割合の値に至ったときに次の
ブロックN2の移動を開始する。つまり、早送りブロッ
クと早送りブロック間をオーバーラップ動作させてい
る。上記従来技術は、コーナ部において減速開始後、指
定した時間経過するか、指定した速度になった時点で、
次ブロックの移動を開始する方式である。これによりコ
ーナ部は、従来より速く回ることができるが、バイパス
量を直接指定できないため、移動経路でどの位バイパス
するのか分かりにくいという問題点がある。したがっ
て、この方式は、次のブロックの制御を開始させるタイ
ミングが現ブロックの最大速度との関係で相対的に定ま
るものであるため、現実のワーク形状に対応できず、移
動経路に適した速度制御が困難である。
【0004】そこで、本発明の目的は、NCプログラム
のプログラマがワークの加工形状に適したバイパス量を
プログラム内で直接指定でき、かつ早送りの非切削時間
を大幅に削減し加工能率を改善した工作機械の早送り制
御方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による工作機械の早送り制御方法は、連続す
る第1の早送りブロックと第2の早送りブロック間の早
送り制御を行う工作機械の早送り制御方法において、前
記第1の早送りブロックの移動中、該ブロックの目標位
置までの残り移動量がNCプログラムで指定したバイパ
ス量以下と判定されたとき、その位置から前記第2の早
送りブロックの移動を開始し、近回り経路で移動させる
ように構成されている。また、本発明による工作機械の
早送り制御方法は、連続する第1の早送りブロックと第
2の早送りブロック間の早送り制御を行う工作機械の早
送り制御方法において、早送りブロックの目標位置まで
の残り移動量がNCプログラムで指定されたバイパス量
となる速度を早送り減速曲線に基づき算出し、前記第1
の早送りブロックの減速開始後その送り速度が前記算出
した速度以下となったときに前記第2の早送りブロック
の移動を開始し、近回り経路で移動させるように構成さ
れている。更に、本発明による工作機械の早送り制御方
法は、連続する第1の早送りブロックと第2の早送りブ
ロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り制御方法
において、前記第1の早送りブロックの移動中、該ブロ
ックの目標位置までの残り移動量が、NCプログラムで
指定したバイパス量と、前記第1の早送りブロックの移
動量の1/2と、前記第2の早送りブロックの移動量の
1/2とのうち最小の量以下と判定されたとき、その位
置から前記第2の早送りブロックの移動を開始し、近回
り経路で移動させるように構成されている。更にまた、
本発明による工作機械の早送り制御方法は、連続する第
1の早送りブロックと第2の早送りブロック間の早送り
制御を行う工作機械の早送り制御方法において、NCプ
ログラムで指定したバイパス量と、前記第1の早送りブ
ロックの移動量の1/2と、前記第2の早送りブロック
の移動量の1/2のうち最小の量を求め、前記第1の早
送りブロックと前記第2の早送りブロックに同一送り軸
の移動指令がある場合、前記第1の早送りブロックの減
速開始点から目標位置までの移動量を早送り減速曲線か
ら演算し、前記第1の早送りブロックの移動中、該ブロ
ックの目標位置までの残り移動量が前記最小の量と前記
演算した量とのうち小さい方の量以下と判定されたと
き、その位置から前記第2の早送りブロックの移動を開
始し、近回り経路で移動させるように構成されている。
また、本発明による工作機械の早送り制御方法は、連続
する第1の早送りブロックと第2の早送りブロック間の
早送り制御を行う工作機械の早送り制御方法において、
早送りブロックの目標位置までの残り移動量が、NCプ
ログラムで指定したバイパス量と、前記第1の早送りブ
ロックの移動量の1/2と、前記第2の早送りブロック
の移動量の1/2とのうち 最小の量となる速度を早送
り減速曲線に基づき算出し、前記第1の早送りブロック
の減速開始後その送り速度が前記算出した速度以下とな
ったときに前記第2の早送りブロックの移動を開始し、
近回り経路で移動させるように構成されている。更に、
本発明による工作機械の早送り制御方法は、連続する第
1の早送りブロックと第2の早送りブロック間の早送り
制御を行う工作機械の早送り制御方法において、早送り
ブロック間の目標位置までの残り移動量がNCプログラ
ムで指定されたバイパス量となる速度、前記第1の早送
りブロックの移動量の1/2となる速度、及び前記第2
の早送りブロックの移動量の1/2となる速度を早送り
減速曲線に基づき算出し、前記第1の早送りブロックの
減速開始後その送り速度が前記算出した3つの速度のう
ち最小の速度以下となったときに前記第2の早送りブロ
ックの移動を開始し、近回り経路で移動させるように構
成されている。
【0006】また、本発明による工作機械の早送り制御
装置は、連続する第1の早送りブロックと第2の早送り
ブロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り制御装
置において、前記第1の早送りブロックの移動中、該ブ
ロックの目標位置までの残り移動量がNCプログラムで
指定したバイパス量以下となったことを判定し、その位
置から前記第2の早送りブロックの移動を開始させる経
路変更制御手段を備えて構成されている。更にまた、本
発明による工作機械の早送り制御装置は、連続する第1
の早送りブロックと第2の早送りブロック間の早送り制
御を行う工作機械の早送り制御装置において、早送りブ
ロックの目標位置までの残り移動量がNCプログラムで
指定されたバイパス量となる速度を早送り減速曲線に基
づき算出し、前記第1の早送りブロックの減速開始後そ
の送り速度が前記算出した速度以下となったことを判定
し、その位置から前記第2の早送りブロックの移動を開
始させる経路変更制御手段を備えて構成されている。
【0007】
【作用】本発明では、例えば、コーナ部におけるよう
に、連続する第1の早送りブロックと第2の早送りブロ
ック間の早送り制御を行う場合、第1の早送りブロック
の移動中、該ブロックの目標位置までの残り移動量がN
Cプログラムで指定したバイパス量以下となったとき
に、その位置から第2の早送りブロックの移動を開始
し、近回り経路で移動させることにより、連続する早送
り移動時の不要な停止確認を除去し、加工能率を向上せ
しめている。
【0008】また、早送りブロックの目標位置までの残
り移動量がNCプログラムで指定されたバイパス量とな
る速度を早送り減速曲線に基づき算出し、第1の早送り
ブロックの減速開始後その送り速度が前記算出した速度
以下となったときに第2の早送りブロックの移動を開始
させる。つまり、第2の早送りブロックの移動を開始さ
せる位置を送り速度に換算させてみつけても良いのであ
る。更に、NCプログラムでバイパス量を大きく指定し
過ぎても、第1または第2の早送りブロックの移動量の
1/2の量も考慮して加工状況に合った近回り経路で移
動させる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。本発明の実施例は、図1と図2に示す
ように、コーナ部を挟む早送りブロックと早送りブロッ
クとの間をNCプログラムで指定したバイパス量に基づ
いて移動経路を近回りさせるものである。ここで、バイ
パス量とは、現ブロックの移動経路から次ブロックの移
動経路に至る場合、現ブロックの目標位置と次ブロック
の移動を開始する近回り開始位置との距離をいう。この
バイパス量は、工具とワークが干渉しない範囲内で任意
に決定される。すなわち、早送りブロックから早送りブ
ロックの移動指令の中間位置において、工具とワークが
干渉しない範囲内のバイパス量をNCプログラムで指定
することにより、早送りと早送りのコーナ部を指定した
円弧あるいは円弧に近似した近回り曲線経路で移動させ
る。
【0010】図1の第1の実施例では、N1ブロックに
おいて、目標位置までの残り移動量が上記バイパス量Q
に至ったとき(タイミングT1)にN2ブロックの移動
が開始されるように制御される。図1において、斜線部
分の面積がバイパス量Qに相当し、時間経過とともに減
少するこの面積、すなわち残り移動量を算出し、バイパ
ス量Q以下になったときにN2ブロックの移動の開始指
令を行う。
【0011】また、図2の第2の実施例では、残り移動
量がバイパス量Qに至ったとき(タイミングT1)に、
近回り経路をNCプログラムで指定したバイパス量を半
径とした円弧経路に設定する方式である。
【0012】本発明の具体的ワーク加工例が図3と図4
に示されている。図3は、図示形状のワークを切削加工
する一方向切削の例を示し、早送りブロックN1,N2
及びN3と切削送りブロックN4から構成される。早送
りブロックN1とN2間,N2とN3間において本発明
が適用される。例えば、早送りブロックN1からN2に
至る動作で、残り移動量がバイパス量Qになった時点
で、ブロックN2の移動を開始し、図1や図2に示す方
式による点線で示す近回り経路で工具が移動する。
【0013】図4は、ワークの2個所に穴あけ加工する
場合の移動経路を示し、早送りブロックN11、早送り
ブロックN12a、切削送りブロックN12、早送りブ
ロックN13、早送りブロックN14、…から構成され
る。この場合にも早送りブロックN11において残り移
動量がバイパス量Qに至ったときに点線のような近回り
経路を経て早送りブロックN12a、更に切削送りブロ
ックN12の加工に至る。
【0014】図5には、図3に示す一方向切削と図4に
示す穴あけ加工サイクルのNCプログラム例が示されて
いる。一方向切削の場合のバイパス量はG100に続く
Qで指定され(本例では50.0)、穴あけ加工サイク
ルでのバイパス量Qは3.0に設定、指定されている。
このバイパス量は、NCプログラム中のQで任意に設定
可能で、ワーク加工形状等に対応して適宜プログラム指
定可能である。
【0015】図6は上述第1の実施例の処理手順を示す
フローチャートであり、NC指令プログラムから現ブロ
ックと次ブロックの両ブロックともに早送りであるか否
かを判定し(ステップS1)、両ブロックともに早送り
でなければ処理を終了し、早送りであれば残り移動量が
NCプログラムで指定したバイパス量Q以下になったか
否かを判定する(ステップS2)。バイパス量Q以下に
なれば次ブロックの移動を開始する(ステップS3)。
【0016】図7は、図6に示す処理を実行する工作機
械の構成例を示す図である。プログラム解読部1は、図
5に示す如く、NCプログラムを解読し、解読結果をプ
ログラム実行制御部2に送出する。プログラム解読部1
で解読されたバイパス量Qは、経路変更制御部7のバイ
パス量記憶部71に記憶される。一方、プログラム実行
制御部2は、解読されたプログラムに従ってプログラム
を実行するための信号を出力し、補間部3で補間された
信号に基づいて、加減速制御部4は、送り速度を加減速
制御し、サーボ部5を介してモータ6を駆動制御する。
【0017】加減速制御部4からの信号に基づいて、残
り移動量算出部73は、早送り指令時の目標位置までの
残り量を算出する。比較判定部72は、残り移動量算出
部73で算出された残り移動量と、バイパス量記憶部7
1に記憶されているバイパス量Qとを比較し、残り移動
量がバイパス量Q以下になったと判断すると、次ブロッ
ク開始指令信号をプログラム実行制御部2に送出して次
ブロックの処理を開始せしめる。
【0018】上述第2の実施例を図8のフローチャート
を参照して説明すると、先ず現ブロックと次ブロックの
両ブロックともに早送りであるか否かを判定し(ステッ
プS11)、両ブロックともに早送りであると判断され
ると、指令されたバイパス量Qが現ブロックの移動距離
Lnの1/2より小さいか否かを判定する(ステップS
12)。小さいと判定されると、バイパス量Qが次ブロ
ックの移動距離Ln+1の1/2より小さいか否かを判定
する(ステップS13)。ここで、小さいと判定される
と、Raをバイパス量Qに設定した後(ステップS1
4)、Raを半径とする円弧を生成して近回り経路を設
定する。ステップS13において、バイパス量QがLn+
1/2より小さくないと判定されると、RaをLn+1/2
に設定した後、ステップS15の処理に移行する。ステ
ップS12において、バイパス量QがLn/2より小さ
くないと判定されると、バイパス量QがLn+1/2より
小さいか否かを判定する。ここで、小さいと判定される
と、RaをLn/2に設定して(ステップS18)、ス
テップS15の処理に移行し、小さくないと判定される
と、Ln/2がLn+1/2より小さいか否を判定する(ス
テップS19)。ステップS19において、小さいと判
定されるとステップS18の処理に移行し、小さくない
と判定された場合にはステップS16の処理に移行す
る。
【0019】図8に示す第2の実施例を採用した工作機
械の構成図が図9に示されている。図9において、図7
と同一符号が付されている構成部は同様機能を有する構
成部を示す。図9の構成では、近回り経路を設定するた
めの経路変更制御部7は、バイパス量記憶部71に記憶
されているバイパス量Qと、現ブロックの移動距離Ln
と、次ブロックの移動距離Ln+1とを比較し、これらの
中で最小の距離の半分を半径とする円弧を設定して近回
り経路を定める。円弧補間挿入制御部74は、かかる制
御処理を行うもので現ブロックと次ブロックの経路と接
する円弧近回り経路を設定し、円弧補間挿入制御を行っ
てプログラム実行制御部2にその旨の制御信号を送出す
る。
【0020】現ブロックの目標位置までの残り移動量
が、NCプログラムで指定したバイパス量Qと、現ブロ
ックの移動距離Lnの1/2と、次ブロックの移動距離
Ln+1の1/2とのうち最も小さい量以下になったとき
に近回り経路を通るようにするこの制御は、前述の第1
の実施例においても適用できる。
【0021】本発明の第3の実施例を図10及び図11
に示す。図10は処理手順を示すフローチャート、図1
1は図10に示す実施例を適用した工作機械の構成例を
示す図である。本実施例では先ず、早送り速度が所定の
減速曲線に従って減速し停止するまでの距離が、NCプ
ログラムのG100に続くQの値として指定されるバイ
パス量となる送り速度VOを演算する(ステップS2
1)。次に現ブロック及び次ブロックとも早送りブロッ
クであるか否かを判定する(ステップ22)。否であれ
ば本制御は行わない。YESの場合は現在の早送りブロ
ックが減速を開始したか否かを判定する(ステップ2
3)。否であればステップ23を繰り返し、YESとな
ったら現在の送り速度がステップS21で算出した送り
速度VO以下となったか否かを判定する(ステップS2
4)。否であればステップS24を繰返し、YESとな
ったら 次の早送りブロックの移動を開始し、近回り経
路で工作機械を移動させる(ステップS25)。これは
図6の第1の実施例では、次ブロックの移動開始位置を
バイパス量Qの値そのもので判定したが、本実施例で
は、いわばバイパス量Qを送り速度に換算して判定した
ものである。
【0022】図11の構成を図7の構成と対比すると、
経路変更制御部7の構成のみ異なるので、この経路変更
制御部7についてのみ説明する。バイパス量記憶部71
は図7と同じであり、この記憶されたバイパス量Qとな
る送り速度VOを演算する速度演算部75を有する。一
方 加減速制御部4から現在の早送りブロックの刻々の
送り速度を検出する速度検出部77を有する。そして速
度演算部75で算出した送り速度VOと速度検出部77
で検出した送り速度とを比較し、現送り速度がVO以下
になったことを判定し、プログラム実行制御部2へ次ブ
ロック開始指令を発する比較判定部76を有する。この
ように本実施の経路変更制御部7は、バイパス量記憶部
71、速度演算部75、比較判定部76、速度検出部7
7とから成っている。
【0023】次に本発明の第4の実施例であるが、前述
の第2の実施例で説明したように、Qの値を第1のブロ
ックや第2のブロックの長さに対して大きく指定し過ぎ
る場合の対策として、2通りの方法がある。前記特許請
求の範囲の請求項5及び請求項6に記載の方法である。
つまり、早送りブロックの目標位置までの残り移動量
が、NCプログラムで指定したバイパス量と、第1の早
送りブロックの移動量の1/2と、第2の早送りブロッ
クの移動量の1/2とのうち最小の量となる速度を早送
り減速曲線に基づき算出し、第1の早送りブロックの減
速開始後その送り速度が前記算出した速度以下となった
ときに第2の早送りブロックの移動を開始する方法が先
ず1つある。
【0024】2つ目の方法としては、早送りブロックの
目標位置までの残り移動量がNCプログラムで指定され
たバイパス量となる速度、第1の早送りブロックの移動
量の1/2となる速度、及び第2の早送りブロックの移
動量の1/2となる速度を早送り減速曲線に基づき算出
し、第1の早送りブロックの減速開始後その送り速度が
前記算出した3つの速度のうち最小の速度以下となった
ときに第2の早送りブロックの移動を開始するものであ
る。
【0025】最後に第5実施例を説明する。例えば第1
の早送りブロックはX軸方向にのみ移動し、第2の早送
りブロックはX軸とY軸の同時2軸の移動であるとす
る。NCプログラムでバイパス量Qを指定し、2つの早
送りブロック間を停止させずにつなげる前述の第1ない
し第3実施例の制御を行わせると、早送り速度が規定値
を越える不都合が生じることがある。このため図12の
フローチャートに示す制御手順をとる必要がある。
【0026】先ず現ブロック、次ブロックとも早送りで
あるか否かを判定する(ステップS31)。否であれば
本制御は行わない。YESであれば現ブロック移動量の
半分1/2・Lnと、次ブロック移動量の半分1/2・
Ln+1とをそれぞれ算出する(ステップS32、S3
3)。次に NCプログラムで指定したバイパス量Q
と、1/2・Lnと、1/2・Ln+1とのうち最小の値を
求め、それをQM1とする(ステップS34)。次に現
ブロックと次ブロックに同一送り軸動作指令があるか否
かを判定する。YESの場合、現ブロックの減速開始点
から目標位置までの移動量を演算し、その値をDとする
(ステップ36)。このDと前述のQM1のうち小さい
方を実際に使用するバイパス量QM2とする(ステップ
37)。ステップ35でNOの場合は、実際に使用する
バイパス量QM2をQM1とする(ステップ38)。こ
れはとりもなおさず前述の実施例2と同じである。この
ようにして実際に使用するバイパス量QM2が決定され
ると、現ブロックの残り移動量がバイパス量QM2以下
となったか否かを判定する(ステップS39)。 否の
場合はステップ39を繰り返し、YESになったら次ブ
ロックの移動を開始し、近回り経路で工作機械を移動さ
せる(ステップ40)。
【0027】この制御を実施する構成は、図7におい
て、バイパス量記憶部71が、QM2を演算して記憶し
ている以外は第1の実施例と同じであるので説明を省略
する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による工作
機械の早送り制御方法及び装置によれば、工具とワーク
が干渉しない範囲のバイパス量をNCプログラムで任意
に指定できることにより、そのワークの各部に適した早
送り経路となるとともに、工作機械の移動経路の接線方
向速度も停止することなくその経路に適した速度となる
ため、非切削時間を大幅に短縮でき、加工能率を格段に
向上することができる。また、バイパス量を大きな値に
指定し過ぎても、現ブロックや次ブロックの移動量及び
現ブロックの減速開始点から目標位置までの移動量との
大小を比較して、不都合を生ずることなく早送り経路を
決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における送り速度の時間
的変化を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例における送り速度の時間
的変化を示す図である。
【図3】本発明の実施例における一方向切削の移動経路
を示す図である。
【図4】本発明の実施例における穴あけ加工サイクルの
移動経路を示す図である。
【図5】図3と図4に示す加工のNC加工プログラム例
を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】図6に示す実施例を適用した工作機械の構成例
を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図9】図8に示す実施例を適用した工作機械の構成例
を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施例の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図11】図10に示す実施例を適用した工作機械の構
成例を示す図である。
【図12】本発明の第5の実施例の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図13】従来の早送り速度制御技術を説明するための
送り速度の時間的変化を示す図である。
【図14】他の従来技術による早送り速度制御を説明す
るための送り速度の時間的変化を示す図である。
【符号の説明】
1 プログラム解読部 2 プログラム実行制御部 3 補間部 4 加減速制御部 5 サーボ部 6 モータ 7 経路変更制御部 71 バイパス量記憶部 72 比較判定部 73 残り移動量算出部 74 円弧補間挿入制御部 75 速度演算部 76 比較判定部 77 速度検出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続する第1の早送りブロックと第2の早
    送りブロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り制
    御方法において、 前記第1の早送りブロックの移動中、該ブロックの目標
    位置までの残り移動量がNCプログラムで指定したバイ
    パス量以下と判定されたとき、その位置から前記第2の
    早送りブロックの移動を開始し、近回り経路で移動させ
    ることを特徴とする工作機械の早送り制御方法。
  2. 【請求項2】連続する第1の早送りブロックと第2の早
    送りブロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り制
    御方法において、早送りブロックの目標位置までの残り
    移動量がNCプログラムで指定されたバイパス量となる
    速度を早送り減速曲線に基づき算出し、前記第1の早送
    りブロックの減速開始後その送り速度が前記算出した速
    度以下となったときに前記第2の早送りブロックの移動
    を開始し、近回り経路で移動させることを特徴とする工
    作機械の早送り制御方法。
  3. 【請求項3】連続する第1の早送りブロックと第2の早
    送りブロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り制
    御方法において、 前記第1の早送りブロックの移動中、該ブロックの目標
    位置までの残り移動量が、NCプログラムで指定したバ
    イパス量と、前記第1の早送りブロックの移動量の1/
    2と、前記第2の早送りブロックの移動量の1/2との
    うち最小の量以下と判定されたとき、その位置から前記
    第2の早送りブロックの移動を開始し、近回り経路で移
    動させることを特徴とする工作機械の早送り制御方法。
  4. 【請求項4】連続する第1の早送りブロックと第2の早
    送りブロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り制
    御方法において、NCプログラムで指定したバイパス量
    と、前記第1の早送りブロックの移動量の1/2と、前
    記第2の早送りブロックの移動量の1/2のうち最小の
    量を求め、前記第1の早送りブロックと前記第2の早送
    りブロックに同一送り軸の移動指令がある場合、前記第
    1の早送りブロックの減速開始点から目標位置までの移
    動量を早送り減速曲線から演算し、前記第1の早送りブ
    ロックの移動中、該ブロックの目標位置までの残り移動
    量が前記最小の量と前記演算した量とのうち小さい方の
    量以下と判定されたとき、その位置から前記第2の早送
    りブロックの移動を開始し、近回り経路で移動させるこ
    とを特徴とする工作機械の早送り制御方法。
  5. 【請求項5】連続する第1の早送りブロックと第2の早
    送りブロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り制
    御方法において、早送りブロックの目標位置までの残り
    移動量が、NCプログラムで指定したバイパス量と、前
    記第1の早送りブロックの移動量の1/2と、前記第2
    の早送りブロックの移動量の1/2とのうち 最小の量
    となる速度を早送り減速曲線に基づき算出し、前記第1
    の早送りブロックの減速開始後その送り速度が前記算出
    した速度以下となったときに前記第2の早送りブロック
    の移動を開始し、近回り経路で移動させることを特徴と
    する工作機械の早送り制御方法。
  6. 【請求項6】連続する第1の早送りブロックと第2の早
    送りブロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り制
    御方法において、早送りブロック間の目標位置までの残
    り移動量がNCプログラムで指定されたバイパス量とな
    る速度、前記第1の早送りブロックの移動量の1/2と
    なる速度、及び前記第2の早送りブロックの移動量の1
    /2となる速度を早送り減速曲線に基づき算出し、前記
    第1の早送りブロックの減速開始後その送り速度が前記
    算出した3つの速度のうち最小の速度以下となったとき
    に前記第2の早送りブロックの移動を開始し、近回り経
    路で移動させることを特徴とする工作機械の早送り制御
    方法。
  7. 【請求項7】前記近回り経路は、予め定めた加減速によ
    って生成された経路である請求項1ないし6のいずれか
    1項に記載の工作機械の早送り制御方法。
  8. 【請求項8】前記近回り経路は、円弧経路である請求項
    1ないし6のいずれか1項に記載の工作機械の早送り制
    御方法。
  9. 【請求項9】連続する第1の早送りブロックと第2の早
    送りブロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り制
    御装置において、 前記第1の早送りブロックの移動中、該ブロックの目標
    位置までの残り移動量がNCプログラムで指定したバイ
    パス量以下となったことを判定し、その位置から前記第
    2の早送りブロックの移動を開始させる経路変更制御手
    段を備えて成ることを特徴とする工作機械の早送り制御
    装置。
  10. 【請求項10】連続する第1の早送りブロックと第2の
    早送りブロック間の早送り制御を行う工作機械の早送り
    制御装置において、早送りブロックの目標位置までの残
    り移動量がNCプログラムで指定されたバイパス量とな
    る速度を早送り減速曲線に基づき算出し、前記第1の早
    送りブロックの減速開始後その送り速度が前記算出した
    速度以下となったことを判定し、その位置から前記第2
    の早送りブロックの移動を開始させる経路変更制御手段
    を備えて成ることを特徴とする工作機械の早送り制御装
    置。
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