JPH06177712A - 受信機の自動選局方法および受信装置 - Google Patents

受信機の自動選局方法および受信装置

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JPH06177712A
JPH06177712A JP32447492A JP32447492A JPH06177712A JP H06177712 A JPH06177712 A JP H06177712A JP 32447492 A JP32447492 A JP 32447492A JP 32447492 A JP32447492 A JP 32447492A JP H06177712 A JPH06177712 A JP H06177712A
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文男 外川
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】誤停止を低減し、選局感度偏差の低減を図る方
法およびその装置を提供する。 【構成】信号を受信し、受信信号を増幅する増幅回路と
して、利得特性が周波数に影響されないフラット特性増
幅回路と、周波数によって利得特性が異なる選択特性増
幅回路とを備え、受信信号の周波数を選局する受信装置
における自動選局方法であって、第1のステップとし
て、前記フラット特性増幅回路において受信信号を増幅
し、該増幅された受信信号の特定の周波数成分を抽出
し、該抽出された信号に基づき、信号局の有無を検出
し、第2のステップとして、前記信号局がある場合に、
前記選択特性増幅回路において前記受信信号を増幅し、
該増幅された受信信号の前記特定の周波数成分の信号を
抽出し、該抽出された信号に基づき、信号局の有無を検
出し、該信号局がある場合に、選局として確定し、第3
のステップとして、前記第1のステップおよび前記第2
のステップにおいて、前記信号局がない場合には、前記
特定の周波数成分の周波数を順次変えて、前記第1のス
テップに移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオ受信機に関し、
特に、車載ラジオ受信機の自動選局方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のAM受信機における技術を図6を
参照して説明する。図6は、従来技術におけるAM受信
機のブロック図を示す。図6において、高周波増幅回路
1は、受信信号を増幅する。局部発振回路4は、所定の
局部発振周波数で発振する。ミキサー回路2は、局部発
振回路4からの局部発振信号と増幅された受信信号とを
変換して中間周波数信号を出力する。中間周波増幅回路
3は、ミキサー回路2からの中間周波数信号を増幅し、
増幅された中間周波数信号の周波数情報を中間周波信号
出力端子8から出力し、信号強度情報を信号強度出力端
子9から出力する。マイクロコンピュータ5(以下、マ
イコン5という)は、AM受信機全体の制御を行う。自
動選局検出回路6は、受信信号の信号強度により該受信
信号を選局するか否かを出力する。
【0003】図6において、高周波増幅回路1に加えら
れた受信信号は、局部発振回路4からの局部発振信号と
ミキサー回路2で混合後、中間周波信号に変換され、中
間周波増幅回路3へ送出される。中間周波増幅回路3で
は、周波数情報が中間周波信号出力端子8からマイコン
5へ出力され、信号強度情報が信号強度出力端子9から
自動選局検出回路6へ送出される。自動選局検出回路6
は、所定の電圧Eで規定する自動選局感度決定基準電圧
と、信号強度出力端子9からの受信信号の信号強度情報
の電圧とを比較する。自動選局検出回路6は、信号強度
出力端子9からの受信信号の信号強度情報の電圧がEを
上回る場合には、自動選局検出信号(以下、SDと言
う)をHiレベルにしてマイコン5に送出する。また、
自動選局検出回路6は、信号強度出力端子9からの受信
信号の信号強度情報の電圧がEを下回る場合には、SD
をLoレベルにしてマイコン5に送出する。マイコン5
は、自動選局検出回路6からのSDにより、高周波増幅
回路1や局部発振回路4に指示をする。マイコン5は、
a線に電圧を出力して高周波増幅回路1の同調特性を選
局周波数に合わせると同時に、局部発振回路4の周波数
を選局周波数に対応する値に制御する。また、マイコン
5は、b線により、選局周波数の高周波増幅回路に入力
される信号が、非常に大きくなった場合に高周波増幅回
路が飽和するのを回避するように制御する。一般的に
は、直流電圧を小さくすることにより高周波増幅回路の
利得を低下させて、より強い入力に耐え得るようにす
る。
【0004】つぎに、自動選局の方法について説明す
る。仮に、522KHzを受信中に自動選局操作を行な
い、531KHz,540KHz,・・・,594KH
zと自動選局し、594KHzで選局感度以上の信号が
あり停止した場合について説明する。
【0005】自動選局開始のスイッチ等の操作によっ
て、マイコン5に自動選局開始の指示がインプットされ
ると、a線の電圧を変化させて局部発振回路の発振周波
数を972KHzから、981KHzに変化させる。マ
イコン5は、発振周波数を監視しながらa線を微少制御
し、発振周波数の精度を保持している。この周波数精度
確保は、マイコン内のPLL回路で一般的には実施され
ている。a線の電圧によって高周波増幅回路は、522
KHzから531KHzに同調点が移行している。高周
波増幅回路からの出力と局部発振回路からの発振出力と
は、ミキサー回路で混合し、周波数情報は、2波の差の
周波数(450KHz)とし、信号強度情報は、高周波
増幅回路からの出力信号に比例した信号に変換し、中間
周波増幅回路に送出する。中間周波増幅回路では、45
0KHzの信号を増幅、検波し、周波数情報を中間周波
信号出力端子8からマイコン5へ出力し、信号強度に比
例した直流出力を信号強度情報として信号強度出力端子
9から自動選局検出回路6へ送出する。自動選局検出回
路6は、信号強度情報が予め設定した値よりも小さいと
きには出力信号(SD)をLoのままとする。マイコン
5は、SD信号がLoならばa線を制御して局部発振回
路4の発振周波数を990KHz、高周波増幅回路の同
調点を540KHzにし、自動選局検出回路の出力SD
を確認し、Loのときには、さらにa線を制御する。以
上の動作をSD信号がHiになるまで繰り返す。局部発
振回路4の発振周波数が1044KHzで高周波増幅回
路1の同調点が594KHzのときには、中間周波増幅
回路3から自動選局検出回路への直流出力が、自動選局
検出回路で予め設定した値よりも大きくなった為、自動
選局検出回路からのSD信号はHiとなる。マイコン
は、SD信号がHiなので自動選局可能局と判断して選
局を停止する。
【0006】上記AM受信機において、例えば、自動選
局周波数を、AM帯域の下限周波数(fL)522KH
zから上限周波数(fH)1629KHzまで変化させ
た場合の信号強度出力端子9からの出力の安定度は、高
周波増幅回路1の周波数に対する利得特性に左右され
る。その結果、SDの出力も高周波増幅回路1の周波数
に対する特性に左右される。これについて、図5を参照
して以下に説明する。
【0007】図5は、図6に示す高周波増幅回路1の回
路図を示す。高周波増幅回路としては、一般的には、H
方式の高周波増幅回路と、I方式の高周波増幅回路との
どちらか、または、それらどちらかに類似した回路が採
用される場合が多い。H方式は、選択増幅器であり、I
方式は、利得特性が周波数に影響されないような、選択
特性を持たないフラットアンプである。I方式は、図5
に示すように、FETQ3からの信号を広帯域に増幅
し、抵抗RaとトランジスターQ1の接続点よりミキサ
ー回路2に送出する。この場合の周波数−利得特性は、
図2に示すような、fカーブが一例にあげられる。
【0008】また、H方式は、図5に示すように、FE
TQ3からの受信信号を、コイルT1および可変容量ダ
イオードDaと、コイルT2および可変容量ダイオード
Dbとにより周波数選択特性をもたせ、コイルT2から
ミキサー回路2へ増幅した信号を送出する。H方式で
は、図2に示すように、下限周波数(fL)に同調して
いる場合にはFETQ3からT2出力までの周波数特性
は7aの特性になり、AM帯域の中心付近の周波数(f
M)の周波数に同調している場合には周波数特性は7b
の特性になり、上限周波数(fH)の周波数に同調して
いる場合には周波数特性は7cの特性になる。また、全
体の周波数特性は、7a、7bおよび7cの各頂点を結
んだeカーブになる。さらに、全体の周波数特性は、T
1、T2、DaおよびDbの特性によっては、図2に示
すような、dカーブもしくはgカーブの例の如くなり、
大きな周波数偏差を生ずる。H方式では、選択特性の中
心点をa線の電圧によって可変できる。fL・fM・fH
の同調については、a線の電圧制御によって行なう。
【0009】図5における、信号線bおよび信号線cで
は、トランジスターQ2とトランジスターQ1との動作
点をそれぞれ制御し、過大な信号をミキサー回路へ送出
しないように働き、マイコン5から制御される場合と、
信号強度出力端子9から直接制御される場合等がある。
【0010】上記従来技術としては、「'91−'92三
洋半導体データーブック カーオーディオ用集積回路
編」ページ160〜169に示されている技術がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、高周波
増幅回路がI方式の場合には、選択特性を持たない為に
自動選局周波数に対する選局感度偏差は少ないが、自動
選局中の周囲の雑音や、複数の放送局信号の周波数差の
1倍、2倍、3倍等の周波数の点で選局し、誤停止する
ことがある。ここで誤停止とは、選局ミスのことであ
る。すなわち、本来停止するだけの強度を持った放送信
号がない周波数で、瞬間的な雑音や、複数の強い放送信
号の相互影響によって、架空の放送信号が存在するよう
な状況が作り出され、その周波数に停止してしまう場合
等をいう。特に、I方式の場合には、選択特性がないた
め発生が著しい。
【0012】また、高周波増幅回路がH方式の場合に
は、高周波増幅回路の選択特性を鋭く保ちながら、周波
数依存性をなくすることが困難であり、図2に示すよう
な、dカーブ、eカーブおよびgカーブの例のような周
波数依存性が現れ、結果として、自動選局周波数に対す
る選局感度偏差が大きくなる。すなわち、I方式のよう
に高周波増幅回路がフラットアンプであれば、基本的に
は選局感度偏差は存在しないが、高周波増幅回路が選択
特性を持っている場合には、各々の周波数で少しずつゲ
インに差が出る。AM受信機の場合には、522KHz
〜1620KHz間でのゲインの最大値と最小値の差が
感度偏差として表現されている。感度偏差の直接原因と
しては、図5に示す、H方式のT1とT2との特性の
差、DaとDbの特性値が主である。特に、DaとDb
とは、同一チップ内に設けられており、過去における2
チップで構成していた時代に比べて大幅に特性差は抑え
られているが総合的には完全ではない。
【0013】本発明の目的は、誤停止を低減し、選局感
度偏差の低減を図る受信機の自動選局方法および受信装
置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、信号を受信し、受信信号を増幅する増幅回路とし
て、利得特性が周波数に影響されないフラット特性増幅
回路と、周波数によって利得特性が異なる選択特性増幅
回路とを備え、受信信号の周波数を選局する受信装置に
おける自動選局方法であって、第1のステップとして、
前記フラット特性増幅回路において受信信号を増幅し、
該増幅された受信信号の特定の周波数成分を抽出し、該
抽出された信号に基づき、信号局の有無を検出し、第2
のステップとして、前記信号局がある場合に、前記選択
特性増幅回路において前記受信信号を増幅し、該増幅さ
れた受信信号の前記特定の周波数成分の信号を抽出し、
該抽出された信号に基づき、信号局の有無を検出し、該
信号局がある場合に、選局として確定し、第3のステッ
プとして、前記第1のステップおよび前記第2のステッ
プにおいて、前記信号局がない場合には、前記特定の周
波数成分の周波数を順次変えて、前記第1のステップに
移行する。
【0015】また、前記第1のステップおよび前記第2
のステップにおける前記信号局の有無の検出を、前記抽
出された信号の信号強度に基づいて検出することができ
る。前記第2のステップにおける前記信号局の有無の検
出を、前記第2のステップにおいて検出した信号強度
が、前記第1のステップにおいて検出した信号強度から
所定値を減じた値より大きいときに、信号局ありとする
ようにしてもよい。
【0016】さらに、信号を受信し、受信信号を増幅
し、受信信号を自動選局する受信装置において、信号を
受信し、受信信号を増幅し、利得特性が周波数に影響さ
れないフラット特性増幅手段と、信号を受信し、受信信
号を増幅し、周波数によって利得特性が異なる選択特性
増幅手段と、該増幅された受信信号の特定の周波数成分
について抽出する抽出手段と、該抽出された信号に基づ
き、信号局の有無を検出する選局検出手段と前記フラッ
ト特性増幅手段と前記選択特性増幅手段との受信信号の
増幅を切り替える切り替え手段とを備え、前記切り替え
手段は、前記フラット特性増幅手段において増幅するよ
うに選択し、前記選局検出手段において信号局の検出
後、前記選択特性増幅手段において増幅するように切り
替えることができる。前記選局検出手段は、前記抽出さ
れた信号の信号強度が所定の信号強度以上のときに信号
局ありとして検出するようにしてもよい。
【0017】前記選局検出手段における信号局の検出時
に、前記抽出された信号の信号強度S1を保持し、前記
切り替え手段の切り替え後に、前記選択特性増幅手段で
増幅され、抽出された信号の信号強度S2を保持し、前
記信号強度S1から所定値を減じた値と信号強度S2と
を比較し、信号強度S2が大きいときに選局を行う比較
判定手段をさらに備えることができる。
【0018】
【作用】自動選局の指示があると、マイコンに備える切
り替え手段は、前記フラット特性増幅手段において増幅
するように選択し、前記フラット特性増幅手段は、信号
を受信し、受信信号を増幅する。抽出手段は、増幅され
た受信信号の特定の周波数成分について抽出する。選局
検出手段は、該抽出された信号に基づき、信号局の有無
を検出する。切り替え手段は、前記選局検出手段におい
て信号局の検出後、前記選択特性増幅手段において増幅
するように切り替える。比較判定手段は、前記選局検出
手段における信号局の検出時に、前記抽出された信号の
信号強度S1を保持し、前記切り替え手段の切り替え後
に、前記選択特性増幅手段で増幅され、抽出された信号
の信号強度S2を保持し、前記信号強度S1から所定値
を減じた値と信号強度S2とを比較し、信号強度S2が
大きいときに選局を行う。
【0019】選局検出手段で信号局がない場合と、比較
判定手段で、前記信号強度S1から所定値を減じた値と
信号強度S2との比較の結果、信号強度S2が大きくな
い場合とにおいては、抽出手段で抽出する該増幅された
受信信号の特定の周波数を変化させる。例えば、特定の
周波数を9kHzづつ増加させていく。
【0020】前記選局検出手段における信号局の有無を
検出は、前記抽出された信号の信号強度が所定の信号強
度以上のときに信号局ありとして検出する。または、抽
出手段で抽出された特定の周波数成分が所定の範囲内に
あれば、信号局ありとしてもよい。または、それらを組
み合わせて、前記抽出された信号の信号強度が所定の信
号強度以上のときであって、抽出された特定の周波数成
分が所定の範囲内にあれば、信号局ありとしてもよい。
【0021】
【実施例】以下に、図面を参照しながら、本実施例のA
M帯受信機において、自動選局周波数を低い周波数から
高い周波数方向に自動選局する場合について、より一層
詳細に説明する。
【0022】図1は、本実施例におけるブロック図を示
している。図4は、本実施例における高周波増幅回路の
回路図を示す。
【0023】図1において、アンテナ13は信号を受信
する。高周波増幅回路10は、H方式とI方式との高周
波増幅回路を備え、信号線b1線とc1線とを交互に制
御されてH方式とI方式とが切り替えられて、それぞれ
の増幅回路において受信信号を増幅する。FETQ3、
トランジスターQ1および抵抗Raを備えるI方式の高
周波増幅回路と、FETQ3からの信号をコイルT1お
よび可変容量ダイオードDaと、コイルT2および可変
容量ダイオードDbとによる選択特性をもたせ、コイル
T2からミキサー回路2へ増幅した信号を送出するH方
式の高周波増幅回路とがある。局部発振回路4は、指示
された局部発振周波数で発振する。ミキサー回路20
は、局部発振回路4からの局部発振信号と増幅された受
信信号とを変換して中間周波数信号を出力する。中間周
波増幅回路30は、ミキサー回路20からの中間周波数
信号を増幅し、周波数情報を中間周波信号出力端子8か
ら出力し、信号強度情報を信号強度出力端子9から出力
する。マイクロコンピュータ50(以下、マイコン50
という)は、AM受信機全体の制御を行う。また、ミキ
サー回路20、局部発振回路4および中間周波増幅回路
30は、高周波増幅回路10で増幅された受信信号の特
定の周波数成分について抽出する抽出手段として機能す
る。また、抽出手段には、マイコン50を含めてもよ
い。自動選局検出回路6は、受信信号の信号強度により
該受信信号を選局するか否かを出力する。入力部51
は、自動選局開始指示を少なくとも受け付ける。復調部
52は、中間周波増幅回路30において増幅された中間
周波数の受信信号を復調し出力する。図1において、高
周波増幅回路10からミキサー回路20への接続と、信
号強度出力端子9からマイコン50への接続と、マイコ
ン50から高周波増幅回路10への接続とは、図6に示
す従来のAM受信機のブロック図と異なっている。ま
た、マイコン50における制御は、a1線を介して電圧
を出力して高周波増幅回路の同調特性を選局周波数に合
わせると同時に、局部発振回路の周波数を選局周波数に
対応する値に制御する。また、マイコン50は、b1線
とc1線とを交互に制御してH方式とI方式の切り替え
に使用する。さらに、b1線とc1線とは、いずれも選
局信号や、高周波増幅回路に入力される信号が、非常に
大きくなった場合に高周波増幅回路が飽和するのを回避
するように制御される。一般的には、直流電圧を小さく
させることにより高周波増幅回路の利得を低下させて、
より強い入力に耐え得るようにする。その他の例として
は、直流電圧値を複数設定して使用することによって自
動選局感度を複数設定する場合がある。さらに、その他
の例として、直流電圧値を非常に小さい値にすることに
よって特別に供給電源等を遮断しなくても、高周波増幅
回路の機能停止状態として扱えるようにできる。
【0024】つぎに、図1および図3を参照してAM受
信機における受信動作を自動選局の処理動作と合わせて
説明する。図3に自動選局の処理フローを示す。
【0025】入力部51において自動選局開始指示を受
け付けると、マイコン50は、図3に示すような処理フ
ローに従って自動選局を開始する。また、自動選局の開
始のきっかけとしては、入力部51における自動選局開
始指示の代わりに、マイコン50が信号強度を監視し、
信号強度が所定の信号強度より弱くなった場合に自動選
局を開始するようにしてもよい。また、他の例として
は、自動選局開始指示を受け付けたときに、自動選局
後、一定時間受信信号を出力し、一定時間が経過後に再
び自動選局開始するようにしてもよい。この場合、受信
機の使用者が、自動選局しながら受信信号を一定時間づ
つ聴取していき、希望の内容の局になった場合に受信局
を指定することができる。
【0026】このように、自動選局が開始される(ステ
ップ100)と、マイコン50は、b1線をLoとして
トランジスターQ2をオフとし、c1線をHiとしてト
ランジスターQ1をオンさせる(ステップ101)。こ
のトランジスターによる切り替え制御を切り替え手段と
し、切り替え手段により、I方式の増幅器を作動させ
て、H方式を作動させないように切り替えることができ
る。
【0027】FETQ3へは、受信アンテナ13からの
受信信号が入力され、FETQ3、トランジスターQ1
および抵抗Raを備えるI方式の増幅回路において、受
信信号が増幅されて出力される。増幅された受信信号
は、抵抗RaとトランジスターQ1との交差部からミキ
サー回路20へ送出される。この時の受信周波数に対す
る利得特性は、図2に示す、fカーブに近似する。I方
式は、選択特性を持たないフラットアンプであるので、
どの周波数においても利得はほぼ一定となる。また、b
1線がLoの為、T1、T2、DaおよびDbで構成さ
れるH方式の増幅回路は休止状態にある。
【0028】つぎに、マイコン50は、a1線を介して
直流電圧により局部発振回路の発振周波数を自動選局周
波数に対応する値(以下、Fと言う)に制御し(ステッ
プ102)、Fをプラス9KHzに設定するように指示
する。Fは、より先に選局されている受信周波数に対し
て9KHzづつ周波数を上げていく。例えば、522K
Hzを受信中であれば、、531KHz、540KH
z、・・・、594KHzというように周波数を設定し
ている。この9KHzは、日本国内での放送局周波数間
隔で規定された値である。受信機で選局時に9KHzス
テップである必要はないので、特殊な機能や動作を要求
する場合には、9KHz以外設定してもよい。また、米
国において利用する受信機では、+10KHzに設定す
る。局部発振回路は、電圧制御により周波数を可変する
電圧制御発振器であり、a1線を介して直流電圧に基づ
いて周波数を制御される。高周波増幅回路10からの出
力と局部発振回路4からの発振出力とは、ミキサー回路
20で混合し、周波数情報は、2波の差の周波数とし、
信号強度情報は、高周波増幅回路10からの出力信号に
比例した信号に変換し、中間周波増幅回路30に送出す
る。中間周波増幅回路30では、受信信号を増幅、検波
し、周波数情報を中間周波信号出力端子8からマイコン
50へ出力し、信号強度に比例した直流出力を信号強度
情報として信号強度出力端子9から自動選局検出回路6
へ送出する。自動選局検出回路6は、信号強度情報と予
め設定した値とを比較し、信号強度情報が予め設定した
値よりも小さいときには出力信号(以下、SD信号とい
う)をLoにし、信号強度情報が予め設定した値以上で
あれば、SD信号をHiにする。
【0029】マイコン50は、自動選局検出回路6から
のSD信号を確認し(ステップ103)、Hiでない場
合には、自動選局を停止する条件にないとして、ステッ
プ102に戻り、更にFをプラス9KHzする。マイコ
ン50は、自動選局検出回路6からのSD信号がHiの
場合には、中間周波信号出力端子8からの中間周波信号
の周波数を計測し(ステップ104)、所定値450K
Hz±3KHz以外であれば、自動選局を停止する条件
にないとし、ステップ102から再度実行する。また、
中間周波信号出力端子8からの中間周波信号の周波数を
計測し、所定値450KHz±3KHzの範囲内であれ
ば自動選局停止可能とし、その周波数で一時捕捉する。
マイコン50は、信号強度出力端子9から信号強度S1
を計測し、信号強度S1を保持しておく(ステップ10
5)。この所定値450KHzは、他の周波数でも可能
であり、受信機の回路構成により、225KHzや46
0KHzにしてもよい。汎用の素子を使用する場合に
は、450KHzが望ましい。
【0030】つぎに、マイコン50は、切り替え手段に
より、b1線をHiとしてQ2をオンとし、c1線をL
oとしてQ1をオフさせる(ステップ106)。これに
より、I方式の増幅器を作動させないようして、H方式
を作動させるように切り替えることができる。H方式の
増幅回路では、受信アンテナからの受信信号をFETQ
3から入力し、FETQ3およびトランジスターQ2を
介して、コイルT1および可変容量ダイオードDaで構
成される同調回路と、可変容量ダイオードDbおよびコ
イルT2で構成される同調回路とにより、選択特性の中
心点をa1線の電圧によって可変し、受信信号を増幅さ
せてミキサー回路20へ送出する。この時の受信周波数
に対するミキサー回路20までの周波数に対する利得特
性は、図2に示すように、d、eまたはgカーブのよう
に種々あり得る。以下の説明では、明記しない場合に
は、仮に、eカーブの利得特性を示すような同調をして
いる場合について説明する。ミキサー回路20以降で
は、前述と同様に受信処理を行う。この場合、局部発振
回路4の発振周波数は、前述のステップ103におい
て、SD信号がHiの場合における捕捉した発振周波数
である。
【0031】つぎに、ステップ104と同様に、マイコ
ン50は、中間周波信号出力端子8からの中間周波信号
の周波数を計測し(ステップ107)、所定値450K
Hz±3KHz以外であれば、自動選局を停止する条件
にないとし、ステップ102から再度実行する。所定値
450KHz±3KHzの範囲内であれば、信号強度出
力端子9から信号強度S2を計測し、信号強度S2を保
持しておく(ステップ108)。
【0032】ステップ105において保持した信号強度
S1は、図2に示すようなf特性のとき、受信周波数f
Lとすると、fLとfカーブとの交点のGの利得で計測さ
れている。また、ステップ108において保持した信号
強度S2は、図2に示すようなe特性のとき、受信周波
数fLとすると、fLとeカーブとの交点のGLの利得で
計測されている。このため、GとGLの差のKがS1と
S2との間に存在する。つぎに、マイコン50は、以下
に示す、数1式を満たすか否かを判定する(ステップ1
09)。数1が成立しない場合には、Noとして、ステ
ップ102より再実行し、数1が成立する場合には、自
動選局条件が最終成立として、Yesとして、自動選局
を停止する(ステップ110)。
【0033】
【数1】S2>S1−K 数1が成立しない一例としては、周囲雑音による影響が
考えられ、このようなときには自動選局されないように
している。すなわち、I方式の高周波増幅回路10の選
択特性が緩やかな為、周囲雑音によって、本来自動選局
停止してほしくない周波数で自動選択され、増幅回路を
H方式に切り替えて増幅した場合には、H方式の高周波
増幅回路10の鋭い選択特性により、周囲雑音は大幅に
レベル低下されたために、数1が成立しなくなる。この
ように判断することにより、自動選局誤停止を回避する
ことができる。
【0034】上記ステップ101〜ステップ105で
は、増幅回路の選択特性をフラットにして、SDを検出
することによって、自動選局感度偏差がなく信号を捕捉
できるが、選択特性がフラットの為、例えば、周囲の雑
音、放送周波数の2倍の周波数、または、放送局間の周
波数差の1倍、2倍、3倍の周波数等の、実際には放送
局が存在しない周波数でも、誤停止し、信号強度出力端
子9にも充分な強度の信号が出力されてしまう。反面、
上記ステップ106〜ステップ108では、増幅回路の
選択特性を鋭くする為に、感度偏差は大きく現れるが、
選択特性が鋭い為に、周囲の雑音、放送周波数の2倍の
周波数、または、放送局間の周波数差の1倍、2倍、3
倍の周波数等の、実際には放送局が存在しない周波数で
は、著しい排除能力が現れるので、信号強度出力端子9
にも非常に小さな信号しか現れない。従って、ステップ
101〜ステップ105において、自動選局感度を超え
る周波数ポイント全てを検出し、増幅回路を切り替えて
ステップ106〜ステップ109で周波数ポイントを選
択することになり、自動選局感度偏差を小さく保ちなが
ら自動選局数も適正にコントロールできる。
【0035】前述のように、周波数に影響されないよう
な増幅回路を利用することで、信号を捕捉し、さらに、
周波数に影響するような、選択特性が鋭い増幅回路を利
用することで、誤停止を防止することができる。
【0036】本実施例は、一例示に過ぎず、本発明の枠
を越えることなしに、いろいろな変形や改良が有り得る
ことは勿論である。
【0037】以上説明した通り、本実施例によれば、H
方式およびI方式の増幅回路を備え、I方式の増幅回路
で選局後捕捉しておき、H方式の増幅回路に切り替え
て、信号強度に基づいて判定することにより、自動選局
誤停止を防ぐことができる。また、自動選局感度偏差を
小さくすることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、誤停止を低減し、選局
感度偏差の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における、自動選局を行なうブロック図
【図2】実施例における、高周波増幅回路の周波数特性
【図3】実施例における、マイコンのフローチャート
【図4】実施例における、高周波増幅回路
【図5】従来の高周波増幅回路
【図6】従来のAM受信機のブロック図
【符号の説明】
1および10…高周波増幅回路、2および20…ミキサ
ー回路、3および30…中間周波増幅回路、4…局部発
振回路、5および50…マイコン、6…自動選局検出回
路、7a・7b・7c…同調波形、8…中間周波信号出
力端子、9…信号強度出力端子、aおよびa1…同調電
圧信号線、b・cおよびb1・c1…選択特性切替え信
号線、d・e・f・g…周波数特性カーブ、fL…AM
帯域の下限周波数(522KHz)、fM…AM帯域の中心付近
の周波数、fH…AM帯域の上限周波数(1629KHz)、E…
自動選局感度決定基準電圧。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号を受信し、受信信号を増幅する増幅回
    路として、利得特性が周波数に影響されないフラット特
    性増幅回路と、周波数によって利得特性が異なる選択特
    性増幅回路とを備え、受信信号の周波数を選局する受信
    装置における自動選局方法であって、 第1のステップとして、 前記フラット特性増幅回路において受信信号を増幅し、 該増幅された受信信号の特定の周波数成分を抽出し、 該抽出された信号に基づき、信号局の有無を検出し、 第2のステップとして、 前記信号局がある場合に、前記選択特性増幅回路におい
    て前記受信信号を増幅し、 該増幅された受信信号の前記特定の周波数成分の信号を
    抽出し、 該抽出された信号に基づき、信号局の有無を検出し、 該信号局がある場合に、選局として確定し、 第3のステップとして、 前記第1のステップおよび前記第2のステップにおい
    て、前記信号局がない場合には、前記特定の周波数成分
    の周波数を順次変えて、前記第1のステップに移行する
    ことを特徴とする自動選局方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第1のステップお
    よび前記第2のステップにおける前記信号局の有無の検
    出を、前記抽出された信号の信号強度に基づいて検出す
    ることを特徴とする自動選局方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記第2のステップに
    おける前記信号局の有無の検出を、前記第2のステップ
    において検出した信号強度が、前記第1のステップにお
    いて検出した信号強度から所定値を減じた値より大きい
    ときに、信号局ありとすることを特徴とする自動選局方
    法。
  4. 【請求項4】信号を受信し、受信信号を増幅し、受信信
    号を自動選局する受信装置において、 信号を受信し、受信信号を増幅し、利得特性が周波数に
    影響されないフラット特性増幅手段と、信号を受信し、
    受信信号を増幅し、周波数によって利得特性が異なる選
    択特性増幅手段と、該増幅された受信信号の特定の周波
    数成分について抽出する抽出手段と、該抽出された信号
    に基づき、信号局の有無を検出する選局検出手段と、前
    記フラット特性増幅手段と前記選択特性増幅手段との受
    信信号の増幅を切り替える切り替え手段とを備え、 前記切り替え手段は、前記フラット特性増幅手段におい
    て増幅するように選択し、前記選局検出手段において信
    号局の検出後、前記選択特性増幅手段において増幅する
    ように切り替えることを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記選局検出手段は、
    前記抽出された信号の信号強度が所定の信号強度以上の
    ときに信号局ありとして検出することを特徴とする受信
    装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記選局検出手段にお
    ける信号局の検出時に、前記抽出された信号の信号強度
    S1を保持し、前記切り替え手段の切り替え後に、前記
    選択特性増幅手段で増幅され、抽出された信号の信号強
    度S2を保持し、前記信号強度S1から所定値を減じた
    値と信号強度S2とを比較し、信号強度S2が大きいと
    きに選局を行う比較判定手段をさらに備えることを特徴
    とする受信装置。
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