JPH06175534A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JPH06175534A
JPH06175534A JP4350234A JP35023492A JPH06175534A JP H06175534 A JPH06175534 A JP H06175534A JP 4350234 A JP4350234 A JP 4350234A JP 35023492 A JP35023492 A JP 35023492A JP H06175534 A JPH06175534 A JP H06175534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
roller
recording material
fixing device
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4350234A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichiro Maeyama
龍一郎 前山
Tatsuo Takeuchi
達夫 竹内
Masaaki Sato
正昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4350234A priority Critical patent/JPH06175534A/ja
Publication of JPH06175534A publication Critical patent/JPH06175534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的の一つは、記録材としてトラン
スペアレンシを使用した場合でも、揮発シリコーンオイ
ルを十分に排出することのできる定着装置を提供するこ
とにある。 【構成】 定着ローラ210及び加圧ローラ211の排
紙側であって、該定着ローラ210の近傍に配設した送
風ファン220を、記録材Pにトランスペアレンシを用
いた場合には、その吸引量が増加するように駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、レーザビームプ
リンタ等の画像形成装置及び、該画像形成装置内にあっ
て画像情報を記録材に定着させるための装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機や静電プリンタ等におい
ては、潜像担持体たる感光ドラム上に形成されたトナー
像を記録材上に転写した後、定着装置によって加熱定着
するものが多い。
【0003】かかる定着装置の一例を図1に示す。この
定着装置は内部に熱源を有し所定方向に回転する定着ロ
ーラ210と、該定着ローラ210に圧接して回転する
加圧ローラ211と、給紙側に設けられた記録材Pの入
口ガイド212と、排紙側に設けられた記録材Pの出口
ガイド213及び排紙ローラ214等とから構成されて
いる。
【0004】そして、トナー像Tを定着ローラ210と
接触する側に担持した記録材Pが入口ガイド212に案
内されて定着ローラ210及び加圧ローラ211間に挿
入されると、記録材P上のトナー像Tは定着ローラ21
0及び加圧ローラ211によって加熱・加圧されて溶解
され、記録材P上に永久像として固着される。その後、
トナー像Tが定着処理された記録材Pは出口ガイド21
3に案内されて排紙ローラ214の方へ移動し、該排紙
ローラ214によって定着装置外へ搬出される。
【0005】このような定着方式の場合、記録材Pが普
通紙の場合には定着処理後この記録材Pから水蒸気が発
生するが、図1に示した装置では出口ガイド213上に
配設したファン220によってこの水蒸気を排出してい
る。
【0006】ところで、記録材Pとしては水分量の多い
普通紙の他、水分が少なく熱容量の大きいトランスペア
レンシ(透明な合成樹脂等から構成されるもので会議等
において多く使用されるもの。以下トラペンと称す)も
多く使用されるようになってきているが、このトラペン
の場合には、シリコーンオイルの揮発成分が多量に放出
される。
【0007】つまり、定着ローラ210及び加圧ローラ
211上には、予めシリコーンオイルが両ローラのトナ
ー付着防止のために塗布されており、このシリコーンオ
イルは、記録材Pが普通紙の場合は普通紙内部まで浸み
込むが、記録材Pがトラペンの場合は浸み込まずに表面
に残る。
【0008】したがって、図1に示す装置では、上記フ
ァン220によって水蒸気だけでなく、シリコーンオイ
ルをも吸引するようになっている。
【0009】次に、別の従来例について説明する。図6
に示す装置も離型剤としてのオイルの供給が必要な定着
装置を示している。
【0010】図6に示す装置においても、定着挟持手段
である定着ローラ302並びに加圧ローラ303によっ
て形成されるニップに対し、画像情報の載った未定着の
記録材たるシート材Sを通すことで定着を行なってい
る。しかし定着時にシート材上の画像情報が定着ローラ
側に付着したり、シート材そのものまでがローラ側に巻
きついてしまう等の問題があり、その防止のために定着
ローラ外周面に離型剤としてシリコーンオイルを塗布し
ている。
【0011】図6装置においては、オイルケース314
に貯溜しているオイル315を第一汲み上げローラ31
7、第二汲み上げローラ318によって順次上方に汲み
上げ、オイル塗布ローラ321に供給する。するとオイ
ル塗布ローラ321は図の時計回り方向に回転してお
り、上記オイルが定着ローラ302に塗布される。ま
た、ブレード323によって規制された余剰オイル31
5aはオイルケース314に戻される。さらに、定着ロ
ーラ302からシート材に転移したオイルのうち、シー
ト材に吸収されなかったオイル315bは、定着ローラ
302外周面から加圧ローラ303外周面へ移り、加圧
ローラ303側に当接されたオイル除去ブレード309
により下方のオイルパン310に貯められ、フィルタ3
30を介してポンプ331により汲み上げられオイルケ
ース314に戻って再利用される。
【0012】一方、シート材上の画像情報を定着させる
には熱が必要なため、定着ローラ302や加圧ローラ3
03の内部にはヒータ306が設けられ、必要な熱量が
ローラ外周面からシート材に供給される。図6に示すよ
うにオイル汲み上げ手段を簡易に構成すればオイル貯溜
部のオイルケース314は定着ローラ302に近傍に配
置されるため、その内部のオイル315も熱を受け蒸発
する(V1)。また定着ローラ302等の表面に塗布さ
れたり表層に膨潤されたオイルも定着ローラの加熱に伴
い蒸気となり機内に拡散する(V2)。
【0013】従来は、このような定着装置から発生する
熱やシリコーンオイルの蒸気が一箇所にこもるのを防ぐ
目的で定着装置付近の機内後方に吸引ファンを設け、集
中している熱や蒸気を吸い出しているものもあった。
【0014】次に、別の従来例について説明する。従
来、シート材上の画像情報を定着する装置に紙詰まりが
発生し、定着挟持手段に挟持されたままのシート材を処
理する際には、図11に示すように挟持手段の一方(例
えば定着ローラ510)の軸上の駆動ギア520を定着
ハンドル521によって一定方向に回転させてシート材
Sを取り出していた。
【0015】この操作をメインモータから定着装置への
駆動伝達系が連結されたままで行う場合には、図12に
示すように定着ローラ510よりも駆動系において上流
側の任意の場所にワンウェイクラッチ522を設けるこ
とで定着ローラ510を紙搬送方向に手動回転すること
が可能となる。一方、逆回転はワンウェイクラッチ52
2がロックする方向であり、モータ523に直結してい
る限り回転不可能となる。
【0016】従来、上記構成のように定着ローラ対の下
流側に紙を取り出す例が数多く実施されている。しかし
ながら、紙詰まりの瞬間、定着ローラ対にシート材の中
央部が挟まれたような状態では定着ローラ対より上流側
のシート材上の画像は未定着であり、ジャム処理を行う
ことによってこの部分を手動で強制的に定着させてしま
うことになる。
【0017】紙詰まりの状態では通常安全性を考慮して
定着ヒータには給電されない場合が多く、定着ローラは
冷えつつある。こうした非定常で定着不十分な表面をも
つ定着ローラに未定着画像を何度も接触させれば、離型
剤の供給も不十分であることもあり、ローラ表面にトナ
ーが付着し、さらに以降のシート材にも汚れ等の影響を
及ぼす。
【0018】また、紙詰まりが生じた際のシート材の停
止位置がシート材先端がわずかに定着ローラに挟持され
たような場合、定着ローラ対の下流側に引き出すよりも
上流側から取り除く方が処理時間も早く処理しやすい。
【0019】以上のような状況を考えると、定着ハンド
ルの回転方向を双方向可能にしてシート材の状況に応じ
て操作者が回転方向を選べる方が便利である。
【0020】従来、双方向回転の装置としては図13の
ように構成されているものがある。図13に示す装置で
は、ローラ524がローラ525,526と軽圧で接し
ている。駆動がかかるとローラ524がローラ525,
526間にくい込みローラ524,525間で定着ニッ
プを形成していた。駆動が切れると、ローラ524は矢
印方向に移動し、またモータからの駆動系もクラッチ等
で切れるため、ローラ525を双方向に手動回転可能で
あった。
【0021】また、近年では定着部及びそれより上流側
の搬送部を含めて枠体上に構成し、その枠体ごと手前側
に引き出してジャム処理、サービス性を向上させている
装置も多くなってきている。この構成の場合、枠体引出
しに伴い駆動系が断たれること及び手前に引き出すこと
で搬送部の上方が開放空間となることなど定着を双方向
回転にするための条件が満たされ、またそれによるジャ
ム処理性向上の度合いも大きくなる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来例においては、以下のような問題点があった。先ず
図1に示す従来例においては、記録材の種類に関係な
く、定着ローラ210及び加圧ローラ211の温度が安
定する領域でファン220の風量を規定していたため
に、特にトラペンが定着ローラ210及び加圧ローラ2
11を通過し始めるときに放出される多量のシリコーン
オイルの揮発成分を吸いきれず、画像形成装置内部で滞
留、循環し、光学系等に付着し画像形成を阻害する欠点
があった。
【0023】トラペン上に形成されるトナー像は普通紙
と同様に黒一色のみでなく、イエロー、シアン、マゼン
タ、ブラックの各色でフルカラー画像が形成される場合
があるが、この場合には、イエロー、シアン、マゼン
タ、ブラックの各トナー像の溶解混色をする必要がある
ため、及びトラペン自身の熱容量の大きくなった分だ
け、記録材Pに対する定着装置の供給熱量を普通紙の場
合に比べて上げる必要がある。このため、記録材Pとし
てトラペンを使用する場合は、定着速度(定着ローラ2
10の回転速度)を下げたり、定着ローラ210内の熱
源からの供給熱量を上げたりしている。
【0024】したがって、上記ファン220が一定風量
で駆動されていても定着速度が遅くなった分だけ吸引量
は増すが、トラペン上の揮発シリコーンオイルの排出に
は不十分であった。
【0025】また、図6に示す従来例においては、装置
が稼働し、機内温度が上がると共に蒸気となったシリコ
ーンオイルが、ドラム、ローラ、帯電器などの機能部品
の表面に付着し、シート材の搬送やシート材に形成され
る画像に悪影響を及ぼすという欠点があった。
【0026】また機能部品でなくてもオイル貯溜部近傍
の板金などが稼働停止後に冷ると、その表面に熱せられ
て蒸気となっていたシリコーンオイルが結露し、滴とな
ってシート材搬送路上に滴下し、シート材を汚したり、
搬送性を悪化させる原因ともなっていた。
【0027】さらに吸引ファンを用いた場合等は、シリ
コーンオイル蒸気の集中からくる液化、滴下の悪影響は
軽減されるものの、吸引した後のシリコーン蒸気を機内
に拡散させてしまうことから通常では蒸気が行き渡らな
い部分にまでオイルの影響が及ぶ虞れがある。例えば、
定着部より離れた位置にある電気部品の表面に取りつき
接点不良等、様々な問題を引き起こす可能性があった。
【0028】また、図13に示す従来例においては次の
ような問題点があった。挟持部材である定着ローラや加
圧ローラは互いに一定の圧で加圧されている上に、定着
ローラ、加圧ローラそれぞれに対しても離型剤塗布装
置、クリーニング装置、離型剤除去手段等が当接されて
いる。これらの当接状態は機械によって様々であるが図
14に一例を示す。定着ローラ510に対しては離型剤
塗布装置の塗布ローラ513及びクリーニング装置のウ
ェブ514がウェブローラによる加圧を受けて当接され
ている。また、定着ローラ510の表面温度を検知する
ためのサーミスタ516も当接されている。
【0029】一方、加圧ローラ511に対しては加圧ロ
ーラ表面に付着する離型剤の残部、紙粉等を除去するた
めのブレード515が当接されている。
【0030】上記のような構成の場合に定着ハンドルの
双方向回転を許し、逆回転を行うと以下に示す欠点があ
った。
【0031】1.定着ローラの逆回転に伴い定着ローラ
とウェブローラとに挟持されたウェブが必要以上に巻き
出され、たるみが生ずる。 2.サーミスタに対しカウンタ方向の力が加わり、サー
ミスタをローラに圧接するばねの変形が生じる可能性が
ある。 3.除去ブレードと加圧ローラとの当接部に溜った離型
剤や紙粉が逆流し、ローラ表面に付着する。
【0032】以上の欠点は各部品そのものの寿命を短く
するだけでなく、最悪の場合には装置の他の部分にも損
傷を与える虞れがあった。
【0033】本発明の第一の目的は、上記問題点を解決
し、記録材としてトラペンを使用した場合でも、揮発シ
リコーンオイルを十分に排出することのできる定着装置
を提供することにある。
【0034】本発明の第二の目的は、ローラやオイルケ
ースからの蒸発したシリコーンオイル、及びシリコーン
オイルの結露、並びにファンで吸引した後に機内に拡散
したシリコーンオイルにより、周辺装置やシート材を汚
すことのない定着装置を提供することにある。
【0035】本発明の第三の目的は、ローラに当接して
いるウェブのたるみ、サーミスタのばねの変形、除去ブ
レードとローラの当接部に堆積した紙粉等の逆流を起こ
すことなく、ローラ対に挟まれたシート材を除去するこ
とのできる画像形成装置を提供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】本願第一発明によれば、
上記第一の目的は、記録材上のトナー像を加熱定着する
定着ローラ及び加圧ローラと、該定着ローラ及び加圧ロ
ーラの排紙側であって定着ローラ近傍に配設された送風
ファンとを有する定着装置において、上記送風ファン
は、記録材の種類により吸引量を切り換えるように設定
されていることにより達成される。
【0037】また、本願第二発明によれば、記録材上に
形成された画像を定着させる挟持手段と、該挟持手段に
対し離型剤を塗布する手段と、該手段へ離型剤を供給す
る離型剤貯溜手段とを有する定着装置において、離型剤
貯溜手段近傍の雰囲気を拘束して雰囲気中の離型剤を液
化及び捕捉する手段を設けたことにより達成される。さ
らに、本願第三発明によれば、上記第三の目的は、記録
材上に形成された画像を定着させるための挟持手段を有
する定着装置が枠体部材に取り付けられ、該枠体部材が
引出し可能に支持されている画像形成装置において、上
記定着装置の挟持手段は、上記枠体部材の引出し操作に
連動して挟持状態が解除されることにより達成される。
【0038】また、本願第四発明によれば、上記第三の
目的は、記録材上に形成された画像を定着させるための
挟持手段を有する定着装置が枠体部材に取り付けられ、
該枠体部材が引出し可能に支持されており、上記挟持手
段に当接するように配設された複数の部材を有する画像
形成装置において、上記挟持手段に当接するように配設
された部材は、少なくとも一つが、上記枠体部材の引出
し操作に連動して当接状態が解除されることにより達成
される。
【0039】
【作用】本願第一発明によれば、例えば記録材がトラン
スペアレンシである場合には、記録材通過時に送風ファ
ンの吸引量を増加方向へ切り換える。これによって該記
録材表層に存在するシリコーンオイルの揮発成分が確実
に吸引され、該シリコーンオイルの光学系等への付着を
防止し、画像形成が障害を受けることがない。また、記
録材が普通紙の場合には送風ファンの吸引量を通常通り
にすることにより定着ローラ及び加圧ローラの温度を著
しく変動させることはない。
【0040】また、本願第二発明によれば、周囲温度の
上昇に伴って離型剤貯溜手段から蒸発した離型剤は、該
離型剤貯溜手段近傍の雰囲気と共に液化・捕捉手段によ
って拘束され、該手段内にて冷却されるこにより液化
し、捕捉される。
【0041】さらに、本願第三発明によれば、定着装置
が取り付けられている枠体を引き出すことによって挟持
手段の挟持状態が解除されるため、挟持手段に当接する
周囲の部材に悪影響を与えることなく記録材の除去が行
われる。
【0042】また、本願第四発明によれば、上記枠体を
引き出すことによって、挟持手段に当接する部材の当接
状態が解除されるので、例えば挟持手段を逆回転させて
も上記部材に悪影響を与えることがない。
【0043】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0044】〈実施例1〉先ず、本発明の第一実施例を
図1により説明する。図1は定着装置201の主要部の
断面を示すものであり、図中210は矢印方向に回転さ
れる定着ローラであり、該定着ローラ210の下方には
この定着ローラ210に圧接して回転する加圧ローラ2
11が配設されている。そして、定着ローラ210及び
加圧ローラ211の給紙側には記録材P案内用の入口ガ
イド212が配設され、排紙側には定着処理済の記録材
Pを案内する出口ガイド213及びこの記録材Pを定着
装置外、すなわち、画像形成装置外に搬出する排紙ロー
ラ214が配設されている。また、出口ガイド213上
方の定着ローラ210の右側には回転羽根220a等か
ら成る送風ファン220が配設されている。なお、21
5は定着装置201の外装板である。
【0045】定着ローラ210は内部にハロゲンヒータ
等の熱源を有し、その外表面温度が定着に適した温度に
コントロールされている。そして、この定着ローラ21
0は、記録材Pが普通紙の場合通常の回転速度で回転さ
れるが、記録材Pが熱容量の大きい透明な合成樹脂等か
ら構成されるトランスペアレンシ(以下トラペンと称
す)の場合は、この加熱を十分に行うためその回転速度
がやや落とされる。なお、これにしたがって加圧ローラ
211の回転速度が落とされるのは勿論である。
【0046】出口ガイド213は上ガイド213aと下
ガイド213bとから構成されており、上ガイド213
aには複数の孔部216が形成されている。該孔部21
6は記録材Pが普通紙の場合、定着処理後この記録材P
から発生する水蒸気を上ガイド213a上方に逃がし、
この水蒸気が上ガイド213aの裏面側に結露し、これ
が記録材P上に垂れるのを防止するためのものである。
【0047】送風ファン220はその回転羽根220a
の回転速度を切り換えることができるものである。
【0048】以下、この定着装置201の動作を説明す
る。なお、記録材Pは熱容量が比較的小さく、かつ水分
を含有する普通紙と、熱容量が比較的大きく水分を含有
しないトラペンが使用されるものとし、記録材P上に形
成される画像はフルカラー画像であるものとする。
【0049】先ず、図1により記録材Pがトラペンであ
る場合について説明する。入口ガイド212に案内され
て定着ローラ210側にトナー像Tを有する記録材Pが
定着ローラ210及び加圧ローラ211間に挿入される
と、記録材Pは定着ローラ210及び加圧ローラ211
によって、通常よりはややゆっくり出口ガイド213側
に搬出される。そして、この間に記録材P上のトナー像
Tは普通紙の場合に比べ、ゆっくり十分に加熱、加圧さ
れて溶解されるが、記録材Pの熱容量が大きい分だけそ
のトナー像Tの冷却速度は遅く、記録材Pが出口ガイド
213側に搬出された場合でも、そのトナー像Tは半溶
融状態であり、完全に記録材Pに固着した状態とはなっ
ていない。
【0050】以上の状態のときに送風ファン220の回
転羽根20aを速くし、記録材P上から揮発しているシ
リコーンオイルを効果的に除去することができる。そし
て、この記録材Pは排紙ローラ214を介して定着装置
201外に搬出される。
【0051】以上の説明で明らかなごとく、出口ガイド
213上方の定着ローラ210側に送風量が変えられる
送風ファン220を配設し、記録材Pがトラペンである
か普通紙であるかによって、送風ファン220の送風量
を変えるようにしたので、トラペン通過時に発生するシ
リコーンオイルを確実に機外に排出できるので、光学系
等への付着を確実に防止することができる。通常は、送
風ファン220を風量2m/secで駆動し、トラペン
通過時は4m/secで駆動した。
【0052】〈実施例2〉次に、本発明の実施例2を説
明する。なお、実施例2との共通箇所には同一符号を付
しその説明を省略する。
【0053】本実施例の場合、送風ファン220の回転
羽根220aを速くするのではなく、同一の送風ファン
220を二つ並べて保持し、トラペン通過時のみ二つの
送風ファン220を駆動する。
【0054】以上のごとく本発明においても実施例1と
同様の効果を得ることができる。
【0055】〈実施例3〉次に本発明の実施例3を図2
を用いて説明する。なお、実施例1との共通箇所には同
一符号を付して説明を省略する。
【0056】本実施例の場合、送風ファン220以外に
ラージサイズの風量の多いファン230を設け、トラペ
ン通過時のみラージサイズのファンを駆動する。ラージ
サイズの風量は5m/secである。
【0057】以上のごとく本発明においても実施例1と
同様の効果を得ることができる。
【0058】〈実施例4〉次に、本発明の実施例4を図
3及び図4に基づいて説明する。図3は本発明の実施例
4を示した図で定着装置301の概略断面図である。定
着ローラ302と加圧ローラ303とによって形成され
るニップで画像情報のシート材への定着が行なわれる。
定着ローラ302の外周面上にはオイル塗布装置304
及びクリーニング装置305が当接されており、それぞ
れ定着ローラ302の外周面上へのオイル供給並びに外
周面上の紙粉やトナー等による汚れの除去を行なってい
る。また、定着ローラ302の内部にはヒーター306
が設けられており、定着ローラ302の外周面を所望の
温度に保っている。加圧ローラ303の近傍には定着の
ニップへシート材を導くための入口ガイド307、定着
後のシートがローラに巻きつかないよう分離するための
分離爪308及び定着ローラ302から加圧ローラ30
3へ塗布されたオイルを除去するブレード309、除去
されたオイルを溜めるオイルパン310が設けられてい
る。さらに定着ローラ対302,303の下流側には搬
送ガイド311,312があり、出口ローラ対313が
設けられている。
【0059】定着装置301の上方には装置全体を覆う
形で集気ダクト324が取り付けられており、吸引ファ
ン326で定着装置上方の雰囲気を吸い上げ、オイル液
化装置325でシリコーンオイル蒸気中のオイルを液化
し、捕捉する。
【0060】液化されたオイルはパイプ327を通って
タンク328に貯められ、必要に応じてパイプ329を
通ってオイルケース314に戻される。
【0061】次に、図4に基づいてシリコーンオイル液
化・捕捉手段の一例について詳細に説明を加える。
【0062】定着装置上方の集気ダクト324で集気さ
れたシリコーンオイルの蒸気Vは吸引ファン326で上
方に吸い上げられる途中、冷却室332を通過する。こ
こでは室全体の温度が低く設定されていると同時に内部
に冷却管333が傾斜を形成しながら通っている。冷却
管333の内部は冷たい水または空気などの媒体が流れ
ており、常に管の表面を低い温度に保っている。
【0063】シリコーン蒸気は冷却室で液化し、冷却室
内壁及び冷却管表面に付着する。液化したオイルは下方
のオイルパン334に貯えられ、パイプ327によって
タンク328に送られる。また、液化せずに冷却室を抜
けた蒸気は循環パイプ335を通って再び冷却室下方に
戻され、液化されるまで繰り返し冷却される。
【0064】〈実施例5〉次に、本発明の実施例5を図
5に基づいて説明する。なお、実施例4との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0065】実施例4では集気ダクト、吸引ファン、オ
イルフィルタ等を用い積極的に蒸気を集め液化している
が、図5のように単純にオイルケース314の上方を部
材336で覆い、雰囲気を拘束するだけでもよい。但し
この場合、ローラ等を軸支している板金部材337を低
い温度に保ち、蒸気の液化を促進すると共に液化したオ
イルLが重力を頼りに部材337から中継部材338を
伝わってオイル貯溜部314に戻るような構成にする必
要がある。ファンやフィルタ等を用いないため、コスト
的にはメリットが大きい。
【0066】〈実施例6〉次に、本発明の実施例6を図
7及び図8に基づいて説明する。先ず図8の枠体構成か
ら説明する。
【0067】図8に示すように、枠体のステイ501は
アキュライド502により装置本体に支持されており、
図8の紙面と垂直方向にスライド可能になっている。ス
テイ501上には転写ドラムユニット503、搬送部ユ
ニット504及び定着器ユニット505が搭載されてい
る。通常のセット状態では転写ドラム503は感光ドラ
ム506に対向した位置にあり、転写ドラム503周上
に巻きつけられたシート材に対し感光ドラム506上の
画像を転写して画像形成を行う。紙詰まりまたは部品交
換等の枠体を引き出す必要のある場合にはハンドル(図
示せず)を解除方向に移動させることにより転写ドラム
503が感光ドラム506から引出しに十分な程度離間
し、図8に示した感光ドラム506以外の部分をすべて
手前側に引出し可能な構成にしている。
【0068】507は分離爪で転写ドラム503に巻き
ついたシート材を分離させる。搬送ユニット504は3
本のローラに対して懸架されたベルト508によりシー
ト材を搬送している。定着器ユニット505の入口ガイ
ド509にガイドされたシート材は定着ローラ510、
加圧ローラ511のニップにより定着され、出口ローラ
対512により排出される。513はオイル塗布ローラ
で、定着ローラ510に対しシート材が巻きつかないよ
うに離型剤を塗布している。514はウェブで一方から
くり出し、他方で巻きとりながら定着ローラ510表面
のクリーニングを行っている。515は除去ブレードで
加圧ローラ511表面に付着した離型剤や紙粉の除去を
行っている。また516はサーミスタで長手方向では非
通紙領域に設けられ、定着ローラ510の表面温度を検
知し制御している。
【0069】次に図7によって枠体の引出し操作に連動
して定着ローラ510、加圧ローラ511の当接が解除
する構成を説明する。
【0070】図7は、左側が引出したときの状態、右側
がセットしたときに状態を示している。先ず、ローラの
支持部は前後とも3枚の側板で構成されている。516
は上側板で定着ローラ510を支持している。517は
下側板で定着器ユニット505の基本側板として機能
し、枠体ステイ501との相対位置は不変である。51
8は内側板で加圧ローラ511を支持しており、下側板
517に対しては上下方向のみ移動可能となっている。
【0071】枠体ステイ501には切り欠き501a,
501bがあり、対応する位置に内側板518のスライ
ドガイド部がある。枠体を引き出した状態では左側のよ
うに加圧ローラ511の自重もあり、内側板518が最
下の位置をとっている。このとき定着ローラ510と加
圧ローラ511は離間し、内側板518のスライドガイ
ド部は枠体ステイ501の下面より下方に突出してい
る。
【0072】一方、右側のように枠体をセット状態にな
るように押し込んでいくと、装置本体内の枠体ステイ5
01の切り欠き部に対応したところにカム部材519が
あり、内側板518のスライドガイド部がカム部材と当
接して力を受けることにより内側板518が上方に付勢
され、完全なセット状態において、定着ローラ及び加圧
ローラのニップが生じる。
【0073】上記構成は定着ローラ510、加圧ローラ
511間の当接解除についてであるが、定着ローラや加
圧ローラに当接している部材の解除についても同様の構
成が可能である。例えばウェブの当接を解除する場合に
は、上記構成における加圧ローラとウェブローラに見た
てることでウェブと定着ローラの当接状態を変化させる
ことができる。
【0074】〈実施例7〉次に、本発明の実施例7につ
いて説明する。なお、実施例6との共通箇所の説明は省
略する。実施例6では引出し操作のうちのスライドの直
線動作の方向をカムを用いて変更しているが、独立の駆
動手段をもっていてもよい。例えば上記構成のスライド
ガイド部によってマイクロSWをON−OFFし、その
信号に基づいて独立モータ等で加圧を行う等可能であ
る。この場合基本的には連動ではあるが、モータを単独
に回転させることもできる。したがって例えばシート材
が枠体部と枠体外部とにまたがって停止してしまうよう
な枠体引出しが不可能の場合においても加圧を解除し、
シートや装置に与えるダメージを軽減できるという独特
の効果もある。
【0075】〈実施例8〉次に、本発明の実施例8を図
9及び図10に基づいて説明する。なお、実施例6との
共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。実施例
6及び実施例7では引出し操作のうちのスライド部の動
作を利用し、連動させて当接状態を変えているが、引出
し操作のうちのロック部の動作を利用してもよい。
【0076】引き出す際の操作に関して実際の引出し動
作前に感光ドラムと転写ドラムを引出しに十分な距離ま
で離間させたり、スライドのロックを解除したりする動
作が必要となる。当接状態を変えるのに、この引出し前
のロック解除動作やドラム離間動作を利用してもよい。
【0077】例えば図9に示すように枠体手前にある水
平になった状態のハンドル527を反時計回りに回動し
て立てることでロック解除、ドラム離間となり、このハ
ンドルを手前側に引くことで枠体全体がスライドして手
前に突出してくる構成にする。
【0078】図10でハンドル527の回動に伴いカム
528が回動し、加圧ローラ511を支持した状態の内
側板518をある支点518aを中心に押し上げ、加圧
する。この場合も、加圧動作と引出し動作が独立してい
るため実施例7の場合同様、引き出せない状況下でも加
圧のみ解除することはできる。
【0079】〈実施例9〉次に、本発明の実施例9につ
いて説明する。なお、実施例6との共通箇所の説明は省
略する。実施例6ないし8では枠体部材の直線的スライ
ド引出しに連動していたが、ある軸と回転中心とした回
動引出し動作であっても構わない。回動引出し時に枠体
上方が開放空間であれば上記同様のジャム処理性を実現
できる上に、回動角を90°に限定すればシートをまっ
すぐ手前側に引き出して処理できる効果もある。
【0080】
【発明の効果】以上に説明したように、本願第一発明に
よれば、加熱定着用の定着ローラ及び加圧ローラの排紙
側であって、該定着ローラの近傍に送風手段を設け、記
録材の種類に応じてこの送風手段からの送風量を切り換
え可能としたため、定着処理後の記録材からのシリコー
ンオイルを確実に機外に排出でき、かつ記録材上の光学
系を汚すことによる画像の乱れを無くすことができる。
【0081】また、本願第二発明によれば、離型剤貯溜
手段近傍の雰囲気を集気して離型剤を液化・補捉するよ
うにしたので、シリコーンオイルが拡散し、ドラム、帯
電器、ローラ等の機能部品に付着することがなくなり、
画像、搬送性を安定させることができる。さらに、シリ
コーンオイルが結露して滴下し、シート材等を汚す虞れ
がなくなる。また、シリコーンオイルが機内拡散し、電
気部品等へ悪影響を与えることがなくなる。さらに、オ
イル供給や各部清掃のメンテナンス間隔が延び、かつ、
蒸発温度が低いオイルでも使用可能になる。
【0082】さらに、本願第三発明及び第四発明によれ
ば、枠体部材の引出し操作に連動して定着装置の挟持手
段の挟持状態を解除し、また挟持手段に対して当接して
いる部材の当接状態を解除するようにしたので、装置内
の部材にダメージを与えることなくジャム処理を行うこ
とができる。また、ジャム処理の方向を状況に応じて選
択でき、時間を短縮できる。さらに、ジャム処理時の機
械的負荷を軽くし、サービス時の清掃をし易くする。ま
た、部材の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る定着装置の断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例3に係る定着装置の断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例4における定着装置の断面図で
ある。
【図4】図3装置における離型剤の液化・捕捉装置の一
実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例5装置を示す断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例6装置における挟持手段及び枠
体の構成図である。
【図8】図7装置における枠体部の概略断面図である。
【図9】本発明の実施例8を示す概略図である。
【図10】図9装置の動作を説明するための図である。
【図11】従来の定着挟持部におけるジャム処理を示す
図である。
【図12】従来の定着挟持部の駆動部の概略構成を示す
図である。
【図13】従来の定着ハンドル双方向回転可能な装置の
構成模式図である。
【図14】従来の定着装置内部の当接状態を表わす概略
断面図である。
【符号の説明】
210 定着ローラ 211 加圧ローラ 220 送風ファン P 記録材 302 定着ローラ(挟持手段) 303 加圧ローラ(挟持手段) 304 オイル塗布装置(離型剤塗布手段) 314 オイルケース(離型剤貯溜手段) 315 オイル(離型剤) 325 オイル液化装置(液化・捕捉手段) 326 ファン(液化・捕捉手段) 328 タンク(液化・捕捉手段) 332 冷却室(液化・捕捉手段) 333 冷却管(液化・捕捉手段) 334 オイルパン(液化・捕捉手段) 335 循環パイプ(液化・捕捉手段) 501 枠体ステイ(枠体) 505 定着器ユニット(定着装置) 510 定着ローラ(挟持手段) 511 加圧ローラ(挟持手段) 513 塗布ローラ(挟持手段に当接する部材) 514 ウェブ(挟持手段に当接する部材) 515 除去ブレード(挟持手段に当接する部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 305 21/00 111

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上のトナー像を加熱定着する定着
    ローラ及び加圧ローラと、該定着ローラ及び加圧ローラ
    の排紙側であって定着ローラ近傍に配設された送風ファ
    ンとを有する定着装置において、上記送風ファンは、記
    録材の種類により吸引量を切り換えるように設定されて
    いることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 記録材上に形成された画像を定着させる
    挟持手段と、該挟持手段に対し離型剤を塗布する手段
    と、該手段へ離型剤を供給する離型剤貯溜手段とを有す
    る定着装置において、離型剤貯溜手段近傍の雰囲気を拘
    束して雰囲気中の離型剤を液化及び捕捉する手段を設け
    たことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 液化及び捕捉された離型剤を離型剤貯溜
    手段に戻す手段を設けたこととする請求項2に記載の定
    着装置。
  4. 【請求項4】 記録材上に形成された画像を定着させる
    ための挟持手段を有する定着装置が枠体部材に取り付け
    られ、該枠体部材が引出し可能に支持されている画像形
    成装置において、上記定着装置の挟持手段は、上記枠体
    部材の引出し操作に連動して挟持状態が解除されること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録材上に形成された画像を定着させる
    ための挟持手段を有する定着装置が枠体部材に取り付け
    られ、該枠体部材が引出し可能に支持されており、上記
    挟持手段に当接するように配設された複数の部材を有す
    る画像形成装置において、上記挟持手段に当接するよう
    に配設された部材は、少なくとも一つが、上記枠体部材
    の引出し操作に連動して当接状態が解除されることを特
    徴とする画像形成装置。
JP4350234A 1992-12-04 1992-12-04 定着装置及び画像形成装置 Pending JPH06175534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4350234A JPH06175534A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4350234A JPH06175534A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 定着装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06175534A true JPH06175534A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18409133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4350234A Pending JPH06175534A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06175534A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6102393A (en) * 1995-10-17 2000-08-15 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet discharge processing device
JP2002278341A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 排気装置
WO2010116753A1 (en) * 2009-04-10 2010-10-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2011215629A (ja) * 2006-09-12 2011-10-27 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2012083419A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2012194576A (ja) * 2012-06-15 2012-10-11 Canon Inc 定着装置
JP2013200407A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置
CN104317178B (zh) * 2009-04-10 2017-01-04 佳能株式会社 成像装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6102393A (en) * 1995-10-17 2000-08-15 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet discharge processing device
JP2002278341A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 排気装置
JP2011215629A (ja) * 2006-09-12 2011-10-27 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジ及び画像形成装置
KR101358933B1 (ko) * 2009-04-10 2014-02-05 캐논 가부시끼가이샤 화상 형성 장치
JP2010249874A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Canon Inc 定着装置
CN102378942A (zh) * 2009-04-10 2012-03-14 佳能株式会社 成像装置
WO2010116753A1 (en) * 2009-04-10 2010-10-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN102378942B (zh) * 2009-04-10 2014-11-12 佳能株式会社 成像装置
US8938181B2 (en) 2009-04-10 2015-01-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a collection member to collect a vaporized component
CN104317178A (zh) * 2009-04-10 2015-01-28 佳能株式会社 成像装置
CN104317178B (zh) * 2009-04-10 2017-01-04 佳能株式会社 成像装置
JP2012083419A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2013200407A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2012194576A (ja) * 2012-06-15 2012-10-11 Canon Inc 定着装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5099289A (en) Electrophotographic wet-type image fixing unit for use with copy paper and transparencies
US5264899A (en) Sheet moisture replacement system using porous rolls
US6333490B1 (en) Toner image fixing apparatus capable of keeping constant fixing roller temperature
CN108475035A (zh) 成像装置
JPH0854801A (ja) 定着装置
JP2950985B2 (ja) 熱式印刷定着ステーションを有する、エンドレス紙用の電子写真印刷機
JPH03228068A (ja) 大型書類複写方法及び大型書類複写機
JPH06175534A (ja) 定着装置及び画像形成装置
US11493880B2 (en) Image forming apparatus with removal of dust resulting from a parting agent contained in toner
EP0997794B1 (en) Hot pressure fixing device
US5041864A (en) Image recording apparatus
US20020098019A1 (en) Fuser release agent management system with driven supply reel
JP3214404B2 (ja) 湿式製版機
JP2569481Y2 (ja) 画像形成装置の定着装置
JP2005070602A (ja) 熱定着装置、および画像形成装置
JP3889262B2 (ja) 定着装置
EP1004944A1 (en) Hot pressure fixing device
JP2832964B2 (ja) 記録装置のフューザ制御装置
JPH0429141A (ja) 画像形成装置及び熱現像装置
JP3144347B2 (ja) 製版機のシートロール供給装置
JPH06175332A (ja) 画像記録装置
JP3214405B2 (ja) 湿式製版機
JP3144348B2 (ja) 製版機のマスターシート供給装置
JPH0750768Y2 (ja) 定着装置
EP1321819A1 (en) Photographic processing apparatus and method