JPH06180128A - 脱臭装置を備えた空気調和機 - Google Patents
脱臭装置を備えた空気調和機Info
- Publication number
- JPH06180128A JPH06180128A JP4330225A JP33022592A JPH06180128A JP H06180128 A JPH06180128 A JP H06180128A JP 4330225 A JP4330225 A JP 4330225A JP 33022592 A JP33022592 A JP 33022592A JP H06180128 A JPH06180128 A JP H06180128A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- deodorizing
- deodorizing device
- indoor unit
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の室内ユニットに吸着型熱分解方
式の脱臭装置を取り付けることにより、メンテナンス不
要の脱臭性能を達成する。 【構成】 空気調和機室内ユニットに取り付けられた脱
臭装置の脱臭触媒２により脱臭を行い、シーズヒータ３
による加熱により、脱臭触媒２を再生する。
式の脱臭装置を取り付けることにより、メンテナンス不
要の脱臭性能を達成する。 【構成】 空気調和機室内ユニットに取り付けられた脱
臭装置の脱臭触媒２により脱臭を行い、シーズヒータ３
による加熱により、脱臭触媒２を再生する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機室内機にお
いて吸着型熱分解触媒方式の脱臭装置を備えた空気調和
機に関するものである。
いて吸着型熱分解触媒方式の脱臭装置を備えた空気調和
機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のセパレート型空気調和機の室内機
においては、例えば特開平１−１０７８２５号公報等で
知られているように室内機吸入部に、タバコ臭やし尿と
いった悪臭に対して消臭効果の高い脱臭剤を添着した粒
状活性炭を含有させたウレタンフォームからなるエアー
フィルターを取り付け脱臭を行なっていた。
においては、例えば特開平１−１０７８２５号公報等で
知られているように室内機吸入部に、タバコ臭やし尿と
いった悪臭に対して消臭効果の高い脱臭剤を添着した粒
状活性炭を含有させたウレタンフォームからなるエアー
フィルターを取り付け脱臭を行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の室内機の脱臭装置は脱臭性能が時間の経過とと
もに低下するため、数カ月毎に脱臭剤を添着した粒状活
性炭を含有させたウレタンフォーム交換する必要があっ
た。そのため、数カ月に一回の割合で空気調和機室内機
内の脱臭ユニットの交換という煩雑な作業が必要であ
り、メンテナンス性が良好ではなかった。
な従来の室内機の脱臭装置は脱臭性能が時間の経過とと
もに低下するため、数カ月毎に脱臭剤を添着した粒状活
性炭を含有させたウレタンフォーム交換する必要があっ
た。そのため、数カ月に一回の割合で空気調和機室内機
内の脱臭ユニットの交換という煩雑な作業が必要であ
り、メンテナンス性が良好ではなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の技術的手段は、空気調和機室内機に吸着型熱
分解触媒方式の脱臭装置を取り付けたものである。
の本発明の技術的手段は、空気調和機室内機に吸着型熱
分解触媒方式の脱臭装置を取り付けたものである。
【０００５】また、本発明は、空気調和機室内機の送風
機のケーシング内に吸着型熱分解触媒方式の脱臭装置を
備えたものである。
機のケーシング内に吸着型熱分解触媒方式の脱臭装置を
備えたものである。
【０００６】さらに、本発明は、防熱板を有する吸着型
熱分解触媒方式の脱臭装置を備えたものである。
熱分解触媒方式の脱臭装置を備えたものである。
【０００７】
【作用】上記技術的手段による作用は、以下の通りであ
る。
る。
【０００８】すなわち、吸着型熱分解触媒方式の脱臭装
置を取り付けることにより、脱臭装置の交換といった煩
雑なメンテナンス作業が不要となり、かつ良好な脱臭性
能が得られる。
置を取り付けることにより、脱臭装置の交換といった煩
雑なメンテナンス作業が不要となり、かつ良好な脱臭性
能が得られる。
【０００９】また、本発明は、吸着型熱分解触媒方式の
脱臭装置を送風機のケーシング内に取り付けることによ
り、空気調和機室内機の小型化および低騒音、高効率等
の高性能化を図るものである。
脱臭装置を送風機のケーシング内に取り付けることによ
り、空気調和機室内機の小型化および低騒音、高効率等
の高性能化を図るものである。
【００１０】さらに、本発明は防熱板を有する吸着型熱
分解触媒方式の脱臭装置を取り付けることにより空気調
和機室内機の小型化、安全性の向上を図るものである。
分解触媒方式の脱臭装置を取り付けることにより空気調
和機室内機の小型化、安全性の向上を図るものである。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１は脱臭装置を示したものであ
り、１は脱臭部でありアルミニウム等の素材にゼオライ
ト、アルニナ、シリカ、貴金属、希土類酸化物からなる
脱臭触媒２を塗布したものであり、３はシーズヒータで
ある。上記構成からなる脱臭装置は第２図に示される空
気調和機室内機の吸入部４に取り付けられる。
しながら説明する。図１は脱臭装置を示したものであ
り、１は脱臭部でありアルミニウム等の素材にゼオライ
ト、アルニナ、シリカ、貴金属、希土類酸化物からなる
脱臭触媒２を塗布したものであり、３はシーズヒータで
ある。上記構成からなる脱臭装置は第２図に示される空
気調和機室内機の吸入部４に取り付けられる。
【００１２】なお、５は熱交換器、６は送風機である。
上記構成において空気調和機を運転する。すなわち送風
機６を運転した場合、室内の空気は空気調和機室内機に
導入され、さらに脱臭部を通過する。この時、脱臭触媒
２は室内空気の臭気成分を吸着する。これにより、室内
空気の脱臭が行なわれる。この段階は単なる物理吸着で
あり、一定量以上の臭気物質を吸着すると飽和してしま
い、脱臭性能が低下する。このため、シーズヒータ３の
熱を利用し脱臭部を３００℃程度まで加熱することによ
り、脱臭触媒２を再生することにより永続性を確保す
る。ここで、単なる熱再生では、吸着されていた臭気成
分がそのまま空気中に放出されてしまうため、低温酸化
触媒である白金を用いて臭気成分が放出される課程で酸
化分解させる。以上により、メンテナンスなしで長期間
にわたって信頼性の高い脱臭が可能となる。
上記構成において空気調和機を運転する。すなわち送風
機６を運転した場合、室内の空気は空気調和機室内機に
導入され、さらに脱臭部を通過する。この時、脱臭触媒
２は室内空気の臭気成分を吸着する。これにより、室内
空気の脱臭が行なわれる。この段階は単なる物理吸着で
あり、一定量以上の臭気物質を吸着すると飽和してしま
い、脱臭性能が低下する。このため、シーズヒータ３の
熱を利用し脱臭部を３００℃程度まで加熱することによ
り、脱臭触媒２を再生することにより永続性を確保す
る。ここで、単なる熱再生では、吸着されていた臭気成
分がそのまま空気中に放出されてしまうため、低温酸化
触媒である白金を用いて臭気成分が放出される課程で酸
化分解させる。以上により、メンテナンスなしで長期間
にわたって信頼性の高い脱臭が可能となる。
【００１３】次に、第３図により、本発明の第２の実施
例について説明する。同図は空気調和機室内機の内部を
示したものであり、７は送風機のケーシングである。こ
のケーシング７内に脱臭装置８を取り付けたものであ
る。空気調和機室内機の空きスペースであるケーシング
７内に脱臭装置８を取り付けることで、外形寸法をほと
んど変更することなくコンパクト性を維持しつつ、脱臭
機能を付加することが可能となる。
例について説明する。同図は空気調和機室内機の内部を
示したものであり、７は送風機のケーシングである。こ
のケーシング７内に脱臭装置８を取り付けたものであ
る。空気調和機室内機の空きスペースであるケーシング
７内に脱臭装置８を取り付けることで、外形寸法をほと
んど変更することなくコンパクト性を維持しつつ、脱臭
機能を付加することが可能となる。
【００１４】さらに、比較的空気流速の低いケーシング
７上部に脱臭装置８を取り付けることにより、送風機６
の騒音増加あるいは風量低下を小さくすることが可能と
なり、空気調和機室内機の低騒音化、高効率化が出来
る。
７上部に脱臭装置８を取り付けることにより、送風機６
の騒音増加あるいは風量低下を小さくすることが可能と
なり、空気調和機室内機の低騒音化、高効率化が出来
る。
【００１５】さらに、脱臭装置８をケーシング７内に取
り付けることにより、シーズヒータ３の加熱時に使用者
が誤って接触し火傷等をする危険を防止することが可能
となる。
り付けることにより、シーズヒータ３の加熱時に使用者
が誤って接触し火傷等をする危険を防止することが可能
となる。
【００１６】次に、第４図により、本発明の第３の実施
例について説明する。同図は空気調和機室内機の内部を
示したものであり、９は防熱板である。
例について説明する。同図は空気調和機室内機の内部を
示したものであり、９は防熱板である。
【００１７】さらに、第５図に脱臭装置の詳細図を示
す。脱臭装置３に防熱板９が取り付けられている。防熱
板９により脱臭触媒２の再生のためのシーズヒータ３の
加熱による、送風機を構成しているクロスフローファン
１０、台枠１１等の樹脂部品の熱変形、発火等を防止す
ることが可能となり、かつ樹脂部品との距離を接近させ
ることが可能となるため、空気調和機室内機の小型化が
可能となる。
す。脱臭装置３に防熱板９が取り付けられている。防熱
板９により脱臭触媒２の再生のためのシーズヒータ３の
加熱による、送風機を構成しているクロスフローファン
１０、台枠１１等の樹脂部品の熱変形、発火等を防止す
ることが可能となり、かつ樹脂部品との距離を接近させ
ることが可能となるため、空気調和機室内機の小型化が
可能となる。
【００１８】
【発明の効果】上記実施例でも明かなように本発明は、
空気調和機室内機において吸着型熱分解触媒方式の脱臭
装置を取り付けることにより、メンテナンスなしで長期
間にわたって信頼性の高い脱臭が可能となる。
空気調和機室内機において吸着型熱分解触媒方式の脱臭
装置を取り付けることにより、メンテナンスなしで長期
間にわたって信頼性の高い脱臭が可能となる。
【００１９】さらに、脱臭装置を送風機のケーシング内
に設置することにより、空気調和機室内機の小型化、高
効率化等の高性能化及び安全性の向上が可能となる。
に設置することにより、空気調和機室内機の小型化、高
効率化等の高性能化及び安全性の向上が可能となる。
【００２０】さらに、防熱板を有する吸着型熱分解触媒
方式の脱臭装置を取り付けることにより空気調和機の小
型化、安全性の向上が可能となる。
方式の脱臭装置を取り付けることにより空気調和機の小
型化、安全性の向上が可能となる。
【図１】本発明の第１実施例における脱臭装置の斜視図
【図２】本発明の第１実施例における空気調和機室内ユ
ニット構成の断面図
ニット構成の断面図
【図３】本発明の第２実施例における空気調和機室内ユ
ニット構成の断面図
ニット構成の断面図
【図４】本発明の第３実施例における空気調和機室内ユ
ニット構成の断面図
ニット構成の断面図
【図５】本発明の第３実施例における脱臭装置の斜視図
１ 脱臭部 ２ 脱臭触媒 ３ シーズヒータ ４ 吸入部 ５ 熱交換器 ６ 送風器 ７ ケーシング ８ 脱臭装置 ９ 防熱板 １０ クロスフローファン １１ 台枠
フロントページの続き (72)発明者 正原 定巳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤原 克彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 下河 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】送風機、熱交換器を有する空気調和機室内
機において、吸着型熱分解触媒方式の脱臭装置を備えた
ことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】吸着型熱分解触媒方式の脱臭装置を空気調
和機室内機における送風機のケーシング内に備えたこと
を特徴とする請求項１記載の空気調和機。 - 【請求項３】防熱板を有する吸着型熱分解触媒方式の脱
臭装置を備えたことを特徴とする請求項１または２記載
の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4330225A JPH06180128A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 脱臭装置を備えた空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4330225A JPH06180128A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 脱臭装置を備えた空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06180128A true JPH06180128A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18230258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4330225A Pending JPH06180128A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 脱臭装置を備えた空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06180128A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6156099A (en) * | 1997-11-26 | 2000-12-05 | Funai Electric Co., Ltd. | Method and apparatus for self-cleaning dust collection electrode of electronic dust collector and electronic dust collector having self-cleaning function and air conditioner with electronic dust collector |
| US6171376B1 (en) * | 1997-11-26 | 2001-01-09 | Funai Electric Co., Ltd. | Air conditioner with electronic dust collector |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP4330225A patent/JPH06180128A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6156099A (en) * | 1997-11-26 | 2000-12-05 | Funai Electric Co., Ltd. | Method and apparatus for self-cleaning dust collection electrode of electronic dust collector and electronic dust collector having self-cleaning function and air conditioner with electronic dust collector |
| US6171376B1 (en) * | 1997-11-26 | 2001-01-09 | Funai Electric Co., Ltd. | Air conditioner with electronic dust collector |
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