JPH0617844Y2 - 道路用標示体 - Google Patents

道路用標示体

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JPH0617844Y2
JPH0617844Y2 JP1989071798U JP7179889U JPH0617844Y2 JP H0617844 Y2 JPH0617844 Y2 JP H0617844Y2 JP 1989071798 U JP1989071798 U JP 1989071798U JP 7179889 U JP7179889 U JP 7179889U JP H0617844 Y2 JPH0617844 Y2 JP H0617844Y2
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JP
Japan
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marking
tube
pedestal
insertion hole
base
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Application number
JP1989071798U
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JPH0313309U (ja
Inventor
輝雄 中野
成範 前田
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Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は道路の中央分離帯等に設置されて交通安全の役
目を果す道路用標示体に関するものである。
(従来の技術) 従来、道路の中央分離帯等に設置される道路用標示体と
して、例えば一般にセイフティコーンと称されるものが
ある。このセイフティーコーンは、ゴム又は合成樹脂か
らなる単に円錐状や円筒状の標示筒が基台により支持さ
れ、標示筒と基台とが一体成形等により分離不能に一体
化されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の道路用標示体は標示筒が単
に円錐状や円筒状となされているだけであるため、中央
分離帯の両側道路を走行している対向車間の運転者に対
する夜間のヘッドライトを遮光することができず、交通
安全上不十分な問題点がある。又、道路標示体は走行車
両に接触又は踏みつけられやすい設置状況におかれるこ
とから、従来の如く標示筒と基台とが一体化されている
とその接続部や標示筒に応力が集中し、亀裂が生じた
り、破損しやすい問題点がある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案道路用標示体は、ゴム
又は合成樹脂からなる柔軟性を有する中空標示筒と、該
標示筒を支持する基台とからなり、標示筒は上部にほぼ
垂直板状となされた防眩板部が一体的に設けられ、下端
開口部周縁に鍔状係止部が突設され、基台は台座と中子
からなり、台座のほぼ中央部挿通孔に標示筒が挿通され
て挿通孔内壁の係止部に鍔状係止部が係止され、中子が
標示筒の下端開口部を閉塞する如く挿通孔内に嵌合され
て上記鍔状係止部を台座との間に挟着するようになされ
たものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案について説明する。
図面において、(1)は標示筒であって、ゴム又はウレタ
ン、エラストマー等の柔軟性を有する合成樹脂から作製
された弾性体となされている。標示筒(1)は円錐状、円
筒状等適宜形状の中空筒状体となされると共に、上部に
ほぼ垂直板状となされた防眩板部(11)が一体的に設けら
れている。標示筒(1)の高さは防眩板部(11)の防眩効果
を考慮して60〜150cmとなされている。上記防眩板
部(11)は、一般に第1図〜第3図の如く標示筒(1)の両
側に長さ方向(高さ方向)に沿って張出した羽根片とな
されているが、第5図〜第6図の如く標示筒(1)の上部
が偏平状に変形されて形成されていてもよい。防眩板部
(11)の横幅は本考案標示体を設置する中央分離帯の幅及
び設置間隔により防眩効果を発揮しうるように決められ
ればよい。又、標示筒(1)は下端部が開口され、この開
口部周縁に第4図の如く鍔状係止部(12)が突設されてい
る。鍔状係止部(12)は一般に標示筒(1)の外方に延出さ
れると共にその先端部が上方に曲折されて形成されてい
る。又、標示筒(1)の側面及び防眩板部(11)に反射材が
取付けられていると夜間の視線誘導効果が大きく好まし
い。なお、標示筒(1)の側面には適宜文字、記号、模様
等が施されていてもよいし、標示筒(1)の内部に補強布
が貼着又は埋入されていてもよい。
(2)は基台であって、合成樹脂、金属等から作製されて
いる。基台(2)は標示筒(1)を支持するためのものであっ
て、台座(21)と中子(22)とから形成されている。台座(2
1)は四角形、円形、だ円形、多角形等適宜形状の板状と
なされ、ほぼ中央部に標示筒(1)の挿通孔(23)を有して
いる。挿通孔(23)の内壁には、第4図の如く標示筒(1)
の鍔状係止部(12)と係止する係止部(24)が設けられてい
る。台座(21)の外面には夜間の視線誘導のために反射材
が取付けられてもよい。又は、中子(22)は上記挿通孔(2
3)に嵌合する径の板状となされ、第4図の如く中央部の
厚みが端部より厚くなされている。
標示筒(1)と基台(2)の取付けは、台座(21)の挿通孔(23)
内に標示筒(1)が挿通されて挿通孔(23)内壁の係止部(2
4)に鍔状係止部(12)が係止され、中子(22)が標示筒(1)
の下端開口部を閉塞する如く挿通孔(23)内に嵌め込まれ
る。このとき、鍔状係止部(12)が台座(21)と中子(22)に
より挟着保持され、基台(2)に標示筒(1)が立設された状
態となされる。又、基台(2)の中子(22)の上面は台座(2
1)の上面とほぼ等しいか低く位置され、標示筒(1)が揺
動、変形しやすくなされている。
上記標示筒(1)及び中子(22)には水抜き孔や空気抜き孔
が穿設されていてもよい。
又、本考案道路用標示体を路面に設置する場合、一般に
第4図の如く路面に埋設されたアンカー(3)に基台(2)の
台座(21)がボルト(4)により取付けられる。又、このと
き標示筒(1)の防眩板部(11)が防眩効果を発揮する方向
に向けて標示筒(1)が路面に固定される。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案道路用標示体は、標示筒の上
部にほぼ垂直板状となされた防眩板部が一体的に設けら
れているので、中央分離帯の両側道路を走行している対
向車間に運転者に対する夜間のヘッドライトを遮光する
ことができ、交通安全に役立つ。
又、中空標示筒と基台が分離され、基台が台座と中子か
らなり、台座の挿通孔に標示筒が挿通されて挿通孔内壁
の係止部に標示筒下端の鍔状係止部が係止され、中子が
標示筒の下端開口部を閉塞する如く挿通孔内に嵌合され
て上記鍔状係止部を台座との間に挟着するようになされ
ているので、車両等が接触、衝突しても応力が標示筒、
台座、中子に分散され、標示筒が破損しにくい。しか
も、標示筒が柔軟性を有することから、衝突による衝撃
を緩和することができると共に、標示筒が車両により踏
みつけられても容易に復元する。又、車両の接触、衝突
等により標示筒がたとえ破損しても標示筒のみを取換え
るだけですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案道路用標示体の一実施例を示す正面図、
第2図は同側面図、第3図は第1図III−III線拡大断面
図、第4図は標示筒と基台の取付部を示す一部切欠断面
図、第5図は本考案道路用標示体の他の実施例を示す正
面図、第6図は同側面図である。 1…標示筒、11…防眩板部、12…鍔状係止部、2…
基台、21…台座、22…中子、23…挿通孔、24…
係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム又は合成樹脂からなる柔軟性を有する
    中空標示筒(1)と、該標示筒(1)を支持する基台(2)とか
    らなり、標示筒(1)は上部にほぼ垂直板状となされた防
    眩板部(11)が一体的に設けられ、下端開口部周縁に鍔状
    係止部(12)が突設され、基台(2)は台座(21)と中子(22)
    からなり、台座(21)のほぼ中央部挿通孔(23)に標示筒
    (1)が挿通されて挿通孔(23)内壁の係止部(24)に鍔状係
    止部(12)が係止され、中子(22)が標示筒(1)の下端開口
    部を閉塞する如く挿通孔(23)内に嵌合されて上記鍔状係
    止部(12)を台座(21)との間に挟着するようになされた道
    路用標示体。
JP1989071798U 1989-06-20 1989-06-20 道路用標示体 Expired - Lifetime JPH0617844Y2 (ja)

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JPH0313309U JPH0313309U (ja) 1991-02-12
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