JPH0617700B2 - ブレーキディスク材 - Google Patents

ブレーキディスク材

Info

Publication number
JPH0617700B2
JPH0617700B2 JP30297290A JP30297290A JPH0617700B2 JP H0617700 B2 JPH0617700 B2 JP H0617700B2 JP 30297290 A JP30297290 A JP 30297290A JP 30297290 A JP30297290 A JP 30297290A JP H0617700 B2 JPH0617700 B2 JP H0617700B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake disc
disc material
cast iron
ferrite
hardness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30297290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04175524A (ja
Inventor
紀仁 小松
春樹 日野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP30297290A priority Critical patent/JPH0617700B2/ja
Publication of JPH04175524A publication Critical patent/JPH04175524A/ja
Publication of JPH0617700B2 publication Critical patent/JPH0617700B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はブレーキディスク材の改良に関するもので、
とくに高速の鉄道車両用ディスクブレーキに最適なブレ
ーキディスク材に関するものである。
[従来の技術] 上記したブレーキディスク材として、従来、特開昭60-2
15737号公報に記載のものがある。これ(以下、FCV5
0という)は、コンパクト・バーミキュラ(以下、CV
ともいう)鋳鉄からなり、フェライト率を50%以下にし
て耐摩耗性および耐疲労強度を高めたこと、および黒鉛
の球状化率を30〜60%にしてCV黒鉛との混在組織に
し、熱亀裂の発生を抑制し、耐疲労強度の向上を図った
ことを特徴としている。なお、その実施例にかかる化学
組成(重量%)は、C3.55、Si2.31、Mn0.99、P0.
017、S0.014、Mg0.014、Fe:残部からなる。
その他の先行技術として、特開昭60-157528号公報に記
載のブレーキディスク材があるが、これは、Niを7〜
20%の割合で添加した鋳鉄から構成されたもので、Ni
の添加により耐食性を改善したものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記したFCV50は、引張強さが49.8Kgf/mm2、ブリネ
ル硬さがHB218であり、耐疲労性については非常に優
れているが、破断伸び(以下、伸びともいう)が1.80%
とやや低いため、耐熱亀裂性については不十分であっ
た。したがって、近年のスピードアップ化に伴う、いわ
ゆるに高速車両のブレーキディスク材として使用した場
合には、ブレーキディスク材の表面温度が高くなるた
め、熱亀裂の発生を防止する観点からは十分とはいえな
い。
後者の公報に記載のブレーキディスク材は、Niの添加
量が7%を越え非常に多いため、本発明のような鋳鉄製
の車両用ブレーキディスク材に適用しようとすると、N
iのもつ焼き入れ促進性により、とくに鋳込み時に焼き
入れと同様の作用が生じて金属組織が変化し、硬度が高
くなり過ぎる。このため、ライニング材との関係で必要
が摩擦係数を得られないという問題がある。
この発明は上述の点に鑑みなされたもので、従来のブレ
ーキディスク材、とくにFCV50に比べて伸び率が高く
て耐熱亀裂性に優れ、また摩擦係数および耐疲労強度も
高く、とくに高速車両に好適なブレーキディスク材を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するためにこの発明のブレーキディ
スク材は、a)フェライト率が60%〜70%のコンパクト
・バーミキュラ黒鉛鋳鉄からなり、b)その化学組成
(重量%)が、C3.2〜3.7%、Si1.8〜2.4%、Mn0.
6〜0.7%、P0.03%以下およびS0.03%以下を含有する
ほか、Ni1.0〜3.0%、Mo0.2〜0.6%およびMg0.00
4〜0.015%を含有させたものである。
請求項2記載のように、前記コンパクト・バーミキュラ
黒鉛鋳鉄に、さらにCu0.3〜0.7%を含有させてもよ
い。
請求項3記載のように、前記コンパクト・バーミキュラ
黒鉛鋳鉄の溶湯をブレーキディスク鋳型に注入し固化さ
せて型ばらしした後、焼鈍あるいは焼入れ、焼戻しして
もよい。
[作用] 上記の構成を有する本発明のブレーキディスク材によれ
ば、次のような作用を奏する。
耐熱亀裂性:フェライト率が60%〜70%と高く熱拡散
性に優れていること、また伸び率が2.5%以上と高いこ
とから、高温度での熱亀裂の発生が抑制される。またM
gを一般のCV黒鉛鋳鉄より低く0.004〜0.015%しか添
加していないから、黒鉛の球状化率が30%〜35%程度と
片状黒鉛鋳鉄に近い値になり、熱伝導が良好である。ま
た耐熱材に使用されるNi、Moが含有され、これらも
耐熱亀裂性の向上に寄与する。
耐疲労強度:基本的に強度の高いCV鋳鉄からなるう
えに、Ni、Moが含有されて更に強度が高められてい
るので、引張強さが43〜50Kgf/mm2程度と大きい。な
お、フェライト率は上記したとおり60%〜70%程度と高
いが、フェライト系組織内にNi、Moが固溶された状
態になっているので、耐摩耗性にも優れている。
摩擦係数:鋳鉄であり、焼き入れしていないため、硬
度が高くなり過ぎず(ブリネル硬さ:HB192〜212程
度)、規定の制動距離である600m以内で車両を停止させ
るのに必要な摩擦係数0.3以上が達成される。なお、摩
擦係数(および硬度)は上記Niの添加量との関係が深
いが、本ブレーキディスク材ではNiの添加量を3.0%
以下に、またMoの添加量を0.6%以下にそれぞれ抑え
て、NiとMoを合計した添加量が最大でも3.6%を越
えないようにしたので、Ni又はMoの作用で硬度が増
大化し過ぎることがない。例えば、Niが4〜8%含有
された鋳鉄は、鋳放し状態でマルテンサイト基地組織の
鋳鉄に変化するが、このようにNi含有量の多い鋳鉄は
熱亀裂が発生しやすく、また硬度がHB300以上になる
ため、現状のライニング材では0.3以上の摩擦係数を達
成することが困難で、ブレーキディスク材として使用に
は適していない。また、Niと共に少量のMoを添加し
たのは、高温強度の改善と硬さの向上が期待でき、Ni
より少量の添加で効果があるからである。
また、請求項2記載のブレーキディスク材は、Cuを0.
3〜0.7%添加したので、上記(請求項1)のブレーキデ
ィスク材よりもフェライト率がやや低くくなる。このた
め、上記ブレーキディスク材よりもパーライト率が増え
るので、耐疲労強度および耐摩擦性が高くなるが、反
面、熱伝導率は悪くなり、耐熱亀裂性はやや劣る。しか
し、伸びは2.6程度で2.0%以上が確保され、またフェラ
イト率も60%以上と高いことから、従来のFCV50に比
べると、耐熱亀裂性は格段優れている。
さらに、請求項3記載のように、CV黒鉛鋳鉄を、焼鈍
させれば、応力除去が図られ伸びも向上するし、適当な
焼入れ・焼戻しの熱処理を行えば、耐摩耗性(硬度)と
強度が向上する。
[実施例] −実施例1− 本実施例のブレーキディスク材は、第1表に示す化学組
成の溶湯を処理してブレーキディスク鋳型に注入して形
成したものである。なお、各成分の数値は重量%であ
る。
溶湯の処理はMgの添加によるCV化処理で、Mg添加
量を0.007%に抑えて、黒鉛の球状化率を30%(NIK
法による判定)程度にしている。これは、上記したよう
に片状黒鉛の方がCV黒鉛よりも熱伝導が良好なことか
ら、CV化剤としてのMgの添加量を一般のCV黒鉛鋳
鉄より低い(約半分程度に)して熱伝導率の向上を図る
ためである。
第1図は鋳造により得られた本実施例のブレーキディス
ク材の金属組織を示す顕微鏡写真(100倍)である。同
図からわかるように、黒鉛の形状は、CVと球状の混在
したものからなる。
また、パーライト接種剤を添加せずに、型ばらし後に焼
鈍処理を行い基地組織を制御して、フェライト率を60%
(フェライト:パーライト=6:4)にした。このフェ
ライト率は、金属の断面にエッチング処理を施して、顕
微鏡観察によりフェライト系組織(第1図の写真で白く
光っている部分)の面積率を求めて判定した。なお、第
1図の写真で黒くなっている部分が、パーライト系組織
である。
次に、本実施例のブレーキディスク材(NCV−A)と
従来のブレーキディスク材(FCV50)のについて、第
2表および第3表に引張試験および硬度試験の比較実験
データを示す。
上記2つの表の比較から、本実施例のブレーキディスク
材と従来のブレーキディスク(FCV50)とは、伸びが
著しく相違していることが認められる。すなわち、本実
施例のブレーキディスク材の伸びは2.6%であるが、こ
のように、伸びが2.0%を越えると、2.0%未満のものに
比べて耐熱亀裂性が大幅に向上することが経験的にわか
っている。一方、硬度は従来のFCV50の方が僅かに高
いが、これはフェライト率が50%以下と本実施例のブレ
ーキディスク材(60%)よりも少ないためだと考えられ
る。しかし、本実施例のNCV−Aのようにフェライト
率が高い方が、熱伝導率が優れていることから、上記し
た伸びが高いことと合わせて、本実施例のNCV−Aが
従来のFCV50に比べて耐熱亀裂性が大幅に改善されて
いることが明らかである。したがって、本実施例のブレ
ーキディスク材は、制動時にその表面温度が上昇する割
合が高い高速車両のブレーキディスクに好適であるとい
える。また、耐熱亀裂性が改善されることにより、耐久
性の面でも向上するから、寿命もかなり延びる。
ところで、上記実施例では、型ばらし後に焼鈍処理を施
してブレーキディスク材(NCV−A)を得たが、焼鈍
処理を施す代わりに、焼入れ・焼戻し処理を施してもよ
い。すなわち、型ばらし後に、830℃で焼入れして空冷
し、640℃まで昇温して炉冷することにより焼戻してブ
レーキディスク材(NCV−A’)を得た。これの引張
試験および硬度試験を表4に示す。なお、ブレーキディ
スク材(NCV−A’)の化学組成は、上記ブレーキデ
ィスク材(NCV−A)と共通するもので、表1に示し
た通りである。
−実施例2− 本実施例のブレーキディスク材は、第5表に示す化学組
成の溶湯を処理してブレーキディスク鋳型に注入して形
成したものである。なお、各成分の数値は重量%であ
る。
本実施例のブレーキディスク材が上記実施例と相違する
点は、Cuを添加していないことである。Cuを添加し
ない場合には、パーライト率が下がる、いいかえればフ
ェライト率が上がるので、本実施例のブレーキディスク
材では、フェライト率が70%になった。このため、耐熱
亀裂性については上記実施例(NCV−A)よりも向上
させることができた。なお、Mgの添加量は上記実施例
と同様に抑えて黒鉛の球状化率を35%にした。また、パ
ーライト接種剤を添加せず、型ばらし後に焼鈍処理を行
い基地組織を制御してフェライト率を調整したことは、
上記実施例(NCV−A)と共通している。
第2図は鋳造により得られた本実施例のブレーキディス
ク材の金属組織を示す顕微鏡写真(100倍)である。同
写真から、黒鉛の形状がCVと球状の混在したものから
なり、またフェライト:パーライト=7:3程度の比率
からなることが確認される。
次に、本実施例のブレーキディスク材(NCV−B)に
ついて、第6表に引張試験および硬度試験の実験データ
を示す。
上記表から、本実施例のブレーキディスク材が、上記実
施例(NCV−A)に比べて、伸びが更に向上している
ことが認められる。すなわち、本実施例のブレーキディ
スク材の伸び率は3.9%で、耐熱亀裂性が大幅に向上さ
れている。反面、引張強さおよび硬度が、上記実施例
(NCV−A)に比べてやや劣っているが、ブレーキデ
ィスク材としては両者ともに満足できる値である。
最後に、上記した本発明の実施例にかかるNCV−Aお
よびNCV−Bと従来のFCV50とのブレーキ性能試験
の比較データを第3図に示すとともに、制動時における
発熱状況(温度上昇過程)の3者の比較データを第4図
に示す。
第3図は上記3者のブレーキディスク材についてライニ
ング材としてRD−18を用いた場合の非常停止ブレーキ
時(最高速度160Km/h)における、制動距離および平均
摩擦係数を示す線図である。3者のブレーキ性能試験
は、初速度(制動直前の速度)と平均摩擦係数の関係、
および初速度と制動距離との関係から判断されるが、同
図から、制動距離については3者ともほとんど差がない
が、平均摩擦係数については、本発明のブレーキディス
ク材の方が従来のブレーキディスク材よりも優れている
ということがわかる。
第4図は上記3者のブレーキディスク材についてライニ
ング材としてRD−501Aを用いた場合の非常停止ブレー
キ時(最高速度160Km/h)における、摺動面5mm下の温度
上昇を示す線図である。同図から、本発明のブレーキデ
ィスク材は、従来のブレーキディスク材に比べて温度上
昇が緩やかであるということがわかる。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかなように、本発明のブレー
キディスク材は、次のような効果がある。
(1)Mgの量を一般のCV黒鉛鋳鉄より低くして黒鉛の
球状化率を30%〜35%程度にするとともに、パーライト
接種剤を添加しないでフェライト率を60%〜70%にした
ので、熱伝導率が向上した。また、破断伸びが2.0%を
越えたので、耐熱亀裂性が非常に優れている。一方、フ
ェライト率を高くしたが、NiとMoを添加してフェラ
イト系組織中に固溶させ基地組織の強度を上げたので、
本来、強度の高いCV鋳鉄であることと相俟って、機械
的強度も高く、耐久性にも富む。また、鋳鉄からなり、
焼き入れをしていないので、現状のライニング材との関
係で、その硬度がブレーキディスク材に最適な値にな
り、ブレーキに必要な摩擦係数である0.3が十分に確保
され、ブレーキ性能も満足できる。これらのことから、
最近のような乗り物の高速化が図られている傾向にあっ
て、とくに高速車両用のブレーキディスク材として好適
である。
(2)請求項2記載のブレーキディスク材は、Cuを含有
させたことによって、基地組織のパーライト率がやや増
加するので、耐熱亀裂性に加えて耐摩耗性が一段と向上
する。
(3)請求項3記載のように型ばらしした後、焼鈍処理を
施せば、応力除去が図られ伸びも向上し、また適当な熱
処理(焼入れ・焼戻し)を施せば、硬度および強度が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋳造により得られた第1実施例のブレーキディ
スク材の金属組織を示す顕微鏡写真(100倍)である。
第2図は鋳造により得られた第2実施例のブレーキディ
スク材の金属組織を示す顕微鏡写真(100倍)である。
第3図は本発明のブレーキディスク材と従来のものとの
ブレーキ性能試験の比較データを示すもので、非常停止
ブレーキ時における制動距離および平均摩擦係数を示す
線図である。第4図は本発明のブレーキディスク材と従
来のものとの制動時における温度上昇の比較データを示
すもので、非常停止ブレーキ時における摺動面5mm下の
温度上昇を示す線図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェライト率が60%〜70%で、化学組成が
    C3.2〜3.7%、Si1.8〜2.4%、Mn0.6〜0.7%、P0.
    03%以下およびS0.03%以下を含有するほか、Ni1.0
    〜3.0%、Mo0.2〜0.6%およびMg0.004〜0.015%を
    含有させたコンパクト・バーミキュラ黒鉛鋳鉄から形成
    したことを特徴とするブレーキディスク材。
  2. 【請求項2】前記コンパクト・バーミキュラ黒鉛鋳鉄
    に、さらにCu0.3〜0.7%を含有させた請求項1記載の
    ブレーキディスク材。
  3. 【請求項3】前記コンパクト・バーミキュラ黒鉛鋳鉄
    を、焼鈍処理あるいは焼入れ・焼戻し処理した請求項1
    又は2記載のブレーキディスク材。
JP30297290A 1990-11-07 1990-11-07 ブレーキディスク材 Expired - Fee Related JPH0617700B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30297290A JPH0617700B2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 ブレーキディスク材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30297290A JPH0617700B2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 ブレーキディスク材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04175524A JPH04175524A (ja) 1992-06-23
JPH0617700B2 true JPH0617700B2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=17915383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30297290A Expired - Fee Related JPH0617700B2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 ブレーキディスク材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0617700B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2676456B2 (ja) * 1992-07-30 1997-11-17 川崎重工業株式会社 ブレーキディスク材の製造方法
DE10350725B4 (de) 2003-10-30 2006-10-12 Tmd Friction Services Gmbh Belagträgerplatte und Verfahren zu deren Herstellung
JP5366666B2 (ja) * 2009-06-05 2013-12-11 日野自動車株式会社 フェライト系cv黒鉛鋳鉄
CN103952637B (zh) * 2014-04-18 2016-01-20 南京钢铁股份有限公司 高速列车锻造用制动盘材料
CN104087812A (zh) * 2014-05-27 2014-10-08 宁夏共享装备有限公司 一种高蠕化率的蠕墨铸铁材料
CN114015928A (zh) * 2021-10-27 2022-02-08 朝阳飞马车辆设备股份公司 商用车制动盘生产用材质

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04175524A (ja) 1992-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0239563B2 (ja)
CN105483508A (zh) 铁道车辆制动盘用合金蠕墨铸铁及其熔炼方法
KR20070083790A (ko) 구상 주조 합금 및 상기 구상 주조 합금으로부터 주조부품을 제조하는 방법
CN108441752A (zh) 一种汽车制动盘用球墨铸铁及其制备方法
JP3730044B2 (ja) 車両用ブレーキディスク材
JPH0582460B2 (ja)
WO1998010111A1 (fr) Materiau de coulage pour coulage thixotropique, procede de preparation d'un materiau de coulage partiellement solidifie pour coulage thixotropique, procede de coulage thixotropique, coulee a base de fer et procede de traitement thermique de coulee a base de fer
KR960005599B1 (ko) 제동브레이크 동체 제조용 주철
JPH0617700B2 (ja) ブレーキディスク材
KR20080102567A (ko) 브레이크 드럼 조성물
US1973263A (en) Method of producing pearlitic cast iron
KR910003481B1 (ko) 제동장치 제조용 주철 및 그 제조방법
JP2001504165A (ja) 主として摩擦物体用の高い比率で金属間相を有する複合材料
JP3723706B2 (ja) 高強度球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法
US3013911A (en) Malleable cast iron compositions
JP4527304B2 (ja) 高強度高靱性球状黒鉛鋳鉄
KR100212817B1 (ko) 주철합금 및 이를 소재로 한 고인성 구상흑연주철의 제조방법
JPH09111393A (ja) ディスクブレーキ用ロータ材
US3998664A (en) Cast iron
KR100708958B1 (ko) 차량용 너클 및 그 제조방법
KR20070064725A (ko) 브레이크디스크용 흑연주철
US2105220A (en) Ferrous metal
JP2003247014A (ja) ディスクブレーキ用ロータの製造方法
JP2602907B2 (ja) シーブ材料
CN108950365A (zh) 一种高韧性的球墨铸铁的制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees