JPH0617762Y2 - 2基のスタッカクレーンを連結した自動倉庫 - Google Patents

2基のスタッカクレーンを連結した自動倉庫

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JPH0617762Y2
JPH0617762Y2 JP1989054017U JP5401789U JPH0617762Y2 JP H0617762 Y2 JPH0617762 Y2 JP H0617762Y2 JP 1989054017 U JP1989054017 U JP 1989054017U JP 5401789 U JP5401789 U JP 5401789U JP H0617762 Y2 JPH0617762 Y2 JP H0617762Y2
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JP
Japan
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load
slide table
connecting rod
motor
stacker crane
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Application number
JP1989054017U
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JPH02145209U (ja
Inventor
豊 小泉
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動倉庫に使用されているスタッカクレーン
に係り、特に長尺の荷物を扱う自動倉庫に用いて好適な
ものである。
(従来の技術) 従来,自動倉庫に使用されている短尺物(幅及び長さ約
1500mm前後)を扱うスタッカクレーンとしては,第7図
の1本マスト型あるいは第8図の2本マスト型がある。
第7図及び第8図においてa,a1,a2はマスト,bは
キャリッジ,cはコラム,dはスライドテーブル,eは
巻上装置,fは走行装置,g及びhはそれぞれ上レール
と下レールを示す。
(考案が解決しようとする課題) しかして2本マスト型のスタッカクレーンは,長尺物を
扱う場合は,第9図のように,短尺物のスタッカクレー
ンのマストa,a′の取付ピッチPを取扱う荷物の長さ
(幅)wに合せてp′に広げることにより対応している
が、コラムc及びスライドテーブルdの長さ変更,さら
には巻上荷重に対応した巻上装置eの駆動ユニットの変
更などの必要があり,ほとんど長尺物の使用に合せた新
規設計,製作となってしまう。
この考案は上記したような新規設計並びに製作によるコ
スト高を低減したスタッカクレーンを提供することをそ
の目的とする。
(課題を解決するための手段及び作用) この考案は上記の点に鑑みなされたものであって、通常
は短尺の荷物しか取扱えない1本マスト型のスタッカク
レーンを2基向かい合せに配置し,これを連結棒により
連結することによって2基のスタッカクレーンを連結
し,短尺物のスタッカクレーンを用いて長尺物の荷を容
易に取扱うことができるようにしたものである。
(実施例) つぎにこの考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図はその一実施例を示し,第7図に示したような一
本マストを有するスタッカクレーンを第1図の11と12
とに示すように,2基向かい合せて位置し,各スタッカ
クレーン11,12の走行装置部分である21と22とを連
結棒3によって連結(図示のものはピン結合)したもの
である。
いま連結棒3の長さをlとし,取扱う荷の長さ(幅)を
wとして,連結棒3の長さlを荷の長さwに合せて変更
することにより,マスト11と12とのピッチを容易に変
更でき,荷の長さの変化に対応することが可能となる。
なお荷の重量が短尺物の時の2倍までは,1本のマスト
のスタッカクレーンのスライドテーブル巻上装置を変更
することなしに,2基のスタッカクレーン巻上装置の昇
降速度を同期させることによって対応させることができ
る。
第2図は各々のスライドテーブル41,42に長尺物を載
せた時の図である。
荷Pの偏荷重があり,スライドテーブル41とスライド
テーブル42にかかる荷重に差があった場合は,各々の
巻上装置の駆動モータ51,52に加わる負荷が異なるた
め,駆動モータの回転数に差を生じ,スライドテーブル
の昇降速度が異なってくる。
第3図はスライドテーブル41の荷重がスライドテーブ
ル42のそれよりも大きい時の荷Pの状態を示したもの
である。第3図のように荷Pは傾き,荷崩れを起こすお
それが生じる。この現象を防止し,スライドテーブル4
1,42の昇降速度を同期させるためには次の方法があ
る。
1.スライドテーブル同志の連結。
第4図のようにスライドテーブル41とスライドテーブ
ル42の固定部分(キャリッジ)61,62を連結棒3′
でピン81,82で結合すれば、スライドテーブル41
スライドテーブル42の昇降速度に追従する。
またスタッカクレーンの走行レール9(第1図)の水平
度が一定であれば,第5図のように連結棒3′の両側を
各々ボルト10で結合することも可能である。
2.駆動モータ回転数の同期化。
スライドテーブルの巻上装置を駆動するモータの回転数
を同期化すれば,偏荷重が生じてもスライドテーブル同
志の昇降速度を同一にすることができる。
第6図は交流モータを使用した時の回転数同期化を行う
一つの手段を示すブロック図である。各モータ51,52
には回転数検出器151,152が取付けられており,検
出された回転数は比較器12で回転数の比較を行う。
例えばモータ52の回転数がモータ51の回転数より大き
い場合は,制御部13が働き,モータ51の回転数を電源
指令部142よりモータ52の電源供給部112に送り交
流電源の周波数をモータ51の回転数と同期する値にす
る。
このようにしてモータ51とモータ52の回転数を同期さ
せることができる。
なお直流モータを使用する場合は,電圧の変更,通電時
間の変更などによってモータ回転数を同期させることは
容易である。
さらに2基のスタッカクレーンの走行速度,スライドテ
ーブルの出入速度の同期化についても,これまでに述べ
た連結棒,モータ回転数の同期化と同様に行うことがで
きる。
(考案の効果) この考案は以上詳述したようにして成り,通常は短尺の
荷物しか取扱えない1本のマスト型のスタッカクレーン
を2基連結することによって,対象とする長尺物の荷を
容易に取扱うことができる。
従ってこの考案によれば,短尺物のスタッカクレーンの
スライドテーブルの長さの変更や,巻上荷重に対応する
巻上装置の駆動ユニットの変更等の長尺物の仕様に合せ
た新規な設計製作をする必要がなくなり,大幅なコスト
低減にもなるものである。
また各スタッカクレーンのスライドテーブル同志を連結
することにより,両スライドテーブルの昇降速度を同期
化できるので、荷が傾いたり荷崩れを起こすおそれもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の正面図,第2図及び第3
図はそれぞれ作用説明図,第4図及び第5図はそれぞれ
この考案の別の実施例,第6図は巻上装置のモータの回
転数を同期化させる手段をブロック図で示し,第7図な
いし第9図はそれぞれ従来のものを示す。 11,12…スタッカクレーン, 21,22…走行装置,31,3′…連結棒, 61,62…キャリッジ,81,82…ピン, 10…ボルト。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1本のマスト形のスタッカクレーン11
    2とを2基向かい合せに配置し,各スタッカクレーン
    の走行装置部分21と22とを連結棒3により連結するこ
    とにより,上記2基のスタッカクレーンを連結したこと
    を特徴とする自動倉庫。
  2. 【請求項2】各スタッカクレーン11と12のスライドテ
    ーブルのキャリッジ61と62とを連結棒3′で連結し
    た,請求項(1)記載の自動倉庫。
  3. 【請求項3】上記連結棒3′の両端をボルト10によって
    結合した,請求項(2)に記載の自動倉庫。
JP1989054017U 1989-05-12 1989-05-12 2基のスタッカクレーンを連結した自動倉庫 Expired - Lifetime JPH0617762Y2 (ja)

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JPH02145209U JPH02145209U (ja) 1990-12-10
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KR101530293B1 (ko) * 2005-05-31 2015-06-19 가부시키가이샤 다이후쿠 물품 반송 장치

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JPS6010961U (ja) * 1983-07-04 1985-01-25 東芝熱器具株式会社 切換弁装置

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