JPH0617708Y2 - ベンジン容器 - Google Patents
ベンジン容器Info
- Publication number
- JPH0617708Y2 JPH0617708Y2 JP20275685U JP20275685U JPH0617708Y2 JP H0617708 Y2 JPH0617708 Y2 JP H0617708Y2 JP 20275685 U JP20275685 U JP 20275685U JP 20275685 U JP20275685 U JP 20275685U JP H0617708 Y2 JPH0617708 Y2 JP H0617708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- diameter portion
- benzine
- small
- vinyl chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は気温の上昇時にも膨張することのないようにし
た保形性のすぐれた塩化ビニール製のベンジン容器に関
するものである。
た保形性のすぐれた塩化ビニール製のベンジン容器に関
するものである。
(従来技術) 以前はベンジン容器としてガラス製の壜等が用いられて
いたが最近はコストの安いこと、割れないこと等の理由
から塩化ビニール製の容器が広く用いられるようになっ
た。
いたが最近はコストの安いこと、割れないこと等の理由
から塩化ビニール製の容器が広く用いられるようになっ
た。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記の塩ビ製容器は柔軟性があるため破損
は殆どないが、その反面気温の上昇時等に容器の柔軟性
が増加すると共に内部のベンジンが膨張することにより
容器が膨張変形し、これを繰返すことにより亀裂を生じ
ベンジンが洩出する等の問題点があった。そこでこれを
防止するために容器の厚さを増すと容器の原料代が増嵩
しコスト高となり重量も大となるため、容器の厚さを増
すことなく変形しないようにしたものが望まれていた。
は殆どないが、その反面気温の上昇時等に容器の柔軟性
が増加すると共に内部のベンジンが膨張することにより
容器が膨張変形し、これを繰返すことにより亀裂を生じ
ベンジンが洩出する等の問題点があった。そこでこれを
防止するために容器の厚さを増すと容器の原料代が増嵩
しコスト高となり重量も大となるため、容器の厚さを増
すことなく変形しないようにしたものが望まれていた。
(問題を解決するための手段) 本考案は前記の状況に鑑み提案され、塩化ビニール製容
器の膨張の防止と容器の補強を目的とし細口壜状容器の
本体にシボ面を有する太径部と非シボ面の小径部が相互
に形成されているように構成したものである。
器の膨張の防止と容器の補強を目的とし細口壜状容器の
本体にシボ面を有する太径部と非シボ面の小径部が相互
に形成されているように構成したものである。
(実施例) 以下本考案の実施例について図面により説明する。図面
は細口壜状の容器を示し、該容器は透明の塩化ビニール
よりなり、その本体1には太径部2と細径部3とが相互
に設けられて本体1表面は段状の凹凸面となっており、
更に太径部2はシボ面Sに形成されて前記凹凸面の凸面
部には細かい凹凸面が設けられたものであり、細径部3
は非シボ面に形成されている。
は細口壜状の容器を示し、該容器は透明の塩化ビニール
よりなり、その本体1には太径部2と細径部3とが相互
に設けられて本体1表面は段状の凹凸面となっており、
更に太径部2はシボ面Sに形成されて前記凹凸面の凸面
部には細かい凹凸面が設けられたものであり、細径部3
は非シボ面に形成されている。
又、太径部2と細径部3は夫々等間隔に設けられ、各太
径部2と細径部3の容量は夫々50c.c.とされ、底部か
らの容量が該当する位置に100c.c.単位の表示を示し、
一目瞭然に収容量又は残量が判るようになっている。
径部2と細径部3の容量は夫々50c.c.とされ、底部か
らの容量が該当する位置に100c.c.単位の表示を示し、
一目瞭然に収容量又は残量が判るようになっている。
又、本実施例においてはラベルを添付する位置4には前
記太径部2及びシボ面Sを設けず平滑面としてラベルを
貼着し易いようにし、更に底面から最初の太径部2には
シボ面Sを設けず50c.c.以下の残量を確認し易いよう
にすると共に、これに連接する細径部3は次に連接する
太径部2と共にシボ面Sとして容器が滑らず把握し易く
したものである。同様に最後の太径部2に連接する容器
本体1の上部面も50c.c.容量部分をシボ面Sとして把
持を容易とするようにし全体として500c.c.を収容、且
つ確認できるようにしたものである。
記太径部2及びシボ面Sを設けず平滑面としてラベルを
貼着し易いようにし、更に底面から最初の太径部2には
シボ面Sを設けず50c.c.以下の残量を確認し易いよう
にすると共に、これに連接する細径部3は次に連接する
太径部2と共にシボ面Sとして容器が滑らず把握し易く
したものである。同様に最後の太径部2に連接する容器
本体1の上部面も50c.c.容量部分をシボ面Sとして把
持を容易とするようにし全体として500c.c.を収容、且
つ確認できるようにしたものである。
尚、第1図及び第2図は横断面を円形状とした本考案に
かかるベンジン容器であり、又第3図及び第4図は、横
断面を四角形状とした本考案にかかるベンジン容器であ
る。
かかるベンジン容器であり、又第3図及び第4図は、横
断面を四角形状とした本考案にかかるベンジン容器であ
る。
(効果) 以上のように本考案にかかるベンジン容器は細口壜状容
器の本体1に太径部2と細径部3が交互に設けられチャ
ンネルが層状に配置された状態であるので容器の補強効
果が大であり、更に太径部2のシボ面Sは凹凸により太
径部2を補強する。従って肉厚を特に厚くしなくても耐
衝撃性の増加と共に保形性が非常にすぐれ、内部のベン
ジンが膨張しても容器自体の膨張は殆ど防止されるもの
であり、膨張収縮の繰返しによる亀裂等の発生がなく耐
久性にすぐれたものであり、容器コストの上昇を来すこ
とはない。
器の本体1に太径部2と細径部3が交互に設けられチャ
ンネルが層状に配置された状態であるので容器の補強効
果が大であり、更に太径部2のシボ面Sは凹凸により太
径部2を補強する。従って肉厚を特に厚くしなくても耐
衝撃性の増加と共に保形性が非常にすぐれ、内部のベン
ジンが膨張しても容器自体の膨張は殆ど防止されるもの
であり、膨張収縮の繰返しによる亀裂等の発生がなく耐
久性にすぐれたものであり、容器コストの上昇を来すこ
とはない。
又、太径部2はシボ面Sとされているため容器を把持し
た際に滑り難く、把持が容易であり、更にシボ面Sと平
滑面とが交互に配されるのでデザインの面からも非常に
すぐれた美的効果を有する。
た際に滑り難く、把持が容易であり、更にシボ面Sと平
滑面とが交互に配されるのでデザインの面からも非常に
すぐれた美的効果を有する。
又、太径部2と細径部3の容量を等しい単位量に形成す
ることにより残量又は収容量を把握し易いものとするこ
とができる。
ることにより残量又は収容量を把握し易いものとするこ
とができる。
第1図は本考案の典型的な一実施例の側面図、第2図は
同縦断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す側面
図、第4図は、同縦断面図である。 1…本体、2…太径部、3…細径部、S…シボ面。
同縦断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す側面
図、第4図は、同縦断面図である。 1…本体、2…太径部、3…細径部、S…シボ面。
Claims (1)
- 【請求項1】細口壜状容器の本体にシボ面を有する太径
部と非シボ面の小径部が交互に形成されていることを特
徴とする塩化ビニール製のベンジン容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20275685U JPH0617708Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | ベンジン容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20275685U JPH0617708Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | ベンジン容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62110139U JPS62110139U (ja) | 1987-07-14 |
JPH0617708Y2 true JPH0617708Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31167437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20275685U Expired - Lifetime JPH0617708Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | ベンジン容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617708Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2572352Y2 (ja) * | 1992-02-24 | 1998-05-20 | 株式会社ダイフク | コンテナにおける表示体の取付構造 |
ES2623137T3 (es) * | 2006-09-08 | 2017-07-10 | Becton, Dickinson And Company | Recipiente de muestras con indicador de llenado físico |
JP6560856B2 (ja) * | 2014-11-05 | 2019-08-14 | サントリーホールディングス株式会社 | 樹脂製容器 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP20275685U patent/JPH0617708Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62110139U (ja) | 1987-07-14 |
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