JPH06179189A - ハンドリング位置決め装置 - Google Patents
ハンドリング位置決め装置Info
- Publication number
- JPH06179189A JPH06179189A JP35405192A JP35405192A JPH06179189A JP H06179189 A JPH06179189 A JP H06179189A JP 35405192 A JP35405192 A JP 35405192A JP 35405192 A JP35405192 A JP 35405192A JP H06179189 A JPH06179189 A JP H06179189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- hand
- positioning
- positioning device
- circuits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワ−クの傾きに応じて位置決め方向および位
置決め姿勢を変化せるもの。 【構成】 ワ−ク11をハンド13で保持し、作動手段
12によりテ−ブル16上に搬入して、テ−ブル16に
近設した左右の検出センサ14,15の両方ON(AN
D)回路1,2によりワ−ク11を検出するようにした
ハンドリング位置決め装置において、ON(AND)回
路1,2にワ−ク11の傾きを検出する論理(OR)回
路3,4,5,6,7を併設したもの。 【効果】 ワ−クの傾きに応じて作動手段の移動方向が
最適方向となり、ハンドの滑りに無理がなくなる。した
がって位置決めミスがなくなり特にワ−クの幅と奥行の
比が小さい場合には著しい効果を奏することができる。
置決め姿勢を変化せるもの。 【構成】 ワ−ク11をハンド13で保持し、作動手段
12によりテ−ブル16上に搬入して、テ−ブル16に
近設した左右の検出センサ14,15の両方ON(AN
D)回路1,2によりワ−ク11を検出するようにした
ハンドリング位置決め装置において、ON(AND)回
路1,2にワ−ク11の傾きを検出する論理(OR)回
路3,4,5,6,7を併設したもの。 【効果】 ワ−クの傾きに応じて作動手段の移動方向が
最適方向となり、ハンドの滑りに無理がなくなる。した
がって位置決めミスがなくなり特にワ−クの幅と奥行の
比が小さい場合には著しい効果を奏することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレス装置とワ−ク自動
搬送装置等を組合せた場合のハンドリング位置決め装置
に関する。
搬送装置等を組合せた場合のハンドリング位置決め装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス機械等にワ−クを自動位置
決めする場合、例えば図3に示すようにワ−ク11を運
び位置決めする作動手段12、ワ−ク11を一定の把握
力で保持するハンド13、およびワ−ク11の位置を決
める検出センサ14,15等を使用してワ−ク11の両
端近くに配置している。そして通常、検出センサ14,
15はワ−クストッパと兼用され、つぎのような動作を
する。 作動手段12の固定シ−ケンスによりハンド1
3で保持されたワ−ク11をテ−ブル16上に持ってく
る。このとき検出センサ(左)14、(右)15とワ−
ク11との間に調整量 だけの隙間を置くようにする。
作動手段12は速度を減じて検出センサ14,15に
ワ−ク11を近づくように移動する。このとき、検出セ
ンサ(左)14、(右)15の両方がワ−ク11を検知
することによりワ−ク位置決め完了として作動手段12
の移動を停止させワ−クセット完了とする。ここでもし
ワ−ク11に傾きがあったときはハンド13とワ−ク1
1との滑りで修正される。
決めする場合、例えば図3に示すようにワ−ク11を運
び位置決めする作動手段12、ワ−ク11を一定の把握
力で保持するハンド13、およびワ−ク11の位置を決
める検出センサ14,15等を使用してワ−ク11の両
端近くに配置している。そして通常、検出センサ14,
15はワ−クストッパと兼用され、つぎのような動作を
する。 作動手段12の固定シ−ケンスによりハンド1
3で保持されたワ−ク11をテ−ブル16上に持ってく
る。このとき検出センサ(左)14、(右)15とワ−
ク11との間に調整量 だけの隙間を置くようにする。
作動手段12は速度を減じて検出センサ14,15に
ワ−ク11を近づくように移動する。このとき、検出セ
ンサ(左)14、(右)15の両方がワ−ク11を検知
することによりワ−ク位置決め完了として作動手段12
の移動を停止させワ−クセット完了とする。ここでもし
ワ−ク11に傾きがあったときはハンド13とワ−ク1
1との滑りで修正される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の位
置決め動作においては、検出センサ(左)14、(右)
15の両方にワ−ク11が当たるまで作動手段12を一
定(X)方向に動かしていた。すなわち、図4(a)に
示すように傾いたワ−ク11が位置決めされたとする
と、ハンド13はX方向に移動し、何処かで図4(b)
に示すように検出センサ(左)14に当たる。さらにハ
ンド13はX方向に進んでワ−ク11がA方に回転すれ
ば、図4(c)に示すように位置決め完了となる。しか
し回転しようとしたとき、ハンド13にかかる力は移動
力をFとすれば、回転させるモ−メント=Y・F、回転
に逆らうモ−メント=X・Fとなる。したがってハンド
13の縦と横の摩擦係数が同じとすれば、Y/X>1で
ないとワ−ク11は回転しない。このためつぎの問題点
が発生し易い。すなわち、ワ−ク11の傾きで片方の検
出センサにワ−ク11が当たった場合、作動手段12は
そのまま移動し続けるが、ハンド13の滑りだけではワ
−ク11の傾きが修正しきれずに位置決めミスとなる場
合があった。特にY長さに対してX長さが大きいワ−ク
11の場合、およびハンド13の高さHがテ−ブル16
とずれる形状のワーク11に多く発生する。
置決め動作においては、検出センサ(左)14、(右)
15の両方にワ−ク11が当たるまで作動手段12を一
定(X)方向に動かしていた。すなわち、図4(a)に
示すように傾いたワ−ク11が位置決めされたとする
と、ハンド13はX方向に移動し、何処かで図4(b)
に示すように検出センサ(左)14に当たる。さらにハ
ンド13はX方向に進んでワ−ク11がA方に回転すれ
ば、図4(c)に示すように位置決め完了となる。しか
し回転しようとしたとき、ハンド13にかかる力は移動
力をFとすれば、回転させるモ−メント=Y・F、回転
に逆らうモ−メント=X・Fとなる。したがってハンド
13の縦と横の摩擦係数が同じとすれば、Y/X>1で
ないとワ−ク11は回転しない。このためつぎの問題点
が発生し易い。すなわち、ワ−ク11の傾きで片方の検
出センサにワ−ク11が当たった場合、作動手段12は
そのまま移動し続けるが、ハンド13の滑りだけではワ
−ク11の傾きが修正しきれずに位置決めミスとなる場
合があった。特にY長さに対してX長さが大きいワ−ク
11の場合、およびハンド13の高さHがテ−ブル16
とずれる形状のワーク11に多く発生する。
【0004】本発明はこれに鑑み、ワ−クの傾きに応じ
て位置決め方向を変化せることのできるハンドリング位
置決め装置を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図る
ことを目的としてなされたものである。
て位置決め方向を変化せることのできるハンドリング位
置決め装置を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図る
ことを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題点を
解決する手段として本発明はワ−クをハンドで保持し、
作動手段によりテ−ブル上に搬入して、該テ−ブルに近
設した左右の検出センサの両方ON(AND)回路によ
りワ−クを検出するようにしたハンドリング位置決め装
置において、前記ON(AND)回路にワ−クの傾きを
検出する論理(OR)回路を併設したことを特徴とす
る。
解決する手段として本発明はワ−クをハンドで保持し、
作動手段によりテ−ブル上に搬入して、該テ−ブルに近
設した左右の検出センサの両方ON(AND)回路によ
りワ−クを検出するようにしたハンドリング位置決め装
置において、前記ON(AND)回路にワ−クの傾きを
検出する論理(OR)回路を併設したことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】上記構成によれば、ワ−クの傾きに応じて作動
手段の移動が最適位置に変更することができるので位置
決めが容易となる。
手段の移動が最適位置に変更することができるので位置
決めが容易となる。
【0007】
【実施例】図1は本発明にかかるハンドリング位置決め
装置の一実施例の回路を示し、図2は図1の検出動作の
順序を示すフロ−チャ−トである。
装置の一実施例の回路を示し、図2は図1の検出動作の
順序を示すフロ−チャ−トである。
【0008】以下、本発明を図1および図2に示す一実
施例を参照して説明する。本発明は図3に示したように
ワ−ク11をハンド13で保持し、作動手段12により
テ−ブル16上に搬入して、当該テ−ブル16に近設し
た左右の検出センサ14,15の両方ON(AND)回
路1,2によりワ−ク11を検出するようにしたハンド
リング位置決め装置において、前記ON(AND)回路
1,2にワ−ク11の傾きを検出する論理(OR)回路
3,4,5,6,7を併設したものである。
施例を参照して説明する。本発明は図3に示したように
ワ−ク11をハンド13で保持し、作動手段12により
テ−ブル16上に搬入して、当該テ−ブル16に近設し
た左右の検出センサ14,15の両方ON(AND)回
路1,2によりワ−ク11を検出するようにしたハンド
リング位置決め装置において、前記ON(AND)回路
1,2にワ−ク11の傾きを検出する論理(OR)回路
3,4,5,6,7を併設したものである。
【0009】すなわち、図1においては検出センサ左
右の14,15の両方でON(AND)ワ−クを検出す
る信号。は検出センサ左右の14,15のどちらかが
ON(OR)でワ−クを検出する信号。は検出センサ
(左)14のONでワ−クを検出する信号。検出セン
サ(右)15のONでワ−クを検出する信号。これら信
号は回路3,4,5,6,7から別々の配線により作動
手段(図3参照)と接続したものである。
右の14,15の両方でON(AND)ワ−クを検出す
る信号。は検出センサ左右の14,15のどちらかが
ON(OR)でワ−クを検出する信号。は検出センサ
(左)14のONでワ−クを検出する信号。検出セン
サ(右)15のONでワ−クを検出する信号。これら信
号は回路3,4,5,6,7から別々の配線により作動
手段(図3参照)と接続したものである。
【0010】つぎに動作を図2に示すフロ−チャ−ト、
図3および図4を参照しながら説明する。まず、図4
(a)に示す状態からワ−クの位置決め、すなわち検出
動作がスタ−トする。つぎに、ステップ1において、作
動手段12は図1のの信号をチェックしながらワ−ク
11をX方向へ設定量移動させる。このとき設定した距
離を移動しても信号がなかったときはミスとしてミス発
生の処理を行う。そしての信号がONになったときX
方向の移動を停止する。つぎにステップ2において図1
の、あるいはステップ3において図1ののいずれか
のyes,noのチェックを行い、これによりワ−ク1
1の状態が図4(b)か、この逆の状態かを識別する。
図1の、の何れかの信号により作動手段12はステ
ップ4、または5において検出センサ(左)14あるい
は(右)15を中心とする円弧の接線方向に信号をチ
ェックしながら移動する。実際には先にONしているセ
ンサからワ−ク11が離れるのを防ぐため、X方向の移
動量を合成した移動とする。このときの円弧の移動に比
例してハンド13の姿勢を変化させても良い。この場
合、当たっているストッパ(検出センサ)を中心とする
円弧の接線でハンド13が移動するので、ワ−ク11の
回転を妨げるモ−メントは発生しない。このため残され
たストッパ(検出センサ)に当てる操作がスム−ズに行
われる。そして信号がONしたら移動を停止して位置
決めは完了となる。なお、ステップ4,5において発生
したミスはステップ1と同様に処理される。
図3および図4を参照しながら説明する。まず、図4
(a)に示す状態からワ−クの位置決め、すなわち検出
動作がスタ−トする。つぎに、ステップ1において、作
動手段12は図1のの信号をチェックしながらワ−ク
11をX方向へ設定量移動させる。このとき設定した距
離を移動しても信号がなかったときはミスとしてミス発
生の処理を行う。そしての信号がONになったときX
方向の移動を停止する。つぎにステップ2において図1
の、あるいはステップ3において図1ののいずれか
のyes,noのチェックを行い、これによりワ−ク1
1の状態が図4(b)か、この逆の状態かを識別する。
図1の、の何れかの信号により作動手段12はステ
ップ4、または5において検出センサ(左)14あるい
は(右)15を中心とする円弧の接線方向に信号をチ
ェックしながら移動する。実際には先にONしているセ
ンサからワ−ク11が離れるのを防ぐため、X方向の移
動量を合成した移動とする。このときの円弧の移動に比
例してハンド13の姿勢を変化させても良い。この場
合、当たっているストッパ(検出センサ)を中心とする
円弧の接線でハンド13が移動するので、ワ−ク11の
回転を妨げるモ−メントは発生しない。このため残され
たストッパ(検出センサ)に当てる操作がスム−ズに行
われる。そして信号がONしたら移動を停止して位置
決めは完了となる。なお、ステップ4,5において発生
したミスはステップ1と同様に処理される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明はワ−クをハ
ンドで保持し、作動手段によりテ−ブル上に搬入して、
該テ−ブルに近設した左右の検出センサの両方ON(A
ND)回路によりワ−クを検出するようにしたハンドリ
ング位置決め装置において、前記ON(AND)回路に
ワ−クの傾きを検出する論理(OR)回路を併設したた
め、ワ−クの傾きに応じて作動手段の移動方向が最適方
向となり、ハンドの滑りに無理がなくなる。したがって
位置決めミスがなくなり特にワ−クの幅と奥行の比が小
さい場合には著しい効果を奏することができる。
ンドで保持し、作動手段によりテ−ブル上に搬入して、
該テ−ブルに近設した左右の検出センサの両方ON(A
ND)回路によりワ−クを検出するようにしたハンドリ
ング位置決め装置において、前記ON(AND)回路に
ワ−クの傾きを検出する論理(OR)回路を併設したた
め、ワ−クの傾きに応じて作動手段の移動方向が最適方
向となり、ハンドの滑りに無理がなくなる。したがって
位置決めミスがなくなり特にワ−クの幅と奥行の比が小
さい場合には著しい効果を奏することができる。
【図1】本発明にかかるハンドリング位置決め装置の一
実施例の回路を示す説明図である。
実施例の回路を示す説明図である。
【図2】本発明の検出動作の順序を示すフロ−チャ−ト
である。
である。
【図3】従来のワ−ク位置決め装置の一例を示す説明図
である。
である。
【図4】図3による位置決め動作を示す説明図である。
1,2,3,4,5,6 回路 11 ワ−ク 12 作動手段 13 ハンド 14 検出センサ(左) 15 検出センサ(右) 16 テ−ブル
Claims (1)
- 【請求項1】 ワ−クをハンドで保持し、作動手段によ
りテ−ブル上に搬入して、該テ−ブルに近設した左右の
検出センサの両方ON(AND)回路によりワ−クを検
出するようにしたハンドリング位置決め装置において、
前記ON(AND)回路にワ−クの傾きを検出する論理
(OR)回路を併設したことを特徴とするハンドリング
位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35405192A JPH06179189A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | ハンドリング位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35405192A JPH06179189A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | ハンドリング位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06179189A true JPH06179189A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18434972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35405192A Pending JPH06179189A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | ハンドリング位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06179189A (ja) |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP35405192A patent/JPH06179189A/ja active Pending
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