JPH0617583U - 洗面化粧台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】シャワーノズルを良好に保持するとともにその
使いやすさを増す。 【構成】略Ｃ字状のシャワーノズルホルダー１を付設す
る洗面化粧台である。シャワーノズルホルダー１におけ
るホルダー孔２の軸芯Ｘを略前後方向に向ける。ホルダ
ー孔２に連通するホース挿通部３を洗面化粧台に向かっ
て右側部に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、シャワーノズルを保持するシャワーノズルホルダーを備えた洗面化 粧台に関し、詳しくはシャワーノズルを良好に保持するとともにその使いやすさ を増そうとする技術に係るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、シャワーノズルホルダーを備えた洗面化粧台においては、図２に示すよ うに、シャワーノズルを保持するためのシャワーノズルホルダー１におけるホル ダー孔２の軸芯Ｘは略上下方向に向けられ、かつホルダー孔２に連通するホース 挿通部３が下方に向けられている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところがこのような構成のものにおいては、シャワーノズルホルダー１にシャ ワーノズルを保持した状態で、洗面や洗髪などをおこなうのに、不測にシャワー ノズルに当たってこれを持ち上げる場合には、シャワーノズルがシャワーノズル ホルダー１から容易に外れ落ちるという問題があった。

【０００４】 本考案はこのような問題を解消しようとするものであり、その目的とするとこ ろは、簡単な改良にて、シャワーノズルホルダーに保持したシャワーノズルが不 測に外れ落ちるようなことがない洗面化粧台を提供するにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、略Ｃ字状のシャワーノズルホルダー１が付設された洗面化粧台であ って、シャワーノズルホルダー１におけるホルダー孔２の軸芯Ｘが略前後方向に 向けられるとともに、ホルダー孔２に連通するホース挿通部３が洗面化粧台に向 かって右側部に形成されて成ることを特徴とするものである。

【０００６】

【作用】

洗面や洗髪に際して、シャワーノズル４に不測に当たってもシャワーノズル４ を前方にずらすとともにシャワーノズルホルダー１の側部に設けたホース挿通部 ３からホース５を抜け外すような動きになすことがなくて、シャワーノズルホル ダー１に保持されているシャワーノズル４を不測に抜け外すようなことを防止す る。ホース挿通部３は洗面化粧台に向かって右側部に設けられていて、右利きの 人がシャワーノズル４を持って装着及び外し操作をおこなうのに、操作性を高め 、使いやすさを向上させる。

【０００７】

【実施例】

図１（ａ）は洗面化粧台Ａを示していて、下部の収納部６には開閉扉７が取付 けられ、収納部６の上部にはカウンター８を一連に形成した洗面ボウル９が保持 され、洗面ボウル９には給湯栓１０が付設されている。収納部６の上部には樹脂 成形品製のミラーキャビネット１１が付設されている。ミラーキャビネット１１ のミラー部１２の側部には扉を片開き状に設けた機器収納部１３が設けられてい る。

【０００８】 そして、給水栓１０からは可撓性のホース５を介してシャワーノズル４が接続 されていて、シャワーノズル４を持って洗髪などをおこなうことができるように してある。 給水栓１０の上方には、シャワーノズルホルダー１が固定されている。このシ ャワーノズルホルダー１におけるホルダー孔２の軸芯Ｘが略前後方向に向けられ ている。そして、ホルダー孔２に連通するホース挿通部３が洗面化粧台Ａに向か って右側部に形成されている。

【０００９】 このように、シャワーノズルホルダー１におけるホルダー孔２の軸芯Ｘが略前 後方向に向けられているとともに、ホルダー孔２に連通するホース挿通部３が洗 面化粧台に向かって右側部に形成されていることで、洗面や洗髪に際して、シャ ワーノズル４に不測に当たってもシャワーノズル４を前方にずらすとともにシャ ワーノズルホルダー１の側部に設けたホース挿通部３からホース５を抜け外すよ うな動きになすことがないのであり、シャワーノズルホルダー１に保持されてい るシャワーノズル４を不測に抜け外すようなことを防止するのである。しかも、 ホース挿通部３は洗面化粧台に向かって右側部に設けられていて、右利きの人が シャワーノズル４を持って装着及び外し操作をおこなうのに、操作性を高め、使 いやすさを向上るのである。

【００１０】 そして、シャワーノズル４はその基端部とホース５を給湯栓１０の収容部の内 部に収容して、シャワーノズル４を給湯栓１０に付設するようにして使用するこ とができるものである。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は上述のように、シャワーノズルホルダーにおけるホルダー孔の軸芯が 略前後方向に向けられているとともに、ホルダー孔に連通するホース挿通部が洗 面化粧台に向かって右側部に形成されているから、洗面や洗髪に際して、シャワ ーノズルに不測に当たってもシャワーノズルを前方にずらすとともにシャワーノ ズルホルダーの側部に設けたホース挿通部からホースを抜け外しような動きにな すことがなく、シャワーノズルホルダーに保持されているシャワーノズルを不測 に抜け外すようなことを防止できるという利点がある。しかも、ホース挿通部は 洗面化粧台に向かって右側部に設けられているから、右利きの人がシャワーノズ ルを持って装着及び外し操作をおこなうのに、操作性を高め、使いやすさ向上で きるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示し、（ａ）は全体を示す
一点透視図、（ｂ）はシャワーノズルホルダーの取付け
作用を示す斜視図、（ｃ）は使用状態を示す部分斜視図
である。

【図２】従来例の分解斜視図である。

【符号の説明】

１ シャワーノズルホルダー ２ ホルダー孔 ３ ホース挿通部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 略Ｃ字状のシャワーノズルホルダーが付
   設された洗面化粧台であって、シャワーノズルホルダー
   におけるホルダー孔の軸芯が略前後方向に向けられると
   ともに、ホルダー孔に連通するホース挿通部が洗面化粧
   台に向かって右側部に形成されて成る洗面化粧台。