JPH0617900U - 平盤紙取り分け具 - Google Patents

平盤紙取り分け具

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JPH0617900U
JPH0617900U JP6174092U JP6174092U JPH0617900U JP H0617900 U JPH0617900 U JP H0617900U JP 6174092 U JP6174092 U JP 6174092U JP 6174092 U JP6174092 U JP 6174092U JP H0617900 U JPH0617900 U JP H0617900U
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flat
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separating
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paper sheets
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JP6174092U
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Inventor
正 稲田
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株式会社稲田紙工
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平盤打抜機に一度に数十枚の平盤紙を供給す
る際、整然と積載された平盤紙群の上部から迅速にほぼ
所定の枚数の平盤紙を安全に取り分ける工具を提供する
こと。 【構成】 細長い平板状の当て部11の後端に取っ手部
12を形成し、前記当て部11の前端より前記取っ手部
12側に後退した位置における前記当て部11の裏面
に、前記当て部11の長手方向前方および側方に開放し
た溝部を前記当て部11と協働して形成すべく、横方向
からみてL字形の取り分け部13が設けられ、この取り
分け部13の前端縁が刃状に形成されていることを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は平盤紙取り分け具に関し、更に詳細には整然と積載された平盤紙群の 上部からほぼ所定枚数の平盤紙を取り分ける工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、平盤打抜機という機械があり、これは図6に示されるように1枚の比較 的に大きな紙(以下平盤紙と称する)1に、例えば封筒、箱などの展開形状2の 切込み線3を、部分的連接点を残して打抜きにより形成するものである。図6に 示される平盤紙1には6つの封筒展開形状2の切込み線3が同時に形成されてい る。
【0003】 ところで、このような平盤打抜機によって前述の如く平盤紙に所定形状の切込 み線3を打抜きで形成する場合、紙が比較的に薄いときには生産性の向上を図る ため平盤打抜機の打抜き工程部に平盤紙を1枚だけ供給するのではなく、数枚又 は数十枚の平盤紙を同時にセットしてこれを一度に打ち抜くようにしている。そ の際、平盤打抜機に所定枚数の平盤紙をセットするのは作業者であり、作業者は 傍らに整然と積載された平盤紙群の上部から所定枚数の平盤紙を取り分け、これ を機械にセットしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、積載平盤紙群から所定枚数の平盤紙を取り分ける際、取り分け る平盤紙の枚数は正確である必要はないが、多過ぎては打抜き不良となり、又少 な過ぎれば生産性が下がり、更に作業者が素手で真新しい紙を取り扱えば手を切 る事故も起こりやすいため手袋なども必要となり、しかし手袋をすれば取り分け が思うように行かないといったことがあり、迅速に機械にほぼ所定枚数の平盤紙 を供給することが以外に困難であるという問題があった。
【0005】 本考案の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、作業 者が平盤打抜機に平盤紙をセットする際、整然と積載された平盤紙群の上部から 迅速にほぼ所定の枚数の平盤紙を安全に取り分ける工具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の平盤紙取り分け具は、細長い平板状の当て部と、該当て部の後端に設 けられた取っ手部と、前記当て部の前端より前記取っ手部側に後退した位置にお ける前記当て部の裏面に設けられ、前記当て部の長手方向前方および側方に開放 した溝部を前記当て部と協働して形成すべく、横方向からみてL字形の取り分け 部とを含み、前記取り分け部の少なくとも前端縁が刃状に形成されていることを 特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の平盤紙取り分け具によると、作業者はこの取っ手部を握ってこの工具 を持ち、当て部の前端側裏面を積載平盤紙群の上面に軽く当て、この当て部裏面 を平盤紙群上面に当てたまま前方へスライドさせて裏面に設けられている取り分 け部の刃状前端縁を平盤紙群の側部から差し込む。これにより平盤紙群の上部数 枚又は数十枚が取り分け部と当て部裏面との間の溝部に相対的に進入し、次いで この取り分け具を持ち上げることによりほぼ所定の枚数の平盤紙が取り分けられ る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の平盤紙取り分け具を図に示された実施例について更に詳細に説 明する。図1および図2には本考案の実施例に係る平盤紙取り分け具10が示さ れている。この取り分け具10は、細長い平板状の当て部11を備え、この当て 部11の後端には取っ手部12が設けられている。当て部11と取っ手部12と は図1および図2から明らかなように細長い1枚の平板状の金属板からなり、一 端側をヘアピン状に曲げることにより一体的に形成されている。
【0009】 この当て部11の前端(取っ手部12と反対側の端部)より取っ手部12側に 後退した位置における当該当て部11裏面には、図1に示されるように側方から 見てL字形の取り分け部13が、当て部11の裏面と協働してその長手方向前方 (図1で見て左方)および両側方に開放した溝部14を形成するように設けられ ている。この取り分け部13も金属から形成され、当て部11の裏面に溶接又は 接着等適宜の手段で固着されている。取り分け部13の前端縁13aは刃状にす るどく形成されている。
【0010】 次に、この平盤紙取り分け具10の使用方法について説明する。最初に、作業 者はこの平盤紙取り分け具10における取っ手部12を握ってこの工具を持ち、 当て部11の前端側裏面を図3に示されるように積載平盤紙群15の上面15a に軽く当て、この当て部11裏面を平盤紙群上面15aに当てたまま前方へスラ イドさせて裏面に設けられている取り分け部13の刃状前端縁13aを平盤紙群 15の側部15bから差し込む。
【0011】 これにより平盤紙群15の上部数枚又は数十枚が取り分け部13と当て部11 裏面との間の溝部14に相対的に進入し、次いでこの取り分け具10を持ち上げ ることによりほぼ所定の枚数の平盤紙が取り分けられる。取り分ける平盤紙の枚 数はこの溝部14の幅Sによって決定される。従って、この工具10を用いる平 盤紙の厚みや平盤打抜機の一度に打ち抜くことのできる枚数等によってこの溝部 14の幅Sは設計されることとなる。
【0012】 なお、前述した実施例の平盤紙取り分け具10は取り分け部13の前端縁13 aのみが刃状に形成されているため、この取り分け部13を積載平盤紙群15の 側部に差し込むときには、当て部11の長手方向前方にほぼ正確にスライドさせ なければならないが、図4に示されるように取り分け部13の前端縁13aにお ける両サイドの角部を符号16で示されるようにその側部に亘って刃状に形成し ておけば、図5に示されるようにこの取り分け具10を積載平盤紙群15の側面 に対して斜めに当て、円弧を描くように動かすことによって取り分け部13を積 載平盤紙群側部に差し込むことができる。作業者の手首の動き即ち人間工学的に 考えるとこの方が作業者の動作が極めて自然であり、労力的にも楽で能率が上が る。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本発明の平盤紙取り分け具によれば、作業者が平盤打抜 機に平盤紙をセットする際、整然と積載された平盤紙群の上部から迅速にほぼ所 定の枚数の平盤紙を安全に取り分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る平盤紙打取り分け具を
示す側面図である。
【図2】図1に示される平盤紙取り分け具を示す底面図
である。
【図3】図1に示される本考案の平盤紙取り分け具を用
いて積載平盤紙群からほぼ所定枚数の平盤紙を取り分け
る状態を示す動作説明図である。
【図4】本考案の別の実施例に係る平盤紙取り分け具の
主要部を拡大して示す図1と同様な側面図である。
【図5】図4に示された実施例の平盤紙取り分け具を用
いて積載平盤紙群からほぼ所定枚数の平盤紙を取り分け
る時の当該工具の使用状態を示す動作説明図である。
【図6】平盤紙打抜機により所定形状に切込み線が入れ
られた平盤紙を示す平面図である。
【符号の説明】
1 平盤紙 2 所定形状部 3 切込み線 10 平盤紙取り分け具 11 当て部 12 取っ手部 13 取り分け部 13a 刃状前端縁 14 溝部 15 積載平盤紙群

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い平板状の当て部と、該当て部の後
    端に設けられた取っ手部と、前記当て部の前端より前記
    取っ手部側に後退した位置における前記当て部の裏面に
    設けられ、前記当て部の長手方向前方および側方に開放
    した溝部を前記当て部と協働して形成すべく、横方向か
    らみてL字形の取り分け部とを含み、前記取り分け部の
    少なくとも前端縁が刃状に形成されていることを特徴と
    する平盤紙取り分け具。
JP1992061740U 1992-08-11 1992-08-11 平盤紙取り分け具 Expired - Lifetime JPH0748400Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992061740U JPH0748400Y2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 平盤紙取り分け具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992061740U JPH0748400Y2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 平盤紙取り分け具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0617900U true JPH0617900U (ja) 1994-03-08
JPH0748400Y2 JPH0748400Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=13179893

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992061740U Expired - Lifetime JPH0748400Y2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 平盤紙取り分け具

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JP (1) JPH0748400Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435879U (ja) * 1990-07-17 1992-03-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435879U (ja) * 1990-07-17 1992-03-25

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JPH0748400Y2 (ja) 1995-11-08

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