JPH06176682A - 自己保持機能付筒形ヒューズホルダ - Google Patents

自己保持機能付筒形ヒューズホルダ

Info

Publication number
JPH06176682A
JPH06176682A JP32764392A JP32764392A JPH06176682A JP H06176682 A JPH06176682 A JP H06176682A JP 32764392 A JP32764392 A JP 32764392A JP 32764392 A JP32764392 A JP 32764392A JP H06176682 A JPH06176682 A JP H06176682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass tube
fuse
contact piece
tube fuse
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32764392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Aizawa
正彬 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Isotec Ltd
Original Assignee
Fujitsu Isotec Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Isotec Ltd filed Critical Fujitsu Isotec Ltd
Priority to JP32764392A priority Critical patent/JPH06176682A/ja
Publication of JPH06176682A publication Critical patent/JPH06176682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己保持機能付筒形ヒューズホルダに関し、
構造が簡単で低価格化が可能な自己保持機能付筒形ヒュ
ーズホルダを提供する。 【構成】 筒形ヒューズホルダは、ガラス管ヒューズ1
00装着用の筒状の絶縁体の筐体12を備え、該筐体1
2の底部12aには、装着されるガラス管ヒューズ10
0の一端と接触する導体の接触片16が取り付けられて
いる。接触片16は、ガラス管ヒューズ100を装着時
に筐体12内に押し込む際にその一端と係合して第1の
状態から第2の状態に弾性変形する接触片本体17に、
接触片本体17が第1の状態にあるときはガラス管ヒュ
ーズ100から離れ、接触片本体17が第2の状態にあ
るときはガラス管ヒューズ100を外側から押圧,保持
する複数の保持部18を一体に設けて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己保持機能付筒形ヒ
ューズホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は電気機器,装置全般に使用されて
いる従来の筒形ヒューズホルダの側面図で、筒形ヒュー
ズホルダ1は、絶縁体で形成された筒状の筐体2と、絶
縁体で形成されたふた3にBS 等の導体の押圧部材4を
一体化して成るふた組立体5と、押圧用スプリング6と
を備え、筐体2の底部には、接触片7が、一端の端子7
aを外部に引き出した状態で取り付けられている。筒形
ヒューズホルダ1内にはガラス管ヒューズ100が装着
されるが、その装着手順は次の通りである。
【0003】装着に際しては、ふた組立体5を外してお
いて筐体2内にガラス管ヒューズ100を入れ、押圧用
スプリング6を入れた押圧部材4を筐体2の入口部に螺
合させ所定量ねじ込んで装着する。これにより、ガラス
管ヒューズ100は押圧用スプリング6に付勢され、そ
の一端のヒューズ金属部100aが接触片7に圧接す
る。この状態では、ガラス管ヒューズ100の他端10
0bは、押圧用スプリング6を介し押圧部材4に導通
し、引き出し端子8に接続する。なお、ふた組立体5は
ふた3と押圧部材4に分離しても良く、この場合は、押
圧部材4のねじ込み完了後にふた3を取り付けるように
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
の筒形ヒューズホルダは次の各種の欠点を有していた。 (1)接触導通を確保,維持するためには、押圧用スプ
リングが不可欠である。 (2)押圧用スプリングのセット,脱落防止の機構を設
ける必要がある。 (3)部品が多い分、接触抵抗劣化につながり易く、コ
スト低減に制約がある。
【0005】本発明は、構造が簡単で低価格化が可能な
自己保持機能付ヒューズホルダを提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明では、ガラス管ヒューズ装着用の筒状の筐体
を備え、該筐体の底部に、装着される前記ガラス管ヒュ
ーズの一端と接触する導体の接触片が取り付けられた筒
形ヒューズホルダにおいて、前記接触片が、前記ガラス
管ヒューズを装着時に前記筐体内に押し込む際に該ガラ
ス管ヒューズの一端と係合して第1の状態から第2の状
態に弾性変形する接触片本体と、該接触片本体に、前記
接触片本体が第1の状態にあるときは前記ガラス管ヒュ
ーズ装着位置から離れ、前記接触片本体が第2の状態に
あるときは装着された前記ガラス管ヒューズを外側から
押圧,保持するように前記接触片本体に一体に設けられ
た複数の保持部とで構成されたことを特徴とする構成と
している。
【0007】
【作用】ガラス管ヒューズ装着に際しては、該ガラス管
ヒューズを筐体内に挿入し、これを、従来と同様のふた
組立体をねじ込む等の方式により押し込む。押し込まれ
たガラス管ヒューズの一端は接触片本体と係合しこれを
第1の位置から第2の位置に弾性変形させる。これによ
り、複数の保持部はガラス管ヒューズを外側から押圧,
保持して固定する。
【0008】このように、装着されるガラス管ヒューズ
は接触片により自己保持されるので、従来必要としてい
た押圧用スプリングは不要になり、構造は簡略化され
る。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図5に関連して本発明の実施
例を説明する。
【0010】図1は本例の自己保持機能付筒形ヒューズ
ホルダ(以下筒形ヒューズホルダと略称)の側面図で、
筒形ヒューズホルダ11は、絶縁体で形成された筒状の
筐体12と、絶縁体で形成されたふた13にBS 等の導
体の押圧部材14を一体化して成るふた組立体15と、
弾性体の接触片16とを備えている。
【0011】接触片16は、図2(図2(A)は側面
図、図2(B)は正面図)に詳細を示すように、わん状
に湾曲した形状を有し筐体12の底部12aに装着され
る接触片本体17に複数の保持部18を一体に接続して
構成されている。このような構成の接触片16は、ガラ
ス管ヒューズ未装着状態では図2(A)に点線で示す第
1の状態に位置しているが、ガラス管ヒューズ装着時に
は図2(A)に実線で示す第2の状態に弾性変形する。
次に、この接触片16の作用を説明する。
【0012】ガラス管ヒューズ未装着時には、接触片1
6は第1の位置に位置決めされている。装着時には、ふ
た組立体15を外しておいて筐体12内にガラス管ヒュ
ーズ100を入れ、押圧部材14を筐体12の入口部に
螺合させ所定量ねじ込んで装着する。これにより、ガラ
ス管ヒューズ100は押圧部材14の突部14aにより
押圧され、その一端のヒューズ金属部100aが図3に
示すように接触片本体17を押圧して、実線の第1の状
態から点線の第2の状態に弾性変形させる。
【0013】この接触片本体17の弾性変形に伴い、複
数の保持部18は実線の位置から点線の位置に移動し
て、ガラス管ヒューズ100のヒューズ金属部100a
を外側から押圧,保持し、これにより、装着されたガラ
ス管ヒューズ100は接触片16により自己保持され
る。なお、保持部18に突部19を取り付け、ヒューズ
金属部100aに突部19に対応する凹部を形成してお
けば、自己保持機能はより強固になる。
【0014】また、筐体12の底部12aの形状を図4
のようにし、凹部20に、接触片本体17と保持部18
の接続部付近を支持させるようにすれば、装着時に接触
片本体17を押す力が小さくても保持部18による保持
力を大きくすることができる。底部12aの詳細形状
は、接触片本体17の曲率により決定することになる。
【0015】この装着時に、接触片16に一体に接続さ
れて外部に突出している端子21は、ヒューズ金属部1
00aに導通する。また、従来の引き出し端子8と同様
の引き出し端子22は、押圧部材14を介しヒューズ金
属部100bに導通する。
【0016】上述の説明ではふた13と押圧部材14を
一体化した例について述べたが、これらを分離しても良
いことは勿論で、その場合は、押圧部材ねじ込み完了後
にふたを取り付ける。このような構成,作用を有する筒
形ヒューズホルダの機器,装置への実装例を図5に示
す。
【0017】本実装例ではプリンタ入力スイッチユニッ
トに自己保持機能付筒形ヒューズホルダを用いている。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、従
来必要としていた導通機能維持用のばねが不要になるた
め、構造が簡単になり、低価格化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自己保持機構付筒形ヒューズ
ホルダの側面図である。
【図2】図1の接触片の構造詳細図で、図2(A)は側
面図、図2(B)は正面図である。
【図3】本発明の実施例の接触片の作用説明図である。
【図4】本発明の実施例の筐体底部形状説明図である。
【図5】本発明の実施例の機器,装置への筒形ヒューズ
ホルダ実装例を示す斜視図である。
【図6】従来の筒形ヒューズホルダの側面図である。
【符号の説明】
11 自己保持機能付筒形ヒューズホル
ダ 12 筐体 12a 底部 16 接触片 17 接触片本体 18 保持部 100 ガラス管ヒューズ 100a,100b ヒューズ金属部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス管ヒューズ(100)装着用の筒
    状の絶縁体の筐体(12)を備え、該筐体(12)の底
    部(12a)に、装着される前記ガラス管ヒューズ(1
    00)の一端と接触する導体の接触片(16)が取り付
    けられた筒形ヒューズホルダにおいて、 前記接触片(16)が、 前記ガラス管ヒューズ(100)を装着時に前記筐体
    (12)内に押し込む際に該ガラス管ヒューズ(10
    0)の一端と係合して第1の状態から第2の状態に弾性
    変形する接触片本体(17)と、 前記接触片本体(17)が第1の状態にあるときは前記
    ガラス管ヒューズ(100)装着位置から離れ、前記接
    触片本体(17)が第2の状態にあるときは装着された
    前記ガラス管ヒューズ(100)を外側から押圧,保持
    するように前記接触片本体(17)に一体に設けられた
    複数の保持部(18)とで構成されたことを特徴とする
    自己保持機能付筒形ヒューズホルダ。
JP32764392A 1992-12-08 1992-12-08 自己保持機能付筒形ヒューズホルダ Pending JPH06176682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32764392A JPH06176682A (ja) 1992-12-08 1992-12-08 自己保持機能付筒形ヒューズホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32764392A JPH06176682A (ja) 1992-12-08 1992-12-08 自己保持機能付筒形ヒューズホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06176682A true JPH06176682A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18201349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32764392A Pending JPH06176682A (ja) 1992-12-08 1992-12-08 自己保持機能付筒形ヒューズホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06176682A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102568970A (zh) * 2011-12-26 2012-07-11 东莞市思普太阳能科技有限公司 太阳能光伏发电系统用保险丝管座
CN110660630A (zh) * 2019-10-30 2020-01-07 徐州泉宝电气设备有限公司 适用于变电设备的快拆熔断式保险装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102568970A (zh) * 2011-12-26 2012-07-11 东莞市思普太阳能科技有限公司 太阳能光伏发电系统用保险丝管座
CN110660630A (zh) * 2019-10-30 2020-01-07 徐州泉宝电气设备有限公司 适用于变电设备的快拆熔断式保险装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2809120B2 (ja) 電子機器の電池取付装置
KR100297522B1 (ko) 전기배선용접속단자
US4534610A (en) Jack
US2831948A (en) Fastening device
US5174784A (en) Electrical connection member for connecting a wire-shaped electrical conductor
EP3407428B1 (en) Metal leaf spring structure of electrical connection terminal
JP2831507B2 (ja) 押釦スイッチ
US3536870A (en) Jack with spring pressed resilient terminal
US4445742A (en) Electrical cable connector
US6152745A (en) Shielded-electric-wire connection part structure
US5957272A (en) Push button for control panels
WO1998045903A1 (fr) Groupe batterie de voiture
JPH06176682A (ja) 自己保持機能付筒形ヒューズホルダ
US6094357A (en) Product having a rechargeable battery which is held in a mechanically stable manner and is easy to remove
JP2000149715A (ja) スイッチ
JP2003331677A (ja) スイッチ装置
US5208430A (en) Position responsive switch
JPH10326534A (ja) スイッチの構造
US4583154A (en) Portable lamp with a fluorescent tube and a ballast tube
JP3170414B2 (ja) 押接式コネクタ用の端子及び押接式コネクタ
JPH08110823A (ja) 情報機器の置き台
GB2053588A (en) Terminal connector for quick connection of electric wires
JP2887855B2 (ja) 押釦スイッチ
JPH0343627Y2 (ja)
JPH01286714A (ja) 電気コンジットの遮断続器用安全装置