JPH08110823A - 情報機器の置き台 - Google Patents

情報機器の置き台

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JPH08110823A
JPH08110823A JP6245014A JP24501494A JPH08110823A JP H08110823 A JPH08110823 A JP H08110823A JP 6245014 A JP6245014 A JP 6245014A JP 24501494 A JP24501494 A JP 24501494A JP H08110823 A JPH08110823 A JP H08110823A
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Japan
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cover
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stand
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JP6245014A
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English (en)
Inventor
Koki Sasaki
幸喜 佐々木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、情報機器の置き台に関し、DC出
力端子間の短絡を簡単な構造により防止し、安全で安価
なものとすることを目的とする。 【構成】 DC出力端子3は携帯型情報機器50にDC
電源を供給する。カバー6はDC出力端子3を保護す
る。バネ機構部7はカバー6を支える。携帯型情報機器
50を搭載した場合に、カバー6を介した曲げ作用でバ
ネ機構部7が下方に曲がることにより、DC出力端子3
がカバー6から露出し、入力コンタクト53に接触し、
DC電源を供給する。携帯型情報機器50が未搭載の場
合に、バネ機構部7がカバー6を支えることにより、カ
バー6がDC出力端子3を覆い、DC出力端子3の短絡
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,情報機器の置き台に関
し、特に携帯型情報機器等にDC電源を供給するための
DC出力端子を備えた携帯型情報機器の置き台に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯型の情報機器、例えば携帯型パーソ
ナルコンピュータ等に対してDC(直流)電源を供給す
ることが必要とされる場合がある。このために、携帯型
情報機器に対してDC電源を供給することが可能な携帯
型情報機器の置き台(クレードル装置)が知られてい
る。
【0003】図6乃至図8は従来技術説明図であり、図
6は従来の携帯型情報機器の置き台を示し、図7は携帯
型情報機器の置き台への携帯型情報機器の搭載について
示し、図8はDC出力端子近傍の断面構造を示す。
【0004】図6において、携帯型情報機器の置き台1
01は、その上面に図7に示す携帯型情報機器110を
搭載する構成とされる。このために、その上面は、携帯
型情報機器110を搭載し易い構造とされ、例えば、図
示のように携帯型情報機器の置き台101の本体102
の一部に、傾斜部104及び平面U字状のガイド部10
5が設けられる。ガイド部105の所定の位置にDC出
力端子103が設けられる。DC出力端子103は、携
帯型情報機器110が搭載された場合に、これにDC電
源を供給する。
【0005】図7に示すように、携帯型情報機器110
を携帯型情報機器の置き台101に搭載する時に、携帯
型情報機器110の本体111をガイド部105に沿っ
て、即ち図中矢印の方向に携帯型情報機器の置き台10
1上に搭載すると、DC出力端子103に対応する位置
に携帯型情報機器110の入力コンタクト113(図8
参照)のためのコンタクト孔112が位置することにな
る。
【0006】図8に、この時の状態を詳細に示す。図8
(A)に示すように、携帯型情報機器110の本体11
1において、携帯型情報機器の置き台101の本体10
2(のガイド部105)と対向する面に、2個のコンタ
クト孔112が設けられ、各々の底部に入力コンタクト
113が設けられる。入力コンタクト113の一方は、
DC電源の正の電源電位(+)を入力するためのもので
あり、他方は、DC電源の接地電位(G)を入力するた
めのものである。
【0007】一方、携帯型情報機器の置き台101の本
体102(のガイド部105)において、その所定の位
置に、2本のDC出力端子103が設けられる。DC出
力端子103の一方は、DC電源の正の電源電位(+)
を供給するためのものであり、他方は、DC電源の接地
電位(G)を供給するためのものである。DC出力端子
103は、携帯型情報機器の置き台101の本体102
(のガイド部105)の上表面から、図8(B)に示す
ように露出し、図8(A)に示すように突出している。
【0008】この状態で、携帯型情報機器110をガイ
ド部105に沿って携帯型情報機器の置き台101上に
搭載すると、DC出力端子103の先端がこれに対応す
る位置にある入力コンタクト113に接触する。これに
より、DC出力端子103と入力コンタクト113とが
電気的に接続され、携帯型情報機器の置き台101から
携帯型情報機器110へDC電源が供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の携帯型情
報機器の置き台101においては、DC出力端子103
が本体102(のガイド部105)の上表面から露出し
たままの状態であるために、ユーザが誤って携帯型情報
機器の置き台101の上面に金属片等を落とした場合
に、DC出力端子103の電源電位側の端子と接地電位
側の端子とが短絡してしまう恐れがある。そして、短絡
が発生してしまった場合には、携帯型情報機器の置き台
101自体が破損してしまう恐れがある。
【0010】従って、DC出力端子103間の短絡の防
止は、これが携帯型情報機器の置き台101自体の破損
を招くために、携帯型情報機器の置き台101に必須の
事項である。DC出力端子103の短絡及びこれによる
破損を防止する対策としては、例えば携帯型情報機器の
置き台101にマイクロスイッチ106を設けることが
有効である。
【0011】そこで、図6に示すように、従来の携帯型
情報機器の置き台101においては、その傾斜部104
の所定の位置にマイクロスイッチ106を設けている。
これにより、携帯型情報機器の置き台101の上に携帯
型情報機器110が搭載されていることをマイクロスイ
ッチ106のオンにより検出し、携帯型情報機器110
が搭載されている時にのみ、DC出力端子103にDC
電圧を出力するようにしている。
【0012】しかし、マイクロスイッチ106は高価な
ものであるため、従来の携帯型情報機器の置き台101
は高価なものになってしまっていた。また、マイクロス
イッチ106のオンを検出し、これに基づき所定の処理
を行わなければならず、煩雑であった。
【0013】本発明は、DC出力端子の短絡及びこれに
よる破損を簡単な構成により防止でき、かつ、安価な携
帯型情報機器の置き台を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図であり、本発明による情報機器の置き台の構成等を
示す。
【0015】図1において、携帯型情報機器の置き台1
は、携帯型情報機器50にDC電源を供給するための1
組又は複数組のDC出力端子3と、DC出力端子3を保
護するためにDC出力端子3を覆い、かつ、DC出力端
子3を露出させるための開口62を備えるカバー6と、
カバー6を支えるバネ機構部7とを備える。
【0016】バネ機構部7は、携帯型情報機器の置き台
1上の所定の位置に携帯型情報機器50を搭載した場合
に、携帯型情報機器50によりカバー6が押されること
による曲げ作用で、下方に曲がる機能を備える。また、
バネ機構部7は、携帯型情報機器50が未搭載の場合
に、カバー6の重量によっては曲げ作用を受けることな
く、カバー6を支える機能を備える。
【0017】
【作用】本発明の携帯型情報機器の置き台1において、
その上の所定の位置に携帯型情報機器50を搭載した場
合に、携帯型情報機器50によりカバー6が押され、こ
の曲げ作用によりバネ機構部7が下方に曲げられる。こ
れにより、カバー6も図中下方に移動し、DC出力端子
3がカバー6の開口62から露出する。そして、DC出
力端子3の先端が携帯型情報機器50のコンタクト孔5
2を通り入力コンタクト53に当接する。
【0018】この結果、携帯型情報機器の置き台1のD
C出力端子3と携帯型情報機器50の入力コンタクト5
3とが電気的に接続され、携帯型情報機器の置き台1か
ら携帯型情報機器50へDC電源が供給される。
【0019】一方、携帯型情報機器50が未搭載の場合
に、バネ機構部7はカバー6の重量によっては曲げ作用
を受けないので、元の状態(図示のような平板状態)で
カバー6を支える。これにより、カバー6はDC出力端
子3を覆った状態となるので、DC出力端子3が保護さ
れる。
【0020】従って、携帯型情報機器50が未搭載の場
合、DC出力端子3はカバー6によって覆われているの
で、ユーザが誤って携帯型情報機器の置き台1の上面に
金属片等を落とした場合でも、DC出力端子3の電源電
位側の端子と接地電位側の端子との短絡を防止でき、短
絡による携帯型情報機器の置き台1自体の破損をも防止
できる。
【0021】以上のように、本発明によれば、携帯型情
報機器50を搭載した場合にはDC出力端子3を露出し
てDC電源を供給し、携帯型情報機器50を未搭載の場
合には、DC出力端子3をカバー6で覆って保護でき
る。これにより、従来のように携帯型情報機器50が搭
載されている時にのみ、DC出力端子3にDC電圧を出
力することは不要にでき、従って、高価なマイクロスイ
ッチ(106)を不要にできる。また、マイクロスイッ
チのオンを検出してDC電源を供給するという処理をも
不要にできる。
【0022】更に、本発明においては、カバー6とバネ
機構部7とを設けるのみでよい。そして、カバー6は簡
単な構造であり、バネ機構部7も例えば板バネのような
簡単な構造のものでよい。従って、これらの構造は簡単
なものであり、また、そのコストはマイクロスイッチと
比較すると安価なものにできる。
【0023】
【実施例】以下,本発明の実施例を図1乃至図5を用い
て説明する。図2は実施例説明図であり、本発明の携帯
型情報機器の置き台1を示す斜視図である。図2におい
て、携帯型情報機器の置き台1は、その上面に図3に示
す携帯型情報機器50を搭載する構成とされる。このた
めに、その上面は、携帯型情報機器50を搭載し易い構
造とされ、例えば、図示のように携帯型情報機器の置き
台1の本体2の一部に、携帯型情報機器50を搭載し易
いように傾斜した傾斜部4及び平面U字状のガイド部5
が設けられる。
【0024】カバー6がガイド部5の所定の位置に設け
られる。カバー6は、携帯型情報機器50が未搭載の状
態(図示の状態)において、当該所定の位置に設けられ
たDC出力端子3(図1参照)を覆い、これが当該カバ
ー6から露出(又は突出)しないようにする。DC出力
端子3は、携帯型情報機器50が所定の位置に搭載され
た場合に携帯型情報機器50にDC電源を供給するため
の電極である。
【0025】なお、携帯型情報機器の置き台1は、DC
入力端子8、RS232Cのようなコネクタを接続する
ためのコネクタ接続部10を備える。DC入力端子8は
この携帯型情報機器の置き台1にDC電源の正の電源電
位(+)及び接地電位(G)を供給するための端子であ
る。従って、携帯型情報機器の置き台1へその外部から
供給されたDC電源が、この携帯型情報機器の置き台1
を介して、これに搭載された携帯型情報機器50に供給
される。
【0026】図3は実施例説明図であり、携帯型情報機
器の置き台1への携帯型情報機器50の搭載について示
す。図3に示すように、携帯型情報機器50は、例えば
その上面にペン入力のための入力面を備えたペン入力型
コンピュータからなる。携帯型情報機器50を携帯型情
報機器の置き台1に搭載する時に、携帯型情報機器50
の本体51をガイド部5に沿って、即ち図中矢印の方向
に携帯型情報機器の置き台1上に搭載する。これによ
り、DC出力端子3を覆うカバー6に対応する位置に、
携帯型情報機器50の入力コンタクト53(図1参照)
のためのコンタクト孔52が位置することになる。
【0027】ここで、図1を参照して、このDC出力端
子3と入力コンタクト53とが対向した時の状態を詳細
に説明する。特に、図1(A)はDC出力端子3近傍の
断面構造を示し、図1(B)はカバー6近傍の平面構造
を示す。
【0028】図1(A)に示すように、携帯型情報機器
の置き台1と対向させられた携帯型情報機器50の本体
51において、携帯型情報機器の置き台1の本体2(の
ガイド部5)と対向する面に、1組(2個)のコンタク
ト孔(開口)52が設けられ、各々の底部に入力コンタ
クト53が設けられる。入力コンタクト53の一方は、
DC電源の正の電源電位(+)を入力するための電極で
あり、他方は、DC電源の接地電位(G)を入力するた
めの電極である。本体51は例えば樹脂からなり、入力
コンタクト53は適当な金属からなる。
【0029】一方、携帯型情報機器の置き台1の本体2
(のガイド部5)において、その所定の位置に、1組
(2本)のDC出力端子3が設けられる。DC出力端子
3の一方は、DC電源の正の電源電位(+)を携帯型情
報機器50に供給するための電極であり、他方は、DC
電源の接地電位(G)を携帯型情報機器50に供給する
ための電極である。本体2は例えば樹脂からなり、DC
出力端子3は適当な金属からなる。
【0030】なお、この実施例では、1組のDC出力端
子3のみを示しているが、必要に応じて複数組のDC出
力端子3が設けられる。DC出力端子3は、携帯型情報
機器の置き台1の本体2(のガイド部5)に固定され
(図示せず)、また、その先端は携帯型情報機器の置き
台1の本体2の表面から携帯型情報機器50側へ突出す
るようにされる。
【0031】このように突出したDC出力端子3の先端
は、携帯型情報機器50を搭載しない状態(図示の状
態)において、カバー6によって覆われる。これによ
り、DC出力端子3は、カバー6の外部には露出しない
ようにされ、DC出力端子3間の短絡から保護される。
【0032】カバー6の構造を図4に示す。特に、図4
(A)はカバー6の上面図であり、図4(B)はカバー
6の正面図でありその一部を破断して示し、図4(C)
はカバー6の底面図である。また、図4(B)には、バ
ネ機構部7の一部を合わせて示す。
【0033】カバー6は、中空の四角柱とされ、その一
端に上面部(底面部)64を有し、側面部61と上面部
64とが一体に形成された構造とされる。側面部61は
上面部64よりも厚くされ、剛性を高めてカバー6の移
動が後述するカバーガイド部(21)に沿って円滑に行
われるようにしている。
【0034】カバー6の上面部64には開口62が設け
られる。開口62はDC出力端子3に対応して1組(2
個)設けられる。開口62は、携帯型情報機器50を搭
載した状態において、DC出力端子3の先端をカバー6
から露出させるためのものである。従って、開口62
は、DC出力端子3の位置に対応して設けられ、DC出
力端子3の形状に応じた形状とされる。即ち、図示の開
口62の形状は正方形状であるが、DC出力端子3の断
面形状が円形である場合には、これに応じて開口62も
円形の形状とされる。
【0035】カバー6は、上面部64とは反対側(バネ
機構部7側)の一端に、突起部63を備える。突起部6
3は、カバー6の長手方向の2辺において、側面部61
の一部を突出させることにより、側面部61と一体に構
成される。突起部63は、カバー6の移動において、カ
バー6が後述する嵌合部(22)に当接し、これによ
り、曲げ作用が加わらなくなったバネ機構部7の復元力
でカバー6が携帯型情報機器の置き台1の本体2から離
脱することを防止する。
【0036】図1に戻って、バネ機構部7は、その一端
が携帯型情報機器の置き台1の本体2に固定される。ま
た、バネ機構部7は、その他端がカバー6の上面部64
とは反対側(バネ機構部7側)と接するように設けられ
る。バネ機構部7は、図4(B)にも示すように、カバ
ー6の側面部61の内の短辺側の2辺(突起部63を有
する2辺)と、その底部で接するように設けられる。
【0037】バネ機構部7は、例えば図1(A)及び
(B)に示す平板形状の板バネからなる。なお、バネ機
構部7は、他のバネ機構、例えばコイルバネ等からなる
ものであってもよい。バネ機構部7は、携帯型情報機器
の置き台1上の所定の位置に携帯型情報機器50を搭載
した場合に、携帯型情報機器50によりカバー6が図中
下方に押されることによる曲げ作用で、図中下方に曲が
る。また、バネ機構部7は、携帯型情報機器50が未搭
載の場合に、カバー6の重量によっては曲げ作用を受け
ることなく、図示の平板状態のままでカバー6を支え
る。このために、カバー6は、十分に軽量でかつ強度の
ある例えば樹脂からなる。
【0038】また、図1に示すように、携帯型情報機器
の置き台1の本体2には、カバー6のためのカバーガイ
ド部21が設けられる。カバーガイド部21は、携帯型
情報機器の置き台1の本体2に設けられた開口であり、
その内側に四角柱であるカバー6を図示のように嵌合す
る。カバー6はカバーガイド部21に沿って図1(A)
中上下に摺動可能とされる。
【0039】従って、カバー6は、携帯型情報機器50
が搭載された場合に、これにより図中下方に押され、カ
バーガイド部21に沿って図中下方に摺動し、バネ機構
部7を押す。この結果、バネ機構部7は曲げ作用により
図中下方に曲げられる。そして、カバー6の開口62か
らこれを貫通してDC出力端子3が露出する。
【0040】逆に、カバー6は、搭載された携帯型情報
機器50が取り外された場合に、バネ機構部7の復元力
によって図中上方に押され、カバーガイド部21に沿っ
て図中上方に摺動する。この結果、バネ機構部7はその
復元力により元の平板状に戻る。そして、カバー6は、
DC出力端子3を覆う。
【0041】ここで、図1に示すように、カバーガイド
部21(又は携帯型情報機器の置き台1の本体2)の一
部に、カバー6の突起部63に対する嵌合部22が設け
られる。嵌合部22は、突起部63に対応する位置に、
突起部63がその内部に嵌合するように、携帯型情報機
器の置き台1の本体2の一部に窪みを形成することによ
り設けられる。
【0042】従って、カバー6がバネ機構部7によって
押された場合において、バネ機構部7がその復元力によ
り元の平板状に戻った時点で、突起部63の図4(B)
中上面が嵌合部22の図1(A)中下面に当接する。な
お、これは、図1に示す状態である。これにより、曲げ
作用が加わらなくなったバネ機構部7の復元力でカバー
6が携帯型情報機器の置き台1の本体2から離脱するこ
とを防止できる。
【0043】なお、以上から判るように、携帯型情報機
器50が未搭載の場合におけるカバー6の位置は、カバ
ーガイド部21、バネ機構部7、突起部63及び嵌合部
22により、一意に定まる。従って、携帯型情報機器5
0が未搭載の場合には、カバー6によってDC出力端子
3を確実に覆うことができる。
【0044】次に、本実施例における携帯型情報機器の
置き台1から携帯型情報機器50へのDC電源の供給に
ついて図5を参照して説明する。まず、携帯型情報機器
の置き台1上に携帯型情報機器50を搭載した場合につ
いて説明する。
【0045】携帯型情報機器の置き台1の上に、図3に
示したように、携帯型情報機器50をガイド部5に沿っ
て搭載する。これにより、携帯型情報機器50がカバー
6を押す。カバー6は、図中下方に押され、カバーガイ
ド部21に沿って図1(A)中下方に摺動し、バネ機構
部7を押す。この結果、バネ機構部7は曲げ作用により
図中下方に曲げられる。そして、カバー6の開口62か
らDC出力端子3が露出する。
【0046】そして、DC出力端子3の先端が携帯型情
報機器50のコンタクト孔52を通り入力コンタクト5
3に接触する。これが図5に示す状態である。この結
果、携帯型情報機器の置き台1のDC出力端子3と携帯
型情報機器50の入力コンタクト53とが電気的に接続
され、携帯型情報機器の置き台1から携帯型情報機器5
0へDC電源が供給される。
【0047】次に、携帯型情報機器の置き台1上に搭載
した携帯型情報機器50を取り外す場合について説明す
る。上述のようにして携帯型情報機器の置き台1上に搭
載し図5の状態にある携帯型情報機器50を携帯型情報
機器の置き台1から取り外す。
【0048】これにより、バネ機構部7には携帯型情報
機器50による曲げ作用は働かなくなる。バネ機構部7
はカバー6の重量によっては曲げ作用を受けないので、
カバー6はバネ機構部7の復元力によって図中上方に押
され、カバーガイド部21に沿って図中上方に摺動す
る。
【0049】そして、バネ機構部7はその復元力により
元の平板状に戻り、元の状態でカバー6を支える。これ
により、カバー6はDC出力端子3を覆った状態となる
ので、DC出力端子3が保護される。これが図1に示す
状態である。
【0050】従って、DC出力端子3はカバー6によっ
て覆われるので、ユーザが誤って携帯型情報機器の置き
台1の上面に金属片等を落とした場合でも、DC出力端
子3の短絡を防止でき、携帯型情報機器の置き台1自体
の破損をも防止できる。
【0051】以上、本発明を実施例により説明したが,
本発明はその趣旨に従う限りにおいて種々変形可能であ
る。例えば、本発明は、携帯型の情報機器に限らず,他
の形式の情報機器の置き台にも適用できる。また、本発
明は、DC電源を供給するためのDC出力端子に限ら
ず、他の各種の電気信号を出力する出力端子にも適用で
きる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報機器の置き台、特に携帯型情報機器の置き台におい
て、DC出力端子のカバーとこれを支えるバネ機構部か
らなる簡単な構造で、携帯型情報機器を搭載した場合に
DC出力端子が露出し、未搭載の場合にはDC出力端子
が露出しないようにすることにより、DC出力端子間の
短絡を防止できるので、携帯型情報機器の搭載を検出す
るための高価なマイクロスイッチ及びこれを設けたこと
による処理を不要にでき、この結果、安全で安価な携帯
型情報機器の置き台を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例説明図である。
【図3】実施例説明図である。
【図4】実施例説明図である。
【図5】動作説明図である。
【図6】従来技術説明図である。
【図7】従来技術説明図である。
【図8】従来技術説明図である。
【符号の説明】
1 携帯型情報機器の置き台 2 携帯型情報機器の置き台の本体 3 DC出力端子 4 傾斜部 5 ガイド部 6 カバー 21 カバーガイド部 22 嵌合部 50 携帯型情報機器 51 携帯型情報機器の本体 52 コンタクト孔 53 入力コンタクト 61 側面部 62 開口 63 突起部 101 携帯型情報機器の置き台 102 携帯型情報機器の置き台の本体 103 DC出力端子 104 傾斜部 105 ガイド部 110 携帯型情報機器 111 携帯型情報機器の本体 112 コンタクト孔 113 入力コンタクト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報機器に電源を供給するための1組又
    は複数組の出力端子と、 前記出力端子を覆い、前記出力端子を露出させるための
    開口を備えるカバーと、 前記カバーを支えるバネ機構部とを備え、 所定の位置に情報機器を搭載した場合に、当該情報機器
    により前記カバー及び前記バネ機構部が押されることに
    より、前記カバーが所定方向に移動して前記出力端子が
    前記カバーから露出し、 情報機器が未搭載の場合に、前記カバーが前記バネ機構
    部に支えられることにより、前記出力端子が前記カバー
    により覆われて保護されることを特徴とする情報機器の
    置き台。
  2. 【請求項2】 前記情報機器の置き台の本体に前記カバ
    ーのためのカバーガイド部が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の情報機器の置き台。
  3. 【請求項3】 前記カバーの前記バネ機構部側に突起部
    を設け、 前記カバーガイド部の一部に前記突起部に対する嵌合部
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の情報機器の
    置き台。
JP6245014A 1994-10-11 1994-10-11 情報機器の置き台 Pending JPH08110823A (ja)

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JP6245014A JPH08110823A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 情報機器の置き台

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