JPH06175965A - パーソナル・コンピュータ・システム - Google Patents

パーソナル・コンピュータ・システム

Info

Publication number
JPH06175965A
JPH06175965A JP19965693A JP19965693A JPH06175965A JP H06175965 A JPH06175965 A JP H06175965A JP 19965693 A JP19965693 A JP 19965693A JP 19965693 A JP19965693 A JP 19965693A JP H06175965 A JPH06175965 A JP H06175965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
dma
segment
data signals
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19965693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2561796B2 (ja
Inventor
H Barakatto Edmond
エドモンド・エィチ・バラカット
J Deroy Michael
マイケル・ジェイ・デロイ
B Shawn Eric
エリック・ビー・ショーン
E Snidor Roy Jr
ロイ・イー・スニドウ、ジュニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH06175965A publication Critical patent/JPH06175965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2561796B2 publication Critical patent/JP2561796B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力制御装置を有するパーソナル・コンピ
ュータ・システムにおいてシステム設計及び動作にフレ
キシビリティを与えることである。 【構成】 入出力制御装置は、複数のセグメントを有す
る。第1のセグメントは、データ信号交換のためのシリ
アル・ポートであり、第2のセグメントは、データ信号
交換のためのパラレル・ポートであり、第3のセグメン
トは、DMA制御装置に設けられ、所定の数のDMAチ
ャネルと接続されるDMAスイッチであって選択的に第
1及び第2のセグメントと接続可能である。第3のセグ
メントが、第1及び第2のセグメントの内いずれをDM
Aチャネルと接続しているかを示すデータを受信するた
めのレジスタが設けられている。このレジスタに記憶さ
れたデータによって入出力制御装置を介したシリアル及
びパラレル・ポートのDMAチャネルへの接続が決定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナル・コンピュ
ータに関し、特にそのシステムの設計及び動作に対して
フレキシビリティを与える入出力(I/O)制御装置を
有するパーソナル・コンピュータ・システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的なパーソナル・コンピュータ・シ
ステム、特にIBMのパーソナル・コンピュータが、現
代社会における多くの分野においてその機能を発揮して
広く利用されてきている。パーソナル・コンピュータ・
システムは、通常、デスク・トップ型、床置き型、ある
いは携帯用マイクロコンピュータとして定義することが
でき、1つのシステム・プロセッサと関連する揮発性及
び不揮発性の記憶素子、表示モニタ、鍵盤装置、1つ以
上のディスク駆動機構、固定ディスク記憶装置、及び選
択的な印刷装置からなるシステム・ユニットから構成さ
れる。これらのシステムの顕著な特徴の1つは、これら
の構成部品を互いに電気的に接続するためのマザーボー
ドもしくはシステム・プレーナを使用することである。
これらのシステムは、基本的には一人のユーザに独立し
た計算能力を提供し、個人及び小企業においても安価に
購入できる価格に設計されている。そのようなパーソナ
ル・コンピュータ・システムの例として、IBMのパー
ソナル・コンピュータAT及びパーソナル・システム/
2モデル25、30、L40SX、50、55、56、
57、65、70、80、90、95がある。
【0003】これらのシステムは、一般に2つのファミ
リに分類される。1つは、ファミリIモデルと通常呼ば
れており、主としてIBMのパーソナル・コンピュータ
AT及び他の「IBM互換」機に代表されるバス・アー
キテクチャを使用している。本明細書においてはこのバ
ス・アーキテクチャを「ATバス」と称することとする
が、このバスは「インダストリ・スタンダード・アーキ
テクチャ」もしくは「ISA」としても知られている。
このバス・アーキテクチャは公知のものであり、IBM
社の技術マニュアルにも、またさらに一般的なテキスト
であるWinnRosch Hardware Bib
le(Brady,NewYork,1989)にも記
載されている。従ってさらに詳細な情報を得たい場合は
上記の2つのテキストを参照されたい。「ATバス」と
いう語の工業的用法においては、アーキテクチャ全体を
いう場合と、アーキテクチャのある特定セグメントをい
う場合とを区別できないことがしばしばある(以降にも
指摘されている)。同様に、この開示における用法にお
いてもアーキテクチャ全体をいう場合とアーキテクチャ
の特定セグメントをいう場合があるので、以下の開示に
おいてはその用法を分脈から見極めるよう注意された
い。
【0004】多くのファミリIモデルは一般的なInt
el8088もしくは8086マイクロプロセッサをシ
ステム・プロセッサとして使用してきた。これらのプロ
セッサは、1メガバイトのメモリをアドレス指定する能
力を有する。最近では、いくつかのファミリIモデルに
高速マイクロプロセッサである80286、80386
や80486が使用されている。
【0005】もう1つのファミリは、ファミリIIモデ
ルと呼ばれており、IBM社のパーソナル・システム/
2モデル50から95に代表されるマイクロ・チャネル
・バス・アーキテクチャを使用している。ファミリII
モデルは通常、高速のIntel80286、8038
6、及び80486のマイクロプロセッサを使用してお
り、いくつかのモデルについてこれらのプロセッサは、
実モードにおいては低速のIntel8086マイクロ
プロセッサをエミュレートし、また保護モードにおいて
はアドレス範囲を1MBから4GBに拡張することが可
能である。即ち、80286、80386、80486
マイクロプロセッサの実モードの機能は、8086及び
8088用に書かれたソフトウェアに対して、ハードウ
ェアの互換性を与える。ファミリIIモデルのパーソナ
ル・コンピュータは、より高性能なマイクロプロセッサ
の使用を説明する場合を除き、本発明に関して重要では
ない。それらのマイクロプロセッサは、バス・アーキテ
クチャがより限定されるためにその効力にいくつかの技
術的限界があるにも関わらず、(上記のような)ATバ
ス・アーキテクチャを有するパーソナル・コンピュータ
においても独自の利用方法が見い出されている。
【0006】パーソナル・コンピュータ技術が、8ビッ
トから16ビットへ、さらに究極的には32ビット幅の
バス・インタラクション及び高速マイクロプロセッサへ
と発展、移行してきたことから、パーソナル・コンピュ
ータのアーキテクチャを多岐に渡るバス領域に分割する
ことによってその性能を得ようと試みられてきた。さら
に具体的には、本来のIBM PCにおいて、拡張バス
として知られてきたものは本質的にマイクロプロセッサ
の接続部を直接延長したものであり、必要に応じてバッ
ファ及びデマルチプレクサが設けられていた。その後、
ATバス仕様が発展してきて広く利用されるようになっ
たため、マイクロプロセッサとバス間のほとんど直接的
であった接続を分断することができるようになり、その
結果ローカル・プロセッサ・バスと呼ばれるもの及びそ
の名称を拡張バスから入出力バス(もしくはI/Oバ
ス)へと変えたものが創り出された。一般的にローカル
・プロセッサ・バスは高性能であるため、入出力バスよ
りも速いクロック速度(通常ヘルツで表される)で動作
する。
【0007】ATバスは、システムの3つの異なるバス
の1つとして設計される。第1のバスはローカル・プロ
セッサ・バスであり、システム・プロセッサもしくはC
PU、場合によっては数値計算コプロセッサ、及びプロ
セッサ・サポート・チップが置かれている。第2のバス
は入出力もしくはオプション・バス(ATバスとしても
知られる)であり、アダプタ・カードが置かれる。そし
て第3のバスは、ここでXDバスと称するバス(プレー
ナ入出力バスとしても知られる)であり、ローカル・プ
ロセッサ・バスとATバスとの間にあって、ある標準的
な入出力制御装置が置かれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さらにIBMのATア
ーキテクチャにおいては、直接メモリアクセス(DM
A)割込みに使用する際に、入出力バス上で1個以上の
マイクロプロセッサが稼働する可能性が許容されてい
る。通常ATバスは、規定の限られた数のDMAチャネ
ルを備えている。DMAチャネルに要求される機能は、
1つ以上のチャネルの中に直接付加されているか、もし
くは実際に配線されている。そのように設けられた機能
はそのチャネルの完全な所有権を獲得するため、DMA
チャネル構成を変更したり、チャネルを共有することが
困難もしくは不可能になる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明によって、DMAチャネルの構成及び割当
てにおけるフレキシビリティが増し、またDMAチャネ
ルを共有することが容易になる。このことは、DMAク
ロクバスイッチを設けてレジスタを経路指定して、特定
のDMAチャネルを特定の機能へ割当てることを示すデ
ータの受信と保存を可能にすることにより実現される。
レジスタは、初期電源起動時及びまたはシステム構成時
にプログラム可能であるので(プログラム可能になる任
意選択もしくはPOSレジスタによるなど)、DMAチ
ャネルの割当ては、システムの電源起動時もしくは必要
に応じて容易に変更可能である。
【0010】
【実施例】添付の図面を参照すると、本発明を実施した
パーソナル・コンピュータ10が図1に示されている。
上記のように、コンピュータ10は、接続されたモニタ
11、鍵盤装置12、及び印刷装置またはプロッタ14
を備えている。コンピュータ10は、外装部材16(図
2)と内部シールド部材18により構成されたカバー1
5を有し、このカバー15とシャーシ19が組み合わさ
れて、格納されシールドされた本体を形成する。その中
には、電源により稼働するデータ処理部品及び記憶部品
が収納される。少なくともある種のシステム部品は、多
層プレーナ20もしくはマザーボード上に装着されてい
る。多層プレーナ20はシャーシ19に取り付けられ、
先に明示したもの及びフロッピー・ディスク装置、種々
の形の直接アクセス記憶装置、アクセサリ・カードもし
くはボード等の関連素子を含むコンピュータ10の構成
部品を電気的に内部接続するための手段を提供する。
【0011】シャーシ19は底板22、前面パネル2
4、及び背面パネル25(図2)を有する。前面パネル
24には少なくとも1つの開口付きの室が設けられ(図
に示されているのは4つの室)、ここには磁気もしくは
光学ディスク用のディスク駆動装置、テープ・バックア
ップ駆動装置等のデータ記憶装置が受容される。図に
は、1対の上側の室26と28、及び1対の下側の室2
9と30が設けられている。
【0012】本発明の上記の構造を述べる前に、パーソ
ナル・コンピュータ・システム10の様な従来のパーソ
ナル・コンピュータの一般的な動作の概要を振り返って
みることが適当と考える。図3は、従来のパーソナル・
コンピュータ・システムのブロック図であるが、その中
にシステム10等における本発明による種々の構成部品
を描いている。これらの構成部品には、プレーナ20に
装着されたもの及び入出力スロット及びこのコンピュー
タの他のハードウェアへのプレーナの接続部が含まれて
いる。マイクロプロセッサからなるシステム・プロセッ
サ32はプレーナに接続されており、さらに高速ローカ
ル・プロセッサ・バス34によってバス制御タイミング
装置35を介してメモリ制御ユニット36に接続され、
メモリ制御ユニット36は、さらに揮発性のランダム・
アクセス・メモリ(RAM)38に接続されている。適
切ないずれのマイクロプロセッサでも使用することがで
きるが、1つの好適例としてはIntel社の8038
6が挙げられる。
【0013】以後本発明は、主として図3によるシステ
ムのブロック図を参照して説明されるが、その前に、本
発明による装置及び方法がプレーナ・ボードの他のハー
ドウェア構成においても使用可能であることを前提とし
ていることを理解されたい。例えば、システム・プロセ
ッサは、Intel社の80286もしくは80386
マイクロプロセッサでも可能である。特に、以後の記述
において本発明によるパーソナル・コンピュータ10に
おける方式が図3に記載の配置と異なる場合は、その旨
を指摘する。
【0014】図3に戻って、ローカル・プロセッサ・バ
ス34(データ、アドレス、及び制御用バスからなる)
は、マイクロプロセッサ32、数値演算コプロセッサ3
9、キャッシュ制御装置40、及び、キャッシュ・メモ
リ41を接続している。さらにローカル・プロセッサ・
バス34にはバッファ42が接続されている。バッファ
42は、(ローカル・プロセッサ・バスと比較して)低
速なシステム・バス44に接続され、やはりデータ、ア
ドレス、及び制御用バスからなる。システム・バス44
はバッファ42からさらにバッファ68へと延びてい
る。またバス制御タイミング装置35及びDMAユニッ
ト48にも接続されている。DMAユニット48は中央
調停装置ユニット49とDMA制御装置50から構成さ
れる。バッファ51はシステム・バス44とATバス等
のオプション機能バス52間のインターフェースを行
う。バス52に接続される複数の入出力スロット54に
は、アダプタ・カードが挿入され、それらはさらに入出
力装置もしくはメモリにつながっている。
【0015】調停制御バス55は、DMA制御装置50
及び中央調停ユニット49を入出力スロット54及びデ
ィスケット・アダプタ56と結んでいる。システム・バ
ス44はさらに、メモリ制御ユニット36にも接続され
ており、それはメモリ制御装置59、アドレス・マルチ
プレクサ60、及びデータ・バッファ61からなる。メ
モリ制御ユニット36はさらにRAMモジュール38で
表されているRAMに接続されている。メモリ制御ユニ
ット36は、マイクロプロセッサ32とRAM38の特
定領域のアドレスを対応付ける(マッピングする)論理
を有している。この論理は、BIOSによって占有され
るに先立ってRAMを再生するために使用される。さら
にをメモリ制御ユニット36が発生するROM選択信号
(ROMSEL)は、ROM64をイネーブルもしくは
ディスエーブルするために使用される。
【0016】パーソナル・コンピュータ・システム10
には、基本的な1MBのRAMモジュールが示されてい
るが、図3に任意のメモリ・モジュール65から67と
して表されている様にメモリを追加して互いに接続する
ことも可能である。説明を簡便にするため、本発明は基
本的な1MBのメモリ・モジュール38によって記載す
ることとする。
【0017】ラッチ・バッファ68は、システム・バス
44とプレーナ入出力バス69とを接続している。プレ
ーナ入出力バス69は、アドレス、データ、及び制御の
各バスからなる。プレーナ入出力バス69に沿って、表
示装置アダプタ70(モニタ11の駆動に使用される)
等の種々の入出力アダプタと他の部品、CMOSクロッ
ク72、不揮発性CMOS RAM74(以後NVRA
Mと称す)、RS232アダプタ76、パラレル・アダ
プタ78、複数のタイマ80、ディスケット・アダプタ
56、割込み制御装置84、及び読取り専用記憶装置
(ROM)64が接続されている。ROM64はBIO
Sを有しており、これは入出力バスとマイクロプロセッ
サ32のオペレーティング・システムとのインターフェ
ースを行う。ROM64に記憶されたBIOSは、その
実行時間を短縮するためにRAM38に中に複写するこ
とができる。さらにROM64は、(ROMSEL信号
を介して)メモリ制御装置59に応答する。メモリ制御
ユニット36によってROM64がイネーブル状態にな
ると、ROMからBIOSが実行される。ディスエーブ
ル状態になると、ROMはマイクロプロセッサ32から
のアドレス問合わせに応答しない(即ち、BIOSはR
AMから実行される)。
【0018】次に説明するプレーナ入出力バス69は、
多層プレーナ20の内部層に形成された導電性経路によ
って決められた部分を含んでいる。特にそのような経路
の多くがプレーナ20の端まで延びた部分を有し、さら
にプレーナ20の端はシャーシの前面もしくは背面パネ
ルのいずれかに近接するよう延長されて設置されてい
る。プレーナがこのように設計されているので、そのプ
レーナの側端に沿って多くの入出力コネクタを配置する
ことができ、モニタ、鍵盤装置、及び印刷装置等の装置
と信号を交換することができる。
【0019】本発明の技術分野の説明においては上記の
ように、ローカル・プロセッサ・バス34にはシステム
・プロセッサもしくはCPU、場合によっては数値計算
コプロセッサ、及びプロセッサ・サポート・チップが置
かれている。入出力もしくはオプション・バス(ATバ
スとしても知られる)52には、アダプタ・カードが置
かれる。そしてプレーナ入出力バス69は、XDバスと
も称されるバスである。これら3つの各バスのためのイ
ンターフェース仕様は互いに異なっており、そのことは
ATバス仕様で業務を行っているコンピュータ・システ
ム設計者にはよく知られていることである。
【0020】本発明の重要で顕著な特徴は、プレーナ入
出力バス69または入出力もしくはオプション・バス
(ATバスとしても知られる)52のいずれかを介して
接続可能な入出力制御装置を使用することである。その
ような入出力制御装置を図4に示す。ここで、この制御
装置の説明並びに図1及び図2のコンピュータ10の概
略構造と図3の従来技術によるコンピュータのそれとの
違いに注目する。
【0021】特に、本発明の入出力制御装置80(図
4)は、元のRS232ポート76と置き替わるシリア
ル・ポート接続のためのインターフェース81と、元の
パラレル・ポート接続78と置き替わるパラレル・ポー
ト接続のためのインターフェース82とを備えている。
専門分野においては、シリアル・ポートが、順次直列に
流れるビットとバイトによってデータ信号を送るもので
あり、パラレル・ポートはバイト中のビットが全て並列
に流れてデータ信号を送るものであることはよく知られ
ていることである。シリアル及びパラレルの各インター
フェースは、パーソナル・コンピュータ工業において標
準化されており、それらポートの特徴も確立され、周知
のものである。
【0022】さらに入出力制御装置80は、ATバスも
しくはXDバスを接続できるバス・インターフェース8
4を備え、それによって単一部品を使用するだけで入出
力データパスの配置を変更することが実質的に可能にな
る。特に、1つの型の入出力制御装置80を用いるだけ
で、シリアルもしくはパラレルのいずれの接続を使用す
る入出力装置であっても前記のバスのいずれかを介して
有効に接続することが可能であり、しかもそのためにシ
ステムの他の要素を再設計する必要は全く無い。
【0023】入出力制御装置80はさらにカウンタ・セ
グメント85、C2セキュリティ・インターフェース・
セグメント86、DMAクロスバスイッチ・セグメント
88、RTC及びNVRAMへのインターフェース・セ
グメント89、及びチップテストのためのインターフェ
ース90を有している。
【0024】図4のバス・インターフェース84のセグ
メント接続部の部分にセグメントの隣に示すように、こ
のインタフェースは、多数の信号ラインと信号を交換す
るように設計されている。それら信号ラインは、ATバ
ス52及びプレーナ入出力バス(ここではXDバス69
である)の一般的に利用可能な仕様によって決められて
いる。さらに、入出力制御装置80は、「Fdbac
k」(即ち、「feedback」)と呼ばれる1つの
ラインを有しており、これはバス制御装置35と接続可
能である。Fdback信号ラインは入出力制御装置8
0からの出力であり、かつバス制御装置35への入力で
ある。そして接続された場合、入出力制御装置80を介
してアクセスされた装置がプレーナ入出力バス69を介
して送られるべきデータを有していることを識別するた
めに、バス制御装置に対して与えられる。従って、本発
明による入出力制御装置80がプレーナ入出力バス69
へ接続することによって設置された場合は、Fdbac
k信号ラインが接続され利用される。
【0025】本発明の入出力制御装置80のフレキシビ
リティは、これを直接ATバス52にも設置できること
から得られるものである。その場合は、単にFdbac
k信号ラインを接続しないでおくだけで適当な機能が引
き出される。もしこのような接続の変更を他の装置によ
って行おうとすれば、バス制御装置35を大きく変える
ことが必要となるであろう。本発明によりそのようなバ
ス制御装置35の変更の必要性が解消される。
【0026】Fdback信号ラインはオープンコレク
タ・ドライバによって駆動されるため、入出力制御装置
80を接続したプレーナ入出力バス69に他のチップを
(必要に応じてもしくは適切に)同時に接続することが
できる。
【0027】本発明において特に重要なセグメントは、
DMAクロスバスイッチ・セグメント88であり、その
より詳細な概略図(シリアル及びパラレル・ポート・イ
ンターフェース81、82のいずれかもしくは双方の代
表的な部分について)を図5に示す。クロスバスイッチ
・セグメント88の機能は、POSポート経路指定レジ
スタ91に記憶されたデータに従ってDMAチャネルを
割当てることである。
【0028】特に、入出力制御装置80を介して指示さ
れたシリアル及びパラレル・ポート機能は、汎用的に3
つのDMAチャネルを必要とする。入出力制御装置80
の中には、5個のDMAユニット48へのDMAチャネ
ル接続部が設けられており、入出力制御装置80へ送ら
れる信号は、POSポート経路指定レジスタ91から指
示されたとおりにクロスバスイッチ・セグメント88に
よってDMAチャネルへ指示される。結果的に、レジス
タ91に与えられるデータは、システムの起動時に(C
MOS RAMもしくはNVRAM等に記憶された構成
情報から)設定してもよく、またシリアル及びパラレル
・ポートを用いてソフトウェアにより動的に設定しても
よい。
【0029】通常の動作においては、入出力制御装置8
0外部DMA信号の対は、POSレジスタ及び目的とす
る入出力機能を通して正しくイネーブルされるまで3つ
の状態を有する。もし使用中のソフトウェアが入出力制
御装置の機能のいずれをも使用しないならば、POSレ
ジスタ91は起動時の3状態から変える必要はない。こ
の場合ソフトウェアは、シリアルもしくはパラレル・ポ
ートをDMAモードにしないよう注意しなければならな
い。
【0030】入出力機能が、レジスタ91の起動時状態
を変えることなくある特定のDMAチャネルを使用した
い場合、ハードウェアシステム設計者はレジスタのPO
S構成に注意し、かつ適切なDMAチャネル接続を行わ
ねばならない。
【0031】ATバスは7個のDMAチャネルを備えて
いるが、(本発明の1つの動作実施例では)入出力制御
装置には5対の接続部しかない。従ってハードウェアシ
ステム設計者は、5対の入出力制御装置80を使用する
可能性のある最少限5個のATバスのチャネルへ接続し
てもよい。それは、使用可能なDMAチャネルのいくつ
かを使用しようとする他の装置との競合の可能性を低減
することになる。
【0032】ソフトウェアが、入出力制御装置の機能の
いずれかを使用する場合、先ずいずれのATバスDMA
チャネルが使用するに望ましいかを決定しなければなら
ない。それから、システム設計論理を考慮することによ
って、プログラマはどの外部対が目的とするATバスD
MAチャネルへ接続されるべきかを決定することができ
る。入出力制御装置80内の内部DMA信号が適切に経
路指定された後に、ポート機能がDMAモードにされ、
入出力制御装置80のクロスバスイッチ部分がその機能
に対して透明となる。
【0033】2以上の内部DMA信号対を同じ外部DM
A信号対へ経路指定することにより、入出力制御装置8
0はDMAの共有を獲得する。この場合、外部DMAの
ACKnowledge信号(確認信号)がそのチャネ
ルを共有する双方の(もしくはそれ以上の)機能に経路
指定されることになる。さらに、外部DMAのREQu
est信号(要求信号)が、それぞれの共有機能が発生
する内部DMAのREQuestの論理的「オア(o
r)」となる。内部から外部へのDMA経路指定は、適
切なPOS経路指定レジスタを修正することによって即
座に変更することができる。
【0034】得られた結果は、調停によるマイクロチャ
ネル動作において得られたものに類似する。しかしなが
らそれは、ATバス・アーキテクチャに負わされた制限
内で、調停とは全く異なるクロスバスイッチによって得
られたものである。
【0035】
【発明の効果】本発明によって、DMAクロクバスイッ
チを設けてレジスタを経路指定して、特定のDMAチャ
ネルを特定の機能へ割当てることを示すデータの受信と
保存を可能にすることにより、DMAチャネルの構成及
び割当てにおけるフレキシビリティが増し、またDMA
チャネルを共有することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパーソナル・コンピュータの
斜視図である。
【図2】シャーシ、カバー、電気機械的直接アクセス記
憶装置、及びプレーナ・ボードを含み、それらのエレメ
ント間の関係を示した、図1のパーソナル・コンピュー
タの一部エレメントの展開斜視図である。
【図3】図1及び図2の構成に類似する従来技術による
パーソナル・コンピュータの構成を示した概略図であ
る。
【図4】図3に概略を示した構成の一部を置き換えて、
図1及び図2のコンピュータに使用される本発明による
入出力制御装置の概略表示である。
【図5】本発明を利用した環境の一例を示した入出力制
御装置のあるセグメントの概略表示である。
【符号の説明】
10 パーソナル・コンピュータ・システム 11 モニタ 12 鍵盤装置 14 印刷装置 15 カバー 19 シャーシ 20 プレーナ・ボード 32 マイクロプロセッサ 34 ローカル・プロセッサ・バス 35 バス制御(タイミング)装置 36 メモリ制御ユニット 42 バッファ 44 システム・バス 48 DMAユニット 51 バッファ 52 オプション・バス(ATバス) 54 入出力スロット 64 ROM 68 ラッチ・バッファ 69 プレーナ入出力バス(XDバス) 76 RS232アダプタ(RS232ポート) 78 パラレル・アダプタ(パラレル・ポート) 80 入出力制御装置 81 シリアル・インターフェース 82 パラレル・インターフェース 84 バス・インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ジェイ・デロイ アメリカ合衆国33426 フロリダ州、ボイ ントン・ビーチ、サウスウェスト10番スト リート 2500 (72)発明者 エリック・ビー・ショーン アメリカ合衆国33431 フロリダ州、ボ カ・ラトン ナンバー225、オリーブウッ ド・プレイス 301 (72)発明者 ロイ・イー・スニドウ、ジュニア アメリカ合衆国33322 フロリダ州、サン ライズ、ノースウェスト28番ストリート 10900

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ信号を送るための高速ローカル・プ
    ロセッサ・バスと、 前記ローカル・プロセッサ・バスを介してデータ信号を
    転送するために該バスに接続されたマイクロプロセッサ
    と、 オプション・カードを受容し、該オプション・カードと
    データ信号を受渡しするためのオプション・バスと、 データ信号を送るためのプレーナ入出力バスと、 データのアクセスを受信し、記憶し、かつ許容するため
    に操作により前記プレーナ入出力バスに接続されたラン
    ダム・アクセス・メモリと、 前記マイクロプロセッサ以外のシステム素子による前記
    ランダム・アクセス・メモリへの直接アクセスを制御す
    るために操作により前記プレーナ入出力バス及び該ラン
    ダム・アクセス・メモリに接続され、所定の数のDMA
    チャネルを規定するDMA制御装置と、 前記プレーナ入出力バスとデータ信号を交換するための
    シリアル・ポートである第1のセグメントと、該プレー
    ナ入出力バスとデータ信号を交換するためのパラレル・
    ポートである第2のセグメントと、前記所定の数のDM
    Aチャネルに接続される、前記DMA制御装置に設けら
    れたDMAスイッチでありかつ選択的に前記第1及び第
    2のセグメントに接続可能な第3のセグメントとからな
    る複数のセグメントと、該第3のセグメントが該第1の
    セグメントと該第2のセグメントの内いずれを該DMA
    チャネルと接続しているのかを示すデータを受信するた
    めのレジスタとを有する入出力制御装置とを含み、 前記レジスタに記憶されたデータによって、前記入出力
    制御装置を介してシリアル及びパラレル・ポートの前記
    DMAチャネルへの接続を決定する、 パーソナル・コンピュータ・システム。
  2. 【請求項2】前記入出力制御装置が、前記オプション・
    バスに直接接続されていることを特徴とする請求項1記
    載のパーソナル・コンピュータ・システム。
  3. 【請求項3】前記入出力制御装置が、前記プレーナ入出
    力バスに直接接続されていることを特徴とする請求項1
    記載のパーソナル・コンピュータ・システム。
  4. 【請求項4】前記入出力制御装置の前記レジスタが、コ
    ンピュータ・システムの起動時に所定の状態にセットさ
    れることにより、前記DMAチャネルと前記シリアル及
    びパラレル・ポートとの間の相互接続における所定のパ
    ターンを構築する、請求項1記載のパーソナル・コンピ
    ュータ・システム。
  5. 【請求項5】前記入出力制御装置の前記レジスタが、コ
    ンピュータ・システム上のソフトウェアの動作により選
    択された状態にセットされることにより、前記DMAチ
    ャネルと前記シリアル及びパラレル・ポートとの間の相
    互接続における所定のパターンを構築する、請求項1記
    載のパーソナル・コンピュータ・システム。
  6. 【請求項6】データ信号を送るための高速ローカル・プ
    ロセッサ・バスと、 該ローカル・プロセッサ・バスを介してデータ信号を転
    送するために操作により該バスに接続されたマイクロプ
    ロセッサと、 オプション・カードを受容し、該オプション・カードと
    データ信号を受渡しするためのオプション・バスと、 データ信号を送るためのプレーナ入出力バスと、 該ローカル・プロセッサ・バスと該オプション・バスと
    該プレーナ入出力バス間のデータ信号の該マイクロプロ
    セッサとの受渡しを制御するために該3つのバスに接続
    されたバス制御装置と、 前記ローカル・プロセッサ・バスとデータ信号を交換す
    るためのシリアル・ポートである第1のセグメントと、
    該ローカル・プロセッサ・バスとデータ信号を交換する
    ためのパラレル・ポートである第2のセグメントと、前
    記所定の数のDMAチャネルに接続される、前記DMA
    制御装置に設けられたDMAスイッチでありかつ選択的
    に前記第1及び第2のセグメントに接続可能な第3のセ
    グメントとからなる複数のセグメントと、該第3のセグ
    メントが該第1のセグメントと該第2のセグメントの内
    いずれを該DMAチャネルと接続しているのかを示すデ
    ータを受信するためのレジスタとを有する入出力制御装
    置とを含み、 前記レジスタに記憶されたデータによって、前記入出力
    制御装置を介してシリアル及びパラレル・ポートの前記
    DMAチャネルへの接続を決定する、 パーソナル・コンピュータ・システム。
JP5199656A 1992-09-17 1993-08-11 パーソナル・コンピュータ・システム Expired - Lifetime JP2561796B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US94701292A 1992-09-17 1992-09-17
US947012 1992-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06175965A true JPH06175965A (ja) 1994-06-24
JP2561796B2 JP2561796B2 (ja) 1996-12-11

Family

ID=25485364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5199656A Expired - Lifetime JP2561796B2 (ja) 1992-09-17 1993-08-11 パーソナル・コンピュータ・システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2561796B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392325B1 (ko) * 1996-04-26 2003-10-22 삼성전자주식회사 직렬통신포트전환회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392325B1 (ko) * 1996-04-26 2003-10-22 삼성전자주식회사 직렬통신포트전환회로

Also Published As

Publication number Publication date
JP2561796B2 (ja) 1996-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100366859B1 (ko) Pci버스상에서이용되는디스크드라이브커넥터인터페이스
US5548730A (en) Intelligent bus bridge for input/output subsystems in a computer system
US6148356A (en) Scalable computer system
US5125093A (en) Interrupt control for multiprocessor computer system
US5109517A (en) System for selectively controlling slots in an IBM-AT/NEC 9801 dual-compatible computer
JP2554457B2 (ja) Ideインターフェースを有するマイクロ・チャネル・バス・コンピュータ・システム
JPH06175971A (ja) パーソナル・コンピュータ・システム
JP2002049576A (ja) チップ搭載システムのためのバス・アーキテクチャ
JP2002539524A (ja) 周辺デバイス割込みを処理するための装置および方法
JPH06168200A (ja) パーソナル・コンピュータ・システム
EP0493888B1 (en) Personal computer with local memory expansion capability
US6154804A (en) Multiprocessor communication using reduced addressing lines
US20040139267A1 (en) Accessing a primary bus messaging unit from a secondary bus through a pci bridge
US5313593A (en) Personal computer system with bus noise rejection
US5553244A (en) Reflexively sizing memory bus interface
US5933613A (en) Computer system and inter-bus control circuit
EP0466970B1 (en) Microprocessor with multiple bus configurations
EP0104545A2 (en) Input and output port control unit
JP2561796B2 (ja) パーソナル・コンピュータ・システム
JPH05173937A (ja) 代替マスタ用の縦型コネクタを備えたパーソナル・コンピュータ
JP3531368B2 (ja) コンピュータシステム及びバス間制御回路
JP2501975B2 (ja) 二つの異なるマイクロプロセッサのいずれかで演算するためのデ―タ処理システム
US6081861A (en) PCI migration support of ISA adapters
US4827408A (en) Multi-purpose reconfigurable computer system having detachable circuit for memory address map and I/O address map
US7054978B1 (en) Logical PCI bus