JPH0618041B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0618041B2
JPH0618041B2 JP60043874A JP4387485A JPH0618041B2 JP H0618041 B2 JPH0618041 B2 JP H0618041B2 JP 60043874 A JP60043874 A JP 60043874A JP 4387485 A JP4387485 A JP 4387485A JP H0618041 B2 JPH0618041 B2 JP H0618041B2
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audio signal
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静止画像を記録するいわゆる電子スチルカメラ
等の記録装置に関し、特に静止画像に対応した音声も記
録できるようなものに関する。
〔従来の技術〕
電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device)等の
撮像装置を有し、任意の静止画像を磁気デイスクに記録
するようにした電子スチルカメラが提案されている(実
開昭57−197021号等)。
すなわち、上記電子スチルカメラにおいては、撮像装置
からの映像信号が任意のシヤツター操作の時点で1フイ
ールド分または1フレーム分取り出され、円板上の磁気
デイスクに記録される。この時、1フイールドの信号が
1本の円環状のトラツクとなるように記録される。よつ
て、1フレームの信号は2本のトラツクに記録される。
再生装置においては、1本のトラツクが繰り返し、また
は2本のトラツクが交互に繰り返し再生されることによ
り記録された静止画像の映像信号が形成される。そし
て、この映像信号がたとえばモニターテレビジヨン受像
機に供給され画面上に静止画像が再現されたり、あるい
はいわゆるビデオプリンタによつてプリントされるよう
になつている。
上述したような電子スチルカメラにおいて、更に静止画
像に対応した音声も記録できるようにしたものが提案さ
れている(たとえば、特開昭58−218004号
等)。音声を記録するには、たとえばデジタル信号処理
の技術を用いて音声信号を時間軸圧縮し、該音声信号の
帯域を映像信号の帯域にまで高めて、映像信号と同じ記
録系を用いて行う方法が考えられる。この方法を用いた
場合、たとえば5KHzまでの音声信号を1/600に時間
軸圧縮することで3MHzの映像帯域の信号にすることがで
き、1フイールド期間(1/60秒)にその600倍の
約10秒間の音声信号を記録することができる。ところ
が、10秒間の音声信号に上述のデジタル信号処理を施
すには極めて大容量のメモリ装置が必要になつてしま
う。このため、たとえば10秒間を4等分し、2.5秒間
ずつデジタル信号処理をすることでメモリ装置の容量を
削減することが好ましい。この場合、4等分されそれぞ
れ時間軸圧縮された一連の各音声信号は、磁気デイスク
上の1本のトラツクを4等分した各セグメントに順次連
続的に記録される。また、各セグメントには音声信号と
共に識別信号(スタート識別信号およびエンド識別信
号)がそれぞれ記録される。なお、音声信号の圧縮率は
たとえば1/640とされる。上記識別信号は、たとえ
ばパルス幅が125μsecのパルスであり、信号再生時
において各セグメント間の連続性を保つために必要なも
のである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、再生装置側におけ上記識別信号の検出は、従
来より、たとえば再生信号を積分して得られた信号のレ
ベルを所定の検出レベルと比較することにより行われて
いる。しかし、この場合に、上記再生信号中に上記識別
信号と略同等の周波数成分およびレベルを有する音声信
号が含まれていると、この音声信号が誤つて識別信号と
して検出されてしまう虞れがある。このような誤動作を
防止するには、たとえば時間的なウインドーを設けて識
別信号であるか否かを判別する方法も考えられるが、記
録位相等に対して厳しい条件を課さなければならず回路
が複雑化してしまう。
そこで、本発明は上述した従来の問題点に鑑みて提案さ
れたものであり、回路を複雑化することなく、信号再生
時における識別信号の検出が正確に行えるようにするこ
とを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、上述した目的を達成するため、1フイールド
の映像信号が1本のトラツクとして同心円状に順次記録
されるようにした装置であつて、音声信号を記録する際
には、所望時間連続した音声信号を上記映像信号に代え
て1本又は複数のトラツクに記録するようにした記録装
置において、上記連続した音声信号をサンプリング信号
により複数のセグメントに分割する分割手段と、この分
割手段で複数のセグメントに分割された音声信号を各セ
グメント毎に記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
された各セグメント毎の音声信号を上記サンプリング信
号の周波数よりも高い周波数で読出しを行わせて上記音
声信号を時間軸圧縮して出力する圧縮手段と、この圧縮
手段によつて時間軸圧縮された音声信号に対して、該音
声信号のスタートを識別するための識別信号を付加する
信号付加手段と、上記セグメント毎に、上記圧縮手段に
よつて圧縮された音声信号と上記信号付加手段によつて
付加された識別信号とを共に記録する記録手段と、上記
記録手段によつて記録される音声信号の周波数成分から
上記識別信号の周波数成分を除去する除去手段とから構
成してなるものである。
〔作用〕
本発明に係る記録装置は、識別信号が付加された記録し
ようとする音声信号の周波数成分から上記識別信号に対
応する周波数成分が除去され、この周波数成分が除去さ
れた音声信号に基づいて記録すべき信号が形成される。
〔実施例〕
以下、本発明に係る記録装置の一実施例について図面を
用いて詳細に説明する。
第1図は本実施例の記録装置を示すブロツク図である。
この第1図において、映像信号は、入力端子1に供給さ
れ、記録回路2で所定の記録信号とされた後、ノンリニ
ア特性のプリエンフアシス回路3、切換スイツチ4を介
してFM変調回路5に送られる。そして、このFM変調
回路5でFM信号とされて磁気ヘツド6にて、たとえば
3600rpmで回転駆動されるデイスクDに記録され
る。
音声信号は、入力端子11よりローパスフイルタ12に
供給され、たとえば5KHzの帯域となるように高域が制限
される。この帯域制限は、後述するデジタル信号処理の
際に折り返し歪が発生するのを防止するために行われ
る。上記ローパスフイルタ12からの信号はハイパスフ
イルタ13に送られる。このハイパスフイルタ13は、
後述する第4図に示すスタート識別信号SIDおよびエ
ンド識別信号EIDの周波数成分を音声信号の圧縮率に
より換算して得られた周波数成分以外の周波数成分を通
過させるためのものである。すなわち、換言すると、上
記ハイパスフイルタ13は、供給された音声信号の周波
数成分から上記圧縮率により換算して得られたスタート
識別信号SIDおよびエンド識別信号EIDの周波数成
分を除去するためのものであり、これによつて、信号再
生時における各識別信号SID,EIDの検出が正確に
行える。なお、本実施例においては、各識別信号SI
D,EIDの周波数成分は4KHz程度であり、音声信号の
圧縮率は1/640であるため、換算の結果得られる周
波数成分は6Hz程度となる。具体的には、後述する再生
装置において時間軸圧縮された音声信号による積分回路
74(第8図参照)の出力が比較回路75,76の各検
出レベルa,bをそれぞれ超えない程度に、音声信号に
含まれる圧縮率により換算した後の各識別信号SID,
EIDの周波数成分以下の成分を減衰させれば良く、た
とえば表1に示すような通過特性を有するハイパスフイ
ルタを使用すれば良い。この表1は1KHzが基準(0d
B)となつており、レスポンスは最大値を示してある。
ハイパスフイルタ13からの信号はノイズリダクシヨン
用のエンコーダ14を介してA/D(アナログ/デジタ
ル)変換回路15に送られる。このA/D変換回路15
でデジタル量に変換された信号はメモリ16に書き込ま
れる。そして、メモリ16から読み出された信号はD/
A(デジタル/アナログ)変換回路17に送られアナロ
グ量に変換される。この時、音声信号のサンプリング信
号が発振器21から上記A/D変換回路15に供給され
ていると共に、上記メモリ16を駆動制御するアドレス
カウンタ22に供給されている。また、本実施例におい
ては、上記サンプリング信号の640倍の周波数の信号
が発振器23から上記D/A変換回路17に供給されて
いると共に、上記アドレスカウンタ22に供給されてい
る。更に、デイスクDの所定部に設けられた磁性片によ
るデイスクの回転位相に関連した1/60秒毎のパルス
信号がピツクアツプヘツド24にて検出されタイミング
信号発生回路25に供給されており、このパルス信号に
基づいて該タイミング信号発生回路25で発生されたタ
イミング信号が上記アドレスカウンタ22に供給されて
いる。なお、タイミング信号発生回路25からのタイミ
ング信号は、後述する識別信号発生回路26およびエン
コーダ33にも供給されている。また、上記タイミング
信号発生回路25には、図示しないシヤツター釦を操作
することにより発声されるシヤツター釦操作信号が端子
27より供給されるようになつている。
すなわち、発振器21からのサンプリング信号に応じて
A/D変換回路15でデジタル量に変換された音声信号
は、該サンプリング信号をクロツクとしてメモリ16に
書き込まれる。この時、上記音声信号は、たとえば第2
図Aに示すように、10秒間を4等分した2.5秒(1セ
グメント分)ごとにメモリ16に書き込まれる。そし
て、書き込まれた信号は、発振器23からの信号に応じ
て、第2図Bに示すように、本実施例では書き込み時の
640倍の速さでメモリ16から読み出される。換言す
ると、2.5秒間の音声信号が1/640(2.5/640/
≒3.9ミリ秒間)に時間軸圧縮されたことになる。この
時間軸圧縮された音声信号が後述する第4図の音声信号
ASに対応する。また、この読み出し時において、後述
するデイスクD上の各セグメントSA,SB,SC,SD
対応する各音声信号ASA,ASB,ASC,ASDは、第
3図に示すように、ピツクアツプヘツド24からの1/
60秒周期のパルス信号に基づき、それぞれ2.5秒間で
1/4周期(1/240秒)ずつ順次位相のずれたタイ
ミングで読み出される。
このメモリ16から読み出された音声信号は、前述した
ように、D/A変換回路17でアナログ量に変換され、
混合回路18に供給される。また、上記混合回路18に
は、タイミング信号発生回路25からのタイミング信号
に基づいて識別信号発生回路26にて発生されたスター
ト識別信号SIDおよびエンド識別信号EIDが供給さ
れる。更に、上記混合回路18には、システムコントロ
ーラ31からの制御信号に基づいて情報信号作成回路3
2にて発生された音声信号の再生動作を制御するための
情報信号APIが、エンコーダ33を介して供給され
る。上記混合回路18で各信号が混合され、第4図に示
すような形態の信号が形成される。この第4図は時間t
Sの1セグメント分の信号を示しており、時間軸圧縮さ
れた音声信号ASの前端にスタート識別信号SIDが、
後端にエンド識別信号EIDがそれぞれ配されていると
共に、音声信号の再生動作を制御するための情報信号A
PIがエンド識別信号EIDの後端に所定時間t0隔てて
配されている。また、音声信号ASの時間t1が所定の時
間(2.5/640秒間)より短い場合には、これに応じ
てエンド識別信号EIDおよび情報信号APIは配され
る位置が図中左方ににつめられ、この分だけ情報信号A
PI後の時間t2が長くされるようになつている。すなわ
ち、音声信号ASの時間t1と情報信号API後の時間t2
の合計が等しくされるようになつている。
ここで、各識別信号SID,EIDは、時間軸圧縮され
た音声信号ASの最低周波数に対応するパルスよりもパ
ルス幅Wの長いものであることは勿論であり、たとえば
125μsec程度(周波数成分は4KHz程度)である。
そして、たとえば図示の如く、スタート識別信号SID
は正極性でその立下がりエツジが基準とされ、エンド周
波数成分EIDは負極性でその立上がりエツジが基準と
される。
また、情報信号APIはたとえば64ビツトで構成さ
れ、トラツク番地、連続音声先頭番地、連続音声後続番
地、対応する画像の番地、時間圧縮率モード、セグメン
トの使用状態等のデータにより構成される。トラツク番
地のデータは信号の記録されているトラツクの絶対番地
を表すものである。連続音声先頭番地のデータは連続し
た一連の音声が複数のトラツクに跨つて記録されている
場合の先頭のトラツク番地を表すものであり、連続音声
後続番地のデータは同じく次に再生すべきトラツク番地
を表すものである。対応する画像の番地のデータは記録
されている音声信号に対応する画像信号の記録されてい
るトラツク番地を表すものであり、時間圧縮率モードの
データは記録されている音声信号の圧縮率(たとえば1
/640,1/1280等)を表すものである。セグメ
ントの使用状態のデータは4等分された各セグメントの
使用状態(たとえば、ステレオモード、バイリンガルモ
ード等)を表すものである。なお、1トラツク内の各セ
グメントSA,SB,SC,SDには同一の情報信号API
が記録される。
混合回路18からの信号はリニア特性のプリエンフアシ
ス回路19、切換スイツチ4を介してFM変調回路5に
送られる。そして、このFM変調回路5でFM信号とさ
れて磁気ヘツド6にてデイスクDに記録される。この
時、2.5秒分の各音声信号ASA,ASB,ASC,ASD
および各々に付加される識別信号SID,EIDと情報
信号APIは、第5図および第6図に模式的に示すよう
に、デイスクD上の1トラツクを4等分した各セグメン
トSA,SB,SC,SDにそれぞれ記録されるようになつ
ている。
なお、記録される音声信号の周波数成分から識別信号S
ID,EIDの周波数成分を除去するためのフイルタを
設ける位置は、混合回路18の以前であれば良く、たと
えばD/A変換回路17の直後に設けるようにしても良
い。また、A/D変換回路15とD/A変換回路17の
間にデジタルフイルタを設けるようにしても良い。
次に、再生装置について説明する。第7図は本実施例に
おける再生装置を示すブロツク図である。この第7図に
おいて、デイスクDから磁気ヘツド41にて再生された
信号はFM復調回路42に供給される。磁気ヘツド41
が映像信号の記録されたトラツク上を走査している時に
は、復調された信号はノンリニア特性のデイエンフアシ
ス回路43、再生回路44を介して出力端子45から映
像信号として取り出される。
磁気ヘツド41が音声信号の記録されたトラツク上を走
査している時には、復調された信号は、リニア特性のデ
イエンフアシス回路51を介してA/D変換回路52に
供給されると共に、識別信号検出回路61および情報信
号検出回路62に供給される。識別信号検出回路61で
検出されたスタート識別信号SIDおよびエンド識別信
号EIDは、タイミング信号発生回路63に送られる。
エンド識別信号EIDは上記情報信号検出回路62にも
送られ、このエンド識別信号EIDに基づくタイミング
で該情報信号検出回路62にて検出された音声信号の再
生動作を制御するための情報信号APIも上記タイミン
グ信号発生回路63に送られる。また、情報信号API
はシステムコントローラ64にも供給され、該システム
コントローラ64にて装置全体の制御が行われる。な
お、上記各識別信号SID,EIDの検出は、音声信号
によつて誤動作が発生することなく、極めて正確に行わ
れる。これについては、後に第8図を用いて詳述する。
A/D変換回路52でデジタル量に変換された音声信号
はメモリ53に書き込まれる。そして、メモリ53から
読み出された信号はD/A変換回路54に送られアナロ
グ量に変換される。ここで、前述した発振器23と等し
い周波数の信号が発振器65から上記A/D変換回路5
2に供給されていると共に、上記メモリ53を駆動制御
するアドレスカウンタ66に供給されている。また、前
述した発振器21と等しい周波数の信号、すなわち上記
発振器65から出力される信号の1/640の周波数の
信号が発振器67から上記D/A変換回路54に供給さ
れていると共に、上記アドレスカウンタ66に供給され
ている。更に、ピツクアツプヘツド68からの1/60
秒周期のパルス信号に基づくタイミング信号が、タイミ
ング信号発生回路63で発生され上記アドレスカウンタ
66に供給されている。
すなわち、たとえば、スタート識別信号SIDの立下り
が検出されると、再び第4図に示すように、検出された
時点から時間t3後からメモリ53への信号の書き込みが
開始され、その後は発振器63からの信号に応じて書き
込みが続けられる。そして、エンド識別信号EIDの立
上りが検出されると、書き込みが停止される。読み出し
は、発振器67からの信号に応じて書き込み時の1/6
40の速さで行われる。換言すると、記録時とは全く逆
の動作が行われ、音声信号は640倍に時間軸方向に伸
長され元の長さに戻されたことになる。
なお、エンド識別信号EIDによりメモリ53への信号
の書き込みが停止された後に、時間t4分だけ該メモリ5
3のアドレスが戻されるようになつている。この動作が
各セグメント毎に繰り返されることにより、メモリ53
には各セグメントの音声信号ASの部分が連続して書き
込まれる。
また、各セグメント間の音声信号にオーバーラツプを設
けて記録している場合には、メモリ53のアドレスを戻
す際にt4+α(オーバーラツプ分)のアドレスを戻すよ
うにする。これによつて、ジツタ成分等による不連続の
発生を防止できる。
D/A変換回路54からの信号は、ノイズリダクシヨン
のデコーダ55を介して出力端子56から連続的な音声
信号として取り出される。
この再生装置における識別信号検出回路61は、本実施
例においては第8図に示すような構成となつている。す
なわち、デイエンフアシス回路51からの信号(第9図
A)が入力端子71を介して、立下りエツジ検出用の微
分回路72、立上りエツジ検出用の微分回路73、およ
び積分回路74に供給され、各々からそれぞれ第9図
B,C,Dに示すような信号が取り出される。この内の
積分回路74によつて取り出された信号(第9図D)は
それぞれ破線a,bで示す検出レベルを有する比較回路
75,76に供給され、各々から第9図E,Fに示すよ
うな信号が取り出される。これらの信号がそれぞれAN
D回路77,78に供給されると共に、微分回路72,
73からの信号が該AND回路77,78にそれぞれ供
給される。そして、AND回路77によりスタート識別
信号SID(立下り)が検出され、出力端子79に第9
図Gに示すような出力信号が得られるようになつてい
る。また、AND回路78によりエンド識別信号EID
(立上り)が検出され、出力端子80に第9図Hに示す
ような出力信号が得られるようになつている。
この各識別信号SID,EIDの検出は、時間軸圧縮さ
れた音声信号によつて誤動作されることなく極めて正確
に行うことができる。すなわち、音声信号は積分回路7
4により積分されても、比較回路75,76の各検出レ
ベルa,bを超えるようなことがないということでる。
これは、信号記録時において、識別信号SID,EID
の周波数成分を音声信号の圧縮率により換算して得られ
た周波数成分を、記録しようとする音声信号の周波数成
分からハイパスフイルタ13によつて除去しておいたか
らである。
また、前述したように、音声信号の再生動作を制御する
ための情報信号APIは、トラツク番地、連続音声先頭
番地、連続音声後続番地、対応する画像の番地、時間圧
縮率モード、セグメントの使用状態等のデータにより構
成されており、この情報信号APIが各セグメントに音
声信号と共に記録されることにより以下に述べるような
効果が得られる。
たとえば、複数のトラツクに跨つて音声信号を記録した
ような場合でも、再生時に画像トラツクと音声トラツク
を区別することができ、画像に対応した音声を再生する
ことができる。一例として、第10図に示すように、ト
ラツクT1に映像信号を記録し、これに対応する音声信
号をトラツクT2〜T4に記録する場合には、情報信号A
PIとして、各トラツク(4セグメント)にトラツク番
地「2〜4」および対応する画像の番地「1」の他に連
続音声先頭番地および連続音声後続番地等のデータを同
時に記録すれば良い。トラツクT2〜T4の連続音声先頭
番地はいずれも「2」である。連続音声後続番地につい
ては、トラツクT2は「3」、トラツクT3は「4」、ト
ラツクT4はたとえば「0」である。これにより、再生
時において磁気ヘツド41はトラツクT2→T3→T4
順次送られる。なお、トラツクT4の連続音声後続番地
を「2」とすることにより、トラツクT2〜T4に記録さ
れた音声信号をエンドレス再生することもできる。ま
た、1本のトラツクにしか音声信号が記録されていない
場合には、そのトラツクの番地を連続音声後続番地とす
ることによりエンドレス再生を行うことができる。
また、連続撮影を行う場合でも、各画像に対応した音声
信号の記録および再生を行うことができる。この場合に
は、たとえば、第11図に示すように、一画像に対応す
る音声信号ASA,ASBはセグメントSAおよびセグメ
ントSBの途中まで記録され、残りのセグメントSC,S
Dはダミーセグメントとされる。セグメントSBにおいて
は、音声信号ASBが途絶えた直後に、エンド識別信号
EIDおよび情報信号APIが記録される。この場合に
も、情報信号APIとして、トラツク番地、対応する画
像の番地、連続音声先頭番地、連続音声後続番地等のデ
ータが各セグメントSA〜SDに記録されることは勿論で
ある。再生時においては、セグメントSBのエンド識別
信号EIDおよび情報信号APIが検出された時点で磁
気ヘツド41が移動され、次の画像に対応するトラツク
が再生される。このような信号の記録状態は、連続撮影
に限らず、通常の撮影において一画像に対応する音声が
10秒以内と短い場合にも適用される。これにより、無
駄な再生動作を行わずに済む。
更に、1トラツクの4つのセグメントの内、たとえばセ
グメントSA,SCを右(R)チヤンネル、セグメントS
B,SDを左(L)チヤンネルとしステレオで記録・再生
を行うこともできるし、セグメントSA,SCを日本語、
セグメントSB,SDを英語としいわゆるバイリンガルの
記録・再生を行うこともできる。また、各セグメントS
A〜SDをそれぞれ独立して使用し4チヤンネルの記録・
再生を行うこともできる。この場合には、情報信号AP
Iの1つであるセグメントの使用状態のデータを、各セ
グメントに順次連続した音声を記録する場合とは異なつ
たものとすれば良い。
更にまた、音声信号の圧縮率をたとえば2倍の1/12
80とし、1トラツクに記録可能な時間を20秒間とす
ることもできる。この場合には、情報信号APIの1つ
である時間圧縮率モードのデータを、圧縮率が1/64
0の場合とは異なつたものとすれば良い。
〔発明の効果〕
上述した実施例の説明から明らかなように、本発明に係
る記録装置では、記録される音声信号の周波数成分から
識別信号の周波数成分を除去するフイルタの如き除去手
段を設け、この除去手段を通過した信号に基づいて記録
信号が形成される。このため、再生装置の構成は従来の
ままで良く、回路を複雑化することなく、識別信号の検
出を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る記録装置の一実施例を示すブロツ
ク図、第2図は音声信号の圧縮状態を示すタイムチヤー
ト、第3図はメモリに書き込まれた音声信号の読み出し
タイミングを示すタイムチヤート、第4図は上記実施例
の記録装置において1セグメントに記録される音声に関
わる信号の形態を示す波形図、第5図は1トラツクが4
等分された各セグメントを示すデイスクの平面図、第6
図は上記各セグメントに記録される信号を模式的に示す
デイスクの平面図、第7図は上記実施例における再生装
置を示すブロツク図、第8図は上記再生装置における識
別信号検出回路を示すブロツク図、第9図は第8図に示
した識別信号検出回路の動作を説明するためのタイムチ
ヤート、第10図は複数のトラツクに跨つて音声信号を
記録した場合の一例を示すデイスクの平面図、第11図
は連続撮影の場合にデイスク上の1トラツクに記録され
た信号を模式的に示すデイスクの平面図である。 SA,SB,SC,SD……セグメント AS……音声信号 SID……スタート識別信号 EID……エンド識別信号 API……情報信号 5……FM変調回路 13……ハイパスフイルタ 15……A/D変換回路 16……メモリ 17……D/A変換回路 18……混合回路 26……識別信号発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フイールドの映像信号が1本のトラツク
    として同心円状に順次記録されるようにした装置であつ
    て、音声信号を記録する際には、所望時間連続した音声
    信号を上記映像信号に代えて1本又は複数のトラツクに
    記録するようにした記録装置において、 上記連続した音声信号をサンプリング信号により複数の
    セグメントに分割する分割手段と、 上記分割手段で複数のセグメントに分割された音声信号
    を各セグメント毎に記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された各セグメント毎の音声信号を
    上記サンプリング信号の周波数よりも高い周波数で読出
    しを行わせて上記音声信号を時間軸圧縮して出力する圧
    縮手段と、 上記圧縮手段によつて時間軸圧縮された音声信号に対し
    て、該音声信号のスタートを識別するための識別信号を
    付加する信号付加手段と、 上記セグメント毎に、上記圧縮手段によつて圧縮された
    音声信号と上記信号付加手段によつて付加された識別信
    号とを共に記録する記録手段と、 上記記録手段によつて記録される音声信号の周波数成分
    から上記識別信号の周波数成分を除去する除去手段とを
    備えたことを特徴とする記録装置。
JP60043874A 1985-03-06 1985-03-06 記録装置 Expired - Lifetime JPH0618041B2 (ja)

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