JPH0617602B2 - 立体構造物の接合部構造 - Google Patents
立体構造物の接合部構造Info
- Publication number
- JPH0617602B2 JPH0617602B2 JP62256718A JP25671887A JPH0617602B2 JP H0617602 B2 JPH0617602 B2 JP H0617602B2 JP 62256718 A JP62256718 A JP 62256718A JP 25671887 A JP25671887 A JP 25671887A JP H0617602 B2 JPH0617602 B2 JP H0617602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screwed
- diameter
- screw portion
- joint
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は立体トラスからなる立体構造物の接合部構造
に関するものである。
に関するものである。
従来より、立体構造物の球継手を使用して立体トラスを
構成するものは種々提案されている。
構成するものは種々提案されている。
例えば実公昭42−22992号公報に示すように鋼管端部の
ボルトを回転して球体に接合するもの、実願昭53−1333
2号公報に示すように球体内部より鋼管端部にボルトを
螺入し接合するものであるが、形状が複雑で製作加工が
困難である。また球体が大型化し、立体の組立に融通性
がなく作業性が悪いなどの諸問題に対処すべく創案され
たものであり、以下図面に示す実施例に基いて説明す
る。
ボルトを回転して球体に接合するもの、実願昭53−1333
2号公報に示すように球体内部より鋼管端部にボルトを
螺入し接合するものであるが、形状が複雑で製作加工が
困難である。また球体が大型化し、立体の組立に融通性
がなく作業性が悪いなどの諸問題に対処すべく創案され
たものであり、以下図面に示す実施例に基いて説明す
る。
この発明の立体構造物の接合部構造において接合金具
は、中空杆材の両端部に、大径の雌ネジ部を螺設してあ
る連継体をそれぞれ取付けてあり、コネクタは前記連継
体の雌ネジ部内径より小径の本体の一端に、前記連継体
の雌ネジ部に螺合する大径の雄ネジ部を設け、他端に、
球体の雌ネジ部に螺合する小径の雄ネジ部を設け、かつ
接合金具の両端の一対のコネクタは右ネジと左ネジの関
係に形成してあり、前記コネクタを内装した接合金物を
所定間隔をおいて配置されている球体間に設置し、前記
コネクタを回動して小径のネジを球体の小径の雌ネジ部
内に螺入させて組立ててある。
は、中空杆材の両端部に、大径の雌ネジ部を螺設してあ
る連継体をそれぞれ取付けてあり、コネクタは前記連継
体の雌ネジ部内径より小径の本体の一端に、前記連継体
の雌ネジ部に螺合する大径の雄ネジ部を設け、他端に、
球体の雌ネジ部に螺合する小径の雄ネジ部を設け、かつ
接合金具の両端の一対のコネクタは右ネジと左ネジの関
係に形成してあり、前記コネクタを内装した接合金物を
所定間隔をおいて配置されている球体間に設置し、前記
コネクタを回動して小径のネジを球体の小径の雌ネジ部
内に螺入させて組立ててある。
図面において符号1は鋼管より形成された中空杆材を示
す。杆材1の両端部には、大径の雌ネジ部2,2が螺設
してある連継体3,3がそれぞれ取付けられている。
す。杆材1の両端部には、大径の雌ネジ部2,2が螺設
してある連継体3,3がそれぞれ取付けられている。
そして接合金具8は前記連継体3の雌ネジ部2の内径よ
り小径の本体の一端には前記連継体3の雌ネジ部2に螺
合する大径の雄ネジ部4と球体Aの取付孔5に螺合する
小径の雄ネジ部6を有し、かつ接合金具8の両端の一対
のコネクタ7は右ネジと左ネジの関係に形成した2種類
のボルト状であり、それぞれ前記連継体3,3に進退可
能に螺合されている。
り小径の本体の一端には前記連継体3の雌ネジ部2に螺
合する大径の雄ネジ部4と球体Aの取付孔5に螺合する
小径の雄ネジ部6を有し、かつ接合金具8の両端の一対
のコネクタ7は右ネジと左ネジの関係に形成した2種類
のボルト状であり、それぞれ前記連継体3,3に進退可
能に螺合されている。
次に立体構造物の組立方法について説明する。図面第1
図、第2図は球体A,A間の寸法が正しい場合の組立状
態を示す。
図、第2図は球体A,A間の寸法が正しい場合の組立状
態を示す。
先ず図面において接合金物8の本体の左側のネジ部を右
ネジに形成し、右側のネジ部を左ネジに形成してある。
ネジに形成し、右側のネジ部を左ネジに形成してある。
ところで連継体3,3内にコネクタ7,7をねじ込んで
内装しておくが、そのコネクタ7,7のねじ込みは図示す
るように基準目盛までとしておく。
内装しておくが、そのコネクタ7,7のねじ込みは図示す
るように基準目盛までとしておく。
その後、コネクタ7,7を回動して球体A,Aの取付孔
5,5内に螺合させる。双方のコネクタ7,7には図示
してあるように所定間隔をおいて目盛を設けてあるの
で、この目盛を目視しながらコネクタ7,7を回動すれ
ば簡単に所定寸法で組立てることができる。
5,5内に螺合させる。双方のコネクタ7,7には図示
してあるように所定間隔をおいて目盛を設けてあるの
で、この目盛を目視しながらコネクタ7,7を回動すれ
ば簡単に所定寸法で組立てることができる。
図面第3図、第4図は球体A,A間の間隔に間隔誤差H
がある場合の組立状態を示す概略図である。まず、第3
図のように誤差Hに関係なく左、右のコネクタ7,7を
球体A,Aの取付孔5,5内にねじ込んだコネクタ7は
2.0 を指標しており、右のコネクタは1.0 を指標してい
る。
がある場合の組立状態を示す概略図である。まず、第3
図のように誤差Hに関係なく左、右のコネクタ7,7を
球体A,Aの取付孔5,5内にねじ込んだコネクタ7は
2.0 を指標しており、右のコネクタは1.0 を指標してい
る。
その後、第4図に示すように、左、右のコネクタ7,7
の目盛が同値(この実施例では1.5)になるまで杆材1
を回動する。ところで、この接合金物8の左、右側にお
けるネジ部は右ネジ、左ネジと異ならせてあるので、杆
材1を回動するとターンバックルの機能を有し、球体
A,A間の誤差Hを吸収することができる。
の目盛が同値(この実施例では1.5)になるまで杆材1
を回動する。ところで、この接合金物8の左、右側にお
けるネジ部は右ネジ、左ネジと異ならせてあるので、杆
材1を回動するとターンバックルの機能を有し、球体
A,A間の誤差Hを吸収することができる。
さらに第5図に示すように、球体A,Aの取付孔5,5
にねじ込まれるコネクタ7,7の雄ネジ部4,4のネジ
ピッチをP1、連継体3,3にねじ込まれるコネクタ
7,7の雄ネジ部4,4のネジピッチをP2とし、P1≠
P2とすれば、組立てた立体構造物のゆるみ止め機能を
もたせることができる。
にねじ込まれるコネクタ7,7の雄ネジ部4,4のネジ
ピッチをP1、連継体3,3にねじ込まれるコネクタ
7,7の雄ネジ部4,4のネジピッチをP2とし、P1≠
P2とすれば、組立てた立体構造物のゆるみ止め機能を
もたせることができる。
この発明は以上の構成により、その構成部品に球体と球
体間に接続される接合金物であり、特に接合金物は連継
体の雌ネジ部に螺合する大径ネジ部と前記雌ネジ部内径
より小径の本体と球体の雌ネジ部に螺合する小径の雄ネ
ジ部からなる右ネジと左ネジを有するコネクタと連継体
と杆材で構成されており、製作加工数量も少なく、コネ
クタは中空杆体に内装されるので輸送もまた組立施工に
際しても簡便である。
体間に接続される接合金物であり、特に接合金物は連継
体の雌ネジ部に螺合する大径ネジ部と前記雌ネジ部内径
より小径の本体と球体の雌ネジ部に螺合する小径の雄ネ
ジ部からなる右ネジと左ネジを有するコネクタと連継体
と杆材で構成されており、製作加工数量も少なく、コネ
クタは中空杆体に内装されるので輸送もまた組立施工に
際しても簡便である。
また接合金物8の左、右側の両端に位置するネジのネジ
方向の関係を右ネジと左ネジとのように相違させてある
ので、前記接合金物8がターンバックルの機能を有し、
球体間の間隔を調整できるため立体構造物組立に融通性
をもたせることができる。
方向の関係を右ネジと左ネジとのように相違させてある
ので、前記接合金物8がターンバックルの機能を有し、
球体間の間隔を調整できるため立体構造物組立に融通性
をもたせることができる。
さらにこの発明の構成では、荷重伝達がネジ部により直
接伝達されるためそれぞれに大きな締結力を必要としな
い。そのための作業性がよいとの利点がある。
接伝達されるためそれぞれに大きな締結力を必要としな
い。そのための作業性がよいとの利点がある。
第1図、第2図は球体間の間隔に誤差がない場合の立体
構造物の組立状態を示す概略図、第3図、第4図は球体
間の間隔に誤差がある場合の組立状態を示す概略図、第
5図は両側のネジのネジ方向を異ならせた接合金物によ
る組立状態を示す概略図である。 A……球体、H……間隔誤差 1……杆材、2……雌ネジ部、3……連継体、4……雄
ネジ部、5……取付孔、6……雄ネジ部、7……コネク
タ、8……接合金物。
構造物の組立状態を示す概略図、第3図、第4図は球体
間の間隔に誤差がある場合の組立状態を示す概略図、第
5図は両側のネジのネジ方向を異ならせた接合金物によ
る組立状態を示す概略図である。 A……球体、H……間隔誤差 1……杆材、2……雌ネジ部、3……連継体、4……雄
ネジ部、5……取付孔、6……雄ネジ部、7……コネク
タ、8……接合金物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石津 治男 東京都江東区豊洲3―4―5 株式会社巴 組鐵工所豊洲工場内 (56)参考文献 実開 昭55−147401(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】接合金具は、中空杆材の両端部に、大径の
雌ネジ部を螺設してある連継体をそれぞれ取付けてあ
り、コネクタは前記連継体の雌ネジ部内径より小径の本
体の一端に、前記連継体の雌ネジ部に螺合する大径の雄
ネジ部を設け、他端に、球体の雌ネジ部に螺合する小径
の雄ネジ部を設け、かつ接合金具の両端の一対のコネク
タは右ネジと左ネジの関係に形成してあり、前記コネク
タを内装した接合金物を所定間隔をおいて配置されてい
る球体間に設置し、前記コネクタを回動して小径のネジ
を球体の小径の雌ネジ部内に螺入させて組立ててあるこ
とを特徴とする立体構造物の接合部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62256718A JPH0617602B2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 立体構造物の接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62256718A JPH0617602B2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 立体構造物の接合部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63118434A JPS63118434A (ja) | 1988-05-23 |
JPH0617602B2 true JPH0617602B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=17296490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62256718A Expired - Lifetime JPH0617602B2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 立体構造物の接合部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617602B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2913375A1 (en) * | 2007-10-19 | 2009-04-30 | Lord Corporation | Suspension system for aircraft auxiliary power unit with elastomeric member |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147401U (ja) * | 1979-04-10 | 1980-10-23 |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP62256718A patent/JPH0617602B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63118434A (ja) | 1988-05-23 |
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