JPH06176362A - エンドレス光ディスク記録装置 - Google Patents

エンドレス光ディスク記録装置

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JPH06176362A
JPH06176362A JP34521492A JP34521492A JPH06176362A JP H06176362 A JPH06176362 A JP H06176362A JP 34521492 A JP34521492 A JP 34521492A JP 34521492 A JP34521492 A JP 34521492A JP H06176362 A JPH06176362 A JP H06176362A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録媒体が劣化せず長時間の使用に耐え、ま
た、記録媒体に対して長時間にわたる記録が可能となる
エンドレス記録装置を提供する。 【構成】ブランクの重ね書き可能の光ディスクにエンド
レス記録動作を行う場合は図に示すようにレコーダブル
エリアの最小アドレスから記録が開始される。記録一巡
が終了する前に記録を停止すると、図5(b)に示すよ
うに記録開始位置がスタートアドレスに指定され記録停
止位置がエンドアドレスとなり、スタートアドレスとエ
ンドアドレスに挾まれた部分がTNO1として保存され
る。二巡以上にわたり記録が続けられている場合は図5
(c)における現記録アドレスxにおいてストップキー
により記録を停止すると、図5(d)に示すように記録
停止位置がエンドアドレスとなり、エンドアドレスの次
のアドレスがスタートアドレスに指定されレコーダブル
エリアの全領域がTNO1として保存される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は記録媒体に重ね書きし
ながらエンドレスに記録を続けるエンドレス記録装置に
係わり、特に、記録媒体として光ディスクを用いること
により書換え可能回数が極端に高められたエンドレス光
ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に重ね書きしながらエンドレス
に記録を続ける記録装置としてはエンドレス磁気テープ
を用いるテープレコーダが知られている。エンドレス磁
気テープは図10(b)に示すようにループ状に作られ
ており、これが図10(a)に示すカセットに収納され
ている。カセットの供給側リールに巻かれたエンドレス
磁気テープの巻終は巻取側リールの巻初に繋げられ、巻
取側リールの巻終は供給側リールの巻初に繋げられてい
る。
【0003】このようなエンドレス磁気テープは供給側
リールから引き出され磁気ヘッドと摺接するように送ら
れ、磁気ヘッドにより印加された磁界による残留磁気と
して信号がエンドレス磁気テープに記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したエンドレス磁
気テープに記録する方法では磁気テープはコイル状に巻
かれた状態で常時滑っており磨耗による損傷が激しく長
時間使用できないという問題があった。また、テープを
長くすると摩擦抵抗が大きくなりテープを送れないので
エンドレス磁気テープの長さは短く長時間の記録が不可
能であるという問題があった。
【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは記録媒体が長時間
の使用に耐えるエンドレス記録装置を提供することであ
る。
【0006】この発明の他の目的は、長時間の記録を可
能とするエンドレス記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のエンドレス光
ディスク記録装置は、記録再生領域であるプログラムエ
リアのグルーブの波形にアドレスがFM変調されて記録
され、各記録単位のスタートアドレスおよびエンドアド
レスがユーザズトックエリアに記録されまた装置のRA
Mに記憶される重ね書き可能な光ディスクを記録する光
ディスク記録装置において、プログラムエリアのスター
トアドレスとエンドアドレスとで挾まれた記録単位を記
録済領域とし、プログラムエリアの最大アドレスの次に
最少アドレスが続くように決められたループ状のアドレ
スをアドレスの増大する方向に記録済領域を飛ばしなが
ら記録を継続するものである。
【0008】さらに、前記エンドレス光ディスク記録装
置において、エンドアドレスは記録動作の停止により記
録の停止したアドレスとして指定され、スタートアドレ
スはエンドレス記録動作における残存記録エリアの先頭
アドレスとして指定されるものである。
【0009】さらに、前記エンドレス光ディスク記録装
置において、スタートアドレスはスタートアドレス指定
キーにより現在記録中のアドレスが指定され、エンドア
ドレスはエンドアドレス指定キーまたは記録動作を停止
させるストップキーにより指定されるものである。
【0010】さらに、前記エンドレス光ディスク記録装
置において、エンドアドレスはエンドアドレス指定キー
または記録動作を停止させるストップキーにより指定さ
れスタートアドレスはエンドアドレスからの遡及時間を
入力することにより指定されるものである。
【0011】さらに、前記エンドレス光ディスク記録装
置において、複数のディスクを収納するディスクチェン
ジャーを備え、ディスクチェンジャーに収納されたディ
スクのディスク番号をループ状に定め、最大アドレスの
次に次番号ディスクの最少アドレスが続くようにアドレ
スループが決められたものである。
【0012】さらに、検出器の出力データを記録する前
記エンドレス光ディスク記録装置において、検出器の出
力によりエンドアドレスが指定され、スタートアドレス
はエンドアドレスの次アドレスとして指定され、または
エンドアドレスより所定時間遡及したアドレスとして指
定されるものである。
【0013】
【作用】この発明のエンドレス光ディスク記録装置によ
り記録される書換え可能な光ディスクとしてミニ・ディ
スク(MD)が知られている。ミニ・ディスクでは内周
側のピット情報記録エリアの外側にレコーダブル・エリ
アが設けられている。レコーダブル・エリアにはユーザ
ズトックエリア(U−TOC)とプログラムエリアがあ
り、ここにはピットがない代りにトラックを案内するグ
ルーブ(溝)が掘られており、このグルーブに沿って情
報を記録する。
【0014】グルーブは波形にうねっており、そのうね
り(ウォブル)により生じる信号の平均周波数が22.
05kHzとなるようにディスクの回転が制御される。
さらに、このウォブルの中に記録開始位置からの絶対時
間(アドレス情報)がFM変調されて記録されている。
【0015】記録は磁性膜の磁化により行われる。すな
わち、磁性膜をレーザスポットによりキューリ点以上に
加熱し、そこに信号に従って反転する磁界を加えた後、
冷却すると磁性膜に信号が磁化方向の変化として記録さ
れる。このような記録は既に記録されている部分にも行
うことができる。すなわち重ね書き(オーバライト)が
可能である。
【0016】記録位置の管理はユーザズトック(U−T
OC)に記録された情報により行われる。プログラムエ
リアの記録には各記録単位にトラックナンバー(TN
O)が1から始まる連続自然数として付され各TNO毎
に開始時間、終了時間、タイトル等の情報がU−TOC
に記録されている。TNOとその付属情報がU−TOC
から消去されるとその部分は未記録部分として扱われ
る。
【0017】ディスクが装置にローディングされるとU
−TOC情報が読み出され、そのデータが装置のRAM
に記憶され、それ以降はRAMに記憶されているU−T
OC情報により記録再生の管理が行われる。各曲の記録
や消去が行われるとRAMの記憶内容が換えられ、その
記憶情報はディスクを装置から取り出す前にディスクの
U−TOCに記録される。
【0018】この発明のエンドレス光ディスク記録装置
によれば、上記のような光ディスクのプログラムエリア
の最大アドレスの次に最少アドレスが続くように決めら
れたループ状のアドレスをアドレスの増大する方向に記
録済領域を飛ばしながら記録を継続し、キー操作等によ
りスタートアドレスとエンドアドレスを指定することに
より装置のRAMにスタートアドレスとエンドアドレス
が記憶されその間に挟まれた部分が記録済み部分として
保存される。記録済み部分の記録単位にはTNOが付さ
れてRAMに記憶される。
【0019】光ディスクが装置から排出される前にRA
Mに記憶されているTNOとそのスタートアドレスおよ
びエンドアドレスは光ディスクのU−TOCエリアに記
録され、光ディスクが再び光ディスク記録再生装置に装
着されても記録済み部分は保存される。
【0020】光ディスクの磁性膜の磁化による記録は繰
返し可能回数が極めて多いので記録媒体の耐用時間が極
めて長くなる。また、記録密度を高くとれるので長時間
の記録が可能となる。
【0021】
【実施例】この発明の実施例であるエンドレス光ディス
ク記録装置を図面に基づいて説明する。図1はこの発明
の実施例に用いられるMD記録再生装置の構成を示すブ
ロック図である。図において、1はミニ・ディスク1a
を回転させて情報を書込みあるいは読み出すMDメカニ
ズムであり、図示していないローディング機構によりロ
ーディングされたミニ・ディスク1aをターンテーブル
に載せて回転させるディスクモータ1d、ミニ・ディス
ク1aからの情報の読み出しと記録時のディスク加熱を
行う光ピックアップ1bおよびその送り機構、ミニ・デ
ィスク1aのレーザ加熱部に記録情報を磁界として加え
垂直磁化を行う磁気ヘッド1cおよびそのローディング
機構より構成されている。
【0022】2はMD記録再生回路であり、MDメカニ
ズム1の動作を制御し、記録時にはA/Dコンバータ1
0から送られる音声デジタルデータをATRAC(アダ
プティブトランスフォームコーディング)方式で圧縮し
てRAM4に蓄え、所定量のデータが溜まると読み出し
を開始し、読み出した音声圧縮データをCD−ROMフ
ォーマットにエンコードし、ACIRC方式により誤り
訂正符号の付加およびインターリブを行った後EFM変
調した信号を磁気ヘッド1cに加える。
【0023】MD記録再生回路2はさらに再生時に光ピ
ックアップ1bが読み出した信号をEFM復調し、さら
にACIRC復調して得られるCD−ROMフォーマッ
トの信号をデコードして音声圧縮データとしRAM4に
蓄える。さらにRAM4に蓄えられたデータを読み出し
ATRAC方式により音声データに復元してD/Aコン
バータ9に伝送する。
【0024】MD記録再生回路2はさらにディスクに記
録された情報をデコードしコントローラ3に送り、ま
た、コントローラ3からの指示によりディスクに記録す
べきサブコード情報をディスクへの記録情報に付加す
る。
【0025】コントローラ3はMD記録再生回路2より
メカニズム制御情報、RAM4のアドレス情報、ディス
クのアドレス情報およびディスクからの記録情報を得
て、メカニズム制御情報、RAM4のアドレス制御情報
およびディスクに記録する情報を生成してMD記録再生
回路2に送る。
【0026】コントローラ3はさらにRAM8に対しデ
ィスク管理情報およびディスク付加情報を作成して記憶
させ、また、キーマトリックス6または赤外線リモコン
7からの信号を受けて他の回路を制御し、表示器5に表
示情報を送る。
【0027】RAM4はディスクから読み出された情報
およびディスクに記録する情報を一時的に蓄える。表示
器5はコントローラ3から送られた表示情報を画面に表
示する。キーマトリックス6はユーザが操作することに
よりコントローラ3に動作指令を送る。赤外線リモコン
7はキーマトリックス6と同様の機能を有する。
【0028】RAM8はコントローラ3に制御されディ
スクの管理情報とディスクに記録する付加情報を一時的
に蓄える。D/Aコンバータ9はMD記録再生回路2か
ら送られるサンプリング周波数44.1kHz、量子化
数16ビットのデジタル音声信号をアナログ音声信号に
変換する。A/Dコンバータ10はアナログ回路から送
られる音声信号をサンプリング周波数44.1kHz、
量子化数16ビットのデジタル音声信号に変換しMD記
録再生回路2に送る。
【0029】キーマトリックス6にはスタートアドレス
を設定するスタートアドレス指定キー、エンドアドレス
を設定するエンドアドレス指定キー、記録動作を停止す
るストップキーおよび0〜9の数値を入力するテンキー
が含まれている。
【0030】図2にディスクのレコーダブルユーザエリ
アのアドレスの増大する方向を示している。レコーダブ
ルユーザエリアは内周側のU−TOCエリアと外周側の
リードアウトエリアに挾まれた部分にあり、その間にト
ラックが螺旋状に形成され、最内周位置から最外周位置
に向けてアドレスが増大する。レコーダブルユーザズエ
リアの最大アドレスからスタートアドレスに記録が継続
される。
【0031】図3に記録動作時の光ピックアップ1bお
よび磁気ヘッド1cの動きを示す。図3(a)はディス
クの螺旋状のトラックに沿って記録が行われている状態
を示しており、光ピックアップ1bはトラックを追跡し
て外周方向に送られる。磁気ヘッド1cは光ピックアッ
プ1bと連動する。
【0032】レコーダブルユーザエリアの最大アドレス
まで記録されるとレコーダブルユーザエリアの最小アド
レスがサーチされ、光ピックアップ1bは図3(b)に
示すように内周側に送られる。この間、記録データはR
AM4に蓄積される。図3(c)はサーチ終了状態を示
しており、サーチされた最小アドレス位置から最大アド
レスに向けて記録が続けられる。
【0033】図4に記録済部分があるディスクを用いて
エンドレス記録動作を行う場合について説明する。図4
(a)に示すように斜線で示す記録済部分には記録単位
毎にTNOが付され最大トラックナンバーがnで表示さ
れている。このディスクを用いてエンドレス記録動作を
行う場合、図4(b)に示すように、TNOnのエンド
アドレスの次のアドレスから記録が開始される。記録は
図に示す記号をアドレスとし図4(c)に示すように、
e→f,a→b,c→dの順に繰返し行われるが、fa
間、bc間およびde間はアドレスが不連続となり、こ
れらのアドレスをリンクする情報が装置のRAMに記憶
される。
【0034】次に、この発明の第1の実施例であるエン
ドレス光ディスク記録装置の記録動作について、図5を
参照して説明する。ブランクディスクにエンドレス記録
動作を行う場合は図5(a)に示すようにレコーダブル
エリアの最小アドレスから記録が開始される。xにより
現記録アドレスが示されている。記録一巡が終了する前
にストップキーにより記録を停止すると、図5(b)に
示すように記録開始位置がスタートアドレスに指定され
記録停止位置がエンドアドレスとなり、スタートアドレ
スとエンドアドレスに挾まれた部分がTNO1として保
存される。
【0035】図5(c)に二巡以上にわたり記録が続け
られている状態を示す。図5(c)における現記録アド
レスxにおいてストップキーにより記録を停止すると、
図5(d)に示すように記録停止位置がエンドアドレス
となり、エンドアドレスの次のアドレスがスタートアド
レスに指定されレコーダブルエリアの全領域がTNO1
として保存される。
【0036】図5ではスタートアドレスをキー操作によ
り指定しない場合について説明したが、次に、スタート
アドレスをキー操作により指定する場合を図6を参照し
て説明する。図6(a)はブランクディスクの一巡目の
記録状態を示している。
【0037】図6(b)に示すように一巡目の記録中に
スタートアドレスをキー操作により指定し、ストップキ
ーを押して記録を停止すると、図6(c)に示すように
スタートアドレスを押した時点の記録位置がスタートア
ドレスと指定され、停止した位置がエンドアドレスとな
りスタートアドレスとエンドアドレスで挾まれた部分が
TNO1として保存される。
【0038】図6(d)は図6(b)に示す状態でスト
ップキーを押す代りにエンドアドレス指定キーを押した
状態を示す。この場合は指定されたスタートアドレスと
エンドアドレスとの間がTNO1として保存され記録は
続けられる。
【0039】図6(e)はTNO1の保存後二巡以上の
記録を続けている状態を示す。この状態において、図6
(e)に示す記録位置においてスタートアドレスを設定
し、図6(f)に示す記録位置においてエンドアドレス
をエンドアドレス指定キーにより設定すると、図6
(g)に示すように上記のスタートアドレスとエンドア
ドレスとの間がTNO2として保存され記録は続けられ
る。
【0040】次に、この発明の第2の実施例であるエン
ドレス光ディスク記録装置の記録動作について、図7を
参照して説明する。図7(a)に示すエンドレス記録動
作中に図7(b)の記録位置xの時点でエンドアドレス
指定キーを押してエンドアドレスを指定し、その後、テ
ンキーとスタートアドレス指定キーを操作することによ
り遡及時間Δtが入力される。スタートアドレスはエン
ドアドレスからΔtだけ遡及した位置に設定され、スタ
ートアドレスとエンドアドレスとの間がTNO1として
保存され記録は続けられる。
【0041】その後、図7(c)に示すようにアドレス
x´の位置でエンドアドレス指定キーを押してエンドア
ドレスを指定し、その後、テンキーとスタートアドレス
指定キーを操作することにより遡及時間Δt´が入力さ
れる。Δt´がTNO1のエンドアドレスとアドレスx
´の間の時間より長いとTNO1のエンドアドレスの次
のアドレスがスタートアドレスとなりこのように設定さ
れたスタートアドレスとエンドアドレスとの間が図7
(c)に示すようにTNO2として保存される。
【0042】図7(c)はTNO1の記録から一巡目以
内のスタートアドレスおよびエンドアドレスの設定例を
示しているが、TNO1の記録から二巡目以上にわたり
記録が続けられた場合は図7(d)に示すようにTNO
1を挾んでTNO2が設定される。なお、図のaおよび
bのエリアの時間を夫々aおよびbで示すとa+b=Δ
t´である。二巡目以降の記録はTNO1のスタートア
ドレスの前のアドレスからTNO1のエンドアドレスの
次のアドレスに記録が続けられるのでTNO2の記録は
連続状態となっている。
【0043】次に、図8を参照してこの発明の第3の実
施例について説明する。この実施例では図1の構成にデ
ィスクチェンジャが付加され図8(a)に示すようにn
個のディスクが収納されている。n個のディスクには1
〜nの番号がループ状に付されている。図8(b)にア
ドレスの接続状態を示す。各ディスクの最大アドレスの
次には次番号のディスクの最小アドレスが接続される。
ディスク交換時には入力された記録データはRAMに蓄
積される。スタートアドレスおよびエンドアドレスの設
定方法は第1または第2の実施例と同様にして行われ
る。
【0044】次に、図9を参照してこの発明の第4の実
施例について説明する。この実施例では地震計の出力信
号がエンドレスに記録される。また、図9(a)に示す
ようにエンドレス光ディスク記録装置には地震計の出力
信号を処理するコントローラの出力信号が入力される。
【0045】地震計の出力信号は常時エンドレス光ディ
スク記録装置で記録されている。図9(b)に記録状態
を示す。地震があって大震動が記録された後コントロー
ラが地震終了を検出し、その所定時間後にコントローラ
から停止信号が出力されて記録が停止される。停止位置
がエンドアドレスとなり、スタートアドレスは第1の実
施例と同様にして設定され。
【0046】
【発明の効果】この発明のエンドレス光ディスク記録装
置によれば、記録媒体に重ね書きを多数回繰り返しても
記録媒体が劣化せず長時間の使用に耐える。また、記録
媒体に対して長時間にわたる記録が可能となる。
【0047】また、録音中に曲頭を聞き流してもスター
トアドレスを遡及時間で指定することにより、曲頭から
の記録を保存することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるエンドレス光ディスク
記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同エンドレス光ディスク記録装置におけるディ
スクの記録順序とアドレスを示す図である。
【図3】同エンドレス光ディスク記録装置における記録
状態を示す図である。
【図4】同エンドレス光ディスク記録装置において記録
済ディスクを用いた場合の記録動作を説明する図であ
る。
【図5】この発明の第1の実施例であるエンドレス光デ
ィスク記録装置の記録済トラック設定動作を説明する図
である。
【図6】この発明の第1の実施例であるエンドレス光デ
ィスク記録装置の記録済トラック設定動作を説明する図
である。
【図7】この発明の第2の実施例であるエンドレス光デ
ィスク記録装置の記録済トラック設定動作を説明する図
である。
【図8】この発明の第3の実施例であるエンドレス光デ
ィスク記録装置の構成を示す図である
【図9】この発明の第4の実施例であるエンドレス光デ
ィスク記録装置の構成を示す図である
【図10】従来のエンドレス記録装置に用いられる記録
媒体の例を示す図である。
【符号の説明】
1 MDメカニズム 2 MD記録再生回路 3 コントローラ 4 RAM 5 表示器 6 キーマトリックス 7 赤外線リモコン 8 RAM 9 D/Aコンバータ 10 A/Dコンバータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生領域であるプログラムエリアの
    グルーブの波形にアドレスがFM変調されて記録され、
    各記録単位のスタートアドレスおよびエンドアドレスが
    ユーザズトックエリアに記録されまた装置のRAMに記
    憶される重ね書き可能な光ディスクを記録する光ディス
    ク記録装置において、プログラムエリアのスタートアド
    レスとエンドアドレスとで挾まれた記録単位を記録済領
    域とし、プログラムエリアの最大アドレスの次に最少ア
    ドレスが続くように決められたループ状のアドレスをア
    ドレスの増大する方向に記録済領域を飛ばしながら記録
    を継続するエンドレス光ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 エンドアドレスは記録動作の停止により
    記録の停止したアドレスとして指定され、スタートアド
    レスはエンドレス記録動作における残存記録エリアの先
    頭アドレスとして指定される請求項1のエンドレス光デ
    ィスク記録装置。
  3. 【請求項3】 スタートアドレスはスタートアドレス指
    定キーにより現在記録中のアドレスが指定され、エンド
    アドレスはエンドアドレス指定キーまたは記録動作を停
    止させるストップキーにより指定される請求項1のエン
    ドレス光ディスク記録装置。
  4. 【請求項4】 エンドアドレスはエンドアドレス指定キ
    ーまたは記録動作を停止させるストップキーにより指定
    されスタートアドレスはエンドアドレスからの遡及時間
    を入力することにより指定される請求項1のエンドレス
    光ディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 複数のディスクを収納するディスクチェ
    ンジャーを備え、ディスクチェンジャーに収納されたデ
    ィスクのディスク番号をループ状に定め、最大アドレス
    の次に次番号ディスクの最少アドレスが続くようにアド
    レスループが決められた請求項1のエンドレス光ディス
    ク記録装置。
  6. 【請求項6】 検出器の出力データを記録する請求項1
    のエンドレス光ディスク記録装置において、記録検出器
    の出力によりエンドアドレスが指定され、スタートアド
    レスはエンドアドレスの次アドレスとして指定され、ま
    たはエンドアドレスより所定時間遡及したアドレスとし
    て指定されるエンドレス光ディスク記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0896560A (ja) * 1994-09-21 1996-04-12 Sony Corp クリップレコーダ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5319003A (en) * 1976-08-04 1978-02-21 Mitsubishi Electric Corp Recording and reproducing system of endless type
JPH0244569A (ja) * 1988-08-04 1990-02-14 Yamaha Corp 画像記憶装置

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