JPH06178320A - 映像信号線順次処理装置 - Google Patents

映像信号線順次処理装置

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JPH06178320A
JPH06178320A JP4351277A JP35127792A JPH06178320A JP H06178320 A JPH06178320 A JP H06178320A JP 4351277 A JP4351277 A JP 4351277A JP 35127792 A JP35127792 A JP 35127792A JP H06178320 A JPH06178320 A JP H06178320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
line
video signal
signals
band
Prior art date
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Pending
Application number
JP4351277A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Suzuki
鈴木  剛
Kaoru Kobayashi
薫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号の線順次処理において不必要な帯域
制限を防止する。 【構成】 入力映像信号がスタジオ規格ハイビジョン信
号かMUSEデコーダ出力信号かを判別する判別手段9
と、前者である場合には垂直LPF3,4の出力信号を
選択し、後者である場合にはPB信号2b,PR信号2
cとを選択する第2,第3の選択手段5,6と、その出
力信号を線順次化する第4の選択手段とを有する映像信
号線順次処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号線順次処理装
置に関するものであって、特に磁気記録装置及び磁気記
録再生装置に好適な映像信号線順次処理装置である。
【0002】
【従来の技術】従来の映像信号線順次処理装置の一例と
して、色信号を線順次記録する磁気記録再生装置があ
り、近年、ハイビジョン信号を記録再生するVTRが提
案されている(“民生用ハイビジョンVTR” テレビ
ジョン学会技術報告 VOL.15 NO.50 )。このVTRは入
力信号として国内のハイビジョン信号規格に準拠した輝
度信号(以下、「Y信号」と呼ぶ。)と、第1,第2の
色差信号(以下、「PB信号」,「PR信号」と呼
ぶ。)とを入力信号としている。
【0003】そして、PB信号とPR信号とを線順次記
録再生している。ここで、両信号の記録に先立ち、垂直
方向の折り返し歪みを防止するため垂直LPFを介した
後、線順次信号に変換している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た磁気記録再生装置においては、入力信号として垂直方
向の帯域が制限されたPB,PR信号が入力する場合に
ついて考慮されていなかった。従って、MUSE信号を
デコードして得たハイビジョン信号が入力された場合に
は、既にMUSE信号の状態で帯域制限されているにも
かかわらず垂直LPFを介することになり、この結果、
色信号の帯域が不必要に制限され、色ダレ等の画質劣化
を招くといった問題点があった。そこで、本発明は係る
問題点を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため以下の構成を提供するものである。
【0006】第1の映像信号又は、該第1の映像信号を
変換した線順次映像信号を再変換して得た第2の映像信
号であるかを判別する判別手段と、該第1の映像信号で
あると判別されると、垂直方向の帯域が制限された該第
1の映像信号に線順次処理を施し、該第2の映像信号で
あると判別されると、該第2の映像信号に線順次処理を
施す線順次処理手段とを有することを特徴とする映像信
号線順次処理装置。
【0007】請求項1に記載した線順次処理装置が磁気
記録又は磁気記録再生する磁気記録装置又は磁気記録再
生装置であることを特徴とする映像信号線順次処理装
置。
【0008】
【実施例】本実施例の概要は入力色信号の種別を判別
し、これが広帯域である場合には垂直LPFにて帯域制
限した後、線順次化して記録再生し、逆に狭帯域である
場合には垂直LPFを介することなく線順次化して記録
再生するものである。
【0009】図1は本発明に係る線順次処理装置の一実
施例のブロック図、図2は判別手段の詳細なブロック
図、図3はスタジオ規格ハイビジョン信号の波形図、図
4はMUSEデコーダ出力信号の波形図、図5は切換信
発生手段の詳細なブロック図、図6は図5のタイミング
チャートである。以下図面を参照しつつ実施例を説明す
る。
【0010】図1において、図示せぬ伝送路よりR,
G,B信号がマトリックス手段1に供給され、ここで、
以下の式に従い、Y,PB,PR信号に変換され、これ
らの変換された信号が第1の選択手段2に供給される。
【0011】 Y =0.7154G+0.0721B+0.2125R PB=0.5389(−0.7154G+0.9279B−0.2125R) PR=0.6349(−0.7154G−0.0721B+0.7875R) そして、第1の選択手段2にて、図示せぬ伝送路より供
給されるY,PB,PR信号と上記したマトリックス手
段1より供給される信号とを夫々選択して、記録すべき
Y,PB,PR信号2a,2b,2cを得ている。
【0012】ここで、PB,PR信号2b,2cがスタ
ジオ規格ハイビジョン信号であるか、帯域制限されてい
るMUSEデコーダ出力信号であるかを判別する必要が
ある。本実施例においてはこの判別をY信号2aに基づ
いて行っている。即ち、Y信号2aは判別手段8の一方
の入力に供給されると共に、同期信号分離回路7にて分
離された同期信号7aが判別手段8の他方の入力に供給
され、この判別手段8にて上記判別を行っており、図
2,図3,図4を用いて詳述する。
【0013】さて、図3に図示したスタジオ規格ハイビ
ジョン信号と図4に図示したMUSEデコーダ出力信号
とを比較すると、後者は41,603,1120ライン
の映像期間がいずれもペデスタルレベルである点で相違
する。これはスタジオ規格ハイビジョン信号をMUSE
信号にコンバートする際、41,603,1120ライ
ンを削除しているためである。そこで、判別手段8はこ
の点に着目して両信号を判別している。
【0014】図2において、同期信号7aが判別手段8
中の制御信号発生回路81に供給され、ここで、奇数フ
ィールド,偶数フィールドの判別して得たリセット信号
81aと水平同期信号82aとをカウンタ回路82に供
給する。このカウンタ回路82はリセット信号81aで
リセットされ、水平同期信号82aをクロック信号とし
てカウントして、その結果をタイミング比較回路83に
供給する。そして、タイミング比較回路83は、カウン
タ回路82の出力信号が「41」,「603」,「11
20」になった時にハイレベルとなり、他の期間はロー
レベルとなる出力信号83aを生成すると共に、カウン
タ回路82の出力信号が「42」,「604」,「11
21」になった時にハイレベルとなり、他の期間はロー
レベルとなる出力信号83bを生成して、これらの信号
を論理積回路85,84に夫々供給する。
【0015】一方、第1の選択手段2よりY信号2aが
レベル比較回路86に供給され、ここでY信号2aのレ
ベルと予め設定されているペデスタルレベルとを比較し
て両者が略一致した際にハイレベルとなり、その他の期
間はローレベルとなる信号86aを得てこれを論理積回
路85,84に供給する。
【0016】従って、論理積回路85の出力信号85a
は、Y信号2aに係る41,603,1120ラインが
ペデスタルレベルである場合にハイレベルとなる。ま
た、論理積回路84の出力信号84aは、Y信号2aに
係る42,604,1121ラインがペデスタルレベル
である場合にハイレベルとなる。
【0017】ここで、論理積回路85の出力信号85a
がハイレベルである場合はMUSEデコーダ出力信号と
判別することも可能であるが、例えば、入力信号がコン
ピュターグラフィックスにより得られたものであって、
一画面が真っ黒な場合には、スタジオ規格ハイビジョン
信号であっても出力信号85aがハイレベルとなること
がある。
【0018】そこで、多数決処理回路87にて出力信号
85aが、所定期間中(数フレーム)の41,603,
1120ラインで連続してハイレベルであることを判別
すると共に、出力信号84aがハイレベルである場合に
は判別不能とみなして、当該所定期間を判別不能期間だ
け延長することとした。具体的には、多数決処理回路8
7はカウンタ回路等により構成されており、出力信号8
5aでカウントアップ、出力信号84aでカウントダウ
ンすると共に、出力信号85aがハイレベルとなった後
カウントすべき所定期間を出力信号84aがハイレベル
である場合は延長し、その結果得られたカウント値が所
定の値であるか否かを判別して、所定の値である場合は
ハイレベル、その他の場合はローレベルとなる判別信号
87a得ている。
【0019】そして、判別信号87aは図1中の第2,
第3の選択回路5,6に夫々供給され、判別信号87a
がハイレベルである場合は、PB信号2b,PR信号2
cを選択出力し、一方、判別信号87aがローレベルで
ある場合は、垂直LPF3,4を介したPB信号2b,
PR信号2cを選択出力する。
【0020】また、第2,第3の選択回路5,6の出力
信号は第4の選択回路10に供給され、切換信号発生回
路9より供給される切換信号9aを用いて線順次化して
得た線順次色信号10aが記録信号処理手段11に供給
される。
【0021】ここで切換信号発生回路9について、図
5、図6を用いて説明するに、同期信号分離回路7にて
分離された同期信号7aが、図5に図示する制御信号発
生回路91に供給され、ここで、奇数フィールド,偶数
フィールドの判別して得たリセット信号91aと水平同
期信号91b(図6(A)に図示)とをカウンタ回路9
2に供給する。このカウンタ回路92はリセット信号9
1aでリセットされ、水平同期信号91bをクロック信
号としてカウントして、その出力信号92a(図6
(B)に図示)をタイミング比較回路93に供給する。
【0022】そして、タイミング比較回路93は、出力
信号92aが「41」,「603」になった時にローレ
ベルとなり、他の期間はハイレベルとなる出力信号93
a(図6(C)に図示)を生成して論理積回路94の一
方の入力に供給する。また、論理積回路94の他方の入
力にはDフリップフロップ95の反転出力が供給され、
両入力の論理積をとり得た出力信号94a(図6(D)
に図示)がDフリップフロップ95の入力Dに供給され
る。
【0023】このDフリップフロップ95は出力信号9
4aを水平同期信号91bでラッチして得た切換信号9
aを第4の選択手段10に供給している。このようにし
て、絵柄が始まる42,604ラインは必ずローレベル
となり、その後、1H毎に反転を繰り返す切換信号9a
を得ることができる。
【0024】そして、図1に図示する第4の選択手段1
0は切換信号9aがローレベルである場合はPR信号2
cに係る第2の選択手段6の出力信号を選択出力し、一
方、ハイレベルである場合はPB信号2bに係る第3の
選択手段5の出力信号を選択出力して得た上記線順次色
信号10aを記録信号処理手段11に供給している。
【0025】そして、記録信号処理手段11は線順次色
信号10aとY信号2aとを夫々時間軸圧縮して時間軸
多重した周知のTCI信号を生成し、これにエンファシ
ス等の記録信号処理を施して得た記録信号11aを回転
磁気ヘッド12を介して磁気テープTに記録する。
【0026】一方、再生時には磁気テープTより回転磁
気ヘッド12を用いて再生した再生信号を再生処理手段
14に供給し、ここで、デイエンファシス等の再生処理
を施した後、TCI信号をデコードして線順次色信号と
Y信号と得る。そして、線順次色信号は線順次復調を施
してPB信号とPR信号とを得て、Y,PB,PR信号
を図示せぬ伝送路に供給すると共にマトリックス手段1
と相補的な関係にある逆マトリックス手段15を介して
得たR,G,B信号を図示せぬ伝送路に供給する。
【0027】尚、上述した実施例において、スタジオ規
格ハイビジョン信号とMUSEデコーダ出力信号との入
力が別個にある場合には判別手段9は不要であることは
勿論である。又、判別手段9は上記したものに限定され
るものでなく、例えば、手動の切換スイッチであっても
良いことは勿論である。更に、上記した判別手段9をハ
イビジョンテレビ等のハイビジョン映像機器に応用し
て、従来必要であったスタジオ規格ハイビジョン信号と
MUSEデコーダ出力信号との2系統の入力を1系統に
しても良いことは勿論である。
【0028】尚、上述した実施例においては線順次処理
の一例として色信号の線順次処理を説明したが本発明は
これに限定されるものでなく、輝度信号であっても良い
ので映像信号についての線順次処理一般に適用できるも
のである。
【0029】
【発明の効果】上述したように本発明の構成によれば、
第1の映像信号(スタジオ規格ハイビジョン信号)であ
ると判別されると、垂直方向の帯域が制限された第1の
映像信号に線順次処理を施し、第2の映像信号(MUS
Eデコーダ出力信号)であると判別されると、第2の映
像信号に線順次処理を施す線順次処理手段を有するの
で、線順次処理されるべき映像信号の垂直方向の帯域を
不必要に制限することなく線順次処理を行うことができ
るという効果がある。
【0030】また、本発明の構成になる映像信号線順次
処理装置が磁気記録装置である場合には、第2の映像信
号である際に不必要に帯域制限された映像信号を記録し
ないので、垂直方向に広帯域の映像信号が記録された磁
気記録媒体を提供できるという効果がある。更に、本発
明の構成になる映像信号線順次処理装置が磁気記録再生
装置である場合には、垂直方向に広帯域の映像信号を再
生でき、特に色ダレを改善した高画質の映像信号を再生
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号線順次処理装置の一実施
例のブロック図である。
【図2】判別手段の詳細なブロック図である。
【図3】スタジオ規格ハイビジョン信号の波形図であ
る。
【図4】MUSEデコーダ出力信号の波形図である。
【図5】切換信発生手段の詳細なブロック図である。
【図6】図6は図5のタイミングチャートである。
【符号の説明】
8 判別手段 3,4 垂直LPF(線順次処理手段) 5,6 第2,第3の選択手段(線順次処理手段) 10 第4の選択手段(線順次処理手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の映像信号又は、該第1の映像信号を
    変換した線順次映像信号を再変換して得た第2の映像信
    号であるかを判別する判別手段と、 該第1の映像信号であると判別されると、垂直方向の帯
    域が制限された該第1の映像信号に線順次処理を施し、
    該第2の映像信号であると判別されると、該第2の映像
    信号に線順次処理を施す線順次処理手段とを有すること
    を特徴とする映像信号線順次処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した線順次処理装置が磁気
    記録又は磁気記録再生する磁気記録装置又は磁気記録再
    生装置であることを特徴とする映像信号線順次処理装
    置。
JP4351277A 1992-12-07 1992-12-07 映像信号線順次処理装置 Pending JPH06178320A (ja)

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